NELLマットレス

2020年10月に販売開始した新マットレスブランド

この記事では「NELL マットレス」についてご紹介します。

NELLマットレスの特徴やメリット・デメリットをわかりやすくまとめていますので、ご参考いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

管理人当サイトの管理人。ベッドメーカーに7年ほど勤めた後、ベッド専門情報サイト(当サイト)を運営。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。

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NELL(ネル)マットレスとは

NELL(ロゴ)

NELLマットレスとは2020年10月に販売開始をしたポケットコイルマットレスです。

作っているのは株式会社Morght(モート)です。Morghtは2018年5月に創業し、アプリ開発や新卒採用支援サービスなどを展開していて、このNELLマットレスが初めての寝具事業とのことです。

「そんな寝具の素人がマットレスを作って大丈夫なの?」

と不安を感じる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。

NELLマットレスは、Morghtがベッド・マットレスの専門会社「ルービックJP」と共同開発した商品です。

ルービックJPは家具の名産地である福岡県大川地域に本社を構え、300以上のスプリングコイルの種類を持ち、多数の特許を取得しているマットレスやベッドフレームの開発を行う専門会社です。

なお「NELL(ネル)」とは「WELL(良く)+寝られる=NELL」からネーミングされた寝具ブランド名とのことです。

NELLマットレス公式

NELLマットレスの特徴

寝返りのしやすさ

NELLマットレス

NELLマットレスの大きなコンセプトは「寝返りのしやすさ」です。

NELLマットレスは腰部分の弾力を強化することで、寝返りを打ちやすくさせる工夫がなされています。

人は一晩のうちに約20回ほどの寝返りを繰り返します。寝返りは、血液の循環を良くしたり、温度を調節したり、蒸れを解消させるのに必要な動作です。

つまり、適度な回数の寝返りをストレスなく打てることが、快適な睡眠に繋がります。

超高密度ポケットコイル

ポケットコイル

NELLマットレスのクッション材はポケットコイルを使用していますが、そのポケットコイルの数が多く、ダブルサイズで1,734個という超高密度な仕様となっています。

高密度タイプのポケットコイルの特徴としては、寝心地がジェル的で、体のラインにぴったりと添うという特徴があります。

なお、コイルの配列は「並行配列」を採用。並行配列はバネを並行に配置している並べ方で、バネ感が出ることによって体動に反応しやすく寝返りの動きをサポートしてくれます。

コイルの配列の違い
コイルの配列の違い(他社製品)

並行配列と交互配列の違いなど、ポケットコイルマットレスの特徴については以下の記事をご参考ください。

高い耐久性(10年保証あり)

NELLマットレスで使用しているポケットコイルは10万回のハンマーでたたく耐久性テストを実施し、ほとんどのヘタリを確認できないとされています。

また、マットレス全体においてもJISで定める10万回の押圧試験もクリアし、10年間の耐用保証もついているため、安心して長く使えます。

120日間の無料お試し期間あり

NELLマットレスは購入してから120日間のトライアル期間があります。

つまり、商品到着後120日間までなら、無料で返品・返金できるのです。(14日間以上の使用は必須)

自分に合ったマットレス選びというのは本当に難しいもので、これだけ長い期間試せるなら安心して購入することができるでしょう。

なお、ショールームでしっかり寝心地を確かめて買ったのに「やっぱり違った」という失敗談も多いです。

実はショールームと家では睡眠環境が異なるので、短時間の試し寝はあまり参考になりません。

また、人間の体圧分布というのは簡単に変わってしまうので買った時点でベストだと思っても、実際寝たら「なんか違うな。。」ということも十分にあり得る話です。

よって、無料で試せる期間が長いというのは本当におすすめです。

NELLマットレス公式

NELLマットレスの構造

NELLマットレスはいくつもの層が重なった「多層構造タイプ」のマットレスです。

体に最も違い側生地は、防ダニ・抗菌・防臭効果がある「マイティトップ®Ⅱ(帝人)」の機能繊維を使用。

詰め物はウレタンフォームと不織毛を交互に重ね、通気性を高めています。

マットレスの中心素材であるクッション層には高密度ポケットコイルを採用。ポケットコイルは腰部分と端部分を硬めに作るゾーニング仕様のため、端に座ったときなどの沈み込みが軽減されます。

管理人管理人

ゾーニング仕様は有名海外ブランド「サータ」などのマットレスも採用されています。

そして、下層部分には消臭アクリル繊維「キュートリー™」を採用。においの原因となる4つの臭気(酢酸、イソ吉草酸、ノネナール、アンモニア)に対して高い消臭効果を発揮します。さらに、天然高分子「キトサン」を素材に練り込み、細菌の増殖を抑え、不快なニオイの発生を防止します。

以上のことから、NELLマットレスは寝心地だけでなく、衛生面にもこだわった仕様と言えるでしょう。

その他、NELLマットレスの情報

サイズと価格

サイズ寸法(cm)価格(税込)
シングル97×195×21cm75,000円
セミダブル120×195×21cm90,000円
ダブル140×195×21cm105,000円
クイーン160×195×21cm130,000円
キング190×195×21cm150,000円

配送・送料について

お届け日はお住まいの地域によって異なります。東京都から発送されているので、関東にお住まいの方なら早めに届くかと思います。

また、送料は沖縄県と離島を除き、無料です。

保証について

NELLマットレスの保証期間は10年です。適用条件は「マットレスに3cm以上のヘタリが出た場合」とされています。損耗や汚れなどの日常的な劣化には適応されないのでご注意ください。

NELLマットレスの体験レビュー

近日公開予定です。

NELLマットレスの気になるところ

表裏のローテーションができない

マットレスのヘタリを軽減するには、定期的なローテーション(位置を変えること)が必要です。

マットレスのローテーションの方法
マットレスのローテーションの方法

マットレスのローテーション方法には、「表裏」と「上下」の2パターンがありますが、非対称な多層構造であるNELLマットレスは上下のみしかローテーションができません。

キングサイズの横幅

キングサイズの横幅は一般的に180cmが多いですが、NELLマットレスのキングサイズは190cmです。

つまり、ベッドフレームと合わせて使う場合に注意が必要です(ジャスト190cm置けるベッドフレームは少ないです)。

幅190cmのマットレスが置けるおすすめベッドフレームとして以下をご紹介します。

【幅190cm対応可能】ネルコ「ステージベッド STACEY」

ステージベッド STACEY

オール天然木なのに格安

天然木を贅沢に使用しているのに2万円台で買えるコストパフォーマンスが優れたローベッド。使われている桐材は湿度調節機能が優れていてカビにくいです。

セミシングルサイズからキングサイズまで選べるサイズバリエーションの豊富さも魅力。

キングサイズはシングルサイズを2つ繋げるデザインなので、横幅が200cmあるのでNELLマットレスのキングサイズでも余裕で置けます。

メーカーネルコ
サイズセミシングル~キング
カラーダークブラン、ナチュラル
価格2万円台~

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レビュー記事はこちら

価格がやや高め

NELLマットレスは、オンライン限定モデルにもかかわらずシングルサイズで75,000円、ダブルサイズに関しては10万円以上する高価格帯の商品です。

とはいえ、仕様などから考えると妥当性はあり、コストパフォーマンスで考えると悪くないと思います。

NELLマットレスの口コミ・評判は?

公式サイトにて、いくつかの口コミが紹介されています。なお、販売開始直後から口コミが掲載されていますが、これはテスターとして購入された方の本物の口コミなのでご安心ください。

口コミの内容を眺めてみると、以下のような意見が多かったです。

良い口コミ悪い口コミ
  • 腰痛が解消された
  • 身体の痛みがなくなった
  • フィット感がある
  • もう少し硬めが良かった
  • 沈み込みすぎる
  • 分厚い

マットレスの口コミは判断が難しい

マットレスは体に合う合わないが顕著に表れやすく、人によって感じ方がバラバラです。

口コミで書かれている「腰痛」や「肩こり」などの改善効果についても注意が必要で、万人の腰痛や肩こりを改善できるマットレスなどありません。腰痛や肩こりの原因は人それぞれ、そして体型も人それぞれ異なるからです。

マットレス選びは口コミや星の数にはあまり頼らないほうが無難です。

【知っておきたい】NELLマットレス販売ページの補足

NELLマットレスの販売ページには特に「体圧分散性」に関して、誤解を受けそうな紹介をしているところがあり、ここで補足させていただきます。

「体圧分散性が高い=良いマットレス」ではない

NELLマットレスの体圧分布図
NELLマットレスの体圧分布図

NELLマットレスは「非常に高い体圧分散性」をセールスポイントとしています。しかし、体圧分散がどれほどだと体に良いという科学的なエビデンスは存在しません。

体圧とは

体圧(たいあつ)とは「マットレスから体にかかる圧力」のことです。

硬すぎるマットレスで寝ると背中やおしりなどの重い箇所に圧力が多くかかり、痛みを感じやすくなります。この圧力(体圧)を分散することを体圧分散と言います。

体圧分散

基本的にマットレスの硬さがソフトになるほど、体圧分散性は高くなります。

体圧分散性が高すぎると「気持ち悪い」

しかし、人間の体には敏感なところと鈍感なところがあり、それを無視して体圧を均等(悪平等)に分散させてしまうと、寝心地としては気持ち悪く感じます。

また、単純に体圧分散性が高いだけのマットレスはありますが、そのマットレスがその人にとって良いかどうかは別問題です。

体圧分散はあくまで参考程度に

要するに、そもそも「体圧分散が優れている」という言葉自体も、何をもって優れているのかというと、あくまで個人的な結果論の域を出ません。

体圧分散性のアピールは単なるセールスロジックだと思った方が良いですし、本来的にメリットとは言いにくいのです。

だからこそ、マットレスはできるだけ長い時間試してみることが重要です。

よって、NELLマットレスの120日の無料トライアル期間は大きなメリットと言えるでしょう。

「コイル数の多さ=体圧分散力」ではない

コイル数の比較図
コイル数の比較図(NELL公式より)

NELLマットレスの販売ページにはコイル数の多さを他社製品と比較した図があります。

これだけ見るとNELLマットレスの方が優れているように見えますが、コイルの数は多ければ多いほど寝心地が優れているというわけではありません。

例えば「あえて密度を減らし、バネ自体の動きを出しやすくする」など、そのマットレスが実現したい寝心地によって、コイルの数は決まります。(とはいえ低密度すぎるとコイルひとつあたりに負担が増え、ヘタリの原因にもなるので、激安マットレスの低密度タイプは避けた方がよいですが)

また、コイル数が多いからと言って体圧分散性が高いわけではありません。もちろん、スプリングコイル部分単体で見ればそのような傾向はありますが、マットレスは詰め物や側生地など、コイル以外の素材も含めて最終的な寝心地を調整するものです。

そして、体圧分散性は主に詰め物部分の影響が色濃く出るので、例えば上記の比較商品(コイル数792個)の詰め物のボリュームを増やしたりすれば体圧分散性は高まります。

いかかがでしたでしょうか。

NELLマットレスの特徴や仕様など詳しくご紹介させていただきました。

この記事では実際に商品を取り寄せて、体験したレビューを追加する予定です。

体験記事がまとまりましたら改めて更新させていたしますので、しばしお待ちいただけますと幸いです。

再度までお読みいただき誠にありがとうございました。

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