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体験レビュー用の撮影スタジオ

『マットレスのおすすめは?』に、まず結論から。

私は約7年かけて、142個のマットレスを検証しています。その中から、条件別におすすめの8商品を選びました。

条件 おすすめ8モデル 価格(Sサイズ)
総合評価1位 源ベッド「咲夜レアル」 49,990円
低価格 neruco「バリューポケットコイル」 12,990円
硬め 源ベッド「夜香ハイグレード2」 38,990円
やわらかめ エアリゾーム「HOLLOW」 22,530円
バランス重視 快眠タイムズマットレス 3.0 55,000円
お試し期間付き コアラマットレス PLUS [2nd Gen] 99,900円
薄型 SOMRESTAマットレスPREMIUM 49,900円
高級ブランド 日本ベッド「シルキーシフォン」 231,000円

総合評価1位は源ベッドの咲夜レアル。迷ったら、まず検討してほしい私のイチオシです。硬さや予算などの希望がある人は、条件に合うモデルから見てみてください。

この記事では、おすすめマットレスの良いところ・そうでもないところ、後半では選び方のコツをご紹介します。「自分に合いそう」と思える一枚を、ぜひ見つけてくださいね。

著者情報 椚大輔 椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら
【公平性について】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。ただし、おすすめ商品および掲載位置はメーカーの関与はなく、当サイト独自の評価方法を基に決めています。

私は「椚大輔のベッド選び」をおすすめします(推薦コメント)

加賀 照虎加賀 照虎/株式会社篠原化学 上級睡眠健康指導士 とてもわかりやすくまとめられているので、ベッド・マットレス選びを進めている方は、ぜひお時間をとってご覧になってください。満足度が大きく変わるはずです。※コメント抜粋元
田中 広継田中 広継/株式会社リフレーションジャパン 代表 マットレスの専門サイトは数多くありますが、私が日本一の専門家と認めるのが椚さんです。長年の地道な積み重ねによるものなので信頼性が高いです。※コメント抜粋元
山中 雅俊山中 雅俊/株式会社チヨダコーポレーション 代表 椚さんのすごい!と思う点は「寝心地を分かりやすい言語で文字化できる事」だと思います。とても分かりやすい言語を選び、自分の尺度で一律化しているから全メーカーのマットレスを横並びに見ることができます。※コメント抜粋元

はじめに|私が中身まで確かめる理由

マットレスの解体

「おすすめの決め方」を少しだけ。(気にしない人は読み飛ばしてください)

検証スタジオを設け、寝心地だけでなく、マットレスを切り開き、中身まで調べています。

マットレスの検証スタジオ

マットレスの検証スタジオ

私が中身まで確かめるのは、腹の底からマットレスを理解するためです。

寝ころんだ時の印象がどうやって作られているか。「寝心地の理由」は、中身を見てみないとわからないことが多いのです。

商品ページでは書いていない、ポケットコイルの圧縮率、ウレタンフォームの反発弾性率、接着方法なども「寝心地の理由」に重要な情報です。

直感的な寝心地と、構造から分かる理由。この2つを照らし合わせて伝える。これが私のレビューのやりかたです。

体験・検証の様子

レビューでは寝心地、寝返り、端の沈み、底付き、バネ当たり、内部構造などの項目を確認

さらに、中身を見ることで作りの丁寧さがわかります。ウレタンフォームの歪み、コイルの配列の美しさ、表示どおりに詰め物が重ねられているか、製法に無理がないか、などです。

マットレスは人生の多くの時間を預ける相棒のような存在です。丁寧に作られているかどうかも無視できません。

これから紹介するマットレスは、その基準で選んだ8商品です。あなたに合う一枚を探すときの、参考にしていただけると幸いです。

本当におすすめしたいマットレス8選

マットレスの検証風景

総合評価の採点基準
仰向き・横向きの寝心地、寝返り、端の安定感、通気性、耐久性、素材、扱いやすさ、価格などを共通の基準で採点し、総合評価を算出しています。>>>マットレスの評価方法について

【総合評価1位】源ベッド「咲夜レアル」

咲夜レアルマットレス

マットレス選びで迷ったら、まず検討してほしいのが、源ベッドの「咲夜レアル」です。私が体験・検証した142商品の中で、総合No.1に評価しています。

寝心地の主役は、一般的なポケットコイルより巻き数が多く、背が高い「8.5巻き・6.7インチ」のコイルです。体重をかけたときになめらかに反応し、急に硬くなる感覚がありません。

咲夜レアルと夜香ハイグレードのポケットコイル

左:咲夜レアル(8.5巻き・6.7インチ)、右:夜香ハイグレード2(6.5巻き・5.7インチ)

仰向きでも横向きでも体に沿いやすく、本格的なスプリングの良さを味わえます。初めて寝たときは、「これ、本当に5万円以下で作れる寝心地なの?」と驚きました。高級マットレスに通じる、このなめらかさは見事です。

弱点は、シングルでも約29kgあること。移動やローテーションは大変です。トライアルもありません。

ただ、それを踏まえても、国内でバネから作り、この寝心地が49,990円から手に入るのは魅力的。4万円台の枠を超えた、王道の国産ポケットコイルマットレスだと思います。

こんな人におすすめ
  • 本格的な寝心地を、できるだけ手頃に選びたい
  • コストパフォーマンスを重視したい
  • 国産にこだわりたい
  • 硬さを選びたい
こんな人には合わない
  • 扱いやすい(軽量・薄型)マットレスを探している
総合評価 4.09(総合No.1)
ブランド 源ベッド
サイズ シングル~クイーン
硬さ フィット(ソフト)、ジャスト(レギュラー)、キープ(ハード)※選べる
価格
(Sサイズ)
49,990円

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【低価格のおすすめ】neruco「バリューポケットコイル」

neruco「バリューポケットコイルマットレス」

シングルサイズで12,990円。私が格安マットレスの決定版と評価しているのがneruco「バリューポケットコイル」です。

価格が安くなるほど、寝心地が犠牲になりやすいです。その中で、ポケットコイルらしいクッション性をしっかり残している。価格を下げながら、寝心地を崩さないギリギリのラインを狙ったようなマットレスです。

クッション性の豊かさ

この価格では考えられないクッション性の豊かさが魅力

さらに、サイズ展開が豊富で、ショート丈やロング丈も選べます。

一方、高級マットレスのような奥行きのある寝心地や、端の安定感、耐久性までは期待できません。長く使うなら、もう少し予算を上げることも考えましょう。

それでも、1万円台では、寝心地と仕様のバランスが頭ひとつ抜けていると思います。「安ければよい」の一歩先を行く完成度です。

こんな人におすすめ
  • なるべく安く買いたい
  • 豊富なサイズから選びたい
  • 硬すぎず柔らかすぎない寝心地が好き
こんな人には合わない
  • 高級マットレスのような奥行きがある寝心地が好き
  • 端までしっかりした作りが良い
総合評価 3.81
ブランド ネルコンシェルジュ neruco
サイズ セミシングル~キング
※ショート・ロングあり
硬さ ふつう
価格
(Sサイズ)
12,990円

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【硬めのおすすめ】源ベッド「夜香ハイグレード2」

源ベッド「日本製ポケットコイルマットレス(夜香ハイグレード2)」

『なるべく安く、しっかりしたマットレス』という条件で、真っ先に思い浮かぶのが夜香ハイグレード2です。私の評価No.1「咲夜レアル」のベースとなったモデルです。

最大の特徴は、圧縮率が高いポケットコイル。沈み込みにくいのに、体に合わせて細かく反応します。板のような味気ない硬さではなく、なめらかさも同居する硬さです。

夜香ハイグレード2(高圧縮) 一般的な低価格モデル(低圧縮)
夜香ハイグレード2 一般的な低価格モデル

硬さはソフト・レギュラー・ハードから選べます。硬めが好きならレギュラー、さらに強い硬さを求めるならハードがおすすめです。一方、ソフトでもほどほどに硬いため、やわらかい寝心地が好きな人には合いにくいでしょう。

国内の自社工場でバネから作り、裏面でも寝られる両面仕様。「質実剛健」という言葉がよく似合う、私の中でスタンダードマットレスを象徴する存在です。

こんな人におすすめ
  • しっかりした寝心地が好き
  • 仰向き寝が中心
  • 価格にも寝心地にもこだわりたい
こんな人には合わない
  • やわらかめの寝心地が好き
総合評価 3.97
ブランド 源ベッド
サイズ セミシングル~キング
硬さ ソフト:ふつう
レギュラー:ややかため
ハード:かなりかため
価格
(Sサイズ)
38,990円

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【やわらかめのおすすめ】エアリゾーム「HOLLOW」

エアリゾーム「HOLLOW」(ピロートップ)

ピロートップなのに2万円台。これがエアリゾーム「HOLLOW」の最大の特徴です。

ピロートップとは、簡単にいうとマットレスの上にクッションがくっついた仕様です。詰め物がたくさん入れられるため、ふんわりとした寝心地を作りやすく、高級マットレスにも採用されることが多いです。

ピロートップ仕様でふんわりとした寝心地

ピロートップ仕様でふんわりとした寝心地

HOLLOWは、綿とウレタンフォームをふんだんに使い、ふかっと包まれる寝心地に仕上げています。特に、体重が軽い人や横向き寝との相性が良いです。

もちろん、高級ブランドのピロートップモデルに比べると、使っている素材のグレードは低く、感触の物足りなさもあります。

それでも、HOLLOWが際立つのは、ボリューム感があるピロートップを、手が届きやすい価格に落とし込んだことです。2万円台で「雲のような寝心地」を選ぶなら、これです。

こんな人におすすめ
  • ふんわりソフトな寝心地が好き
  • 横向き寝中心
  • なるべく低価格で買いたい
こんな人には合わない
  • 硬めの寝心地が好き
  • しっかりしたサポート性が欲しい
  • 蒸れを感じにくい寝心地が良い
総合評価 3.77
ブランド エアリゾーム
サイズ シングル~クイーン
硬さ やわらかめ
価格
(Sサイズ)
22,530円

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【バランス重視のおすすめ】快眠タイムズマットレス 3.0

快眠タイムズ マットレス3.0

硬すぎず、やわらかすぎない寝心地が好きな人には、快眠タイムズマットレス 3.0がおすすめ。強い個性がないことが個性といったバランスタイプのマットレスです。

寝心地は多くの人に合いやすい「やや硬め」くらい。横向きでは肩が沈み、仰向きでは腰まわりを支える、グラデーションゾーニング構造です。寝姿勢が変わっても、大きな違和感が出にくいことが持ち味です。

高反発フォームと特殊ゾーニング(グラデーションゾーニング)

グラデーションゾーニング加工によって、幅広い寝姿勢に合いやすい

コイルマットレスのバネ感が苦手な人でも使いやすく、ウレタンらしい静かな寝心地。高反発フォームを使っているため、寝返りもしやすいです。

一方、高級マットレスのような豊かな寝心地を求める人には、インパクトに欠けるかもしれません。

この商品の強さは、弱点の少なさです。蒸れを逃がす加工、洗える抗菌防臭・防ダニカバー、100日トライアルまで過不足なくそろっています。派手ではない、地に足が付いたウレタンマットレスです。

こんな人におすすめ
  • いろいろな寝姿勢で寝る
  • コイルの感じが苦手
  • 扱いやすさも大事
  • トライアル(返品保証)も検討したい
こんな人には合わない
  • 高級マットレスのような豊かなクッション性が好き
総合評価 3.78
ブランド 快眠タイムズ
サイズ シングル~クイーン
硬さ やや硬め
価格
(Sサイズ)
55,000円 → クーポン「202611」で10%OFF(11/24まで)

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【お試し期間付きのおすすめ】コアラマットレス PLUS [2nd Gen]

コアラマットレス PLUS [2nd Gen]

コアラはトライアル付きマットレスを日本で広めたパイオニア的なブランド。その基準となるモデルがコアラマットレス PLUS [2nd Gen]です。

コアラの120日トライアルは、基本的に返品送料がかからないため、費用面のリスクを抑えながら、自宅で長期間試せることが魅力です。

コアラPLUSの構造

コアラPLUSの構造

周囲に振動が伝わりにくい「ゼロディスターバンス技術」による静かな寝心地。さらに、トッパーの表裏を入れ替えることで硬さを調節できます。

ただし、商品だけで比較すると割高に感じるかもしれません。トライアルまで含めて選ぶマットレスです。

コアラPLUSの強さは、購入後の失敗を減らす仕組みです。試せる。硬さを変えられる。合わなければ返品できる。オンライン購入でも、寝心地を運任せにしない。マットレス選びの不安に正面から答えた一枚と言えるでしょう。

こんな人におすすめ
  • 失敗したくない(長期トライアル付き)
  • 硬さをアレンジしたい
  • 二人で寝る
こんな人には合わない
  • しっかり硬めの寝心地が好き
  • 商品本体の品質対価格を最優先する
総合評価 3.65
ブランド コアラ®
サイズ シングル~キング
硬さ ふつう~やや硬め
価格
(Sサイズ)
99,900円 → ニュースレター新規登録で10%OFF

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【薄型・折りたたみのおすすめ】SOMRESTAマットレスPREMIUM

ソムレスタマットレス

SOMRESTAマットレスPREMIUMをひと言で表すなら、フルスペックの薄型マットレスです。

最大の特長は耐久性の高さ。24万回の圧縮テスト(JIS規格の3倍)でも復元率99.6%を叩き出す高密度ウレタンフォームを使用しています。

もう一つのポイントが「綿入りカバー」です。カバーが体をふっくら受け、その奥で芯材がしっかり支える。芯材とカバーが一体となり、薄型にありがちな一本調子の硬さを抑えています。

SOMRESTA中綿

SOMRESTA中綿

芯材(ウレタン)の仕様の良さに目が行きがちですが、カバーを含めたマットレス全体のバランスの良さこそ、SOMRESTAの強みです。

注意点は、シングルでも約9.6kgあることです。毎日押し入れへ上げ下ろしする人には重く、横向き寝が中心の人や、やわらかく包まれたい人にも合いにくいでしょう。

SOMRESTAが特別なのは、薄型に求めたい性能をほぼ一通り備えていることです。抗菌防臭・消臭・防ダニ、上下に分けて洗えるカバー、折りたたみも可能。「薄型だから妥協する」という常識を覆す一枚です。

こんな人におすすめ
  • 薄型タイプで探している
  • 硬めの寝心地が好き
  • 耐久性の高さが大事
こんな人には合わない
  • やわらかめの寝心地が好き
  • 高級マットレスのような奥行き感が欲しい
総合評価 3.86
ブランド SOMRESTA(ソムレスタ)
サイズ シングル~ワイドダブル
硬さ 硬め
価格
(Sサイズ)
49,900円

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【高級ブランドのおすすめ】日本ベッド「シルキーシフォン」

シルキーシフォン

高級ブランドというと、ふんわりふかふか、豪華絢爛といったイメージがあるかもしれませんが、シルキーシフォンは一味違います。

私の中では、華やかさと慎ましさが同居する「最高の日常使い」にぴったりなマットレス。

中身を見ると非常にシンプルです。そのため、日本ベッドの真骨頂であるシルキーポケットコイル(超高密度ポケットコイル)や、シフォンケーキのようにモチッとした詰め物の質感が素直に味わえるのです。

シルキーシフォンの構造

シルキーシフォンの構造(超高密度コイル×高密度ウレタン)

この組み合わせによって、しっかり(支え)・ふんわり(やさしさ)・もっちり(気持ちよさ)が良い塩梅でブレンドされ、しみじみと体が落ち着きます。

一方、価格は高めです。シングルで231,000円。安さを優先する人には向きませんが、シンプルながら卓越したバランス感が素晴らしいマットレスです。

こんな人におすすめ
  • とにかく寝心地の良さにこだわりたい
  • やわらかすぎない、上質な弾力感が好き
こんな人には合わない
  • やわらかめの寝心地が好き
  • できるだけ安く買いたい
総合評価 3.79
メーカー 日本ベッド
サイズ シングル~キング
硬さ ふつう
価格
(Sサイズ)
231,000円

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マットレス選びは「4つの順番」で絞り込む

マットレス選びは、以下の順番で考えることがコツです。

マットレスを絞り込む順番
  1. 自分に合う寝心地(硬さ・厚さ・反発性)
  2. マットレスの種類(コイルかノンコイルか)
  3. サイズ・予算(快適性、どこで買うか)
  4. 購入前のチェック事項(返品保証、重さ、捨てやすさなど)

この流れに沿って、考えていきましょう。

1. 自分に合う寝心地を考える

ここでは、硬さ、厚さ、反発性がポイントです。

硬さの選び方

マットレスの硬さ

硬さはマットレス選びで最も重要です。品質が良くても、硬さが合わなければ気持ちよく寝られません。

まずは、寝姿勢と体重から考えましょう。

合いやすい硬さ 条件
硬め 仰向き寝が多い、体重が重め、しっかり支えられる寝心地が好き
やわらかめ 横向き寝が多い、体重が軽め、ふわっと包まれる寝心地が好き

ただし、同じ「硬め」でも、商品によって感じ方は違います。表示だけでなく、寝心地の説明も確認しましょう。また、自分の好みにも大きく影響されます。

迷ったら、少し硬めがおすすめです。 硬い場合はトッパーなどで当たりをやわらげられますが、やわらかすぎるものを硬くするのは難しいからです。

→硬さ選びを詳しく知る

厚さの選び方

マットレスの厚さの選び方を徹底解説

厚さは、寝心地と扱いやすさのどちらを優先するかで考えます。

ベッドマットレス(厚さ20cm前後) 薄型マットレス(厚さ10cm前後)
ベッドマットレス(厚さ15cm以上) 薄型マットレス(厚さ14cm以下)
寝心地を重視した厚さ 扱いやすさを重視した厚さ

ベッドマットレス(厚型)はクッション層を作りやすく、ふんわり受け止め、その下で支えるような、奥行きのある寝心地を得やすいです。

一方、薄型マットレスは移動や収納に便利です。ただし、深く沈んで床を感じる「底付き」を防ぐため、基本的に硬めで、なめらかなクッション性は得にくいです。

毎日たたむ必要がなければ、私は寝心地を重視してベッドマットレス(厚型)から選びます。

→厚さ選びを詳しく知る

反発性の選び方

低反発と高反発

反発性とは、跳ね返す力のこと。体の動きやすさと、包まれる感触の好みで考えましょう。

 反発性 良いところ 気になるところ
高反発 押し返す力があり、体を動かしやすい 押し返しを圧力として感じる人もいる
低反発 じんわり体に沿い、圧力や揺れを感じにくい 蒸れや、体の動かしにくさを感じる場合がある

なお、高反発でも低反発でもない「一般的な反発性」のマットレスも多く存在します。

「高反発・低反発」と大きく打ち出している商品は、寝心地の方向性がハッキリしていて個性的です。動きやすさを求めるなら高反発、静かなフィット感を求めるなら低反発がおすすめです。

ただし、低反発は好みが分かれやすいので、迷った場合は、高反発か、一般的な反発性のマットレスを選ぶ方が無難です。

→反発性の違いを詳しく知る

2. マットレスの種類を知る

コイル・ノンコイルの違い

マットレスは種類によって、寝心地の特徴が大きく変わります。

先ほどの硬さ・厚さ・反発性は「自分に合う方向性」を考えることでしたが、次は逆に「マットレスの特徴の方向性」を理解するという感じです。

マットレスの代表的な3つの種類は以下のとおりです。

コイル ウレタン ファイバー
高密度連続スプリング® ウレタンフォーム ファイバー
ふわっと上下に動く弾力 体にモチッと沿う、静かな感触 張りのある弾力感、基本的に硬め

コイルは、体重を預けるとふわっと沈み、体を動かすと上下に反応するような感触です。ホテルのベッドを思い浮かべると、近いかもしれません。

ウレタンは、体に沿って静かに支える感触。ファイバーは、細い樹脂を絡めた素材で、押すと押し返すような張りがあります。

ただし、これは芯材の大まかな傾向です。表面の詰め物や構造で寝心地は変わります。

→コイルとノンコイルの違いを詳しく知る

コイルを検討するなら、次の違いも知っておくと役立ちます。

ポケットコイル ボンネルコイル 高密度連続スプリング®
ポケットコイル ボンネルコイル 高密度連続スプリング®
バネをひとつずつ袋に入れた構造。体のラインに沿いやすく、揺れが広がりにくい。 バネ同士をつなぎ、面で支える。しっかりした感触で、揺れが広がりやすい。 連続したバネで全体を支える。しっかりした支持感が特徴。

→コイルマットレスの違いを詳しく知る

私は寝心地を追求するなら、ポケットコイルから探すことが多いです。価格や硬さの選択肢も豊富で、咲夜レアル、バリューポケットコイル、夜香ハイグレード2、HOLLOW、シルキーシフォンが該当します。

ノンコイルなら、ファイバーよりもウレタンをおすすめすることが多いです。ファイバー単体の場合、寝心地が単調になりやすいうえ、価格が高いものが中心だからです。今回、ウレタンマットレスのおすすめとしては、快眠タイムズ3.0、コアラPLUS、SOMRESTAを挙げました。

3. サイズと予算

サイズが大きくなるほど価格も上がるため、サイズと予算は合わせて考えましょう。

サイズは「寝返りできる広さ」で選ぶ

サイズの大きさ

予算と部屋の広さが許すなら、大きめのサイズがおすすめ。目安はひとりでもセミダブル、二人ならクイーン以上です。

これは、寝返りが理由です。寝返りを打つ幅は、およそ肩幅の2.5〜3倍とされています。

よって、ゆったり寝たいなら一人でもセミダブル以上が理想です。

シングル セミダブル(おすすめ)
シングル セミダブル

二人用のイメージが強いダブルも幅は140cm。一人あたり70cmなので、窮屈に感じやすいです。できればクイーン(幅160cm)以上を検討してみてください。

ダブル クイーン(おすすめ)
ダブル クイーン

長さ(丈)にも注目です。通常丈は195cmですが、小柄な人や部屋を広く使いたい人はショート丈、背が高い人はロング丈も候補です。

→サイズ選びを詳しく知る

予算は「スタンダードモデル」を基準に決める

高級ブランドのショールーム

予算は、各ブランドのスタンダードモデルを基準に考えるのがおすすめです。源ベッドなら夜香ハイグレード2、nerucoならバリューポケットコイルが該当します。

予算※ 買うところ 狙いたいモデル
1〜3万円台 格安ブランド スタンダードモデル
4〜10万円 一般ブランド スタンダード~上位モデル
10〜20万円 一般ブランド 上位モデル
20万円以上 高級ブランド スタンダードモデル

※シングルサイズの場合。サイズが大きくなるほど価格は高くなります。

例えば予算10万円なら、高級ブランドの入門モデル(廉価モデル)にも手が届きます。ただ、私なら一般ブランドの上位モデルを選びます。 高級ブランドでも、入門モデルは仕様が簡素で、寝心地に物足りなさを感じることがあるからです。

私の予算の目安は、どんなに安くても1万2千円以上。特におすすめは4〜7万円前後です。このあたりは、寝心地と価格のバランスが良い商品を探しやすいと感じます。

逆に高級ブランドを狙うのであれば、20万円以上のスタンダードモデルに振り切る決断も必要だと思います。10〜20万円では、無理に高級ブランドを選ぶより、ブランド名にこだわらず、商品の中身で比べることをおすすめします。

→予算の考え方を詳しく知る

4. 購入前に確認したい「4つのこと」

①お試し期間のあり・なし

気に入らなかった時に安心の「返金・返品保証」

自分に合うか不安なら、お試し期間(返品保証)付きもおすすめです。ただし、私の感覚では、商品だけで比べると割高に感じることがあります。返品できるサービスまで含めて、価格に納得できるかがポイントです。

例えば、咲夜レアルは49,990円、コアラPLUSは99,900円。シングルの通常価格では、ほぼ2倍です。しかし私は、寝心地や作りにこの価格差が表れているとは感じません。

一方、咲夜レアルには長期トライアルがなく、合わなければ買い直しや処分に費用と手間がかかります。コアラは、その不安を減らす仕組みが強いです。

商品本体のコストパフォーマンスを優先するか、自宅で試せる安心感にお金を払うか。ここを考えて選びましょう。

②自分が持てる「重さ」か

軽いマットレス

マットレスは「思ったより重かった」となりがちです。掃除やローテーションのときに、自分で動かせるか、手伝ってもらえるかを考えましょう。

私の感覚では、25kg前後までなら一人でも運べますが、30kgを超えるとつらくなります。ただし、これは私個人の体感です。

二人で使うなら、大きな一枚ではなく、セミシングルやシングルを二枚並べる方法もあります。販売ページでは、必ず「買うサイズの重量」を確認してください。

ただし、軽ければよいわけでもありません。ウレタンマットレスの場合、軽さが低密度によるものなら、耐久性が気になります。重さだけで決めず、素材や密度も確認しましょう。

③捨てるときのことも考える

SOMRESTAトッパーの捨て方

重くて大きいマットレスを、部屋から出し、粗大ごみの指定場所まで運べるか。買う前に考えておきたいところです。

特に、圧縮梱包のマットレスは要注意。小さな箱で届いても、開封後に家庭で元の状態へ再圧縮することは、基本的にできません。 広げた大きさで、玄関や階段を通れるかも確認しましょう。

また、スプリング入りは収集しない自治体もあります。お住まいの自治体で、処分方法まで調べておくと安心です。

④買い替えなら「引き取りサービス」も確認

マットレスの梱包

買い替えでは、ショップの引き取りサービスも便利です。今回の8商品の対応状況をまとめました。

商品/購入先 引き取り 料金・主な条件
咲夜レアル/源ベッド本店 〇 9,900円/台。同時購入。原則、玄関まで自分で移動。
夜香ハイグレード2/源ベッド本店 〇 咲夜レアルと同じ。
バリューポケットコイル/neruco公式 〇 15,000円。関東1都6県・離島除く。単品マットレスと同時注文。
HOLLOW/エア・リゾーム公式 × -
快眠タイムズ3.0/快眠タイムズ公式 〇 18,700円~。サイズ・集荷先で価格は変動。
コアラPLUS/コアラ公式 〇 9,990円/回。地域限定。「配送+組み立て+引き取り」を選択。
SOMRESTA PREMIUM/SOMRESTA公式 × -
シルキーシフォン/日本ベッド公式 〇 11,000円/台。配送時に引き取り。事前連絡が必要

「引き取りあり」でも、部屋の中から運び出してくれるとは限りません。自分でどこまで運ぶ必要があるかも大事です。

条件は変更される可能性があるため、購入前に販売ページやメーカー公式サイトなどで確認してください。

まとめ

断面構造(マットレスの裁断)
迷ったら、まずは私の総合評価1位「咲夜レアル」を基準にしてみてください。そのうえで、気になる候補と次の違いを比べると、選びやすくなります。

比較しやすい候補 選び分けのポイント
咲夜レアル/夜香ハイグレード2 なめらかな寝心地なら咲夜、硬めの支持感なら夜香
バリューポケット/HOLLOW 安さと標準的な寝心地ならバリューポケット、ふんわり感ならHOLLOW
快眠タイムズ3.0/コアラPLUS バランスと価格なら快眠タイムズ、硬さ調節も欲しいならコアラ(両方ともウレタン)
ベッドマットレス/SOMRESTA 寝心地の奥行きなら厚型のベッドマットレス、折りたたみが必要ならSOMRESTA
咲夜レアル/シルキーシフォン 価格とのバランスか、高級ブランドの豊かな感触か

候補が決まったら、お試し期間や重さ、処分の方法まで確認しましょう。

私の評価が、すべての人に当てはまるとは思っていません。それでも、この8商品は自信を持っておすすめできるマットレスたちです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。