高品質・高衛生のトッパー(おすすめ)
この記事ではリフレーションジャパンの「SOMRESTAマットレストッパー」についてご紹介します。
実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ご参考いただけますと幸いです。
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
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目次
SOMRESTAマットレストッパーの基本情報
SOMRESTAマットレストッパーは、マットレスや敷き布団の上に置いて使う「トッパー」タイプの寝具です。
マットレスではないので、基本的に単体では使えません(トッパーは厚さが薄いため、単体で使うと底付きを感じます)。
SOMRESTAマットレストッパーのサイズや価格等の情報は以下の通りです。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
クッション材 | 超高密度ウレタンフォーム |
カラー | ホワイト |
価格(Sサイズ) | 29,800円 |
保証期間 | 1年 ※公式サイトのみ3年 |
『グッドデザイン賞』を受賞!
ソムレスタマットレストッパーは『2021年度グッドデザイン賞』を受賞しました。※2021年10月21日発表
グッドデザイン賞とは、見た目の美しさだけでなく、品質・機能・安全性など、そのデザインが「くらしを、社会を、豊かにしうるか」という視点で総合的に評価されたプロダクトに贈られる賞です。
なお、審査委員の評価は以下の通りです。
昨年グッドデザイン賞を受賞した同製品の寝心地や高い耐久性、また抗菌防臭、消臭、防ダニなどの機能性、さらには通気性に優れ、洗濯可能なカバー、といった従来の長所は保ちながら、既に使用しているマットレスを処分することなく、1枚重ねることで使用が可能な薄型のトッパーとして発展した製品。価格もよりリーズナブルで、真摯な製品の展開や開発の姿勢に好感が持てる。この姿勢を守り、来年以降も新たな製品の開発を、着実に進めていくことを期待している。(出典元:グッドデザイン賞 公式サイト)
審査員のコメントにあるとおり、同メーカーのマットレスタイプの「SOMRESTAマットレスPREMIUM」は前年(2020年度)のグッドデザイン賞を受賞しています。2年連続受賞は快挙ですね。
マットレスタイプのレビューはこちら【体験レビューあり】SOMRESTAマットレスPREMIUMの特徴&寝心地を徹底解説(2020年度グッドデザイン賞受賞モデル)
【まず結論】SOMRESTAマットレストッパーの評価は?
当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- 抗菌防臭などの衛生面は?
- 持ち運びや捨てやすさなどの利便性
- 価格の安さ・高さ
- 価格相応の寝心地と言えるか?
始めに結論からお伝えすると、体験を通じ本商品を以下のように評価させていただきました。
▼ SOMRESTAマットレストッパーの評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.64 |
仰向き寝 | 4.0 |
横向き寝 | 3.0 |
沈み込みにくさ | 4.0 |
通気性 | 3.5 |
寝返り | 5.0 |
手軽さ | 3.5 |
清潔さ | 5.0 |
素材の品質 | 4.5 |
耐久性 | 5.0 |
価格 | 3.00 |
※目安は「3.50」以上が高評価です。
以下より、その理由を詳しくご紹介します。
SOMRESTAマットレストッパーの特徴・メリット
SOMRESTAマットレストッパーは株式会社リフレーションジャパンが販売するトッパータイプの寝具です。
トッパーは寝心地を調節するための寝具で、今使っているマットレスや布団の上に敷いて使います。
なお、販売元のリフレーションジャパンは、寝具・インテリア業界に20年ほど精通したプロが2019年に設立した新会社です。
主な事業はSOMRESTAブランドの寝具(マットレス、ピローなど)の企画開発で、代表商品である「SOMRESTAマットレスPREMIUM」はその高い品質と優れた衛生面から2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。
実際に、当サイトでもSOMRESTAマットレスPREMIUMを取り寄せて、検証しましたが、寝心地面も素晴らしく薄型マットレスの中で最もおすすめできる商品だと評価させていただきました。詳しくは以下の記事でご紹介しています。
マットレスタイプの「SOMRESTAマットレスPREMIUM」の好調を受け、2021年2月より新商品としてこのトッパータイプの商品を販売しました。
以下より、SOMRESTAマットレストッパーの特徴を詳しくご紹介します。
寝返りがしやすい(高い反発性)
SOMRESTAブランドで使われている中材「SOMRESTA®フォーム」は、高反発タイプのウレタンフォームです。
高反発とは、簡単に言うと押して跳ね返る力が強いことで、寝返りなど体の動きをサポートしてくれるという特徴があります。
ちなみに他のメーカーからもいろいろな高反発マットレスが販売されていますが、実は「高反発」という定義はありません。
低反発(=反発弾性15%)以上であれば、高反発とされていますが、JIS規格においては、50%以上の反発弾性で「高弾性フォーム」と呼ぶことができるのです。
SOMRESTAフォーム®の反発弾性は60%。つまり、SOMRESTA®フォームは厳密な意味でも高い反発性があると言えます。
ヘタリにくい(超高密度)
ウレタンフォームの耐久性を測るひとつの目安は「密度」です。高密度で作られているフォーム素材の方が、耐久性は高くなります。
なお、ウレタンマットレスの販売ページなどでは「密度30D」など表記されているとますが、この「D」とは密度(Density)の意味です。
ウレタンマットレスは20~40Dの商品が多いのですが、それぞれの耐久性(寿命)の目安は以下の通りです。
密度 | 耐久性(寿命) |
---|---|
20D | ~1年 |
25D | 3~5年 |
30D | 5~8年 |
40D | 8年以上 |
ソムレスタは具体的な密度は非公開としていますが、少なくとも35D以上の高い耐久性ということは確認できます。
つまり、一般的な使い方をすれば、最低8年程度は問題なく使い続けることができると言えるでしょう。
硬すぎない、ちょうどよい硬さ
SOMRESTAマットレストッパーの「ふつう~やや硬め」の寝心地です。
中材のウレタンフォームは154N(ニュートン)という硬さで、やや硬めの素材なのですが、中材を綿入りのカバーで覆っている構造なので、体当たりはやわらかく、硬すぎない寝心地となっています。
一般的に日本人は仰向き寝が多く、欧米人に比べて平坦な体つきの傾向があるので、深い沈み込みが必要な寝姿勢ではなく、柔らかめよりも硬めの寝心地の方が合いやすいとされています。
つまり、日本人体型には「ふつう~やや硬め」くらいの寝心地の寝具選ぶのが無難と言えるでしょう。そうした意味でSOMRESTAマットレストッパーは多くの人が合いやすい寝心地だと思います。
高い衛生面
最近のマットレスは抗菌防臭などの「衛生面」に注目して開発する傾向があるのですが、その中でもSOMRESTAの衛生面はかなり優れています。
SOMRESTAはカバー表面に抗菌防臭加工が施され、詰め物の綿(わた)にも防ダニ・消臭加工を施すという徹底ぶり。
しかもカバー表面の抗菌防臭レベルは抗菌活性値5.9なので「強い効果が認められるレベル」の抗菌性があります。※抗菌活性値が2.0以上で「効果がある」、3.0以上で「強い効果がある」と認められます
これはフランスベッドが2019年に販売した話題の高衛生マットレス「キュリエス・エージー」と同等クラスの抗菌機能と言えます。
なお、抗菌防臭とは主に動物や人間の皮脂や髪の毛なのどに存在する「黄色ブトウ球菌」の繁殖を抑える効果のことです。黄色ブドウ球菌は食中毒を引き起こす代表的な菌のひとつとして知られています。
そして、SOMRESTAの防ダニ加工は忌避性。つまりダニがマットレスに近づくことを回避する加工のことです。
SOMRESTAマットレストッパーのデメリット(こんな人に合わない)
ヘタっている・柔らかい寝具を使っている人
マットレストッパーはマットレスや敷き布団の上に置いて使うものですが、ベースとなる寝具(マットレスや布団)のヘタリが大きいと、トッパー本来の寝心地が得にくいです。
今使っている寝具がヘタっている人は、マットレス自体の買い替えをおすすめします。
また、マットレストッパーは下の寝具(マットレスや敷き布団)の寝心地の影響を大きく受けます。
下の寝具の寝心地が柔らかすぎた場合、荷重がかかる背中や臀部が大きく落ち込み寝姿勢がくずれやすくなります。
トッパー本来の性能を活かすには、柔らかすぎない寝具の上で使うのがおすすめです。
寝返りの数を抑えたい人
寝返りは睡眠時に滞った血流を流したり、姿勢を整えたりするために必要な動作ですが、寝返りの数が多ければ多いほど良いというわけではありません。
寝返りが多すぎることによって、睡眠を妨げることもありますし、そもそも「寝返りが多すぎる=その人に合った寝心地ではない」とも言えるでしょう。
SOMRESTAは体の動きをサポートするような反発性が特徴なので、「動きやすい」という特徴があります。
今使っている寝具が寝返りが打ちづらくストレスを感じている人にはぴったりだと思いますが、逆に寝返りの数を抑えたいという人は、低い反発性(低反発)のマットレスを選ぶのもおすすめです。
できるだけ安く済ませたい人
マットレストッパーにおける「シングルサイズ29,800円」というのは正直やや高めです。
とはいえ使っている素材は高品質で、寝心地も優れている商品なので、筆者としてはその価値があり、コストパフォーマンスが優れていると思います。
ただ、「シングルサイズ29,800円」というのはある程度満足がいく寝心地の(トッパーではなく)マットレスも買える価格帯です。マットレス自体を買い替えることも検討している方は、以下の記事でおすすめ商品をご紹介しているのでご参考いただけますと幸いです。
【体験レビュー】SOMRESTAマットレストッパーを実際に試してみた
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。
開梱・設置
こちらはシングルです。
段ボールの中にさらに箱があるマトリョーシカ的な梱包です。
きれいな箱で、お届け時の衛生面も安心ですね。
箱の中にはトッパーがロール状に圧縮されて入っています。
中身はトッパー(本体)、収納ケース、取扱い説明書(保証書)の3つです。
なお、通常の保証期間は購入から1年間(中芯ウレタンフォームのみ)です。
重さはシングルサイズで約7.5kgです。力の弱い人でも軽々持ち運べると思います。
続いて、開封していきます。
まず外側のカバーをハサミで切ります。
このときに内側のカバーまで切らないようにご注意ください(内側のカバーを切ると急に膨張が始まります)
外側のビニールを切るとロール状になっていたトッパーがクルクルとほどけていきます。
2つに折りたたまれて圧縮されています。
ロールが解けたら折りたたまれていたトッパーを広げます。
最後に内側のビニールを切っていきます。
内側のビニールに切り込みを入れた瞬間からトッパーが膨張し始めます。
ビニールを外して完成です。
最初にハサミを入れてから3分弱。あっという間&簡単に開封できました。
外観
開封直後からハリのあるボリューム感があり、すぐにでも使えます。
マットレスの端部分のほんの少しへこんでいますが、開封して2日後には詰め物のウレタンフォームなどが膨らみ、ボリューム感が完全に復元されます。(ぱっと見ではわからないレベル)
開封直後 | 開封して2日後 |
---|---|
表面の生地は高級ジャガード生地を採用。リヨセル入りの滑らかな触り心地です。
キルティング仕様なので、生地の伸縮性が適度にあり、フィット感・寝返りサポート性を高めています。
厚みはトッパーなので、手でつかめるほどの薄さです。
厚さの公表値は5cmでしたが、一番厚いところで6cm強あります。
表裏がない構造(両面仕様)なので、ローテーションが可能。長く使いやすいです。
寝心地
154N(やや硬め)の高反発トッパーなので、硬め寝心地をイメージしていましたが、フィット感が心地よく、体圧分散性も適度にあり、想像より滑らかな寝心地です。
これは、芯材のウレタンフォームを、ふんわりとした綿入りのカバーで覆った「層構造」のためだと思います。
つまり、体当たりは柔らかく、でも沈み込んだらグッと押し返すという理想的な寝心地が実現されています。
続いて仰向き寝の寝心地をチェックします。
仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。また、寝返りに力が必要なので、寝返りサポート性も大切です。
なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。
上で書いたとおり、SOMRESTAマットレストッパーは体当たりが柔らかく、沈み込んだときにグッと押し返す反発力があるので、自然な寝姿勢をキープしてくれました。
荷重が集中する臀部(おしり)の下に手を入れても大きな沈み込みはありませんでした。
反発弾性60%のSOMRESTAフォームは、やはり寝返りはとてもしやすいです。体の動きをサポートしてくれるので簡単にコロンと寝返りができました。
横方向のキルティングも寝返りを妨げにくいです。
続いて、横向き寝をチェックします。
横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。
厚さが薄いのトッパーは横向き寝になると荷重が特に集中する肩部分が下のマットレスまで到達しやすいです。つまり、横向き寝の場合、下のマットレスのクッション性によって圧迫感の感じやすさが変わりやすいです。
下に置いているマットレスは硬めのポケットコイルタイプで単体では横向きにそこまで適さない寝心地のものです。
しかし、SOMRESTAマットレストッパーを置いたことによって、トッパー自体がマットレスの詰め物の役割を担い、そのボリューム感を高めることで、しっかりと沈み込み圧迫感が薄れるので、快適な寝心地が得られました。
反発性も感じられるため、沈み込み過ぎずストレスのない寝姿勢をキープしてくれます。
実際に使ってみて特によかったところ
寝返りがしやすい
反発弾性60%を誇るSOMRESTAフォームは、やはり期待通り寝返りが打ちやすかったです。
体の動きをスムーズにサポートしてくれて、快適に寝返りが打てました。
「寝返りが打ちづらくてストレスを感じている」とお考えの人におすすめです。
ちょうどよい硬さ
SOMRESTAフォームは154ニュートンという「やや硬め」の寝心地で作られています。
しかし、適度なボリュームがある綿(ワタ)が入ったカバーで覆った構造をしているため、体当たりはソフトで、沈み込んだときにグッと押し返すという理想的な寝心地を実現されています。
なお、マットレストッパーは下の寝具(マットレスや敷き布団)の硬さの影響も大きく受けます。つまり、硬い寝具の上では硬めに、柔らかい寝具の上では柔らかめの寝心地になります。
ちなみに、高反発マットレスと聞いて「寝心地が硬いのでは?」とお考えの方もいるかもしれませんが、実は反発性と硬さは全く別の話です。
持ち運びやすい
ソムレスタマットレスは分割された構造でないのに、折りたたむことができます。使わないときには三つ折りにして保管できるので、部屋が広く使えます。
重さはシングルサイズで約7.5kgです。薄型なので持ちやすく、重量のわりに軽く感じました。
定期的に折りたたんで移動することで、マットレスの底面が換気されるため、カビが発生する危険も少ないです。
なお、折りたたみ方は「S字」にするときれいにできます。
下の画像の通り「6の字」でも折りたためますが、ボリュームが多く形に偏りが出来てしまいます。
S字(おすすめ) | 6の字 |
---|---|
折りたたむときはS字(画像左)にしましょう。
専用の収納ケースがあるので、押し入れなどにも入れておきやすく、転勤が多い人などにもおすすめです。
洗いやすい
カバーのみ洗濯可能です(中材のウレタンフォームは洗濯NG)。
カバーが上下に2分割する構造なので、楽に洗濯できます。
カバーは上下をファスナーでつなげる構造で、かなり楽に装着・脱着ができました。
洗濯は「綺麗に畳んで洗濯ネットに入れ、弱水流で1枚ずつ洗って下さい」とのことです。
なお、たたみ方は表面を内側にしてクルクル巻いて洗濯ネットに入れることがおすすめ。こうすることで表生地が洗濯によって痛むことを防ぎます。
洗濯時のたたみ方 | |
---|---|
① | ② |
③ | ④ |
捨てやすい
寝具を買うときに、あまり考えないかもしれませんが、「楽に捨てられるか」ということも、利用シーンによっては大事なポイントです。
SOMRESTAマットレストッパーはウレタンフォームをクッション材に使用した寝具なので、粗大ごみではなく、一般ごみで捨てることができます。※ごみの回収については各自治体のルールをお守りください
捨て方は簡単です。
まず、カバーとウレタンフォームを分けます。
そして、ウレタンフォームをひたすらちぎります。
シングルサイズで10分くらいあれば、細かくちぎることができます。
カバーと合わせて45Lのゴミ袋4つ弱で収まりました。
実際に使ってみて少し気になったところ
トッパーの使用感としては特に気になるところはありませんでした。
ただ、この商品だけに限らずトッパーというものは、下のマットレスの寝心地に大きく左右されるので、寝心地の良し悪しという点ではご使用の環境によって差が生まれるでしょう。
この記事の検証では、以下の3つの寝心地が異なるマットレスの上において寝てみました。
- ①硬めのスプリングコイルマットレス
- ②硬めのウレタンマットレス(薄型)
- ③柔らかめのスプリングコイルマットレス
やはり、マットレスが柔らかければ柔らかい寝心地、硬ければ硬い寝心地といった具合で、マットレスの硬さに左右されます。
①硬めのスプリングコイルマットレス(ポケットコイル)が最も寝心地が良く感じました。
①硬めのスプリングコイルマットレス(最適) | |
---|---|
仰向き | 横向き |
これは、SOMRESTAマットレストッパーが体圧を分散しつつ、荷重をスプリングコイルがふんわりと受け止める構造になったからだと思います。
②硬めのウレタンマットレス(薄型)は、SOMRESTAトッパーと同様にウレタンフォームのクッション材を使っているせいか、ひとつのマットレスになるような感じで滑らかさは感じられました。
②硬めのウレタンマットレス | |
---|---|
仰向き | 横向き |
一番寝心地が悪かったのは③柔らかめのスプリングコイルマットレスです。SOMRESTAトッパーが部分的に沈み込み過ぎてしまい、せっかくの寝返りのしやすさが奪われてしまい、さらに蒸れやすくなってしまいました。
③柔らかめのスプリングコイルマットレス(微妙) | |
---|---|
仰向き | 横向き |
なお、③のマットレスの寝心地を柔らかくしているのは詰め物のウレタンフォームのため、「柔らかめのウレタンマットレス」でも同様の使用感になると考えられます。
つまり、柔らかいマットレスの上に敷くのはあまりおすすめできないということです。
口コミ・評判のまとめ
SOMRESTAマットレストッパーは2021年2月に販売開始されたばかりの新商品なので、まだ少ししか口コミがありません。
良い口コミ | 悪い口コミ |
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|
口コミが溜まってきた際に改めていかにまとめたいと思いますが、取り急ぎ今ある口コミについて以下で解説します。
口コミに関する解説
(2021年3月時点では)口コミ件数は少ないながらも、寝返りのしやすさと、起きたときの爽快感を感じている内容が見られました。
一方、そうした快適さを得られるまで数日かかったという意見もありました。
マットレス(やトッパー)などの寝具はそれまで使っていたものとの慣れもあるため、すぐに体に合わない場合もあります。そのため最初に寝心地の悪さを感じたとしても、最低1週間程度は使い続けることをおすすめします。
似ている商品との比較
SOMRESTAと同様の「高反発タイプのマットレストッパー」を比較してみます。
商品 | SOMRESTA | エアー01(西川) | エアウィーヴ スマート 025 |
---|---|---|---|
画像 | |||
素材 | ウレタンフォーム | ポリエチレンファイバー | |
厚さ | 5cm | 8cm | 3.5cm |
重さ (Sサイズ) | 約7.5kg | 約4.7kg | 約4kg |
硬さ | 154N | 110N | 硬め |
耐久性 | ◎ | △ | △ |
価格 (Sサイズ) | 29,800円 | 44,000円 | 27,500円 |
リンク | 商品リンク | 商品リンク | 商品リンク |
有名どころの競合商品と比べてみました。
結論、コストパフォーマンスを考えた場合、SOMRESTAマットレストッパーが最もおすすめと言えます。
ただし、高密度タイプのせいかやや重さがあるため、頻繁に持ち運びする人は他の2商品もご検討いただければと思います。
西川のエアー01は表面が凹凸構造(プロファイル加工)のウレタンフォームを使用したタイプで、寝心地はSOMRESTAよりもやわらかめです。点構造による体圧分散性の高さが特徴。ただし、耐久性がやや低く、5年程度で寿命がきます。
エアウィーヴのスマート25は、クッション材がウレタンフォームではなく、ポリエチレンのファイバー素材です。ファイバー素材は釣り糸を固めたような素材で、通気性が抜群に良いことが特徴。蒸れやすい人に特におすすめです。ただし素材自体の耐久性は低めなので、こちらも5年程度で寿命がくるでしょう。
SOMRESTAはどこで買うのがお得?
SOMRESTAの商品は公式サイトか、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングのモール店舗での購入が可能です。
おすすめは公式サイトです。
公式サイトのみ保証期間が3年に延長されます(他のモール店舗は通常の1年保証です)。
マットレスは長い間使い続けるものですので、できるだけ長い保証が付いている方が安心です。
SOMRESTAマットレストッパーの廃棄方法は?
この記事の上でもご紹介したとおり、芯材のウレタンフォームが細かくちぎれるため、家庭ごみで捨てることができます。(ゴミ捨ては各自治体のルールに従ってください)
ただし、細かくちぎる作業が面倒な方は粗大ゴミで出すことになります。
まとめ
いかがでしたか。
リフレーションジャパンのSOMRESTAマットレストッパーをご紹介させていただきました。
マットレストッパーは手軽に寝心地をアップできる便利なアイテムです。
特に今使っているマットレスが、
- 硬すぎる
- バネ当たりを感じる
- 底付きを感じる
など、お悩みの方にはおすすめです。
ただしマットレス自体が柔らかすぎたり、ヘタリが多い場合、トッパー本来の性能を発揮できないので注意が必要です。
SOMRESTAブランドは、高品質・高衛生が特徴で、価格は激安とは言いにくいですが、選んで後悔しない商品が揃っていると思います。ご参考いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。