選定したおすすめマットレスを詳しくご紹介
雑誌「Begin」の2025年9月号にて、マットレスの専門家としておすすめ商品をご紹介しました。

この記事では誌面では文字数の関係で伝えきれなかったおすすめポイントとその理由について詳しくご紹介するので、ご参考にしてくださいね。
著者情報
目次
Begin(ビギン)とは?
Beginとは、株式会社世界文化社が発行する雑誌です。
- 他人と差をつけるための、こだわる男の「モノ&ファッション」
というテーマにおいて、価値あるグッズ情報を取り扱うことが特徴です。
【Beginで紹介】寝姿勢別のおすすめマットレス3選
今回は「語る、男の美学」という特集において、寝姿勢別におすすめのマットレスをご紹介するという内容です。

以下より、選定したマットレスとその理由をご紹介します。
1. 仰向け寝におすすめ「咲夜レアル (源ベッド)」
これ以上のコスパの高さは、たぶんない。
咲夜(さくや)レアルは、広島県の老舗メーカー「源ベッド」の国産ポケットコイルマットレスです。
同社人気モデル「夜香ハイグレード2」を超えるマットレスとして開発され、高級ホテルにも採用される巻き数の多い「8.5巻き(6.7インチ)のスプリング」が搭載されました。

高級仕様にも関わらず、4万円台からというとんでもないコストパフォーマンスで、実際に寝た瞬間に「本当にこの価格で買えるの?」と驚きを隠せませんでした。
とにかくスプリングの性能が良いので、幅広い体型や好みにも合いやすいと思います。マットレス選びに迷っていたら、ぜひ一度チェックしてほしいイチオシモデルです。
仰向けで理想的な寝姿勢を保持するには、背中や腰などのカーブに対して隙間を埋めつつ、圧力を感じすぎないレベルに押し上げるようなクッション性を持つマットレスが適しています。
咲夜レアルは、コイルの高さが6.7インチと高く、さらにコイルの巻き数が多く圧縮率も高いため、非常にしなやかに荷重に反応します。
また、ポケットコイル中心で寝心地を作っているので、体へのフィット感も良く、自然な寝姿勢をキープしやすいことも魅力です。
サイズ | シングル~クイーン |
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価格 (Sサイズ) |
44,990円 |
2. 横向き寝におすすめ「クラウンジュエル ガーナイトⅣ(シーリー)」
これぞシーリー!極上のふんわり感
シーリーは、米国テキサス州シーリータウンで1881年に創業した寝具ブランドです。大きな特徴として、1950年代より整形外科医の諮問委員会を設け、科学的なアプローチで快眠テクノロジーの研究を続けていることが挙げられます。
ガーナイトⅣは、シーリー最新技術のRestSUPPORT™コイルと、シフォンケーキのようなミラクルソフトウレタン、プレッシャーリリーフ・インレー(5ゾーン)などが織りなす優雅な寝心地が特徴です。

「雲のような寝心地」というマットレスの宣伝文句をよく見かけますが、この言葉は、まさにガーナイトⅣのためにあるようなものでしょう。
横向き寝は肩が深く沈み込むことで、圧迫による痛みを感じやすいです。よって、肩に不快な圧力がかからない程度のやわらかさが必要です。
しかし、単にやわらかいだけでは腰が沈み過ぎてしまうため、しっかりとしたサポート性も欠かせません。つまり、「圧力をやわらげること」と「体を支える力」という、両方の要素をバランスよく備えた仕様が理想的です。
おすすめした「ガーナイトⅣ」は、シーリー独自の「プレッシャーリリーフ・インレー」という5ゾーンの素材が異なる詰め物で体を支えることが特徴です。簡単にいうと、肩はやわらかく、腰はしっかり支える構造です。
さらに、肩部分には低反発ウレタンフォームを使用しているため、グラつきやすい横向きの寝姿勢を適度にホールドし、安定感を高めてくれることもメリットです。
サイズ | シングル~キング |
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価格 (Sサイズ) |
368,500円 |
3. うつ伏せ寝におすすめ「NELLマットレス」
超高密度コイル×お試し期間付き
NELLマットレスは、日本のベンチャー企業「株式会社Morght」が福岡県の老舗マットレス設計会社と共同開発したマットレスです。
シングルサイズあたり約1,200個のポケットコイルを搭載し、腰部分と端を強化したゾーニング仕様が特徴です。なお、120日のお試し期間が付いています。

この価格で超高密度コイルならではの寝心地がしっかりと実現されているのが素晴らしいポイントです。
うつ伏せ寝は、やわらかさと硬さのバランスが大切です。
硬すぎると、胸が圧迫されて寝苦しく感じやすいですし、やわらかすぎても沈み込んで腰が反るような姿勢になってしまいます。
よって、「胸部は圧迫を感じない程度の硬さ」と「腰部は沈み込みを抑えられる程度の硬さ」が必要です。
NELLマットレスはふんわりと支える「ふつうくらいの硬さ」を基本とし、腰をしっかり支えるために中心部をやや硬めにしたセンターハード仕様になっています。こうした寝心地はうつ伏せに合いやすいです。
また、NELLマットレスには抗菌防臭や消臭機能がある綿(ワタ)が使われているので、顔がマットレスに近づくうつ伏せの寝姿勢においては、嫌なニオイを感じにくいなどメリットを感じられるでしょう。
サイズ | シングル~キング |
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価格 (Sサイズ) |
75,000円 → クーポン「bed205」で10%OFF |
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まとめ
Begin誌面で選定したマットレスの特徴をご紹介しました。
仰向け・横向き・うつ伏せなどの寝姿勢の違いは「マットレスの硬さ」に最も関係します。
なので、当サイトでは一貫して、マットレス選びは硬さがとても重要とお伝えしています。
どんなに高級なマットレスを買っても、硬さが合わないと快適に寝られません。
そして、マットレスの硬さを選ぶには、自分の寝姿勢(仰向けや横向きなど)を考えることが大切です。
寝姿勢の違いによって体の沈み込みの深さや圧力の感じ方が変わり、それに応じて適切なマットレスの硬さも変わるからです。
たとえば、横向きで寝る場合は仰向けよりも肩が深く沈み込むため、やわらかめのマットレスの方が寝やすいと感じる傾向があるといった具合です。
他にもマットレス選びに失敗しないためのコツはありますが、それらは以下の記事ですべてまとめているので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。