王道デザインの収納付きベッド

この記事ではベストバリュースタイル(株式会社もしも)のオリジナル収納ベッド「Serest セレスト」についてご紹介します。

なお、今回はメーカーさんから体験レビュー用に商品をご提供いただきましたが、PR(宣伝)を目的とした記事ではありません。

実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ご参考いただけますと幸いです。

当サイトでは体験レビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を撮影しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。

この記事を書いた人

管理人当サイトの管理人。ベッドメーカーに7年ほど勤めた後、ベッド専門情報サイト(当サイト)を運営。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。

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収納ベッド「セレスト」の特徴・メリット

収納付きベッド「セレスト」

セレストはベストバリュースタイルの中で、売れ筋の人気収納ベッドです。

セレスト

メーカーベストバリュースタイル
ベッドタイプ収納ベッド
サイズシングル~ダブル
カラーブラック/ホワイト/ブラウン/ナチュラル
価格帯19,800円(Sサイズ)

公式で見てみる

その人気の理由は「王道なシンプルデザイン」です。

正直、この手のデザインの収納付きベッドは他のメーカーからもたくさん販売されています。

しかし、この「セレスト」はそうした類似品に比べて、特に作りが丁寧と感じました。

そしてシングルサイズで2万円以下で買えるのはコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

以下で特長を詳しくご紹介します。

どんな人にも合いやすいデザイン

収納付きベッド「セレスト」

セレストは棚・コンセント付きのヘッドボードと、2杯の引き出し収納が付いています。

過不足がない機能性で、どんな人にも・どんな部屋にも合わせやすく、使いやすいデザインが魅力です。

各社から販売されているデザインなので、悪く言えば「無難」ですが、ある意味、収納ベッドのひとつの到達点とも言える完成度が高いデザインとも言えます。

使い勝手が良いヘッドボード

ヘッドボード

セレストのヘッドボードには棚とコンセントが付いています。

ベッド周りは意外と散らかりやすいので、こうした棚があると便利ですね。

コンセントは2口タイプなので、スマホの充電やクリップライトなどを合わせて使うこともできます。

2口コンセント
2口コンセント

あると便利な引出し収納

引出し収納

セレストには2杯の引き出し収納が付いています。

ベッドは大きな家具なので、ベッド自体に収納機能があると部屋が有効活用できます。荷物が多い人に特におすすめです。

引出しはキャスター付きなので、開け閉めがスムーズです。

なお、引出しは左右両方に付けられるので、部屋のレイアウトによってご調節可能です。

【体験レビュー】セレストを実際に試してみた

収納付きベッド「セレスト」

管理人管理人

実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。

組立方法(お届け・開梱・設置)

こちらはセミダブルサイズ(売れ筋がセミダブルサイズとのことです)。

段ボール3つで届けられます。

梱包(3つ)

梱包材を含めて重量は合計34kg。一番重い梱包は15kgなので、一人でもなんとか運べます。

中を開けるとぎっしりとパーツが詰まっています。

梱包の中身

パーツはこちら。

パーツ

全てバラバラの完全組立タイプなので、大量のパーツがあります。

さらに、ネジ等の接合パーツも大量です。

大量のネジ

家具の組立は「カムロック」というパーツを多用することが多く、このベッドも大量のカムロックを使います。

カムロック
カムロック

なお、カムロックの止め方は、以下の通りです。

①まず、丸い穴にカムロック本体を差し込みます

カムロック手順①
カムロック手順①

②カムロックに固定する「ジョイントシャフト」というネジのようなパーツを装着します。

カムロック手順②
カムロック手順②

③ジョイントシャフトをカムロックに入れます。

カムロック手順③
カムロック手順③

④最後にカムロックを時計回りに回し、ジョイントシャフトを固定します。

カムロック手順④
カムロック手順④

カムロックは主にヘッドボードや引出しを作るのに使います。

ヘッドボードは30分程度引き出しは10分程度で完成しました。

続いて、ヘッドボードにフレームを取り付けていきます。

最初に取り付けるフレーム(サイドフレーム)は、何か適当な台に乗せてヘッドボードに取り付けると簡単にできます。

ヘッドボードにフレームを付ける

サイドフレームとミドルボード(真ん中の板)を取り付けます。

サイドフレームとミドルボードの取り付け

フットボードを取り付ける際には、真ん中のフレームから固定するとやりやすいです。

フットボードの取り付け

サイドフレームとフットボードを取り付けます。

フットボードの取り付け

床板を設置します。

床板の設置

床板は左右で幅が微妙に異なるのでご注意ください。(向かって右の方が幅が広い)

床板の設置

最後に引き出しを取り付けて完成です。

完成

完成まで1時間半ほどかかりました。

最初はパーツが多くてくじけそうになりましたが、進めていくうちに慣れてきたこともあり、そこまでストレスに感じませんでした。

しかし、組立が苦手な人は大変だと思います。

ベストバリュースタイルでは組立設置サービスもオプションで追加できるので、組立が苦手な人は積極的に利用しても良いでしょう。

ちなみにゴミの量は以下の画像の通りです。

ゴミの量

3つあった段ボールはコンパクトにまとまります。発泡スチロールなどの燃えないゴミは45リットルのゴミ袋ひとつに入る量です。

外観

続いて外観をチェックしていきましょう。

今回はセットで選べるマットレス「快眠ポケットコイルマットレス」も併せて取り寄せてみました。

引出し収納ベッド「セレスト」

1. ヘッドボード

ヘッドボードを詳しく見ていきます。

ヘッドボード

セレストのヘッドボードの棚は前板と奥板で挟まれているようなデザインです。

前板と奥板の高さ

前板が少し突き出ているため、物が落下する心配が少なくなります。

奥板にクリップライトなどを挟めば照明付きベッドに早変わりです。

奥板にクリップライト

棚の奥行きは11.5cmです。

ヘッドボードの奥行き計測

文庫本なら入ります。

棚の奥行き(文庫本)

単行本(B6判)は、入りません。

棚の奥行き(B6判は入らない)

なお、一般的なテッシュボックスはギリギリ入ります。(テッシュケースに入れたりすると入らないと思います)

テッシュボックス

棚の右側には2口のコンセントが付いてます。

2口コンセント

スマホの充電など、ベッド周りは電源が欲しくなることも多いので、2口あると便利です。

なお、ダブルサイズにはこのコンセントが両端(つまり1つずつ)についています。ダブルサイズは2人で使うことが多いサイズなので、1人に1つの2口コンセントが付いているのは嬉しいですね。

ヘッドボード裏面も化粧されています。

ヘッドボードの裏面

しかし、前板の長さが短かいことや、ネジやコンセントの配線が丸見えなので、見栄えはあまりよくはありません。基本的に壁に付けて使うことがおすすめです。

2. 収納機能

続いて収納性能を見ていきましょう。

セレストでは2杯の引き出しの他に、逆側の床板下のスペースも収納場所として活用できます。

収納スペース

サイドフレームの下は14cmほどの空間があるので、ちょっとした収納ボックスなども入ります。

逆側の引き出しスペース

引出しの深さは8.7cmで、そこまで深くありません。文庫本を横に立てても飛び出します。

引出しの深さ

内寸の奥行きは約37cm、幅は91cmです。

引出しの内寸

床板は硬い木材を使用していて、頑丈でした。

底板の頑丈さ

収納力とは関係ないところですが、引出し側面はネジなどがなく、見栄えが良いです。

引出し側面

これは、ネジ穴(カムロック)を引出し内側にしているためです。

引き出しの内側

こうしたちょっとした工夫がデザイン性を高めます。

3. 床板

セレストの床板はパネルタイプです。

床板

ツルっとした硬質な表面で、押しても歪みなどはなく、頑丈さがあります。

床板の頑丈さ

パネルは太めの桟(さん)に支えられてる構造です。

パネルのパーツ

桟(さん)とパネルをあわせて約4cmほどの厚みがあります。

床板の厚み

桟(さん)には滑り止めが付きます。※滑り止めは自分で付けます

滑り止め

すのこ仕様でないため通気性はイマイチですが、マットレスの場合は側面からも通気するので、使用感としては問題ないでしょう。

引出し収納ベッド「セレスト」

ただし、汗を多くかくなど、湿気が溜まりやすい環境の人は定期的にマットレスを外して換気してあげると良いと思います。

なお、引出し収納ベッドの場合、すのこ床板よりも、パネル床板のほうがホコリが入りづらいというメリットがあるので、大切なものを収納したい人にはおすすめです。

4. 素材感

セレストのカラーバリエーションは4色(ブラウン、ナチュラル、ブラック、ホワイト)あり、今回取り寄せたのはブラックカラーです。

ブラックカラーはさりげない木目調のプリント紙化粧繊維板を使用しています。

木目調のブラックカラー

きれいな見た目です。

なお、メラミン樹脂加工が施されているので、水や傷、汚れに強いです。

メラミン樹脂加工で撥水する

水を弾くので飲み物などをこぼしても安心ですね。

5. その他

腰掛けた高さは以下の通りです。

ベッドに腰掛けた画像

立ち座りにストレスを感じないくらいのちょうどよい高さだと思います。

は面取りなどされていないので、鋭角です。

ベッドの角

ぶつかったら痛いので、気を付けましょう。

セレストは側面がフラットなデザインなので2台ならべても使いやすいです。

2台ならべのイメージ

寝心地

ベッドの寝心地

マットレスを敷いてもギシギシときしむ音はしませんでした

ただし、セットで選べる「快眠ポケットコイルマットレス」は底付きを感じやすいので、勢いよくベッドにダイブしたりすると、床板に当たり、それが破損の原因にもなりかねないので注意しましょう。

気になった点(残念な点)

引出しがズレやすい

ストッパー

フレーム内部にストッパーがあるのですが、ミドルボード(中央の板)のみに取り付けられているので、フット側やヘッド側の引き出しが奥にズレやすい構造になっています。

引出しがズレやすい

両側(フット・ヘッド)にもストッパーがあればもっと使い勝手が良いのにと思いました。

薄型マットレスが置きにくい

ヘッドボードの前板は下までパネルがなく、途中で空洞になっています。

前板の長さ計測

空洞は15.5cmほどあるので、薄いタイプのマットレスは置けません。

また、セットで選べる「快眠ポケットコイルマットレス」の厚さは17cmなので、ギリギリです。こうした設計は格安ベッドならでは仕方のないポイントと言えます。

マットレスが滑りやすい

ズレたマットレス

床板がツルっとした素材のため、摩擦が生まれにくく、結果的にマットレスのズレやすさを感じました。

そこまで強くない力でも斜めから押すとツルっとずれます。

マットレスのズレやすさ

とはいえ、壁付けして使う人ならあまり気にならないかもしれません。

組立の番号シール

組み立て番号のシール

組み立てを間違えないように、パーツごとに番号シールが貼ってあるのですが、完成時に目立つところに貼られていて、はがすのが面倒でした。

しかも、綺麗にはがせないタイプのシールなので、糊(のり)の後を消すのはやや苦労しました。

口コミ・評判のまとめ

引出し収納ベッド「セレスト」

セレストの口コミをまとめると以下のような内容が見られました。

良い口コミ悪い口コミ
  • デザインがかっこいい
  • 組み立てが意外と簡単
  • コスパが良い
  • 組み立てが大変
  • 収納力がない
  • 引出しがイマイチ

口コミに関する解説

口コミ全体は5点満点で4の評価です。※公式サイト商品ページ参考

1万円台から買える格安価格のわりに、品質・デザインが良かったというコストパフォーマンスの高さに評価されている人が多い印象です。

組み立てに関しては得意・不得意で評価が分かれている印象です。組立の所要時間は早い人で1時間程度、遅い人で3時間程度かかっているようです。(参考までに当サイトでは1時間半ほどでした)

悪い口コミでは「意外と収納力がない」というコメントが散見されました。セレストは特に引き出しの深さが低めなので、想像よりも収納スペースがないと思った人が多かったのだと思います。

また、「引出しのストッパーが両方ついていてほしかった」というコメントも見られました。これはこの記事の上でも取り上げています。

似ている商品との比較

セレストと同じようなデザインの引き出し収納ベッドにおいて、似た商品と仕様を比較してみます。

商品名(メーカー)セレスト(ベストバリュースタイル)ZESTO(ネルコ)BSCUDO(CCmart7)
画像セレスト収納ベッド「zesto」BSCUDO
コンセント2口2口+USB1口
薄型マットレス××
HB奥行き11cm14cm不明
床板パネルすのこパネル
価格
(Sサイズ)
19,800円16,980円32,120円
リンク商品リンク商品リンク商品リンク

BSCUDO(一番右)は仕様・価格とも他の2商品に劣るので、選択肢から外しても良いと思います。

ZESTO(真ん中)は当サイトとベッド専門店「ネルコ」が共同開発した収納付きベッドです。「とにかく低価格、でも使い勝手にこだわる」というコンセプトで作りました。

価格を安くするために、セミダブル以上はヘッドボードとフットボードが分割構造になっている等のデメリットはありますが、使用感にこだわっているので、ご興味ある方は以下の記事をご参考いただけますと幸いです。

セットで選べるマットレスは?

マットレスセットイメージ

セレストはマットレスセットも選べます。

セットで選べるマットレスはそのベッドフレームでの使用感も確かめられているので、安心して購入できます。

セレストで選べるマットレスセットは以下の3つです。

セレスト

セレストで選べるマットレス

  • 快眠ボンネルコイルマットレス
  • 快眠ポケットコイルマットレス

    以下で詳しくご紹介します。

    快眠ボンネルコイルマットレス

    快眠ボンネルコイルマットレス

    最安値のエントリータイプ。スプリングはボンネルコイルを使用しています。ボンネルコイルはバネ同士が連結している構造のため、揺れや跳ね感が出やすいタイプです。

    面で体を支えるため部分的な耐久性は高めですが、コイルの密度が少なく、ヘタリの心配もあります。(ボンネルコイルはヘタってくるとコイル同士が擦れ、ギシギシとした音が鳴りやすいです)

    また、欧米人はボンネルコイルが好きな傾向がありますが、日本人はボンネル独特の揺れ感がある寝心地が苦手とも言われます。とにかく安いマットレスをお探しの人にはおすすめ。

    サイズセミシングル~キング
    硬さふつう
    厚さ16cm
    クッション材(密度)ボンネルコイル(352個/Sサイズ)
    価格
    (Sサイズ)
    10,800円
    その他片面仕様

    公式で見てみる

    快眠ポケットコイルマットレス

    快眠ポケットコイルマットレス

    ベストバリュースタイルの中で最も人気のマットレス。スプリングはポケットコイルを使用しています。ポケットコイルはコイル同士がひとつひとつ独立した構造のため、振動に強く揺れにくい寝心地が特徴。

    快眠ポケットコイルマットレスは中材に硬めの層がないため、全体を通して比較的やわらかめの寝心地で作られています。故に底付きやバネあたりを感じやすい点がデメリットですが、ふんわりとした寝心地が好きな人ならおすすめです。

    サイズセミシングル~キング
    硬さややソフト
    厚さ17cm
    クッション材(密度)ポケットコイル(465個/Sサイズ)
    価格
    (Sサイズ)
    12,800円
    その他片面仕様

    公式で見てみる

    ボンネルコイルとポケットコイルの違いは以下の記事をご参考ください。

    他メーカー製の単品マットレスもご検討される方は以下記事をご参考いただけますと幸いです。

    セレストの廃棄方法

    ベッドフレームは基本的に粗大ゴミに出すことになります。

    参考までに神奈川県横浜市の場合、ベッドフレームの粗大ゴミ廃棄費用は1,000円です。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    ベストバリュースタイルのオリジナル収納ベッド「セレスト」をご紹介させていただきました。

    使いやすい棚・コンセント付きのヘッドボードと2杯の引き出しが付いた収納ベッドのひとつの到達点とも言える完成度が高い王道なデザインが特徴です。

    シングルサイズで1万円台から買えるコストパフォーマンスの高さも魅力。細部まで作りが丁寧なので、価格以上の価値を感じていただけるのではないでしょうか。

    最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

    セレスト

    公式で見てみる