「BOX構造」を徹底解説
収納付きベッドを買うときのチェックポイントのひとつが引き出し構造の違いです。
収納付きベッドの引き出しは大きく「オープン構造」と「BOX構造」に分かれます。
オープン構造(分離型) | BOX構造(一体型) |
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引出しとフレームが分離 (低価格帯に多い) |
BOXの中に引き出しが入る構造 (高価格帯に多い) |
結論からいうと、「BOX構造」のベッドの方が使用感としてはおすすめです。
この記事ではBOX構造の特徴やメリット・デメリット、おすすめ商品をご紹介します。
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目次
BOX構造とは?
BOX構造とは、引き出しを箱(BOX)で受ける構造のことです。収納付きベッドの中では高価格帯の商品に採用されている傾向があります。
一方、低価格の収納ベッドはBOX構造ではなく、引き出しはオープン構造(箱なし)になっている傾向があります。
BOX構造のメリット

BOX構造の主なメリットは「ホコリが入りにくい」「収納容量が多い」「耐久性が高い」です。
1. ホコリが入りにくい
引出しをBOX(箱)で囲う構造なので、ホコリが入りにくいです。
また、BOX部分が完成品のことが多く、その場合は組立がかなり簡単です。商品によってはネジ8本くらいで組み立てられるベッドもあります。
2. 収納容量が多い
BOXタイプは引出し側にサイドフレームが必要ないため、収納スペースが多く取れることもメリットです。
一方、オープンタイプ(BOXなしの一般的な引き出し)は、サイドフレームが必要なので、その分収納スペースが少なくなります。
3. 耐久性が高い
BOX構造の引き出しは、それ自体で収納家具として使えるくらいしっかりしています。
安定感が高まるので、きしみやぐらつきの不安が少ないため、体重が重い人や、二人で寝る場合にもおすすめです。
BOX構造のデメリット
1. 重い
しっかり作られている分、重いです。また、一つ一つのパーツが大きい傾向があります。
2. 価格が高め
パーツが大きい(引き出し部分が完成品で届くこともある)ため、梱包が大きく、運送費と保管費がかかることにより、商品価格が高い傾向があります。
目安としては、BOX構造の収納付きベッドはシングルサイズで4万円以上します。(一方、BOX構造ではない収納付きベッドは1万円台で買える商品もあります。)
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【迷ったらコレ】BOX構造の引き出し収納ベッド おすすめ4つ
1. ネルコンシェルジュ neruco「引出し収納ベッド Lester」
低価格で選ぶならコレ
LED照明・棚・コンセント付きの充実したヘッドボードが特長の収納ベッド。ダブルサイズはヘッドボードにコンセントが2つ付きます。BOX構造なのに4万円台から買えるコストパフォーマンスが抜群の逸品です。
2. RASIK(ラシク)「棚付きスリムヘッドチェストベッド」
国産チェストベッドで最高レベルのコスパ
豊富な引出しと長物収納スペースがある大容量収納チェストベッド。荷物が多い人におすすめです。国内の老舗ベッド工場で製造され、細かなディテールまで丁寧に作られています。
国産×組立設置付きで6万円台から買えるチェストベッドは他にはなかなか見つかりません。さらに薄型タイプのヘッドボードには棚・コンセントが付き使い勝手も良好。チェストベッドで悩んでいる人はまずはこの商品をご検討いただきたいです。
3. BED STYLE「計算されたホワイト美 モダンライト・コンセント収納付きベッド」
機能性が高い収納ベッド
ホワイトカラーがモダンな印象を醸し出す収納ベッド。ウレタン塗装を施しているので光沢による高級感があります。ヘッドボードには棚・コンセント・照明に加え、側面にブックシェルフまで付いて機能性が抜群です。
4. BED STYLE「ウォルナット材を使った収納ベッド」
大きいサイズを探しているならコレ
BOX構造の引き出し部分にはフルスライドレールを採用。木材もウォールナットの突板を使用していてフルスペックの収納ベッドです。ダブルサイズ、クイーンサイズ、キングサイズの大きいサイズ展開が特徴。部屋に置いただけでホテルのような雰囲気になります。カップルや夫婦におすすめ。
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まとめ
引出し収納ベッドの「BOX構造」をご紹介しました。
収納付きベッドの引出しをBOX(箱)で囲う構造です。
「ホコリが入りにくい」「収納容量が多い」「耐久性が高い」といったメリットがあり、一方で、「価格が高め」「重量が重い」という点がデメリットです。
非常にしっかりした構造なので、ベッドは体を預ける家具ということを考えると積極的に検討しても良い仕様だと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。