コアラマットレスの全モデルを徹底比較(すべて体験済み)
この記事ではコアラマットレスシリーズの違いをご紹介します。
筆者はコアラ®が日本上陸の翌年2018年から歴代のすべてのコアラマットレスをレビューしてきました。
今まで体験した内容を踏まえ、細かい違いまで具体的に解説するので、コアラマットレスで悩んでいる人はぜひご参考くださいね。
この記事を書いた人
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
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コアラマットレスにはどんな種類があるの?
現在販売されているコアラマットレスは以下の5つです。
①オリジナルコアラマットレス | |
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②コアラマットレス KORE | |
③コアラマットレス BREEZE | |
④コアラマットレスプラス PLUS | |
⑤コアラマットレスシュプリーム SUPREME | |
まずは、それぞれのモデルの位置づけを時系列で整理するとわかりやすいです。
コアラ®は2017年に日本に上陸しましたが、当時はオリジナルコアラマットレスのみを販売していました。
続いて、2022年に「硬さ調節」を追加し、オリジナルコアラマットレスのリニューアルモデルとして発売されたのが「コアラマットレス KORE(旧名:NEW コアラマットレス」)です。
数か月後、コアラマットレス KOREの通気性と寝心地を高めたモデルとして「コアラマットレス BREEZE」もラインアップに追加されます。
そして約2年後の2024年、「硬さ調節」に加え、リバーシブルカバーと、さらなる寝心地や機能性を追加させたモデルとして、「コアラマットレスプラス PLUS」と、上位モデル「コアラマットレスシュプリーム SUPREME」が発売され、現在に至るという流れです。
なお、コアラマットレスプラスとコアラマットレスシュプリームが発売されることで、以下のとおり、販売先が限定されることになりました。
公式サイト | Amazon、楽天市場 |
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|
コアラマットレスプラスとコアラマットレス KOREは同じ価格なので、新モデルと旧モデルでカニバリ(共食い現象)が起きてしまう可能性もあるため、販売先を分けたのだと思います。
ちなみに、オリジナルコアラマットレスは、他のモデルと寝心地や仕様が大きく異なるので、エントリーモデルとして公式サイトで継続して取り扱っている感じでしょう。
なお、薄型の折りたたみマットレス「コアラフトンOASIS」については、以下の記事でご紹介しています。
【まず結論】あなたにぴったりなコアラマットレスは?
違いを詳しくご紹介する前に、それぞれの特徴とこんな人におすすめという点を簡潔にまとめました。
1. オリジナルコアラマットレスの特徴&合う人
【15秒で分かる!】オリジナルコアラマットレスの特徴
- 衝撃吸収性が最も高く、振動が伝わりにくい
- 低反発に近い寝心地
- シリーズ中、最も軽量
- 価格が最も低価格(6万円台)
オリジナルコアラマットレスはこんな人におすすめ
- なるべく低価格で買いたい
- 静かな寝心地が好き
- フィット感がある寝心地が好き
日本上陸当時からある「コアラの原点」的な定番モデルです。
この商品の特徴はコチラ【レビュー】オリジナルコアラマットレスの寝心地と評価は?
2. コアラマットレスプラス PLUSの特徴&合う人
【15秒で分かる!】コアラマットレスプラスの特徴
- トッパーによる硬さ調節・リバーシブルカバーによる寝心地調節が可能
- 従来モデル(コアラマットレス KORE)に中間層を加え、寝心地を向上
- 表カバーの洗濯が可能
- コアラ®の中で最もコストパフォーマンスが高い(当サイト基準)
コアラマットレスプラスはこんな人におすすめ
- コストパフォーマンスを重視したい
- メンテナンス性が高いマットレスが良い
- バランス良い寝心地なので多くの人に合いやすい
進化したNEWスタンダードモデルで、バランス感が抜群です。(当サイトイチオシです)
この商品の特徴はコチラ【徹底解説】コアラマットレスプラス PLUSの体験・検証レビュー
3. コアラマットレスシュプリーム SUPREMEの特徴&合う人
【15秒で分かる!】コアラマットレスシュプリームの特徴
- コアラマットレスの最高峰グレード
- トッパーによる硬さ調節・リバーシブルカバーによる寝心地調節が可能
- 3層・11ゾーンによる極上のなめらかさが味わえる
- 温度調節・湿度調節が高いコッパ―(銅)入り
コアラマットレスシュプリームはこんな人におすすめ
- 寝心地の良さが最優先
- 最高級ホテルのようなふんわりした寝心地が好き
- 特に横向き寝で多く寝る人
コアラ史上、最高峰のマットレスです。予算が合う人はぜひご検討ください。
この商品の特徴はコチラ【徹底解説】コアラマットレスシュプリーム SUPREMEの体験・検証レビュー
4. コアラマットレス KOREの特徴&合う人
【15秒で分かる!】コアラマットレス KOREの特徴
- 硬さ調節ができる
- もっちりとした弾力性がある寝心地
- コアラ®の中で最も高反発マットレスに近い
- 数々の賞を受賞、ユーザー評価も高い
コアラマットレス KOREはこんな人におすすめ
- ウレタンマットレスが大好き(KOREはウレタン感が強い寝心地)
- どちらかというと仰向き寝が中心
- マットレス選びに失敗したくない(高評価多数の実績)
発売以降、ユーザーレビュー数2,000件以上、星4.7※の実績があり、多くの人が満足している寝心地です。※2024年10月3日、公式サイト上の集計データです
この商品の特徴はコチラ【レビュー】コアラマットレス KOREの特徴と寝心地を徹底解説
5. コアラマットレス BREEZEの特徴&合う人
【15秒で分かる!】コアラマットレス BREEZEの特徴
- 硬さ調節できる
- 「通気性の良さ」が最大の特徴
- 生地には吸水速乾繊維「COOL MAX®」
- シリーズ中、最もやわらかい寝心地
コアラマットレス BREEZEはこんな人におすすめ
- 汗を多くかく人、蒸れが気になる
- やわらかく、ふんわりした寝心地が好き
- どちらかというと横向き寝が中心
コアラマットレスシュプリームの廉価版といった位置づけです。
この商品の特徴はコチラ【レビュー】コアラマットレスBREEZE(ブリーズ)の特徴と寝心地を徹底解説
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それでは以下より、すべてのコアラマットレスの主な違いや特徴を詳しくご紹介します。
ココがポイント!コアラマットレスシリーズの重要な違い11個
コアラマットレスシリーズの重要な違いは以下のとおりです。
- 硬さ調節の有無
- リバーシブルカバーの有無
- 耐久性の差(復元率)
- 振動の伝わりにくさ
- 寝返りのしやすさ
- 通気性
- 硬さ(やわらかさ)
- 端の沈み込みにくさ
- カバーの洗濯の可否
- 取っ手の有
- 厚さ・重量・価格
各項目とモデルごとの特徴を比較すると以下のとおりです。
\重要な違いはコレ!/
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||
硬さ調節 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リバーシブルカバー | × | 〇 | 〇 | × | × |
復元率 | 99.28% | 99.35% | 99.36% | 非公表 | 非公表 |
振動吸収 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
寝返り | △ | 〇 | ◎ | △ | 〇 |
通気性 | △ | 〇 | ◎ | △ | ◎ |
硬さ | ふつう | やや硬め | ややソフト | やや硬め | ややソフト |
エッジサポート | × | × | 〇 | × | 〇 |
カバー洗濯 | 〇 | 〇 | × | × | × |
取っ手 | × | 〇 | 〇 | × | × |
厚さ | 21cm | 23cm | 28cm | 23cm | 27cm |
重量 | 15.8 kg | 19.48kg | 22.87kg | 19.4kg | 23.45kg |
価格 | 69,000円 | 99,900円 | 149,900円 | 99,900円 | 129,900円 |
※重量と価格はシングルサイズです
なお、上記の◎~×は、当サイトで実際に体験した感想も反映しています。
それでは各項目を詳しくご紹介します。
1. 硬さ調節の有無
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
硬さ調節 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
一番大きな違いとして、オリジナル以外は硬さ調節機能があります。
オリジナルコアラ | それ以外 |
---|---|
×(調節不可) |
オリジナルコアラマットレス以外は、上層(コンフォートレイヤー)の表裏で硬さが異なり、それをひっくり返すことで硬さ調節ができます。
硬さ調節方法は以下の動画をご参考ください。(4倍速・音声なし)
なお、コアラマットレスの硬さ調節は「硬さの強さ」ではなく、以下のとおり「硬さの質」が変わることがポイントです。
「ふつう」が上 | 「かため」が上 |
---|---|
フィット感がある、なめらかな寝心地 | 面で支えられる、ハリがある寝心地 |
この点は、コアラマットレスプラスのレビュー内で詳しくご紹介しているので、気になる人はご参考ください。
2. リバーシブルカバーの有無
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
硬さ調節 | × | 〇 | 〇 | × | × |
リバーシブルカバーは、コアラマットレスプラスとコアラマットレスシュプリームのみ搭載しています。
リバーシブルカバーとは、表裏の感触が異なるカバー(Summer面・Winter面)のことです。
Summer(夏) | Winter(冬) |
---|---|
リバーシブルカバーは季節(暑い夏・寒い冬 など)の使い分けで、特に効果を発揮します。
なお、調節方法はファスナーで脱着して(ひっくり返して)入れ替えます。
3. 耐久性が高いのはどれ?
耐久性は、各モデルでそこまで大きく変わりません。
ウレタンマットレスの場合、耐久性は「復元率」と「密度」の高さで決まります。
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
復元率 | 99.28% | 99.35% | 99.36% | 非公開 | 非公開 |
密度(上層) | 40D | 50D |
まず復元率ですが、基本的に99%以上なので、かなり耐久性が高い仕様です。※コアラマットレスKOREとコアラマットレス BREEZEは非公開です
復元率99%以上のマットレスは、おおよそ8年以上の耐久性が期待できます。
続いて、密度(上層)はオリジナルコアラマットレスが40Dですが、その他のモデルは50Dなので、より高耐久です。
とはいえ、基本的には密度よりも復元率の方が参考にすべき数値なので、オリジナルコアラマットレスでも十分に耐久性は安心できるレベルです。
4. 振動が伝わりにくいのはどれ?
振動が伝わりにくい順は以下のとおりです。
- オリジナル (振動が伝わりにくい)
- プラス
- シュプリーム
- BREEZE
- KORE
振動の伝わりにくさのメカニズムとしては大雑把に言えば、反発性が低いほど衝撃吸収性が高く、振動が伝わりにくい性質があります。
そして、それぞれのモデルで、使用しているウレタンフォームの反発性が異なります。
- オリジナル:約16%(ほぼ低反発ウレタン)※当サイト計測値
- オリジナル以外:約37%(一般ウレタン)
※15%未満で低反発、50%以上で高反発
以上のとおり、オリジナルコアラマットレスは、ほぼ低反発マットレスで、衝撃を吸着するような感覚もあり、表面の揺れが起きにくいです。
下の動画は、オリジナルコアラマットレスとコアラマットレス KOREの反発性の違いを比較した画像ですが、荷重への反応が明らかに違うことがわかります。※音声なし
揺れにくさの性能の高さは、オリジナルコアラマットレスの次は、コアラマットレスプラス、はコアラマットレスシュプリームが続きます。これは、中間層の追加(プラス)や多層ゾーニング(シュプリーム)によって、衝撃吸収性が高まった構造をしているからです。
なお、オリジナルコアラマットレス以外は、仕様上は同じ反発弾性率(37%)のウレタンフォーム(クラウドセル)を使用していますが、体感的にはコアラマットレスプラスが、オリジナルコアラマットレスに近い衝撃吸収性を感じました。
ちなみに、コアラマットレス KOREとコアラマットレス BREEZEの振動の伝わりにくさは、一般的なウレタンマットレスと同等レベルなので、「コアラマットレス=振動が伝わりにくい」というイメージは持たない方が良いかもしれません。(以下動画参考・音声なし)
※比較商品(右):エマ・マットレス
ウレタンフォーム自体、衝撃吸収性が高い素材なので、上の動画のとおり、実はウレタンマットレスであれば、どんな商品でも基本的には揺れにくいです。
なお、中でも低反発ウレタンフォーム(メモリーフォーム)は、NASAの宇宙船の椅子に使われた衝撃吸収材のテンピュール®が原点ということもあり、非常に高い衝撃吸収性があります。
5. 寝返りしやすいのはどれ?
寝返りしやすい順は以下のとおりです。
- シュプリーム(寝返りしやすい)
- プラス
- BREEZE
- オリジナル
- KORE
寝返りは「反発弾性率」「寝姿勢保持性」「硬さ」「荷重分散性」などいろいろな条件によって影響されますが、今回、比較したところ「寝姿勢保持性」がポイントでした。
寝姿勢保持とは「立っている時のような体のラインを寝姿勢でも保つ性能」のことを言いますが、コアラマットレスシュプリームとコアラマットレスプラスが寝姿勢保持性が特に優れていると感じます。
コアラマットレスシュプリーム | コアラマットレスプラス |
---|---|
寝姿勢保持性が良いマットレスは、多少反発力が弱くても、体の中心線がまっすぐになることで、寝返りが打ちやすいです。
一方、コアラマットレス KOREは、他のモデルに比べて反発力が強い寝心地ですが、沈み込みやすく(寝姿勢の崩れがやや気になり)、体を動かすのに少し力が必要な印象でした。
とはいえ、微妙な差なので、コアラマットレス KOREでもそこまで寝返りにストレスは感じません。
6. 通気性が良いのはどれ?
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
通気性 | △ | 〇 | ◎ | △ | ◎ |
通気性が良いのはBREEZEとシュプリームです。
コアラマットレス BREEZEはそもそも「通気性の良さ」を最大の特徴としていて、14層に及ぶ多層構造により側面への通気性が抜群に良いです。
さらに、カバー表面にはCOOLMAX®という吸水速乾繊維を使っているので清涼感も良好です。
コアラマットレスシュプリームは、多層構造(波状ゾーニング)に加えて、熱伝導性が高いコッパ―(銅)入りのウレタンフォームを使っているので、温度調節機能がより優れています。
コアラマットレスプラスは、中間層にピンホール加工(穴あけ加工)を設け、ゾーニングのスリットも広めなので、ウレタン構造的に通気性が高いです。
残るコアラマットレス KOREと、オリジナルコアラマットレスは、他のモデルよりは素材・構造的には通気性は劣りますが、使用しているクラウドセル自体がオープンセル(ウレタンの膜が少ない)仕様なので、一般的なウレタンマットレスよりは通気性への配慮があります。
7. 硬さ(やわらかさ)の違い
すべてのコアラマットレスで、そこまで大きな硬さの違いはありません。
全体的に「ふつう~やや硬め」くらいの寝心地で、極端にやわらかい・硬いモデルはありません。
「大きな差はない」という前提でまとめると、硬さ(N数)の違いは以下のとおりです。
モデル | 硬さ | N数(上層から) |
---|---|---|
オリジナル | ふつう | 70N(5cm)・120N(4cm)・200N(11cm) |
プラス | やや硬め | 80N(4cm)・100N(2cm)・110N(3cm)・160N(14cm) |
シュプリーム | ややソフト | 80N(4cm)・100N(3cm)・110N(3cm)・160N(5cm)・160N(12cm) |
KORE | やや硬め | 80N(4.5cm)・100N(2.5cm)・160N(15cm) |
BREEZE | ややソフト | 80N(4.5cm)・100N(2.5cm)・110N(3cm)・160N(16cm) |
なお、硬さの感じ方は体型や好みによっても変わってくるので、評価が難しいです。
硬さ選びに迷ったら、コアラマットレスプラスか、コアラマットレスシュプリームを選ぶのが無難だと思います。
硬さの違和感を感じる原因のひとつとしては「沈み込みによる急な硬さ」です。
コアラマットレスプラスに関しては、従来モデル(コアラマットレスKORE)にやや硬めの中間層を入れたので、荷重分散がなめらかになり、急な硬さを感じにくくなっています。
また、コアラマットレスプラスは、そもそもの硬さが「やや硬め」くらいなので、多くの人に合いやすいと思います(調節もしやすいです)。
コアラマットレスシュプリームは、荷重分散性はもちろん、ゾーニングをはじめ、マットレス全体の性能が高いため、幅広い体型や好みに合いやすいと思います。
8. 端が沈み込みにくいのはどれ?
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
沈み込みにくさ | △ | △ | 〇 | △ | 〇 |
端が沈み込みにくいのはシュプリームとBREEZEです。
この2モデルには「エッジサポート」という、やや硬めのウレタンフォームでマットレス外周を覆った構造をしています。
シュプリームのエッジサポート | BREEZEのエッジサポート |
---|---|
マットレスは端部分が沈み込みやすく寝心地が落ちる傾向があるので、端まで優雅に使えるマットレスはワンサイズ大きい使用感として大きなメリットを感じられるでしょう。
ただし、基本的にコアラマットレスは、どのモデルでも端の沈み込みが深めです。
これはシュプリーム・BREEZEであっても、上層のウレタンフォームがやわらかいので、エッジサポートの到達するまで(表面から約10cmほど)の沈み込みが深いからです。
9. カバーの洗濯の可否
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
カバー洗濯 | 〇 | 〇 (表のみ) | × | × | × |
カバーの洗濯が可能なのでは、オリジナルコアラマットレスと、コアラマットレスプラスです。
オリジナルコアラマットレス | コアラマットレスプラス |
---|---|
コアラマットレスプラスは、表カバーのみ洗濯が可能ですが、むしろ汚れが気になるのは表カバーなので、分離して洗濯できるのはとても便利です。(乾きやすい・かさばらない など)
なお、オリジナルコアラマットレスは、表カバーの分離はできないので、カバー全体を洗濯しなければなりません。
よって、「メンテナンスの簡単さ」で考えるとコアラマットレスプラスの方がメリットを感じられると思います。
10. 取っ手
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
取っ手 | × | 〇 | 〇 | × | × |
コアラマットレスプラスとコアラマットレスシュプリームのみ、カバーに取っ手が付いています。
取っ手があると、マットレスのローテーション※や移動に便利です。※ローテーションとは、マットレスの上下を入れ替えてヘタリをならす技のこと(3カ月に1度くらいがおすすめ)
11. 厚さ・重量・価格
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
厚さ | 21cm | 23cm | 28cm | 23cm | 27cm |
重量 | 15.8 kg | 19.48kg | 22.87kg | 19.4kg | 23.45kg |
価格 | 69,000円~ | 99,900円~ | 149,900円~ | 99,900円~ | 129,900円~ |
最後の違いは、「厚さ」「重量」「価格」です。
価格が高くなるにつれて、厚さと重さが増すイメージです。
なお、圧倒的にオリジナルコアラマットレスが軽いのは、ウレタンの密度が低いことと、カバーの重量が少ないためです。
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コアラマットレス(5モデル)の共通点は?
すべてのコアラマットレスの共通点は以下のとおりです。
- 120日トライアル
- 10年保証
- ベッド・イン・ボックス(圧縮梱包でお届け)
- サイズ展開(シングル~キング)
コアラマットレスシリーズすべてには120日トライアルと10年保証がついているので、初めてオンラインでマットレスを購入される方にも安心ですね。
お届け時はロール状に圧縮し梱包されています。
開封方法は以下の動画をご参考ください。(音声なし・4倍速)
ハサミなどの刃物の使用がメーカー非推奨になりました。ビニールは手でやぶれるそうなので、刃物を使用しないようご注意ください。
サイズは日本のベッドフレームの規格にあせた5サイズ(シングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キング)から選べます。
余談ですが、コアラマットレスが日本に進出したばかりの時期はクイーンサイズのみ日本規格より10cm大きい幅で販売されていました。
海外ブランドのマットレスは日本規格に合わせられていない場合もあるので、必ず使用するベッドフレームの幅を確認の上、ご購入くださいね。
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まとめ
いかがでしたか。
コアラマットレスシリーズの違いをご紹介しました。
公式サイトでは仕様・スペックなどの比較表はありますが、実際の寝心地や使用感における違いをなるべくわかりやすくまとめてみました。
\【まとめ】違いのポイントはコレ!/
モデル | オリジナル | プラス | シュプリーム | KORE | BREEZE |
---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||
発売年 | 2017 | 2024 | 2021 | ||
販売 | 公式サイト | Amazon、楽天 | |||
厚さ | 21cm | 23cm | 28cm | 23cm | 27cm |
重量 | 15.8 kg | 19.48kg | 22.87kg | 19.4kg | 23.45kg |
硬さ調節 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リバーシブルカバー | × | 〇 | 〇 | × | × |
復元率 | 99.28% | 99.35% | 99.36% | 非公表 | 非公表 |
振動吸収 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
寝返り | △ | 〇 | ◎ | △ | 〇 |
通気性 | △ | 〇 | ◎ | △ | ◎ |
硬さ | ふつう | やや硬め | ややソフト | やや硬め | ややソフト |
エッジサポート | × | × | 〇 | × | 〇 |
カバー洗濯 | 〇 | 〇 | × | × | × |
取っ手 | × | 〇 | 〇 | × | × |
価格 | 69,000円 | 99,900円 | 149,900円 | 99,900円 | 129,900円 |
リンク① | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | Amazon、楽天市場 | Amazon、楽天市場 |
リンク② | レビュー記事 | レビュー記事 | レビュー記事 | レビュー記事 | レビュー記事 |
※重量と価格はシングルサイズです
なお、筆者はコアラ®が日本上陸した翌年からコアラマットレスの情報をキャッチし続け、すべてのマットレスを体験してきました。
- 2018年8月 東京・渋谷ポップアップ参加(記事なし)
- 2018年10月 東京・表参道ポップアップ参加
- 2018年11月 オリジナルコアラマットレス ver1 レビュー
- 2019年1月 東京・代官山ポップアップ参加
- 2019年6月 東京・表参道ポップアップ参加
- 2020年3月 オリジナルコアラマットレス ver2 レビュー
→ 以降、すべてのコアラマットレスと、一部のベッドフレームやソファー、シェルフなどレビューを続ける
※上記でリンクした参加レポート記事は情報が古いので、あくまで体験会の様子のみご参考ください
よって、レビュー記事の量などを考えると、外部の人間としては日本で一番コアラマットレスに精通しているかもしれませんね。
そんなコアラ通の筆者が、最高評価を付けたのはコアラマットレスプラスです。
マットレスとしての基本機能性(体圧分散・寝姿勢保持・荷重分散)のレベルが高く、機能性、価格を考えると総合的なバランス(コストパフォーマンス)が最も良いと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。