眠り姫の評価

この記事ではベッド通販専門店「眠り姫」をご紹介します。

なお、本記事の目的は、当サイトにおけるおすすめのベッド通販サイトを決めるための調査(評価)です。

調査対象について
年に1回(基本的に年末~年始あたり)、「ベッド通販 おすすめ」というキーワードにて、Google検索を行い、上位50位以内に表示されたベッド通販サイト。
著者情報 椚大輔 椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら
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眠り姫の業態は「小売店」

ベッドに限らず、商品を購入するにあたり、「業態」を理解することが大切です。

なぜなら、業態の違いはコストパフォーマンス独自性サポートの品質に大きく影響するからです。

ベッド通販サイト(ベッド販売店)は、以下のとおり、大きく3つの業態に分かれます。

業態 意味合い
メーカー直営店 自社商品を自社が運営するサイトで販売する
SPA(製造小売店) 自社商品とメーカー商品(他ブランド品)の両方を売る
小売店 メーカーの商品を仕入れて販売する(自社商品はない)
基本的な業態の関係性

基本的な業態の関係性

この記事でご紹介する眠り姫は「小売店」に該当します。

基本的に「メーカー直営」「SPA」がおすすめ

結論から言うと、ネットでベッドを買うのなら小売店ではなく、メーカー直営店・SPA(製造小売店)がおすすめです。

なぜかというと、「商品の独自性・コストパフォーマンス」「サポートの品質・安心感」に関して、メーカー直営やSPAの方が優れている傾向があるからです。

1. 商品の独自性・コストパフォーマンスの違い

業態 独自性・コストパフォーマンス(傾向)
メーカー直営店 基本的に自社商品のみで独自性が高い。余計な業者を挟まないため、適正価格で買いやすい。
SPA(製造小売店) 自社商品もあるが、他メーカーの売れ筋商品をベースに開発されることが多く、独自性はメーカー直営よりも劣る。他メーカー品の価格設定にはバラツキが出る。
小売店 基本的に自社商品はないため独自性はない。小規模店は販売機会が少ないこともあり、売価を高く設定しがち。

コストパフォーマンスに関しては、独禁法(再販売価格の拘束)によって、基本的に商品価格を自由に設定できるため、同じ商品でも販売価格の差が大きいこともあります。

なお、「販売機会が少ない(利益を上げる機会が少ない)」などの理由から、小規模の小売店ほど、販売価格を高く設定しがちな傾向があります。

2. サポートの品質・安心感の違い

業態 サポートの品質(傾向)
メーカー直営店 自社で生産を管理しているため、確認スピードが速い。ベッドに精通しているスタッフがいる。臨機応変に対応してくれる。
SPA(製造小売店) 海外生産品(商社経由)が多いため、生産管理の難易度が高い。他ブランド品は他のメーカーへの確認が必要になるため、スピード感はやや劣る。
小売店 他ブランド品中心で、メーカーへの確認作業が発生するため、スピード感・回答品質が劣る。小規模の場合は廃業リスクも高い。

製品不良や納期などのトラブルがあった場合、直接的に生産を管理できているメーカーの方が対応スピードは速いです。よって、業態に加えて「いかに業界に精通しているか?」という点がサポートの品質にも影響します。

また、ネットの小売店は小規模事業者(個人事業主)も多く、オーナーの引退が店舗の廃業につながることで、購入後のトラブルがあった際の窓口がなくなってしまう可能性もあります。

小売店のメリットは「商品数の多さ」

では、小売店は無視して良い存在なのでしょうか?それは違います。

インターネット通販の小売店は、ドロップシッピング(リンクはAmazon)などの仕組みを使って、様々なメーカー・大量の商品を扱えます。つまり、「商品数の多さ」が小売店の最大の強みです。

一方、メーカー直営やSPAの場合、自社商品と他メーカーの商品を並列で扱うと様々な軋轢やアンバランスさが生まれやすいので、商品数やカテゴリーは控えめな傾向があります。

よって、小売店は「ニッチな商品」を見つけるのに非常に有効です。

椚大輔
椚大輔
『なかなか自分の要望に合ったベッドが見つからない』という人は、小売店を積極的に見てみると良いと思います。

眠り姫の概要と評価について

眠り姫の概要
サイト ベッド通販 眠り姫( https://bed.f-shop.biz/ )
運営者 佐藤 紀夫
業態 小売店

以下の点を評価していきます。

評価のポイント
  1. 商品の魅力度(コストパフォーマンスや取扱数・種類など)
  2. サポート内容(引き取り・下取り・開梱設置・保証など)
  3. 運営会社の安心感(規模、専門性など)

1. 商品の魅力度

業態が小売店のため、独自商品はなく、メーカーからの仕入れ商品が基本です。よって、他のサイト(ショップ)でも買える商品が中心です。

となると「価格設定」が評価のポイントになるため、多くのショップで見かける人気であろう収納付きベッド(以下)を比較してみます。

価格比較
  1. ベッド通販.com:21,000円
  2. 眠り姫:22,770円
  3. ステリア:19,800円
  4. セラピス:25,498円
  5. ヌクモ:26,800円
  6. インテローグ:19,999円

※価格はシングルサイズ・フレームのみ
※価格は変動する可能性もあります

以上のとおり、眠り姫は最安値ではありませんが、比較的「価格設定は低め」と言えます。

しかし、商品によって価格設定は変わる可能性があるので、気に入ったベッドがあったら、画像検索などで比較してみると良いでしょう。※商品名はショップによって異なる場合があります

なお、商品数については、ベッドだけで約400商品あるので、幅広い種類から選べることが魅力です。

2. サポートの内容

見るポイント 内容
引き取り ×
下取り ×
配送設置 商品による
即日出荷 基本なし
保証 商品による

サポート内容は商品(メーカー)によって異なります。ショップとして独自に行っているサポートは確認できる範囲では見当たりませんでした。

3. 運営会社の安心感

運営元の情報を見ると「販売主:ベッド通販 眠り姫 佐藤 紀夫」とあります。社名(「株式会社」など)は見当たらないため、個人事業主などによる屋号の可能性もあります。

商品に何かあった場合は、基本的に眠り姫を通して、製造メーカーの判断のもと、対応していく流れになるでしょう。

眠り姫で買うならどれがおすすめ?

一般的なすのこベッド収納付きベッドなどは、メーカー直販サイトでも多く扱っていて、コストパフォーマンスやサポート体制を考えると、あえて眠り姫で選ぶ理由は少ないでしょう。

眠り姫含め、全体で言えることですが、小売店は「ニッチな商品」を探すと面白いです。

たとえば、大型収納ベッド(チェストベッド跳ね上げ式ベッド)、連結ファミリーベッドなどが挙げられます。

ただし、価格については、眠り姫は最安値ではない傾向があります。よって、気になった商品があったら、他のショップも探してみるのもおすすめです。

椚大輔
椚大輔
眠り姫が主に仕入れている商品のメーカー(卸)は、インテローグ(楽天市場店)という直営店を運営しているので、価格などを比較してみるのも良いと思います。

余談:小売店は「ポリシー(価値基準)」が重要

私が考える、小売店の本来の強みは「たくさんのメーカーを並列に扱えることで、それらを独自の基準で選び、推奨できること」と思っています。

よって、その小売店ならではのポリシー(価値基準)を掲げなければなりません。

そして、理想的には、そのポリシーの則り、現物をしっかりと確かめて「本当にこれがおすすめできるか?」を検証し、店舗(販売ページ)に並べることが小売店の重要な存在意義だと思います。

しかし、インターネットのベッド小売店の場合、カタログ的に商品を仕入れることが中心で、本質的なポリシーを感じる店舗がほとんど見当たりません(あくまで私の主観です)。

そうしたこともあり、私は「メーカー直営店」か「SPA」が基本的におすすめ(サポートの品質面・適正価格で買いやすいことが主な理由)という結論に至っています。

【まとめ】眠り姫の総評

基本的に「仕入れが中心」なので、他のショップでも買えるベッドが中心です。

価格を重視する人は、品揃えの中で気になったベッドがあったら、他のショップで売っているか確認し、比較すると良いでしょう。

また、小売店という特性から、ニッチな商品の取り扱いも多い傾向があるので、『他のベッド通販サイトで見つからなかった』という人は探してみると良いと思います。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。