このページでは当サイトのランキング(順位付け)や、評価方法の仕組みについて詳しくご紹介します。
当サイトではユーザー様に満足いただけるベッド選びをしていただきたいと考え、本当におすすめできる商品・ショップ・サービス等をご紹介しております。
そのために、実際の体験・経験をベースに評価を行い、記事の内容を決めています。
なお、ランキングの順位やレビュー評価値は、企業様からの金銭等の授受によって絶対に決めておりません。
「良いものは良い・そうでないものはそうでない」という姿勢で表現・掲載をしているのでご安心ください。
目次
ランキングについて
1. おすすめショップランキングの評価方法
主にトップページなどで、おすすめショップ(ベッド販売店)をランキング形式でご紹介しています。
このランキングは以下の評価項目(概要)の合計値で決めております。
- 当サイト経由の販売額(人気度)
- 価格的な魅力度
- 種類の豊富さ
- サービスの良さ
- その他
なお、上記項目の中でもさらに細かく評価しており、たとえば「サービスの良さ」の中には発送の早さ、保証内容、引き取り・組立サービスの有無、支払い方法等があります。
以下は評価付けする際に用いている計算表の一部です。
合計、約30の項目について評価をしており、定期的に情報を見直して再評価を繰り返しています。
各項目ごとに異なる倍率を設定しており、たとえば「売上評価(前月の当サイト経由の販売実績の得点)」については人気度を測る指標のため、特に高い倍率を設定しています。
一方、たとえば「サービス」の中の「支払い」や「保証」などについては各社大きな差がなく、そこまで重要視しなくても良いと考え、低めの倍率を設定しています。
こうして各項目の濃淡をつけ、総合的に導き出された数値が左上にある「%」で、これが評価値になり、トップページ等にあるおすすめショップランキングの「○○pt」になる仕組みです。
なお、評価項目や倍率は今後変更する可能性がありますし、今までも最適になるように変更してきました。
たとえば、もし今後、ショップを選ぶ上でユーザー様が重要に考えることが「引っ越しをしてくれること」であるなら「引っ越し対応」という項目も追加されると思います。
2. 商品(ベッドフレーム・マットレス)のおすすめランキングについて
基本的に当サイトではベッドフレームやマットレスをランキング形式ではなく、「おすすめ〇選」といった形でおすすめの商品をご紹介していることが多いです。
その理由は、掲載しているすべての商品を詳細に体験・検証しないまま安易に「ランキング」という言葉を用いたくないからです。
ただし、一部記事において「おすすめBEST3」などとして、ランキング形式でおすすめ商品をご紹介していることがあります。
そのようにご紹介している理由は以下の2点です。
- 体験や検証済みですでに詳しく知っている、かつ、おすすめできる商品である
- その記事のボリュームが多すぎるため、最初に短めのランキング形式(BEST3など)として紹介することでわかりやすさを重視している
また、ベッドフレームにおいては、以下の記事で簡易的にまとめてレビュー・星付けを行っており、それを元にランキングを作成しております。
- 【まとめ】すのこベッドの商品レビュー
- 【まとめ】ローベッド(フロアベッド)の商品レビュー
- 【まとめ】収納付きベッドの商品レビュー(チェスト・跳ね上げ式を含む)
- 【まとめ】二段ベッドの商品レビュー
- 【まとめ】ロフトベッド・システムベッドの商品レビュー
ただし、上記に掲載されていない商品もおすすめ商品として各記事で取り上げていることもあります。その場合、「具体的な評価付けこそしていないが、順当な商品」とお考え下さい。
マットレスのレビュー点数について
マットレスは睡眠の質に直結する大切なものです。
できるだけユーザーの皆さまが選んで後悔・失敗がないよう、当サイトでは「商品の特徴をより理解していただきたい」と考え、実物を取り寄せて、体験レビュー記事を作成しています。
体験レビュー記事の中では、到着時の梱包や開梱の様子、実際に寝てみた寝心地・仕様などについて解説をしております。
そして、マットレスの性能として大切なポイントや、購買を決定するうえで大切な要素として以下の項目を星5点満点で評価しております。
スプリングコイルマットレス | ノンコイルマットレス |
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そして、各項目ごとに評価倍率を変えて総合評価値を算出しています。
以下より、上記項目についてどのように考え、チェックを行っているか詳しくご紹介しています。
倍率が「高い」項目
以下の項目は総合評価値に大きく影響します。
- 価格(の安さ)
- 底付き(のなさ)
- バネ当たり(のなさ)
- 端の沈み込み(のなさ)
- 耐久性(の高さ)
「価格」は安ければ安い方が良いので、ずば抜けた倍率を設定してます。こうすることで、寝心地が良い高価格な商品の総合評価値が上がりすぎないようにしています(高価格で寝心地が良いのはあたりまえです)。
- 2022年1月14日:価格の倍率を少しだけ低くしました。といっても、未だ他の項目よりもずば抜けた倍率です。理由は、高価格帯の商品でも評価しやすくしたためです。最近では、多少価格が高くても満足寝心地を得たいという声も多いように感じます。つまり、高価な商品でも「おすすめのマットレス」として見つけやすくするという意図です。
- 2023年8月19日:「耐久性」の比重を高めました。近年、マットレスの廃棄による環境問題が話題になっています。よって、できるだけ長期間使えるマットレスの方が、廃棄問題に貢献できると考えたためです。この変更により、より耐久性が高い(中価格帯以上のモデルに多い)マットレスの順位が高くなっています。
要するに、価格(低価格であればあるほど良い評価)の倍率を高く設定することにより、コストパフォーマンス(費用対効果)の良さ=総合評価値として知ることができます。
「底付きのなさ」や「バネ当たり」の倍率が高いのは、マットレスとして最低限の品質があるかどうかの大切なポイントだからです。
「底付き」とは荷重をかけた際に床の存在を感じること。「バネ当たり」はスプリングコイルマットレスの場合に限るのですが、寝ていて芯材のスプリング(ポケットコイル等)の存在を感じることです。
底付き・バネ当たりを強く感じる商品は、マットレスとしての基本的な性能である「体圧分散・荷重分散・寝姿勢保持」の点でストレスを感じる寝心地となるので、評価としては大きなマイナスとしています(よって、高倍率としています)。
「端の沈み込み」の倍率も高めです。マットレスは端部分が最も沈み込みやすいですが、沈み込みづらさは商品によって異なります。端が沈み込みづらい商品はマットレス全面の寝心地が変わらないため、それだけで使用感が良いものになります(広々優雅に眠れます)。
倍率が「低い」項目
以下の項目は総合評価値への影響が低めに設定しています。
- 通気性
- 衛生面
「通気性」「衛生面」の倍率が低い理由は、そもそもマットレスはシーツやカバーをかけて使うので、そのシーツやパッドの質によって使用感が大きく左右されるためです。
倍率が「ふつう程度」の項目
以下の項目の総合評価への影響は普通程度です。
- 取り扱いやすさ
- 横向き寝(の寝心地)
- 仰向き寝(の寝心地)
「取り扱いやすさ」は普通程度の倍率です。マットレスの厚さや重量によって移動のしやすさなどが変わりますが、その人の力の強さ・弱さによって感じ方が変わるためです。
また、生地がカバーリングのマットレスは洗濯のしやすさという点では取り扱いやすいと言えますが、基本的にマットレスにかぶせているシーツやパッドを洗濯すれば良いので、カバーリングが必須条件でもありません。
「仰向き寝」や「横向き寝」などの寝心地面においては、どうしても筆者の体型・習慣・好み等が多少なりとも影響してしまうため、大切なチェックポイントではありますが、普通程度の倍率に設定しています。(一応、ベッド業界に10年以上いる経験者なので、客観的な視点はある程度持ち合わせていると思っております)。
仰向き寝 | 横向き寝 |
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なお、横向き寝よりも仰向き寝の倍率を少し高めているのは日本人の基本寝姿勢が仰向き寝が中心のためです。
「返金・返品保証あり」は加点
長期間の返金・返品保証(トライアル・お試し期間)が付いている商品は0.1~0.2ポイント※を最終評価に加点しています。※返品条件に難易度によって点数に差をつけています
マットレスはある程度長い期間使ってみないと自分の体に合うかわからないものなので、長期の返金・返品保証がある商品を選ぶことで、マットレス選びが金銭的にも失敗しづらいと考えるためです。
ただし、メーカーや商品によって保証の条件(返送費用はどちらの負担か?最低使用期間はあるのか?など)が異なるので、必ず販売ページをよくご確認いただけますようお願いいたします。
反発弾性率テストを実施
芯材にウレタンフォームを使った「ウレタンマットレス」では、反発性の特徴(低反発や高反発)をセールスポイントにしていることが多いですが、その反発弾性が具体的にどの程度の力なのか公表されていない場合もあります。
また、公表されていたとしてもズレが大きい場合もあるため、当サイトではJIS規格(JIS K 6400-3)に倣った方法でウレタンフォームの「反発弾性率」を計測しています。
素材が持つ反発性を測る数値。反発弾性率を調べる方法として、JISが定めるテスト方法(JIS K 6400-3)があり、簡単に言うと「高さ50cmから鉄球を落として、反発した高さと割ったのが反発弾性率」ということです。
当サイトによる計測方法はJISに倣い、厚さ50 mm以上、幅100 mm以上及び長さ100 mm以上のウレタンフォームを取り出し、床(木製)の上に乗せて計測します。
アクリル板(天面がちょうど高さ500mm)で鉄球を支えます。
ゆっくりとアクリル板を外し、鉄球を落下させます。
測定器には300mmのスケール(定規)を設置しています。
なお、300mmのスケールを設置したのは、高反発を見極めるラインが250mm(反発弾性率50%以上=高反発)だからです。
測定風景を動画で記録し、画像ソフトで具体的な数値を確認します。
なお、JISでの測定条件に完璧に適合した方法ではないため、このテスト結果はあくまで参考値ですが、メーカー公表値と同様の数値が確認でき、また差がある場合でも±5mm程度の範囲に収まっているので、おおむね信頼できる数値だと思います。
「高反発」に要注意
なぜ、このようなテストを行っているかというと「偽の高反発」を見抜きたいという点が大きな理由のひとつです。
近年、寝返りのしやすさなどから高反発マットレスがブームですが、実は高反発マットレスとして販売されている商品の中で、厳密な意味で高反発(高弾性)ではない商品もかなり多くあるのが現状です。
低反発・高反発(および一般ウレタン)の定義をお伝えすると以下の通りです。
反発弾性率 | ウレタン分類 |
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15%未満 | 低反発ウレタン |
15~49% | 一般ウレタン |
50%以上 | 高弾性(高反発)ウレタン |
正確には以上のような定義があるのですが、日本のマットレス市場では「低反発(15%未満)でなければ高反発として販売して良し」という誤った認識が広がってしまっているのです。(バイヤー・MDの知識不足が大きな原因と言われています)
しかも、一般ウレタンと高弾性(高反発)ウレタンは延長線にあるわけでなく、作り方が異なるまったくの別物です。さらに耐久性に影響がある「密度」においても、一般ウレタンと低反発・高反発では大きく異なることもしばしばです。
要するに、反発弾性率が15~49%なのに「高反発マットレス」として販売している(特に低価格帯の)マットレスは低品質なことも多いので、注意していただきたいというのがテストの目的です。
本物の高反発マットレスをお探しの方は、反発弾性率を公表している・もしく当サイトで検証したマットレスを中心にご紹介している以下の記事をご参考いただけますと幸いです。
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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
当サイトでのランキング・点数の評価方法について詳しくご紹介させていただきました。
ご不明な点・ご意見等がありましたら、以下の運営会社である株式会社悠デザインのホームページよりお問合せいただけますようお願い申し上げます。