この記事では、長さが短い「ショート丈マットレス」の選び方とおすすめ商品をご紹介します。ぜひご参考にしてくださいね。
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目次
ショート丈とは?

ショート丈とは長さが180cmのマットレスのサイズのことです。
標準の長さが195cmなので、ショート丈マットレスは15cmほど短い長さということになります。
ショート丈マットレスのメリットとデメリットは?
ショート丈のメリット・デメリットをまとめると以下のとおりです。
ショート丈のメリット |
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ショート丈のデメリット |
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以上のとおり、ショート丈は基本的にデメリットの方が目立つので、コンパクトさを求める人(かつ、身長が160cm以下の人)以外は、通常丈のマットレスを選ぶのがおすすめです。
メリット・デメリットの詳しい解説は、ショート丈ベッドフレームの選び方でまとめているので、ご興味があったらご参考にしてください。
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失敗しにくいショート丈マットレスの選び方
1. 「マットレスの選びの基本」を押さえる
マットレス選びは、硬さや耐久性、芯材の種類など、いろいろな要素が含まれます。

「マットレスの選びの基本」についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
流し読みでも構わないので一度目を通していただくことで、失敗する可能性が低くなると思いますよ。
2. 「ポケットコイル」が中心
ショート丈は商品数が少なく、基本的にポケットコイルマットレスの中から選ぶことが多くなるでしょう。

よって、特にポケットコイルマットレスの特徴や選び方を理解しておくのがおすすめです。
3. スリムな体型の人なら「セミシングル」もあり
シングルサイズより横幅が狭いのが「セミシングルサイズ」です。
セミシングルの横幅はおよそ80cm。シングルサイズの横幅が97cm前後なので、セミシングルサイズは約20cmも幅が狭いことになります。

横幅もコンパクトにすることで、有効活用できる部屋の面積が広がるので、スリムな体型や、睡眠中の体の動きが少ない人にはおすすめです。
ただし、寝返りに必要な幅は肩幅(平均40cm)の2.5~3倍と言われているので、寝返りが多い方には不向きな場合があります。
4. 「セット購入」は失敗が少ない
ベッドフレームとの相性も大切なので、失敗したくない人は、ベッドフレームにセットできるマットレスを選ぶのが無難です。

特にショート丈の幅はメーカーや商品によって異なることがあるので、単品購入をされる場合は、必ずフレームとマットレスそれぞれの寸法を確認しましょう。
ショート丈のベッドフレームはこちらショート丈ベッドフレームのおすすめと注意点を徹底解説
5. 本当にショート丈が必要かを考える
通常丈とショート丈の差は約15cmです。15cmといえば千円札の横幅と同じくらいの長さです。
この差を大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれですが、もしお部屋に余裕がある場合は、改めて通常丈(195cm)もご検討いただくのが良いと思います。
なぜなら、通常丈のマットレスの方がはるかに選択肢が豊富になります(ベッドフレームの選択肢も増えます)し、例えば、お試し期間付きのマットレスも選べるようになります。

また、睡眠中は体が動くものなので、なるべく余裕をもったサイズ感の方が快適に寝られるでしょう。
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【厳選】おすすめのショート丈マットレス 2個

たくさんのマットレスを試してきましたが、ショート丈の取扱いがあり、コストパフォーマンスが優れていると思える商品は以下の2つだけでした。
候補は少ないですが、厳選したマットレスなので、ご参考になれば幸いです。
1. neruco「バリューポケットコイルマットレス」
1万円台とは思えない豊かなクッション性
ベッド専門店「ネルコンシェルジュ neruco」のふんわりとした寝心地が特徴のポケットコイルマットレスです。側面はメッシュ仕様なので通気性も高いです。
このクッション性の豊かさで「シングルサイズで約1万円」は利益が取れているか心配になるほどのコストパフォーマンスの高さを感じました。

ブランド | ネルコンシェルジュ neruco |
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サイズ | セミシングル~キング ※ショート・ロングあり |
硬さ | ふつう |
価格 (ショート丈) |
12,490円 |
2. 源ベッド「夜香ハイグレード2」
高品質な日本製、なのに格安
広島県のベッドメーカー「源ベッド」のオリジナルマットレス。ポケットコイルは最高クラスの硬鋼線を使用し、バネから国内の自社工場で作り上げるという徹底ぶりです。
さらに、詰め物に「防ダニ・抗菌防臭わた」、端が落ち込みにくい「エッジハード」、裏面でも寝られる「両面仕様」という隙がないハイスペックにもかかわらず3万円台から買えるのは驚きです。
寝心地がソフト・レギュラー・ハードの3種類から選べる点もメリットです。実際にすべての硬さを体験しましたが、特にレギュラーはこれぞスタンダードな寝心地!という印象で、幅広い人に合いやすいと思います。まさに「格安ポケットコイルマットレスの決定版」と言える商品です。

メーカー | 源ベッド(チヨダコーポレーション) |
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サイズ | セミシングル~クイーン ※ショート丈あり |
硬さ | ソフト・レギュラー・ハード ※選べる |
価格 (ショート丈) |
28,800円 |

ふんわりソフトな寝心地が好きなら「バリューポケットコイル(neruco)」、しっかりハードな寝心地が好きなら「夜香ハイグレード2(源ベッド)」といった選び方がおすすめです。
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まとめ
ショート丈のマットレスの特徴やおすすめ商品をご紹介しました。
ショート丈(180cm)は通常丈(195cm)よりも15cmほど短いです。
コンパクトなので、狭い部屋に置きやすいですが、メリットはそれくらいです。
一方、商品数が少ない・寝心地が追求しにくい・ベッドフレームの選択肢が少ないなど、デメリットが目立ちます。
よって、長さ180cmというサイズ感にこだわりがない人は、通常丈のマットレスも含めて、ご検討いただくのが良いでしょう。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。