薄型ウレタンマットレスの決定版
この記事ではリフレーションジャパンの「SOMRESTAマットレスPREMIUM」をご紹介します。
実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ぜひご参考くださいね。
2024年8月からSOMRESTAマットレスPREMIUMに120日無料トライアルサービスが付きました。
購入するハードルがグッと下がったので、気になったらぜひ試してみましょう。
体験してみての結論ですが、SOMRESTAは薄型マットレスの中で最もおすすめできる商品と感じました。その理由をこの記事で詳しくご紹介します。
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
この記事を書いた人
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目次
SOMRESTA(ソムレスタ)とは
SOMRESTA(ソムレスタ)は熊本県にある株式会社リフレーションジャパンが製造販売する寝具ブランドです。
名称の由来は、ラテン語で「眠り」を意味する『SOMNUS(ソムヌス)』と、「回復する・良い状態に戻る」という意味の『RESTAURO(レスタウロ)』からとのこと。
2020年3月に販売開始された新興ブランドではありますが、創業者は寝具・インテリア製品に20年深く精通したその道のプロです。
日本のウレタンマットレス市場では価格重視の低価格・低品質の商品が多いところ、「高品質ウレタンマットレスブランドを立ち上げ、睡眠負債など様々な眠りの悩みを抱える日本の消費者に快眠と健康を提供したい」という思いで立ち上げたブランドだそうです。
SOMRESTAマットレスPREMIUMの基本情報
メーカー | リフレーションジャパン |
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サイズ | シングル~ワイドダブル |
クッション材 | 高反発ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め(154N) |
復元率 | 99.6%(超高耐久) |
価格(Sサイズ) | 59,800円 |
保証期間 | 1年(公式サイトの購入は3年) |
リニューアル情報(2024年8月)
2024年8月に、以下の点がリニューアルされました。
リニューアル内容
- 梱包方法の改善
- 防ダニ効果の改善
1. 梱包の改善
パッケージ(梱包方法)が新しくなりました。
旧パッケージ | NEWパッケージ |
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パッケージをリニューアルした理由は以下のとおりです。
- キルティングカバーを非圧縮(ボリュームの維持)
- 化粧箱による2重梱包を廃止(ごみの削減)
大きな目的はキルティングカバーです。
旧パッケージ(従来)ではカバーとウレタンフォームが一体化したまま圧縮して梱包していました。
しかし、カバー内の詰め物(綿など)を圧縮すると、元のボリュームに戻らないことが稀にあり、非圧縮化により本来のボリュームを維持するための改善とのことです。
2. 防ダニ効果の改善
以前は、カバー内の詰め物に防ダニ機能わたもミックス(混合)されている仕様でした。
最新モデルでは、防ダニわた100%を生地表面の真下に単独で積層することで、さらにダニの内部侵入を防ぎやすくなる構造になりました。
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【まず結論】SOMRESTAマットレスPREMIUMの評価は?
当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- バネあたりや底付きがないか?
- 価格相応の寝心地と言えるか?(総合評価)
体験を通じ本商品を以下のように評価しました。
▼ SOMRESTAマットレスPREMIUMの評価 | |
---|---|
総合評価 | 4.02 |
仰向き寝 | 4.5 |
横向き寝 | 3.0 |
端の沈み込み | 4.0 |
通気性 | 3.5 |
寝返り | 5.0 |
底付きのなさ | 4.0 |
素材の品質 | 5.0 |
耐久性 | 5.0 |
衛生面 | 5.0 |
価格 | 2.82 |
※目安は「3.50」以上が高評価です。
なお、当サイトでレビューしたマットレスの中でトップレベルの高評価です。
【総評】フルスペックの薄型マットレス
「薄型マットレスの決定版」とも言えるほどの完成度で、コストパフォーマンスの良さが光る逸品です。
SOMRESTAの最大の特徴は「耐久性の高さ」でしょう。
ウレタンマットレスの場合、ウレタンフォームの「復元率」と「密度」の数値で耐久性はほぼ決まります。
SOMRESTAのウレタンフォームは「復元率99.6%・密度50D」というスペックです。これは相当高い数値で、10年以上の寿命は期待できます。
さらに、カバーには「強い効果があるレベル」の抗菌防臭性、中綿には「消臭」「防ダニ」、ウレタンフォームの反発性は「反発弾性率60%」という正真正銘の高反発。(詳しくは後述しますが「高反発マットレス」として販売されていても、本当は高反発でない商品も多いです)
高反発マットレスは寝返りがしやすいので、睡眠時の蒸れや寝苦しさを感じている人にもおすすめです。
このようにマットレスに欲しい機能・品質が詰め込まれた仕様にも関わらず5万円台から買えるのは、かなりコストパフォーマンスが優れていると言えます。
特に「薄型・硬め・高反発」という条件で探しているなら、当サイト基準ではSOMRESTAが最もおすすめです。
薄いマットレスはロフトベッドや二段ベッドなどにも使いやすいです。
SOMRESTAのメリット(まとめ) |
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SOMRESTAのデメリット(まとめ) |
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以下より詳しくご紹介します。
SOMRESTAマットレスPREMIUMの特徴・メリット
総評でもご紹介したとおり、SOMRESTAマットレスPREMIUMは「フルスペックの薄型マットレス」と言えるほど、優れた機能性が満載です。
特筆すべきメリットとしては「高反発」「高耐久(耐久性が高い)」「高衛生(衛生機能が高い)」というポイントです。
1. 高反発
SOMRESTAは「高反発マットレス」です。独自開発した高密度のウレタンフォームは高い弾力性があります。
高反発マットレスは、沈み込んだあとに元に戻る勢いが強いため、寝返りが楽にできることが最大の特徴。
また、体を持ち上げてくれるので、寝姿勢が整いやすいというメリットもあります。
SOMRESTAマットレスの反発性(動画:音なし)
クッション材「SOMRESTAフォーム」の反発弾性率(跳ね返り率)は60%です。
一般的に低反発(=反発弾性率15%)以上であれば、高反発と呼ばれることが多いですが、正しくは(JIS規格では)50%以上の反発弾性で「高反発(高弾性)フォーム」と呼ぶことができます。
つまり、反発弾性率60%のSOMRESTAフォームは厳密な意味でも高い反発性があると言えるのです。
きちんとした高反発フォームであっても、反発弾性率は50%ギリギリのことが多いです。よって、SOMRESTAの60%という数値は、高反発の中でもかなり高い数値とお考えください。
2. 高耐久
ウレタンマットレスの場合、耐久性は「密度」でほとんど決まります。
SOMRESTAは密度が50Dという超高密度で作られているため、連続24万回圧縮で復元率99.6%という高い耐久性を誇ります。
さらに、一般的なウレタンマットレスではJISが定めた8万回の圧縮試験を行うことが多いですが、SOMRESTAはJIS規格の3倍もの回数をクリアしているのです。
密度50D・復元率99.6%(24万回)というスペックは、数あるウレタンマットレスの中でトップレベルの耐久性です。
3. 高衛生
SOMRESTAはウレタンフォームを「中綿入りのカバー」で覆う構造をしています。
一般的なウレタンマットレスのデメリットといえば、通気性の悪さと蒸れやすさですが、「SOMRESTA中綿」は吸湿・放湿性が高く、睡眠時の寝汗などの湿気を吸収・放出してくれます。さらに、防ダニ・消臭効果付きです。
また、カバー表面には吸湿性が高いリヨセル入りの生地を使用し、さらに抗菌防臭加工を施しています。なお、抗菌活性値5.9なので「強い効果が認められる」レベル抗菌性があります。※抗菌活性値が2.0以上で「効果がある」、3.0以上で「強い効果がある」と認められます
裏面はメッシュ構造なので通気性も良いです。
カバーは洗濯可能なので、定期的に洗うことで清潔に保つことができます。
これだけ衛生面が優れたマットレスは珍しいです。
4. 『グッドデザイン賞』を受賞
SOMRESTAは『2020年度グッドデザイン賞』を受賞しました。※2020年10月1日発表
グッドデザイン賞とは、見た目の美しさだけでなく、品質・機能・安全性など、そのデザインが『くらしを、社会を、豊かにしうるか』という視点で総合的に評価されたプロダクトに贈られる賞です。
なお、審査委員の評価は以下の通りです。
最近、 睡眠の質に注目があつまっている。 睡眠負債、 睡眠コストなど聴き慣れない言葉をよく耳にする。 その様なニーズが多くある中で、 この商品の何十万回と繰り返された耐久品質テストや計算されつくした寝心地・反発弾性に加え、 防菌、 消臭、 放湿性など、 睡眠の質に対するさまざまな工夫に好感が持てる。 フラットでシンプルなデザインに高機能が詰まっているところが評価を集めた。(出典元:グッドデザイン賞 公式サイト)
ちなみに、同メーカーのトッパータイプの「SOMRESTAマットレストッパー」は翌年(2021年度)のグッドデザイン賞を受賞しています。2年連続受賞は快挙ですね。
トッパータイプのレビューはこちら【レビュー】SOMRESTAマットレストッパーの特徴&寝心地を徹底解説
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【体験レビュー】SOMRESTAマットレスPREMIUMを実際に試してみた
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。
開梱・設置
こちらはシングルです。
開封すると、キルティングカバーと芯材のウレタンフォームが分かれて入っていました。
内容物は、右からウレタンフォーム(芯材)、キルティングカバー、収納ケース、取扱説明書の4つです。
開封の様子は以下の動画をご参考ください。(音声なし・4倍速)
開封後は、キルティングカバーにウレタンフォームを入れて完成です。
外観
開封直後からハリのあるボリューム感があり、すぐにでも使えます。
説明書には「開封後、数分~数日で通常のサイズに回復します。」と書いてありましたので、2日経過した状態を比較したアニメーションを作りました。
このとおり、開封直後でもほとんど元の形状に復元されています。復元性が早い(高い)マットレスは、耐久性としても安心できます。
キルティングは横方向のシンプルなデザインです。
表面の生地はポリエステル75%・再生繊維(リヨセル)25%を使用。さらさらとした肌触りをしています。
リヨセルは植物(ユーカリ)から作られる天然素材由来の再生繊維のことで、吸湿・速乾性に優れ、ムレにくくなめらかな質感が特長です。
生地のアップはこんな感じです。
模様を生地に編み込む高級仕様の「ジャガード織り」を採用しています。
生地の伸縮性はほどほど高めです。
生地の下には詰め物(綿)があるので、ふっくらとした感触が楽しめます。
端に「SOMRESTA」のラベルが付いてます。
クールでかっこいい印象のロゴです。
マットレスの厚さはこのくらい。
公表値どおり約10cmの厚さが確認できました。
目安として厚さ10cm前後は「薄型マットレス」という分類です。
薄型マットレスは一般的なベッドマットレスに比べて取り扱いやすさが魅力です。
なお、SOMRESTAはマットレスの裏面も使える両面仕様です。
表面 | 裏面 |
---|---|
ウレタンフォームと詰め物が線対称の構造をしているので、表裏どちらでも使えます。
両面仕様は、上下に加えて表裏もローテーションできることがメリット。
ローテーションとは、マットレスの上下や表裏を定期的に回転さてマットレスの寝心地を長持ちさせる技でホテルなどの宿泊施設でも行われているポピュラーなメンテナンス方法です。
内部構造
内部構造をチェックします。
カバーはファスナーで開けます。
なお、このファスナーは通常の1.7倍もの極太タイプのため、動きがとてもスムーズです。
カバーは表裏で分離する仕様です。
表裏が分離する仕様は「汚れやすい表面だけを洗濯する」ということもできるため、メンテナンスしやすいです。
なお、洗濯は「綺麗に畳んで洗濯ネットに入れ、弱水流で洗ってください」とのことです。※芯材のウレタンフォームは洗濯不可です
芯材のウレタンフォームはカバーに包まれています。
一般的にこのカバーは不織布のことが多いのですが、SOMRESTAは「メッシュニット生地」を採用。
ニット生地なので伸縮性が高く、ウレタンフォームが体にフィットしやすくなります。
中身のウレタンフォームを見るために、カバーをハサミで切りました。
こちらが中身のウレタンフォーム(カバーと同じ色をしています)。
歪みがなく綺麗な形状をしてます。
なお、形状が美しい=ウレタンフォームの品質が良いとも言えます。
特に圧縮梱包の場合、品質の低いウレタンマットレスはしっかりと復元されずに、歪みが出てしまいます。(これはウレタンフォーム自体の密度・復元率が関係します)
SOMRESTAはウレタンフォームの耐久性を決める仕様である「密度」「復元率」の数値が抜群に高いため、このような歪みがなく、きれいな形状をしているのです。
すべての辺において、歪みがなく美しい形状が確認できました。
厚さはこのくらいです。
ウレタンフォームの厚さも公表値どおりの6cmが確認できました。
反発性のチェック
ウレタンフォームは、反発性(反発弾性率)によって「低反発」「一般」「高弾性(高反発)」の3つに分類されます。
分類 | 反発弾性率 | 特徴 |
---|---|---|
低反発 | 15%未満 | 荷重分散性・衝撃吸収性が高い、フィット感が高い |
一般 | 15~49% | ふつうのウレタン(低価格商品に多い) |
高弾性 (高反発) | 50%以上 | 復元スピードが速い、体を持ち上げる、寝返りサポート性が高い |
素材が持つ反発性を測る数値。反発弾性率を調べる方法として、JISが定めるテスト方法(JIS K 6400-3)があり、簡単に言うと「高さ50cmから鉄球を落として、反発した高さと割ったのが反発弾性率」ということです。
SOMRESTAの反発弾性率は?
JIS規格に倣った条件でテストしています。計測結果は以下の通りです。
反発弾性率 | 分類 |
---|---|
約60% | 高反発(高弾性) |
このとおり、しっかりと(しかも圧倒的な)高反発が確認できました。
なお、実は『高反発』とうたっているウレタンマットレスは、50%に満たない(40%台が多い)ことがほとんどなので注意が必要です。
これは、『低反発(15%以上)であれば高反発とする』という誤った認識が広まってしまったためです。
反発弾性率15~49%はあくまで「一般ウレタンフォーム(低反発でも高反発でもないウレタン)」です。
本物の高反発マットレスを探している人はSOMRESTAのようにJIS基準で測定し、50%以上の反発弾性率を公表している商品を選びましょう。
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【詳細解説】SOMRESTAマットレスPREMIUMの評価について
この記事の冒頭で星付けして評価したポイントをここでは詳しくご紹介します。
▼ SOMRESTAマットレスPREMIUMの評価 | |
---|---|
総合評価 | 4.02 |
仰向き寝 | 4.5 |
横向き寝 | 3.0 |
端の沈み込み | 4.0 |
通気性 | 3.5 |
寝返り | 5.0 |
底付きのなさ | 4.0 |
素材の品質 | 5.0 |
耐久性 | 5.0 |
衛生面 | 5.0 |
価格 | 2.82 |
※目安は「3.50」以上が高評価です
以下より主な評価項目をレビューさせていただきます。
1. 仰向き寝は?
仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。
なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。
評価は「星4.5」。
「これぞ高反発」といった感じで、荷重が重い背中や臀部(おしり)あたりをグッと押し上げてくれて、部分的な落ち込みがなく、まっすぐな寝姿勢となります。
硬め(154N)×高反発という仕様は、かなり硬くに感じやすいですが、カバーにふんわりとした詰め物(綿)が入っているため、ちょうどいい「やや硬め」の硬さとなっていました。
SOMRESTAは特に仰向き寝に適したマットレスだと思います。
2. 横向き寝は?
横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。
つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような衝撃吸収性もポイントです。
評価は「星3.0」。
薄型・硬め・高反発という仕様なので、体圧分散性・安定感(衝撃吸収性)という点では、横向き寝には最適とは言いづらいです。
しかし、ここでもカバーの詰め物(ふんわりした綿)が良い役割をしてくれて、圧迫感を感じやすい肩あたりもそこまでストレスを感じませんでした。
なお、ウレタンフォームは経年変化でやわらかくなっていく(硬さの低下率が高い)という性質があるので、使い続けることでより体に馴染んでいくでしょう。
3. 端の沈み込みは?
一般的にマットレスの端部分はそれ以上荷重を分散できないので落ち込みやすいです。端部分の落ち込みが少ないマットレスは全面を目いっぱいに使えるので、それだけで使用感が良いものになります。
なお、高級モデルなどでは落ち込みを解消するように端部分にワイヤーを入れたり、コイルを硬めにしたりすることもあります。
評価は「星4.0」。
非常にしっかりとした反発性と適度な硬さに加え、マットレス自体が薄いので大きな歪みが生まれにくく、端部分の不安定さは気になりません。
座るなどの集中的な荷重でも底付きがないのは素晴らしいです。
4. 寝返りのしやすさは?
クッション材や詰め物で使われている反発性によって、体の動きやすさが変わってきます。少ない力で寝返りを打てた方がストレスは感じにくいですが、寝返りがしやすい=良い寝心地とは限りません。
寝返りの大変さにストレスを感じている人は高反発タイプなどの寝返りしやすいマットレスが良いですが、寝返りが多すぎることで中途覚醒が多い人は、逆に寝返りの回数を抑えるような低反発タイプを選ぶと良いでしょう。
評価は「星5.0」。
これは言うまでもなく満点です。
反発弾性率60%という数値は、数ある高反発マットレスの中でも抜群に高い数値です。高い弾力性によって、寝返りは簡単にコロコロと打てました。
「寝返りしやすいマットレスを探している」という人は、ぜひ試してみて欲しいです。
5. 通気性は?
睡眠中は汗や体温を放出するので、蒸れやすいマットレスはストレスを感じることも。メッシュ生地や、側面から排気できる構造など、通気性に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「星3.5」。
SOMRESTAの通気構造としては、吸湿・放湿性が高い綿(カバー内)が中心的な役割を担っています。
沈み込み過ぎない高反発の寝心地によって、マットレスと体が密着しすぎないことも蒸れを感じくい理由です。
ウレタンフォーム自体はオープンセルなどの空洞が多い高通気構造ではありませんが、マットレス全体としてはストレスを感じないレベルに仕上がっています。
6. 耐久性は?
密度や耐久試験(復元率)をベースにチェックします。また両面仕様で表裏のローテーションが可能な商品は加点します。
評価は「星5.0」。
結論から言うと、SOMRESTAは10年以上の耐用年数が期待できると思います。
ウレタンマットレスの耐久性を知るにはウレタンフォームの「密度」と「復元率」という情報が必要です。
SOMRESTAの密度と復元率は以下の通りです。
密度 | 復元率 |
---|---|
50D | 99.6%(24万回※JISの3倍) |
芯材のウレタンフォームの密度・復元率が高くなればなるほど耐久性は高くなります。
SOMRESTAはウレタンフォームの密度は非公開ですが、重量と体積から考えると「50D以上」と考えられます。
一般的にウレタンマットレスは25~40Dくらいのウレタンフォームを使っていることが多いですが、50Dは圧倒的な高密度と言えます。
また、復元率99.7%も抜群に高い数値です。しかも、JIS基準の3倍もの回数(24万回)という過酷な試験結果というのがまた驚きです。
以上のことから、SOMRESTAはウレタンマットレスな中ではトップレベルの耐久性とお考えください。
7. 素材の品質は?
ここでは工場レベルの品質管理レベルをチェック。いくら素材のスペックが良いからと言って作りが粗雑だと良質な寝心地・使用感を得られません。
ウレタンフォームの品質の良し悪しは「形成のきれいさ」に現れます。歪みが大きいと(素材が持つ本来の性能が発揮されにくいという点で)寝心地やヘタリにも影響があるので、歪みがなく、ピシッときれいな形状が望ましいです。
評価は「5.0」。
芯材のウレタンフォームは美しい形状で、仕様面(密度・復元率・反発弾性率)から考えても品質面は抜群に良いです。
正面 | 側面 |
---|---|
さらに、カバーもしっかりとした両面仕様で、衛生機能も優れています。まさに一切の妥協がないクオリティ(品質)と言えます。
8. 衛生面は?
抗菌防臭や防ダニなどの加工の有無やそのレベルなど、衛生面に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「5.0」。
カバーの生地には、一般的な抗菌防臭性よりも高いレベルの抗菌活性値があり、中綿には消臭効果・防ダニ効果を持たせています。
さらに、カバーが洗濯可能で、表裏で分離する仕様のため、「汚れやすい表面だけを洗える」という衛生面の配慮が素晴らしいです。
9. 取り扱いやすさは?
持ち運びしやすいか、市販のボックスシーツ(多いのは30cmマチ)が入るサイズ感か、お届け時の梱包状態はどうか、捨てやすいかなどをチェックします。
特に力の弱い人は、厚すぎるマットレスを選んでしまうと移動するときに苦労することも多いです。
評価は「星4.0」。
薄型で折りたたみ可能なので、取り扱いしやすいタイプのマットレスと言えます。
マイナスポイントは、やや重め(約10kg/シングル)なことと、折りたたみ時の形状安定性がない(自立できない)ことです。
固定用のベルトなどもないので、折りたたみ時には基本的に収納ケースを使うことになります。
10. 価格は?
絶対的な価格と、マットレス市場の全体的な相場からチェックします。価格に応じた寝心地が実現されているかも大切なポイントで、総合評価へつながります。
評価は「星2.82」。
シングルサイズで59,800円という価格は、マットレス市場全体から考えると「ふつうレベル」の価格帯です。
しかし、薄型マットレスというジャンルで考えると「やや高め」と言えます。
とはいえ、仕様・品質面を考えるとむしろ安く、コストパフォーマンスは優れていると言えるでしょう。
口コミ・評判のまとめ
SOMRESTAの口コミをまとめると以下のような評価が多く見られました。
良い口コミ | 悪い口コミ |
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口コミに関する解説
公式サイトにおけるレビューは5点満点が中心で、お客様満足度で96.3%の高評価です。(2022年6月3日時点)
全体的に寝心地に満足されているユーザーさんが多いです。
体の痛みに悩みがある人にも満足
腰痛や肩こりといった体の痛みに悩みを持つ人が、迷ってSOMRESTAは選ばれていることが多いようです。
これは、SOMRESTAの「やや硬めの高反発マットレス」という特徴によって、沈み込み過ぎず寝返りがしやすいためでしょう。
さらに、SOMRESTAの反発性(反発弾性率60%)は、一般的な高反発マットレスの中でも特に高い数値なので、寝返りのしやすさは抜群です。
結果的に『SOMRESTAにしてから体の痛みが軽減された』という口コミが多かったです。
※マットレス自体(SOMRESTA含む全般)に「腰痛・肩こりに効果がある」という医療的なエヴィデンス(証拠)はありません。あくまで個人の体験談としてお考え下さい。
薄いけどしっかりしている
「薄さ」に対して心配していたユーザーさんが、『薄いのに底付きがなく安心して寝れる』といった内容のレビューが多かったです。
これはしっかりとした反発性・硬さのバランスと、ボリュームがあるカバー(両面仕様)によるためです。
なお、硬さについては「ちょうど良い硬さ」と評価している人が中心でしたが、「硬すぎる」という意見も少数ありました。
硬さは人によって感じ方が異なるので評価が難しいのですが、柔らかすぎるよりも硬すぎる方が安心です。なぜなら、上に厚手のパッドなどを敷けば柔らかく調節できるからです。(逆に、柔らかい寝心地を硬く調節することは困難です)
リピート買いが多い
他メーカーのマットレスと比べて、SOMRESTAはリピートしている人のレビューが多い印象です。
長期間使った上でも寝心地がずっと気に入っているという何よりの証拠でしょう。
自分以外にも親御さんやお子様用にご購入されている人も多いです。
お届けが早い・対応が良い
SOMRESTAは発送日から最短翌日にお届け可能です。これは圧縮梱包によって宅配便で届けらるためです。(圧縮できないマットレスは宅配便ではなく、大型配送便扱いになるので2~3週間くらいかかります)
なので、早く届けて欲しい人の満足したレビューが多かったです。
また「対応の良さ」に対しても良いレビューも見られました。
マットレスはいろいろなメーカーから発売されていますが、実は、マットレスにあまり詳しくないメーカーさんもあったりします。(そのようなメーカーさんは、海外のマットレス工場に丸投げしていて、確認に時間が多くかかることも。。)
その点、SOMRESTAのメーカー(リフレーションジャパン)は、寝具業界に20年以上精通した「寝具のプロ」が運営しているので、安心して購入することができるでしょう。
マイナス評価の中心は「重い」※少数
マイナス評価自体、かなり少数ですが、その中でも「重い」ことに対してネガティブな意見が多かったです。
SOMRESTAは薄型マットレスにしては、確かに重めの商品です。(約10kg/シングル)
ただし、ウレタンマットレスは重量が耐久性に関係するので、実は軽いウレタンマットレスは単純にスカスカな低密度ウレタンフォームを使っているだけで、耐久性としては不安が残る場合があるのでご注意ください。
要するに、SOMRESTAは超高密度仕様だから重いのです。
もっと細かい話をすると、薄型ウレタンマットレスは10cmくらいの芯材(ウレタン)を使うことも多いですが、SOMRESTAは芯材の厚さを6cm(カバーと併せて10cm)に抑えておくことで、持ち運びやすさと耐久性の絶妙なバランスを取っているのです。
他のネガティブレビュー「厚さが公表値(10cm)に満たない」については、SOMRESTAは計測する場所によって若干の差があるためでしょう。当サイト計測では公表値(厚さ10cm)は確認できました。
なお、稀にカバーが圧縮から復元しきれていない例もあったようですが、2024年8月以降、新しい梱包仕様(カバーが非圧縮化)にリニューアルし、復元問題は改善されました。
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SOMRESTAマットレスシリーズの違い(4つ)
SOMRESTAが展開するマットレス(およびトッパー)には、以下のとおり4つのモデルがあります。
モデル | ①SOMRESTAマットレスPREMIUM | ②SOMRESTAマットレスEvo | ③SOMRESTAマットレストッパー | ④ゼロギャップ® |
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画像 | ||||
タイプ | 薄型マットレス(1枚) | ベッドマットレス | マットレストッパー | 三つ折りマットレス(薄型) |
厚さ | 10cm | 22cm | 5cm | 9cm |
サイズ | S~WD | S~Q | S~D | |
芯材 | SOMRESTA®フォーム | SOMRESTA®フォームNext | ||
復元率 | 99.6% | 98.6% | ||
反発弾性率 | 約60% | 約55% | ||
密度 | 50D | 36D | ||
機能カバー | 標準装備 | オプション | ||
価格 | 59,800円 | 98,000円 | 29,800円 | 39,800円 |
リンク① | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
リンク② | -(本記事) | レビュー記事 | レビュー記事 | レビュー記事 |
1. SOMRESTAマットレスPREMIUM(本記事のモデル)
1枚タイプの薄型マットレス
SOMRESTAブランドで初めて発売した基幹マットレス。SOMRESTAの中で最も売れ筋です。SOMRESTAの最大の特徴である高品質なウレタンフォームを使用し、高機能カバーも搭載しているので衛生面も抜群です。
薄型タイプなので取り扱いやすく、価格も抑えられ、コストパフォーマンスの良さという点ではブランド内で最も優れていると思います。
当サイトの総合評価値も「3.91」と最高レベルの評価となっています。
サイズ | シングル~ワイドダブル |
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芯材 | SOMRESTA®フォーム(密度50D・反発弾性率60%) |
価格帯 | 59,800円~ |
2. SOMRESTAマットレスEvo
厚さ22cmのベッドマットレスタイプ
芯材に厚さ8.5cmのSOMRESTA®フォームを2枚使ったスプリット(分割)構造のベッドマットレス。SOMRESTA®フォームが分厚くなることで、SOMRESTAマットレスPREMIUM(薄型タイプ)よりも奥行きがある寝心地が楽しめ、豊かなクッション性を得られます。
SOMRESTAマットレスPREMIUM(薄型タイプ)よりも、価格が約2倍(98,000円~)ですが、ウレタンフォームの厚さが約2.8倍、中綿の量も50%UPの仕様なので、コストパフォーマンスとしてはむしろ高まっていると言えるでしょう。
高級ホテルのようなリッチな寝心地が好きな人におすすめの逸品です。
サイズ | シングル~クイーン |
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芯材 | SOMRESTA®フォーム(密度50D・反発弾性率60%) |
価格帯 | 98,000円~ |
3. SOMRESTAマットレストッパー
寝具の上に敷く「トッパー」タイプ
芯材に厚さ3.5cmのSOMRESTA®フォームを使用したマットレストッパー。トッパーはお使いの寝具(敷布団やマットレス)の上に敷いて寝心地を高めるアイテムのことです。
SOMRESTAならではの超高反発の寝心地を気軽に手に入れられるアイテムで、高機能カバーも装備しているので、衛生面や通気性を高めたい人にもおすすめです。
サイズ | シングル~ダブル |
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芯材 | SOMRESTA®フォーム(密度50D・反発弾性率60%) |
価格帯 | 29,800円~ |
4. ゼロギャップ®
三つ折りタイプ
芯材に厚さ9cmのSOMRESTA®フォームNextを使用した三つ折りマットレス。芯材の仕様が異なるので、SOMRESTAシリーズではなく、ゼロギャップ®という別シリーズとお考え下さい。
ゼロギャップ®では、三つ折りにありがちな「分割部分の寝心地の悪さ」を回避するために、非伸縮性の生地を使用したカバーを使い、持ち運びや移動しやすいように芯材を軽量化しています。
よって、芯材ベースの耐久性・反発力としてはSOMRESTAシリーズよりも低めですが、三つ折りマットレスというジャンルで考えた場合、非常に完成度が高い逸品に仕上がっています。
サイズ | シングル~ダブル |
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芯材 | SOMRESTA®フォームNext(密度36D・反発弾性率55%) |
価格帯 | 39,800円~ |
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似ている商品との比較
SOMRESTAマットレスPREMIUMの特徴である「高反発の薄型マットレス」の2商品と比較します。
商品 | ①SOMRESTA(本商品) | ②モットン | ③シーリーフトン(デラックス) |
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画像 | |||
メーカー | リフレーションジャパン | グリボー | シーリー |
厚さ | 10cm | 6cm (実測:7.5cm) | |
重量 (Sサイズ) | 約9.6kg | 約7.5kg | 約6kg |
密度 | 50D | 30D | 上層:約21D 下層:約35D (推定) |
復元率 | 99.6% (24万回) | 96% (8万回) | 97.8% (8万回) |
硬さ | やや硬め (154N) | 選べる | ふつう (120N) |
反発弾性率 | 60% | 約55% | 約50% ※下層フォーム |
温度調節 | × | 〇 | |
衛生加工 | 抗菌防臭、消臭、防ダニ | × | |
カバー洗濯 | 〇 | × | |
片面/両面 | 両面仕様 | 片面仕様 | |
保証期間 | 最大3年 | 90日 | 2年 |
返金保証 | 120日 | 90日 (条件きびしめ) | × |
サイズ | S~WD | S~D | Sのみ |
生産 | 中国 (企画:日本) | 日本 | |
価格 (Sサイズ) | 59,800円 | 39,800円 | 60,000円 |
リンク | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
比較商品の特徴
②グリボー「モットン」の特徴は?
モットンは株式会社グリボーという日本のベンチャー企業が販売しているマットレス。体圧分散性と高い反発力で寝返りが打ちやすく「腰対策マットレス」として開発されました。
カバーが薄めでウレタンフォームの反発性をダイレクトに感じやすいので、わかりやすい高反発マットレスを探している人におすすめです。
耐久性はあまり高くなく、密度30D・復元率96%なので、3~5年くらいの寿命と考えられます。
硬さが140N・170N・280Nの3つから選べる点もメリット。280Nという相当硬い寝心地もあるので、とにかく硬いマットレスを探している人にもおすすめです。
③シーリーフトン(デラックス)の特徴は?
シーリーは1881年に創業した老舗マットレスメーカー。「寝返りの負担を最小限に抑える」というのがシーリーの基本コンセプトです。
シーリーフトンはシーリーの中の薄型マットレスシリーズという位置づけで、この「デラックス」は真ん中のグレード。デラックスの特徴はシリーズ中、最も高反発な寝心地が得られることです。
シーリーフトンシリーズは、マットレス中央位置に「高弾性ジェルラテックス」を搭載していることが最大の特徴。ラテックスはゴムを原料として作られているため、一般的な高反発ウレタン以上の弾力性があります。
さらにラテックスにジェルを配合することによって温度調節性(熱吸収性)がある点もメリットです。
シーリーフトンはこのジェルラテックスが最大の武器ですが、それ以外のウレタンフォームの品質(密度)があまり高くないので、マットレス全体の耐久性としてはSOMRESTAよりも劣るでしょう。
また、カバーの洗濯がNGで衛生加工(抗菌防臭など)がないため、清潔に保ちにくい点もデメリット。
ただし、カバーに高級感があり、全米No1の超有名海外ブランド製という華やかさがある商品です。
どれがおすすめ?
結論、当サイトとしてはSOMRESTAマットレスPREMIUMがおすすめです。
理由は「コストパフォーマンスの良さ」という点に集約されます。
比較商品は「耐久性の低さ」が懸念点
②モットンはSOMRESTAよりも2万円ほど安いですが、使っているウレタンの品質(密度・復元率)が圧倒的に低いですし、衛生面(抗菌防臭等のレベル)においても劣っています。
なお、モットンのお試しは返送費が自己負担など、条件が厳しめです。無料お試し期間付きのおすすめマットレスは以下の記事でご紹介しているのでご参考くださいね。
③シーリーフトンは、価格が高めにも関わらず耐久性が低めです。シーリーというブランドが好きな人にはおすすめですが、品質×価格のコストパフォーマンスの良さを追求したい人にはおすすめしにくいです。
SOMRESTAは「硬さが変わりにくい」
ウレタンマットレスでは公表されることが少ない「硬さの保持率」という指標があります。硬さの保持率とは、圧縮試験によって「硬さが変わらないか(やわらかくならないか)」を測る数値です。
基本的にウレタンマットレスは硬さが変わりやすい(だから「硬さの保持率は公表されることが少ない)のですが、SOMRESTAの硬さの保持率は83.1%。これはかなり高い数値です。
なお、一般的な(30Dくらいの密度の)高反発ウレタンフォームの場合、硬さの保持率は60%台くらいと想定されます。
つまり、SOMRESTAは一般的なウレタンフォームに比べて硬さが変わりにくいというメリットもあるのです。
以上の理由で「薄型×高反発マットレス」というジャンルにおいてはSOMRESTAマットレスPREMIUMが最もおすすめです。
SOMRESTAはどうやって捨てる?
マットレスを買うときに、あまり考えないかもしれませんが、「楽に捨てられるか」ということも、利用シーンによっては大事なポイントです。
例えば、単身赴任やひとり暮らしなど、期間限定で寝具を揃える必要がある人は、捨てやすさを視野に入れて選ぶと良いでしょう。
基本的にマットレス(特にスプリングコイルマットレス)は、一般ごみでは捨てられないので、粗大ごみとして廃棄する必要があります。粗大ごみの場合、お金がかかり、捨てるタイミングも自由が利かないので、廃棄するのが大変です。
しかし、SOMRESTAは薄型のウレタンマットレスなので、粗大ごみではなく、一般ごみで捨てることができます。※ごみの回収については各自治体のルールをお守りください
なお、粗大ごみの場合は、参考までに神奈川県横浜市の場合は1枚あたり1,000円の廃棄手数料がかかります。
家庭ごみの捨て方
捨て方は簡単です。
まず、カバーとウレタンフォームを分けます。
そして、ウレタンフォームをひたすらちぎります。
シングルサイズで15分くらいあれば、細かくちぎることができます。
カバーと合わせて45Lのゴミ袋4つで収まりました。
当サイトでは様々なマットレスをレビューしているため、しばらく使って廃棄することが頻繁ですが、数あるマットレスの中でも特に捨てるのが簡単でした。
SOMRESTAはどこで買うのがお得?
SOMRESTAは公式サイトか、楽天市場店・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのモール店舗での購入が可能です。
おすすめは公式サイトです。
公式サイトのみ、無料の会員登録で保証期間が3年に延長されます(他のモール店舗は通常の1年保証です)。
マットレスは長い間使い続けるものですので、できるだけ長い保証が付いている方が安心です。
なお、無料トライアル期間も以下のとおり違います。
- 公式サイト:120日
- 楽天市場、Yahoo!ショッピング:30日
- Amazon:なし
以上のとおり、保証期間・無料トライアル期間とも、最も好条件なのが公式サイトです。
その他、SOMRESTAの情報
硬さが合わない場合は?
今まで寝ていたマットレスの硬さが普通~柔らかめの人は、ソムレスタに寝ると「硬すぎる」と感じるかもしれません。
筆者も普段はソムレスタよりもやわらかいタイプのマットレスで寝ていたので、1日目はやや違和感がありました。しかし、2日目以降は体とマットレスが馴染んできて心地よく眠れることができました。
寝始めは「合わないかも」と思っても、1週間くらいは寝続けてみることをおすすめします。
また、しばらく寝てみても硬さに違和感がある場合は、厚手のシーツやパッドなどを使うと柔らかく調節できます。
電気毛布は使える?
SOMRESTAは電気毛布の使用OKです。
なお、一般的なウレタンマットレスは熱に強くない商品も多いですが、SOMRESTAは、電気毛布、湯たんぽ(電気)、布団乾燥機等も使えるのはメリットの一つと言えるでしょう。
保管方法は?(収納ケースの使い方)
SOMRESTAには専用の収納ケースが付いてます。
使い方は簡単で、マットレスをZ型に3つ折りにしてケースに入れるだけです。
ファスナーを閉じて完了です。
なお、この収納ケースには説明書(保証書)を入れるポケットも付いています。
なお、現在の収納ケースは全面不織布の仕様に変更されています(袋の強度を高めるためとのことです)。
マットレスの上に敷いて使える?
SOMRESTAはお使いのマットレスや布団の上に敷いても使えます。つまり、「トッパー」としても使えるいうことです。
ただし、トッパーとして使う場合、下のマットレスや敷布団の寝心地が柔らかすぎると、SOMRESTAならではの高反発性が感じられにくいのでご注意ください。
また、最初からトッパーとして使いたい人はトッパータイプ「SOMRESTAマットレストッパー」もあるので、そちらもご検討ください。
この記事でご紹介しているマットレスタイプの「SOMRESTAマットレスPREMIUM」よりも低価格で買えるので、今持っている寝具を活かしながら手軽に寝心地を変えたい人におすすめです。
なお、当サイトではトッパータイプも体験しました。
トッパーとしての完成度が高く、SOMRESTAならではの高い耐久性と優れた衛生面を踏襲した逸品。おすすめです。詳しくは以下の記事をご参考ください。
ロフトベッド・二段ベッドにも使える?
商品(ベッドフレーム)によって、厚さの制限がありますが、SOMRESTAは薄型マットレスなので、基本的にロフトベッドや二段ベッドでも使える場合がほとんどです。
ロフトベッドや二段ベッドは、構造上、厚めのマットレスが置けない商品が多く、厚さ10cm以下のマットレス(および敷布団)を推奨していることが多いです。
正直、10cm以下で満足いく寝心地のマットレスはかなり数が絞られますが、SOMRESTAは10cmの薄型タイプの中では、しっかりとした寝心地を得られます。
また、三つ折り可能なので、上段への上げ下げが楽にできる点もメリットです。
SOMRESTAのアクセサリー(寝装品)
SOMRESTAはマットレスとトッパー以外の寝装品類も取り扱いがあります。
SOMRESTAのアクセサリーすめ
- ピロー(枕)
- シーツ
- 替えカバー
1. ピロー(枕)
人間工学に基づいて設計された特殊ウレタンフォームの枕。モールド製法という密度にムラができづらい作り方を採用し、寝心地と耐久性を高める工夫がなされています。
体型や好みに合わせて3つの高さから選べ、さらに高さ調節シートが付いているので、購入後も微調整できる点もメリットです。
カバーはSOMRESTAマットレス同様の抗菌防臭加工を施したジャガード生地なので、衛生的にも優れています。
2. シーツ
マットレスの上から被せて使うシーツ。ゴム付きなので脱着が簡単にでき、こまめに洗濯しやすい点がメリットです。SOMRESTAマットレス同様の抗菌防臭加工を施したジャガード生地を採用しています。
3. 替えカバー
カバーの交換用のアイテム。仕様はSOMRESTAマットレスPREMIUMのカバーと全く同じです。
まとめ
いかがでしたか。
リフレーションジャパンの「SOMRESTAマットレスPREMIUM」についてご紹介しました。
抜群の耐久性(高密度・高復元率)、寝返りサポート力(反発弾性率60%の高反発ウレタンフォーム)、高衛生(強い効果の抗菌カバー、消臭・防ダニの中綿)といった品質面が素晴らしく、価格も5万円台に抑えられて、まさに「コストパフォーマンスが抜群」の逸品。
さらに薄型タイプなので、二段ベッドやロフトベッドでも合わせやすく、フローリングや床に直接敷いても使える取り扱いやすさも魅力です。
超高密度仕様なため、重量は少し重いのがデメリットですが、それを補っても余りあるメリットの多さが際立ちます。
以下のような条件でマットレスをお探しの方はぜひご検討いただきたいです。
こんな条件でお探しの人におすすめ
- 薄型
- 高反発(寝返りのしやすさ)
- 高耐久
- 高衛生
- 寝心地は「やや硬め」
結論、薄型タイプのマットレスの中で最もコストパフォーマンスの良さを感じた商品でした。当サイトとしては自信をもっておすすめできます。
薄型タイプなので、「和布団からマットレスに変えたい」という人にとっても、気軽に取り入れやすいでしょう。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。