元ベッドメーカー担当者によるモットン徹底解説

モットンを徹底解説(マットレス&枕)

この記事では腰対策マットレス「モットン」について、ベッドメーカーに勤めていた筆者が、良いところ・気になるところを徹底的&素直にレビューします(辛口レビューも含まれます)。

この記事を書いた人

管理人当サイトの管理人。ベッドメーカーに7年ほど勤めた後、ベッド専門情報サイト(当サイト)を開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。

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【ご注意】腰痛とマットレスの関係

モットン

モットンは「腰対策」のマットレスとして開発された商品です。

購入を検討されている人は、腰の悩みをお持ちの場合が多いと思います。

ですが、最初に言っておくと、万人の腰痛を改善できるマットレスなどありません。

まずはモットンのレビューの前に、マットレスと腰痛に関係についてご紹介します。

腰痛になる原因は?

腰痛の原因はさまざまなので、一概にコレとは断言しづらいですが、寝具が原因で腰痛を感じる場合、寝心地が自分に合ってない可能性があります。

つまり、おおむね以下の2パターンに起因されるでしょう。

  1. 寝具が柔らかすぎる
  2. 寝具が硬すぎる

寝具が柔らかすぎる

今使っている敷き寝具(敷き布団やマットレス)が、自分にとって柔らかすぎる場合、腰が浮くことによって腰に負担をかけている可能性があります。

柔らかすぎるマットレス

人体のパーツで最も重いのは、胴体(胸・背中)と臀部(おしり)ですが、柔らかすぎる寝具の場合、背中とおしりが沈み込み過ぎ、結果として腰が浮きます。アルファベッドで例えると「W」の字になるわけです。

管理人管理人

柔らかすぎるマットレスは【腰が落ち込み「く」の字になる】と思っている方も多いですが、実際は腰が浮いて「W」の字になります。

そうした寝姿勢では寝苦しく感じるため、無意識に寝返りを打とうとするのですが、体の中心線が曲がってしまっているため、楽に寝返りが打てません。そのため睡眠が妨げられ、結果的に腰への負担や疲労を感じやすくなります。

寝具が硬すぎる

硬すぎる寝具の場合、もっと理由はシンプルで、単純に背中やおしりへの圧力がかかりすぎることによって、痛みを感じることがあります。

硬すぎるマットレス

また、圧力がかかりすぎると

無意識に姿勢を変えようと寝返りを打ちますが、寝返りの数が多くなることで睡眠が妨げられ、結果的に疲労や痛みを感じやすくなります。

なぜ、モットンは「腰対策マットレス」なのか?

モットン

モットンの特長は後述しますが、結論から言うと柔らかすぎない寝心地で、反発性が高いことが、モットンが「腰対策マットレス」と銘打って販売されている理由です。

日本人は「柔らかすぎない寝心地」が合いやすい

体型の違いは千差万別ですが、傾向として日本人は欧米人よりも平坦な体つきで、横向き寝よりも仰向き寝が多いです。

つまり、体の中心線がまっすぐになるために深い沈み込みが必要なく、むしろフラットな寝心地が合いやすい傾向があります。

言い換えると日本人には柔らかすぎない寝心地の方が合いやすく、腰への負担が少なく済む可能性が高まります。

高反発は「寝返りをサポート」する

モットンのクッション素材は反発性が高い「高反発タイプ」のため、押し返す力が強く、体の動きをサポートし、楽に寝返りが打てます。

ストレスなく楽な力で寝返りを打てた方が、余計な筋力を使わないため、疲労感が少なく、結果的に腰への負担が少なく済む可能性が高まります。

しかし、「寝返りが打ちやすいマットレス」とは、裏を返すと寝返りを繰り返さないと体が痛くなるマットレスとも言えます。むしろ寝返りを最小限に抑えた方が睡眠の質が高まる人もいるので、そうした人は低反発タイプの方が合いやすいでしょう。

管理人管理人

なんとなく、腰痛には「高反発=良い、低反発=悪い」といった風潮がありますが、人によって変わりますし、決めつけるのはやや強引です。 

「腰痛改善」はあくまで個人的な体験談

腰痛の原因は人それぞれですし、お医者さんもあえて寝具については言及しないことが多いです。そして「寝心地の良い・悪い」の感じ方も人それぞれ。

なので、「これを買ったらこうなる」みたいな表現は鵜呑みにせず、販売ページにあるような体験談は個人的な体験の域を抜け出たものではないことをご理解いただいたうえで、マットレスを選びましょう。

また、モットンをはじめマットレスの販売ページや口コミサイトで多く語られている「体圧分散性(たいあつぶんさんせい)」も同様です。

体圧分布図(某小売店)
体圧分布図(某小売店より)

体圧分散とは、マットレスから体にかかる圧力を分散させることですが、よくあるのは「体圧分散性が高い=良い寝心地」という勘違いです。

実は高すぎる体圧分散性は、寝心地が気持ち悪く感じます。なぜかというと体には敏感なところと鈍感なところがあり、その感覚の違いを無視して、圧力を分散しすぎると「悪平等」な体圧分散になってしまうからです。

また、体圧分散がどれほどだと体に良いというメカニズムまで踏み込んだエビデンス(証拠)は存在しません。

この記事の後半で体圧分散性について詳しくご紹介しています。

モットンが少し残念な理由

結論っぽくなりますが、体験を通じて、

モットン自体は良い商品。しかし、売り方で少し損をしている

という印象を持ちました。

モットンの販売ページや口コミサイトで語られている腰痛改善の体験談や、体圧分散性のアピールなど、ちょっと怪しく感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

「モットンで寝たら腰痛が良くなった」という人も、もちろんいらっしゃるとは思いますが、それはあくまで個人的な結果論です。

とはいえ、「腰痛」というのは本当に悩んでいる人が多いですから、「腰対策マットレス」として売り出すインパクトはやはり大きく、その結果、モットンの知名度は高まったのではないかと思います。

前置きが長くなりましたが、以下より

  • モットンの特長
  • 体圧分散についての正しい理解
  • 実際にモットンを使ってみた体験談

などをご紹介します。ご参考いただけますと幸いです。

モットンの特長

モットン

モットンは株式会社グリボー(ブランド名:モットンジャパン)という福岡県にある会社が企画・製造・販売を手掛けるマットレスです。

腰対策マットレス」として販売されています。

モットンの特長は以下の6つです。

モットンの特長6つ

  1. 高反発で寝返りしやすい
  2. ダニがほとんど発生しない
  3. 日本製
  4. サイズと硬さが選べる
  5. 90日間交換・返金保証付き
  6. 配送が早い

それぞれの特長を詳しくご紹介します。

1. 高反発で寝返りがしやすい

モットンマットレスに横向きで寝ている画像

モットンは「高反発マットレス」です。

高反発とは、字の通りで「反発性が高い素材」のこと。押して離した瞬間に勢いよく形状が元に戻るという特徴があります。

モットンの反発力は以下の動画をご参考ください。※音はでません

高反発マットレスは、体の動きに合わせてサポートする力が働くため、寝返りが打ちやすいことがメリットです。

今使っている寝具が「寝返りしづらい」「蒸れや暑苦しさを感じる」という人に高反発マットレスはおすすめです。

高反発と低反発の違い

主にウレタンマットレスにおいては、反発性の違いから「高反発」と「低反発」といった種類があります。

低反発フォームは押して離すとゆっくり形状が戻る素材です。

下の動画は低反発フォーム(左)と、高反発フォーム(右)との反発力の違いです。※音はでません

低反発フォーム・高反発フォームの違いをまとめると以下のとおりです。

低反発高反発
画像低反発高反発(モットン)
反発性ゆっくり戻る勢いよく戻る
特長衝撃吸収性が優れ、静かな寝心地が実現できる体の動きに対する反発力があり、寝返りをサポートする

有名な低反発マットレスブランドにはテンピュールトゥルースリーパーなどがあります。

テンピュール素材
テンピュール素材

なお、低反発は正式には「メモリーフォーム」と言います。

メモリーフォームは衝撃吸収性が高く、特にテンピュール素材は宇宙飛行士の椅子に使われ、「NASAが認めた素材」としても一躍有名になりました。

下記はテンピュールのショールームで撮影した動画です。※音は出ません

(左:普通の低反発素材、真ん中:テンピュール、右:ファイバー高反発素材)

高反発マットレスが生まれた理由

メモリーフォーム(低反発)マットレスは、テンピュールが宇宙船に使ったウレタン素材を一般用途向けに発展させ、1991年にマットレスとして製品化したのが始まりです。

以降、低反発マットレスは「無重力状態のような寝心地」と評され、大ヒットしました。

しかし、低反発マットレスは良くも悪くもフィット感が高いため、「寝苦しく感じる」と思う人も増えてきました。

そこで「寝返りを楽に打てるマットレス」というコンセプトのもと、高反発マットレスは開発されるようになったのです。

エアウィーヴの創業者である高岡氏がエアファイバーを使った高反発マットレス「エアウィーヴ」を作ったきっかけもそうした体験からと聞いたことがあります。

エアウィーヴ
エアウィーヴ
管理人管理人

余談ですが「低反発」「高反発」という言葉は正式な用語ではありません。

メモリーフォーム(衝撃吸収)という言葉が、日本語で「低反発」という造語になり、「その逆だから高反発」とされてしまったのです。

2. ダニがほとんど発生しない

ウレタンフォーム

モットンのクッション材はウレタンフォームで出来ています。

ウレタンフォームとは石油を発泡させて作られる素材です。(製法についてはブリヂストンの公式サイトで詳しく紹介されています)

ウレタンは木綿や羊毛などと違い、ダニが住みついたり発生することはほとんどありません。ホコリも出ないので衛生的です。

しかし、カバーにはダニやダニの糞・死骸が溜まりやすいので、こまめに洗濯することをおすすめします。

なお、ダニは天日干しや普通の水洗いでは死なないので、ダニを取りたい場合は、洗濯機の高温洗浄機能を使用して洗濯しましょう。

3. 日本製

日本製

過去モットンは中国製でしたが、2019年8月より日本製に生まれ変わりました。

モットンが作られていた中国の工場事情までは詳しくわかりませんが、一般的に中国製のウレタンは粗雑に作られることも多く、化学的な臭いも強めです。(重さを出すために砂を混ぜるというエピソードも聞いたことがあります)

ちなみにモットンのマットレスは日本製ですが、枕は中国製です。

筆者はマットレスと枕、両方届けてもらって体験したのですが、明らかに枕(中国製)のほうがウレタン臭はきつかったです。

ウレタンの容積は圧倒的にマットレスのほうが多いはずなのに、ここまで差があるとは驚きました。

4. サイズと硬さが選べる

モットンはサイズがシングル・セミダブル・ダブルから、硬さがソフト・レギュラー・ハードから選べます。

モットンの硬さ
モットンの硬さ(モットン公式

サイズが選べる商品は多いですが、硬さが3段階から選べるのは大きなメリットです。

モットン公式には体重別に最適な硬さ(反発力)を選べる表が用意されているので、自分の体重に合わせて選びましょう。

体重硬さ(N)
~45kgソフト(140N)
45kg~80kgレギュラー(170N)
80kg~ハード(280N)

なお、「N」とは「ニュートン」のことで、マットレスの硬さを表す単位です。基本的に値が高くなればなるほど硬い寝心地になります。

5. 90日間交換・返金保証付き

マットレスは実際の就寝環境において、ある程度の長期間にわたって寝てみないと自分に合うか判断できません。つまり、店舗で試したとしても確信が持てないということです。

モットンは90日間の交換・返金保証がついているので、万が一寝心地が合わなかったら硬さを変えたり、返品することも可能です。

なお、返品規定は下記の通り細かく決まっているので、ご注意ください。

交換返品(返金)
いつまで商品到着から104日以内商品到着から90日経過後~14日以内
手数料配送手数料3,960円/個で1回のみ可能
※着払いで返送
配送手数料3,960円/個+元払い送料+振込手数料+印紙代

>>>返品依頼フォームはこちら

6. 配送が速い

営業日の12時までの注文・決済で最短翌日に発送されます。

東京都にお住いの場合、注文日から最短2日程度で配達されます。

モットンのサイズと価格は?

モットンのサイズと価格は以下の通りです。

サイズ(cm)価格(税込)利用人数
シングル97×19539,800円一人でぴったり
セミダブル120×19549,800円一人でゆったり
ダブル140×19559,800円二人でぴったり

モットンの品質は?

モットンのクッション層(ウレタンフォーム)

マットレスの命と言われるクッション層。モットンのクッション層はウレタンフォームで出来ています。

品質が良いウレタンマットレスの条件のひとつは耐久性が高いかどうかです。

ウレタンフォームの耐久性の参考になる主な指標は「復元率」と「密度」です。そして、モットンのウレタンフォームのスペックは以下のとおりです。

復元率96%
密度30D

11年使っても「4%のヘタリ」

復元率とは、押圧試験による厚みの減少しにくさを表す値です。

モットンの復元率は96%。8万回の圧縮しても4%しかヘタらないという試験結果です。

つまり、寝返りで考えると、11年使ったとしても4%程度しかヘタらないということです。※平均の寝返り回数は20回/1日ほど

「ふつう程度」の密度

ウレタンフォームは密度が高いほど長持ちする傾向があります。

ウレタンマットレスは20~40Dの商品が多いのですが、それぞれの耐久性(寿命)の目安は以下の通りです。

密度耐久性(寿命)
20D~1年
25D3~5年
30D5~8年
40D8年以上

1万円台以下のウレタンマットレスは20Dクラスの商品が多いですが、モットンは3万円台から買えるマットレスとしては価格相応の密度(耐久性)と言えるでしょう。

作りの丁寧さ

粗悪なウレタンフォームは、特に端部分の形成が雑です。

始めから歪みがあるマットレスは寝姿勢が整いづらく、十分な反発性も期待できません。

以下はモットンと他社製品のMyeFoam(Amazonべストセラー商品)、ソムレスタといった3つのマットレスのウレタンフォームを重ねた画像です。※すべて新品

断面比較

MyeFoamソムレスタ
MyeFoamマットレスソムレスタマットレス

MyeFoamはAmazonベストセラーの5千円台で買える激安マットレスですが、価格相応にウレタンの形成が雑で、歪みが大きいです。

ソムレスタはモットンを超える高密度タイプ(値は非公開)で高品質で寝心地が良いマットレスのため、端の形成がきれいです。

断面比較
端(特に角)のきれいさに歴然の差

モットンもソムレスタと同等に端の形成がきれいに作られていることが分かると思います。

以上のとおり、価格の安さに釣られて激安マットレスを選んでしまうと満足いく寝心地が得られず、結果的に「安物買いの銭失い」になってしまうので注意しましょう。

当サイトではいくつものマットレスをレビューしていますが、高反発タイプのウレタンマットレスでは、モットンソムレスタは品質・寝心地とも、特におすすめできる商品と評価しています。

体圧分散性のアピールには要注意

モットンの販売ページや、口コミサイトには体圧分散性についての体験談もよく紹介されています。

しかし、この記事の冒頭で触れましたが、「体圧分散性」という言葉には注意が必要です。

以下では誤解しやすい体圧分散性の考え方についてに解説します。

「体圧分散性が高い=良いマットレス」ではない

体圧分布図(某小売店)
体圧分布図(某小売店より)

「このマットレスは体圧分散性が高いから寝心地が良いです!」

と、広告やTV通販などの宣伝でよく聞くことがありますが、体圧分散が高い=良いマットレスということではありません。

体圧とは

体圧とは「マットレスから体にかかる圧力」のことです。

硬すぎるマットレスで寝ると背中やおしりなどの重い箇所に圧力が多くかかり、痛みを感じやすくなります。この圧力(体圧)を分散することを体圧分散と言います。

体圧分散

基本的にマットレスの硬さがソフトになるほど、体圧分散性は高くなります。

体圧分散性が高すぎると「気持ち悪い」

しかし、人間の体には敏感なところと鈍感なところがあり、それを無視して体圧を均等(悪平等)に分散させてしまうと、寝心地としては気持ち悪く感じます。

また、単純に体圧分散性が高いだけのマットレスはありますが、そのマットレスがその人にとって良いかどうかは別問題です。

体圧分散はあくまで参考程度に

要するに、そもそも「体圧分散が優れている」という言葉自体も、何をもって優れているのかというと、あくまで個人的な結果論の域を出ません。

冒頭で述べたように「体圧分散がどれほどだと体に良い」というメカニズムまで踏み込んだエビデンス(証拠)は存在しないのでご注意ください。

あまりにも全面に体圧分散性をアピールしている広告は、単なるセールスロジックだと思った方が良いですし、そもそも体圧分散性のアピールは、それ自体何もメリットを伝えるものではありません。

だからこそ、マットレスはできるだけ長い時間試してみることが重要です。

よって、モットンの90日間の交換・返金保証は大きなメリットと言えるでしょう。

モットン公式はこちら

モットンの体験レビュー

モットンの体験

モットンの販売元である株式会社グリボー様より、商品レビュー用にモットンマットレスをご提供いただきました。

到着から使用感のレビューをさせていただきます。

※ モットンのPRを目的にしたものではありません
※ 使用開始は2019年10月3日からです

到着~開梱

モットンが届きました。こちらはダブルサイズです。

到着時のモットン(梱包)

段ボールには「ドライバーさんへ(一部省略)この荷物はお客様が楽しみに待ってくださっている商品です。大切にお届けください。」とありました。

梱包に書かれているメッセージ

こういうメッセージがあるとドライバーさんも、より大切に取り扱ってくれるかもしれませんね。

段ボールを開けると、さらに白い段ボールに入っています。丁寧に梱包されていて好印象です。

外側の梱包を取ると、きれいな箱で梱包されている

モットンはお届け時にはロール状に圧縮されています。

梱包箱を開けてマットレスがお目見え

モットン(本体)と、収納用バンド×2個、説明書が入っていました。

届いたもの一式(マットレス・収納用バンド・説明書)

なお、収納用バンドはサイズによって本数が異なる可能性があります(今回はダブルサイズでしたので2本ありました)。

収納用バンド

収納用バンドは少し前までゴム製だったようですが、ナイロン製に変更されています。今後も仕様変更の可能性はあります。

取り扱い説明書と保証書はこちら。

取り扱い説明書と保証書

モットンのメンテナンス方法や開発エピソードなどが載っています。なお、保証期間(交換・返品)は90日です。

開封

続いて、モットンを開封していきます。

ロール状に圧縮されているモットン

びっしりとビニール袋に巻かれているので、マットレスを傷つけないようにハサミで外側のビニールを切っていきます。

ビニールに切り込みを入れる

チョキチョキではなく、スーッという感じでやるとうまくいきやすいと思います。

外側のビニールが切れたら、すぐに圧縮されていたモットンが膨らんでいきます。

復元されたモットン

もともとペチャンコというわけでなく、強い力で巻かれていたものが「開いていく」感じです。

状態によっては勢いよく開く可能性もあるので、ハサミなどは十分に注意してください。

モットンを覆っていた最後のビニールを取りました。

最後の圧縮ビニールを取ったモットン

ハサミを入れてから3分くらいしか経っていませんが、しっかりと形状が復元されています。

収納用バンドを使えば、3つ折りにしてコンパクトにできます。

収納用バンドを付けたモットン

カバー・中身

モットンのカバーはベロアっぽい素材です。

モットンの素材アップ

少し毛羽立っていて、手でなでると模様が変わります。やわらかくて気持ちよいです。

モットンの触り心地

カバーはファスナーで取り付けられています。

カバーのファスナーを取る

カバーと中身。

カバーと中身

カバーの取扱い表示。ポリエステルでできています。

カバーの取扱い表示

裏返してネットに入れて家庭洗濯ができるそうです。

芯材が気になったので、さらに中身を出してみました。

芯材を確認

これがモットンのウレタンフォーム。

モットンのウレタンフォーム

グレーでいかにも高反発という感じです。

ウレタンフォームのアップ

触ってみると、意外とやわらかいです。

ウレタンフォームの触り心地

カバーを外すときに引っ掛けてウレタンが削れてしまいました。

ウレタンが一部削れてしまった(筆者のミス)

本来、このカバーは取っちゃダメみたいなので、ご購入された方はここまで丸裸にしないようご注意ください。

モットンの寝心地

モットンに仰向けで寝てみた

モットンに仰向きで寝てみました。

この写真の通り、極端な落ち込みがなく、底つきも感じません。

仰向き寝は体のラインが平たんなので、部分的な落ち込みがそもそも感じにくいです。

続いて、より部分的な落ち込みを確認するために、横向きで寝てみます。

モットンに横向きで寝てみた

横向きで寝ても、モットンでは底つきは感じられませんでした。

表面はソフトな感触なので、適度に沈み込んで体の中心線が曲がりにくく、寝返りも打ちやすいです。

マットレスの端ギリギリで横向きで寝てみた

マットレスの端スレスレで寝ても、底つきがないことがわかります。しっかりと支えられている感じです。

モットンの反発性

「モットンの高反発ってどんな感じなの?」と知りたい人は、こちらの動画を見てください。※音は出ません

押した手をマットレスから離すと「ペコっ」という感じですぐに元に戻ります。これが高反発。元に戻る勢いがすごいです。

この反発性があれば、体の動きを後押ししてくれるので寝返りが楽に打ちやすくなると思います。

モットンの硬さ

高反発マットレス=硬いというイメージがあるかもしれませんが、モットンの表面は「ふつう」レベルの硬さです。つまり、硬さと反発性は別の話です。

今回筆者が試したレギュラータイプ(170N)の硬さは、柔らかすぎず硬すぎずの寝心地なので、多くの人に合いやすいのではないかと思います。

モットンの衝撃吸収性(ワインチャレンジをやってみた)

マットレスのデモンストレーションのひとつとして有名な「ワインチャレンジ」。

ワインチャレンジはマットレスの衝撃吸収性や振動の伝わりにくさを表現するためのパフォーマンスです。

コアラマットレスがTV番組「王様のブランチ」でやっていて話題を呼びました。

今回、思い切ってモットンでもやってみました。(下記動画 ※音は出ません

ウレタン系のマットレスは衝撃吸収性に長けているので、「モットンもできるんじゃなかな」と思いつつ、ワインがこぼれたらどうしようという不安がありましたが、結果成功。

モットンの衝撃吸収性振動の伝わりにくさが証明できたのではないかと思います。

このワインチャレンジにより、モットンは二人で寝てもお互いの振動によって眠りを妨げられる心配が少ないと言えそうです。

なお、モットン公式では、衝撃吸収性や振動の伝わりにくさなどのメリットは紹介されておらず、当サイト独自の検証結果なのでご了承ください。

お手入れ方法

シーツやパッドがおすすめ

ベッドパッド

基本的にマットレスにはシーツやパッドを使い、それらを頻繁に洗濯することで清潔な環境を保ちやすくなります。

モットンはカバーが付いていますが、汚れや寝汗などを考えると、カバーの上からパッドやシーツをかけて使うことがおすすめです。

定期的なローテーション

マットレスのローテーションの方法

背中やおしりなど、荷重が多くかかる場所は特にヘタリやすいですが、定期的にローテーション(回転)することで、まんべんなくマットレスの面を使うことができ、寝心地が長持ちします。

モットンは上下に加えて裏表のローテーションも可能です。1か月に1度程度行うことをおすすめします。

ローテーションする際には、マットレスを壁に立てかけてしばらく陰干し・換気することがおすすめです。

モットンの陰干し・換気
モットンの陰干し・換気

【まとめ】モットンの評価は?

モットンの寝心地

実際にモットンを使ってみて魅力的だと感じた点を箇条書きにすると以下の通りです。

  • 薄型マットレスなのに底付き感がないリッチな寝心地
  • 仰向きでも横向きでもしっかりサポートできる寝姿勢保持性
  • 折りたたみでき、持ち運びやすい軽量さ
  • 高反発ならではの優れた寝返りサポート性
  • 臭いが少なく品質面でも安心できる日本製

正直言うと、モットンには多少怪しさを感じていました。それは販売ページの雰囲気や、口コミサイトが軒並み推している不自然さがあったからです。

ですが、体験してみたところモットンは価格相応のコストパフォーマンスがあり、満足できる寝心地だと感じました。

しかし、何度も申し上げているように万人の腰痛に効くマットレスなどありません。

モットンでは90日の交換・返品プログラムがあるため、気軽に試せる点が大きなメリットです。

腰に悩みがあり「今までどんな寝具も合わなかった」という方は、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

モットン

モットン公式はこちら

管理人管理人

モットンマットレスのご紹介は以上です。ご参考いただけたなら幸いです。

下記よりモットン枕(まくら)をご紹介します。枕もご興味がある方はお読みいただければと思います。

モットン枕の特長

モットンの枕

モットンは枕も販売しています。

こちらも商品レビュー用のご提供いただいたのでご紹介させていただきます。

モットン枕の主な特徴は以下の3つです。

モットン枕の特長3つ

  1. 高反発
  2. 頸椎を支える設計
  3. 細かな高さ調節が可能

1. 高反発

モットン枕のアップ

モットンのマットレスと同様、枕も「高反発」というコンセプトは変わりません。

首の動きをスムーズにして自然な寝返りをサポートすることを目的に作られています。

2. 頸椎(首の骨)を支える設計

モットン枕を横から見た画像
横から見たモットン枕

上の画像のとおり、上下非対象にカーブを描いたかたちをしています。

このカーブによって、首の骨(頸椎)を支え、大きな圧力や負担を軽減させる狙いがあります。

上下非対象なので、自分の首の高さによって寝る位置を決めることができます。

3. 細かな高さ調節が可能

モットン枕の中身(ウレタンパーツの層)

モットン枕の中身はこのようにいくつもの薄いウレタンが層になっている構造です。

このウレタンパーツを抜いたり足したりすることで、高さ調節を可能にしています。

首の高さは個人差があるので、微調整しやすいことは大きなメリットです。

モットン枕の価格

モットンの枕の価格は以下の通りです。

価格(税込)
1個単品17,800円
2個セット30,600円

なお、硬さが2種類(やわらかめ・かため)から選べます。価格は同じです。

モットン枕(公式)はこちら

モットン枕の体験レビュー

モットン枕の到着~開梱

このような形で届きます。

モットン枕の梱包

「Made in China/商品企画デザイン:日本」とあります。

モットンのマットレスは日本製(Made in Japan)ですが、枕は中国製です。

梱包材に書かれてある文字

茶色の段ボールの中には、きれいな専用の箱で梱包されています。

専用箱

硬さは「やわらかめ」「かため」の2種類があります。今回は「やわらかめ」が届きました。

専用箱の表示

このように入っています。モットン枕は特に圧縮などはされていません。

モットン枕を専用箱から取り出す

入っていたのは、枕本体と保証書(説明書)の二つだけです。

箱・枕本体・説明書

モットン枕の外観

上から見た画像です。中央部分にくぼみがあります。

モットン枕を上から見た画像

いろいろな角度から撮影してみました。モットン枕の立体感などご参考いただければと思います。

モットン枕をいろいろな角度から見た画像

カバーの質感はモットンのマットレス同様にベロア(ポリエステル)です。

枕カバーの質感(ベロア)

家庭洗濯可能です。乾燥は自然乾燥してください。

枕カバーの取扱い表示

モットン枕の中身

モットン枕の中身を取り出してみたところ、以下のパーツが確認できました。

  • 枕本体
  • カバー
  • 高さ調整シート(約1cm)×4枚
  • 高さ調整シートハーフサイズ(約1cm)×2枚
モットン枕の中身

これだけ高さ調整のパーツが入っているのも珍しいと思います。

モットン枕で寝返りをしてみた

実際に寝転んでみて、寝返りをしてみた動画です。※音は出ません

下に敷いているのはモットンのマットレスですが、スムーズに寝返りが打てました。

なお、高さは筆者の首の高さに合わせて高さ調整シートを2枚抜いているので少し低めです。

ちなみに高さ調整方法については、以下の説明書の画像をご参考ください。

モットン枕の高さ調整方法

【まとめ】モットン枕の評価は?

モットン枕の寝心地・使い勝手

実際の睡眠環境で一週間ほど試してみましたが、正直言うとモットン枕は私には合わなかったです。

その理由は「形がしっかりしすぎている」ことがひとつだと思います。

頭は細かに動きますし神経も敏感です。

なので、枕はできるだけ滑らかに形状が変わりながら、どんな向きでもやさしくサポートできることが大切でしょう。

また、首中央にかけて凹んでいるため、フィット感が強く、やや緊張を感じます。

そして、ウレタン臭もきつめです。この臭いも安らかに入眠できない原因のひとつでした。(マットレスは日本製のためか、ウレタン臭はあまりきつくはなかったです)

【最後に】モットンのおすすめポイントは?

総評としては、モットンのおすすめポイントは以下の3点です。

モットンのココが良い!

  • 高反発で寝返りが打ちやすい
  • 90日の交換・返品保証がある
  • マットレスが日本製

    入眠する際の体へのあたりはとてもソフトですが、体が動いたときは高い反発性によって動きがサポートされます。

    寝返りが打ちやすいマットレスを探している人はぜひご検討いただくと良いでしょう。

    また、販売サイトでうたっている「腰痛への効果」や「体圧分散性」などはあくまで参考程度にとらえておきましょう。

    何度も言っているように、「これを買ったら腰痛が良くなる」というマットレスはありませんし、体圧分散性も人それぞれで、どの程度の体圧分散が良いというメカニズムまで踏み込んだエビデンス(証拠)は存在しません。

    なお、マットレスは合う合わないがどうしても出やすいものです。「店舗で試し寝をして買ったけど、家で寝てみたら合わなかった」というエピソードはよく聞く話です。(体圧分布はその日のコンディションによって同じ人でも変わってしまうので、ピンポイントで自分にぴったり合うマットレスを探すのは至難の業です)

    なので、マットレスを選ぶ上で「無料で試せる期間が長い」というのはかなり大きなメリットと言えます。

    その点、モットンは90日間の返金保証を実施しています。

    さらにモットンは硬さの交換も可能なので、最終的には自分に合った寝心地を手に入れることができると思います。

    結論、筆者の体験においては以下のような印象でした。

    マットレス
    最後の圧縮ビニールを取ったモットンモットン枕を上から見た画像
    底付きもなく、寝返り打ちやすい。寝心地も良好。縁などの存在を感じやすく、やや寝にくい。ウレタン臭も強め。

    モットンはマットレスの方が、個人的にはおすすめです。

    販売サイトは派手な雰囲気ですが、日本のメーカーでマットレスのウレタンは日本製なので、しっかりした商品だと思います。

    最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

    モットン

    90日間の返金・交換保証あり
    モットン公式はこちら