・[PR] neruco ポイント最大10倍 (11/22まで)
・エマスリープ 最大60%OFF(11/25まで)
・NELLマットレス 5,000円OFF&クーポン併用OK(11/24まで)
・RASIK 特別クーポン15%OFF
当サイトは「専門家のおすすめベッド選びサイト」です
当サイトにお越しいただき誠にありがとうございます!
私は2010年から約7年、ベッドメーカーで働いていました。そして、メーカー退職後から当サイトを運営しているので、ベッド業界歴は10年以上です。
このサイトではコスパ良くベッドを買いたい人、失敗したくない人のために、選び方のコツやおすすめ商品をご紹介します。あなたのベッド選びにお役立ていただけると幸いです。
運営者情報
大事なポイントがすぐわかる!このサイトの歩み方
当サイトは「ベッド専門サイト」です。すべての記事がベッドに関する内容となっています。
当記事はサイトのトップページにあたり、ベッド選びで押さえておきたいポイントを総まとめにした内容です。
ただし、内容を凝縮させた結果、30,000字を超えるボリュームになってしまい、最後まで読むのにかなり時間がかかると思います。
そこで、
『時間がないから隅々まで読みたくない。。』
とお考えの方のために【このページの歩み方(もくじ)】をご用意しました。気になったところだけでもぜひご参考くださいね。
- 【毎月更新】おすすめベッド通販サイトランキング(重要度:★★★)
コスパにこだわるなら通販サイトがおすすめです。まずはどのようなサイトが人気で高評価なのかご紹介します。 - 【超厳選】本当におすすめしたいベッドはコレ!(重要度:★★★)
当サイトでは、100を超えるベッドのレビューをしています。その中で特にコストパフォーマンスが優れていると評価したベッドフレームとマットレスをご紹介。迷ったらこの中からご検討ください。 - シーンで選ぶ!おすすめベッド13選(重要度:★★☆)
シーンによって選ぶべきベッドも変わります。あなたの利用シーンに近いものをチェックしてみてください。シーン毎の選ぶコツをまとめた「関連記事」もおすすめです。 - ベッドの選びのコツとは?(重要度:★★☆)
価格or品質(寝心地)、どちらを優先するかで選ぶ順番が変わります。ご興味があればご参考ください。 - ベッドフレームの選び方(重要度:★★☆)
ベッドフレームを選ぶコツです。ヘッドボードや素材・高さといった細かい点にも触れています。 - マットレスの選び方(重要度:★★★)
マットレスを選ぶコツです。マットレスは寝心地(睡眠)に直結するため、できれば目を通していただきたい内容です。 - サイズの選び方(重要度:★★★)
ベッド選びはサイズが重要です。シンプルな内容なので、一度目を通していただくことがおすすめです。 - ベッド(マットレス)の有名メーカーは?(重要度:★☆☆)
有名メーカーの特徴をご紹介。高級マットレスが気になる人はご参考ください。 - ベッドはどこで買うのがおすすめ?(重要度:★☆☆)
結論、コスパの良さを求めるならネット限定モデル(ネット通販)がおすすめです。理由を知りたい場合のみご覧ください。 - ベッドを買うときに利用したいサービス(重要度:★★☆)
快適に購入するためのおすすめサービスをご紹介。簡単にまとめているのでサラッと目を通していただければと思います。
【公平性について】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。ただし、おすすめ商品および掲載位置はメーカーの関与はなく、当サイト独自の評価方法を基に決めているのでご安心ください。
おすすめベッド通販サイトランキングBEST3【2024年11月最新】
※2024年11月1日更新
コストパフォーマンス良くベッドを買うには通販サイト(ネットショップ)がおすすめです。
なぜかというと種類が豊富で、格安に買える傾向があるからです。
まずは前月の販売実績を加味した、最新のおすすめベッド通販サイトランキングをどうぞ!(ランキングと点数について)
1位. 源ベッド/ 98.2pt
参照:源ベッド
国産ベッドが安い
源(みなもと)ベッドは、広島県の株式会社チヨダコーポレーションが運営するベッド通販サイトです。
チヨダコーポレーションは、1965年に創業した老舗のベッドメーカーで、特にポケットコイルマットレスの製造技術が高いことが強みです。国産メーカーとしては最安値レベルなので、『日本製で安いベッドが欲しい』という人はぜひチェックしてください。※海外製の商品も一部取り扱っています
ベッドフレームは檜(ひのき)などの天然木を使用したすのこベッドが豊富にあり、ナチュラルな雰囲気が好きな人にぴったりでしょう。
また、業界最安値レベルのベッドの引き取りサービスを実施しているので、買い替えたい人にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社チヨダコーポレーション(1965年創業) |
---|---|
取扱い点数 | 約50点 |
得意ジャンル | 天然木すのこベッド、ポケットコイルマットレス |
こんな人に おすすめ | 国産でなるべく安いベッドが欲しい、ナチュラルな雰囲気が好き |
\国産×低価格ならココ/
源ベッドはこちら
2位. RASIK(ラシク)/ 95.8pt
参照:RASIK(ラシク)
シンプルデザイン×格安価格
RASIK(ラシク)は、株式会社もしもが運営するインテリア通販サイトです。メーカー直販×海外製ベッドが中心なので、とにかく価格が安いです。
ブランドコンセプトは「シンプルモダン」で、どんな部屋にも合いやすく、長く使えるデザインのベッドが豊富にあります。
2020年4月よりオープンした比較的新しめのショップですが、特にローベッドや引き出し収納ベッド、大型収納ベッドのコストパフォーマンスは素晴らしいです。
なお、2022年8月からブランド名が「ベストバリュースタイル」から「RASIK(ラシク)」に変更されました。
運営会社 | 株式会社もしも(東証プライム スクロールグループ) |
---|---|
取扱い点数 | 約130点 |
得意ジャンル | ローベッド、収納ベッド |
こんな人に おすすめ | 格安のベッドが欲しい、シンプルデザインが良い |
【ご紹介】当サイト限定クーポン
BED21
内容「全品15%OFF」
※上記をカート画面で入力
※他のクーポンとの併用不可
※公式サイトのみ対象
\限定クーポンで15%OFF/
RASIK(ラシク)はこちら
3位. ネルコンシェルジュ (neruco)/ 94.6pt
参照:neruco
圧倒的な品ぞろえとコスパの高さ
ネルコンシェルジュ(neruco)は、株式会社インテリアオフィスワンが運営するベッド専門通販サイトです。
さまざまなメーカー製品を多数取り扱っているため、約5,000点もの品ぞろえ(商品数)があります。
しかしながら、選ぶべきはオリジナル商品(neruco Original)でしょう。丁寧に作られていて、コストパフォーマンスがとても優秀です。
また、マットレスブランドが幅広いので、サータやフランスベッド、日本ベッドなど、高級マットレスを選びたい人にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社インテリアオフィスワン(東証プライム ニッケグループ) |
---|---|
取扱い点数 | 約5,000点 |
得意ジャンル | すのこベッド、収納ベッド、ローベッド、単品マットレス |
こんな人に おすすめ | コスパにこだわりたい、豊富な商品から選びたい |
\ポイント最大10倍(11/22まで)/
ネルコンシェルジュはこちら
※このランキングは価格、商品数、サービス等、約30項目の評価値と当サイト経由での販売台数等を計算し作成しております。(関連記事:ランキングと点数について)
【超厳選】本当におすすめしたいベッドランキングBEST3(ベッドフレーム&マットレス)
当サイトではさまざまなベッドをレビューしています。その中で特におすすめ&コストパフォーマンスが優れたベッドをご紹介します。
ベッドフレーム部門と、マットレス部門に分けてそれぞれ3商品を厳選しました。
ベッドフレーム部門おすすめべスト3
- すのこベッド「Banon」(neruco)
- 棚付きスリムヘッド チェストベッド(RASIK)
- ミライカスタムベッドフレーム(コアラスリープ)
マットレス部門おすすめべスト3
- 咲夜レアルマットレス(源ベッド)
- バリューポケットコイルマットレス(neruco)
- エマ・ハイブリッドV2(エマ・スリープ)
まずは、おすすめのベッドフレーム3選をどうぞ!
【フレーム部門 1位】neruco「北欧風シンプルすのこベッド Banon」
シンプル×頑丈×低価格ならコレ
ネルコンシェルジュ (neruco)のオリジナルすのこベッド。極太の板でフレームを補強した頑丈設計(耐荷重350kg)が特徴で、きしみや揺れの心配がなく、安心して寝られます。
シンプルな見た目でどんな部屋にも合わせやすく、4段階の高さ調節ができ、使い勝手も抜群。非常にコストパフォーマンスが優れた逸品です。
サイズバリエーションが豊富で、ショート丈・ロング丈も選べるため、身長が低い・高い人にもおすすめです。
メーカー | ネルコンシェルジュ (neruco) |
---|---|
サイズ | セミシングル~キング (ショート丈・ロング丈あり) |
カラー | ナチュラル、ブラウン、ホワイト |
価格 | 16,990円(Sサイズ) |
【フレーム部門 2位】RASIK(ラシク)「棚付きスリムヘッドチェストベッド」
国産チェストベッドで最高レベルのコスパ
豊富な引き出しと長物収納スペースがある大容量収納チェストベッド。荷物が多い人におすすめです。国内の老舗ベッド工場で製造され、ディテール(細部)まで丁寧に作られています。
薄型タイプのヘッドボードには、棚・コンセントが付き使い勝手も良好です。さらに組立設置付きで6万円台から買えるチェストベッドは他にはなかなか見つけられません。収納ベッドで悩んでいる人は、まずはこの商品をご検討いただきたいです。
メーカー | RASIK(ラシク) |
---|---|
ベッドタイプ | チェストベッド |
サイズ | セミシングル~ダブル ※ショート丈あり |
カラー | ダークブラウン、アイボリー、オーク |
価格 | 66,980円~ |
【フレーム部門 3位】コアラスリープ「ミライカスタムベッドフレーム」
120日のお試し期間付き
コアラマットレスで有名なオーストラリアの寝具メーカー「コアラスリープ」のオリジナルベッドフレーム。豊かな風合いの天然木パイン材を贅沢に使用し、丸みがあるやさしいデザインなので、小さなお子様でも安心して使えます。
3段階の高さ調節機能によって、ライフステージの変化にも対応しやすく、ベッドフレームでは珍しい120日のお試し期間が付いているので、安心して購入できることもポイントです。
メーカー | コアラスリープ |
---|---|
ベッドタイプ | すのこベッド |
サイズ | シングル~キング |
カラー | ナチュラル(天然木) |
価格 | 49,900円~ |
続いて、おすすめのマットレス3選をご紹介します!
【マットレス部門 1位】源ベッド「咲夜レアルマットレス」
日本一のコスパを誇るマットレス(当サイト調べ)
咲夜(さくや)レアルマットレスは、広島県の老舗ベッドメーカー「源ベッド(チヨダコーポレーション)」の新しいポケットコイルマットレスです。
同社人気モデル「夜香ハイグレード」を超えるマットレスとして開発され、高級ホテルに採用される、巻き数の多い「8.5巻き(6.7インチ)のスプリング」が搭載されました。
とにかくスプリングの性能が良いので、幅広い体型や好みにも合いやすいと思います。マットレス選びに迷っていたら、ぜひ一度チェックして欲しいイチオシモデルです。
サイズ | シングル~クイーン |
---|---|
硬さ | フィット・ジャスト・キープ ※選べる |
反発性 | 高め |
クッション材 | 6.7インチ ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 44,990円 |
その他 | 日本製、両面仕様 |
もう少し安いマットレスが良い人は「夜香ハイグレード」もおすすめです。
源ベッドならではの高品質なスプリングを高圧縮にしたポケットコイル(6.5巻き・5.7インチ)を使っています。
これぞスタンダード!といったマットレスで、しっかり硬めの寝心地が好きな人にぴったりです。
【マットレス部門 2位】neruco「バリューポケットコイルマットレス」
1万円台で選ぶならコレ
フレーム部門1位と同様、ベッド専門店「ネルコンシェルジュ (neruco)」のオリジナルマットレス。高密度仕様で豊かなクッション性が魅力のポケットコイルタイプです。マットレスの側面はすべてメッシュ構造になっているので通気性も抜群。厚みがあるので底付きも感じません。
この優れた寝心地で1万円台からは相当コストパフォーマンスが優れていると感じました。どちらかというとソフトな寝心地で特に女性におすすめですが、男性の筆者も心地よく感じた逸品です。
なお、基本的にnerucoのベッドフレームにはセットで選べます。(商品ページによって名称が異なり、「厚さ20cmタイプ」と紹介されていることもあります)
サイズ | セミシングル~キング ※ショート丈・ロング丈あり |
---|---|
硬さ | ふつう |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 12,990円 |
その他 | 片面仕様、メッシュ構造 |
【マットレス部門 3位】エマ・スリープ「エマ・ハイブリッドV2」
世界中で600万人が愛用(シンプルな返金保証あり)
エマ・スリープはドイツ発の海外マットレスブランド。2015年に欧州で発売以降、数々のアワード(表彰)を獲得していて、世界的な高評価を得ています。2021年よりついに日本でも販売開始されました。
本商品(エマ・ハイブリッドV2)は、高反発フォーム×ポケットコイルのハイブリッド仕様で、反発性が高いため寝返りがしやすく、ストロークの深い、高級マットレスのような寝心地がリーズナブルに味わえる点が魅力です。
100日間のお試し期間も付いています。お試し期間付きのマットレスは他のメーカーでもありますが、エマ・マットレスはその中でもシンプルかつ親切な仕組み(全国規模での送料無料・梱包材が不要・運送会社の手配不要)なので、気軽に試せることも魅力です。
- セールで55%OFF(11/25まで)
サイズ | シングル~キング |
---|---|
硬さ | ふつう |
反発性 | 高反発 |
クッション材 | ウレタンフォーム×ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 133,000円 → 59,850円(11/25まで) |
その他 | 片面仕様、返金・返品保証 |
予算が許す人は、上位モデル「エマ・プレミアムV2」もおすすめです。
ハイブリッドV2に、放熱性能が優れたウレタンフォームを追加し、さらに衝撃吸収性も高まったモデルです。
上位モデルのレビュー記事
予算別にまとめた本当におすすめのマットレスと、選び方の極意は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
・
・
・
【シーン別】各タイプ厳選のおすすめベッド 13選
ベッドが欲しい状況や条件などは千差万別ですよね。ここでは、代表的なシーン別のおすすめベッドをご紹介します。
気になるベッドがあったら、関連記事もぜひご覧ください。シーンにおける選ぶポイントを詳しくご紹介しています。
一人暮らしにおすすめのベッド
neruco「USBポート付き収納ベッドZESTO」※当サイト特別モデル
「理想の低価格収納ベッド」を追求
ベッド専門店「neruco」と当サイトが共同開発したオリジナル収納ベッド。理想の収納ベッドを作ろう!という企画で、「なるべく低価格、だけど使用感にこだわる」というコンセプトで完成したベッドです。
USBポート+コンセント付きの使い勝手が良いヘッドボードが特徴で、セミシングルサイズで19,990円からという、引き出し収納ベッドの最安値レベルを実現しました。
『引っ越しで予算を多くかけられない』『部屋に収納スペースが少ない』といった、これから一人暮らしを始める方にもぴったりのおすすめベッドです。
メーカー | neruco |
---|---|
タイプ | 引き出し収納ベッド |
サイズ | セミシングル~キング |
価格 | 21,990円 ※シングルサイズ |
★おすすめのマットレス | neruco「バリューポケットコイル」※セットで選べます |
二人暮らしにおすすめのベッド
1. 源ベッド「ローベッド 流香(LUKA) クイーンサイズ」
一緒に寝たい二人におすすめ
源ベッドのオリジナルローベッド。クイーンサイズも選べるため、広いベッドに一緒に寝たい二人(カップル)におすすめです。
素材に「PALM LOOP」という、アブラヤシの廃材を使った再生ボードで作られていることが特徴です。放置されたアブラヤシの腐敗や分解が進むとメタンガスを含む温室効果ガスが排出され、地球温暖化を進める一因となっていました。
よって、アブラヤシの廃材を用いた「PALM LOOP」を使うことで、環境問題に貢献できるのです。(商品1台の購入で・500mlのペットボトル10,081本と同じ体積のCO2が削減されます)
見た目もスマートで落ち着きがあるデザイン・色合いなので、どんな部屋にも合わせやすいでしょう。
メーカー | 源ベッド |
---|---|
タイプ | ローベッド |
サイズ | シングル~クイーン |
価格 | 71,900円 ※クイーン |
★おすすめのマットレス | 咲夜レアルマットレス ※セットで選べます |
2. RASIK(ラシク)「薄型棚付き跳ね上げ式ベッド(日本製)」
別々に眠りたい二人におすすめ
床板下が大容量収納スペースになっている跳ね上げ式ベッド。荷物が多い二人(カップル)に特におすすめです。跳ね上げ式ベッドは引き出し収納ベッドと違い、引き出すスペースが必要ないので、狭い部屋に置きやすいこともメリットです。
国産・棚付き・セミオーダータイプに加え、跳ね上げ式ベッドなら必須とも言える組立設置サービス付きです。これだけの好条件にもかかわらず10万円以下から買えるコストパフォーマンスの高さのため、跳ね上げ式ベッドの中で特におすすめできる逸品です。
メーカー | RASIK |
---|---|
タイプ | 跳ね上げ式ベッド |
サイズ | セミシングル~セミダブル |
価格 | 92,980円~ |
★おすすめのマットレス | RASIK「国産薄型ポケットコイル」※セットで選べる |
親子で寝るのにおすすめのベッド
RASIK(ラシク)「照明&棚付きの連結ローベッド Famite」
連結した広大なベッド(最大幅280cm)
2台のベッドを金具で固定し、ひとつの広大なベッドとして使える「連結ファミリーベッド」。本商品はロータイプのため、落下時のケガの心配が少なく、小さなお子様でも安心です。
ヘッドボードには棚・コンセントに加え、LED照明が付いているので、枕元にちょっとした灯が欲しいときに便利です。すのこ床板で通気性が良く、フラット構造なのでベッドメイキングがしやすい点もメリット。最大幅はダブルサイズ×2台の280cmまで対応可能です。
ちなみに、小さなお子様はベッドの上でぴょんぴょんと飛び跳ねたりしますよね。
実は、マットレスの上で飛び跳ねる行為は、スプリングコイル(ポケットコイルなど)の場合、故障の原因になるのでご注意ください。※よって、おすすめのマットレスには、ウレタンマットレスの「コアラマットレスプラス PLUS」を選んでいます
メーカー | RASIK |
---|---|
タイプ | 連結ファミリーベッド |
サイズ | クイーン~ワイドキング(ダブル×2台) |
価格 | 36,980円~ |
★おすすめのマットレス | コアラ®「コアラマットレスプラス PLUS 」※他メーカーなので単品購入 |
子ども部屋におすすめのベッド
RASIK「デスク・ワゴン付き コンパクトロフトベッド」
広めのデスクが付いている
デスクとキャビネットが付いたシステムベッド。デスクは一般的な学習机と同じくらいのゆったりサイズなので、教科書やノートも置きやすく、子供部屋にぴったりです。
ベッド自体の高さが低く、コンパクトな設計のため、狭い部屋に置きやすい点も魅力。デスクとキャビネットはキャスター付きで移動が簡単なので、気軽に部屋のレイアウト変更ができます。
メーカー | RASIK |
---|---|
タイプ | システムベッド |
サイズ | シングルのみ |
価格 | 74,480円 |
★おすすめのマットレス | neruco「薄型ポケットコイルマットレス」※他メーカーなので単品購入 |
子ども兄弟・姉妹におすすめのベッド
neruco「アイアン二段ベッド edith」
おしゃれで使い勝手も◎
天然木ラバーウッド×アイアン(スチール)の異素材ミックスがおしゃれなロフトベッド。スマートな見た目で圧迫感が少なく、スリムなヘッドボードに棚・コンセントが付いているので、使い勝手も良好です。
ほとんど同じ規格のシングルベッドを上下に連結した作りのため、分割時にも美しいデザインになります。カラーが3色あるので、さまざまなテイストに合わせやすい点も魅力です。
メーカー | neruco |
---|---|
タイプ | 二段ベッド |
サイズ | シングルのみ |
価格 | 59,990円 |
★おすすめのマットレス | neruco「薄型ポケットコイルマットレス」※別売り |
介護におすすめのベッド
パラマウントベッド「INTIME 1000(NEW)」
昇降可能な3モーター式
電動ベッドといえば「パラマウントべッド」。このINTIME1000は、パラマウントベッドの中で手が届きやすいエントリーモデルです。
基本的に電動ベッドはモーターが1~3個付いている商品の中から選べますが、介護目的なら昇降可能な3モーターがおすすめです。なお、セミシングルの場合は非課税で買えます。
おすすめのマットレスは、電動ベッド向けの曲がりやすいマットレス「カルムコア」を選んでいます。
メーカー | パラマウントベッド |
---|---|
タイプ | 電動ベッド(3モーター) |
サイズ | セミシングル~セミダブル |
価格 | 218,000円(非課税) |
★おすすめのマットレス | パラマウントベッド「カルムコア」※別売り |
敷き布団におすすめのベッド
源ベッド「島根県産・高知四万十産ひのき畳ベッド」
畳は布団に適している
マットレスでなく敷き布団をベッドで使いたい人は、床板が畳の「畳ベッド」がおすすめです。畳は適度なクッション性があるので、底付きやすい敷き布団との相性は抜群です。
このベッドは島根県産・高知県産のひのきを贅沢に使用しています。ひのきには防虫・防ダニ・殺菌効果があり、香りも豊かで森林浴のような気分を味わえます。
メーカー | 源ベッド |
---|---|
タイプ | 畳ベッド |
サイズ | シングル~ダブル |
価格 | 52,900円~ |
★おすすめのマットレス | -(畳ベッドなので敷き布団が推奨) |
身長が低い人におすすめのベッド
RASIK「【組立設置あり】日本製 引き出し5杯大容量ベッド」
身長160cm以下の人にぴったり
ショート丈(縦幅180cm)のマットレスが置けるベッドフレーム。通常のマットレスの縦幅が195cmなので、ショート丈は15cmほど短いです。身長160cm以下なら快適に寝られる大きさなので、小柄な人におすすめです。
大容量の収納機能がある「チェストベッド」のため、荷物が多い人にぴったりで、ヘッドボードは薄型なので狭い部屋にも置きやすいです。さらに組立設置サービス付きでも7万円台から買えるコストパフォーマンスの高さも魅力です。
メーカー | RASIK |
---|---|
タイプ | チェストベッド |
サイズ | セミシングル~シングル (ショート丈) |
価格 | 72,980円~ |
★おすすめのマットレス | neruco「薄型ポケットコイルマットレス」※別メーカー(購入の際はショートを選んでください) |
身長が高い人におすすめのベッド
ビーナスベッド「国産レザーベッド NAPLES」
身長180cm以上向けのロングベッド
ボリューム満点のヘッドボードが特徴のレザーベッド。クッション性が高いので、背もたれとして使え、ベッドの上でリラックスした時間を過ごせます。
日本製なのに約6万円から買えるコスパの良さも魅力です。通常のマットレスの長さは約195cmですが、このベッドは212cmまでのロングサイズのマットレスが置けます。
メーカー | ビーナスベッド |
---|---|
タイプ | レザーベッド(レッグタイプ) |
サイズ | シングル~クイーン (ロング丈) |
価格 | 59,800円~ |
★おすすめのマットレス | ビーナスベッド「国産ポケットコイルマットレス」※別売り |
格安で買いたい人におすすめのベッド
LOWYA「ロースタイルすのこベッド」(8千円台)
とにかく安く済ませたいならコレ
超ロースタイルのすのこベッド。サイドとフットの片面ずつに余白があるデザインで、小物などを置けておしゃれです。シンプルな構造のため超格安です。
メーカー | LOWYA |
---|---|
タイプ | ローベッド |
サイズ | シングルのみ |
価格 | 8,990円 |
★おすすめのマットレス | neruco「バリューポケットコイル」※別メーカー |
有名メーカーのおすすめベッド
フランスベッド「LED照明付き国産収納ベッド(マットレスセット)」
有名メーカーの中ではコスパ抜群
フランスベッドは日本の最大手ベッドメーカー。流通量が多いこともあり、高品質にも関わらず価格は比較的リーズナブルです。この商品はBOX構造の収納ベッドのため、頑丈で安定感があります。
さらに、抜群の耐久性を誇る高密度連続スプリング®マットレスとセットで約11万円は、コストパフォーマンスが高いです。
メーカー | フランスベッド |
---|---|
タイプ | 収納ベッド |
サイズ | シングルのみ |
価格 | 113,490円 |
★おすすめのマットレス | -(こちらの商品はフランスベッド「マルチラススーパースプリングマットレス」がセットされています) |
高級な仕様のおすすめベッド
シモンズ「ダブルクッション×リュクスシグネチャーピロートップ 」
最高峰のベッド&マットレス
高級ブランド「SIMMONS(シモンズ)」の最高峰のベッド&マットレス。正直これを一般のご家庭に導入するは価格的にも存在感的にもハードルが高いので、「おすすめ」というよりは「いわゆる最高級ベッドってこんな感じ」といった参考程度に見ていただければと思います。(もちろん予算がある人は現実的にご検討ください)
マットレスは8.25インチ×2.5インチのポケットコイルを2つ重ねた「コイル・オン・コイル」の非常にふんわりとした寝心地です。ベッドフレームは「ボックススプリング」と言って、フレーム内にスプリングを内蔵し、マットレスからの荷重をさらに分散させます。
マットレスとボックススプリングの組み合わせは、高級ホテルなどでは定番なので、『高級ホテルの寝心地を家で再現したい!』とお考えの方はご検討ください。
ただし、(この商品もそうですが)一般的にマットレスは高級になるほど寝心地がやわらかくなりがちで、合う合わないが出やすいです。
よって、高額なことも踏まえて、購入前にショールームなどで、じっくり試し寝することをおすすめします。
メーカー | シモンズ |
---|---|
タイプ | ダブルクッション |
サイズ | シングル~キング |
価格 | 1,045,000円~ |
★おすすめのマットレス | (リュクスシグネチャーピロートップとの組み合わせ) |
・
・
・
ベッド選びのコツとは?(タイパ派?スリパ派?)
ベッド業界に10年以上いる経験から、ベッド選びのコツを徹底解説します!
そもそもベッドって何?
ベッド(Bed)とは、日本語で言うと「寝台」を意味します。
体を預ける「マットレス」と、マットレスを乗せる「ベッドフレーム」が合わさった家具・寝具のことをベッドと言います。
要するに、ベッドを買うときには、マットレスとベッドフレームの2つをよく検討すべきです。
「タイパ重視なら」ならベッドフレームから選ぼう(セット購入がおすすめ)
『なるべく早く決めたい』『失敗したくない』とお考えの人は、まずは気に入ったベッドフレームを見つけて、その中で選べるマットレスとのセット購入がおすすめです。
なぜなら、ベッドフレームとマットレスのセット販売は、サイズや使用感が適切な組み合わせになっていますし、割引価格で買えることもあるからです。
また、ベッドフレームとマットレスには相性があるので、単品同士の場合、組み合わせをいちいち確認するのは手間に感じることもあるでしょう。
よって、「まずベッドフレームを見つけ、その中で選べるマットレスを合わせる」というセット購入は、タイムパフォーマンス重視の人におすすめです。
(ざっくりとした目安ですが)セット販売で複数のマットレスが選べる場合は、最安値は避けて、真ん中以上の価格のマットレスセットを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、最安値セットは「〇〇円から!」といった価格訴求のために作られ、寝心地を犠牲にしていることも少なくないからです。
「スリパ重視」ならマットレスから選ぼう(単品購入もおすすめ)
「スリパ」とは、スリープパフォーマンス(睡眠の質の追求)の略です。※2024年からコアラ®が提唱した言葉です
「睡眠の質はマットレスで決まる」と言っても過言ではなく、スリパ重視なら間違いなくマットレスから選ぶことをおすすめします。
マットレスから選ぶの場合、もちろん同メーカー製のベッドフレームに合わせても良いですし、希望に合うものがなかったら、他メーカー製の単品ベッドフレームも含めて幅広くご検討ください。
マットレスを本気で考える場合、自分の好みや体型、マットレスの種類や特徴などを理解することが必要です。
マットレス選びの極意と、おすすめマットレスについては以下の記事でご紹介しているので、ぜひご参考くださいね。
ベッドフレームの選び方
ベッドフレームを選ぶ際に、まず考えることは「収納が必要かどうか」です。
収納機能が欲しいなら必然的に「収納付きベッド」に絞られます。
一方、収納機能が必要ない場合は「ローベッド」や「すのこベッド」などがおすすめです。収納付きベッドに比べると見た目もすっきりしてデザイン性が高いベッドが多いからです(しかも価格も安めです)。
要するに、まずは収納機能を選ぶか、デザイン性を選ぶかを決めましょう。
収納付きベッドの種類
代表的な収納付きベッドの種類は以下の3つです。
収納付きベッドの種類
- 引き出し収納ベッド
- チェストベッド(大容量引き出し)
- 跳ね上げ式ベッド(床板下収納)
以下より、詳しくご紹介します。
1. 引き出し収納ベッド
使い勝手が良いスタンダードタイプ
引き出しが2~3杯付いたスタンダードな収納ベッド。見た目がすっきりしていてどんな部屋にも合わせやすく、比較的安価で買えることがメリットです。
ただし、低価格な商品は完全組立品(パーツが大量のタイプ)が多く、横揺れや移動に弱い場合があります。耐久性を求めるなら価格はやや高くなりますがBOX構造の引き出し収納ベッドがおすすめです。
こんな人におすすめ(〇) |
---|
|
こんな人には不向き(×) |
|
2. チェストベッド(大容量引き出し)
最大級の収納力
チェストベッドとは、たんす(チェスト)のように多くの引き出しが付いた大容量収納ベッドのこと。収納場所が複数に分かれているため、整理整頓しやすいこと特徴です。
押し入れレベルの収納力があるので『荷物が多いけど部屋にクローゼットがない』という人におすすめです。ただし、他のベッドに比べて床からの高さがあるので、寝相が悪い人は転落によってケガをする心配もあります。
こんな人におすすめ(〇) |
---|
|
こんな人には不向き(×) |
|
3. 跳ね上げ式ベッド
省スペースで大容量
床板を跳ね上げて使用する収納ベッド。広大な収納スペースが特徴で、特に大きな荷物の収納に向いています。
引き出しタイプに比べると荷物が取り出しにくいため、頻繁に出し入れする必要がないもの(衣替え用の衣服や布団、スーツケースなど)を収納するのに適しています。
また、引き出しタイプと違って「引き出すスペースが必要ない」ため狭い部屋でも置きやすく、2台並べての使用もおすすめです。
こんな人におすすめ(〇) |
---|
|
こんな人には不向き(×) |
|
おすすめの選び方は、
- 引き出し収納ベッド:荷物が少なめ&低価格が良い人
- チェストベッド:荷物が大量&細かく分けて収納したい人
- 跳ね上げ式ベッド:大きい荷物を収納したい&部屋が狭い人
といった感じです!
収納なしベッドの種類
代表的な収納がないベッドの種類は以下の3つです。
収納なしベッドの種類(一部)
- ローベッド(フロアベッド)
- すのこベッド
- 脚付きマットレスベッド
以下より、詳しくご紹介します。
1. ローベッド(フロアベッド)
高さが低く、開放感が得られる
ローベッドとは高さが低いベッドのこと。天井までの空間が広がり、開放感が得られます。狭い部屋でも圧迫感が少なく、重心が低いため安定感もあります。
パーツが少ないので低価格な商品も多く、手軽にかっこいいベッドを探している人にもおすすめです。ただし、床から近いので人によってはホコリを感じるかもしれません。
こんな人におすすめ(〇) |
---|
|
こんな人には不向き(×) |
|
2. すのこベッド
通気性が高い
床板がすのこ仕様のベッド。汗などの湿気を上手に発散でき、通気性が良いので敷き布団でも使える商品も多いです。高さを調節できる商品も多く、ベッド下を収納スペースとしても活用できます。
シンプルな構造のため組み立てが簡単で安価な商品が多く、手軽にベッドフレームを買いたい人におすすめです。ただし、隙間が多いのでホコリがたまりやすく、こまめに掃除をする必要があります。
こんな人におすすめ(〇) |
---|
|
こんな人には不向き(×) |
|
3. 脚付きマットレスベッド
シンプルでコンパクト
マットレスに脚を付けたベッド。シンプルな見た目なので、インテリアに馴染みやすく、狭い部屋にも置きやすいです。
ただし、基本的にマットレス自体の品質はそこまで高くないので、寝心地にこだわりたい人にとっては物足りないでしょう。
なお、もともとマットレスに脚を付けただけの構造でしたが、近年の運送費の高騰により、フレームを組み立てて、マットレスを乗せる構造が主流になりつつあります。
こんな人におすすめ(〇) |
---|
|
こんな人には不向き(×) |
|
各ベッドの特徴をまとめると、
- ローベッド:安い・おしゃれ・きしみにくい
- すのこベッド:通気性が良い・立ち座りしやすい
- 脚付きマットレスベッド:シンプル・コンパクト
といった感じです!
なお、ベッドフレームは全部で20種類あります。※当サイトでの分類上
その20種類のベッドフレームについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
ヘッドボードのデザインから選ぶ
ヘッドボードとは、寝たときに頭の位置にくるフレームのことです。
ヘッドボードのデザイン・機能性の違いよって、見た目の印象や、使い勝手なども大きく変わるので、大切なポイントです。
以下より、代表的なヘッドボードの種類をご紹介します。
1. パネル
シンプルな板で作られたデザイン。すっきりとした見た目で落ち着いた部屋の印象になります。木製ベッドの場合、木の豊かな表情を楽しめることも特長です。
2. 棚付き(宮付き)
棚があるヘッドボード。コンセントや照明が付いている商品もあります。スマホやメガネ・テッシュなど、ベッド周りに物を置きたい人におすすめです。
3. クッション
ウレタンフォームなどを使用してクッション性を高めたヘッドボード。ヘッドボードにもたれてリラックスしたい人におすすめです。
4. なし(ヘッドレス)
ヘッドボードがないデザイン。ヘッドボードがない分、全長がコンパクトになり、狭い部屋でも置きやすいです。価格もリーズナブルな傾向があります。
ベッドの素材から選ぶ
デザイン性にこだわりたい人は、ベッドフレームの素材に注目して選ぶのもおすすめです。ベッドに使われる代表的な素材をご紹介します。
1. 木製ベッド
木を使ったベッド。一般的にベッドと言えば木で作られていることが多いです。一言で木と言っても天然木(無垢材・突板)、プリント紙化粧板など、いろいろな種類があります。木の質感を大切にしたい人は天然木がおすすめです。
2. スチールベッド(パイプベッド)
鉄鉱石を原料としたスチール製のベッド。「パイプベッド」「スチールベッド」「アイアンベッド」などと呼ばれています。金属で出来ているため、振動が伝わりやすく、きしむ音が聞こえやすいですが、軽量で頑丈で低価格なところが魅力です。
3. レザーベッド(合皮・本革)
木製フレームに革を張ったベッド。基本的に合皮(PVC)が使われていることが多く、水に強くメンテナンスが楽です。ラグジュラリーな雰囲気が魅力です。
4. ファブリックベッド(布地)
木製ベッドフレームに布を張ったベッド。肌触りが良く、やさしい部屋の雰囲気になります。角が鋭くないので、小さなお子様がいるご家庭にもおすすめです。
ベッドの高さから選ぶ
「床からの高さ」もベッドフレームの種類によって異なります。
「立ち座りしやすい方が良い」「空間を広く見せたい」などの希望がある人はベッドの高さにも注目して選ぶのもおすすめです。
「立ち座りしやすい」おすすめのベッドフレーム
マットレスと合わせると、一般的な椅子レベルの高さになるベッドフレームです。
すのこベッド | パイプベッド |
---|---|
引き出し収納ベッド | デイベッド |
「部屋を広く見せたい」おすすめのベッドフレーム
高さが低いベッドフレームの種類です。低価格商品も多いです。
ローベッド | すのこマット |
---|---|
「たくさん収納したい」おすすめのベッドフレーム
床板下に大容量収納スペースがあるベッドフレームの種類です。高さが高くなるほど収納できる容量が増えます。
チェストベッド | 跳ね上げ式ベッド |
---|---|
「スペースを有効活用したい」おすすめのベッドフレーム
最も高さがあるベッドフレームの種類です。ベッド下の空間が活用できるので、狭めの部屋にもおすすめです。
ロフトベッド | 二段ベッド |
---|---|
高さに迷ったら、高さ調節可能なベッドもあるので、ご検討くださいね。
頑丈なベッドフレームの条件は?
ベッドは体を預ける家具なので、できるだけ頑丈できしみにくい方がおすすめです。
きしむ音は眠りの妨げにもなりますし、特に体重が重い人や二人で使う人は「頑丈さ」というポイントで選ぶと失敗は少ないでしょう。
結論、「BOX構造の収納ベッド(主にチェストベッド)」か、「ローベッド」が、きしむリスクの最も少ないベッドフレームの種類です。
BOX(ボックス)構造とは?
BOX構造とは、収納ベッドの引き出し部分が大きなボックス(箱)で組まれた構造のことで、引き出し自体がひとつの家具として使えるほどしっかりとした作りが特徴です。パーツが少ないため組立も簡単です。
主にチェストベッドで採用される構造ですが、高級メーカー製の引き出し収納ベッドは基本的にBOX構造を採用していることが多いです。
ローベッドがきしみにくい理由
家具全般に言えることですが、高さが高いほど横揺れに弱く、きしみやすい傾向があります。つまり、ベッドフレームの中で、最も高さが低いローベッドはきしみにくい種類と言えます。
特に、囲み型フレーム(ドロップマットタイプ)のローベッド(フロアベッド)は、床の近くにマットレスを設置するので、横揺れやきしみを感じにくいです。
さらに、安価な商品が多いので、「できるだけ安く、きしみにくいベッドを選びたい」という人にローベッドはおすすめです。
ベッドの耐荷重もチェックしよう
頑丈なベッドを選ぶには「耐荷重」もチェックしましょう。耐荷重とは、ベッドフレームが何kgの荷重まで耐えられるかの数値です。
なお「荷重」とは、体重+マットレス+軽寝具(掛布団・まくらなど)の合算値で、つまり「ベッドフレームの上にあるすべてのものの重量」のことです。
特に、体重が重い人(80kg以上)や二人で使う人、重く分厚いマットレスを使いたい人などは、耐荷重は確認しましょう。
一般的な厚さのマットレスの重量は15~25kgくらいが多く、軽寝具類の重量も含めると、大雑把な目安としては「自分の体重+30kg」以上の耐荷重がある商品がおすすめです。
・
・
・
マットレスの選び方
マットレスは睡眠の質に直結するので慎重に選びましょう。
マットレスは使われているクッション材の違いで、大きく2つの種類に分かれます。
スプリングコイルマットレス | ノンコイルマットレス |
---|---|
以下より、それぞれの特徴をご紹介します。
スプリングコイルマットレスとは?
スプリングコイルマットレスとは、クッション層が硬鋼線(こうこうせん)やピアノ線などのバネを使用したマットレスのことです。
スプリングコイルマットレスの種類は以下の3つです。
ボンネルコイル | ポケットコイル | 高密度連続スプリング® |
---|---|---|
結論から言うと、ポケットコイルか高密度連続スプリング®がおすすめです。
日本市場においてボンネルコイルは廉価モデルという位置づけで、価格(低価格であること)を優先させるがあまり、寝心地を犠牲にしている商品が中心だからです。
ボンネルコイルの特徴
ボンネルコイルは、バネ同士を鉄線(ヘリカル線)で連結させた構造しています。体を面で支え、布団に似たような寝心地を感じられます。
部分的な耐久性は比較的高めで、コイルの量や原材料が少なく作れるため安価な商品に多いです。クッション層が空洞の多い「オープンコイル構造」なので通気性の高さもメリットです。
デメリットはコイルが連結しているため、振動が伝わりやすく揺れやすいこと。要するに「バインバイン」とした感触です。劣化するとコイル同士が擦れ、ギシギシ鳴ることもあります。
こんな人におすすめ
- とにかく安いマットレスが良い
- 蒸れが気になる
ポケットコイルの特徴
ポケットコイルは、バネをひとつずつ不織布(ポケット)で包み、接着剤などで繋げた構造をしています。体を点で支え、荷重に応じてコイルの深さが変化するので、寝姿勢保持性・フィット感・体圧分散性などのバランスが良い寝心地が特徴です。
コイルが独立しているため振動が伝わりにくく、二人で寝るのにおすすめです。
構造的にボンネルコイルより通気性が悪いと評価されることもありますが、実用上そこまで気にする必要はないでしょう。価格帯はボンネルコイルより高めです。
こんな人におすすめ
- 静かな寝心地が好き
- 平均的な体型
- 二人で寝る
- コストパフォーマンスにこだわりたい
高密度連続スプリング®の特徴
高密度連続スプリング®は、1本のバネを列の端から端までひと繋ぎで作る構造をしています。なお、ボンネルコイルと見た目は似ていますが、まったく違う作りです。
高密度連続スプリング® | ボンネルコイル |
---|---|
一列を一本のバネで作るため、上記の画像(左)のようにアメフトで例えると「スクラムを組む」ような構造となり、耐久性が非常に高いことが特徴です。
体格ががっしりとした男性に圧倒的な人気があり、特に体重が重かったり、体が大きい人におすすめです。
権利の関係で日本ではフランスベッドでしか製造ができないこともあり、価格はやや高めですが、しっかりしたマットレスが欲しい人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 体重が重め
- しっかりした寝心地が好き
- 蒸れが気になる
・
・
・
ノンコイルマットレスとは?
ノンコイルマットレスとは、クッション層がスプリングコイル以外の素材で作られるマットレスの総称です。
ノンコイルマットレスのクッション材に使われている素材には、主に以下の種類があります。
ウレタンフォーム | ファイバー | その他(ラテックス等) |
---|---|---|
ウレタンフォーム
ウレタンフォームは石油を発泡させた素材で、ノンコイルマットレスで使われている最もベーシックな素材です。
ウレタンマットレスは比較的軽量で取り扱いやすく、手で細かくちぎれば家庭ごみとして捨てられるため、手軽にマットレスを買いたい人におすすめです。
マットレスのウレタンフォームは、衝撃吸収材をもとに発展していることもあり、最も振動が伝わりにくい素材です。(よって、二人で寝るのにもおすすめです)
一方、湿気や紫外線、酸化などによって経年劣化が早いというデメリットがあるので、耐久試験結果から導き出された寿命よりも短くなってしまう可能性もあります。
また、商品によってはウレタン独特の薬品っぽい刺激臭が強い場合もあります。
メーカーやモデルによってウレタンの品質に大きなバラつきがあるため、選ぶのが難しいマットレスと言えるでしょう。
ファイバー
ファイバーとは、ポリエチレンやポリエステルを水の中で編み込んで固めた素材のこと。釣り糸の製造技術を応用しています。
さまざまな方向に反発力が働くため、寝返りがしやすいです。
ほとんど空気の層でできているので通気性が圧倒的に高く、蒸れにくいことも特長。商品によっては洗えるというメリットもあります。
一方、基本的には熱には強くないので、電気毛布などの使用や、天日干しはNGの場合が多いです。
耐久性の特徴は、ヘタリやすい(復元率が低い)というデメリットと、硬さが変わりにくい(硬さ保持率が高い)というメリットがあります。
その他(ラテックス、ゲル等)
ラテックス | ゲル |
---|---|
少数ですが、ラテックス(天然ゴム)・ゲルなどのクッション材を使用したマットレスもあります。
これらはマットレス市場では少数派で、コストパフォーマンスとしてもおすすめできる商品が少ないため、当サイトでは積極的には取り扱っておりません。
ラテックス・ゲルなどの特徴についてはこちらの記事内で詳しくご紹介しています。
低反発と高反発の違い
主にウレタンフォームにおいて反発性が異なるマットレスがあります。
- 低反発は「余計な寝返りを減らす」
- 高反発は「寝返りが楽にできる」
という真逆のコンセプトで作られているので、自分の睡眠における悩みを考えて選びましょう。
高反発と低反発、どっちがおすすめ?
日本人の体型や環境を考えた場合は、どちらかと言えば高反発がおすすめです。
低反発マットレスは、荷重がかかった部分が沈み込んで戻りません。
日本人は平坦な体つきで仰向き寝が中心のため、深い沈み込みがそこまで必要なく、低反発中心のマットレスでは寝姿勢が崩れやすいでしょう。
また、低反発素材はフィット感が強いので、高温多湿の日本の環境では寝苦しく感じやすいです。
低反発 | 高反発 |
---|---|
ゆっくり形状が戻る | 勢いよく形状が戻る |
特徴 | |
|
|
代表的なマットレス | |
テンピュール、トゥルースリーパー など | マニフレックス、エアウィーヴ など |
迷ったら『ポケットコイルマットレス』が失敗しにくいと思います。
ボンネルコイル・高密度連続スプリング®でありがちな「揺れ」や、ウレタンマットレスにありがちな「蒸れ」を感じにくいからです。
予算に関しては、シングルサイズで3万円以上を目安に選ぶと、寝心地・耐久性とも満足できるマットレスが増えてきます。
なお、「低予算、かつ、失敗しにくい寝心地」という条件における当サイトのおすすめのポケットコイルマットレスは、咲夜レアルマットレス(源ベッド)です。
マットレスは硬さ選びが大切
マットレスは硬い(ハードな)寝心地もあれば、やわらかい(ソフトな)寝心地もあります。
筆者はベッド・マットレスの専門家として、雑誌やテレビの方に意見を求められることが多いですが、『マットレス選びで何が一番大切ですか?』と聞かれたら「硬さ(やわらかさ)です!」と答えています。
自分の体型や寝姿勢に合わない硬さのマットレスを選んでしまうと、耐久性や品質以前に、快適に眠ることが困難になるからです。
マットレスの硬さを選ぶ基準は?
硬さは、寝姿勢においてどれほどの沈み込みが必要かで決まります。
結論からまとめると以下の通りです。
硬めが合いやすい人 | やわらかめが合いやすい人 |
---|---|
|
|
これらはマットレスに接地する体のラインの「起伏(凹凸)の違い」によるものです。
つまり、「仰向き寝が中心・男性的な体型の人」は、マットレスに接地する体のラインが平坦なため、硬めの寝心地が合いやすいです。
逆に「横向き寝が中心・女性的な体型」の人はマットレスに接地する体のラインがハッキリしているため、やわらかめの寝心地が合いやすいです。
迷ったら「少し硬め」のマットレスがおすすめ
とはいえ、上記はあくまで傾向です。心地よいと感じる硬さは、好みや慣れにも影響されます。
そこで、硬さ選びに迷ったら、自分が思うよりも少し硬めくらいの寝心地のマットレスがおすすめです。
一般的に日本人は硬めの寝心地を好む傾向がありますし、もし硬すぎた場合はトッパーやベッドパッドなどを敷いてやわらかく調整できるからです。
逆にやわらかいマットレスを後から硬く調整することは難しいです。よって、マットレスは自分が思うよりも少し硬めが無難なのです。
本当におすすめのマットレスとは?
当サイトではマットレスメーカーさんの取材協力や、実際に商品を体験(提供or購入)して、レビュー記事をまとめています。
以下の記事では、マットレス業界のプロたちの意見を参考にしつつ、実際の体験・評価を踏まえ、本当におすすめのマットレスをご紹介しています。マットレス選びにお悩みの方はぜひご参考くださいね。
・
・
・
ベッドのサイズの選び方
ベッドを選ぶ上で、サイズもとても大切なポイントです。各サイズの特徴とおすすめの選び方をご紹介します。
サイズ一覧
一般的なマットレスのサイズは以下のとおりです。
サイズ | 横幅 | 人数 | シーン |
---|---|---|---|
セミシングル | 80cm | 1人 | 小柄な人 |
シングル | 97cm前後 | 1人 | 1人でジャスト |
セミダブル | 120cm | 1~2人 | 1人で余裕 |
ダブル | 140cm | 2人 | 2人でジャスト |
クイーン | 160cm | 2人 | 2人で余裕 |
キング | 180cm | 2人以上 | 夫婦+子ども |
※メーカー・商品によって多少の差があります
なお、一般的なマットレスの縦幅は約195cmです。
各サイズの特徴
各サイズの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
セミシングル(SS)
横幅が約80cmの最もコンパクトなサイズです。小柄な人や子どもが寝るのにおすすめで、狭い部屋にも置きやすいです。ただし、コンパクトすぎて寝返りが打ちにくく、一般的な体型の人には窮屈に感じるでしょう。
シングル(S)
横幅が97cm前後のサイズで、大人ひとりでぴったりな大きさです。シングルサイズのベッドは特に流通量が多いので、豊富な種類から選べます。小柄な人ならゆったり寝られますが、体格が大きい人は窮屈に感じるサイズです。
セミダブル(SD)
横幅が約120cmの大きさで、一人でゆったり寝られるサイズです。一人暮らしを始めるならこのサイズがおすすめです。パートナーができても、すぐにベッドを買い替える必要はないでしょう。
しかし、セミダブルは「ダブル」という名称が付いていますが、二人用としては窮屈な大きさので、二人で使うことを前提にしている人はダブルサイズ以上がおすすめです。
ダブル(D)
横幅が約140cmの大きさです。ダブルサイズの「ダブル」とは、「人間が熟睡できる最小幅(70cm)※の2つ分」という意味なので、二人用としてギリギリセーフといったサイズ感です。※寝台車に載せるベッドの幅を決めるための実験結果による
よって、体が大きい人はワンサイズ上のクイーンサイズ以上がおすすめです。
しかし、クイーンサイズ以上になるとベッドシーツなどのアクセサリーの種類が極端に減るので、使い勝手が良いことがダブルサイズのひとつのメリットと言えます。
数は少ないですが、ダブルサイズとクイーンサイズの間に「ワイドダブル(WD)」というサイズもあります。
クイーン(Q)
横幅が約160cmの大きさです。二人でゆったり寝たいならクイーンサイズがおすすめです。ただし、ベッドシーツなどの品ぞろえがクイーンサイズ以上になるとかなり減ります。
また、商品によっては「セミシングル(80cm)×2台」という構成の場合もあり、ベッドの真ん中(分割部分)の寝心地が悪くなりますが、お互いの振動が伝わりにくくなるというメリットもあります。
キング(K)
横幅が約180cmの大きさです。二人用としてもおすすめですが、かなり広いのでお子様と一緒に3人で寝ることもできるサイズです。
クイーンサイズと同様、マットレスが分割されているパターンがあります。分割マットレスの場合、シングル(97cm)×2台か、シングル(97cm)+セミシングル(80cm)になることが多いです。
おすすめのベッドのサイズは?
結論、一人ならセミダブル、二人ならダブルサイズ以上がおすすめです。
基本的に大きいサイズの方が快適に寝られます。
人は肩幅(平均的な肩幅は40~45cm)の2.5~3倍ほど寝返りを打つので、一人あたりセミダブル(横幅120cm)以上のサイズを選ぶのがおすすめです。
寝返りには血液を滞留させて、血行が悪くなることを防いだり、体温を調節する役割があり、寝返りは重要です。
参考までに筆者(身長170cm、体重58kg)が寝てみたサイズ感は以下のとおりです。
シングル | セミダブル |
---|---|
部屋の広さと相談ですが、できる限り大きいサイズを選ぶことがおすすめです。
ベッドの「縦幅」の違い(ショート丈・ロング丈)
上でご紹介したサイズは横幅(Wide)の話でしたが、商品によっては縦幅(丈=Length)を選べるマットレスやベッドフレームもあります。
通常のマットレスの縦幅は195cmですが、それよりも短いサイズを「ショート丈」、長いサイズを「ロング丈」と言います。
ただし、ショート丈・ロング丈が選べるマットレスやベッドフレームはとても少ないです。探している人は下記でご紹介している「関連記事」をご参考ください。
ショート丈(縦幅180cm)
ショート丈の長さは約180cmです。通常の長さと比べて、およそ15cm短いです。
ショート丈は身長160cm以下の人なら、ストレスなく寝られる長さなので、小柄な人やお子様が使うのに適しています。
なお、ショート丈のベッドフレームは省スペースでも置きやすいように、薄型のヘッドボードやヘッドレスタイプも多いので、狭い部屋に住んでいる人にもおすすめです。
ロング丈(縦幅205~215cm)
ロング丈の長さは205~215cmです。通常の長さと比べて、およそ10~25cm長いです。
身長が180cm以上の場合、通常丈のベッドでは窮屈に感じやすいので、ロング丈を選ぶとゆったりと寝られます。
なお、ロング丈はメーカーや商品によって規格(長さ)が異なることが多いため、ベッドフレームとマットレスとの組み合わせにご注意ください。
快適に眠れるマットレスの長さは「身長×1.05+15cm」とされています。※参考:インテリアの人間工学(監修:小原二郎)
この式に当てはめると身長175cm以上の人は、通常のマットレスの丈(195cm)では短すぎます。
とはいえ、脚を開いたり横向きで寝たりすることを考えると、身長180cm未満の人は通常のマットレスの長さでも問題ないでしょう。
ベッド(マットレス)の有名メーカーは?
『お金をかけてでも高品質なベッドを買いたい』
とお考えの方は、有名メーカー(ブランド)がおすすめです。やはり品質は高く、安心して選べます。
ただし、値段は高めで、マットレスのスタンダードモデルで15~20万円ほどの予算が必要です。
なお、基本的に有名ブランドは、マットレスが主力商品なので、厳密にはベッドメーカーではなく、マットレスメーカーと言った方が正しいです。(ベッドフレームはサブ的な位置づけです)
以下で代表的な有名マットレスメーカーを簡単にご紹介します。
1. SIMMONS(シモンズ)
参照:シモンズ
ポケットコイルのパイオニアメーカー
1870年創業のポケットコイルマットレスを初めて商業化に成功した老舗マットレスメーカー。シモンズのポケットコイルは耐久性が高く、品質が良いです。
なお、シモンズのポケットコイルマットレスは「Beautyrest(ビューティレスト)」と言い、米国では「シモンズ」より「Beautyrest(ビューティレスト)」という名称の方が有名です。
2. Sealy(シーリー)
参照:シーリー
全米シェアNo.1メーカー
1881年に創業し、整形外科医の協力のもと、科学的なアプローチから開発に力を入れているメーカー。他のメーカーに比べ、詰め物のボリュームが多い傾向があり、どちらかというとふんわりとした寝心地が多いです。
米国家具業界専門誌「Furniture Today(ファニチャートゥデイ)」によるとシーリーは2019年度全米No1のセールスを獲得し、9年ぶりのトップ奪還を果たしました。(2011~2018年の全米No1はサータでした)
3. Serta(サータ)
参照:サータ
ボックストップ×ゾーニング
全米売上ランキング(ファニチャートゥデイ誌)にて、8年連続No.1を獲得したメーカー。サータブランドは日本では広島県にあるドリームベッドが製造・販売のライセンスを持っています。
サータと言えば、世界で初めて「ボックストップ」という詰め物をたくさん使える仕様を開発したことで有名です。芯材はポケットコイルが基本ですが、場所によって硬さを変える「ゾーニング仕様」のマットレスが多いことも特徴です。
4. フランスベッド
参照:フランスベッド
国内販売シェアNo.1
国内において資本力と商品ラインナップが最も豊富なメーカー。他のメーカーよりも多機能なマットレスが多いことが特徴です。
最大の特徴は日本で唯一「高密度連続スプリング®」を製造・販売できるライセンスを持っていること。アイデア商品も多く、他にないユニークな特徴を兼ね備えたマットレスも選べます。
5. 日本ベッド
参照:日本ベッド
高級ホテルからも評価が高い
日本ベッドは仕立ての良さに高い評判がある日本のメーカー。帝国ホテルや星のや軽井沢などの一流ホテルへの納入実績も豊富です。『同じ材料の組み合わせでほかのメーカーに発注しても、なぜか日本ベッドの方が長持ちする』と言われることもあるそうです。
日本ベッドといえば、超高密度&交互配列式のポケットコイルマットレス「シルキーポケット」が有名で、バネで直接寝られるレベルのしなやかでとろける寝心地が特徴です。
各メーカーの特徴については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
・
・
・
ベッドはどこで買うのがおすすめ?
コスパ重視なら「ネット通販」
コストパフォーマンスを重視する人は、ネット通販(オンラインショッピング)をご検討ください。特にネット限定で展開しているメーカー・ショップがおすすめです。
ネット通販の特徴
- 種類が豊富(〇)
- 価格が安い(〇)
- 商品によっては手抜きもある(△)
種類が豊富(〇)
ネット通販は実店舗よりも豊富な種類からベッドが選べます。ベッドは大きい家具なので、実店舗では大量には置けません。
一方、ネット通販は売り場面積という概念がなく、非常に多くの品揃えが実現できるので、自分にぴったりなベッドが見つけやすいです。
価格が安い(〇)
ネット通販の安さの主な理由は、固定費が少ないことと、流通のシンプルさです。
たとえば、ネット通販は家賃や人件費などが少なく、実店舗と比べ固定費が抑えられます。また、流通上に入る業者の数も少ないため、低価格が実現できます。
商品によっては「手抜き」はある(△)
特に格安商品の場合、見えにくいところを手抜きすることはあります。
たとえば、ベッドフレームの背面の塗装や処理を省いたり、マットレスの裏面に詰め物を施さない(片面仕様)などです。※とはいえ、実店舗で売られている低価格品でもこの傾向はあります
しかしながら、ベッドは壁付けすることが基本で、背面に塗装されていなくても使用上はまったく問題ありません。むしろ「価格を下げるための工夫」とも言えます。
なお、マットレスの片面仕様は「表面にしか寝られない」という点で、耐久性としてマイナスの仕様です。長く使いたい人はネット限定品でも両面仕様モデルはあるので、そうした商品を選びましょう。
【毎月更新!】
おすすめのベッド通販サイトランキングはこちら
実際にベッドを確かめたい人は「実店舗」がおすすめ
『どうしても現物が見たい』という人は、やはり直接お店に行って実物を確認した方が良いでしょう。
特に、細部の仕様までこだわりたい人や、色味をしっかりと確認したい人などは現物を見ずに買ってしまうと『思ったものと違う』ということになりかねません。
「見た商品」が届くわけではない
注意したいのが、ベッドを店舗で買ったとしても、メーカーの倉庫にある在庫品から発送されるということです。つまり、店舗で確認した商品そのものが届くわけではありません。
たとえば、木目調のベッドフレームの場合、展示品とまったく違った木目の商品が届く場合もあるので、想像していた見た目と異なる場合もあります。
マットレスは判断が難しい
マットレスを試し寝できる店舗も多いですが、店舗と自宅の寝室では環境が大きく異なるため、試し寝で感じた寝心地と異なる印象を受ける場合もあります。
また、硬さに関しても展示品の状態によりますし、外出先では心身ともに緊張しています。(本来、就寝時には副交感神経が優位になるところ、外出先だと交感神経が優位になりやすいです)
よって、試し寝はあくまで参考程度にお考えください。
実店舗のベッドは、店舗の家賃や人件費等が価格に含まれるということが避けられないデメリットです。
・
・
・
【ここもチェック】ベッドを買うときに利用したい5つのサービス
1. 組立設置サービス
組立設置サービスとは、ベッドの配送時に専門業者による「商品の組立」「設置場所への移動」「梱包材の回収」をしてくれるサービスです。※サービス内容が異なる場合もあります
ショップによってかかる費用が異なり、無料~20,000円程度で付けられます。梱包材(段ボールや発泡スチロール等)も大量なので、それらを回収してくれる点も大きなメリットです。
特に「引き出し収納ベッド」や「跳ね上げ式ベッド」「ロフトベッド」「二段ベッド」など、組立が大変な商品ならぜひ利用することをおすすめします。
2. 引き取りサービス
引き取りサービスとは、商品購入を条件に、今使っているベッドを引き取ってくれるサービスのことです。『ベッドを買い替えたい』という人におすすめです。
ベッドを廃棄するには、基本的に粗大ゴミで出す必要があり、解体やゴミ捨て場に持っていくことに苦労します。
引き取りサービスなら、新しいベッドが到着した流れで、古いベッドが回収されるので、手間もほとんどかかりません。
3. スピード出荷
『今すぐにでもベッドが欲しい』という人は、出荷が早いショップや商品を選びましょう。
ショップによって最短出荷日は異なり、早くて即日、遅くて2週間程度かかる場合もあります。
なお、同じショップの中でも、商品によって配送スピードが異なる場合もあります。
4. トライアル(お試し期間)
トライアルとは、一定期間ベッドを試して、気に入らなければ返品できるサービスです。
トライアルの条件は、メーカーによってバラバラで、返品のタイミングや配送費・手数料の有無等の違いがあるのでご注意ください。
なお、マットレスでトライアルを設けているところはわりと多いですが、ベッドフレームまでトライアルを設けているところは少ないです。
おすすめはコアラ®です。コアラ®では、マットレスとベッドフレームの両方がトライアル対象(さらに、枕など全商品が対象)です。つまり、ベッド一式が気軽にお試しできるので、ベッド選びに不安がある人はぜひチェックしてみてくださいね。
お試し期間があるメーカーは以下でまとめているのでご参考くださいね。(主にマットレスです)
5. レンタルサービス
『期間限定でベッドを使いたい』
『引越しなどの初期費用をできるだけ抑えたい』
という人は、ベッドを買うのではなく、借りられるレンタルサービスを利用するのも手です。
最安で月額1,000円程度で借りられるサービスもあるので、気軽にベッドが使えます。
ただし、月額制の場合、基本的に1~2年ほど利用をしないと、手数料の支払いが発生することが多く、低価格なベッドなら買ったほうがお得になることもあります。
・
・
・
ベッドメーカー様の取材協力(正確性・信頼性について)
当サイトでは情報の正確性に注意すべく、ベッドメーカー様に取材協力をいただき情報をまとめています。
当サイトの記事は、こうしたメーカーさんから得た情報と、実際に体験した内容を元に作成しています。なお、管理人はもともとベッドメーカーに7年勤めた業界経験者です。
ベッド専門家としての活動実績(出演・記事監修など)
当サイトの運営活動を通じ、「ベッド・マットレスの専門家」として他のメディア様における記事監修および情報をご提供しています。
- 【コメント】TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」2024年9月18日放送
- 【記事監修】楽天市場「マットレスの選び方」2024年3月公開
- 【素材提供】日本テレビ「ヒルナンデス!」(2023年5月17日放送)
- 【記事監修】Webメディア「ECナビClip!」2023年3月公開
- 【記事作成】ZINUS公式ブログ 2022年12月公開
- 【掲載】生命保険会社会員向け情報誌 2022年12月16日 発行
- 【掲載】「東京スポーツ(東スポ)」2022年3月1日・2022年8月1日 発行
- 【出演】TBS「ラヴィット!」2021年11月18日放送回
- 【掲載】ビジネス誌「プレジデント」 2021年7.30号
- 【記事監修】Webメディア「Picky’s」(株式会社rentry様)
- 【記事監修】goo ランキング( エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社様)※以下3記事
- 【情報提供(一部)】VOICE NOTE MAGAZINE(株式会社NEXER様)
当サイトと他メディア様の記事では、掲載内容(おすすめ商品)に相違がある場合があります。その理由は、当サイトにおいては販売状況・相対的なコストパフォーマンス・実体験の有無などによって「適した最新情報」になるよう掲載する商品を変えているためです。
また、体験レビュー数も常に増えていくので、おすすめ順位は変動するとお考え下さい。よって、最新情報を知りたい方は当サイト(特にトップページ)をご参考いただければと思います
・
・
・
まとめ
いかがでしたか。
『人生の3分の1は睡眠時間』という有名な常套句もあるとおり、ベッド選びはとても大切です。
本当に自分に合ったベッド・マットレスを決めていただくうえで、当サイトではベッドに特化した様々な特集記事や、体験レビュー記事をご用意しています。
特にマットレスは寝心地(睡眠)に大きな影響を及ぼすため、慎重に選びましょう。マットレス選びについては、以下が当サイトで最も詳しくまとめている記事なので、ぜひご参考くださいね。
また、おすすめベッド通販サイトランキングについては毎月販売額を集計し、商品のラインアップを確認しながら順位付けをしているので、上位にランクインされているショップからご確認いただくのも近道かと思います。
あなたのベッド選びに少しでもお役に立つことができたら幸いです。
もし、個別のご質問がありましたら、以下のお問合せフォーム(リンク先は運営会社ホームページ)までご連絡ください。2~3日以内にご回答させていただきます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。