本気で睡眠にこだわりたい人におすすめしたいトッパー
この記事では快眠タイムズ(株式会社篠原化学)のマットレストッパー「スウィートドリーム ピロートップ」についてご紹介します。
実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ご参考いただけますと幸いです。
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
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目次
スウィートドリーム ピロートップとは?
本商品は「快眠タイムズ」で販売されているマットレストッパーです。
快眠タイムズを運営しているのは株式会社篠原化学という愛知県にある寝具メーカー。
篠原化学は「品質の高い寝具を購入しやすい価格で提供する」という理念を掲げ、輸入寝具を中心に展開。
単純に海外から商品を輸入するだけでなく日本人にあった機能を施したオーダーをして輸入している点が特徴です。つまり、特注品のため基本的に篠原化学のみのオリジナル商品となります。
今回ご紹介するのは「セルプール」というブランドの商品を日本仕様にカスタマイズして完成させています。なお、快眠タイムズには完全な自社ブランドの取り扱いもあります。
海外ブランド(一部) | 自社ブランド |
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セルプール(cellpur)とは?
セルプールは、ヨーロッパ最大手のウレタン発泡メーカー「ユーロフォーム社」と、テンセルを開発した「レンチング社」が共同開発した素材の名称です。
本商品「スウィートドリーム ピロートップ」は、そのセルプールを快眠タイムズ(篠原化学)が輸入し、日本仕様にリデザインしたオリジナルモデルという位置づけです。
スウィートドリーム ピロートップの基本情報
スウィートドリーム ピロートップや価格等の情報は以下の通りです。
サイズ | シングル~クイーン |
---|---|
クッション材 | ウレタンフォーム(セルプール) |
厚さ | 2.5cm |
重量 (Sサイズ) | 約3.3kg(Sサイズ) |
密度 | 50D |
復元率 | 99.5% |
反発弾性率 | 63% |
価格 (Sサイズ) | 25,300円~ |
【まず結論】このマットレス(トッパー)の評価は?
当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- 抗菌防臭などの衛生面は?
- 持ち運びや捨てやすさなどの利便性
- 価格の安さ・高さ
- 価格相応の寝心地と言えるか?
体験を通じ本商品を以下のように評価させていただきました。
▼ スウィートドリーム ピロートップの評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.63 |
仰向き寝 | 4.5 |
横向き寝 | 3.5 |
沈み込みにくさ | 4.0 |
寝返り | 5.0 |
通気性 | 4.5 |
手軽さ | 4.0 |
衛生面 | 2.0 |
素材の品質 | 4.0 |
耐久性 | 4.5 |
価格 | 3.25 |
※目安は「3.50」以上が高評価です。
(総評)「トッパーとして理想的な寝心地・使用感」
芯材に高品質なウレタンフォームを採用。高反発・高密度仕様のため、寝返りがしやすく耐久性も抜群です。
さらに通気性が優れた構造のため、蒸れを感じにくく、体の近い位置で使うトッパーとしては理想的な構造です。
唯一のマイナス面は、カバーの脱着ができず家庭洗濯が完全にできないこと。さらに本体に抗菌防臭等の加工がないので、衛生面がやや気になるポイントです。使用する場合にはきちんとシーツを使いましょう。
とはいえ、寝心地はとても良いものでした。数あるトッパーの中で特におすすめの逸品と言えます。
それでは以下より、本商品の特徴をご紹介します。
スウィートドリーム ピロートップの特徴
マットレスの寝心地を調節する「トッパー」
トッパーとはマットレスや敷布団の上に敷いて、寝心地を調節する寝具のこと。
今使っているマットレスに満足していない人が手軽に寝心地を改善できる便利なアイテムです。
なお、トッパーはすでにヘタリが大きかったり、やわらかすぎるマットレスの上では十分に効果が発揮しきれないので、その場合は新しいマットレスの買い替えをおすすめします。
ピロートップとは?
本商品の名前(スウィートドリーム ピロートップ)にある「ピロートップ」とは、マットレスの詰め物部分を独立して分けている構造体のこと。
簡単に言うとマットレスとベッドパッドが一体化された仕様のことです。
ピロートップ式マットレスは、高い体圧分散性があり、高級ホテルなどでも採用されることが多い贅沢な仕様のひとつです。
つまり、本商品は「お手持ちのマットレスを高級ホテルのような寝心地に変える」というコンセプトで作られています。
「高反発」のウレタンフォームを使用
本商品はクッション材にウレタンフォームを使っています。
ウレタンフォームは石油を発泡させて作った素材で、比較的軽量に作ることができるので、移動しやすい点がメリットです。
ウレタンフォームは「低反発」や「高反発」など、反発性(跳ね返る力)の違いによって寝心地が変わります。
本商品は反発弾性率63%という、特に高い反発性を持つをウレタンフォームを使用。体の動きをサポートし寝返りが打ちやすいという点がメリットです。
余談ですが、反発弾性率50%以上で初めて「高反発(高弾性)」と呼ぶことができます。しかし、日本では15~49%の反発弾性率でも「高反発」として販売されている商品が多いので注意が必要です。
その理由は「低反発(反発弾性率15%未満)以上であれば、高反発と呼んで良い」という誤った認識が既成事実になってしまったことによります。(そして50%以上の反発弾性率を持つウレタンフォームを作るにはある程度の高い密度が必要です)
つまり、反発弾性率63%の本商品は厳密な意味での高反発ウレタンフォームを使用しているのです。
「高密度(50D)」で耐久性が抜群
ウレタンフォームの耐久性を決める重要な仕様が「密度(D)」です。密度は高い(高密度)ほど、耐久性は高くなります。
本商品は「50D」という、一般的なウレタンマットレスの中では、かなり高い密度の仕様となっています。
参考までにウレタンマットレス(ウレタンフォーム)で使用されるこが多い密度ごとの耐久性(寿命)の目安は以下の通りです。
密度 | 耐久性(寿命) |
---|---|
25D以下 | 数か月~3年 |
30~36D前後 | 3~5年 |
40D前後 | 5~7年 |
50D前後(本商品) | 10年前後 |
つまり、本商品のウレタンフォームは10年前後の耐用年数が想定されるので、長く使い続けたい人にもおすすめです。
世界初「テンセルパウダー配合のウレタンフォーム」
本商品のウレタンフォームは、分子構造内にテンセルパウダーを結合させた珍しい仕様です。
テンセルは植物(ユーカリ)から作られる天然素材由来の再生繊維で、吸湿・速乾性が優れていることが特徴。
ウレタンフォームにテンセルを結合することで、ウレタンフォームの弱点である蒸れやすさを改善させた優れた素材なのです。
価格は「ちょっと高い」
本商品はシングルサイズで約25,000円という、マットレストッパーとしては少し高めの価格です。
25,000円くらいあれば、ある程度品質が良い(トッパーではない)マットレスも買い替えられる予算レベルです。
とはいえ、品質(密度・反発性・通気性等)の良さから考えるとこの価格設定は妥当と言え、決してコストパフォーマンスが悪いというわけではありません。
よって「睡眠の質に本格的にこだわりたい」という人にこそ、ご検討いただきたい商品です。
【体験レビュー】スウィートドリーム ピロートップを実際に試してみた
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。
開梱・設置
こちらはシングルです。
段ボールを開けるとロール状に巻かれた状態で入っていました。
ビニールで巻かれています。
本体重量は約3.3kgなので、片手で持ち運べるほど軽量です。
ビニール袋をハサミで切り、開封をします。
ロール状に巻かれた本体(トッパー)をクルクルと解いていきます。
段ボール状態から2~3分くらいで開封終了。とても簡単でした。
外観のチェック
圧縮梱包(マットレスをプレス機でギューッと圧縮する梱包)ではないので、開封直後からすぐに本来の寝心地が得られます。
続いて厚さをチェックします。
公表値どおり約2.5cmの厚みが確認できました。
カバー表面はテンセル100%の「しっとり・モッチリ」とした触り心地で、気持ち良いです。
やわらかく伸縮性がある生地のため、体へのフィット感が優れます。
押したときの感触などは以下の動画をご参考ください。
表生地は「ヒューマノイドキルト」と言って、体の荷重バランス応じた複雑なキルティングパターンになっています。
このキルティングが特に感動したポイントでした。
例えば、沈み込みやすい臀部(おしり)あたりは、ダイヤ状のキルトパターンにして、荷重をしっかりと受け止めます。また、神経が敏感な肩・背中や脚・腕部分はふっくらと当たりを柔らかくします。
荷重と感覚(鈍感・敏感)の差をよく考えられたデザインで、仰向き・横向きの両寝姿勢でも快適に眠ることができました。
裏面はポリエステル100%です。(裏面では寝れない「片面仕様」です)
裏面はメッシュ生地なので、通気性が特に優れています。
本商品は「トッパー」なので、マットレスの上に敷いて使います。
4隅にゴムバンドが付いているので、ズレにくいです。
なお、トッパーによってはこうしたゴムバンドは付いてないことが多いので、地味にうれしいポイントですね。
本商品(ゴムバンド付き) | 他商品(ゴムバンドなし) |
---|---|
収納する際には再びロール状に巻くことでコンパクトになります。
滑り止めのゴムバンドでしっかり固定できるので、持ち運び&収納しやすいです。
なお、一応折りたたみも可能です。
内部構造のチェック
本商品はカバーの脱着ができない仕様なので、内部構造をチェックするために、トッパー本体をハサミで裁断します。
こちらが断面。
本商品は上から、
- 側生地
- 中糸
- 不織布
- ウレタンフォーム(セルプール)
- 不織布
- 裏生地(メッシュ)
の6層構造です。
それぞれ詳しくご紹介します。
まずは一番表層の「側生地」。
側生地は表・裏で素材が異なります。
表地はテンセル100%のもっちりとした触り心地が良いです。(裏地はポリエステル95%・ポリウレタン5%です)
側生地の下には、「中糸」が詰められています。
ワタのようなふんわりとした感触があり、体圧分散性を向上させています。
中糸の下には「不織布」があります。
不織布の下には芯材の「ウレタンフォーム(セルプール)」があります。
しっかりとした弾力が感じられ、触っただけで高密度・高弾性というのがハッキリとわかる高品質な素材感です。
ウレタンフォーム(セルプール)の拡大図はこちら。
空洞が多い「オープンセル構造」で通気性が良く、一つ一つの線が太いです。
なお、一般的なウレタンフォーム(30D)の拡大画像は以下の通りです。
本商品(セルプール)と比較すると、明らかに空洞の量と、線の太さが異なることがわかると思います。
本商品(セルプール・50D) | 他メーカー製商品(30D) |
---|---|
なお、空洞が大きければ通気性が高く、線が太ければ耐久性が高くなります。
つまり、本商品(セルプール)は、通気性・耐久性ともに優れた仕様ということです。
ウレタンフォームの下(トッパー裏面)は、「不織布」と「メッシュ生地」です。
不織布にも細かい空洞が設けられているので、メッシュ生地と合わせて優れた通気性を実現しています。
トッパーは体の近くで使うものなので、湿気をダイレクトに受けるため、通気性は特に大切な性能です。
耐久性・通気性・体圧分散性・荷重分散性・寝姿勢保持性など、寝具に求められる性能がすべて高いレベルで実現されていて、素晴らしいの一言です。寝心地も抜群です。
【詳細解説】スウィートドリーム ピロートップの評価について
この記事の冒頭で星付けして評価させていただいた以下のポイントをここでは詳しくご紹介します。
▼ スウィートドリーム ピロートップの評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.63 |
仰向き寝 | 4.5 |
横向き寝 | 3.5 |
沈み込みにくさ | 4.0 |
寝返り | 5.0 |
通気性 | 4.5 |
手軽さ | 4.0 |
衛生面 | 2.0 |
素材の品質 | 4.0 |
耐久性 | 4.5 |
価格 | 3.25 |
※目安は「3.50」以上が高評価です。
使用感のイメージは以下の動画をご参考ください。(音は出ません)
なお、本商品はトッパーなので、寝心地をレビューするには下に敷くマットレスが必要なため、今回はフランスベッド「IFM-002」という硬めの寝心地のマットレスを使っています。
それでは以下より主な評価項目をレビューさせていただきます。
1. 仰向き寝は?
仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。なお、体圧分散性は高ければ高いほど良いというわけでなく、適度な圧力を感じる程度が感触としては好ましいです。
なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。
評価は「星4.5」。
沈み込みやすい腰・おしり部分がしっかりとサポートされ、安定感ある寝姿勢が実現されています。
さらに、荷重が重く感覚が敏感な背中・肩部分がふっくらとサポートされることで適度な体圧分散性を感じることができました。
強いてデメリットを挙げるとすると、本商品は厚さ2.5cmというトッパーの中でもかなり薄めの仕様なので、下のマットレスの寝心地の影響を受けやすいということです。今回は硬めの寝心地の商品で試しましたが、柔らかすぎたりヘタリすぎたりするマットレスの上では寝心地が大きく変わる可能性があるのでご注意ください。
しかし、そもそもそうした「柔らかすぎ・ヘタリすぎ」のマットレスは、どんなトッパーを使っても寝心地は改善しにくいので、本商品ならでは大きなデメリットとは言いにくいです。
2. 横向き寝は?
横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。
つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような衝撃吸収性もポイントです。
評価は「星3.5」。
本商品に採用されている「ヒューマノイドキルト」は、荷重に合わせてキルトが複雑にデザインされています。
そして、横向き寝においては、肩部分がしっかりと沈み込み、腰がしっかりと支えられるため、体のラインがまっすぐになり、寝姿勢保持性は良好です。
さらに、集中的な体圧を感じやすい肩・腰まわりの圧迫感も少なく、心地よい体圧分散性が得られます。
とはいえ、横向き寝における肩の深い沈み込みを完ぺきにサポートできるかと言えば、厚さ2.5cmの薄型仕様のため、物足りなさは少し感じます。
しかし、仰向き時の寝心地を考えると、かなり理想的なバランス感があり、寝返りによって両寝姿勢(仰向き-横向き)を繰り返す一般的な就寝環境においては高い満足感が得られると思います。
3. 寝返りのしやすさは?
クッション材や詰め物で使われている反発性によって、体の動きやすさが変わってきます。少ない力で寝返りを打てた方がストレスは感じにくいですが、寝返りがしやすい=良い寝心地とは限りません。
寝返りの大変さにストレスを感じている人は高反発タイプなどの寝返りしやすいマットレスが良いですが、寝返りが多すぎることで中途覚醒が多い人は、逆に寝返りの回数を抑えるような低反発タイプを選ぶと良いでしょう。
評価は「星5.0」。
反発弾性率が63%というかなり高い反発性を持っているため、優れた寝返りサポート性が得られます。
さらに、特殊なキルティングパターンにより、沈み込みすぎることがなく、体の中心線がまっすぐになりやすいので、結果的に寝返りを打つ際にストレスを感じにくかったです。
4. 通気性は?
睡眠中は汗や体温を放出するので、蒸れやすいマットレスはストレスを感じることも。メッシュ生地や、側面から排気できる構造など、通気性に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「星4.5」。
芯材のウレタンフォームはもともと通気性があまり良くないため、蒸れやすい素材と言えます。
しかし、本商品は、ウレタンフォームの空洞が多いオープンセル構造&メッシュカバーという湿気を外に逃がしやすい工夫された仕様となっています。
さらに、側生地の立体的なキルティングが体に密着しすぎないことも、寝苦しさを感じにくいポイントです。
5. 耐久性は?
密度や耐久試験(復元率)をベースにチェックします。また両面仕様で表裏のローテーションが可能な商品は加点します。一方、詰め物が多い商品は減点します(詰め物で多く使われてる綿やウレタンフォームはクッション材よりも早くヘタリやすいため)。
評価は「星4.5」。
ウレタンマットレスの耐久性を知るには「密度」と「復元率」という情報が必要です。
本商品の密度と復元率は以下の通りです。
密度 | 復元率 |
---|---|
50D | 99.5% |
芯材のウレタンフォームの密度・復元率が高くなればなるほど耐久性は高くなります。(密度・復元率についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています)
本商品の密度は50D。これは10年間以上ほどの使用に耐えられるスペックです。
復元率は99.5%。これはかなり高めの数値です。
つまり、芯材のウレタンフォームのレベルとしては、かなりハイスペックと言えるでしょう。
6. 衛生面は?
抗菌防臭や防ダニなどの加工の有無やそのレベルなど、衛生面に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「星2.0」。
本商品の唯一の低評価ポイントはここです。
カバーは脱着できず、完全に家庭洗濯ができません。さらに、マットレス(トッパー)で施されることが多い、抗菌加工もありません。使用する際は必ずシーツを使いましょう。
しかし、優れた通気構造やテンセルならではの吸湿・速乾性による湿気をため込みづらい構造は、衛生面としてプラスの材料になります。
8. 価格は?
絶対的な価格と、マットレス市場の全体的な相場からチェックします。価格に応じた寝心地が実現されているかも大切なポイントで、総合評価へつながります。
評価は「星3.25」。
シングルサイズで25,300円という価格は、トッパー市場全体から考えると「やや高い」の価格帯です。
ただし、使用している素材や構造などを考えた場合、コストパフォーマンスは良いと思います。
口コミ・評判のまとめ
本商品の口コミをまとめると以下のような意見が多かったです。
良い口コミ | 悪い口コミ |
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口コミに関する解説
公式サイトにおける口コミ全体は5点満点で4.63の高評価です。(記事公開時点)
「寝心地が良い」が多数
寝心地に満足されているユーザーの方が大多数です。
興味深いのは他の商品では「蒸れにくい」「寝返りしやすい」など、具体的な点を評価されている場合が多いのですが、本商品ではそうした細かい点をひっくるめた「寝心地が良い」という抽象的なレビューが多い印象でした。
つまり「なぜかわからないけど、とにかく寝心地が良く感じる」ということだと思います。これはマットレス(トッパー)に対する最大の賛辞と言っても良いでしょう。
快適な睡眠を実現するには、荷重分散・体圧分散・硬さ(やわらかさ)・通気性・反発性など、さまざまな要因を上手にバランスを取る必要があります。
例えば「腰を支える硬さは必要だけど、肩を沈ませる柔らかさも必要」といったようなトレードオフ(矛盾)をうまく解決してあげる必要があるのです。
本商品では、セルプールという高反発・高密度・通気性が良いウレタンフォームを使い、さらに「ヒューマノイドキルト」によって寝姿勢を整えることによってバランス感が優れた快適な睡眠が実現されます。
筆者も実際の就寝環境において試しましたが、明らかに本商品を使用した方が寝心地の良さを感じました。
まさに、素晴らしいバランス感覚と言えます。
「返金保証がない」は残念
少数ですが、返金保証がないことに対してのマイナスレビューがありました。
快眠タイムズ公式では、3週間のトライアル(お試し)期間が付いている商品が選べますが、本商品はトライアル対象外です。※対象はオリジナルブランドの「エコラテエリート」や「快眠タイムズ」等の一部商品に限ります
敷き寝具(マットレスやトッパー)は、合う合わないが出やすいものなので、できればお試し期間があった方が安心です。
とはいえ、本商品は、高品質でクセも少なく、買って失敗しにくいタイプなので、そこまで不安に感じる必要もないかと思います。
超薄型なので「マットレスの影響は強め」
トッパーはマットレスの上に敷いて使うものですが、そのマットレスとの相性によって寝心地に良し悪しが出るという意見が少数ながら見られました。
たしかに本商品は厚さ2.5cmの超薄型タイプなので、マットレスの影響は強めに受けると思います。
しかし、よほど柔らかすぎたり、ヘタリすぎていない「ふつう~硬め」の寝心地のマットレスであれば快適に使えると思います。
実際に当サイトでもいろいろなマットレスの上で使ってみましたが、寝心地の改善を考えるなら硬めのマットレスに使うことがおすすめで、わかりやすく体圧分散性が向上され、快適度がグッと高まりました。
似ている商品との比較
本商品のような超薄型タイプのトッパーは他にあまり見かけませんが、同様の「高反発マットレストッパー」でなるべく近い仕様の商品と比較します。
商品(メーカー) | ①本商品 | ②エコラテエリート | ③ソムレスタ |
---|---|---|---|
画像 | |||
厚さ | 2.5cm | 6cm | 5cm |
重量 | 約3.3kg | 約4kg | 約7.5kg |
密度 | 50D | 32D | 52D (推定) |
復元率 | 99.5% | 99% | 99.6% |
反発弾性率 | 63% | 45% | 60% |
衛生加工 | なし | 抗菌防臭・消臭 | |
カバーの洗濯 | × | 〇 | |
サイズ | S~Q | S~Q | S~D |
厚さ | 2.5cm | 6cm | 5cm |
重量 | 約3.3kg | 約4kg | 約7.5kg |
返品保証 | なし | 3週間 | なし |
価格 (Sサイズ) | 25,300円 | 11,990円 | 26,800円 |
リンク | 商品リンク | 商品リンク | 商品リンク |
比較商品②「エコラテエリート」とは?
②は同じく快眠タイムズのオリジナルブランド「エコラテエリート」のトッパーです。7ゾーン凹凸ウレタンフォームで作られていることが特徴。
複雑な凹凸が体の荷重バランスにフィットし、体圧分散性が高い構造になっています。
約1万円から買える格安モデルですが、密度32D・復元率99%と優れた仕様を採用し、コストパフォーマンスが優れています。
中央が少し凹んでいる特殊な構造のため、若干沈み込みやすく、多少寝心地にクセがある商品ですが、低価格帯で探している人にはおすすめです。3か月トライアル対象(快眠タイムズ公式での購入)の商品なので、気になった人は気軽に試してみてはいかがでしょうか。
比較商品③「ソムレスタ」とは?
③は高品質マットレスブランド「ソムレスタ」のトッパー。推定52Dの超高密度タイプで抜群の耐久性が特長です。
反発弾性率60%という厳密な意味での「高弾性フォーム」仕様で、さらに抗菌防臭と防ダニ・消臭機能もあり、まさにフルスペックのマットレストッパーと言えます。
キルトパターンが単調なボーダーなので、荷重に応じたサポート感という点では本商品(スウィートドリーム ピロートップ)に軍配が上がるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
快眠タイムズの「スウィートドリーム ピロートップ」をご紹介しました。
高密度・高反発で通気性も抜群のウレタンフォーム「セルプール」を使用したトッパータイプの寝具です。
耐久性や寝返りサポート性も優れ、独特のキルティング(ヒューマノイドキルト)によって、沈み込み過ぎず寝姿勢の安定感も優れ、寝心地は文句のつけようがない素晴らしいものでした。
価格が少し高い(シングルサイズで約25,000円)・完全に洗濯ができない(カバーも着脱不可)という点はややマイナスと感じましたが、そうしたデメリットを感じさせないコストパフォーマンスの高さを感じる商品です。
厚さが2.5cmと、一般的なトッパーよりも薄いタイプなので気軽に取り入れられる点も魅力。今使っているマットレスの寝心地に不安がある人はぜひご検討いただければと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。