サータ

ベッドの有名メーカーでシモンズ、シーリーと合わせて3Sのひとつと呼ばれている「サータ」について取材しました。

今回は特別に当サイトのため、サータの製造販売ライセンスを持つ「ドリームベッド株式会社」のご担当者様にお話をお伺いすることができました。

サータの特徴について解説しますので、ベッド選びをしている人・サータが気になっている人に少しでも参考になれば幸いです。

この記事はこんな人におすすめ✔ サータについて詳しく知りたい

✔ 売れ筋マットレスを知りたい

✔ 自分にぴったりな商品を知りたい

<登場人物>


ドリームベッドのスタッフさん 。ドリームベッド株式会社 東京ショールーム担当。来店されるお客様に最適なベッドをご提案されています。

 

管理人

当サイトの管理人。家具通販会社でベッドフレームの企画に約7年携わっていました。

 

取材スタート!

管理人

本日はお忙しいところ、取材のご対応いただきありがとうございます!何卒よろしくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いいたします。

サータについて

管理人

まず、サータというブランドについて詳しく教えていただけますか?

サータはアメリカのマットレスメーカーですが、世界各国と提携している中、日本ではドリームベッドとライセンス契約があり、ドリームベッドだけが扱えるブランドという位置づけになります。日本の製品は日本(広島)で製造しています。

 

管理人

日本とアメリカのベッドではラインナップも違うのですか?

はい、違います。日本では日本人の体型にあったベッドを日本の規格に準じて製造をしています。文化的な違いもありますが、日本人は比較的硬めの寝心地が好きですし、一方欧米の人は柔らかめの寝心地を好まれる傾向があります。

内蔵されているコイルの種類や、線径、コイル高など、各国の文化・嗜好傾向によって寝心地が異なるものもあります。アメリカでは連結コイル(ボンネル)とポケットコイル、フォーム系がありますが、日本ではポケットコイルのみで展開しています。

 

管理人

日本人にはポケットコイルが人気なんですね。

もともと両方取り扱いがあったのですが、連結コイルの揺れ感があまり日本人には受け入れられなかったのです。日本ではポケットコイルの方が人気でした。それもあって日本のサータに関しては現在ポケットコイル一本です。

サータのマットレスの特徴

管理人

サータのマットレスの特徴って何ですか?「ここが他のメーカーと違うよ」というところを教えていただきたいです。

1.コイルのゾーニング

サータのマットレスは、ひとつのマットレスに2種類のコイルを使っているところが特徴です。ゾーニングと言います。

寝ているときに一番荷重がかかる所にハードで硬めのコイルを使用し、そのほかの部分はソフトで柔らかいコイルを使用しています。

コイルの硬さを変えることで部分的な落ち込みを無くし、安定感ある寝心地となります。

ゾーニングの例

ゾーニング例

管理人

腰の部分が硬いのは圧力がかかるからですか?

そうです、腰は体重の約44%の荷重がかかるといわれており、身体で最も荷重がかかる所です。

2, 燃えにくい素材

マットレスに燃えにくいファイヤーブロッカーという難燃素材を入れています。ホテルの納品数が多いこともありますし、アメリカ本土ではこういった難燃素材を入れるという基準もあります。

ファイヤーブロッカー

 

管理人

ホテルにとっては燃えにくい方が安心ですしね。全く燃えないんですか?

いいえ、最初は燃えるのですが、難燃素材が燃焼する事により、表面層が炭化されて次第に酸素の供給を妨げるので少しずつ火が小さくなって消えます。「全く燃えない」という事ではなく、炭化により燃焼の拡大を防ぐ事で、避難可能な時間を少しでも確保出来る、という仕組みです。

聞いたところによるとアメリカは寝るときにキャンドルをつける習慣があるようなので、特にこういった難燃素材に対する意識が強いようです。

3, 通気孔が全周にある

細かいところなのですが、マットレスの全周に通気孔を必ず設けるようにしています。まさに「呼吸するマットレス」で非常に通気性の良い構造となっています。

通気孔
通気孔

管理人

マットレスは寝汗などの湿気が大敵ですから、通気性が良いと清潔さにつながりますね。

4, コイルが高品質

コイルの品質にもこだわっています。ドリームベッド全体でこだわっているところですが、コイルの線材「硬鋼線(こうこうせん)」は最高グレードを採用しています。

コイル

5, 世界初のBOXトップ(ピロートップ)

BOXトップ(ピロートップ)とは、マットレスの詰め物部分を独立して分けている構造体です。詰め物を独立して分けることで、横になった時にかかる表面のテンションを和らげ、体圧分散性が高まる効果があります。(BOXトップ・ピロートップを採用していないモデルもあります)

BOXトップ

BOXトップ

ピロートップ

ピロートップ

マットレスのシリーズについて

管理人

カタログやWebサイトにも書いてありましたが、全米売上No1なんですね。

毎年発表される全米売上ランキング(ファニチャートゥデイ誌)にて、6年連続で全米売上No.1を獲得しています。

この6年前に全米1位に押し上げたというのが「i series(アイシリーズ)」です。

全米No1に導いたヒットシリーズ「i series」

アイシリーズ

i seriesの特徴は詰め物にジェルメモリーフォームという低反発素材を使っている点です。今までの低反発素材より反発性や復元率、温度依存性を改善したのがこのジェルメモリーフォームです。

ジェルメモリーフォーム
ジェルメモリーフォーム

管理人

日本市場でも、i seriesは人気なんですか?

はい、人気です。一番の売れ筋シリーズです。

 

管理人

そうなんですね、他のシリーズのラインナップについて教えていただけますか?

代表的なマットレスシリーズとして2つご紹介します。

ノーマルシリーズ

ノーマルシリーズ

ノーマルシリーズは、サータマットレスのラインナップ中で、もっとも基本的な構造体(インチ、詰物等)で、硬めの寝心地となっています。

スーペリアデイシリーズ

スーペリアルデイシリーズ

スーペリアデイシリーズは、ノーマルシリーズとは異なるコイル種を使用し、詰め物も多く施すことで最高級の寝心地(ソフトタイプ)を実現しています。

 

管理人

見た目からして高級感が漂ってます!では、グレードの差でいうと一番安いシリーズから、「ノーマル」→「i series」→「スーペリアデイ」となるんですね。

はい。各シリーズで様々な寝心地をご用意しておりますので、お好みのタイプを試してみて下さい。

マットレスの仕様の違いについて

管理人

仕様を見ると、マットレスによって以下の違いがありますよね。

  • コイルの配列
  • バネの線径
  • コイル高

「コイルの配列」による違い

管理人

まず、コイルの配列で交互配列と並行配列がありますが、その違いを教えていただけますか?

大きな違いとしては寝心地です。

交互配列の方が硬めです。コイルの数が多くぎゅっと敷詰まっているためです。一方、並行配列は柔らかい寝心地の傾向があります。

コイルの配列

  • 交互配列(左)→ 硬め
  • 並行配列(右)→ 柔らかめ

管理人

配列の違いによって耐久性の違いはありますか?

一般的には交互配列の方が耐久性は高いと思います。並行配列に比べ、交互配列はコイルが密集しているため、コイルのひとつにかかる荷重が少ないからです。

ただ、当社のコイルで使っている硬鋼線の品質には自信を持っていますので、並行配列だからといって耐久性がないわけではありません。基本的には交互配列と並行配列の違いは硬さの違いとご理解いただければと思います。

「バネの線径」による違い

管理人

バネの線径(太さ)によって寝心地も変わりますか?

はい、変わります。基本的な考え方として、線径が太い方が硬いです。ゾーニングの話でも触れましたが、荷重が多くかかる箇所に太めの線径のコイルを使用しています。そうすることで、部分的な落ち込みが軽減されます。

「コイルの高さ」による違い

管理人

コイルの高さによっての違いは何でしょうか?

コイル単体で見れば、線径が細く、コイル高があり、コイル径が小さいほどソフトになりますが、配列(交互・並行)や全体的なコイル数、使用する詰物によって硬さは異なってきます。

サータではまず3種類のコイル高があります。具体的には5.8インチ、6.8インチ、7.7インチの違いです。そして、線径(バネの太さ)の違いが1.3mm~2.0mmあり、それらを組み合わせラインナップが成り立ちます(組み合わせは限りがあります)。

コイルの高さ

管理人

「配列・線径・高さ」の組み合わせで、「硬さ・柔らかさ」が変わってくるんですね。

はい、整理すると下記のとおりです。

配列線径高さ※
硬い交互太い低い
柔らかい並行細い高い

※同じ線径の場合

 

女性は価格が高くつきやすい?

管理人

よく女性は柔らかめ、男性は硬めが好まれると聞きますが、つまり女性の方が高価なベッドが合うということですね。

そうなりますね(笑)女性の方が身体のラインがはっきりしているので、ふんわり受け止めてくれる柔らかめなマットレスを好まれる傾向にあります。そうするとサータの場合は必然的に高いグレードになりやすいです。

管理人

硬めを好む傾向がある男性は安上がりというわけですね。(笑)

一番の売れ筋モデル

管理人

数あるモデルの中で一番人気どれですか?

i seriesの一番スタンダートな「ノーマルボックストップ」です。

おすすめノーマルボックストップ

仕様は以下の通りです。

  • コイルの配列:交互配列
  • コイルの線径:1.9mm,2.0mm
  • コイルの高さ:5.8インチ

管理人

ちょっと硬めなタイプですね。日本人は硬めが好きと言いますしね。

マットレスの選び方

管理人

お客様がマットレスを選ばれる場合、実際どのようにご案内するのですか?

まず体格を見てご提案します。体格が大きいと硬め、女性だと柔らかめをおすすめすることが多いですね。ただし、お客様自身の寝心地に好みもあるので、あとは実際に寝てみてご判断いただきます。迷ったら当社の自信作である「i series」を基準にしていただくと良いかと思います。

管理人

一般的には女性の方が身体のラインがはっきりしている分、柔らかめが合うといいますしね。一方男性は体つきが平たんなので硬めのマットレスが好まれると良く聞きます。

ベッドフレームの売れ筋

管理人

ベッドフレームは自社で作っているんですか?

モデルにもよりますが、自社を含め、国内で製造している商品が多くあります。一部、海外製造もあります。

 

管理人

売れ筋のベッドタイプは何でしょうか?

当社では跳ね上げベッドが売れています。実は跳ね上げベッドはドリームベッドが日本で初めて展開したのです。

特に都心で部屋に収納スペースが少ない方にご支持をいただいています。

跳ね上げベッド

管理人

引き出しタイプの収納ベッドだと、引き出すスペースが必要になるので跳ね上げベッドの方が省スペースで狭い部屋にも置きやすいですよね。

そうですね。あとはファブリックベッドも他のメーカー様に比べて多くのモデルを取り揃えています。

ファブリックベッド

まとめ:サータのここがおすすめ!

管理人

最後に、サータのここが強みですよというポイントを教えて頂けますでしょうか?

コストパフォーマンスの良さ

よくお客様には、品質が高くコストパフォーマンスが良いと言われます。コイルの品質もそうですし、2種類のコイルを使ってゾーニングしている所もご評価いただいております。

意外に知られていないこと

あとは、カタログ等には記載していないのであまり知られていない点なのですが、サータのマットレスは裏表使える仕様(一部商品を除く)のため、両面ローテーションして使えます。

おすすめのローテーションの仕方は、例えば i seriesではフォームが片面にしか入っていないので、夏場などの蒸れやすい時期にフォーム面を裏返しにローテーションして使っていただくとサラッとした使い心地になったりします。カタログなどには書いていない裏技です(笑)

管理人

季節によってのローテーションの目安になって良いですね!衣替えといっしょにベッドをローテーションするとへたりにくいですし。

そうですね、ショールームに来ていただけますとそういったカタログやWebサイトでは伝えきれない情報もお伝えできますので、ベッドの購入をご検討されている方はぜひ直接来ていただけると幸いです!

>>>ショールーム情報を見てみる

管理人

本日はありがとうございました!