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ポケットコイルとボンネルコイルってどう違うの?を徹底解説
ベッドを購入するにあたり、一番不安に思うのはマットレスだと思います。
マットレス選びを失敗すると睡眠の質が低下し、健康にも悪影響がでるので注意したいところ。
ここではベッドメーカーに勤めていた筆者がマットレスの構造を比較し、ポケットコイルやボンネルコイルなどの特徴をわかりやすくご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ ポケットコイルとボンネルコイルの違いを知りたい
どのタイプのマットレスを買おうか悩んでいる
自分にあったマットレスを選びたい
目次
そもそもマットレスって何?
マットレスとは布団の下やベッドに敷く、厚い弾力性の敷物のことです。
ちなみにマットレスのレスはless(ない)という意味ではありません。
「マットがないのにマットレス?」
と思う人もいるかもしれませんが、英語で書くと「mattress」です。
マットは敷物で、マットレスは寝るための敷物という意味合いです。

シュガーレス(砂糖不使用)の「レス(less)」とは違います。
まず、マットレスの構造を知ろう

マットレスは上の画像の通り、上面から
- 側地(ガワジ)
- 詰め物
- クッション層
という構造になっています。
結論から言うと、マットレスの中で最も大切なのは「クッション層」です。
そして、スプリングコイルマットレスにおけるクッション層とは「コイル(バネ)」のことです。
コイルの種類や品質はマットレス選びの肝心カナメというわけです。
コイルの種類を知ろう
スプリングコイルマットレスで使用している代表的なコイルは主に以下の3つです。
代表的なコイルの種類
- ボンネルコイル
- ポケットコイル
- 高密度連続スプリング
一般的には、ボンネルとポケットが中心です。
高密度連続スプリングは日本においてはフランスベッドだけが製造販売のライセンスを持っているので、フランスベッドでしか作れません。
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
ボンネルコイルの特徴

ボンネルコイルは、コイル同士が連結し、体を面で支える構造です。布団に近い寝心地と言われます。
コイルの量が少なく簡単に作れるため安価な商品に多いです。
耐久性は高めですが、安価な製品だと経年劣化しやすく、ギシギシというきしむ音が聞こえてきます。
連結しているため、振動が伝わりやすく、二人で眠るのに適していません。音で言うと「バイーンバイーン」という感じです。
バネ感が強いボンネルコイルは欧米では好まれる傾向がありますが、日本人はやや苦手な寝心地とも言われます。
耐久性が高め
安価
振動が伝わりやすい
きしみやすい
こんな人におすすめ
・とにかく安く買いたい
ポケットコイルの特徴

ポケットコイルはコイルが独立している構造のため、体を点で支えます。ふんわりと包まれる感じで静かな寝心地が特徴。体のラインにフィットし寝姿勢が整いやすいです。
コイルが独立しているため振動が伝わりづらく、特に二人で寝るのにおすすめです。
一方、部分的な耐久性が弱いので、マットレスの上で飛び跳ねないようにしてください。
通気性が悪いと言われますが、実用上は問題ないレベルです。
なお、ポケットコイルは日本人に好まれる寝心地と言われます。
振動が伝わりづらい
体圧分散に優れている
部分的な耐久性が弱い
やや高価
こんな人におすすめ
・平均的な日本人体型の人
・二人で同じマットレスに寝たい人
高密度連続スプリングの特徴

高密度連続スプリングは1本のコイルが1列連続して作られます。パッと見たらボンネルコイルに似ていますが、まったく構造が異なります。
高密度で作れるため最も耐久性が高く、特に体重が重い人から圧倒的な人気があります。
また、コイルが色々な方向に動きやすいため体の動きへの追従性が高く、荷重分散性が高いというメリットもあります。
比較的硬めな寝心地の商品が多いです。
日本ではフランスベッドだけが製造と販売のライセンスを持っているため、フランスベッドでしか高密度連続スプリングコイルは作れません。
耐久性が最も優れている
フィット感が高い
商品によってはとても硬い
やや高価
こんな人におすすめ
・体重が重い人
・硬めな寝心地が好きな人
【まとめ】ポケットコイルとボンネルコイルの比較表
ポケットコイル | ボンネルコイル | |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
タイプ | 独立コイル | 連結コイル |
揺れにくさ | 〇 | × |
体圧分散性 | 〇 | △ |
フィット感 | 〇 | △ |
耐久性 | △ (部分的には低め) | 〇 (比較的高め) |
価格 | 高め | 安め |
なお、実際に感じる体圧分散性やフィット感はコイルの表層にある「詰め物」によって、大きく変わります。例えばボンネルコイルの上に低反発フォームを詰め物に使ったマットレスは体圧分散性・フィット感とも高まります。
また、耐久性についてはあくまで同じ品質・量のバネを使ったときの比較です。
実際にはボンネルコイルの方がバネの数量が少ないため、耐久性自体に大きな差はありません。むしろ、高品質で高密度のポケットコイルマットレスの方が耐久性が優れていることも多いです。
ただし、ポケットコイルはコイルひとつひとつが独立しているため、1点にかかるような部分的な衝撃に弱いことは確かなので、トランポリンのように使わないでください。
おすすめは「ポケットコイル」
自分の体に合うマットレスは人によって変わりますが、あえて「おすすめはどれ?」と聞かれればポケットコイルマットレスです。
特に「高密度のポケットコイルマットレス」がおすすめです。
コイルの密度が低いとヘタりやすいので、シングルサイズで450個以上のくらいのコイル数があると良いでしょう。
おすすめのポケットコイルマットレス 3選
1万円から買える低価格商品から10万円を超える高級品の中で、特におすすめのポケットコイルマットレスをご紹介します。
1. neruco「バリューポケットコイル」
格安で高品質ならコレ
ベッド専門店「neruco(ネルコ)」のオリジナルマットレス。シングルサイズでおよそ1万円で買える格安価格ですが、線径が太く高密度ポケットコイル仕様。高コストパフォーマンスの商品です。
どちらかというとソフトな寝心地で特に女性におすすめですが、男性の筆者も心地よく感じた逸品。
サイズ | セミシングル~キング (ショート丈あり) |
---|---|
硬さ | ふつう |
クッション | ポケットコイル |
価格 | 9,990円~ |
その他 | 片面仕様、メッシュ構造 |
2. モダンデコ「DORMIRA」
コイル数1,300個の超高密度で2万円台
1,300個の超高密度コイルで、荷重がかかりやすい場所に太いコイルを配置するゾーニング仕様。口コミ評価も高く、コストパフォーマンスに優れています。
10万円を超えそうな仕様ですが、2万円台で買えるコスパが良いマットレス。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
硬さ | ふつう |
クッション | ポケットコイル |
価格 | 25,990円~ |
その他 | 片面仕様、ゾーニング、防ダニ |
3. 日本ベッド「シルキーポケット レギュラー」
迎賓館も認めた最高品質
迎賓館や星のや軽井沢などの高級宿泊施設への納入実績が豊富の日本ベッドの基幹マットレスシリーズ。とろけるような寝心地で「バネに直接眠れるマットレス」というコンセプトで生まれました。
日本のもの作りの精神が具現化されたマットレスで、有名ホテルへの納入実績も豊富。睡眠の質にこだわりたい人には間違いなくおすすめの逸品です。ポケットコイルが高密度に敷き詰められ、やや硬めの寝心地。レギュラータイプがおすすめです。
サイズ | シングル~キング |
---|---|
硬さ | ややソフト~ハード |
クッション | ポケットコイル |
価格 | 160,000円前後~ |
その他 | 両面仕様、超高密度 |
有名メーカー「サータ」の裏話
参照:サータ
サータといえば全米No1の超有名マットレスメーカーですね。
かつてサータは日本市場向けにボンネルコイルとポケットコイルの両方のマットレスを販売していました。
しかし、ポケットコイルを選ぶ人が圧倒的に多く、今では基本的にポケットコイルマットレスを主軸に商品を展開しています。
実際にサータ(ドリームベッド)に取材に行った際にも「日本人はボンネルコイルよりポケットコイルの方が好きな傾向がある」と社員の方がお話されていました。
つまり、一般的にはポケットコイルマットレスを選んだ方が無難と言えるでしょう。

ボンネルコイルは布団に似た寝心地なので日本人には好まれそうですが、意外と寝てみたらポケットコイルの方が人気だったようですね。これは興味深い結果です。
「高密度連続スプリング」も良い
しっかりした寝心地が好みなら高密度連続スプリングがおすすめです。
特にガッシリした体格の男性からの支持は圧倒的です。
高密度連続スプリングはフランスベッドでしか作っていませんが、フランスベッドのマットレスはいろいろなところで買えます。
格安の通販サイトでもベッドフレームとセットで選べたりします。
おすすめの高密度連続スプリングマットレス 3選
高密度連続スプリングはフランスベッドでしか製造・販売できないため、次に取り上げる商品はすべてフランスベッドの商品です。
硬さ(ソフト・ふつう・ハード)毎に特におすすめの高密度連続スプリングマットレスをご紹介します。
1. クラウディア CL-BAE シルキーDLX
ソフト派にとてもおすすめ
高密度連続スプリング×ファイバーを組み合わせた高反発タイプですが、詰め物層がフカフカしていて、寝心地がソフトながら体をしっかり支える理想的な構造です。
色々なマットレスの良いとこ取りで作ったようなマットレスで、ソフトなのに寝返りが打ちやすく、私が知る限りフランスベッドの中で最も寝心地が良かったシリーズです。どちらかと言うと女性が合いやすいと思います。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
硬さ | ややソフト |
クッション | 高密度連続スプリング |
価格 | 140,000円~ |
その他 | 片面仕様、防ダニ、抗菌防臭、潤い繊維 |
2. ライフトリートメント LT750CN AS
フランスベッドの定番モデル
フランスベッドの基幹シリーズ「ライフトリートメント」の中でも最も人気の売れ筋モデル。
プロウォール(両端が落ち込みにくい構造)や、防ダニ、抗菌・防臭などフランスベッドの特徴的な仕様を基本的に備えています。多くの日本人体型に受け入れられやすいスタンダードな寝心地です。
サイズ | セミシングル~クイーン |
---|---|
硬さ | ソフト~ハード(選べる) |
クッション | 高密度連続スプリング |
価格 | 75,600円~ |
その他 | 両面仕様、防ダニ、抗菌防臭 |
3. フランスベッド×ネルコ 超硬め
硬めの寝心地が好きな人に!
フランスベッドとベッド専門店「ネルコ」が普通の硬さじゃ満足できない人に向けて共同開発した超硬めマットレス。
筆者も実際に試し寝してみましたが、単に硬いだけでなく、適度な体圧分散性と、寝返りをサポートしてくれる反発性があるため多くの人に受け入れられやすい寝心地なのではないかと思います。フランスベッドの高密度連続スプリングだから実現できた逸品です。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
硬さ | 超ハード |
クッション | 高密度連続スプリング |
価格 | 39,990円~ |
その他 | 両面仕様、防ダニ、抗菌・防臭 |
高密度連続スプリングについて詳しく知りたい人は下記の記事もご参考ください。
失敗しないマットレスの選び方
具体的にどのようにマットレスを選んでいけば失敗しづらいかをご紹介します。
硬さを決める
まず、自分にあった硬さを決めます。
硬さを決める上で重要な点は以下の通りです。
マットレスの硬さを決めるポイント
- 寝姿勢
- 体重(体型)
- 性別
1. 寝姿勢
自分の基本的な寝姿勢が仰向き・横向きのいずれかを考えてみてください。
睡眠時には寝返りするので、結局両方の姿勢をしますが、まず自然に入眠するときに取るのが仰向き寝か横向き寝のどちらかお考えください。
結論からいうと
- 横向き寝はソフト
- 仰向き寝はハード
が合いやすいです。
横向き寝の場合、肩や腰がきちんと沈み込むことで、体の中心線がまっすぐになりやすいです。よって、ある程度しっかり沈み込むソフトタイプが合います。
逆に仰向き寝は横向き寝に比べると平たんな姿勢となり、さほど沈み込む必要がないためハードタイプが合います。

フランスベッドで行った実験では「入睡時の姿勢は睡眠時間全体の60%の時間を占める」と確認されています。
2. 体重(体型)
体型によっても、合いやすいマットレスの硬さが変わります。
結論からいうと、
- 体重が軽い人はソフト
- 体重が重い人はハード
が合いやすいです。
基本的に沈み込みすぎるマットレスは良くありません。
特に体重が重くどっしりとした体型の人がソフトなマットレスに寝てしまうと部分的な沈み込みが深くなりすぎて、寝返りが打ちづらくなり、寝苦しくなってしまいます。
逆に、体重が軽い人がハードなマットレスに寝ると適度に沈み込まず、圧力がかかりやすい腰や肩に痛みを感じることもあります。
3. 性別による傾向
女性、男性の体のつくりによっても、合う硬さの傾向があります。
結論からいうと、
- 女性はソフト
- 男性はハード
が合いやすいです。
女性はやわらかめのマットレスがおすすめです。理由は女性の方が体のラインがはっきりしているからです。
逆に男性は女性に比べて平たんで硬い体つきをしているのでハードタイプがおすすめです。
・
・
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以上の3つのポイントをまとめると以下の通りです。
ソフトが合う | ハードが合う | |
---|---|---|
寝姿勢 | 横向き | 仰向き |
体重 | 軽め | 重め |
性別 | 女性 | 男性 |
自分に当てはまる項目が多いマットレスの硬さを選ぶことがおすすめです。
コイルの仕様を読み解く
コイルは以下の4つのポイントでだいたいの寝心地の方向性が決まってきます。
寝心地を決めるコイルの仕様
- 量
- 配列
- 高さ
- 線径
ただし、これらの仕様を理解したからといってマットレスの良し悪しを判断することはできません。
メーカーとしては「こういう寝心地にしたいから、この仕様の組み合わせで作ろう」といったようにあくまで各々の仕様は最終的な寝心地を作るための手段でしかありません。
とはいえ、これらの仕様の特徴を理解しておくと、いざマットレスを買おうと思った際に、寝心地のイメージをしやすいでしょう。
1. コイルの量
コイルの数が多いほど荷重分散・体圧分散が期待でき、体への負担が少なくなります。さらにマットレスの耐久性も高まります。
通販で人気のポケットコイルマットレスはシングルサイズで約450個のコイル数です。
「シングルサイズで450個以上」がひとつの目安になると思います。
2. コイルの配列
ポケットコイルにおいて、「並行配列」と「交互配列」の2つの配列パターンがあります。
「並行配列」は隙間があるため跳ね感が強く、寝心地としてはやわらかく、寝返りが打ちやすい傾向があります。また、交互配列よりもコイル同士の接触面が少ないため、耐久性が優れているとも言われています。
「交互配列」はコイルが密集して作られるので、しっかりとした寝心地で体のラインになめらかにフィットし、静かな寝心地になります。バネ感が苦手な人にもおすすめです。面が多く作れるため体圧分散性が高いです。
並行配列 | 交互配列 |
---|---|
![]() | ![]() |
|
|
ただし、最終的な寝心地はクッション層(コイル)以外の詰め物などにも影響されます。
3. コイルの高さ
コイルは高さが高い方がクッション性があり、やわらかく感じます。
コイル高が高いスプリングは線径(コイルの太さ)が薄くなり、やわらかい寝心地を作られる傾向があります。
一方、逆に低いコイル高のスプリングは線型が太く、硬めの寝心地を作ることが多いです。
4. コイルの線径
線径とはコイルの針金の太さです。線径が太ければ太い方がしっかりとした寝心地になります。
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・
・
以上の4つの要素が絡み合ってマットレスの硬さが決まってきます。
よって、例えば単純に交互配列だからといって硬いマットレスというわけではありません。
上記4つのポイントはマットレスの仕様を読み解く参考にしていただけばと思います。
マットレスの質を見極める簡単な方法
マットレスの質に関して、最低限という意味で参考になるのは「コイルの量」です。
コイルの量が少ないとコイルがヘタりやすくなり、バネ当たりも感じやすくなるので、あまり良くない寝心地になります。
繰り返しますが、ポケットコイルの場合、ざっくりとした目安としてはシングルサイズで450個以上のマットレスを選んだ方が良いでしょう。
ただし、コイルが多ければ多いほど良いというわけではなく、そのほかのバランスも大切です。
また、交互配列の方が多くコイルを敷き詰められますが、あえてバネ感を出すために並行配列にしてコイル数をギュウギュウに敷き詰めていないメーカーや商品も多いです。
おすすめの硬さは?
マットレス選びに迷ったらふつう~少し硬めがおすすめです。
やわらすぎる寝心地は日本人の体形には合いにくい傾向があり、もし硬すぎると思ったらベッドパッドなどであとから調節ができるからです。
逆にやわらかいマットレスはそれ以上硬くできません。
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【ご紹介】予算から選ぶ!本当におすすめのマットレス特集
自分にあったマットレスを選ぶことは本当に難しいです。
あくまで筆者の結論として、ものすごく大雑把にですが「硬さがふつう~少し硬めで、高密度タイプのポケットコイルマットレス」が最も無難だと考えます。
しかし、世の中には様々なマットレスがあります。
もちろん、ポケットコイルでなくても優れた寝心地のマットレスなどたくさんあります。
そこで当サイトでは「本当におすすめできるマットレスを紹介したい」という思いで情報を集め、マットレスの選び方と厳選した商品をご紹介した記事をご用意しました。
この記事を作成するにあたり、シモンズ、サータ、フランスベッド、日本ベッド、コアラマットレス、テンピュール®、エアウィーヴ、西川、アキレス、nerucoと言った有名マットレスメーカー様への取材を重ねました。(取材記事はこちら)
マットレス業界のプロたちの意見を参考にし、過去ベッドメーカーに7年勤め、現在ではベッド専門サイトを運営している筆者が最終的に予算別に約25商品ほど本当におすすめできるマットレスを厳選しています。
20,000字以上の内容のため、お時間あるときにご覧いただけますと幸いです。




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いかがでしたでしょうか。
マットレスで使われているコイルの種類や特徴やメリット・デメリットや選ぶポイントをご紹介させていただきました。
当サイトはベッド専門の情報サイトです。
「もっとベッドやマットレスのことを知りたい!」
と思った人は、当サイトのトップページ『専門家がおすすめのベッド選びをご提案!』をご参考いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。