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![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]の体験レビュー](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-top.jpg)
寝心地にこだわるなら、シュプリーム
『コアラの上位モデルは、寝心地がどこまで違うの?』
シングルで約15万円。プラスより5万円高いコアラマットレス SUPREME(シュプリーム)[2nd Gen]は、その差額に見合うのか、気になりますよね。
この記事では、カバーを切って中身まで確かめた私が、シュプリームの寝心地と特徴、他のモデルとの違いをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。
コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]の基本情報
![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-image-261002-41.jpg)
| サイズ | シングル~キング |
|---|---|
| 価格(Sサイズ) | 149,900円 |
| お試し期間・保証 | 120日トライアル・10年保証 |
【総評】「存在感のなさ」という本質を突くマットレス
![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-image-261002-38.jpg)
『とにかく寝心地がいいウレタンマットレスを教えてほしい。』
そう聞かれたら、私は真っ先にコアラシュプリームが頭に浮かびます。
今までいろいろなウレタンマットレスに寝て、中身も確かめてきましたが、これほど複雑な構造のウレタンマットレスを私は知りません。

コアラシュプリームの構造
もちろん、複雑イコール最高の寝心地ではありません。ただ、ウレタンマットレスは、素材の組み合わせによって寝心地を高められる傾向があり、ことシュプリームにおいては、その組み合わせの複雑さが、他のウレタンマットレスとは一線を画します。
一般的な多層構造モデルは、硬さや反発性が異なるウレタンを3〜4層重ねる作りです。しかし、シュプリームは違います。10層にわたるウレタンに加えて、ファイバーまで取り入れて寝心地を作っています。
| カバー内(3層ウレタン) | 芯材(7層ウレタン+ファイバー) |
|---|---|
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で、実際の寝心地はどうか。一言でいうと、「なめらか」です。
強く押し返される感じも、ぴったり包み込まれる感じもない。かといって、圧迫感もなければ、寝姿勢が崩れる感じもない。硬いのか、やわらかいのかもわかりにくい。この「存在感のなさ」こそ、シュプリームが優れているところでしょう。
![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]の芯材の動き(アニメーション)](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-image-261002-2.gif)
高級モデルには、「すごい、ふかふか!」「モッチモチ!」と、存在感が強いものもあります。ただ、その感触が際立つほど、人によっては違和感にもなりやすいと感じます。
私は、本当に良いマットレスとは、体への違和感が少なく、ごく自然に寝られるものだと思っています。シュプリームは、まさにそのタイプです。もしかしたら、寝た瞬間は拍子抜けするかもしれません。「こんなに分厚いのに、シンプルだな」とか。
![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-image-261002-37.jpg)
でも、シュプリームの真価は、ファーストタッチではなく、寝続けた先にあると思います。寝ているうちに、押し返しや圧迫感といった、体に触れる感覚が気になってこない。複雑な構造なのに、その作りを体に意識させないのです。
正直に白状しましょう。私は、コアラのようなポップで派手なブランドが作る最高級モデルなら、パッと寝たときの感触の良さや、わかりやすい感動を前面に出してくると思っていました。
ところが、本質を突いてくるではありませんか。
存在感のない高級感。これが、私の感じたシュプリームの寝心地です。
| ▼ コアラシュプリーム(Gen2)の評価 | |
|---|---|
| 総合評価 | 3.76 |
| 仰向き寝 | 4.5 |
| 横向き寝 | 4.5 |
| 端の沈み込み | 3.5 |
| 通気性 | 4.0 |
| 寝返り | 3.5 |
| 底付きのなさ | 5.0 |
| 素材の品質 | 4.0 |
| 耐久性 | 4.0 |
| 衛生面 | 4.0 |
| 取り扱いやすさ | 2.0 |
| 価格 | 1.70 |
※目安は「3.50」以上が高評価です
NELLにエマ、どれが良いのか?
NELL、エマ・スリープも、長期トライアル付きで知られるブランドです。比較する方も多いと思うので、先に触れておきます。
私は両ブランドとも日本でスタート時期からレビューを続けてきました。各ブランドの上位モデルにおいて、どんな違いがあるか。どう選べば良いか。まずは、以下の表を見てください。
| 基準モデル | ①コアラシュプリーム | ②NELLマットレス スイート | ③エマ・ラグジュアリー |
|---|---|---|---|
| 画像 | ![]() |
![]() |
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| ブランド | コアラ | NELL | エマ・スリープ |
| 芯材 | ウレタン | ポケットコイル | ウレタン×ポケットコイル |
| 硬さ | ふつう | ややソフト | ソフト |
| 硬さ調節 | 〇 | × | × |
| 保証 | 10年 | ||
| お試し期間 | 120日 | ||
| サイズ | シングル~キング | ||
| 価格 (Sサイズ) |
149,900円 | 200,000円 | 139,990円 |
| リンク | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
まず、NELLはコイル主体で寝心地を作っているため、体の支え方は違います。コアラはウレタンの「面」で支える寝心地。一方、NELLはコイルがそれぞれ上下に動き、「点」で体に沿う寝心地です。

NELLマットレス スイートの構造
ここは、ウレタンならではのモチっとした感触が好きならコアラ、コイルならではの上下に動くふわっとしたクッション性が好きならNELL、という選び方で良いと思います。
エマ・ラグジュアリーV2は表面にTPE(超高弾性ポリマー)を搭載していることが最も異なる点です。TPEは、ゴムのような高い反発力とグリッド構造による通気性の高さが特徴。さらに多層のウレタンにポケットコイルを組み合わせたモデルです。

エマ・ラグジュアリーの構造
ただ、仕様や触った感じ、コイルの品質は高くなく、ポケットコイルマットレスとしての評価は微妙なところです。この3モデルでは最もソフトな感触です。
では、コアラを選ぶ意味は何か。私は「寝心地を調整できること」だと思います。 芯材の硬さを変えられるうえ、カバーも季節に合わせて使い分けられるリバーシブル仕様です。硬さだけでなく、肌触りも変えられる。このアレンジのしやすさが、コアラシュプリームの魅力です。
コアラマットレスシュプリームの体験レビュー ※ここからは詳しく知りたい人向け

開梱・設置
こちらはシングルサイズです。

マットレスはロール状に圧縮されて届きます。

中身は、マットレス本体と説明書、コアラのぬいぐるみです。

コアラ®はWWF(世界自然保護基金)とパートナーシップを結んでいて、売り上げの一部はコアラの保護にあてられています。ぬいぐるみはその「コアラ保護を象徴するもの」だそうです。

マットレス本体の重さは約26kg。かなり重いタイプです。

まず、外側のシールを剥がします。

開封の様子は、以下の動画をご覧ください。※音声なし・4倍速
ビニールは手で破れる仕様です。ハサミを使わずに開けられるので、刃物でマットレスを傷つける心配がありません。
外観のチェック
説明書によると『(完全に復元するまで)72時間お待ちください』とのこと。開封直後と復元後の様子は以下のとおりです。

開封直後から、ある程度まで復元されているので、すぐに使い始められます。
マットレスの厚さはこのくらいです。

公表値どおり、約29cmの厚さが確認できました。

カバーは、Summer(夏面)とWinter(冬面)を使い分けるリバーシブル仕様です。

それぞれにラベルがあるので、どちらの面か迷いません。

届いたときはSummer(夏面)が上になっていました。
| Summer(夏面) | Winter(冬面) |
|---|---|
![]() |
![]() |
| ポリエステル63%、ポリエチレン37% | 再生ポリエステル 69%、レーヨン 28%、カシミヤ 3% |
違いがわかりやすいのは夏面です。触れるとヒヤッとする、接触冷感のある生地。一方、冬面は「あたたかい」というより、しっとりした触り心地でした。
カバーのファスナーは太めで、しっかりしています。

硬さやカバーの向きを変えるために、開け閉めする部分です。ここが丈夫そうなのは、安心感がありますね。
側面には取っ手が付いています。

取っ手も、しっかりとした作りです。

足元側には、コアラ®のロゴ入りラベルがあります。

マットレス本体は、裏返して寝ることができない片面仕様です。
| 表面 | 裏面 |
|---|---|
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裏面の生地はポリエステル100%。小さな丸い滑り止めが付いています。

滑り止めは、ゴムのような質感です。

かなりしっかりした滑り止めで、ベッドフレームに置いたらズレることはありませんでした。
内部構造のチェック
ここからは、検証のためにカバーを切り、内部構造を確認します。

まずは、下層のウレタンです。

保護カバーを外すと、フォームの形状がよくわかります。

歪みが少なく、きれいに復元されていますね。
緑色のウレタンには、穴をあけて通気性を高めています。(ピンホール加工と言います)

さらに内部構造まで踏み込んでいきましょう。

見てください。たくさんのウレタンを重ねて、さらにファイバーも入っています。
![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]の芯材](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-image-261002-64.jpg)
ファイバーは東洋紡のブレスエアー®を使用しています。ストローのような中空素材で弾力性・通気性が高い素材です。

この「超多層構造」によって、体をなめらかにサポートします。

続いて、トッパー層です。この層の向きを変えることで、硬さを調節できます。

トッパー層も、白い保護カバーで覆われています。

シュプリームでは、ウレタンに冷感ジェル素材が入っています。

推定50Dの超高密度タイプです。ウレタンがギュッと詰まっていて、モチモチの感触でした。
最後は、リバーシブルカバーです。

切り開くと、3層のウレタンフォームが入っていました。

上の画像は、Winter(冬面)が上の状態です。Summer(夏面)の方に冷感ジェル入りの2層のウレタンが入っています。
なお、このように薄くスライスしたウレタンを重ねることで、きめ細かなサポート性が発揮されます。
硬さ調整はどのくらい変わるの?

コアラシュプリームは、上部のクッション層(コンフォートレイヤー)を裏返すことで、硬さを変えられます。
中身は「ふつう」と「かため」のウレタンを重ねた構造。ただし、私の印象では、硬さの「強さ」よりも「質」が変わる感じです。

コンフォートレイヤーのウレタン(上がふつう、下がかため)
ポイントは、ウレタンはやわらかい層から潰れやすいという仕組みです。
ふつう面を上にすると、体に触れる層が沈み、体に沿うフィット感が得られます。一方、かため面を上にすると、下のやわらかい層が沈みつつ、表面には張りが残る。体を「面」で支える感触が強まります。
感覚的にいうと、ふつう面は「しっとり」、かため面は「あっさり」。私なら、冬や横向き寝にはふつう面、夏や仰向き寝にはかため面を選びたくなる。そんな印象です。
基本の硬さは大きく変わらず、あくまで微調整です。季節や寝姿勢に合わせて、好みの感触に近づける機能と考えると良いでしょう。
他のコアラマットレスとの違いは?
| モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム |
|---|---|---|---|
| 画像 | ![]() |
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| 発売年 | 2017 | 2026 | |
| 厚さ | 21cm | 22.5cm | 29cm |
| 重量 | 15.8 kg~ | 19.5kg~ | 26.3kg~ |
| 硬さ調節 | × | 〇 | 〇 |
| リバーシブルカバー | × | 〇 | 〇 |
| 硬さ | ふつう | やや硬め | ふつう |
| 価格 | 69,900円 | 99,900円 | 149,900円 |
| リンク① | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| リンク② | レビュー記事 | レビュー記事 | - |
※重量と価格はシングルサイズです
それぞれを寝比べた私の印象では、まず基準にしたいのはプラスです。
プラスは、コアラの中では価格と寝心地のバランスが良いモデル。硬さを調節でき、取り扱いやすさも含めて、良い意味で無難な仕上がりです。どれにするか迷ったら、まずプラスから考えると選びやすいでしょう。
一方、コアラならではの「振動の伝わりにくさ」を最も感じるのは、オリジナルです。低反発寄りで、体にじわっとフィットする寝心地。ただし、やや沈みやすいため、この包み込まれる感触が合うかどうかで好みが分かれます。
寝心地の良さを追求するなら、シュプリーム。何がすごいかというと、寝心地のなめらかさです。異なる素材を何層も重ね、そのつながりに違和感が少ない。私は、ウレタンマットレスのひとつの究極の形だと評価しています。ただし、価格は高く、重さもあります。
まとめ
![コアラマットレス SUPREME [2nd Gen]の使用イメージ](https://bed205.com/wp-content/uploads/2026/10/koala-mattress-supreme-gen2-image-261002-36.jpg)
コアラシュプリーム(Gen2)は、ウレタンマットレスの寝心地にこだわりたい人に、ぜひ候補にしてほしいモデルです。
体の重さをなめらかに受け止めながら、沈んだところで支える。私が魅力を感じたのは、そのつながりの自然さです。硬さやカバーの肌触りも調整できるので、好みの感触に近づけられます。
ただし、シングルで約15万円と高価で、重さもあります。価格と取り扱いやすさのバランスならプラス。予算をかけて寝心地を追求するならシュプリーム、という選び方が良いでしょう。
寝た瞬間の感触だけでなく、寝続けたときにどう感じるか。120日トライアルを活かして、自分にとって自然に寝られるかを、じっくり確かめてみてくださいね。











