快眠タイムズ「オアシスマットレス」の徹底解説(体験レビュー付き)

バランス感が抜群!失敗しにくいマットレス

この記事では快眠タイムズ(株式会社篠原化学)の「オアシスマットレス」についてご紹介します。

なお、今回はメーカーさんから体験レビュー用に商品をご提供いただきましたが、PR(宣伝)を目的とした記事ではありません。

実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ご参考いただけますと幸いです。

当サイトでは体験レビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を撮影・体験しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。

この記事を書いた人

管理人椚大輔(株式会社悠デザイン代表)。ベッドメーカーに7年ほど勤めた後、当サイトを運営。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューした商品は100を超える。ベッド・マットレスの専門家としてビジネス誌「プレジデント」や「gooランキング(NTTグループ)」などの記事監修・情報提供も行う。

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オアシスマットレスとは?

オアシスマットレス

オアシスマットレスは寝具ブランド「快眠タイムズ」のオリジナルマットレスです。

快眠タイムズ

快眠タイムズを運営しているのは株式会社篠原化学という愛知県にある寝具メーカーです。

篠原化学は「品質の高い寝具を購入しやすい価格で提供する」という理念を掲げ、輸入寝具を中心に展開。そして、単純に海外から商品を輸入するだけでなく日本人にあった機能を施したオーダーをして輸入している点が特徴です。つまり特注品のため、基本的に篠原化学のみのオリジナル商品です。

篠原化学ではこうした海外ブランドの特注寝具を複数取り扱っていますが、今回ご紹介する「快眠タイムズ」は、完全に自社オリジナルブランドという位置づけです。

海外ブランド(一部)自社ブランド
  • セルプール
  • フォスフレイク
  • 快眠タイムズ(今回の商品)
  • エコラテ
  • PILOX’ S

この記事では自社オリジナルブランドの快眠タイムズ「オアシスマットレス」をご紹介します。

オアシスマットレスの基本情報

オアシスマットレスのサイズや価格等の情報は以下の通りです。

オアシスマットレス

サイズシングル~クイーン
クッション材ウレタンフォーム
価格(Sサイズ)42,000円

快眠タイムズ公式で見る

【まず結論】オアシスマットレスの評価は?

オアシスマットレス

当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。

  • 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
  • 寝返りのしやすさは?
  • 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
  • クッション材の品質はどうか?
  • 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
  • 底付きや圧迫感がないか?
  • 価格相応の寝心地と言えるか?(総合評価)

体験を通じ本商品を以下のように評価させていただきました。

▼ オアシスマットレスの評価
総合評価3.68
仰向き寝4.0
横向き寝4.0
端の沈み込み3.5
通気性4.0
寝返り4.0
底付のなさ4.0
素材の品質3.0
耐久性3.5
衛生面3.0
取り扱い安さ3.5
価格3.34

※目安は「3.50」以上が高評価です。

>>>点数の付け方について

大きなマイナス点がなく、全体的な高評価。まさにバランス感が優れたマットレスと言えます。

以下より、オアシスマットレスの特徴をご紹介します。

オアシスマットレスの特徴

通気性・寝心地を高める「3層超通気構造」

オアシスマットレスの3層超通気構造ウレタンフォーム

オアシスマットレスのクッション材は「ウレタンフォーム」を使っていて、感触が異なる3つの層を重ねた多層構造タイプのウレタンマットレスとなっています。

層※上から特徴
1層(ふんわり)体当たりをやさしくサポート
2層(もちもち)沈み込んだときにグッと押し返す
3層(しっかり)寝姿勢を安定させる

こうした多層構造は寝心地が良いマットレスを作りやすいです。

その理由は、良質な寝心地を実現するために必要な「ふんわりと荷重を受け止めつつ、寝姿勢をしっかり支える」という柔・硬の相反する要求にこたえやすいからです。

さらにドット状(1層・2層)とスリット状(3層)の通気孔がある「超通気構造」がポイント。ウレタンマットレスでありがちな蒸れやすさを改善した爽やかな寝心地が得られます。

通気孔
通気孔

特に暑がりな人や汗をかきやすい人にもおすすめです。

さらに3層目(最下層)の空洞は、場所によって硬さが変わる「ゾーニング仕様」です。

オアシスマットレスのゾーニング
オアシスマットレスのゾーニング

スリット(空洞)が密集されてる肩あたりはやや柔らかく、スリットの間隔が広い腰・臀部あたりはやや硬めに設計されています。

特に横向きの寝姿勢においては、肩部分が深く沈み込む必要があるので、このようにゾーニングされたマットレスでは圧迫感が少なく、寝姿勢も整い、寝返りがしやすくなるというメリットが生まれます。

横向き寝
肩部分が深く沈み込むことで圧迫感が少なく、寝姿勢が整う

羊毛入りの「呼吸する生地」

生地(テンセルファイバー)

オアシスマットレスのカバー表面はテンセル™ファイバーを100%使用。

テンセルは植物(ユーカリ)から作られる天然素材由来の再生繊維のことで、吸湿・速乾性に優れていてムレにくくなめらかな質感が特長です。

カバー内の詰め物には羊毛を使用。(羊毛50%・ポリエステル50%)

詰め物の羊毛・ポリエステル

羊毛は独特のちぢれ(クリンプ)によって、優れた保温性や吸湿・放湿性、弾力性があることが特長。

さらに、羊毛は外部の湿度に応じて水分量を調整する性能(調湿性)があり、汗をかいたときのベトツキ感が少なく、しかも冷たさを感じさせません。

要するに羊毛とは夏は涼しく、冬は暖かいという優れた素材なのです。

管理人管理人

詰め物に羊毛が使われているマットレスとしては高級メーカー「日本ベッド」のシルキーポケット(約17万円~)などが有名。

オアシスマットレスのような低価格帯のウレタンマットレスではなかなか採用されない仕様です。

環境にやさしい

オアシスマットレス

オアシスマットレスは「快適な寝心地」と「環境保全」という2つのテーマで作られてています。

「快適な寝心地」とは、上でご紹介した特殊3層構造のウレタンフォームやカバーによるものですが、「環境保全」という点において、以下のようなこだわりをもって作られていることも特徴です。

オアシスマットレスのこだわり
  • 計画植林されたユーカリ(生地)
  • オーストラリア産の天然メリノウールと再生ポリエステル(詰め物)
  • 再生鉄(ファスナー)
    再製鉄を使用したファスナー
    再製鉄を使用したファスナー

    なお、製造元の篠原化学は、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとして、エコテックス(有害物質が製品に含まれない等)、グローバルリサイクルスタンダード(環境保護と持続可能な生産体制)の認証を受けています。

    3週間の返品無料トライアル付き

    オアシスマットレスの寝心地

    篠原化学公式ストアでの購入において、3週間のトライアルプログラムが利用可能です。

    マットレスは体に合う合わないが出やすいため、無料でお試しできるのはかなりうれしい特典です。

    実は、ショールームなどで試し寝をしても「実際の睡眠環境では合わなかった」ということは結構あります。

    篠原化学のトライアル期間は3週間。これくらいの期間じっくり試すことができれば自分に合う・合わないが判断できるでしょう。

    なお、マットレスは今まで使ってきた寝具の慣れの問題もあり、使い始めは違和感を感じるものです。寝心地が悪く感じても最低1週間ほどは使い続けることをおすすめします。

    【体験レビュー】オアシスマットレスを実際に試してみた

    オアシスマットレス

    管理人管理人

    実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。

    開梱・設置

    こちらはシングルです。

    梱包状態(サイズ)

    段ボールの中にさらに箱がある「マトリョーシカ」的な丁寧な梱包です。

    段ボールの開封

    段ボールを開けたらすぐにマットレスという商品も多い中、こうして2重の梱包されていることによって、配送時の衝撃や傷から保護されるので、安心感があります。

    パッケージの開封

    マットレスを開封していきます。まず、段ボールからマットレス本体を取り出します。

    パッケージからマットレスを出す

    段ボールを逆さにして持ち上げると簡単に取り出せます。

    続いて、マットレスの外側のビニール袋をハサミで切ります。このとき、マットレス本体をハサミで傷つけないようにご注意ください。

    ビニールを切る

    ハサミでビニール袋に切り目を入れて、手で割いていくと安心して進められます。

    ビニールを手で割いていく

    外側のビニールを取るとロール状に包まれていたマットレスがクルクルと解かれていきます。

    ロール状に圧縮されたマットレスが膨らんでいく

    内側のビニール袋を切ります。

    内側のビニールを切る

    内側のビニールに切り込みを入れるとマットレスが膨張します。

    マットレスが膨張する

    マットレスを取り出します。

    マットレスをビニールから取り出す

    シングルサイズで15.5kgという比較的軽いタイプなので、ストレスなく持ち上げられます。

    表面を上にして、下のビニールを取ります。

    ビニールを取る

    あっという間に開封完了。

    開封完了

    ハサミを入れてから2分程度で完了。簡単です。

    開封の様子を詳しく知りたい方は以下の動画(4倍速)をご参考ください。

    外観

    オアシスマットレスの外観

    開封直後からでも使えるほど、しっかりとした復元性があります。

    下のアニメーションは開封直後と1日経過後の復元具合ですが、ほとんんど変化はありません。

    開封直後と1日経過
    開封直後と1日経過

    続いてマットレスの厚さをチェックします。

    オアシスマットレスの厚さ

    公表値どおり20cmの厚みが確認できました。

    厚さの計測

    カバー表面はテンセル100%の「しっとり・モッチリ」とした触り心地で、気持ち良いです。

    カバーの触り心地

    やわらかく伸縮性がある生地のため、体へのフィット感が優れます。

    カバーの伸縮性

    側面(マチ部分)はポリエステル100%の「サラッ」としたさわり心地です。

    側面(マチ)の触り心地

    裏側もポリエステル100%です。

    オアシスマットレスの裏面

    側面よりも、薄手の滑らかな質感の生地です。

    裏面(ポリエステル)の触り心地

    カバーはファスナーで取り外し可能です。

    ファスナー

    続いて、内部構造をチェックするために、カバーを外していきます。

    カバーの着脱

    カバーは上下で分かれます。

    カバーとウレタンフォーム

    こちらが芯材のウレタンフォーム。

    ウレタンフォーム

    メッシュ生地で覆われています。

    メッシュ生地

    このメッシュ生地はウレタンフォームの保護と、カバーの着脱をなめらかにしてくれる役割があります。

    ウレタンフォームの様子を詳しく見るために、メッシュ生地をハサミで切ります。

    メッシュ生地の裁断

    3層構造のウレタンフォームがよく見えます。

    中身のウレタンフォーム(アップ)

    全体に歪みがないかチェックします。

    4隅の角部分は歪みが確認できました。

    ウレタンフォームの端(角)

    全体的に緩やかな歪みがあり、すごく美しい形状というわけではありませんが、使用感としては特に違和感を感じないレベルで、価格帯を考えれば、むしろ良い復元性とも言えます。

    ウレタンフォームの歪み

    オアシスマットレスは3つ異なるウレタンフォームを積層した構造ですが、特に通気性が優れた作りになっています。

    ウレタンフォーム

    体に最も近い1層目と2層目にドット状の空洞が設けられ、最下層の3層目にあるスリットによって通気されるという仕組みです。

    ウレタンフォームの通気構造

    実際に寝てみても、ウレタンマットレスにありがちな蒸れやすさというものは感じず、快適でした。よく考えられた構造だと思います。

    続いて、カバーの内部(詰め物)を確認します。

    カバーの裁断

    カバー内部には、羊毛とポリエステルが混合された詰め物が施されています。

    詰め物

    羊毛は調湿性が優れた優秀な天然繊維です。

    羊毛とポリエステル

    ユーカリ由来のなめらかな肌触りのテンセル生地と、羊毛の詰め物による調湿機能によって「癒し」が実現されることが、このマットレスを「オアシス」と名付けられた理由のようです。

    反発性のチェック

    寝返り

    ウレタンマットレスでは、反発性の違いによって「低反発マットレス」「高反発マットレス」などと呼んだりします。

    オアシスマットレスは、両方の特性(低反発・高反発)をうまくミックスされた寝心地となっています。

    それぞれの特徴は以下の通りです。

    低反発高反発
    画像低反発フォーム高反発フォーム
    特徴衝撃吸収性が優れ、静かな寝心地が実現できる体の動きに対する反発力があり、寝返りをサポートする

    なお、反発性とは「押し返す力」のことで、反発弾性率によって以下の通りに分類されます。

    反発弾性率ウレタン分類
    15%未満低反発ウレタン
    15~49%一般ウレタン
    50%以上高弾性(高反発)ウレタン
    反発弾性率とは?

    素材が持つ反発性を測る数値。反発弾性率を調べる方法として、JISが定めるテスト方法(JIS K 6400-3)があり、簡単に言うと「高さ50cmから鉄球を落として、反発した高さと割ったのが反発弾性率」ということです。

    オアシスマットレスの反発弾性率は?

    ウレタンフォーム断面

    オアシスマットレスは3層構造で、それぞれの層は反発性が異なるウレタンフォームを使っています。公表値は以下の通りです。

    層(色)反発弾性率分類
    1層目(青)12%低反発ウレタン
    2層目(白)60%高弾性(高反発)ウレタン
    3層目(グレー)45%一般ウレタン

    つまり、体に近い場所はふんわりとした感触(1層目の低反発ウレタン)で、沈み込んだらグッと押し返す(2層目の高弾性ウレタン)という構造です。

    特に1層目と2・3層目では戻り方(反発性)が明らかに違うことがわかると思います。

    下の動画は再生スピードを1/4に落としたスローモーションです。

    寝姿勢における体の沈み込みは第2層まで到達するので、寝返りなどを行う際には、まずはしっかりとした反発力が感じられ、最終的に第1層によってなめらかにサポートされるという理想的な構造です。これは素晴らしいと思いました。

    寝姿勢における1層目と2層目
    1層目(低反発)と2層目(高反発)のバランスが絶妙

    【詳細解説】オアシスマットレスの評価について

    オアシスマットレス

    この記事の冒頭で星付けして評価させていただいた以下のポイントをここでは詳しくご紹介します。

    ▼ オアシスマットレスの評価
    総合評価3.68
    仰向き寝4.0
    横向き寝4.0
    端の沈み込み3.5
    通気性4.0
    寝返り4.0
    底付のなさ4.0
    素材の品質3.0
    耐久性3.5
    衛生面3.0
    取り扱い安さ3.5
    価格3.34

    ※目安は「3.50」以上が高評価です。

    使用感のイメージは以下の動画をご参考ください。(音は出ません)

    それでは以下より主な評価項目をレビューさせていただきます。

    1. 仰向き寝は?

    仰向き寝

    ココをチェック

    仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。また、寝返りに力が必要なので、寝返りサポート性も大切です。

    なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。

    評価は「星4.0」。

    1層目の低反発フォームによって、体圧分散性が高く、心地よいフィット感が得られる寝心地です。

    ゾーニングによって腰・臀部がしっかりと支えられることによって、体当たりはやわらかながら沈み込み過ぎず、寝姿勢が整います。

    仰向き寝(ウレタンフォーム)
    仰向き寝では豊かな体圧分散性を感じられる

    また、通気性も優れているので蒸れは感じず、総合して満足できる寝心地と言えます。

    2. 横向き寝は?

    横向き寝

    ココをチェック

    横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。

    つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような寝姿勢保持性能もポイントです。

    評価は「星4.0」。

    低反発フォーム+ゾーニングという仕様は横向き寝で大きなメリットを感じられます。

    まず、集中した大きな荷重を感じやすい肩部分において、低反発フォームがやさしく圧力を分散し、さらに肩部分が深く沈み込めるようなゾーニングの仕様のため寝姿勢が整い、ストレスない寝心地が実現されています。

    横向き寝でもバッチリ
    肩部分がしっかり沈み込むことによって寝姿勢が整う

    とはいえ、ふんわりふかふかタイプのマットレスではないので、横向き寝に最適かと言われればそうではありません。

    しかし、仰向き・横向きのどちらにおいても高いレベルで寝心地が良く、このバランスが取れているのは素晴らしいと思いました。

    3. 寝返りのしやすさは?

    寝返り

    ココをチェック

    クッション材や詰め物で使われている反発性によって、体の動きやすさが変わってきます。少ない力で寝返りを打てた方がストレスは感じにくいですが、寝返りがしやすい=良い寝心地とは限りません。

    寝返りの大変さにストレスを感じている人は高反発タイプなどの寝返りしやすいマットレスが良いですが、寝返りが多すぎることで中途覚醒が多い人は、逆に寝返りの回数を抑えるような低反発タイプを選ぶと良いでしょう。

    評価は「星4.0」。

    第2層目の反発弾性率は60%という高弾性(高反発)フォームのため、寝返りはかなりスムーズです。

    ただし、表層は低反発フォームのため、高反発フォーム100%でできたマットレスに比べると寝返りサポート性は劣ります。

    しかし、低反発+高反発がミックスされた素材ゆえのなめらかな寝返りという点がオアシスマットレスの魅力です。

    寝返りは回転時に体に少なからず衝撃を受けますが、その衝撃を低反発フォームがしっかりと受け止めてくれるのです。

    結果的にストレスなく快適な寝返りが実現されています。

    4. 端の沈み込みは?

    端の沈み込み

    ココをチェック

    一般的にマットレスの端部分はそれ以上荷重を分散できないので落ち込みやすいです。端部分の落ち込みが少ないマットレスは全面を目いっぱいに使えるので、それだけで使用感が良いものになります。

    なお、高級モデルなどでは落ち込みを解消するように端部分にワイヤーを入れたり、コイルを硬めにしたりすることもあります。

    評価は「星3.5」。

    マットレス外周を特に強化したような仕様ではないので、座るなどの荷重が集中する姿勢では、深く沈み込みます。

    しかし、寝姿勢においては端ギリギリでも沈み込み過ぎず、安定感がありました。

    端ギリギリの寝心地
    端ギリギリでも安定感がある

    5. 通気性は?

    通気構造

    ココをチェック

    睡眠中は汗や体温を放出するので、蒸れやすいマットレスはストレスを感じることも。メッシュ生地や、側面から排気できる構造など、通気性に工夫があるかどうかをチェックします。

    評価は「星4.0」。

    芯材のウレタンフォームはもともと通気性があまり良くないため、蒸れやすい素材と言えます。

    しかし、オアシスマットレスは通気性に優れた3層構造を採用し、睡眠中の湿気を外に逃がしやすい工夫された仕様となっています。

    オアシスマットレスの通気・排気構造
    1・2層目はドット状で通気し、3層目のスリットで排気(画像は1層目を剥がしていますが、本来は接着剤でくっついています)

    実際に寝てみた感想としても、蒸れや暑さに大きなストレスはありませんでした。

    6. 耐久性は?

    耐久性

    ココをチェック

    密度や耐久試験(復元率)をベースにチェックします。また両面仕様で表裏のローテーションが可能な商品は加点します。一方、詰め物が多い商品は減点します(詰め物で多く使われてる綿やウレタンフォームはクッション材よりも早くヘタリやすいため)。

    評価は「星3.5」。

    ウレタンマットレスの耐久性を知るには「密度」と「復元率」という情報が必要です。

    オアシスマットレスの密度と復元率は以下の通りです。

    密度復元率
    45D(1・2層目)
    32D(3層目)
    99%

    芯材のウレタンフォームの密度・復元率が高くなればなるほど耐久性は高くなります。(密度・復元率についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています)

    オアシスマットレスの密度は1・2層目が45D、3層目は32Dです。これは約7年間ほどの使用に耐えられるスペックです。

    復元率は99%。これはかなり高めの数値です。しかも「JISによってきちんと測定している」とのことなので安心感をもって使い続けられます。(本来JISで計測しなければいけないところ、自社テストのみで復元率を出しているメーカーもあります)

    7. 素材の品質は?

    ウレタンフォームの角

    ココをチェック

    ウレタンフォームの品質の良し悪しは、「形成のきれいさ」にも現れます。

    歪みが大きいと(素材が持つ本来の性能が発揮されにくいという点で)寝心地やヘタリにも影響があるので、歪みがなく、ピシッときれいな形状が望ましいです。

    評価は「星3.0」。

    残念ながら、角や側面に若干の歪みが確認できました。

    ヘッド・フット面サイド面
    ヘッド・フット面から見たウレタンフォームサイド面から見たウレタンフォーム

    とはいえ、寝ていて感じるほどではありませんし、4万円台から買えるマットレスとしては、きれいな形状だと思います。

    例えば、似た構造の3層ウレタンマットレスの「LIMNE」という商品においては、7万円以上の価格帯にも関わらずオアシスマットレスよりも復元率・密度も劣り、結果的に形状に大きな歪みが確認できました。

    3層ウレタンマットレス「LIMNE」
    3層ウレタンマットレス「LIMNE」(7万円以上)

    8. 衛生面は?

    カバーとウレタンフォーム

    ココをチェック

    抗菌防臭や防ダニなどの加工の有無やそのレベルなど、衛生面に工夫があるかどうかをチェックします。

    評価は「星3.0」。

    マットレスに施されることが多い抗菌・防カビ・防ダニ等の衛生加工は本商品には施されていません。

    しかし、カバーが洗えるのはメリットと言えます。

    参考までにオアシスマットレスの取扱い表示は以下の通りです。

    取り扱い表示
    取り扱い表示

    9. 価格は?

    オアシスマットレス

    ココをチェック

    絶対的な価格と、マットレス市場の全体的な相場からチェックします。価格に応じた寝心地が実現されているかも大切なポイントで、総合評価へつながります。

    評価は「星3.34」。

    シングルサイズで42,000円という価格は、マットレス市場全体から考えると「ふつうレベル」の価格帯です。

    とはいえ、3層構造のウレタンマットレスの中(コアラマットレスやエマ・マットレス等)で比較するとかなり安めの価格設定と言え、寝心地・仕様も含めると総合的なコストパフォーマンスはかなり良いと思います。

    口コミ・評判のまとめ

    オアシスマットレス

    オアシスマットレスの口コミをまとめると以下のような意見が多かったです。

    良い口コミ悪い口コミ
    • 低反発と高反発の良いとこどり
    • 硬すぎず柔らかすぎず
    • 沈み込み過ぎない
    • 柔らかすぎる・硬すぎる
    • 縫製が少し粗い

    口コミに関する解説

    公式サイトにおける口コミ全体は5点満点で約4.5の高評価です。

    低反発と高反発フォームを組み合わせた寝心地に対する絶妙なバランス感の良さに対する高評価が多く見られ得ました。

    当サイトでも実際に試してみたところ、寝た瞬間は「柔らかすぎるかな?」と少し不安になりましたが、沈み込むとしっかりと支えられ安心感をもって眠ることができました。

    さらに高い反発性(反発弾性率60%)の2層目のウレタンフォームによって、寝返りのしやすさは抜群です。

    一方、少数ながら「柔らかすぎる」「硬すぎる」といった自分の理想とする寝心地に合わなかった人もいらっしゃいました。マットレスは合う合わないが出やすいものなので、こうしたネガティブ評価があるのは仕方ないと思います。

    快眠タイムズ公式では3週間の返品無料トライアルも設けているので、気軽に試せる点もメリットです。

    なお、「縫製の粗さ」について言及されている方もいらっしゃいましたが、当サイトで検証した実物では特に感じませんでした。

    >>>公式サイトで口コミを見る

    似ている商品との比較

    オアシスマットレスと同様の「多層構造のウレタンマットレス」でなるべく近い仕様の商品と比較します。

    商品(メーカー)①オアシスマットレス②エマ・マットレス③コアラマットレス
    画像オアシスマットレスエマ・マットレスNEWコアラマットレス
    厚さ20cm25cm23cm
    硬さやや柔らかめ
    40N(1層目)
    60N(2層目)
    160N(3層目)
    ふつう
    70N(1層目)
    150N(2層目)
    120N(3層目)
    ふつう・硬め
    (調節可能)
    80N/100N(上層)
    160N(下層)
    反発弾性率12%(1層目)
    60%(2層目)
    45%(3層目)
    約60%
    (当サイト調べ)
    37%
    重量約15.5kg約21kg約19.5kg
    密度45D(1-2層目)
    32D(3層目)
    43D
    (推定)
    50D(上層)
    30D(下層)
    復元率99%96%非公表
    サイズS~QS~KS~Q
    保証期間5年10年
    返品保証3週間100日120日
    価格
    (Sサイズ)
    42,000円50,000円82,000円
    リンク商品リンク商品リンク商品リンク

    ②はドイツ発のマットレス「エマ・マットレス」です。世界中で200万人以上が愛用し、各国のアワード(表彰)を数々獲得しています。空洞がある3層構造のウレタンフォームにより、高い反発性と豊かなクッション性がある寝心地が特長。

    エマ・マットレスの3層ウレタンフォーム
    エマ・マットレスの3層ウレタンフォーム

    特殊なゾーニング構造は横向き寝にも最適です。また、無料お試し期間の条件がシンプルなので、最も気軽に試せる点が魅力。

    ③はオーストラリア発のマットレス「コアラマットレス」です。上層フォームの表裏の硬さが異なり、ひっくり返すことで硬さ調節ができる珍しい仕様が特徴。

    コアラマットレスの多層構造
    コアラマットレスの多層構造

    復元率が非公開で、下層フォームの品質があまり良くないため、高価格のわりに耐久性に不安が残りますが、SNSやメディアでも話題で評判が良い商品です。

    オアシスマットレスのメリットとデメリット(比較)

    オアシスマットレスエマ・マットレスコアラマットレス
    オアシスマットレスエマ・マットレスコアラマットレス

    上記の2商品(エマ・マットレス、コアラマットレス)はメディアでも取り上げられることが多いマットレスですが、オアシスマットレスは耐久性の指標である「復元率」や「密度」において、引けを取らず(むしろ勝っている)、さらに価格が安いので品質×価格のコストパフォーマンスは最も優れていると言えるでしょう。

    ただし、他の2商品よりもお試し期間が短く、返品の条件も厳しめです。特にエマ・マットレスにおいては返品時の送料負担がないという大きなメリットもあるので、マットレス選びに不安がある人にはおすすめです。

    お試しプログラムの比較

    商品オアシスマットレスエマ・マットレスコアラマットレス
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    オアシスマットレスの振動の伝わりにくさは?

    特にウレタンマットレスでは、振動の伝わりにくさをアピールしている商品(コアラマットレスやテンピュール®、昭和西川のムアツふとん…etc)が多いですが、オアシスマットレスはどうでしょうか?

    ウレタンマットレスは揺れにくい

    結論から言うと、オアシスマットレスは揺れにくい(振動が伝わりづらい)です。なぜならウレタンマットレスだからです。

    「振動の伝わりづらさ」をセールスポイントにしているウレタンマットレスメーカー様にとっては、あまり触れて欲しくないポイントなのですが、実はウレタンフォーム自体が衝撃吸収性が高い素材なので、ウレタンマットレス全般の特徴として、振動が伝わりづらいのです。

    例えば、コアラマットレスではワインチャレンジ(マットレスにワイングラスを置いて近くで飛び跳ねても倒れない)というパフォーマンスで衝撃吸収性の高さをアピールし、TVなどの各メディアで話題になりました。

    しかし、実際、当サイトではいくつものウレタンマットレスをレビューしていますが、基本的に皆似たようなの衝撃吸収性を確認できています。

    念のため、コアラマットレスとオアシスマットレス(本商品)における簡単に衝撃吸収性を比較しましたので、詳しくは以下動画をご参考ください。

    特に低反発フォームは揺れにくい

    とはいえ、すべてのウレタンマットレスが同じ衝撃吸収性を持っているかと言えばそうではなく、硬さ・密度・積層構造などによってその性能は変わってきます。

    その中でも、特に高密度な低反発フォームを使用しているマットレスは衝撃吸収性が高い傾向があります。

    低反発フォーム
    低反発フォーム(他商品)

    低反発は英語で「メモリーフォーム」と言い、衝撃吸収性が高い素材という意味です。

    なお、メモリーフォーム(低反発)はテンピュール®が1970年にNASAのロケット打ち上げ時に宇宙飛行士にかかる重力を緩和するために作った素材が起源とされ、その素材をマットレスに流用したのが低反発マットレスの始まりと言われています。

    ※左:一般的な低反発素材、真ん中:テンピュール®、右:ファイバー素材(高反発素材)

    要するに衝撃吸収性が高い素材は、周りに衝撃を伝えづらく、結果的に振動が伝わりづらいのです。

    オアシスマットレスの1層目は、高密度(45D)の低反発フォーム(反発弾性率12%)のため、かなり衝撃吸収性は高く、実際の寝心地もとても静かで、二人で同じマットレスに寝たい人にもおすすめできる使用感でした。

    オアシスマットレスはどこで買うのがお得?

    オアシスマットレス(公式画像)

    オアシスマットレスは快眠タイムズの公式サイトのみ購入が可能です。

    Amazonや楽天などの大型モールに出店しないことで、なるべく低価格に抑えようという意図があるのだと思います(モールへ出店すると利用料などが発生するため)。

    よく知らないサイトでお買い物するのは少し抵抗がある人もいるかもしれませんが、快眠タイムズはサービスに関しても高評価のコメントが寄せられていて、さらに運営しているのが日本企業(株式会社篠原化学)のため、安心感があります。

    快眠タイムズ(公式)

    まとめ

    オアシスマットレス

    いかかがでしたでしょうか。

    快眠タイムズの「オアシスマットレス」をご紹介させていただきました。

    3層構造で作られた特殊ウレタンフォームは、体当たりはやわらか(1層)で、沈み込んだらグッと押し返し(2層)、整った寝姿勢をしっかりと受けて止めてくれる(3層)という理想的な寝心地を提供してくれました。

    多層構造(特に3層)のウレタンマットレスは他メーカーからも販売されていますが、使っている素材の品質(密度・復元率)や、反発性(低反発・一般・高反発)、厚みなどの仕様はバラバラです。

    その中でもオアシスマットレスは寝姿勢における沈み込みの深さから、体当たりの良さ、寝返りのしやすさなど、綿密に計算されていて、まさに「寝具のプロが作り上げたマットレス」と言える素晴らしい出来栄えです。

    この寝心地が4万円台から買えるのは大満足と言えるでしょう。

    特に以下のような人にオアシスマットレスはおすすめです。

    こんな人におすすめ

    • ふんわりとした寝心地が好き
    • 寝返りを楽に打ちたい
    • 蒸れやすい・汗っかき
    • 失敗したくない(お試し期間付き)

    最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

    公式サイトで見る