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マットレスを全力で徹底解説します
この記事では、業界歴10年以上のマットレス専門家が、実際の体験と評価付けを元に「本当におすすめのマットレス」と「マットレスの選び方」をご紹介します。※参考【全114商品の評価】はこちら(当ページ内)
マットレスに関する特集はたくさんありますが、『なかなかピンとくるマットレスが見つからない』と思うことも多いのではないでしょうか。
そもそもマットレスの人気ランキングはあまり参考になりません。
なぜなら、マットレスは使う人やシーンによって、選ぶべきものが変わるからです。
万人に、そしてすべてのシーンに合うマットレスはありません。まずこれが大前提です。
マットレス選びを失敗しないためには、自身の体型や習慣・好みと、マットレスの構造や特徴をしっかり理解することが必要です。
とはいえ、なかなか判断がつかないことも多いでしょう。
そこで、さまざまなマットレスを詳細に検証してきた当サイトが自信をもっておすすめできるマットレス(評価No1モデル+予算別の超厳選8モデル)を冒頭でご紹介しているので、迷ったらまずはこの中からご検討いただくと良いと思います。
奥深いマットレスの世界を、「これでもか!」というほど徹底的にご案内します。ぜひご参考くださいね。
この記事を書いた人
【公平性について】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。ただし、おすすめ商品および掲載位置はメーカーの関与はなく、当サイト独自の評価方法を基に決めているのでご安心ください。
目次
- 【まず結論】総合評価No1&予算別の超厳選おすすめマットレス(計9個)
- 【総合評価 No.1】 源ベッド「咲夜レアルマットレス」
- 【1万円台のおすすめNo.1】 neruco「バリューポケットコイルマットレス」
- 【3万円台のおすすめNo1】 源ベッド「夜香ハイグレード2」
- 【5万円台のおすすめNo.1】 篠原化学「快眠タイムズ マットレス」
- 【7万円台のおすすめNo.1】 Morght「NELLマットレス」
- 【10万円前後のおすすめNo.1】 コアラ®「コアラマットレスプラス PLUS」
- 【15万円前後のおすすめNo.1】 エマ・スリープ「エマ・ハイブリッドV2 プラス」
- 【20万円以上のおすすめNo.1】 フランスベッド「LT-7700」
- 【薄型タイプのおすすめNo.1】 リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」
- マットレスの役割
- おすすめのマットレスの種類は?
- 知っておきたい!高級マットレスメーカー 8選
- ココが大事!失敗しないマットレス選びの最重要ポイント4つ
- こんなところも?さらに失敗しないマットレス選びのチェックポイント10個
- 見るべきは低評価!マットレスの口コミ(レビュー)を読むコツ
- 【予算別に厳選!】本当におすすめのマットレス 26選
- 【体験・レビュー済み】マットレスの評価ランキング(全114商品)
- まとめ
【まず結論】総合評価No1&予算別の超厳選おすすめマットレス(計9個)
この記事は約47,000字の情報量となっています。
マットレス選びを網羅的・徹底的に解説しているため、できればこの記事をすべて見て頂いたほうが失敗は少ないでしょう。
ですが、
- 「すべて読むのは時間がない」
- 「まずは1番のおすすめマットレスを知りたい」
という方のために、数々のマットレスを体験・検証してきた当サイトの総合評価No1モデルと、予算毎(1万円~20万円以上)+薄型タイプのおすすめNo1モデルをひとまず先にご紹介します。※記事後半のおすすめ26選にも登場するので重複はご容赦ください
厳選に厳選を重ねました。
【総合評価 No.1】 源ベッド「咲夜レアルマットレス」
これ以上のコスパの高さは、たぶんない。
咲夜(さくや)レアルマットレスは、広島県の老舗ベッドメーカー「源ベッド(チヨダコーポレーション)」の新しいポケットコイルマットレスです。
同社人気モデル「夜香ハイグレード」を超えるマットレスとして開発され、高級ホテルにも採用される、巻き数の多い「8.5巻き(6.7インチ)のスプリング」が搭載されました。
それでいて、価格が4万円台からというとんでもないコストパフォーマンスで、実際に寝た瞬間に「本当にこれが5万円以下で買えるの?」と驚きを隠せませんでした。
とにかくスプリングの性能が良いので、幅広い体型や好みにも合いやすいと思います。マットレス選びに迷っていたら、ぜひ一度チェックして欲しいイチオシモデルです。
こんな人におすすめ
- 高級ホテルのような寝心地をリーズナブルに手に入れたい
- 日本製の高品質なマットレスが欲しい
- 仰向けでも横向きでも寝る
- 安心して体を預けられるマットレスが欲しい
- 品質・寝心地・価格のバランスの高さを追求したい
総合評価 | 4.09(総合No.1) |
---|---|
メーカー | 源ベッド(チヨダコーポレーション) |
サイズ | シングル~クイーン |
価格 (Sサイズ) | 44,990円 |
予算が許す人は、源ベッドの最高グレード「咲夜No Way!」もおすすめです。
源ベッドの社長さんが試作品で寝た時に「まさか!(No Way!)」と感じたことから名付けられたという逸話を持つ最高傑作マットレスです。※当サイト総合評価は4.01(総合3位)
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続いて、予算別のおすすめNo.1マットレスをご紹介します。
【1万円台のおすすめNo.1】 neruco「バリューポケットコイルマットレス」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- ベッド専門店「neruco」の売れ筋人気モデル
- コイル高が高く、クッション性が豊かなふんわりとした寝心地
- 側面がメッシュ構造で通気性抜群
- サイズバリエーションが非常に豊富(ショートやロングもある)
こんな人におすすめ
- とにかく低価格で買いたい
- どちらかというと柔らかめの寝心地が好き
- どちらかというと横向き寝が中心
- 性別問わずおすすめできる寝心地だが、特に女性的な体型
総合評価 | 3.61 |
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メーカー | neruco |
サイズ | セミシングル~キング ※ショート丈・ロング丈あり |
価格 (Sサイズ) | 12,990円 |
【3万円台のおすすめNo1】 源ベッド「夜香ハイグレード2」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 広島県のベッドメーカー「源ベッド」の売れ筋人気モデル
- 国内の自社工場でバネ(コイル)から丁寧に作られている純国産品
- 硬さがソフト・レギュラー・ハードの3種類から選べる(レギュラーで「やや硬め」くらいの寝心地)
- 国産マットレスの中ではトップレベルのコストパフォーマンス
こんな人におすすめ
- 日本製のマットレスをできるだけ低価格に買いたい
- 価格も品質も妥協したくない
- どちらかというと硬めの寝心地が好き
- どちらかというと仰向き寝が中心
- 幅広い層に合いやすく、良い意味でスタンダードな寝心地
総合評価 | 3.96 |
---|---|
メーカー | 源ベッド(チヨダコーポレーション) |
サイズ | セミシングル~ワイドダブル ※ショート丈あり |
価格 (Sサイズ) | 33,990円 |
【5万円台のおすすめNo.1】 篠原化学「快眠タイムズ マットレス」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 愛知県の老舗寝具メーカー「篠原化学」のオリジナルマットレス
- 低反発+高反発の3層ウレタンフォームを使用した「ふわふわ・もちもち」の感触が気持ちいい
- この価格帯では珍しい高級素材「羊毛」を生地に使用
- 60日のお試し期間付き
- クーポンコード「202412ex」で10%OFF(12/25まで)
こんな人におすすめ
- 体当たりがやわらかな寝心地が好き
- フィット感がある寝心地が好き
- 静かな寝心地が好き(二人で使うのにもおすすめ)
- 仰向き・横向きどちらでもOK
総合評価 | 3.72 |
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メーカー | 篠原化学(快眠タイムズ) |
サイズ | シングル~クイーン |
価格 (Sサイズ) | 50,000円 →クーポン「202412ex」で10%OFF(12/25まで) |
【7万円台のおすすめNo.1】 Morght「NELLマットレス」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 日本のベンチャー企業が老舗マットレス設計会社と共同開発
- Sサイズあたり約1,200個ものコイルを搭載した超高密度ポケットコイルマットレス
- 腰部分と外周を強化したゾーニング仕様で、寝返りしやすく、端が落ち込みにくい
- 120日間のお試し期間(返金・返品保証)付き
- WINTER SALEで15%OFF(12/22まで)
こんな人におすすめ
- マットレス選びに失敗したくない(長期お試し期間あり)
- 静かな寝心地が好き
- 寝返りのしやすさが大事
- どちらかというと仰向き寝が中心
総合評価 | 3.79 |
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メーカー | NELL(Morght) |
サイズ | シングル~キング |
価格 (Sサイズ) | 75,000円 → セール価格:63,750円 |
【10万円前後のおすすめNo.1】 コアラ®「コアラマットレスプラス PLUS」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 従来の人気モデル「コアラマットレス KORE」の寝心地や機能性を向上(しかも価格は据え置き)
- 硬さ調節に加え、リバーシブルカバーによって感触の調節も可能
- ゼロディスターバンス®技術による振動が伝わりにくい寝心地
- コアラ®史上、最高のコストパフォーマンス(当サイト評価)
こんな人におすすめ
- 硬さ選びに不安がある
- マットレス選びに失敗したくない(120日お試し期間あり)
- ウレタンで蒸れにくいマットレスが良い
- 仰向きでも横向きでも快適に寝たい
総合評価 | 3.75 |
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メーカー | コアラスリープ |
サイズ | シングル~キング |
価格 (Sサイズ) | 99,900円 |
この商品の特徴はコチラ
予算が許す人は、上位モデル「コアラマットレスシュプリーム SUPREME」もおすすめです。
6層7ゾーン(厳密には7層11ゾーン)によって極上のなめらかさが得られる最高峰のウレタンマットレスです。
【15万円前後のおすすめNo.1】 エマ・スリープ「エマ・ハイブリッドV2 プラス」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 世界中で600万人以上が愛用しているドイツ発のマットレスブランド
- ポケットコイルとウレタンフォームの良いところ取りの「ハイブリッドマットレス」
- 体圧分散・寝姿勢保持・荷重分散のバランス感が良い
- 100日のお試し期間付きで、返送費も不要のため気軽に試せる
- セールで55%OFF(12/16まで)
こんな人におすすめ
- マットレス選びに失敗したくない(長期お試し期間あり)
- 寝返りが打ちやすい方が良い
- ふんわりとしたクッション性が豊かな寝心地が好き
- どちらかというと仰向き寝が中心
総合評価 | 3.47 |
---|---|
メーカー | エマ・スリープ |
サイズ | シングル~キング |
価格 (Sサイズ) | 134,000円 → 60,300円(12/16まで) |
予算が許す人は、上位モデル「エマ・プレミアムV2」もおすすめです。
構造はハイブリッドV2に、放熱性能が優れたウレタンフォームを追加し、さらに衝撃吸収性も高まったモデルです。
ハイグレードモデルのレビュー記事
【20万円以上のおすすめNo.1】 フランスベッド「LT-7700」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 国内最大手の老舗メーカー「フランスベッド」の売れ筋モデル
- 耐久性と通気性が高い「高密度連続スプリング®」
- 除菌機能「キュリエスエージー®」で衛生面◎
- ファイバー素材「ブレスエアー®」搭載で寝返りしやすい(片面のみ)
- 外周強化仕様の中で特に沈み込みにくい「プロフォール®」
- 寝心地・使用感・機能性のバランスで考えると最も優れたマットレス
- 当サイト特別クーポン「bed205fbh10」で10%OFF
こんな人におすすめ
- とにかく寝心地や使用感を重視したい
- 蒸れにくいマットレスが良い
- 衛生機能にとことんこだわりたい
- 寝返りしやすさ、通気性の良さが大切
- 通販モデルが心配な人(老舗ブランドの基幹モデルなので、安心して購入できる)
総合評価 | 3.68 |
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メーカー | フランスベッド |
サイズ | セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル、クイーン ※ロングサイズあり |
価格 (Sサイズ) | 231,000円→クーポン利用で10%OFF |
【薄型タイプのおすすめNo.1】 リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」
【15秒でわかる!】このマットレスの特徴
- 超高密度のウレタンフォーム
- 従来の3倍(240,000回)の圧縮テストでも「復元率99.6%」という抜群の耐久性
- 高い抗菌性、消臭・防ダニ効果がある「高衛生カバー」(洗濯可能)
- 最高クラスの反発弾性(高反発で寝返りがしやすい)
- 2020年グッドデザイン賞受賞
- 30日のお試し期間付き
- セールで20%OFF(12/1~15まで)
こんな人におすすめ
- 薄型でもなるべく高品質なマットレスを探している
- 衛生面も大事(SOMRESTAのカバーは「強い効果が認められる抗菌レベル」)
- 使い勝手の良さ(持ち運びしやすさ・洗濯できる・収納性など)が大事
- ロフトベッド・二段ベッドで使いたい
総合評価 | 4.02(薄型部門 No.1) |
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メーカー | リフレーションジャパン |
サイズ | シングル~ワイドダブル |
価格 (Sサイズ) | 59,800円 → 47,840円(12/1~15まで) |
「三つ折りマットレス」が欲しい人は同じくSOMRESTAのゼロギャップがおすすめです。三つ折りマットレスにありがちな分割部分の寝心地の悪さをほとんど感じない素晴らしい寝心地です。
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以下より、マットレスの特徴や種類、選び方などを詳しくご紹介します。
マットレスの役割
マットレスとはベッドフレームや床の上に敷く、厚い弾力性の敷物のことです。寝心地はマットレスの性能に大きく関係します。
マットレスの主な役割は以下の2点です。
マットレスの主な役割
- 寝姿勢を支える(寝姿勢保持)
- 圧力を分散させる(体圧分散性)
1. 寝姿勢を支える(寝姿勢保持)
マットレスの1つめの重要な役割は、寝姿勢を支えること。専門用語で「寝姿勢保持(ねしせいほじ)」と言います。
理想的な寝姿勢保持とは、立っている時と同じような背骨のS字カーブをキープできることです。
沈み込み過ぎるマットレスには要注意
要するに沈み込み過ぎないことが大切で、「適度な硬さと豊かな反発力」がマットレスに求められます。
一方、沈み込み過ぎてしまうマットレスは、「柔らかすぎ、かつ、反発力が乏しい」商品に多いです。
上の画像のとおり、重いブロック(腰や背中)が沈み込み過ぎてしまうと、S字カーブ(生理湾曲)が変わろうとします。
そうなると睡眠中でも背骨周辺の筋肉が緊張したままになり、起きたときに体が痛くなる原因につながるため注意が必要です。
寝姿勢保持性が良いマットレスとは、沈み込み過ぎず、体を支えられる硬さと反発力を感じられるマットレスです。
2. 圧力を分散させる(体圧分散性)
2つめの重要な役割は、圧力を分散させること。いわゆる体圧分散性(たいあつぶんさんせい)です。
「体圧」とは、寝ているときに「マットレスから体にかかる圧力」のことを言います。
ポイントは体圧分散性は低くすぎても高すぎても良くないということです。
「体圧分散性の高さ」はメリットではない
『体圧分散性が高いマットレスを選びましょう』といった表現を見たり聞いたりした人も多いのではないでしょうか。実は、それは間違いです。
そもそも体圧分散性の高さ(低さ)は、メリット・デメリットを語るものではありません。
もちろん、体圧分散性が低すぎると圧力で体が痛くなりますが、高すぎる体圧分散性も問題です。
体圧分散性が高すぎるマットレスとは「体のすべてが同じ圧力に感じる」ということです。
しかし、人間の体は場所によって敏感・鈍感があり、こうした感覚の差を無視すると、寝心地は気持ち悪く感じます。
また、そのようなマットレスは、体が沈み込み過ぎて寝姿勢が崩れることが多いです。
要するに「高すぎる体圧分散性=体圧分散の悪平等」なので、体圧分散性の高さを求めてマットレスを探すのはおすすめできません。
本当に良いマットレスとは「あなたの体圧を適度に分散できるマットレス」ということを覚えておきましょう。
体圧分散性はマットレスの「硬さ」と最も関係が深いです。よって、やわらかすぎず、硬すぎないマットレスが失敗しにくいでしょう。
また、もし迷ったら「自分が思うよりも少し硬め」のマットレスがおすすめです。なぜなら、もし硬すぎた場合、敷きパッドやマットレストッパーなどで、やわらかく調節しやすいからです。(一方、やわらかいマットレスを硬くするのは困難です)
腰痛とマットレスの関係
マットレスの販売ページや情報サイトなどで、「腰痛の改善(緩和)」といった表現を目にすることがありますよね。
しかし、結論から言うと、マットレスに腰痛の改善効果はありません。
そこ(販売ページなど)で繰り広げているのは、あくまで個人的な体験談による腰痛改善のエピソードです。
マットレスで「腰痛改善」は薬機法違反
そもそも「腰痛の改善」が表示できるのは、腰痛の改善効果を厚生労働省から認可を得て、医療機器として登録された商品と薬機法で決められています。
しかし、「腰痛の改善効果がある」と認証されたマットレスは存在しません。
よって、マットレスに対して「腰痛改善」と表現している場合は、薬機法(または、景品表示法)違反となります。
万人の腰痛に利くマットレスなど、おそらく今後も出てこないと思います。
また、法律の隙間と付くような表現(「腰が気になる人におすすめ」など)もありますが、個人的にはあまり気持ちが良いものではないと感じます。
それでも体のつらさを軽くしたい人は
「マットレスに腰痛や肩こりの改善効果はない」ことが前提ですが、今使っている寝具で体がつらいと感じる場合、経年劣化によって、ヘタリや硬さが低下し、寝姿勢が崩れている可能性があります。
- ヘタリ・・・形状の変化
- 硬さの低下・・・硬度の変化
どんな高級マットレスでも、ヘタリや硬さの低下は避けられませんが、低品質な(耐久性が低い)マットレスほど、そのスピードが早いです。
よって、マットレスを新しく買い替える際には、ヘタリにくさや、はじめからやわらかすぎない(「少し硬め」くらいの)寝心地を選ぶのがおすすめです。
布団とマットレスどっちが良い?
寝心地の好みは千差万別なので一概にどちらが良いとは言えませんが、構造としては布団よりマットレスの方が優れています。
なぜなら、マットレスは理想的な「層構造」を作りやすいからです。
寝心地が良いマットレスの条件「弾性の三層構造」とは
人間工学において、寝心地が良い敷き寝具を作るための「弾性の三層構造」と考え方があります。
体に一番近いA層はソフトに、真ん中のB層はかなり硬めに、一番下のC層(クッション層)は衝撃をふんわり受け止めるというコンセプトです。
こうしたコンセプトで作られたマットレスは、「体当たりはふんわりして心地よく、沈み込み過ぎず寝姿勢を支える」という理想的な寝心地を提供してくれます。
特に老舗の高級メーカーのスプリングコイルマットレスはこのような三層構造で作られていることが多いです。
おすすめのマットレスの種類は?
マットレスの大きな違いは「クッション層(C層)」に現れます。
一般的なマットレスの構造は上から
- 側地(A層)
- 詰め物(A層+B層)
- クッション層(C層)
と続きます。※呼び方はメーカーで異なります
マットレスはこれらの層によって寝心地を高めます。
マットレスの命はクッション層
マットレスで一番大切なのは「クッション層」です。
クッションは体を支えます。体を支えられないマットレスは寝姿勢が崩れます。
すぐにヘタらず、しっかり&なめらかなクッション層を持つマットレスが良いマットレスです。
クッション層の違い
マットレスはクッション層の違いによって様々な種類に分かれます。
代表的な2つの種類「コイル系」と「ノンコイル系」のマットレスの特徴について見ていきましょう。
主なコイル系マットレスメーカー
ボンネルコイル | ポケットコイル | 高密度連続スプリング® |
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主なノンコイル系マットレスメーカー
ウレタンフォーム | ファイバー | その他(ゲル、ラテックス等) |
---|---|---|
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コイルマットレスの特徴
コイルマットレスとは、クッション層が硬鋼線(こうこうせん)やピアノ線などのバネを使用したマットレスのことです。
コイルマットレスの種類は以下の3つです。
コイルマットレスの種類
- ボンネルコイル
- ポケットコイル
- 高密度連続スプリング®
1. ボンネルコイル
ボンネルコイルとは、バネ同士を鉄線(ヘリカル線)で連結させた構造のコイルのこと。体を面で支え、布団に似たような寝心地を感じられます。
部分的な耐久性は比較的高めで、コイルの量や原材料が少なく作れるため安価な商品に多いです。クッション層が空洞の多い「オープンコイル構造」なので通気性の高さもメリットです。
デメリットはコイルが連結しているため、振動が伝わりやすく揺れやすいこと。要するに「バインバイン」とした感触です。劣化するとコイル同士が擦れ、ギシギシ鳴ることもあります。
バネ感が強いボンネルコイルは欧米で好まれる傾向がありますが、日本人はやや苦手な寝心地とも言われます。よって、日本市場では廉価モデルという位置づけのことが多いです。
耐久性が高め(部分的に)
通気性が高い
比較的安価
振動が伝わりやすい
きしみやすい
2. ポケットコイル
ポケットコイルとは、バネをひとつずつ不織布(ポケット)で包み、接着剤などで繋げた構造のコイルのこと。
体を点で支え、荷重に応じてコイルの深さが変化するので、寝姿勢保持性が良く、フィット感・体圧分散性も高めです。
また、コイルが独立しているため、振動が伝わりにくく、二人で寝るのにおすすめです。
部分的な耐久性は低い傾向ですが、仕立ての技術力によって耐久性は変わります。(たとえばシルキーポケットで有名な日本ベッドのコイルは耐久性が非常に高く、30年~50年使えるとも言われています)
構造的にボンネルコイルより通気性が悪いと評価されることもありますが、実用上そこまで気にする必要はないでしょう。価格帯はボンネルコイルより高めです。
振動が伝わりにくい
寝姿勢保持性が良い
体圧分散性が高い
部分的な耐久性が低い
やや高価
高級メーカーのサータ(Serta)は日本ではポケットコイルを主軸に商品を展開していますが、その理由は「日本人にはポケットコイルが好まれる」からだそうです。
3. 高密度連続スプリング®
高密度連続スプリング®は、1本のバネを列の端から端までひと繋ぎで作る構造をしています。なお、ボンネルコイルと見た目は似ていますが、まったく違う作りです。
高密度連続スプリング® | ボンネルコイル |
---|---|
一列を一本のバネで作るため、上記の画像(左)のようにアメフトで例えると「スクラムを組む」ような構造となり、耐久性が非常に高いことが特徴。体格ががっしりとした男性に圧倒的な人気があります。特に体重が重かったり、体が大きい人におすすめです。
オープンコイル構造なので、通気性が良く、高密度で作れるため寝返りしやすいこともメリットです。一方、デメリットは少し揺れやすいことです(ボンネルコイルよりは揺れにくいです)。
耐久性が最も優れている
通気性が高い
寝返りしやすい
少し揺れやすい
高価
日本では高密度連続スプリング®の製造ライセンスをフランスベッドが独占しています。よって、高密度連続スプリング®マットレスはフランスベッド製しかありません。
コイルマットレスの参考動画
コイルマットレスの感触や違いを知りたい方のために、動画をご用意しました。(すべて音は出ません)。
まずは、ポケットコイル(左)とボンネルコイル(右)の揺れ方の違いがわかる動画です。
【揺れ方比較】ポケットコイルとボンネルコイル |
---|
明らかにポケットコイル(左)の方が振動が伝わっていないことがわかるかと思います。
続いて、高密度連続スプリング®(左)とポケットコイル(右)の揺れ方を比較した動画です。
【揺れ方比較】高密度連続スプリング®とポケットコイル |
---|
高密度連続スプリング®(左)はボンネルコイルほどの揺れはありませんが、ポケットコイル(右)の方が揺れが少ないです。
つまり、振動の伝わりにくさの順番は以下のとおりです。
- ポケットコイル(最も揺れない)
- 高密度連続スプリング®
- ボンネルコイル(最も揺れる)
ノンコイルマットレスの特徴
ノンコイルマットレスとは、クッション層がスプリングコイル以外の素材で作られるマットレスの総称です。
代表的なノンコイル素材
- ウレタンフォーム
- ファイバー
- その他(ゲル・ラテックスなど)
1. ウレタンフォーム
ウレタンフォームは石油を発泡させた素材で、ノンコイルマットレスで使われている最もベーシックな素材です。
ウレタンマットレスは比較的軽量で取り扱いやすく、手で細かくちぎれば家庭ごみとして捨てられるため、手軽にマットレスを買いたい人におすすめです。
マットレスのウレタンフォームは、衝撃吸収材をもとに発展していることもあり、最も振動が伝わりにくい素材です。(よって、二人で使うのにもおすすめです)
一方、湿気や紫外線、酸化などによって経年劣化が早いというデメリットがあるので、耐久試験結果から導き出された寿命よりも短くなってしまう可能性もあります。
また、商品によってはウレタン独特の薬品っぽい刺激臭が強い場合もあります。
メーカーやモデルによってウレタンの品質に大きなバラつきがあるため、選ぶのが難しいマットレスと言えるでしょう。
安価
軽い
振動が伝わりにくい
経年劣化しやすい
異臭がすることもある
選ぶのが難しい(品質のバラつき)
2. ファイバー(ポリエチレン・ポリエステル)
ファイバーとは、ポリエチレンやポリエステルを水の中で編み込んで固めた素材のこと。釣り糸の製造技術を応用しています。
さまざまな方向に反発力が働くため、寝返りがしやすいです。
ほとんど空気の層でできているので通気性が圧倒的に高く、蒸れにくいことも特長。商品によっては洗えるというメリットもあります。
一方、基本的には熱には強くないので、電気毛布などの使用や、天日干しはNGの場合が多いです。
耐久性の特徴は、ヘタリやすい(復元率が低い)というデメリットと、硬さが変わりにくい(硬さ保持率が高い)というメリットがあります。
なお、寝心地は基本的に「硬め」です。※ファイバーにおいては、耐久性を維持するために、ある程度の硬さが必要だからです
洗える
反発性が高い
硬さが変わりにくい
ヘタりやすい
熱に弱い
高価
3. その他(ゲル、ラテックス等)
少数ですが、他のノンコイル素材の中でポピュラーなのが「ゲル」と「ラテックス」です。
ゲルとラテックスは選択肢が少ないため、予備知識程度にご覧ください(読み飛ばしても大丈夫です)。
ゲル
ゲルは特殊な樹脂で作られたプニプニした素材です。
体圧分散性が高く、どちらかというと柔らかめな寝心地が特徴。体へのフィット感が高く、適度な反発性もあります。
ゲルといえばASLEEP(旧トヨタベッド)。ASLEEPのゲル素材(ファインレボ)は耐久性が高く30年使える素材とされています。
ラテックス
ラテックスは、ゴムの木の樹液を使った素材です。
ゴムならでは高い弾力性が特長で、体当たりはやわらかいながら、スプリングコイルのような跳ね感を得られます。
見た目はウレタンフォームに似ていますが、ゴムのように多方向への反発力が働くため、寝返りのしやすさは抜群です。一方、ゴムならではの振動が伝わりやすい点がデメリット。また、ゴムアレルギーがある人は使用できません。
優秀な素材ですが、近年はウレタンマットレスにシェアを奪われ、ラテックスマットレスの代名詞ともいえる「センベラ」も販売終了するなど下火気味です。(原材料の不足・価格高騰が主な原因です)
NEW! 注目素材「ポリマー」
2022年くらいから、ポリマー素材を使ったマットレスが少しずつ増えてきました。
ポリマー素材は「超高弾性ポリマー(ハイパーエラスティックポリマー)」と呼ばれることもあるとおり、ゴムのような高い弾力が特徴。素材自体の耐久性が非常に高く、10年以上の耐用年数があることもメリットです。
なお、ウレタン等の化学物質を使った素材と違い、ポリマー素材は水(ジェル)を主成分とし、食器などにも利用される安全性が高い素材です。
唯一のデメリットは重いことですが、反発性・通気性・耐久性・体圧分散性などが高いレベルで実現できる優れた素材として今後注目です。
ノンコイル素材の参考動画
ノンコイルマットレスの感触等を知りたい方のために、動画をご用意しました。(すべて音は出ません)。
まずは、ウレタンフォームにおける低反発(左)と高反発(右)の反発性の違いです。
ウレタンフォーム(低反発・高反発) |
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明らかに低反発の形状が戻るスピードが遅いことがわかると思います。
続いてファイバー素材。高反発ウレタンフォームほどピタッとした素早い反発スピードはないにせよ、三次元に絡まったファイバーがいろいろな方向に戻っていくことで寝返りがしやすいという特徴が生まれます。
ファイバー素材 |
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続いてゲル素材(ファインレボ)。もっちりとした衝撃吸収性があり、点で支えつつ、沈み込んだら面になる(ゲルが押しつぶされることで横のゲルとくっつく)ことがわかると思います。
ゲル素材 |
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続いてラテックス。ゴムならではの弾力性の高さ(反発性の高さ)と、しなやかな感触が特徴です。落下した鉄球が多方向に反発していることがわかります。横揺れは大きめです。
ラテックス素材 |
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最後はポリマー。グリッド構造ならではの「点」で支える体圧分散性の高さと振動の伝わりづらさ、そしてゴムのような弾力性が特徴です。寝返りの打ちやすさ・通気性は抜群です。
ポリマー素材 |
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コイルとノンコイルどっちが良い?
マットレスはメーカーの技術力や、素材のグレードなどによって寝心地・耐久性が変わるので、コイルとノンコイルどちらが良いとは一概には言えません。
強いて言えば、ノンコイルで使われている素材(ポリウレタンやポリエチレンなど)よりも、硬鋼線(鋼鉄)を使用しているスプリングコイルマットレスの方が耐久性は高い傾向があります。
ただし、繰り返しますが、クッション層(コイル・ノンコイル)だけの評価でマットレスの良し悪しを決めることはできません。
「納入実績」がひとつの参考
信頼がおける良いマットレスを選ぶにあたり、ひとつの参考になるのはホテルや旅館などの納入実績です。
ホテルや旅館にとってマットレスは顧客満足度につながる大切なポイントなので、とても慎重に選びます。
特にシモンズ、サータ、シーリー、日本ベッド、フランスベッドは有名なホテル・施設への導入実績が豊富です。
知っておきたい!高級マットレスメーカー 8選
マットレスを選ぶうえで知っておきたい、有名な高級マットレスメーカーをご紹介します。
高級メーカーは高級ホテルなどへの納入実績も豊富で、信頼性が高いです。
マットレスメーカーの種類や特徴については以下の記事で「より詳しく」ご紹介しているので、ご興味ありましたらご参考くださいね。
1. SIMMONS(シモンズ)
参照:シモンズ
高品質なポケットコイルが特長の伝統メーカー
シモンズは1870年創業した老舗マットレスメーカー。世界で初めてポケットコイルマットレスの商業化に成功したことで有名です。
シモンズのポケットコイルはピアノ線と同等の高級素材「超硬鋼線」を使用しています。通常のコイルより耐久性が高く、長く使えるポケットコイルマットレスが特徴です。
ちなみに、クイーンサイズ・キングサイズのマットレスを初めて作ったのもシモンズです。
マットレスにおける国産のバネ素材のなんと約75%はシモンズで使われているそうです。
ココがポイント
- 超老舗ブランド
- 最高品質のポケットコイル
2. Sealy(シーリー)
参照:シーリー
睡眠を科学的に捉えたマットレス
世界の一流ホテルへの納入実績も豊富な老舗ベッドメーカー(1881年創業)。整形外科医の協力のもと、科学的なアプローチから開発に力を入れている点が特徴です。
米国家具業界専門誌「Furniture Today(ファニチャートゥデイ)」によるとシーリーは2019~2020年の全米No1のセールスを獲得しました。(2011~2018年の全米No1はサータでした)
他のメーカーに比べ、詰め物のボリュームが多い傾向があり、詰め物部分で体圧分散性を高め、睡眠の質を高める工夫がなされています。
老舗のスプリングコイルマットレスブランドの中では、低価格に買いやすく、コストパフォーマンスも良好です。
ココがポイント
- ふっくらとした寝心地が多い
- ボリュームがある詰め物
- ボンネルタイプのスプリング
3. Serta(サータ)
参照:サータ
8年連続で全米売上No.1
全米売上ランキング(ファニチャートゥデイ誌)にて、8年連続で全米売上No.1を獲得※。一流ホテルにも多く納入さていて信頼の証とも言えるでしょう。※2020年以降はシーリーが全米No1を獲得
サータのマットレスは「ファイヤーブロッカー」という燃えにくい特殊素材を標準で搭載しています。
ますます高齢化を迎える日本では火災のリスクが増しています。ファイヤーブロッカーは火災が拡大するリスクを減らせる珍しい素材なので、防災意識が高い人におすすめです。
世界初のBOXトップ(ピロートップ)マットレスを作ったのはサータです。よって、「サータといえばBOXトップ」というイメージが強いですね。
ここがポイント
- 8年連続で全米売上No.1ブランド
- 難燃素材を使用
- 日本ではポケットコイルがメイン
4. マニフレックス
参照:マニフレックス
高反発マットレスの先駆者
マニフレックスはイタリアのマットレスメーカー。世界約100カ国に輸出され、3,500万人以上のユーザーに使われている世界最大級の寝具ブランドです。
マニフレックスのマットレスは「エリオセル®」という特許素材(高反発フォーム)を使用しています。
一般的なウレタンフォームを作る際には、フロンガスで発泡しますが、エリオセル®は水で発泡します。
よって、焼却時に有毒な物質が出ません。このように「環境問題への意識の高さ」がブランドとしての大きな特徴です。
創業者のマニ氏は、伝説的なサイクリストとしても有名。創業当時から環境を意識した地球にやさしいものづくりを貫いています。(先見性の高さが素晴らしい)
ここがポイント
- 特許素材「エリオセル®」を使ったマットレス
- 環境への取り組みが素晴らしい
- 老舗ブランドの中ではコスパが優れている
5. TEMPUR® (テンピュール® )
参照:テンピュール®
NASA公認の高品質な低反発マットレス
テンピュール® はNASA(米国航空宇宙局)がロケット打ち上げ時に、宇宙飛行士にかかる重力を緩和するための衝撃吸収素材として開発されました。
その高機能な素材(テンピュール®)をマットレスに応用させたのがテンピュール®のマットレスです。
テンピュール®マットレスは「無重力のような寝心地」と評され、入眠時に感じる心地よさが人気を呼び、瞬く間にヒットしました。
ファンも多く、元メジャーリーガーの松井秀喜さんは、テンピュール®とアンバサダー契約する以前よりテンピュール®を愛用していたことも有名です。
今や色々なメーカーから低反発マットレスは出ていますが、テンピュール®の品質には及びません。本格的・正統派の低反発マットレスが欲しい人はぜひチェックしてください。
ここがポイント
- 反発弾性率が約3%という驚異的な衝撃吸収性
- フィット感が高く「宙に浮いたような寝心地」
6. フランスベッド
参照:フランスベッド
国内販売シェアNo.1の日本企業
フランスベッドはフランス企業でなく日本企業です。
日本人に好まれる寝心地や、日本独特の住居環境に合った商品開発が強みで、国内において最も資本力と商品ラインナップが豊富なメーカーです。
最大の特徴は日本で唯一「高密度連続スプリング®」を製造・販売できるライセンスを持っていること。
高密度連続スプリング®は、耐久性が非常に高く、がっしりとした体格の人から圧倒的に支持されています。
最近のフランスベッドといえば、「高衛生マットレス」です。除菌糸(アグリーザ)を使った生地が標準搭載されていることが多く、衛生面(抗菌防臭性)にこだわる人におすすめです。
ここがポイント
- 最大級の国内メーカー
- 日本で唯一、高密度連続スプリング®を選べる
- 高い衛生機能付きのマットレス
7. 日本ベッド
参照:日本ベッド
職人の技術力が高い
日本ベッドは仕立ての良さに高い評判があるマットレスメーカー。帝国ホテルや星のや軽井沢などの一流ホテルへの納入実績も豊富です。
日本ベッドといえば「シルキーポケットシリーズ」が有名。シルキーポケットとは超高密度の交互配列式ポケットコイルで、とろける絹のような寝心地からネーミングされたマットレスです。
『バネに直接寝られるマットレス』というコンセプトで出来上がった商品なだけあって、そのとろけるような寝心地は唯一無二です。
シルキーポケットは、ポケットコイルを接着剤を使わずに、職人の手で高密度に敷き詰めます。(こんな製法はどこ探してもありません)
よって、コイルの動きがとても良いのです。
ここがポイント
- 仕立ての良さが評判
- 高級旅館などへの採用実績が豊富
- バネを感じない静かな寝心地(シルキーポケット)
8. エアウィーヴ
参照:エアウィーヴ
スポーツ選手を起用した広告で有名
エアウィーヴは、ポリエチレン樹脂を使った「ファイバーマットレス」を中心に展開している寝具ブランドです。
有名スケート選手などを起用した広告で一気に認知度を高め、マットレス市場全体の客単価を高めたと言われています。
創業は2004年なので、他のメーカーに比べると新しい企業です。
エアウィーヴの前身は、釣り糸や漁網を作る機械のメーカーでした。
釣り糸などに使われている素材(ポリエチレン)を網目状に固めたときの反発性・復元性・通気性などに着目し、エアウィーヴが完成したとのことです。
ここがポイント
- 反発性が高く、寝返りが楽
- 洗える
- アスリートにファンが多い
高級メーカーのマットレスを選ぶコツ(まずは「スタンダードモデル」がおすすめ)
高級メーカーは商品数が多いこともあり、どのように選んだらいいか戸惑うこともあるでしょう。
そこで『高級メーカーのマットレスを選びたい』と考えている人は、まずはスタンダードモデルを検討するのがおすすめです。
メーカーには、すべてのマットレスの基準(スタンダード)となるモデルがあります。
そして、スタンダードモデルは多くの人に合いやすい寝心地を狙って作られることが多いため、最も失敗しにくいモデルなのです。
もし、スタンダードモデルが気に入らなかった場合、そこを基準に好みや条件をプラス・マイナスしていくと、最短距離であなたにぴったりなマットレスが選びやすいです。
上記でご紹介した高級メーカーにおけるスタンダードモデルは以下のとおりです。
シモンズ「ゴールデンバリュー」
シモンズ永遠のスタンダードモデルと言われ、最も人気があるマットレス。平均的な日本人体型によく合い、幅広い人に受け入れられる「やや硬め」の寝心地です。シモンズのマットレスの入門編としてもおすすめです。
シーリー「レスポンス エッセンシャルPT」
シーリーのスタンダードシリーズ。体圧に合わせて反発力が変化するポスチャーテックコイルと、厚みがある詰め物(ピロートップ)を採用した程よい硬さと柔らかさを実現したモデルです。
サータ「ライトブリーズ 5.8(#09)」
サータを全米No.1に押し上げたと言われる「i series(アイシリーズ)」。その中で最も人気モデルの後継商品です。ブレスフォート(低反発フォーム)×ポケットコイルの組み合わせに加え、銀イオンによる抗菌加工も魅力。
マニフレックス「モデル246」
マニフレックスの芯材「エリオセル®」を100%使用した高反発マットレス。エリオセル®ならではのしっかりとした反発性を存分に味わえつつ、シングルサイズで5万円という低価格で買えることも魅力です。
テンピュール®「プロ プラス(ふつうのかたさ)」
テンピュール®マットレスの原点となる最も人気のモデル。テンピュール ®素材の特徴が最もよく表現されていて、宙に浮いた静かな寝心地が得られます。プログレードは硬さが4つから選べますが、「ふつうのかたさ」が最もスタンダードな寝心地です。
フランスベッド「ライフトリートメント LT-5000」
基幹シリーズ「ライフトリートメント」はフランスベッドの中でも選びやすさを目指して立ち上げられました。スタンダードモデルはLT-5000というモデルですが、フランスベッドの特徴的な機能性(ブレスエアー®やプロ・ウォール®など)を搭載したLT-7700 PW-MON 以上がおすすめです。
日本ベッド「シルキーポケット」
日本ベッドの代名詞とも言えるポケットコイルマットレスの傑作。高品質のバネを使用したコイルを超高密度に敷き詰め「バネに直接寝られる」レベルで作られています。バネ当たりがない静かな寝心地と、耐久性の高さが特徴です。
エアウィーヴ「S03」
表と裏で寝心地が異なるエアファイバーを搭載したモデル。エアファイバーは3分割になっているので、体の部位ごとに寝心地を柔らかくしたり硬くしたりできます。
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ココが大事!失敗しないマットレス選びの最重要ポイント4つ
失敗しないマットレス選びのコツは、まずは以下の4つのポイントを抑えることです。
マットレス選びの最重要ポイント
- 硬さ
- 耐久性
- 反発性
- サイズ
1. マットレスの硬さの選び方
最重要ポイントと言えるのが「硬さ」です。
硬さが合わないと、どんなに優れたマットレスでも寝心地にストレスを感じます。
- 硬さの目安は「寝姿勢」と「体型(性別)」
- 「好み」や「慣れ」も重要
- 迷ったら「少し硬め」のマットレスがおすすめ
a. 寝姿勢と体型(性別)
寝姿勢と体型(性別)によって、合う硬さの目安は以下のとおりです。
条件 | 硬めが合う | やわらかめが合う |
---|---|---|
寝姿勢 | 仰向き | 横向き |
体型(性別) | 男性的 | 女性的 |
傾向 | 日本人に多い(仰向け寝が多く、平坦な体型) | 欧米人に多い(横向き寝が多く、ボリューミーな体型) |
ポイントは「体のライン」です。
体のラインが平ら(仰向き・男性的)の場合は、沈み込み過ぎないように硬めが合いやすいです。
逆に、体のラインがハッキリ(横向き・女性的)の場合は、フィットしやすいようにやわらかめ寝心地が合いやすいです。
ただし、これはあくまで目安です。
例えば「男性×仰向き」といった、同じ条件(この場合「硬めが合う」)に当てはまる場合は、ミスマッチは少ないと思います。
しかし、「男性×横向き」「女性×仰向き」といった組み合わせの場合は、どちらを優先させるかは個別(個人)の問題になります。
b. 硬さ選びは「好み」や「慣れ」も重要
硬さ選びには自分自身の「好み」や「慣れ」も重要です。
要するに、今まで使ってきた寝具の寝心地が好きであれば、似た傾向の硬さを選ぶのが失敗が少ないです。
c. 迷ったら「少し硬め」のマットレスがおすすめ
自分の好みがハッキリしている人は別ですが、マットレス選びに不安がある人は「少し硬め」くらいの寝心地がおすすめです。
なぜなら、あとから調節しやすいからです。
もし買ったあとに「自分には硬すぎるな」と思ったら、敷きパッドやマットレストッパーなどで、やわらかく調整すれば良いのです。
逆にやわらかいマットレスは硬く調整することが困難です。また、硬すぎても調節しきれない場合もあります。
よって、「迷ったら少し硬め」がマットレスを選びの鉄則です。
硬さ選びについての関連記事は以下のとおりです(気になる人は目を通してください)。
2. 耐久性が高いマットレスの選び方
耐久性はマットレスを長く使う上で大切なポイントです。
マットレスの耐久性は、「価格帯」と「素材」でチェックしましょう。
- 価格帯
- コイルマットレスの場合
- ウレタンマットレスの場合
- ファイバーマットレスの場合
a. マットレスの価格帯と耐久性
基本的にマットレスは価格に応じて耐久性が高まります。
以降で、素材別に耐久性の判断基準もご紹介しますが、価格で判断するのが最もシンプルでしょう。
結論から言うと、安心できるレベルとして「最低で3万円前後・無難で5万円前後」がおすすめです。
価格帯と耐久性の関係はざっくりと以下のような感じです。
価格帯 | 価格帯(返品保証付き) | 耐久性の目安 |
---|---|---|
1万円以下 | 3万円以下 | 数か月~3年 |
3万円前後 | 5万円前後 | 3年~7年 |
5万円前後 | 7万円前後 | 7~10年 |
8万円以上 | 10万円以上 | 10年前後 |
高級ブランド | – | 10~30年 |
※当サイトの基準です
ちなみに、返品保証付きのマットレスは、1~3万円くらいの返品コストを負担するとお考えください。(要するに適正価格より1~3万円くらい高いです)
『とにかく安いマットレスが良い!』という人は、激安モデルならではのデメリットや特徴を知っておいた方がミスマッチは少ないと思いますので、以下の記事をご参考ください。
b. コイルマットレスの耐久仕様
コイルマットレスは様々な要素(仕様)が複雑に絡み合っているため、最も耐久性の判断が難しいです。
なので、結論から言うと、特にコイルマットレスは「価格=耐久性」がシンプル・イズ・ベストな考え方です。
参考までに、コイルマットレスの耐久性に関係する仕様(と意味)は以下のとおりです。
仕様 | 意味 |
---|---|
芯種 | 芯材の種類(ボンネル・ポケット・高密度連続スプリング®) |
線種 | JISで定めるバネ素材の品質(「SWRH 72 B C」など) |
密度 | コイルの数(約450個/S以上であれば耐久性に差は出ない) |
スプリング圧縮率 | ポケット(不織布)に入れる際にどれほど圧縮したか ※ポケットコイルのみ |
仕立ての技術力 | コイルの配列のズレや接着の丁寧さなど |
芯種(芯材の種類)では、高密度連続スプリング®が最も耐久性が高いです。
ただし、他の仕様によって、耐久性の優劣が変わります。
線種 | 密度 |
---|---|
スプリング圧縮率 | 仕立ての技術力 |
これらを極めるのは現実的ではない(寝心地のバランスも考えると迷宮入りする)ので、上でお伝えしたとおり、価格の高さ=耐久性の高さと考えてもそこまで差し支えないと思います。
もちろん、メーカーによってコストパフォーマンスの良さは変わりますが、「無難なラインで5万円前後以上」くらいが耐久性として安心できるレベルです。
c. ウレタンマットレスの耐久仕様
ウレタンマットレスは、耐久性の判断がシンプルです。
ウレタンマットレスの耐久性は「復元率」と「密度」で決まります。
仕様 | 意味 |
---|---|
復元率 | 8万回圧縮後、どれほど形状が元に戻っているか(表示義務あり) |
密度(D) | ウレタンフォームの重さ(重いほど耐久性が高い) |
密度と復元率における耐用年数の目安は以下のとおりです。
復元率 | 密度 | 寿命 |
---|---|---|
90~95% | 20D前後 | ~1年 |
95~96% | 25D前後 | 数か月~3年 |
96~98% | 30~36D前後 | 3~5年 |
98~99%以上 | 40D前後 | 5~7年 |
50D前後 | 10年前後 |
※当サイトの基準です
安心できるレベルとしては、「復元率96%(理想は98%以上)」がおすすめです。
なお、密度は詐称できたりするので、密度が高くても復元率(JISのテスト結果)が悪い商品は、「低品質な高密度ウレタンマットレス」とお考えください。
よって、最も信頼できるのは復元率です。
実は、JISの8万回テストでは差があまり出ない(高止まりしている)こともあるので、例えば2倍(16万回)や、3倍(24万回)など回数を増やして復元率をテストしている商品は特に耐久性が安心できます。
d. ファイバーマットレスの耐久仕様
ファイバーマットレスも比較的シンプルです。
ファイバーマットレスは、「復元率」と「硬さ保持率」で耐久性を比較できます。
仕様 | 意味 |
---|---|
復元率 | 8万回圧縮後、どれほど形状が元に戻っているか |
硬さ保持率 | 8万回圧縮後、どれほど硬さが劣化しないか |
ただし、両方ともJIS規格で計測しますが、ファイバーマットレスは表示義務がありません。
よって、すべてのファイバーマットレスで、復元率・硬さ保持率を表示しているわけではないため、比較するのが難しいことも多いです。
なお、ファイバーマットレスは、復元率が低めで、硬さ保持率が高めなことが特徴です。
要するに、ヘタリやすい(形状が劣化しやすい)ですが、硬さは変わりにくい(やわらかくなりにくい)ということです。
ファイバーマットレスは、同等の価格帯で比較した場合、他の芯材(コイル・ウレタン)よりも耐久性は低めです。
よって、「耐久性対価格」というコストパフォーマンスで考えると、ファイバーマットレスは最も良くないです。
3. マットレスの反発性の選び方(低反発と高反発どちらが良い?)
反発性(反発弾性)とは、跳ね返す力のことです。
なお、ウレタンフォームのみ、JIS規格の「反発弾性率(はんぱつだんせいりつ)」によって反発性は分類されます。
反発弾性率 | 反発性の分類 |
---|---|
15%未満 | 低反発 |
15~49% | 一般(レギュラー) |
50%以上 | 高反発(高弾性) |
一方、スプリングコイルやファイバーなどの素材には、そもそも反発性の分類(規格)がありません。
よって、厳密には「低反発」や「高反発」といった言葉はウレタンフォームに関するものとお考えください。
ちなみに「高反発=硬い、低反発=やわらかい」とお考えの方もいるかもしれませんが、反発性と硬さは別の話です。(やわらかい高反発もあります)
a. 低反発マットレスの特徴とおすすめの人
低反発はこんな人におすすめ
- 静かな寝心地が好きな人
- 圧迫感を軽減したい人
- フィット感がある寝心地が好きな人
低反発は、押して離すとゆっくり形状が戻る素材です。
衝撃吸収性が高く、揺れにくい寝心地が特長で、二人で寝る人や、静かな寝心地が好きな人におすすめです。
なお、低反発マットレスは、宇宙船(NASA)の一部に使われる衝撃吸収材として開発されたテンピュール®素材をマットレスに応用したことを起源とします。
フィット感が強いことで、蒸れやすさや寝返りが打ちにくいというデメリットもありますが、低反発だから実現できる「雲のような寝心地」は入眠時においては最も気持ちよく感じる素材でしょう。
実は「低反発」という言葉は造語で、正しくは「メモリーフォーム(形状記憶素材)」と言います。
b. 高反発マットレスの特徴とおすすめの人
高反発はこんな人におすすめ
- 寝返りを打ちやすくしたい人
- 沈み込みが気になる人
- 寝苦しく感じている人
高反発は、押して離すと勢いよく形状が元に戻る素材です。
低反発のデメリットである「蒸れやすさ(沈み込みやすさ)」や「寝返りのしにくさ」を改善する目的で開発されました。
高反発は元に戻る力が強いため、沈み込みが少なく、人間が立っている状態と近い骨格を支えられます。(=寝姿勢保持性が良い)
低反発に比べるとフィット感や衝撃吸収性は低めですが、反発力が高いため、体の動きへのサポート力があり、寝返りしやすいことも特長です。
なお、反発力的には、スプリングコイルやファイバー、ラテックスなどの素材も「高反発」と呼べる性質があります。
「高反発」という言葉を世界で初めて使ったのは、イタリアの寝具ブランド「マニレックス」です。
4. マットレスのサイズの選び方
サイズはマットレス選びにとても大事なポイントです。
サイズを間違えてしまうと快適な睡眠・住居環境を得られません。
マットレスのサイズ一覧
サイズ | 横幅 | 人数 | シーン |
---|---|---|---|
セミシングル | 80cm | 1人 | 小柄な人 |
シングル | 97cm前後 | 1人 | 1人でジャスト |
セミダブル | 120cm | 1~2人 | 1人で余裕 |
ダブル | 140cm | 2人 | 2人でジャスト |
クイーン | 160cm | 2人 | 2人で余裕 |
キング | 180cm | 2人以上 | 夫婦+子ども |
※メーカー・商品によって多少差あり
なお、マットレスの縦幅は約195cmです。
続いて各サイズの特徴をご紹介します。
セミシングル(SS)
横幅が約80cmの最もコンパクトなサイズ。小柄な女性や子どもが寝るのにおすすめで、狭い部屋にも置きやすいです。ただし、コンパクトすぎて、平均的な体型の人は窮屈に感じるでしょう。
シングル(S)
横幅が97cm前後のサイズで、大人1人でぴったりな大きさです。シングルサイズのベッドは特に流通量が多いので、豊富な種類から選べます。小柄な女性ならゆったり寝られますが、体格が大きい男性は窮屈に感じるサイズです。
セミダブル(SD)
横幅が約120cmの大きさで、一人でゆったり寝られるサイズです。一人暮らしを始めるならセミダブルがおすすめです。パートナーが出来ても、ギリギリ二人でも寝られる広さなので、しばらくはベッドを買い替える必要がないサイズです。
ダブル(D)
横幅が約140cmの大きさで、二人でも快適に寝られるサイズです。よく「二人で寝るならクイーンサイズがおすすめ」と聞きますが、日本人の平均的な体型ならダブルサイズでもそこまでストレスを感じないと思います。
クイーンサイズ以上になるとベッドシーツなどのアクセサリーの種類が極端に減るので、ダブルサイズは使い勝手が良い大きいサイズと言えます。
クイーン(Q)
横幅が約160cmの大きさ。二人でゆったり寝たいならクイーンサイズがおすすめです。ただし、ベッドシーツなどの品ぞろえはクイーンサイズ以上になると少なくなります。
商品によってはマットレスが分割されている場合もあります。分割の場合、中央の分かれている部分の寝心地が悪くなりますが、お互いの振動が伝わりにくくなるメリットもあります。
キング(K)
横幅が約180cmの大きさ。広大なため二人で贅沢に寝られます。また、子どもと一緒に3人で寝ることもできるサイズです。
クイーンサイズと同様、マットレスが分割されているパターンがあります。分割マットレスの場合、シングル(97cm)×2か、シングル(97cm)+セミシングル(80cm)となるので、将来マットレスを子ども部屋用に分割し使い続けることもできます。
おすすめのマットレスのサイズは?
一人ならセミダブル、二人ならダブルサイズ以上のマットレスがおすすめです。
基本的にマットレスは大きいサイズの方が快適に眠れます。
人は肩幅※の2~3倍ほど寝返りを打つと言われ、一人の場合でも快適に眠るためには横幅120cm(セミダブル)は必要です。※人の肩幅は平均40cmほどです
参考までに筆者(身長170cm、体重58kg)が寝たサイズ感は以下のとおりです。
シングル | セミダブル |
---|---|
部屋の広さとの相談ですが、出来る限り大きいサイズのマットレスがおすすめです。
マットレスの縦幅の違い(ショート丈・ロング丈)
以上でご紹介したサイズは横幅(Wide)の話でしたが、商品によっては縦幅(丈(たけ)=Length)を選べるマットレスもあります。
通常のマットレスの縦幅は195cmですが、それよりも短いサイズを「ショート丈」、長いサイズを「ロング丈」と言います。
ただし、ショート丈・ロング丈が選べるマットレスはとても少ないので、探している人は下記でご紹介している「関連記事」をご参考ください。
ショート丈(縦幅180cm)
ショート丈の長さは約180cm。通常の長さと比べて、およそ15cm短いです。
ショート丈は身長160cm以下の人なら快適に寝られます。省スペースで設置できるので狭い部屋に住んでいる人にもおすすめです。
ロング丈(縦幅205~215cm)
ロング丈の長さは205~215cm。通常の長さと比べて、およそ10~25cm長いです。
身長が180cm以上になると、通常丈のマットレスでは窮屈に感じやすいので、ロング丈を選ぶとゆったりと寝られます。
なお、ロング丈はメーカーや商品によって規格(長さ)が異なることが多いので、よく確認しましょう。
快適に眠れるマットレスの長さは「身長×1.05+15cm」とされています。
この式に当てはめると身長175cm以上の人は、通常のマットレスの丈(195cm)では短すぎるのです。
とはいえ、脚を開いたり横向きで寝たりすることを考えると身長180cm未満の人は通常のマットレスの長さでも問題ないでしょう。
こんなところも?さらに失敗しないマットレス選びのチェックポイント10個
すぐ上でご紹介した「最重要ポイント4つ」よりも重要度は少し低くなりますが、マットレス選びに失敗しないために抑えておきたい情報をご紹介します。
抑えておきたい10個のポイント
- 通気性
- 揺れにくさ
- ゾーニング
- お届け時に梱包状態
- 軽量すぎるのは要注意
- 捨てやすさ
- 返金保証付き(お試し期間)
- レンタルサービス
- 高衛生
- 環境への配慮
1. 蒸れが気になる人は「通気性」
通気性の良し悪しもマットレスによって異なります。
基本的には芯材の空洞が多いほど通気性が高まるので、睡眠時の蒸れが気になる人は、ファイバーマットレスや、オープンコイルマットレス(高密度連続スプリング®やボンネルコイル)がおすすめです。
しかし、芯材以外にも詰め物やカバー等の仕様によって通気性は変わるので、商品ごとに通気構造をチェックしましょう。
2. 二人で寝る人は「揺れにくさ」
特に二人で同じマットレスに寝る人は、お互いの振動が伝わりにくい(揺れにくい)マットレスを選ぶのがおすすめです。
揺れにくさはクッション材の種類によって変わります。
結論から言うと「ウレタンマットレス」と「ポケットコイルマットレス」が揺れにくいマットレスの種類です。
3. マットレスのゾーニングのあり・なし
ゾーニングとは簡単に言うと「場所によって硬さや寝心地を変えること」です。
ゾーニングの主な目的(種類)は以下の3つです。
沈み込み防止(センターハード) | 外周強化(エッジサポート) | 圧力分散(プレッシャーリリーフ) |
---|---|---|
この中で特におすすめなのは外周強化(エッジサポート)です。
端が沈み込みにくいマットレスは、ワンサイズ上の使用感が得られ、2台ならべても使いやすい・腰掛けやすいといったメリットが多く、外周のみのゾーニングのため、寝心地面でデメリットはほぼありません。
要するにエッジサポートは「あるに越したことはない仕様」と言えるでしょう。
4. 配送と梱包状態
マットレスは「梱包の大きさ」によって、配送方法が2パターンに分かれます。
マットレスの配送方法
- 大型配送便(非圧縮タイプ)
- 宅配便(圧縮タイプ)
伝統的なスプリングコイルマットレス(高級ブランドなど)では、マットレスそのままの形で梱包する「非圧縮タイプ」が多いです。
一方、最近では物流費の高騰から、特に低価格帯のマットレスでは押しつぶしてロール状に梱包する「圧縮タイプ(ベッド・イン・ボックス)」が増えてきています。
タイプ | 非圧縮 | 圧縮 |
---|---|---|
画像 | ||
配送方法 | 大型配送便 | 宅配便 |
納期 | 2~3週間 | 最短で2~3日 |
日時指定 | NG | OK |
再配達 | 有料が多い | 基本的に無料 |
搬入のしやすさ | △ | 〇 |
以上のとおり、大型配送便(非圧縮タイプ)は、配送のデメリットが多いです。
ただし、マットレスには圧縮できない(しにくい)パーツがあります。
- ワイヤー
- 交互配列のポケットコイル(例外あり)
- ファイバー
- チップウレタン
→これらが搭載されたマットレスは基本的に「非圧縮」
こうした素材が使える(制限がない)ためで、非圧縮の方が寝心地を追求しやすいと言えるでしょう。
圧縮・非圧縮のメリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。
梱包タイプ | 圧縮 | 非圧縮 |
---|---|---|
画像 | ||
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
5. 「軽すぎる」マットレスには要注意
マットレスを選ぶ際に「軽いこと」を重視する人もいるかもしれませんが、軽すぎるマットレスにはご注意ください。
特に体積に対して軽すぎる商品は耐久性が低い(スカスカな低密度仕様のため軽くなっている)可能性があります。
どうしても軽量なマットレスが良い場合は「薄型の高密度タイプのウレタンマットレス」を選ぶのがおすすめです。
6. 見落としがちの「捨てやすさ」
マットレスは重いものでシングルサイズあたり30kg以上の商品もあります。さらに大きいセミダブル・ダブルのサイズになると持ち運びに苦労するでしょう。
特に力が弱い人や、他の人に手伝ってもらうことができない環境の人は、廃棄するときのことを考えて、「捨てやすさ」という視点で選ぶのもおすすめです。
結論から言えば「薄型のウレタンマットレス」が最も捨てやすいマットレスです。
スプリングマットレスなどを捨てる場合、基本的に粗大ごみ扱いとなりますが、ウレタンマットレス(ウレタンフォーム)はハサミや手で裁断ができ、細かくちぎれば家庭ごみとして捨てることができます。
お住いの地域によってゴミ出しのルールは異なるので、必ず各自治体のホームページなどをご確認ください。
7. それでも迷ったら「返金・返品保証付きマットレス」
できるだけ失敗したくない人は「返金・返品保証付き」のマットレスを選ぶのもおすすめです。
返金・返品保証とは、マットレスを購入後、一定期間まで返品・返金の保証が受けられるサービスのことです。
ただし、基本的に定価(販売価格)は、マットレス本体の適正価格よりも2~3万円くらいの返品コストが上乗せされた価格に設定されているので、「寝心地対価格」で考えると割高感はあります。
しかし、マットレス選びが失敗しにくい手段として考えると、非常に優れたサービスです。
8. 期間限定で使いたい人は「レンタルサービス」
『期間限定でマットレスを使いたい』『引越しなどの初期費用をできるだけ抑えたい』という人は、レンタルサービスを利用するのも手です。
最安で月額1,000円程度で借りられるサービスもあるので、気軽にマットレスを使えます。
ただし、基本的にレンタルサービスのマットレスは中古品のことが多く、人が使ったマットレスで寝るのに抵抗がある人はおすすめできません。
実際に筆者も中古品を体験しましたが、独特なニオイもあり、正直新品を買った方が良いと思いました。
ただし、レンタルサービスによっては新品を選べる(リクエストできる)会社もあるので、ご興味ある方は比較検討いただければと思います。
9. 最近のトレンド「高衛生マットレス」とは?
以前から、軽度の抗菌性(抗菌防臭加工)がある商品もありましたが、より抗菌性が高い「制菌」や、「抗ウイルス」等の衛生機能を高めたマットレスが続々と開発されています。
衛生技術については各社各様で、期待できる効果も多種多様です。
通常のマットレスよりも価格は少し高くなりますが、衛生面を気にされる方におすすめです。
10. 環境への配慮
最近では「サステナブル」や「SDGs」といった言葉が注目され、マットレスにおいても各メーカーで環境に対する取り組みが盛んになってきました。
特にスプリングコイルマットレスは、廃棄時の問題(捨てにくい・粗大ごみでも回収できない自治体がある など)があるため、「分解しやすい構造」をフランスベッドや源ベッドでは独自に開発しています。
他にも、原料や安全性などを工夫している商品もあり、『なるべく環境に配慮したマットレスを選びたい』という人におすすめです。
見るべきは低評価!マットレスの口コミ(レビュー)を読むコツ
口コミ(ユーザーレビュー)の評価の高さで、マットレスを決める人もいるのではないでしょうか。
実は、レビューを見るとき、本当に参考にすべきは高評価ではなく低評価です。
なぜなら、高評価では主観的・感覚的な「寝心地の良さ」が大多数を占めるのに対して、低評価では具体的な弱点が言及されていることが多く、マットレスの特徴だけでなく、品質も把握しやすいためです。
レビューを見るコツは以下の3つです。
見るべきポイント | 目的 |
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不満足度の比較 | 低評価(星3以下)の割合の高さを比較する |
不満足の内容と傾向 | 低評価コメントの具体的な内容を確認し、傾向を知る |
直近の傾向 | 直近で低評価が多い場合は要注意&過去の一時的な問題による低評価が総合評価を低くしている可能性を確認 |
特に、特徴が似たマットレス同士を比較・検討する際に上記のチェックポイントは役に立ちます。
なぜなら、マットレスの特徴が似ているほど、購買しているユーザーの属性も近くなると考えられるからです。
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【予算別に厳選!】本当におすすめのマットレス 26選
万人にぴったりなマットレスはありません。
ですが、できるだけ買っても失敗が少ない、高品質でコストパフォーマンスが良いマットレスを価格帯別に厳選しました。
なお、おすすめ商品を厳選するにあたり、各マットレスメーカー様への取材を重ねました。
取材協力
メーカー (取材記事へリンク) | 公式サイト |
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シモンズ | 公式サイト |
ドリームベッド(サータ) | 公式サイト |
日本ベッド | 公式サイト |
フランスベッド | 公式サイト |
テンピュール・シーリー・ジャパン | 公式サイト |
マニフレックス | 公式サイト |
エアウィーヴ | 公式サイト |
西川(エアー) | 公式サイト |
パラマウントベッド | 公式サイト |
アキレス | 公式サイト |
neruco | 公式サイト |
マットレス業界のプロたちの意見を参考にし、ベッド専門サイトを運営している筆者が厳選しましたのでご参考いただけますと幸いです。
予算・シーン別のまとめ
おすすめのマットレスは下記の価格帯・シーンごとにまとめています。
それぞれクリックすると項目にジャンプします。(当記事内)ひとつひとつ確認したい人は、この記事を下にスクロールしてください。
当サイトの総合評価も記載していますが、総合評価の高さ順で掲載していません。
価格帯の中で偏りがないようにバランスを考えて厳選しました。
【1~4万円台】格安おすすめマットレス 7選
こんな人におすすめあまりお金がかけられないけど、快適に睡眠したい
最もコストパフォーマンスが発揮される価格帯で、ネット限定商品が中心です。その中でも特におすすめな格安モデルを揃えました。
1. neruco「バリューポケットコイルマットレス」
1万円で選ぶならコレ
ベッド専門店「neruco(ネルコ)」のオリジナルマットレス。高密度仕様で豊かなクッション性が魅力のポケットコイルタイプです。マットレスの側面はすべてメッシュ構造になっているので通気性も抜群。
実際に寝てみた感想としては、どちらかというとソフトな寝心地で特に女性におすすめですが、男性の筆者も心地よく感じました。この優れた寝心地で「シングルサイズで約1万円」は利益が取れているか心配になるほどのコストパフォーマンスの良さを感じた逸品です。
総合評価 | 3.61 |
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サイズ | セミシングル~クイーン ※ショート丈あり |
硬さ | ふつう |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 12,990円 |
その他 | 片面仕様、メッシュ構造 |
2. ZINUS(ジヌス)「Green Tea 低反発マットレス」
学生・新社会人におすすめ
韓国発のグローバル寝具メーカー「ZINUS(ジヌス)」の売れ筋マットレス。低反発タイプなので衝撃吸収性が高く、揺れにくいことが特徴です。
耐久性がやや低めな点がデメリットですが、約1万円という価格にもかかわらず、3層ウレタンフォームによってリッチな寝心地が味わえます。ウレタンは捨てやすさも魅力なので、予算を最大限に抑えつつ、寝心地の良さや取り扱いやすさを大切に考えている人におすすめです。
総合評価 | 3.56 |
---|---|
サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | ふつう |
反発性 | 低反発 |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 10,990円 |
その他 | 片面仕様 |
3. エアリゾーム「ピロートップ HOLLOW」
とくに女性におすすめ
インテリアショップ「エアリゾーム」のオリジナルピロートップマットレス。ピロートップとはマットレスの上にクッションがついている仕様のことで、マットレスの体圧分散性を向上させます。高級ホテルにもピロートップタイプのマットレスは採用されていることも多いです。
左右一列のスプリングの線径を太くして端部分を強化しているため、沈み込みにくく、寝返りなどでも落下しにくい点も魅力。包み込まれるようなソフトな寝心地なので、女性的な体型の人におすすめです。ピロートップとしては格安価格。
総合評価 | 3.52 |
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サイズ | シングル~クイーン |
硬さ | ソフト |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 19,990円 |
その他 | 片面仕様、ピロートップ、ゾーニング |
4. 源ベッド「日本製ポケットコイルマットレス 夜香 ハイグレード2」
高品質な日本製、なのに低価格
広島県のベッドメーカー「源ベッド」のオリジナルマットレス。同社内の数あるマットレスの中で最も売れ筋の人気商品です。
ポケットコイルのバネは最高クラスの硬鋼線を使用。詰め物には防ダニ・抗菌防臭の機能綿(マイティトップ®Ⅱ)を採用し、清潔な状態を保ちやすい点もメリットです。さらに両面仕様のため、ローテーションにより寝心地が長持ちします。
なお、寝心地がソフト・レギュラー・ハードの3種類から選べますが、「レギュラー」で「やや硬め」くらいの寝心地です。
実際にレギュラータイプを体験しましたが、これぞスタンダードな寝心地!という印象で、幅広い人に合いやすいと思います。
「国産×ハイスペックで2万円台から」というのは数あるマットレスの中でトップレベルのコストパフォーマンスを誇ります。
ワンランク上のプレミアムタイプや、抗ウイルス加工のデオファクタータイプもおすすめです。
総合評価 | 3.96 |
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サイズ | セミシングル~ワイドダブル ※ショート丈あり |
硬さ | ソフト・レギュラー・ハード ※選べる |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 33,990円 |
その他 | 日本製、メッシュ生地、エッジハード、両面仕様 |
5. フランスベッド×インテリアオフィスワン「最高に硬いマットレス(IFM-002)」
硬めの寝心地が好きな人に!
フランスベッドとベッド専門店ネルコなどを運営するインテリアオフィスワンが「普通の硬さじゃ満足できない人」に向けて共同開発した超硬めマットレス。
単に硬いだけでなく、詰め物とクッションによる柔・硬・軟のバランスが絶妙で多くの人に受け入れられやすい寝心地です。フランスベッドの高密度連続スプリング®だから実現できた逸品です。
外周に2列の通気孔が設けられ、オープンコイル構造と相まって通気性が抜群。さらに両面仕様で抗菌防臭・防ダニと満足感が高い仕様も魅力です。
総合評価 | 3.59 |
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サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | 硬め |
反発性 | ふつう |
クッション材 | 高密度連続スプリング® |
価格 (Sサイズ) | 39,990円 |
その他 | 両面仕様、防ダニ、抗菌・防臭 |
6. ビーナスベッド「オリジナル国産ポケットコイルマットレス」
王道のポケットコイルマットレス
岡山県にあるベッドメーカー「ビーナスベッド」のオリジナルマットレス。詰め物を極力抑え、しなやかなスプリングの動きを最大限高めているため、ポケットコイルならではの寝心地が存分に堪能できます。
コイルに使用しているバネは一般的な「硬鋼線」よりもハイグレードな「ピアノ線」を採用。側地は綿100%で通気性が良く、両面仕様なので表裏のローテーションも可能です。非圧縮梱包でのお届けなので、開封直後から使えるしっかりとした仕様です。
総合評価 | 3.53 |
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サイズ | セミシングル~キング ※ロングサイズあり |
硬さ | やや硬め |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 44,800円 |
その他 | 日本製、両面仕様、ピアノ線 |
7. 源ベッド「咲夜レアルマットレス」
当サイト総合評価No1マットレス
広島県の老舗ベッドメーカー「源ベッド(チヨダコーポレーション)」の新しいポケットコイルマットレスです。
同社人気モデル「夜香ハイグレード」を超えるマットレスとして開発され、まるで高級ホテルのような寝心地が実現されています。
一般的なポケットコイルよりも2巻きほど多い、8.5巻き(6.7インチ)のポケットコイルによって、なめらかなストロークにより、ふんわりしながらグッと押し返す力も感じられます。
硬さがフィット・ジャスト・キープの3つから選べるので、自分の好みによって決められる点も魅力です。
100個以上のマットレスの細かな検証を行ってきた当サイトの中で、No.1の総合評価(星4以上は初)を付けた、自信をもっておすすめできる傑作モデルです。
総合評価 | 4.02 |
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サイズ | シングル~クイーン |
硬さ | フィット、ジャスト、キープ(3種類) |
反発性 | 高い |
クッション材 | 6.7インチ ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 44,990円 |
その他 | 8.5巻き、日本製、両面仕様 |
【5~10万円台】本格的な寝心地のおすすめマットレス 6選
こんな人におすすめ快適な寝心地にこだわりたい
少し予算を奮発して、より満足いく寝心地を得たい人におすすめです。高級メーカー製のマットレスもこのくらいの価格から増えてきます。
1. 快眠タイムズ マットレス
抜群のバランス感!失敗しにくい寝心地
愛知県に本社がある株式会社篠原化学が展開する寝具ブランド「快眠タイムズ」の基幹マットレス。寝具のプロによって計算されつくされた3層構造のウレタンフォーム+高機能カバーによる寝心地・使用感は多くの人に合いやすいでしょう。
芯材のウレタンフォームは低反発+高反発(反発弾性率60%)仕様。沈み込んだらグッと押し返し、滑らかな寝返りが打てます。通気性も抜群なので、睡眠時の蒸れが気になる人にもおすすめ。さらに60日のお試し期間付きです。この仕様で5万円台~はコスパが優秀です。
総合評価 | 3.72 |
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サイズ | シングル~クイーン |
硬さ | やや柔らかめ |
反発性 | 低反発+高反発 |
クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 50,000円 |
その他 | 片面仕様、高反発、返金・返品保証あり |
2. マニフレックス「モデル246」
硬め好きにおすすめのロングセラーモデル
高反発マットレスのパイオニア「マニフレックス」の中で、硬め好きの方から熱狂的な支持で多くのリピーターから長く愛され続けているロングセラーモデルです。なお、「246」とは、東京本社が国道246号線沿いに位置することから名付けられました。
芯材をすべてエリオセル®(170N)で仕上げた厚さ16cmのベッドマットレスで、硬めの寝心地と反発性の高さから寝返りしやすく、仰向き寝を中心に寝る人にもおすすめです。老舗ブランドにもかかわらず約5万円(シングルサイズ)という手に届きやすい価格も魅力。
総合評価 | 3.72 |
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サイズ | シングル~クイーン |
硬さ | 硬め |
反発性 | 高反発 |
クッション材 | エリオセル®(高反発フォーム) |
価格 (Sサイズ) | 50,600円 |
その他 | 両面仕様、12年保証 |
3. NELLマットレス
寝返りのしやすいマットレス
NELLマットレスは、日本のベンチャー企業「株式会社Morght」が福岡県大川市にある老舗マットレス設計会社と共同開発したマットレスです。
シングルサイズあたり約1,200個ものコイルを搭載した超高密度タイプのポケットコイルマットレスで、腰部分と端を強化したゾーニング仕様が特徴。寝返りのしやすさと端の落ち込みを軽減させる工夫を凝らしています。
さらに両面仕様で、抗菌防臭や消臭の機能綿を詰め込んだ贅沢な作り。これで7万円台から買えるのはかなりコストパフォーマンスが優れていると言えます。実際に試しましたが素晴らしい寝心地だと思いました。120日間のお試し期間(返金・返品保証)があるので、ぜひ寝心地を体験してみてほしいです。
総合評価 | 3.79 |
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サイズ | シングル~キング |
硬さ | ふつう |
反発性 | ふつう |
クッション材 | 高密度ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 75,000円 |
その他 | 両面仕様、抗菌防臭・消臭綿、返金・返品保証 |
4. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスEvo」
「マットレスの終着点」は過言ではない
高品質ウレタンマットレスブランド「SOMRESTA」のベッドマットレス。芯材のSOMRESTA®フォームは、反発弾性率60%・復元率99.6%(24万回圧縮)、密度50Dという最高品質のウレタンフォームを使っています。
その最高のウレタンフォームを贅沢に2枚(計17cm)も使用したSOMRESTAブランドのフラッグシップモデルで、マクアケで先行販売した際に、「マットレスの終着点」と表現されていましたが、仕様や実際の寝心地からも納得の逸品です。特に「高反発タイプで硬めのベッドマットレスを探している人」にはぴったりです。
総合評価 | 3.72 |
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サイズ | シングル~クイーン |
硬さ | 硬め |
反発性 | 高反発(最高レベル) |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 98,000円 |
その他 | 両面仕様、高耐久、抗菌防臭・防ダニ |
5. コアラマットレスプラス PLUS
寝心地と機能性を高めたNEWスタンダード
2015年にオーストラリアで創業した「コアラ®」の新しいスタンダードモデル。コアラマットレスといえば、販売開始後あっという間にオーストラリアのマットレス市場において最高評価を得るまでに成長し、2017年10月に日本市場へ参入しました。
コアラマットレスプラス PLUSは、従来の人気モデル「コアラマットレス KORE」をさらに寝心地と機能性を高めたモデルです。
従来の硬さ調節機能に加え、リバーシブルカバー(夏・冬)、中間層の追加(寝心地・衝撃吸収性アップ)、取っ手など、グレードアップしました。しかも、価格は据え置きなので、コストパフォーマンスは明らかに向上しています。全国規模の120日のお試し期間もあるので、気軽に試せることもメリットです。
総合評価 | 3.75 |
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サイズ | シングル~キング |
硬さ | やや硬め |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 99,900円 |
その他 | 超通気構造、クールマックス生地 |
この商品の特徴はコチラ
6. エマ・ハイブリッドV2
世界中で600万人が愛用(シンプルな返金保証あり)
エマ・スリープはドイツ発の海外マットレスブランド。2015年に欧州で発売以降、数々のアワード(表彰)を獲得していて、世界的な高評価を得ています。2021年よりついに日本でも販売開始されました。
本商品(エマ・ハイブリッドV2)は、高反発フォーム×ポケットコイルのハイブリッド仕様で、反発性が高いため寝返りがしやすく、ストロークの深い、高級マットレスのような寝心地がリーズナブルに味わえる点が魅力です。
100日間のお試し期間も付いています。お試し期間付きのマットレスは他のメーカーでもありますが、エマ・スリープはその中でもシンプルかつ親切な仕組み(全国規模での送料無料・梱包材が不要・運送会社の手配不要)なので、気軽に試せることも魅力です。
総合評価 | 3.47 |
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サイズ | シングル~キング |
硬さ | ふつう |
反発性 | 高反発 |
クッション材 | ウレタンフォーム×ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 133,000円 |
その他 | 片面仕様、返金・返品保証 |
【15万円以上】高級おすすめマットレス 5選
こんな人におすすめ高級ホテルの寝心地を自宅で味わいたい
高級ホテルへの納入実績が豊富で確かな品質のおすすめマットレスをご紹介します。
なお、当サイトの評価システム上、高価格モデルの総合評価(コストパフォーマンス値)が伸びず、この価格対では意味があまりないため、非表示にしています。
1. 日本ベッド「シルキーポケット レギュラー」
バネに直接寝られる高品質
仕立ての良さの評判が高い老舗国産メーカー「日本ベッド」の基幹マットレスブランド。そのとろけるような寝心地で「バネに直接眠れるマットレス」というコンセプトで生まれました。
シルキーポケットはフレックスアッセンブリという、接着剤を使わずに職人さんがコイルを配列する方法を採用しています(こんな配列方法はどこにもありません)。結果、コイルの動きが非常に良く、まさに唯一無二なポケットコイルマットレスと言えるでしょう。
日本のもの作りの精神が具現化されたようなマットレスで、迎賓館赤坂離宮や、帝国ホテル・星野リゾート(星のや軽井沢・東京)など有名ホテル・旅館への納入実績も豊富。睡眠の質にこだわりたい人には間違いなくおすすめの逸品です。
サイズ | シングル~キング |
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硬さ | やや硬め |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 176,000円 |
その他 | 両面仕様、超高密度 |
2. シモンズ「ビューティレストプレミアム ゴールデンバリュー」
世界的なポケットコイルマットレス
「永遠のスタンダードモデル」と言われ、シモンズの中で最も人気があるマットレス。シモンズと言えばポケットコイルマットレスの商業化を初めて行ったことでも有名です。
なお、以前はポケットコイルの製造・販売自体、シモンズに特許があり、シモンズでしか作れませんでしたが、現在では特許が切れ、他のメーカーでも作れるようになりました。
要するに、シモンズは世界で最も長い期間、ポケットコイルの研究・開発を進めてきたため、その品質は非常に高く、安心感があります。
サイズ | シングル~キング |
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硬さ | ふつう |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 192,500円 |
その他 | 両面仕様、超硬鋼線 |
3. サータ「ライトブリーズ 5.8(#09)」
人気マットレスの後継モデル
サータを8年連続全米No.1に押し上げた「i series(アイシリーズ)ノーマルボックストップ」の後継モデル。人間の体の中で一番荷重がかかる腰臀部に少し太めの線径2.0mmコイルを配置し補強することでバランスの良い荷重分散と耐久性アップを実現。
ボックストップ(詰め物)内にはブレスフォートという低反発素材を搭載し、体をやさしく包みながら底付き感のない安定した寝姿勢を保ちます。
サータのマットレスは「ファイヤーブロッカー」という難燃素材(燃えにくい素材)が入っているので、防災意識が高い人にもおすすめです。
サイズ | シングル~キング |
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硬さ | やや硬め |
反発性 | 低反発 |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 203,500円 |
その他 | 両面仕様、ゾーニング、難燃素材、抗菌加工(銀イオン) |
4. テンピュール®「プロ プラス(ふつうのかたさ)」
低反発マットレスの原点、そして最高峰
低反発マットレスのパイオニア「テンピュール®」の中心的なモデル。従来から20%も体圧分散性を向上させた「テンピュール®アドバンスト素材」を使い、圧力を感じない「まるで無重力な寝心地」が得られます。
テンピュール®アドバンスト素材は、温度によって形状が変化し、寝ころんだ瞬間からウレタンが溶けるように体にフィットすることが特徴。そうした寝心地を当サイトでは「入眠時の心地よさは、すべてのマットレスの中でトップレベル」と評価しています。
なお、高級マットレスですが、公式サイトや対象店舗で100日のお試しプログラムが利用できます。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ふつう |
反発性 | 低反発 |
クッション材 | テンピュール®アドバンスト素材、テンピュール®アダプト素材、高耐久性ベース |
価格 (Sサイズ) | 264,000円 |
その他 | 片面仕様、衝撃吸収性、抗菌防臭加工(カバー)、お試しプログラム |
5. フランスベッド「LT-7700」(クーポンあり)
フランスベッドといえばコレ
豊富すぎるラインアップが特徴のフランスベッドのマットレスシリーズの中で「ライフトリートメント」は基幹的な位置づけのシリーズです。
この「LT-7700」は高衛生の除菌糸(アグリーザ®)を使用した生地に加え、プロ・ウォール®(両端が落ち込みにくい構造)や、高反発ファイバー素材「ブレスエアー®」など、フランスベッドが持ち合わせている機能性を集約した代表的なマットレスです。
沈み込みすぎないので寝返りがしやすく、通気性も抜群、まさに多くの日本人体型に受け入られやすい寝心地と言えるでしょう。
サイズ | セミシングル~クイーン ※ロングサイズあり |
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硬さ | やや硬め |
反発性 | 高反発(ブレスエアー面) |
クッション材 | 高密度連続スプリング® |
価格 (Sサイズ) | 231,000円 →クーポン利用で10%OFF |
その他 | 高衛生、高耐久、高通気性 |
初期投資は高いですが、マットレスは毎日使うもの。長い目で見ればコストパフォーマンスは良いと言えます。近くにショールームがある人はぜひ試しに行ってみてください。
なお、高級なベッド&マットレスの選び方については以下の記事で詳しくご紹介しています。
【コンパクト】おすすめの薄型&折りたたみマットレス 5選
こんな人におすすめ
- 折りたたんで収納したい
- 二段ベッドやロフトベッドで使いたい
薄型や折りたたみマットレスは寝心地は通常のベッドマットレスに比べると劣る傾向がありますが、厚いマットレスが置けないベッド(二段ベッドやロフトベッドなど)に最適です。また、収納しやすいので来客用にもおすすめです。
1. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」
抜群の耐久性と反発性
寝具・インテリア業界に20年ほど精通したプロが満を持して立ち上げた高品質ウレタンマットレスブランド。超高密度なウレタンフォームを使用し、従来の3倍(240,000回)の圧縮テストでも復元率99.6%を誇る抜群の耐久性が特長。高い反発性があるので寝返りもしやすいです。
カバーは抗菌活性値5.9(強い効果が認められるレベル)の抗菌性がある生地を使用。取り外して洗えるので、汗をかきやすい人にもおすすめです。薄型タイプのため、ロフトベッド・二段ベッドにもぴったり。使わないときには折りたたみも可能という、寝心地・使い勝手・衛生面の三拍子揃った逸品。
総合評価 | 3.91(薄型部門 No.1) |
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サイズ | シングル~ワイドダブル |
硬さ | やや硬め |
反発性 | 高反発(反発弾性率60%) |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 59,800円 |
その他 | 両面仕様、高反発、高密度、抗菌防臭・防ダニ、三つ折り |
2. リフレーションジャパン「ゼロギャップ®」
三つ折りとは思えない素晴らしい寝心地
ひとつ上でご紹介したSOMRESTAブランドの三つ折りマットレス。ゼロギャップ®では、三つ折りにありがちな「分割部分の寝心地の悪さ」を回避するために、非伸縮性の生地を使用したカバーを使い、持ち運びや移動しやすいように芯材を軽量化しています。
よって、芯材ベースの耐久性・反発力としてはSOMRESTAシリーズよりも低めですが、三つ折りマットレスというジャンルで考えた場合、非常に完成度が高い逸品に仕上がっています。
三つ折りマットレスのひとつの到達点と言えるバランスの良さを兼ね備え、コストパフォーマンスも素晴らしいです。
総合評価 | 3.73 |
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サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | 硬め |
反発性 | 高反発(反発弾性率55%) |
クッション材 | SOMRESTA®フォームNext |
価格 (Sサイズ) | 39,800円 |
その他 | 両面仕様(芯材)、高反発、高密度、抗菌防臭・防ダニ |
3. 源ベッド×悠デザイン「咲夜ハイフィール」
寝心地・感触の良さを追求
当サイト(運営:株式会社悠デザイン)と、国産ベッドメーカー「源ベッド」が共同開発した薄型マットレス。
『薄型マットレスとは思えない至高の寝心地』を目指し、薄型タイプでは珍しい3層構造、表層には超高密度・高反発フォームを採用しています。
3層構造ならではの体圧分散・寝姿勢保持・荷重分散のバランスの良さと、高反発ならではの寝返りサポート性が高い寝心地が実現されていて、約4万円から買えるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
総合評価 | 3.87 |
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サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | ふつう |
反発性 | 高反発(反発弾性率60%) |
クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 39,900円 |
その他 | 片面仕様、高反発、高密度、抗菌防臭・防ダニ |
4. マニフレックス「サステナブルウイング」
サステナブルなマットレスの代名詞
マニフレックスの三つ折りマットレス。「サステナブルウイング」と名づけられているとおり、マニフレックスの中でも特に環境面に配慮していることが特徴です。
圧縮ロールパッケージでお届け(輸送時の温室効果ガスを削減)するだけではなく、梱包材のポリエチレン紙が従来の1/10(ゴミ削減)、バイオマスインク(カーボンニュートラル)を使用するといった工夫が散りばめられています。
さらに、芯材のエリオセル®は水で発泡しているため燃やしても有毒ガスを発生させません。これだけ環境を意識したマットレスは他には見当たらないでしょう。
肝心の寝心地も、マニフレックスならではの高反発らしい寝姿勢をしっかり支えるサポート力や、寝返りの打ちやすさといった特徴も実現され、満足感が高い仕上がりです。
総合評価 | 3.80 |
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サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | ふつう |
反発性 | 高反発(反発弾性率は非公表) |
クッション材 | エリオセル®(高反発フォーム) |
価格 (Sサイズ) | 38,500円 |
その他 | 両面仕様、三つ折り、高反発、高密度 |
5. neruco「オリジナル薄型ポケットコイルマットレス」
格安&定番ならコレ
線径1.9mmのバネを使用したしなやかな弾力性を持つ薄型ポケットコイルマットレス。全周メッシュ構造なので通気性に優れています。お届け時にはロール状の圧縮梱包で配送されるので、通路が狭い家でも安心です。
良い意味でクセがない寝心地で、「格安の薄型ポケットコイル」という条件では最もおすすめできる逸品です。※このマットレスは折りたためません
総合評価 | 3.55 |
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サイズ | セミシングル~シングル ※ショート丈あり |
硬さ | やや硬め |
反発性 | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 (Sサイズ) | 11,490円 |
その他 | 片面仕様、メッシュ構造 |
薄型マットレスの選び方については以下の記事で詳しくご紹介しています。
【手軽に寝心地UP!】おすすめのマットレストッパー 3選
こんな人におすすめ
- 手軽に寝心地を改善したい
- 持ち運びしたい
トッパーとは簡単に言うと薄いマットレスのこと。
薄いため単品で使うことには不向きですが、価格が比較的安いため手軽に寝心地を改善するにはおすすめです。
なお、柔らかすぎる寝具の上にトッパーを置くのはおすすめしません。柔らかすぎるとトッパー自体も歪みやすく、せっかくの性能が活かせないからです。
トッパーを利用する際にはあくまで、ふつう~硬めの寝具の上に敷くことを前提として考えていただければと思います。
1. リフレーションジャパン「SOMRESTA マットレストッパー」
高衛生・高耐久ならコレ
高品質ウレタンマットレスブランド「SOMRESTA(ソムレスタ)」のトッパータイプ。基本的な構造はSOMRESTAのクッション素材を薄くしているだけなので、特長である高い耐久性と優れた衛生面、寝返りのしやすさなどはそのままです。
反発弾性60%という高い反発性を持っているので、体の動きサポートしてくれてコロンと簡単に寝返りを打つことができます。
芯材のSOMRESTAフォームはなめらかな素材なので、トッパーとしての使用感も抜群に良いです。
総合評価 | 3.64(トッパー部門 No.1) |
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サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | やや硬め |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 26,800円 |
その他 | 両面仕様、高反発、高密度、抗菌防臭・防ダニ、三つ折り |
2. 快眠タイムズ「スウィートドリーム ピロートップ」
薄くても荷重をしっかり支える
「快眠タイムズ」が海外ブランドを日本向けにリデザインしたオリジナルトッパー。芯材には密度50D・復元率99.5%という高品質・高耐久なウレタンフォームを使用しています。
人体の荷重を支えるために複雑なキルトデザイン「ヒューマノイドキルト」を施し、沈み込みにくい優れた体圧分散性を実現。さらに反発弾性率63%というかなり高い反発性があるので、寝返りのしやすさも抜群です。厚さ2.5cmという超薄型タイプなので手軽に取り入れられる点も魅力。
総合評価 | 3.60 |
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サイズ | シングル~クイーン |
硬さ | ふつう |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) | 25,300円 |
その他 | 高反発、高密度、高耐久 |
3. ファイテン「星のやすらぎ エアロクレイドル」
高い耐久性とリラックス効果
ボディケア商品が有名なファイテン製のオリジナルマットレストッパー。高反発ファイバー素材をクッション層に用いています。ファイバー系のマットレスの中では抜群の耐久性があり、熱にも強いので熱め(70℃まで)のお湯で汚れを洗い流せます。
ファイテン独自の【アクアチタン技術】によって、ゴールドなどの金属を素材に練り込んであり、自律神経をリラックスさせる効果を得られることが特長です。
総合評価 | 3.46 |
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サイズ | シングル~ダブル |
硬さ | やや硬め |
反発性 | 高反発 |
クッション材 | ポリエチレンファイバー |
価格 (Sサイズ) | 49,500円 |
その他 | 洗える素材、高耐久、高反発、片面仕様 |
トッパーの選び方については以下の記事で詳しくご紹介しています。
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【体験・レビュー済み】マットレスの評価ランキング(全114商品)
当サイトでは、実際の体験が特に大切と考えており、しっかりと体験・検証したうえで「本当に良い!」と思ったマットレスを中心におすすめ商品をご紹介しています。
以下の表では、今まで体験レビュー記事を書き、評価付けをしたマットレスをまとめています。※見切れる場合、横スクロールしてください
順位 | 総合得点 | 商品(リンクはレビュー記事) | メーカー | 価格(Sサイズ) | タイプ |
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1 | 4.09 | 咲夜レアル | 源ベッド | ¥44,990 | ポケットコイル |
2 | 4.02 | SOMRESTAマットレスPREMIUM | リフレーションジャパン | ¥59,800 | 高反発ウレタン |
3 | 4.01 | 咲夜No Way! | 源ベッド | ¥69,990 | ポケットコイル |
4 | 3.97 | 夜香 ハイグレード | 源ベッド | ¥30,900 | ポケットコイル |
5 | 3.93 | 夜香 プレミアム | 源ベッド | ¥36,900 | ポケットコイル |
6 | 3.91 | 夜香 ハイグレード デオファクター | 源ベッド | ¥38,900 | ポケットコイル |
7 | 3.88 | 夜香 プレミアム デオファクター | 源ベッド | ¥44,900 | ポケットコイル |
8 | 3.87 | 咲夜ハイフィール | 源ベッド | ¥39,900 | 高反発ウレタン |
9 | 3.82 | NELLマットレス | モート | ¥75,000 | ポケットコイル |
10 | 3.80 | サステナブルウイング | マニフレックス | ¥38,500 | エリオセル® |
11 | 3.75 | 夜香 クラシック | 源ベッド | ¥44,900 | ポケットコイル |
12 | 3.75 | コアラマットレスプラスPLUS | コアラ® | ¥99,900 | 多層ウレタンマットレス |
13 | 3.73 | ゼロギャップ® | リフレーションジャパン | ¥39,800 | 高反発ウレタン |
14 | 3.72 | ゼロギャップ®&リッチ | リフレーションジャパン | ¥52,800 | 高反発ウレタン |
15 | 3.72 | 快眠タイムズ マットレス | 快眠タイムズ | ¥50,000 | 高反発+低反発ウレタン |
16 | 3.72 | デラックス マットレス | 源ベッド | ¥49,900 | ポケットコイル |
17 | 3.72 | SOMRESTAマットレスEvo | リフレーションジャパン | ¥98,000 | 高反発ウレタン |
18 | 3.72 | モデル246 | マニフレックス | ¥50,600 | エリオセル® |
19 | 3.71 | LT-7700(ハード) | フランスベッド | ¥231,000 | 高密度連続スプリング® |
20 | 3.71 | シルキーポケット | 日本ベッド | ¥172,000 | ポケットコイル |
21 | 3.69 | スリーピー・いなり | 眠豆腐 | ¥39,800 | ウレタン+EPE |
22 | 3.68 | コアラマットレスシュプリームSUPREME | コアラ® | ¥149,900 | 多層ウレタンマットレス |
23 | 3.67 | コアラフトン OASIS | コアラ・スリープ | ¥49,900 | 高反発ウレタン |
24 | 3.66 | IWONUマットレス | IWONU(北沢) | ¥77,000 | 低反発ウレタン |
25 | 3.64 | ウェクセルマットレス | ウェクセル | ¥95,000 | ポケットコイル |
26 | 3.64 | (トッパー)SOMRESTA | リフレーションジャパン | ¥29,800 | 高反発ウレタン |
27 | 3.63 | バリューポケットコイル | ネルコンシェルジュ | ¥12,990 | ポケットコイル |
28 | 3.62 | ゼロギャップ®SE | リフレーションジャパン | ¥29,800 | 高反発ウレタン |
29 | 3.62 | cocoil(ココイル) | 双日九州 | ¥98,000 | 2層ポケットコイル |
30 | 3.61 | オアシス敷布団 | 快眠タイムズ | ¥24,000 | 高反発ウレタン |
31 | 3.60 | (トッパー)スウィートドリーム | 快眠タイムズ | ¥25,300 | 高反発ウレタン |
32 | 3.60 | コアラマットレス BASIC MK-1 | コアラ・スリープ | ¥49,900 | ウレタン |
33 | 3.60 | リーフ・マットレス | NELPANDA(ネルパンダ) | ¥48,800 | 高反発ウレタン |
34 | 3.59 | NEWコアラBREEZE | コアラ・スリープ | ¥122,000 | ウレタン |
35 | 3.58 | スマートグリッド リュクス マットレス | ザ・スリープカンパニー | ¥66,400 | 超高弾性ポリマー |
36 | 3.58 | LT-7700(ミディアムソフト) | フランスベッド | ¥231,000 | 高密度連続スプリング® |
37 | 3.56 | Green Tea 低反発マットレス | ZINUS(ジヌス) | ¥10,990 | 低反発ウレタン |
38 | 3.56 | NEWコアラBAMBOO | コアラ・スリープ | ¥168,000 | ウレタン |
39 | 3.56 | ホテルマットレス HEC-250 | フランスベッド | ¥88,000 | 高密度連続スプリング® |
40 | 3.56 | 国産ポケットコイルマットレス | ビーナスベッド | ¥44,800 | ポケットコイル |
41 | 3.56 | 夜香 スタンダード | 源ベッド | ¥27,900 | ポケットコイル |
42 | 3.56 | ララパンダマットレス(スプリング) | ララパンダ | ¥24,800 | ポケットコイル |
43 | 3.56 | キュリエスAG(Ag-MH-055α) | フランスベッド | ¥100,000 | 高密度連続スプリング® |
44 | 3.55 | フレアベル プレミアム | アキレス | ¥71,280 | ウレタン |
45 | 3.54 | IFM-002 | フランスベッド | ¥39,900 | 高密度連続スプリング® |
46 | 3.54 | guguマットレス | グーグースリープ | ¥78,000 | 高反発+低反発ウレタン |
47 | 3.54 | ムアツマットレス(20年ムアツ X) | 昭和西川 | ¥143,000 | 3層ウレタンフォーム |
48 | 3.53 | 薄型ポケットコイルマットレス | ネルコンシェルジュ | ¥11,490 | ポケットコイル |
49 | 3.53 | HOLLOW | エアリゾーム | ¥19,990 | ポケットコイル |
50 | 3.52 | エッセンシャル・マットレス | エコサ | ¥24,000 | ポケットコイル |
51 | 3.51 | ムアツふとん | 昭和西川 | ¥41,800 | ウレタン |
52 | 3.51 | オリジナルコアラ | コアラ・スリープ | ¥69,000 | ウレタン |
53 | 3.51 | スリーピー・とうふ | 眠豆腐 | ¥79,800 | ポケットコイル+ウレタン |
54 | 3.50 | ふわふかマットレス | ネルコンシェルジュ | ¥19,900 | ポケットコイル |
55 | 3.47 | エマ・マットレス ハイブリッド | エマ・スリープ | ¥145,000 | ポケットコイル+ウレタン |
56 | 3.47 | AQUA-REST | コイズミファニテック | ¥80,000 | 2層ポケットコイル |
57 | 3.47 | GOKUMINプレミアムスプリングマットレス | GOKUMIN | ¥16,980 | ポケットコイル |
58 | 3.47 | 腰肩安眠 | ココスリープ | ¥70,180 | 3層ウレタンフォーム |
59 | 3.46 | (トッパー)エアロクレイドル | ファインテン | ¥49,500 | ファイバー |
60 | 3.43 | モットン | グリボー | ¥39,800 | 高反発ウレタン |
61 | 3.43 | バローレ | ネルコンシェルジュ | ¥38,000 | 高反発ウレタン |
62 | 3.43 | エコサ・マットレス | エコサ | ¥42,000 | ウレタン |
63 | 3.42 | ATHLETE | リテリー | ¥81,800 | ファイバー |
64 | 3.41 | シープ(PMTS25N) | アイリスオーヤマ | ¥27,800 | ラテックス+ポケットコイル |
65 | 3.40 | (トッパー)エコラテ6cm | 快眠タイムズ | ¥9,990 | ウレタン |
66 | 3.40 | エマ・プレミアムV2 | エマ・スリープ | ¥194,800 | ポケットコイル+ウレタン |
67 | 3.40 | エコラテ3つ折り | 快眠タイムズ | ¥16,990 | ウレタン |
68 | 3.37 | シーリーフトン プレミアム | Sealy(シーリー) | ¥80,000 | ウレタン&ラテックス |
69 | 3.37 | ホテルマットレス HEC-360 | フランスベッド | ¥297,000 | 高密度連続スプリング®ダブルデッキ |
70 | 3.37 | ハイグレード2層ポケット | ベストバリュースタイル | ¥34,980 | ポケットコイル |
71 | 3.36 | DORMIRA 高密度ポケットコイル | モダンデコ | ¥25,999 | ポケットコイル |
72 | 3.36 | ヒツジのいらないマットレス | 太陽 | ¥66,000 | TPE×高密度ファイバー |
73 | 3.36 | 東京ベッド×neruco | 東京ベッド | ¥39,900 | ポケットコイル |
74 | 3.35 | エアーSI | 西川 | ¥104,500 | ウレタン |
75 | 3.35 | プロプラス | テンピュール® | ¥264,000 | 低反発ウレタン |
76 | 3.33 | NEWコアラマットレス | コアラ・スリープ | ¥82,000 | ウレタン |
77 | 3.32 | 高反発マットレス(三つ折り・10cm) | モダンデコ | ¥6,999 | ウレタン |
78 | 3.32 | エマ・マットレス | エマ・スリープ | ¥108,000 | ウレタン |
79 | 3.29 | エマ・マットレス プレミアム | エマ・スリープ | ¥129,000 | ポケットコイル+ウレタン |
80 | 3.28 | 純高反発マットレス(三つ折り) | タンスのゲン | ¥6,999 | ウレタン |
81 | 3.28 | SOERUマットレス | 錦之堂インターナショナル | ¥115,000 | ポケットコイル |
82 | 3.28 | シーリーフトン デラックス | Sealy(シーリー) | ¥60,000 | ウレタン&ラテックス |
83 | 3.26 | エイプマンパッド310 | ふとんキング | ¥15,950 | ウレタン |
84 | 3.25 | エアー 01 | 西川 | ¥49,500 | ウレタン |
85 | 3.25 | (トッパー)トゥルースリーパープレミアリッチ | ショップジャパン | ¥29,800 | ウレタン |
86 | 3.24 | 横寝ケア「スリープクリニック」 | 西川 | ¥29,700 | ウレタン |
87 | 3.23 | Remonマットレスα | Remon SLEEP(エムール) | ¥88,000 | 高反発ウレタン |
88 | 3.23 | エマ・敷布団 プレミアム | エマ・スリープ | ¥97,000 | ウレタン(三つ折り) |
89 | 3.22 | Atela(アテラ) | ブルーブラッド | ¥22,000 | 特殊形状ウレタン |
90 | 3.22 | エマ・トッパー | エマ・スリープ | ¥50,000 | ウレタン |
91 | 3.20 | Model H | NELL | ¥350,000 | ポケットコイル |
92 | 3.18 | 圧縮ロールポケットコイルマットレス(厚さ20cm) | アイリスオーヤマ | ¥9,380 | ポケットコイル |
93 | 3.18 | エマ・マットレス ラグジュアリー | エマ・スリープ | ¥280,000 | TPE×ウレタン×ポケットコイル |
94 | 3.18 | トゥルースリーパー プレミアベッドマットレス | ショップジャパン | ¥67,000 | ウレタン |
95 | 3.17 | Inofiaクラシックマットレス | Inofia | ¥15,500 | ポケットコイル |
96 | 3.16 | (トッパー)スリープエンリッチ ノアール | ライフェンリッチ | ¥59,800 | ファイバー |
97 | 3.16 | Zマットレス | ネルコンシェルジュ | ¥10,490 | ポケットコイル |
98 | 3.15 | (トッパー)トゥルースリーパーエアフリー | ショップジャパン | ¥29,800 | ウレタン |
99 | 3.15 | Remonマットレスβ | Remon SLEEP(エムール) | ¥132,000 | 低反発ウレタン |
100 | 3.13 | IWONUマットレスプレミアム | IWONU(北沢) | ¥77,000 | ウレタン |
101 | 3.12 | (トッパー)ON CHARGE | ムーンムーン | ¥19,800 | ウレタン |
102 | 3.12 | シーリーフトン スタンダード | Sealy(シーリー) | ¥40,000 | ウレタン&ラテックス |
103 | 3.09 | ゼロキューブ | 新陽トレーディング | ¥46,980 | ウレタン |
104 | 3.06 | ブレインスリープ フロートマットレス | ブレインスリープ | ¥88,000 | ファイバー |
105 | 3.04 | 雲のやすらぎマットレス | イッティ | ¥39,800 | ウレタン |
106 | 3.02 | 快眠ポケットコイル | ベストバリュースタイル | ¥12,800 | ポケットコイル |
107 | 3.01 | 雲のやすらぎ敷布団 | イッティ | ¥39,800 | ウレタン |
108 | 3.00 | ボンネルコイルマットレス(17cm) | タンスのゲン | ¥6,999 | ボンネルコイル |
109 | 2.97 | Deluxe 10 | ソフテックス | ¥139,700 | ウレタン |
110 | 2.96 | ポケットコイルマットレス(3Dメッシュ・厚さ22cm) | タンスのゲン | ¥6,999 | ポケットコイル |
111 | 2.92 | エマ・オリジナルV2 | エマ・スリープ | ¥99,000 | ポケットコイル |
112 | 2.88 | LIMNE the mattress | リムネ | ¥79,900 | ウレタン |
113 | 2.78 | MyeFoam(Amazonベストセラー) | 祺勝實業 | ¥5,980 | ウレタン |
114 | 2.72 | (トッパー)トゥルースリーパープレミアケア | ショップジャパン | ¥27,800 | ウレタン |
こうしてまとめてみると、高評価・低評価の傾向がつかめてきます。
高評価マットレスの傾向「高いノウハウ×直販」
簡単に言うと、マットレス作りのノウハウがしっかりあるメーカーの直販商品(いわゆる「メーカー直販」)は、最もコストパフォーマンスが高くなる傾向があります。
メーカーとしては「源ベッド」が特にイチオシ
まず、トップ10で目立つのは「源ベッド」のマットレスです。実に上位10個のうち6個というかなりの高評価を付けています。
源ベッドを運営しているのはチヨダコーポレーションという広島の老舗マットレスメーカーで、ポケットコイルのバネから自社(国内)で作るという徹底ぶり。
一般的には中国等の海外生産の方がコストダウンしやすく、国産マットレスというのはコストがかさんでしまうのですが、チヨダコーポレーションは自社一貫で製造し、さらにそれを直販サイトで販売することにより低価格を実現しているのです。
バネは国内最高レベルの品質のものを使い、詰め物のウレタンフォームも国産品とかなりこだわっているのに、3万円前後から買える抜群のコストパフォーマンスが魅力です。
実際の寝心地も素晴らしく、耐久性も抜群。「なるべく低予算でも高品質なマットレスが良い」という人は、源ベッドの国産ポケットコイルマットレスシリーズを一度チェックしてみることをおすすめします。
ウレタンマットレスの達人が作る「SOMRESTA」
ベスト20中、3商品がランクインしたのはリフレーションジャパン(熊本県)が展開するマットレスブランド「SOMRESTA(ソムレスタ)」です。
SOMRESTAは、寝具業界に20年ほど精通したプロが立ち上げたブランドで、そのウレタンフォームは他の商品と一線を画す品質の高さが特徴です。
わかりやすいのが復元率の高さ(24万回圧縮で99.6%)です。復元率が高いマットレスはヘタリにくく耐久性が高いことが特徴。
なお、SOMRESTAは高反発マットレスですが、その反発弾性率は60%という驚異的な数値を叩き出しています。(つまり、寝返りサポート性が抜群です)
特にウレタンマットレス(ウレタンフォーム)はメーカーによって品質に大きな差が生まれやすいので選ぶのに注意が必要ですが、その中でSOMRESTAは品質が良い素材を使っているので、当サイトでは高品質ウレタン=SOMRESTAということで他の記事でもおすすめ商品としてご紹介することが多いです。
マットレス作りの「ノウハウ」が大切
最近は睡眠への関心が高まっているせいか「マットレスの戦国時代」と言っても過言ではないくらい、いろいろな新規参入者が増えてきています。
しかし、こうしてランキングを振り返ると、源ベッド・SOMRESTAはじめ、やはりベッド・マットレス業界に深く精通しているメーカーさんが作った商品は満足度が高いと感じます。
たとえば、「NELLマットレス」のメーカーは株式会社Morghtというベンチャー企業ですが、共同開発をしたのは福岡県大川市(大川といったら家具の名産地)の老舗マットレスメーカーだったりします。
また、上位に入っている「バリューポケットコイル」を作っているのは、EC小売店「ネルコンシェルジュ(neruco)」を運営する株式会社インテリアオフィスワンですが、経営陣はベッド・マットレスの熟練者たちで構成され、単なる小売業でなく、ベッド専門のSPM(製造小売業)という性質が強くある会社です。
低評価マットレスの傾向「ノウハウ不足」「コストが高い」「セール前の価格が高い」
繰り返すが「ノウハウ」は大切
具体的な名称は避けますが、マットレスの内部や仕様を詳しく見ていくと「(悪い意味で)どうしてこんな作りにしたんだろう?」という印象を持つ商品も少なからずあります。
たとえば、品質が悪い(低い復元率・密度等の)ウレタンマットレスは、圧縮開封後に膨らみ切らずに歪んだ形状のままになってしまうこともあります。
こうした「歪み」は購入したとしても、カバーを開けてみないとわかりにくいため、ユーザーさんはなかなか気づかない場合がほとんどでしょう(気づかないだけで、こうした低品質なマットレスは早くヘタリやすいので、おすすめしにくいです)。
また、スプリングコイルマットレスは詰め物のバランスが悪いとバネ当たりを感じたり、寝返りを打った時にバネの跳ね返る音が聞こえたりして落ち着きません。
1万円台でも高評価の商品もあるため、ある程度の品質に出し惜しみしなければ、低価格でも寝心地が良いマットレスは作れるはずです。
こうした寝心地や品質が良くない商品は、そもそもマットレス作りのノウハウがない(足りない)場合か、商品以外の原価(広告費等)が高いので十分なコストを素材に費やせない場合に多いと感じています。
高級マットレスブランドは「原価以外のコスト」がかかる
テレビCMをたくさん放映したり、著名人をイメージキャラクターに使ったり、実店舗を多く持つような高級メーカー製のマットレスも、商品原価以外のコストが高いということで「商品は良いが、価格が高すぎる」ため、結果的にコストパフォーマンス(総合評価値)が伸びない傾向があります。
ただし、ノウハウ・仕立ての良さという点では、オンライン限定モデルでは味わえない寝心地や耐久性が実現されやすいのも確かです。
これは、実店舗で展示し、ユーザーが実際に寝て購入を決めるため、見た目や素材感なども追求することで、より高価になりやすいのです。
高級ブランドのスタンダードモデルは15~20万円前後くらいで、価格は高いですが、このあたりのモデル選べばまず失敗は少ないです。お金に余裕がある人にとっては、間違いない選び方と言えるでしょう。
セールが頻繁のメーカーは「定価が高い」
評価ランキングの総合評価値は「価格の安さ」に大きな影響を受けますが、価格自体は定価で計算をしています。よって、セールを頻繁に行うメーカーは総合評価値が伸びない傾向があります。
具体的には、コアラスリープやエマ・スリープ、エコサなどの「新興の海外D2Cブランド」に多いです。
(景品表示法に則っていれば)セールが多いこと事体は悪いことではありませんが、ユーザーの皆様には適正な価格かどうかを見極めるのが難しくなるというデメリットもあります。
たとえば、セールが頻繁かつ大幅割引(40~50%)が多いエマ・スリープのスタンダードモデル「エマ・ハイブリッドV2」の定価はシングルサイズで約13万円です。これは品質を考えると正直かなり高めの価格設定だと思います。
よって、当サイトではセール前の価格は「3.47(ふつう)」です。
しかし、セール(仮に50%OFF)の価格で再計算すると「3.73(かなりおすすめ)」に跳ね上がり、筆者の感覚としても、品質・寝心地・サービス・価格を考えると、かなりお買い得な価格設定だと評価しています。
【補足】マットレスの評価値と報酬の関係について
当サイトは成果報酬型広告(アフィリエイトプログラム)を利用しています。つまり、この記事から販売ページに行き、購入されることで当サイトに報酬が入る仕組みとなっています。※すべてではありません
広告収入がないと、レビュー用のマットレスを購入したり、体験・保管用の撮影スタジオの家賃や機材費、サイト運営費等を支払えないため、この仕組みはご理解いただけますと幸いです。
なお、さらに包み隠さず言ってしまうと、実はメーカーさんによって設定される「報酬率」はバラバラです。
しかし、もちろん当サイトでは報酬の高さによって評価を高くすることは一切しておりません。
その証拠はこの評価ランキングを見れば、わかる人はわかると思います。
本当はサイトの利益だけを考えると報酬が高い商品を一番のおすすめとした方が稼ぎやすいのですが(笑)、当サイトでは報酬の高い・低いは一切関係なく、あくまで商品そのものをフラットな視点で評価しています。
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まとめ
いかがでしたか。
良いマットレスの条件、マットレスの構造、そして価格帯別に厳選したおすすめのマットレスをご紹介しました。
本気で睡眠にこだわるなら、マットレスだけで15~30万円くらいの予算は必要です。このくらいの予算を出せば、まず間違いない品質のマットレスを手に入れられるでしょう。
しかし、若い人などは生活環境が変わりやすいので、「せっかく高価なマットレスを買ったのに買い替えないといけない」ということになりやすいです。
そうした人は、そこまで有名でないメーカーやオンライン限定モデルもぜひ検討ください。
最もコストパフォーマンスに優れているのは、実店舗を持たないオンライン限定メーカー・ショップです。
『コストパフォーマンスにこだわってマットレスを選びたい』という方のために、当サイトでは実際に体験・検証をし、レビューを行っており、その中でも本当におすすめできるマットレスをこの記事の冒頭「超厳選の9選」でまとめました。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。