【レビュー】neruco「総檜（ひのき）ステージベッド」の特徴・使用感について

高級素材なのにリーズナブル

この記事では、ネルコンシェルジュ nerucoのローベッド「総檜ステージベッド」をレビューします。

この記事を書いた人

椚 大輔（くぬぎ だいすけ）
ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド＆マットレスは100商品を超える。2020年に株式会社悠デザインを設立し、ベッド関連に特化したサービスを展開。ベッド・マットレスの専門家としてTBS「ラヴィット！」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。

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総檜ステージベッドの基本情報

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【総檜ステージベッドの総評】高級素材ながらリーズナブル、角が丸いからお子様でも使いやすい

椚大輔

高級素材「国産檜（ひのき）」を全面に使った贅沢仕様ですが、2万円台から買えるコストパフォーマンスが優れたローベッドです。

角が面取り加工されているので、小さいお子様でも使いやすく、ナチュラルな雰囲気や北欧テイストの部屋にもぴったりです。

総檜ステージベッドの特長・メリット

1. 高級木材「国産檜（ひのき）」を使用

本商品は高級木材の「国産檜（ひのき）材」を贅沢に全面に使って作られています。

檜（ひのき）は耐久性が高く、虫や菌の耐性にも強いです。良い香りを発するので気分を落ち着かせる効果や消臭、防ダニ効果も期待できます。

2. 安心安全にこだわった仕様

すのこやフレームの角がしっかりと面取りされているやさしいデザインをしています。角が鋭くないことで、布団やシーツのカバーが引っかかって糸がほつれたりすることを防ぎます。

丸みがあるデザインは体がぶつかったときなどを考えると安心です。無添加・無着色のため、小さなお子様用のベッドとしてもおすすめです。

3. 布団でも使える

一般的なベッドフレームは、敷布団で使えない場合が多いですが、本商品は敷布団でも使用可能です。

なお、敷布団で使える理由は、床板（すのこ）がしっかりした構造で、スキマも開きすぎていないからです。

総檜ステージベッドのデメリットと注意点

1. ローベッドとしては高さがやや高い

ローベッドとしては床から高さがやや高めです。立ち座りがしやすいメリットはありますが、もっと低い方が良い人は別のローベッドをご検討いただくと良いでしょう。

2. 機能性がない

ヘッドボードもなく、棚やコンセントなどの機能性はまったくありません。ベッド周りに物を置きたい場合は、サイドテーブルなどを使いましょう。

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総檜ステージベッドの評価（7つの項目）

※目安は「3.50」以上が高評価です

>>>点数の付け方について

1. 価格

• 評価は「3.79」※価格評価のみ小数点第二位まで

シングルサイズ27,990円は、ローベッドとしては「安め」の価格帯です。高級素材の国産ヒノキを使っていることを考えるとかなりコストパフォーマンスは高いと思います。

2. 機能性

• 評価は「1.0」

シンプルなヘッドレスタイプのベッドフレームのため、機能性はありません。（棚やコンセントなどはありません）

3. デザイン性

• 評価は「3.0」

凝ったデザインではないですが、ナチュラルな雰囲気で、北欧インテリアにもなじみやすいデザインが魅力です。

4. 耐久性

• 評価は「3.5」

耐荷重は約150kgです。これは一般的なベッドフレームと同じくらいです。しかしながら、檜（ヒノキ）は、伐採してから200年間は強度が増す耐久性が高い素材です。

5. 通気性

• 評価は「5.0」

床板はすのこ仕様なので通気性が良いです。床との距離が適度にあり、側面が囲われていないため、空気の流れがスムーズです。

6. 素材の質

• 評価は「5.0」

国産の檜（ひのき）を贅沢に全面に使用しています。檜（ひのき）といえば高級木材に位置づけられるため、素材の質としては満点（5.0）です。

7. 組み立ての簡単さ

• 評価は「4.0」

公式サイトによると目安として「2人で約30分」で組立が可能とのことです。

一般的にベッドフレームの組み立てはヘッドボードが最も難しいことが多いですが、本商品はヘッドボードがない（ヘッドレス）仕様のため、組み立てが簡単なタイプと言えるでしょう。※組立の難易度を人によって感覚が異なります

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選べるマットレスは「なし」

本商品にセットできるマットレスはありません。

ヘッドボードがなく（ヘッドボードがある商品はヘッドボードの高さによって制限がある場合があります）、耐久性も不足はないので、好きなマットレスを選んでよいでしょう。

なお、同じnerucoで揃えるなら、代表的なマットレスは以下の3つです。

なお、当サイトではすべて体験しました。

Zマットレス	バリューマットレス	ふわふかマットレス

1番のおすすめは「バリューマットレス（バリューポケットコイルマットレス）」です。

バリューマットレスといえば、nerucoで最も売れているロングセラーのマットレスです。この価格ではなかなか味わえない豊かなクッション性があり、当サイトとしては1万円台クラスで最もおすすめできるマットレスと評価しています。

次のおすすめは「ふわふかマットレス」です。高級ホテルのようなふんわりふかふかな寝心地を実現するために、コイルの上下で巻きの間隔を変える特殊なスプリングを採用しました。

ふんわりしつつ、スプリングの弾力もあるので、バリューマットレスよりもリッチな寝心地を感じられました。

残りのZマットレスは価格訴求モデルで、寝心地はあまり良くありませんが、約1万円で買える超格安モデルとしては合格点だと思います。

しかし＋3,000円（Sサイズ）でバリューポケットコイルが買えるので、積極的にはおすすめしません。（バリューの方が寝心地が断然よいです）

椚大輔

他のメーカーでも検討可能なら、以下の記事で価格帯別のおすすめマットレスをまとめているのでご参考くださいね。

似ているローベッドとの比較

商品	neruco （本商品）	インテリアチョコレート （比較商品）
画像
サイズ	S～D
素材	ひのき（国産）	杉（国産）
ヘッドボード	なし
高さ調節	なし
耐荷重	約150kg	約500ｋｇ
価格 (Sサイズ)	27,990円	42,000円
リンク	公式サイト	楽天市場

椚大輔

「国産の天然木を使用したローベッド」という条件で比較しました。素材だけの話なら、檜の方が高級な位置づけでしょう。

しかし、比較商品は、30mmの極厚のすのこ仕様（nerucoは20mm）なので、耐荷重が約500kgもあります。価格は高いですが、比較検討するのに良い商品だと思います。※ただし、面取りしていない（角が鋭い）ので、小さなお子様の利用には向きません

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まとめ

ネルコンシェルジュ nerucoのローベッド「総檜ステージベッド」をご紹介しました。

高級素材「国産の檜（ひのき）」を贅沢に全面に使ったローベッドです。

角は面取りされているので、丸みがあり、小さなお子様でも安心して使えます。

一方、棚やコンセントなどの機能性はないので、ベッド周りにものを置きたい人は、サイドテーブルなどを用意する必要があります。

素材に対して価格は安く、コストパフォーマンスに優れたローベッドだと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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椚大輔

マットレスのおすすめや選び方を知りたい人は、以下の記事もご参考くださいね。