有名ブランド「シーリー」の最安値マットレス
この記事では有名マットレスメーカー「シーリー(Sealy)」のシーリーフトン スタンダードについてご紹介します。
なお、今回はメーカーさんから体験レビュー用に商品をご提供いただきました。> PRポリシーについて
実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ご参考いただけますと幸いです。
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
この記事を書いた人
目次
このマットレスの基本情報
本商品のサイズや価格等の情報は以下の通りです。
メーカー | シーリー |
---|---|
サイズ | シングルのみ |
クッション材 | ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め(140N) |
カラー | ホワイト |
価格(Sサイズ) | 40,000円 |
保証期間 | 2年 |
なお、シーリーフトンシリーズは全部で3種類あり、スタンダードは最安値のグレードです。
スタンダード (40,000円) | デラックス (60,000円) | プレミアム (80,000円) |
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(当記事) | レビュー記事 | レビュー記事 |
メーカーの「シーリー」とは?
シーリーは1881年に創業した老舗マットレスメーカーです。整形外科医と連携し、科学的なアプローチから開発に力を入れていることが特徴。
米国家具業界専門誌「Furniture Today(ファニチャートゥデイ)」によるとシーリーは2019・2020年度全米No1のセールスを獲得し、9年ぶりのトップ奪還を果たしました。
「寝返りの負担を最小限に抑える」というのがシーリーの基本コンセプトで、マットレス中心部分を重点的にサポートする「ポスチャーペディックテクノロジー」や、背中や腰の部分のサポート力を強化した「センターサポート」などのテクノロジーを用いて商品開発を行っています。
なお、本国(米国)ではシーリーは「Tempur Sealy International, Inc.」というメーカーによって販売され、日本では株式会社スリープセレクトがシーリーブランドのライセンス契約を結び、製造・販売されています。
よって、厳密に言うと、シーリーとはメーカーではなくブランドということです。
【まず結論】シーリーフトン スタンダードの評価は?
当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- 底付きや圧迫感がないか?
- 価格相応の寝心地と言えるか?(総合評価)
体験を通じシーリーフトン スタンダードを以下のように評価させていただきました。
▼ シーリーフトン スタンダードの評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.12 |
仰向き寝 | 3.5 |
横向き寝 | 1.5 |
端の沈み込み | 3.0 |
通気性 | 4.0 |
寝返り | 4.0 |
底付きのなさ | 2.0 |
素材の品質 | 3.0 |
耐久性 | 2.0 |
衛生面 | 3.0 |
取り扱いやすさ | 5.0 |
価格 | 3.40 |
※目安は「3.50」以上が高評価です
【総評】シーリーの寝心地を最安値レベルで体験できる(でも、耐久性が懸念点)
シーリーは「寝返りのしやすさ」を実現するために様々なテクノロジーを開発していますが、シーリーフトンはマットレス中心部分を重点的にサポートする「ポスチャーペディックテクノロジー」で作られています。
そして、シーリーフトンにおけるポスチャーペディックテクノロジーとは、マットレス中心部分に「高弾性ジェルラテックス」を搭載することです。これにより、寝返りが打ちやすいようになっているのです。
本記事でレビューする「シーリーフトン スタンダード」は価格が40,000円というシーリーの中では最安値レベルのマットレス(商品名は「フトン」ですが、仕様は「マットレス」と同じです)なので、高級ブランドの寝心地が手頃に味わえるというのがこの商品の最大の魅力でしょう。
ただし、ジェルラテックス以外の素材の品質は低めなので、「長期間使えるマットレスとしては頼りない」というのが正直な感想です。
あくまで「シーリーの超エントリーモデル」としてお考えいただければと思います。
特徴・使用感・寝心地については以下より詳しくご紹介します。
シーリーフトン スタンダードの特徴・メリット
「3ゾーン」で腰部をサポート
「全体重の50%以上の荷重は、フトン面積の約1/3にあたる腰部(中央)にかかる」ということで、中央部分に高弾性のジェルラテックスが搭載され、腰の落ち込みが抑えられる仕組みになっています。
ジェルラテックスは高い反発性(高弾性)によって、腰回りを押し上げるようにして沈み込みを防ぎます。
ちなみに「ラテックス」とはゴムの木の樹液を原料にした素材で、ゴムならではの強い弾力性が得られることが特徴です。
以下の動画は、中央部分(ジェルラテックス)と、端部分(ウレタンフォーム)の反発性の違いです。
この動画のとおり、ジェルラテックス部分は明らかに反発性が高くなっています。
腰や臀部は寝返りの支点になるので、この部分が反発性が高いことによって寝返りがしやすいというメリットも生まれます。
なお、ジェルラテックスのもうひとつの特徴として温度調節があります。
シーリーフトンに搭載されているジェルラテックスは25~35度の温度調節機能があり、熱を吸収して、暑く蒸れやすい寝床内環境を快適な状態に自動調節してくれるのです。
「収納ベルト付き」で三つ折り可能
すべてのシーリーフトンは、折りたたみが可能です。専用のベルトが付属しているので、三つに折りたたんで収納できます。
折りたたみ方は簡単です。
まずフトンの下にベルトを敷き、「6の字」を描くように折りたたみます。
「6の字」(画像は反対ですが)に折りたたんだら、ベルトに付いているマジックテープ同士で固定します。
「トッパー」としても使える
シーリーフトンは、そのまま床に敷いて使うほかに、マットレスや布団の上に重ねて「トッパー」としても使えます。
トッパーとは硬さや反発性を調節・補強するアイテムのことで、今使っている寝具を活かしつつ、寝心地を改善したい人におすすめです。
なお、トッパーで使う場合、下の寝具(マットレスや布団)の硬さに寝心地が影響されますが、基本的には床に敷いて使うより「やわらかめ」の寝心地になります。
ちなみに、すべてのシーリーフトンはベッドフレームの上に直接置いても使用可能です。
安心の「日本製」
日本のシーリー製品は基本的に愛知県の工場で生産されていて、本商品(フトン)も同様に日本製です。
一般的にマットレスは中国製が多くを占めますが、特に中国製ウレタンマットレスは品質に大きなバラつきがあるので、選ぶのにやや不安がつきものです。
もちろん、中国製=低品質というわけではなく、高品質な中国製品もあります。
ただし、やはり依然として日本工場の品質管理レベルの方が高い傾向があると思いますし、シーリーという超有名ブランドの看板を背負う商品の品質管理はより慎重に行っていると考えられるでしょう。
【体験レビュー】シーリーフトン スタンダードを実際に試してみた
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。
開梱・設置
こちらはシングルサイズです。(サイズ展開はシングルサイズのみです)
梱包状態の重さは約6.3kgでしたので、一人でも軽々と持ち運べます。
開封していきます。
外側の紙袋を解くと、本体がビニールに包まれています。
ビニール袋をハサミで切ります。
マットレス本体を傷つけないように、ビニールを手で引き裂いていくのがおすすめです。
ロール状のパッケージですが、よくある圧縮梱包(機械でプレスしてペシャンコになっている状態)というわけではなく、ふつうにクルクルと巻かれている感じでした。
開封完了です。(裏面が上になっています)
外観のチェック
こちらが開封直後のシーリーフトン スタンダードです。
圧縮梱包ではないので、開封直後から完全に復元され、すぐにでも使えます。
マットレスの厚さはこのくらいです。
厚さの公表値は6cmですが、7.5cmほどの厚みが確認できました。
さすが有名ブランドのシーリーだけあってカバーも上品なデザインです。
生地はニット(ポリエステル99%+エラスティック1%)です。
エラスティックはゴムのような弾性を持った素材のことです。
エラスティック混のニット生地なので、伸縮性がかなり高く、体へのフィット感も優れます。
生地のアップはこんな感じです。
裏面にも同様の生地が使われています。
表面と裏面の見分け方は、「マチ」の位置です。マチが下に来る置き方が正しいです。
表面 | 裏面 |
---|---|
また、ロゴがあるので、正しい向きがどちらかわかりやすくなっています。
カバーはファスナーなどがないため取り外し不可です。(芯材のウレタンフォームが取り出せない構造です)
なお、シーリーフトンはウレタンフォームが上下非対称の層構造をしているため、裏面で寝ることは推奨されていません。要するに片面仕様のマットレスです。
内部構造のチェック
芯材のウレタンフォームの様子を詳しく見るために、カバーをハサミで切って中身を取り出します。
シーリーフトン スタンダードの芯材は2層構造です。
上から、
- 3ゾーンレイヤー(ジェルラテックス+ウレタンフォーム)
- ウレタンフォーム
の順で接着剤で固定されて重ねられています。
なお、上層と下層のウレタンフォームは色が違いますが、同じスペック(密度・反発弾性率)の素材です。
芯材を取り出してみました。
芯材のチェック
芯材の様子を詳しく見ていきます。
厚さは6cmでした。
各層の厚さは以下の通りです。
層 | 厚さ |
---|---|
上層(3ゾーン) | 3cm |
下層(ウレタン) | 3cm |
芯材に直接寝てみました。
上記の画像のとおり、臀部・腰回りが高弾性ジェルラテックスによって支えられるので、沈み込み過ぎない仕様になっています。
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【詳細解説】シーリーフトン スタンダードの評価について
この記事の冒頭で星付けして評価させていただいた以下のポイントをここでは詳しくご紹介します。
▼ シーリーフトン スタンダードの評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.12 |
仰向き寝 | 3.5 |
横向き寝 | 1.5 |
端の沈み込み | 3.0 |
通気性 | 4.0 |
寝返り | 4.0 |
底付のなさ | 2.0 |
素材の品質 | 3.0 |
耐久性 | 2.0 |
衛生面 | 3.0 |
取り扱いやすさ | 5.0 |
価格 | 3.40 |
※目安は「3.50」以上が高評価です
それでは以下より主な評価項目をレビューさせていただきます。
1. 仰向き寝は?
仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。
なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。
評価は「星3.5」。
140Nという硬さはシリーズ中最も硬い寝心地です。
更に、薄いため芯材(主にウレタン)が床によって圧縮されるので、スペック以上の硬さを感じました。
結果的に、体がまっすぐになるような感覚があり、仰向きではストレなく寝れました。
ふんわりと支えてくれるような反発性やクッション性の豊かさはありませんが、敷布団(和布団)のような寝心地が好きな人には合いやすいと思います。
2. 横向き寝は?
横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。
つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような衝撃吸収性もポイントです。
評価は「星1.5」。
横向き寝には不向きです。
底付き感があり、肩や臀部は床の存在を感じます。
結果的に体圧分散性が不十分で体の痛みを感じやすかったです。
3. 端の沈み込みは?
一般的にマットレスの端部分はそれ以上荷重を分散できないので落ち込みやすいです。端部分の落ち込みが少ないマットレスは全面を目いっぱいに使えるので、それだけで使用感が良いものになります。
なお、高級モデルなどでは落ち込みを解消するように端部分にワイヤーを入れたり、コイルを硬めにしたりすることもあります。
評価は「星3.5」。
マットレス自体が薄いので大きな歪みが生まれにくく、端部分の不安定さは気になりません。
ただし、座るなどの集中的な荷重をかけた場合は底付きがあります。
4. 寝返りのしやすさは?
クッション材や詰め物で使われている反発性によって、体の動きやすさが変わってきます。少ない力で寝返りを打てた方がストレスは感じにくいですが、寝返りがしやすい=良い寝心地とは限りません。
寝返りの大変さにストレスを感じている人は高反発タイプなどの寝返りしやすいマットレスが良いですが、寝返りが多すぎることで中途覚醒が多い人は、逆に寝返りの回数を抑えるような低反発タイプを選ぶと良いでしょう。
評価は「星4.0」。
ポスチャーペディックテクノロジー(3ゾーン)による「寝返りのしやすさ」というのがシーリーフトンの特徴です。
上層の中央部分にある高弾性ジェルラテックスによって、寝返りがスムーズにできました。
5. 通気性は?
睡眠中は汗や体温を放出するので、蒸れやすいマットレスはストレスを感じることも。メッシュ生地や、側面から排気できる構造など、通気性に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「星4.0」。
フィット感はあまりないので蒸れを感じにくく、ジェルラテックスの温度調節機能も働き、ウレタンマットレスにしては蒸れにくいタイプと言えます。
6. 耐久性は?
密度や耐久試験(復元率)をベースにチェックします。また両面仕様で表裏のローテーションが可能な商品は加点します。
評価は「星2.0」。
結論から言うと、本商品は3年くらいの耐用年数が想定されます。
ウレタンマットレスの耐久性を知るにはウレタンフォームの「密度」と「復元率」という情報が必要です。
本商品の密度と復元率は以下の通りです。
密度 | 復元率 |
---|---|
21D ※推定値 | 97.7% |
芯材のウレタンフォームの密度・復元率が高くなればなるほど耐久性は高くなります。
シーリーフトン スタンダードで使われいるウレタンフォームの密度21D(推定値)は、かなり低い数値です。
このウレタンフォームは主に背中・肩あたりをサポートする場所にあります。つまり、背中・肩あたりがヘタリやすいとお考え下さい。
なお、上層と下層のウレタンフォームは同じ密度の素材です。
一方、復元率97.7%は高めの数値です。
結論、上層の1/3を占めるジェルラテックス(耐久性が優れた素材)も加味して、耐用年数は「3年程度」と評価させていただきました。※20D前後のウレタンフォームだけだと1年くらいの寿命です
7. 素材の品質は?
ここでは工場レベルの品質管理レベルをチェック。いくら素材のスペックが良いからと言って作りが粗雑だと良質な寝心地・使用感を得られません。
ウレタンフォームの品質の良し悪しは「形成のきれいさ」に現れます。歪みが大きいと(素材が持つ本来の性能が発揮されにくいという点で)寝心地やヘタリにも影響があるので、歪みがなく、ピシッときれいな形状が望ましいです。
評価は「星3.0」。
全体的に多少の歪みが確認でき、角の一部には反り返りが見られました。
正面 | 側面 |
---|---|
圧縮梱包で復元率が低い場合、開封後に膨らみきらないことによってこのような歪みが確認できる商品もありますが、本商品は圧縮梱包でないのに、このレベルの歪みがあるのはやや気になるポイントです。
とはいえ、上層のジェルラテックスは高弾性の高品質な素材のため、全体的な評価としては「3.0(ふつう)」となります。
8. 衛生面は?
抗菌防臭や防ダニなどの加工の有無やそのレベルなど、衛生面に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「星3.0」。
「抗菌防臭」や「防ダニ」等の衛生機能はありません。さらにカバーは取り外し不可で洗濯NGのため、仕様の際には必ずシーツやパッドを使いましょう。
とはいえ、衛生加工があるマットレスの方が少ないので、評価値としては「3(ふつうレベル)」です。
9. 取り扱いやすさは?
持ち運びしやすいか、市販のボックスシーツ(多いのは30cmマチ)が入るサイズ感か、お届け時の梱包状態はどうか、捨てやすいかなどをチェックします。
特に力の弱い人は、厚すぎるマットレスを選んでしまうと移動するときに苦労することも多いです。
評価は「星5.0」。
専用ベルトによって折りたたみでき、軽量(5.6kg)なので持ち運びやすく、ウレタンフォーム+ラテックスなので、手で細かくちぎることで家庭ごみとしても捨てられる「取り扱いやすいマットレス」です。
厚さ6cm(実測7.5cm)という薄さは、二段ベッドやロフトベッドでも使いやすいので、幅広いベッドフレームと合わせることも可能です。※二段ベッド・ロフトベッドは安全上、厚さ10cm以下の薄さが推奨される場合が多い
10. 価格は?
絶対的な価格と、マットレス市場の全体的な相場からチェックします。価格に応じた寝心地が実現されているかも大切なポイントで、総合評価へつながります。
評価は「星3.40」。
シングルサイズで40,000円という価格は、マットレス市場全体から考えると「ふつうレベル」の価格帯です。
しかし「薄型マットレス」というジャンルで考えると「やや高め」です。
とはいえ、シーリー(有名ブランド)という安心感を考えた場合、価格の妥当性はしっかりとあると思います。
口コミ・評判のまとめ
シーリーフトンは2021年7月に販売開始された商品で、まだ購入者による口コミが掲載されていません。(公式サイトにて確認)
良い口コミ | 悪い口コミ |
---|---|
掲載待ち | 掲載待ち |
ある程度の口コミの量が溜まってきたら、内容を確認し、その内容についてこの記事で詳しく解説します。
似ている商品との比較
高弾性ジェルラテックスを搭載したシーリーフトン スタンダードと似た「高反発の薄型マットレス」の2商品と比較します。
商品 | ①シーリーフトン スタンダード | ②モットン | ③SOMRESTAマットレスPREMIUM |
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画像 | |||
メーカー | シーリー | グリボー | リフレーションジャパン |
厚さ | 6cm (実測:7.5cm) | 10cm | |
重量 (Sサイズ) | 約5.6kg | 約7.5kg | 約9.6kg |
硬さ | やや硬め (140N) | 選べる | やや硬め (154N) |
反発弾性率 | 約40% | 約55% | 60% |
折りたたみ | 〇 (ベルトあり) | 〇 (ベルトなし) | |
温度調節 | 〇 | × | |
密度 | 非公表 ※当サイト計測では約21D | 30D | 非公表 ※当サイト計測では約52D |
復元率 | 97.7% | 96% | 99.6% |
衛生加工 | × | 抗菌防臭、消臭、防ダニ | |
カバー洗濯 | × | 〇 | |
片面/両面 | 片面仕様 | 両面仕様 | |
保証期間 | 2年 | 90日 | 最大3年 |
返金保証 | × | 〇 (条件あり) | × |
サイズ | Sのみ | S~D | S~WD |
生産 | 日本 | 中国 (企画:日本) | |
価格 (Sサイズ) | 40,000円 | 39,800円 | 49,800円 |
リンク | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
比較商品の特徴
②グリボー「モットン」の特徴は?
モットンは株式会社グリボーという日本のベンチャー企業が販売しているマットレス。体圧分散性と高い反発力で寝返りが打ちやすく「腰対策マットレス」として開発されました。
カバーが薄めでウレタンフォームの反発性をダイレクトに感じやすいので、わかりやすい高反発マットレスを探している人におすすめです。
他の2商品と大きく異なるのは90日間の返金保証(お試し期間)もあること。※ただし返送費等は自費負担です
耐久性はあまり高くなく、密度30D・復元率96%なので、3~5年くらいの寿命と考えられます。
硬さが140N・170N・280Nの3つから選べる点もメリット。280Nという相当硬い寝心地もあるので、とにかく硬いマットレスを探している人にもおすすめです。
③SOMRESTAマットレスPREMIUMの特徴は?
SOMRESTAは熊本県の寝具メーカー「リフレーションジャパン」のオリジナルマットレスブランドです。
寝具業界に20年以上精通したプロが立ち上げたブランドで、高品質なのに低価格、つまりコストパフォーマンスが高いという点が最大の特徴です。
使っているウレタンフォームは推定52D・復元率99.6%という抜群の耐久性、さらに反発弾性率は60%の高反発の中でも高いレベルの仕様です。
さらに、カバーに抗菌防臭・消臭・防ダニ加工があり、洗濯も可能。まさにフルスペックの薄型マットレスと言えます。
シーリーフトン スタンダードはどこで買うのがお得?
シーリーフトン スタンダードは公式サイトとAmazon・楽天で購入が可能です。
基本的に購入条件に差がないようですが、時期によっては価格に差があるかもしれませんので、購入の際は念のためすべてをチェックしておいた方が良いかもしれません。
ただし、サポートのスムーズさや、正規品が保証されているという点などを考えると、基本的には公式サイトで購入するのが安心でおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
「シーリーフトン スタンダード」についてご紹介させていただきました。
全米No1マットレスブランドのシーリーが手掛ける薄型マットレスのエントリーモデルです。
上層の3ゾーン(ポスチャーペディックテクノロジー)によって、「寝返りの負担を最小限に抑える」というシーリーの基本コンセプトが手頃な価格で体験できることが魅力です。
ただし、ウレタンフォームの品質は高くなく、長期間の使用はあまり期待できません(寿命としては3年くらいと想定しています)。
長期間の使用をご検討の方は、上位グレードのデラックスかプレミアムをご検討いただければと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。