「ソファーのように使えるデイベッドが気になっている」
そうお考えの方に、ベッドメーカーに勤めていた筆者がデイベッドについて徹底解説します。
デイベッドはソファーにもベッドにもなる便利な商品です。
しかし、結論から言うとデイベッドは「ベッド」としてはあまりおすすめできません。
この記事ではデイベッドの特徴と選び方、おすすめのベッド(他の選択肢を含めて)などをご紹介させていただきます。ご参考いただけますと幸いです。
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目次
デイベッドとは
デイベッドとはベッドとしてもソファーとしても使えるベッドのことで、別名「寝椅子(寝たり座ったりできる家具)」とも呼ばれます。
基本的にはベッドのようにマットレスを合わせて使うデザインの商品が多いですが、ベンチのようなデザインや、ソファーのようなデザインもあり、寝ることと座ることができる家具ならデイベッドと呼んでも差し支えありません。
デイベッドとソファーベッドの違いは?
似た商品で「ソファーベッド」があります。
ソファーベッドも同じく「寝椅子」なので、デイベッドと呼ぶこともできますが、デイベッドは「ベッドとして寝ることがメイン」、ソファーベッドは「ソファーとして座ることがメイン」がメインとして作られているとお考え下さい。
デイベッド | ソファーベッド |
---|---|
ベッドをメインで使うことを想定 | ソファーをメインで使うことを想定 |
つまり、ベッドとしての寝心地や使い勝手が良いのはデイベッドです。
ソファーベッドとの大きな違いは背もたれを倒すことなくベッドとして使えることです。
デイベッドの種類
シンプル
サイドフレームの片方が背もたれになっているタイプ。ヘッドボード・フットボードの高さも高く、クッションを置きやすいデザインです。
拡張タイプ
フレームを引き延ばしてベッドに拡張するタイプ。ソファーとしてもベッドとしても使いやすいです。
アウトドアタイプ
外で使うことを想定したデイベッド。リゾートホテルのプールサイドなどで良く見かけますね。広いベランダや庭があるご家庭におすすめです。
ベンチタイプ
主にベンチとして使用するためのデイベッド。大きいベンチといったところです。ひじ掛けクッションが付いている商品もあります。
デイベッドのメリット
見た目がソファーっぽい
デイベッドはサイドフレームが背もたれ、ヘッドボード・フットボードがひじ掛けのようなデザインになっていたりするので、ソファーのような見た目です。
「部屋が狭いけどソファーもベッドも両方置きたい」
という人にぴったりです。
ベッドよりソファーの方が生活感は抑えられるので部屋がおしゃれな印象になると思います。
来客用に使える
ゲストが宿泊する場合、臨時のベッドとして使うことができます。
とはいえ、臨時のベッドとして使いたい人は「ソファーベッド」でも良いでしょう。
デイベッドのデメリット・注意点
別にデイベッドでなくても良い
基本的にベッドは壁付けして使うことが多いため、壁側にクッションなどを置けば普通のベッドフレームでもデイベッド(ソファー)として使えます。
特に狭い部屋にベッドを置く場合は必ずと言っていいほど壁付けする可能性が高いので、デイベッドである必要はあまりありません。
そして、デイベッドは商品数も少なく、価格が割高なことも多いです。
他のベッドフレームについては以下の記事をご参考ください。
圧迫感がある
背もたれやひじ掛けがあるデイベッドは、圧迫感を感じやすいです。
特にサイドフレーム側に背もたれや棚があるデザインのデイベッドは幅が広くなってしまうので余計に圧迫感を感じます。
ソファー兼用は不衛生になりやすい
デイベッドの上で食事やおやつ、晩酌を楽しみたいという人もいると思います。しかし、ベッドは人が眠る場所なので、できるだけ清潔にしておきたいといころ。
ベッド上で飲食をすると食べかすやゴミが散らかりやすいので、あまりおすすめできません。
また、ベッドを清潔に保つためにも、外出したままの服で座ったり寝たりするのは避けた方が良いでしょう。
棚から物が落下しケガの危険がある
デイベッドの中で特に注意すべきはディスプレイ棚付きの商品です。
上の画像のようにディスプレイ棚に物を置いていて、就寝中に地震があった場合、物が落下する可能性があり、大けがをする危険があります。
寝心地が良くないことも
良い寝心地を得たい人はできるだけマットレスに予算を割くことがおすすめです。
しかし、デイベッドはサイズや構造の関係でマットレスを選べない商品が多いです。
マットレスをこだわって選びたい人は他のベッドフレームを検討されたほうが良いでしょう。
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【厳選】おしゃれなおすすめデイベッド4選
デザイン性や機能性が優れたおすすめのデイベッドをご紹介します。
1. アイアンデイベッド「シェリー・シュア」
便利な高さ調節可能
ガーリーなデザインが素敵なアイアンタイプのデイベッド。2段階の高さ調節機能がついているのでベッド下の収納量に応じて高さを変えることができます。抜け感があり、圧迫感が少ないです。
2. デイベッドソファ&テーブルセット「レーブ」
外で使いたいならコレ
アウトドアタイプのデイベッド。ソファーの中にテーブルが収納できるので、使いたいときに広げられます。気軽にリゾート感覚を味わえ、広いベランダや庭があるご家庭におすすめです。
3. IKEA「HEMNES ヘムネス」
狭い部屋におすすめ
人気北欧家具チェーンIKEA(イケア)の拡張タイプのデイベッド。収縮時にはマットレスを2重に重ねています。横幅80cmのコンパクトサイズのため、狭い部屋にぴったり。拡張時には横幅160cmにもなるので2人でも使えます。
4. アイアンデイベッド「Edith」
小さめのデイベッド
スチールと天然木の異素材Mixがかっこいいデイベッド。セミシングル×ショート丈の一回り小さいサイズが特徴です。長さ180cm×幅80cmのショートサイズマットレスがぴったり置けるサイズなので、小柄な人におすすめです。同じシリーズのロフトベッドの下で入れて使うことができます。
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いかがでしたでしょうか?
デイベッドの特徴やおすすめ商品をご紹介させていただきました。
デイベッドは狭い部屋やゲスト用ベッドとして人気ですが、寝心地を追求したいなら他のベッドフレームもご検討いただくと良いでしょう。
「おすすめのベッドフレームや人気のベッド販売サイトなどを知りたい」
という方は、当サイトのトップページ『専門家がおすすめのベッド選びをご提案!』をご参考いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。