アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の体験レビュー

最安値レベルの2層コイルマットレス

この記事ではcacom(カコム)の「アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)」をご紹介します。

実際に体験し、検証した内容をもとに、率直な感想をまとめました。ぜひご参考にしてくださいね。

著者情報 椚大輔 椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら
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ブランドの「cacom(カコム)」とは?

cacom(ロゴ)

cacom(カコム)は、1998年に埼玉で家具屋として創業し、豊富な実店舗経験とネット販売のノウハウを活かして立ち上げたベッド・マットレス・寝具を中心としたインテリアを提案するオンラインブランドです。

自社企画商品を海外提携工場で直接生産することで、高品質ながらお求めやすい価格を実現しています。安心の長期保証や全国配送、一人一人に専門担当がつく丁寧なサポートなど、ネット通販でも対面販売に近いサービスを目指しているのが特長です。

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の基本情報

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)

ブランド cacom
サイズ シングル~クイーン
クッション材 ポケットコイル
価格
(シングルサイズ)
37,800円

公式サイトはこちら

【まず結論】アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の評価は?

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の体験

体験と検証の結果、本商品を以下のように評価しました。

▼ アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の評価
総合評価 3.24
仰向き寝 3.5
横向き寝 3.0
端の沈み込み 2.0
通気性 4.0
寝返り 4.0
底付き・圧迫のなさ 4.0
バネ当たりのなさ 3.5
耐久性 2.5
衛生面 3.0
取り扱いやすさ 3.0
価格 3.49

※目安は「3.50」以上が高評価です
(参考)点数の付け方について
(参考)スプリングコイルマットレスの評価方法

【総評】品質は高くないが、2層コイルならではの寝心地が3万円台で買えるのはメリット

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

本商品は、2層のポケットコイルを重ねた「コイル・オン・コイル(2層コイル)」タイプのマットレスです。

本商品の仕様

トッパー(ポケットコイル)+ボトム(ポケットコイル)の2層コイル構造

2層コイルと言えば、荷重分散性が高く、急な硬さを感じない「ふわっ」とした寝心地が特徴です。

本商品でも2層コイルならではのふんわり感は得られましたが、やはり3万円台という低価格モデルだけあって、ポケットコイルの品質も価格相応です。

配列に乱れがあるポケットコイル

配列にバラつきがあるポケットコイル

上記の画像のとおり、配列にバラつきがあり、コイル同士で目立った上下の段差もありました。つまり、寝る面がデコボコとしたポケットコイルで支えるため、サポート性にやや違和感を覚える寝心地です。

また、こうした配列が整っていないポケットコイルは、荷重を均等に受けられないという点で、耐久性にも懸念が生まれます。

参考までに、配列が整ったポケットコイルマットレス(他メーカー品)との違いは以下のとおりですが、面の作り方や配列の整い方などは明らかに違いますね。

本品(アンサンブルマットレス) 他メーカー品
本品(アンサンブルマットレス) 他メーカー品

※他メーカー品:源ベッド「咲夜レアルマットレス」

アンサンブルマットレスは、手軽に2層コイルのふんわり感を得たい人にはおすすめできるかもしれませんが、毎日体を預けるアイテムと考えると、少し頼りない印象を受けました。

しかし、寝心地は決して悪いわけではありません。低価格帯のマットレスには何かしらの違和感を覚えることが多いですが、その中ではストレスは少ないレベルだと思います。

「3万円台の2層コイル」と考えれば、納得感はあるとも言えますし、私の感覚とは違った印象を持つ場合もあると思うので、気になった方はぜひご検討くださいね。

椚大輔
椚大輔
なお、アンサンブルマットレスシリーズには「低反発タイプ」もあり、私としてはそちら(低反発タイプ)の方がおすすめです。

公式サイトはこちら

アンサンブルマットレスの特徴・メリット

1. コイルタイプ・低反発タイプが選べる

コイルタイプと低反発タイプ

アンサンブルマットレスは、本記事でご紹介している「コイルタイプ」の他に、トッパーがウレタンフォームで出来ている「低反発タイプ」も選べます。

タイプ コイルタイプ 低反発タイプ
画像 コイルタイプ 低反発タイプ
寝心地 ふわっと弾力が強め もっちりフィット感が強め
トッパー ポケットコイル 低反発ウレタン
ボトム ポケットコイル(同じ)
価格
(Sサイズ)
37,800円 39,800円
椚大輔
椚大輔
低反発タイプについては、以下のレビュー記事をご参考にしてください。

2. トッパー・ボトムの買い替えが可能

トッパーとボトム

アンサンブルマットレスは、パーツ(トッパー・ボトム)の買い替えが可能です。

マットレスは、長期間使い続けると、基本的に体に近いトッパー層から早くヘタリます。

よって、ヘタリが気になってきたら、マットレスをまるごと買い替えるのではなく、トッパーのみを交換することで、寝心地がキープできるのです。

パーツ 価格(シングルサイズ)
トッパー(ポケットコイル) 17,800円
トッパー(低反発ウレタン) 19,800円
ボトム 20,000円

結果的に、余計なコストもかからず、廃棄物も減らすことができる素晴らしい取り組みと言えるでしょう。

椚大輔
椚大輔
もしポケットコイルの寝心地に不満がある場合は、別タイプ(低反発タイプ)のトッパーを買ってみるのも良いでしょう。

3. セパレートして来客用としても使える(少し無理はあるが)

セパレートの使用例

公式サイトでは、急な来客時用などにトッパーとボトムを分けて、2台のマットレスとしての使用例が紹介されています。アンサンブルマットレスならではの使い方ですね。

椚大輔
椚大輔
実際に試してみたところ、たしかにトッパーは単体でも寝られますが、ボトム単体では寝心地が悪いので、別途、厚手のパッドやマットレストッパーを用意する必要があると思いました。

アンサンブルマットレスのデメリット

1. コイルの品質が低い

コイル

【総評】でお伝えしましたが、やはり低価格帯のマットレスということもあり、コイルの品質も高くなく、配列にバラつきがあるため、寝心地や耐久性にマイナス要素となっています。

アンサンブルマットレスのポケットコイル

アンサンブルマットレスのポケットコイル(左:トッパー、右:ボトム)

参考までにポケットコイルの仕様は以下のとおりです。

仕様 トッパー ボトム
配列 並行配列
線種 SWRH67B C種
線径 1.8mm 2.0mm
コイル数 465個/S
コイル高 8cm 13cm
巻き数 4.5巻 4.5巻
圧縮率 約33% 約22%

以上は目指す寝心地を作るために設定するものなので、そこまで気にしなくても良いですが、少し気になるのは「ボトム(13cm)の4.5巻(少ない巻き数)」という仕様です。

要するに、高さ13cmで4.5巻というのは、かなり少ない巻き数で、結果的になめらかさや衝撃吸収性が低い寝心地につながります(よって、結構揺れます)。

椚大輔
椚大輔
とはいえ、何より「作り(配列)の問題」が最大の懸念と言えるでしょう。

2. 端が沈み込みやすい

端の沈み込み

外周を強化した仕様ではなく、ポケットコイルの仕様(コイル数や、線径の細さ、巻き数の少なさなど)から、荷重の逃げ場がない端部分ではかなり沈み込みは深いです。

寝返りなどでは落ちそうになることもあるので、予算がある人は、ひとつ上のサイズを選ぶと良いと思います。

【体験レビュー】アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)を実際に試してみた

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

椚大輔
椚大輔
お届け時の様子や、仕様などをレビューします。

開梱・設置

こちらはシングルです。

お届け時の状態

2つの梱包で届くので、重量が分散され、移動しやすいことがメリットです。

マットレスはロール状に圧縮されています。

段ボールの開封

内容物は、マットレス本体と取扱説明書です。

マットレス本体と取扱説明書

ボトムコイルで約18kg(梱包時)なので、そこまで重くありませんでした。

マットレスの持ち運び

マットレスを包んでいる外側のビニールをはがして開封をします。

ビニールをはがす

外側のビニールをはがしたら、ハサミを使って内側のビニールを切ります。この時、マットレス本体に傷がつかないように注意しましょう。

開封の様子は以下の動画をご参考にしてください。(音声なし4倍速)

外観

開封直後のアンサンブルマットレスです。

開封直後の

歪みやヨレがまだ残っていますが、開封直後から寝られるのでご安心ください。

なお、取扱説明書によると『1日程度でまっすぐになります。』とあるので、念のため4日ほど待ってみました。

開封直後と4日後(アニメーション)

このとおり、約4日経つと完全に元の状態に復元されました。

マットレスの厚さはこれくらいです。

マットレスの厚さ

公表値は24cmですが、約27cmの厚さが確認できました。

厚さの計測

外観をチェックしていきます。

の外観

アンサンブルマットレスは、一般的な連続キルトではなく、ジャンプキルト(非連続キルト)を採用しています。

ジャンプキルト(アンサンブルマットレス) 連続キルト(別商品)
ジャンプキルト(アンサンブルマットレス) 連続キルト

ジャンプキルトは、カバー内の詰め物がふっくらした感触になり、体圧分散性が向上します。

の感触

カバーの素材はポリエステル100%で、しっとりとした触り心地です。

ニット生地なので、伸縮性が高いです。

生地の伸縮性

生地のアップはこんな感じです。

生地アップ

フット(脚位置)には、「Ensemble(アンサンブル)」のロゴが刺繍されています。

ロゴ

側面生地もポリエステル100%で、しっとりした質感の素材です。

側面生地の伸縮性

アンサンブルマットレスは表面でのみ寝られる「片面仕様」です。

表面 裏面
表面 裏面

裏面は不織布(ポリエステル100%)で、滑り止めなどはありません。

裏面カバー

滑りやすい素材のため、ベッドフレームに置いたときは、寝返りなどの動きで少しズレることもありました。

なお、トッパーの裏生地とボトムの表生地には滑り止め加工が施されているので、2つのパーツはズレにくくなっています。

滑り止め加工

滑り止めは、小さな丸でゴムのような質感です。

滑り止め加工(アップ)

さらに、トッパーの裏面に固定用のバンドがあります。

固定用のバンド

ボトムの取っ手に巻き付けてマジックテープで固定することで、上下のマットがズレにくくなります。

マジックテープで固定

内部構造

内部構造を確認するために、マットレスをハサミで切っていきます。

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の解体

こちらがアンサンブルマットレスの内部構造です。

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の内部構造

順番にご紹介します。

まずはトッパーです。

トッパー

トッパーの構造は以下のとおりです。

トッパーの構造(上から)
  1. 表生地
  2. ポリエステル綿
  3. ウレタンフォーム
  4. ウレタンフォーム
  5. 不織布
  6. ポケットコイル
  7. フェルト
  8. 裏生地(すべり防止)

順番にご紹介します。

カバーの下にはポリエステル綿があります。

ポリエステル綿

続いて、2層にわたってウレタンフォーム(一般ウレタン)があります。

ウレタンフォーム

その下には不織布があります。

不織布

ポケットコイルは接着剤で不織布に固定されています。

ポケットコイル

ポケットコイルの下は厚手のフェルトによって、バネが突き破らないように補強されています。

厚手のフェルト

続いて、ボトムを見ていきます。

ボトム

ボトムの構造(上から)
  1. 表生地(すべり防止)
  2. フェルト
  3. ポケットコイル
  4. フェルト
  5. 裏生地(不織布)

ボトムの詰め物はフェルトのみです。

フェルト

ポケットコイルはフェルトに固定されています。

ポケットコイルとフェルト

トッパー同様、ポケットコイルの下は厚手のフェルトによって、バネが突き破らないように補強されています。

フェルト(底面)

【詳細解説】アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の評価について

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の体験

記事の冒頭で評価した以下のポイントを詳しくご紹介します。

▼ アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の評価
総合評価 3.24
仰向き寝 3.5
横向き寝 3.0
端の沈み込み 2.0
通気性 4.0
寝返り 4.0
底付き・圧迫のなさ 4.0
バネ当たりのなさ 3.5
耐久性 2.5
衛生面 3.0
取り扱いやすさ 3.0
価格 3.49

※目安は「3.50」以上が高評価です
(参考)点数の付け方について
(参考)スプリングコイルマットレスの評価方法

体験者の体型について

寝心地の感じ方には好みや習慣、体型などによって多少変わる点はご了承ください。なお、筆者は男性で身長171cm・体重60kg±1kg程度です。

1. 仰向き寝は?

仰向き寝

評価は「3.5」。

圧縮率が高めのコイルによって、高い反発性を感じる寝心地です。「ふわっとグイっと」押し上げられている感じがあります。重い臀部(おしり)などの沈み込みも気になりません。

ポケットコイルならではの「点」の動きや、きめ細かさがあまり感じられませんが、価格を考えると満足感は高い寝心地だと思います。

2. 横向き寝は?

横向き寝

評価は「3.0」。

肩あたりのバネ当たりが少し気になりますが、ふんわりした寝心地で、圧力はそこまで感じません。

仰向きと同じで、コイル同士のなめらかさがないことで、脇からくびれにかかるカーブの部分に少し違和感があります。

3. 寝返りのしやすさは?

寝返り

評価は「4.0」。

高めの圧縮率のコイルによって、押し返す力が強めに感じます。体の動きに対してしっかりサポートしてくれるので、寝返りはスムーズなタイプのマットレスと言えるでしょう。

4. 端の沈み込みは?

端の沈み込み

評価は「2.0」。

外周を強化した仕様ではなく、ポケットコイルの仕様(コイル数や、線径の細さ、巻き数の少なさなど)から、荷重の逃げ場がない端部分ではかなり沈み込みは深いです。

座位 寝姿勢
座位 寝姿勢

寝返りなどでは落ちそうになることもあるので、予算がある人は、ひとつ上のサイズを選ぶと良いと思います。

5. 通気性は?

内部構造

評価は「4.0」。

スプリングコイル(ポケットコイル)中心で作られているので、通気性は高いタイプです。実際に寝た印象としても、特に蒸れなどは感じませんでした。

6. 耐久性は?

耐久性(マットレスを手で押す)

評価は「2.5」。

本商品は「3年前後」の耐久性が期待できると思います。

寝心地の中心を作っているポケットコイルの品質はあまり高くなく、コイルの仕上げ(配列や接着)なども良くないため、劣化しやすいでしょう。

なお、トッパーのみの購入も可能なので、ヘタり(形状の劣化)や、寝心地の悪化が見られたら、買い替えられることはメリットです。

7. 衛生面は?

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

評価は「3.0」。

抗菌防臭や防ダニなどの機能性はありません。特に衛生面が優れたマットレスではありませんが、衛生加工がないマットレスも多いため、評価は「ふつう(3.0)」です。

8. 取り扱いやすさは?

マットレスのハンドリング

評価は「3.0」。

重量はシングルサイズで約27kgですが、トッパー(約12.6kg)と、ボトム(約14.6kg)に分かれるため、持ち運んだり移動しやすいタイプのマットレスと言えるでしょう。

なお、お届けは圧縮梱包なので、搬入経路が狭い家でも安心です。

廃棄については、スプリングコイルを使用しているため、基本的には粗大ごみで捨てることになります。(ただし、自治体によってはスプリングコイルは粗大ごみで捨てられないこともあり、その場合、自身で解体して焼却施設に持っていく必要があります)

9. 価格は?

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

評価は「3.49」。

価格はシングルサイズ37,800円で、マットレス市場全体から考えると「やや安め」の価格帯です。

2層コイルで考えると3万円台は最低価格レベルに安いですが、仕様も価格相応なので、コストパフォーマンスが高いとは言いにくいです。

10. 硬さは?

硬さのチェック

硬さは10段階中(10が最も硬いとして)「5.5くらい」の硬さだと感じました。

コイルの弾力を強く感じつつ、ダブルクッション(2層コイル)ならではのふんわりした感触があるため、硬さはそこまで感じません。

似ている商品との比較(他メーカー製の2モデル)

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

「低価格の2層コイルマットレス」という条件で比較します。

商品 ①アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ) ②Nスリープ H1(02-CR) ③Ni-Sou ニソウ
画像 アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ) プレミアムハード H1(02-CR) ベストバリュースタイル「ハイグレード2層ポケットコイルマットレス」
ブランド cacom ニトリ RASIK
厚さ 約24cm 約25cm 21cm、26cm
構造 トッパー+ボトム 一体型
硬さ ふつう やや硬め
価格
(Sサイズ)
37,800円 49,990円 34,980円
※厚さ26cm
リンク 公式サイト 公式サイト 公式サイト

比較商品② Nスリープ プレミアムハード H1(02-CR)

プレミアムハード H1(02-CR)

ニトリのNスリープと言えば2層コイルです(プレミアム・ラグジュアリー)。このモデルは、プレミアムグレードの最安値モデルです。単調な寝心地で奥行きがあまり感じられないので、予算がある人は、より上位グレード(H2やH3)がおすすめです。

メーカー ニトリ
サイズ シングル~クイーン
価格
(Sサイズ)
49,990円

比較商品③ RASIK(ラシク)「ハイグレード2層ポケットコイル Ni-Sou ニソウ」

ベストバリュースタイル「ハイグレード2層ポケットコイルマットレス」

低価格の2層コイルと言えばRASIKの「Ni-Sou ニソウ」でしょう。約3万円から買えますが、しっかりとした寝心地が得られます。なお、他の2モデルと異なり、一体型です(ボトムとトッパーが分かれていません)。

メーカー RASIK(ラシク)
サイズ セミシングル~キング
価格
(Sサイズ)
厚さ21cm:30,980円
厚さ26cm:34,980円
椚大輔
椚大輔
ニトリのH1は、そこまで寝心地の良さを追求していない印象で、買うなら上位のH3(69,990円~)以上を選びたいところです。

RASIKはしっかりした反発性と硬さがあるので、硬めの寝心地が好きな人におすすめです。

アンサンブルマットレスは、セパレート(取り回しも楽)でトッパー層の買い替えができることが、他の2商品よりもメリットに感じられる点だと思います。

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)はどこで買える?

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

アンサンブルマットレスは、公式サイトや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、いろいろなサイトで販売しています。価格設定や特典などは時期によって異なる可能性があるので、いろいろと比較検討されると良いでしょう。

椚大輔
椚大輔
Googleなどで「アンサンブルマットレス」と検索するといろいろな販売サイトが見つかります。

まとめ

アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)の使用イメージ

以上、cacom(カコム)の「アンサンブルマットレス(2層コイルタイプ)」をご紹介しました。

3万円台から買える最安値レベルの2層コイルマットレスです。低価格ながら2層コイルならではのふんわりした寝心地が得られることがメリットです。

一方、コイルの品質(主に製法)については、低価格マットレスの域を抜け出せていない面もあり、繊細な寝心地の良さや耐久性に対して高い評価はつけにくいと感じました。

ただし、(何度も言いますが)これだけ低価格で2層コイルマットレスを手に入れることは難しいので、コストパフォーマンスは高いと考えることもできます。

なお、寝心地に不満があった場合は、トッパー層を低反発タイプに買い替えることも可能なので、気になった人はぜひ試していただければと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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