雲のようなふんわりとした寝心地
この記事ではエアリゾームインテリアのオリジナルマットレス「HOLLOW」についてご紹介します。
実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ご参考いただけますと幸いです。
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
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目次
HOLLOWの基本情報
HOLLOWのサイズや価格等の情報は以下の通りです。
サイズ | シングル~クイーン |
---|---|
クッション材 | ポケットコイル |
カラー | ホワイト |
価格(Sサイズ) | 19,990円 |
保証期間 | 3か月 |
【まず結論】HOLLOWの評価は?
当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- バネあたりや底付きがないか?
- 価格相応の寝心地と言えるか?
始めに結論からお伝えすると、体験を通じ本商品を以下のように評価させていただきました。
▼ HOLLOWの評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.52 |
仰向き寝 | 3.0 |
横向き寝 | 4.0 |
端の沈み込み | 4.0 |
通気性 | 2.0 |
寝返り | 3.0 |
底付きのなさ | 4.5 |
バネ当たりのなさ | 4.0 |
耐久性 | 2.0 |
衛生面 | 3.0 |
取り扱いやすさ | 2.0 |
価格 | 4.0 |
※目安は「3.50」以上が高評価です。
以下より、その理由を詳しくご紹介します。
HOLLOWの特徴・メリット
HOLLOWはインテリアショップ「エアリゾーム」が販売するピロートップタイプのポケットコイルマットレスです。
ピロートップとは、簡単に言うとマットレスとベッドパッドが一体化された仕様のことで、一般的なマットレスに比べて、詰め物の量が増え、体圧分散性が高まるという特徴があります。
ピロートップは有名マットレスブランドではハイグレードシリーズに採用される傾向があり、高級ホテルに導入されていることも多いです。
そんなハイグレードな仕様であるピロートップですが、HOLLOWはシングルサイズで21,990円で買うことができ、かなりコストパフォーマンスが優れていると言えるでしょう。
以下より、HOLLOWの特徴を詳しくご紹介します。
ふんわりとした寝心地
ピロートップ仕様はマットレスの上にベッドパッドがくっついているような仕様です。
マットレス全体で考えた場合、詰め物の量が増えることで、体圧分散性が向上し、ふんわりと荷重を受け止めてくれます。
HOLLOWで使われている詰め物は主にやわからいポリエステル綿とウレタンフォームが中心です。ふっくらもっちりとした感触は、入眠時に気持ちよく感じます。
HOLLOWは、通常の連続キルトではなく、ジャンプキルト(不連続キルト)というキルティングを採用しています。
ジャンプキルトは、詰め物の動きがなめらかになり、体にフィットし体圧分散性が向上します。
ジャンプキルト(本商品) | 連続キルト(別商品) |
---|---|
寝心地としては柔らかめなので、とくに体のラインがハッキリした女性的な体型の人や、深い沈み込みが必要な横向き寝の人に合いやすいでしょう。
マットレス自体は十分な厚みがあります。
なお、厚さの公表値では23cmでしたが、実際に測ってみると一番膨らんでいるところで26cmほどありました。
これはマットレスの中では厚みがあるタイプと言えます。
揺れにくいポケットコイル
HOLLOWは柔らかい上層(ピロートップ)をポケットコイルで支えるという構造です。
ポケットコイルとは、コイルをひとつひとつ不織布で包んでいるコイルのことです。
ひとつひとつのコイルが独立した動きができるため、振動が伝わりづらいことや、体のラインに細かくフィットすることで寝姿勢が整いやすく、高い体圧分散性を実現できるというメリットがあります。
「静かな寝心地」と評され、特に日本人はポケットコイルの寝心地が好きだと言われています。
そして、商品によってポケットコイルの密度(いくつコイルを使っているか)や、配列(並行か交互か)、線径(バネの太さ)などの違いがあり、それらが寝心地を作る特徴となります。
HOLLOWで使っているポケットコイルの仕様は以下の通りです。
▼ HOLLOWの仕様 | |
---|---|
密度 | 465個(Sサイズ) |
配列 | 並行配列 |
線径 | 1.8mm&2.3mm ※ゾーニング仕様 |
465個の密度
マットレスは実現したい寝心地によってこれらの仕様を決めるので、一概に「この仕様が優れている!」とは言いにくいのですが、ポケットコイルの密度に関しては最低でもSサイズあたり400個以上はあった方が耐久面としてはおすすめです。
なぜかというと、密度が低すぎる場合、コイルひとつあたりに荷重が集中するためヘタリやすくなるからです。
その点、HOLLOWはSサイズあたり465個という十分な密度があります。
なお、高密度で作れば作るほど寝心地は硬く・体へのあたりは滑らかに、そして静かになります。
並行配列の特徴は?
ポケットコイルマットレスの配列は「並行配列」か「交互配列(「千鳥配列」とも言います)」のどちらかです。
配列の違いもそのマットレスがどのような寝心地を目指しているか?で決められます。
並行配列はコイルを並行に配列する構造で、特徴としてはコイル一つ一つの動きが出て、反発力を感じやすく、要するに寝返りのサポート性に優れるというメリットがあります。
一方、交互配列は、コイルを交互に配列する構造で、特徴としては高密度(超高密度)に作りやすく、結果的にジェル的なぴたっとした静かな寝心地になります。より振動が伝わりづらいこともメリットです。
並行配列 | 交互配列(千鳥配列) |
---|---|
|
|
HOLLOWは並行配列を採用。
つまり、バネ感が適度に発揮され、寝返りがしやすいという寝心地を狙っています。
線径1.8mm&2.3mmのゾーニング仕様
線径とはスプリング(バネ)の太さのことです。
線径は太ければ太いだけ反発力が高まり、しっかりとした寝心地になります。逆に細ければ細いほど荷重に対してしなやかに反応するという特徴があります。
HOLLOWは1.8mmと2.3mmの線径が異なるスプリングを使っています。
マットレスの中心部分には線径1.8mmの細めのスプリングでしなやかさを出し、左右の端1列のみ線径2.3mmの太めのスプリングを配置することで端部分の落ち込みを軽減させる狙いです。
このように、部位によってスプリングの仕様を買えることを「ゾーニング」と言います。
一般的なマットレスはゾーニングでない場合も多く、特にHOLLOWクラスの安価なモデルでゾーニングを採用しているのはなかなか少ないと思います。
もちろんゾーニング=優れたマットレスと言うわけではありませんが、こうした寝心地や使用感を高める工夫がある点も、HOLLOWのメリットのひとつと言えるでしょう。
HOLLOWのデメリット(こんな人に合わない)
硬めの寝心地が好きな人
HOLLOWは詰め物をふんだんに使用したピロートップタイプのマットレスで、寝心地としては柔らかめです。
そのため、硬めのしっかりした寝心地のマットレスが好きな人には合いにくいと思います。
寝返りを楽にしたい人
ボリューミーな詰め物のため、ポケットコイルの反発性もそこまで感じないので、寝返りが特別楽というわけでもありません。
寝返りをスムーズに打ちたいと人は高反発タイプの硬めのマットレスがおすすめです。
とはいえ、寝返りの回数は多ければ良いというわけではありません。寝返りが打ちやすいマットレスというのは寝返りしないと寝続けられないマットレスとも考えられます。(薄型の高反発マットレスにありがちなデメリットです)
あくまで「今使っているマットレスや布団が寝返りが打ちづらくて寝苦しい」とお考えの人がHOLLOWを使った場合に睡眠環境が劇的に変わるかといえば、そうなりにくいという意味です。
長く使いたい人
マットレスはローテーションといって上下や表裏に回転させてヘタリを馴らして使うことで長い間寝心地をキープできます。
しかし、HOLLOWは片面仕様(つまり表裏のローテーションが非対応)のため、両面仕様のマットレスに比べてヘタリに弱いと言えます。
よって、10年以上といった長いスパンでマットレスを使い続けたい人は、HOLLOWでは不満に感じてしまうかもしれません。
できるだけ安く済ませたい人
ピロートップ仕様においてはシングルサイズ21,990円というのは安く感じますが、満足できるノーブランドのマットレスとしてはもっと安い商品もあります。
ピロートップならではのふんわりとした寝心地に価値を置くかどうかで、この価格が安いか高いか判断がわかれそうです。
筆者としてはHOLLOWはその価値があり、コストパフォーマンスが優れていると思います。
以下の記事では当サイトおすすめのマットレスをまとめているので、よろしければご参考いただければと思います。
【体験レビュー】HOLLOWを実際に試してみた
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。
開梱・設置
こちらはシングルです。
圧縮されてロール状になって入っています。
中身はマットレス本体のみでした。保証書や取扱説明書はありません。
重さは約21kgあるので、力が弱い人は運ぶのが少し大変かもしれません。
マットレスを開けていきます。
内側のマットレスを傷つけないように、外側のビニールをハサミでスーッと切っていきます。
続いて、内側のビニールを切ります。
内側のビニールに切り込みを入れたとたんに圧縮されていたマットレスが膨張を始めます。
ゆっくりとほどかれていく感じです。
圧縮梱包タイプのポケットコイル特有の「ボン!ボン!」という破裂音はそこまでありませんでした。
あっという間に膨張していきます。
表にひっくり返して開封完了です。
外観
開封直後からハリのあるボリューム感があり、すぐにでも使えます。
開封して1日後には詰め物のウレタンフォームなどが膨らみ、ボリューム感が完全に復元されます(パッと見では差がわからないレベルですが)。
開封直後 | 開封して1日後 |
---|---|
表面の生地はポリエステル100%を使用。さらさらとした触り心地です。
生地の伸縮性が高いので、寝返りサポート性やフィット感が優れます。
裏面は不織布で滑りにくい仕様です。
なお、裏面では寝ることができません。
内部構造
内部構造をチェックするために、一部解体してみます。
ポケットコイルの上にピロートップの詰め物が施されています。
やはり詰め物のボリュームが多いです。
ボリューム感があるピロートップのおかげでバネ当たり(コイルの存在を感じること)はありません。
ピロートップの詰め物は上から、
- ポリエステル綿
- ウレタンフォーム(プロファイル加工)
- ピュアウレタン
- フェルト生地
- 不織布
という5層構造になっています。
生地の真下にあるポリエステル綿です。ふんわりとやわらかい感触が気持ち良いです。
更に下にはプロファイル(凹凸)加工されたウレタンフォームがあります。
プロファイル加工は体圧分散性を高めるという効果があります。
更に下にはしっかりめのウレタンフォーム(ピュアウレタン)で荷重を支える構造です。
線径1.8mmのポケットコイル(白色)の高さは180mmほどでした。
端一列の線径2.3mmのポケットコイル(青色)は白色に比べて少しだけコイル高が高くなっています。なお、ピロートップに覆われた状態ではこの高さの差は感じません。
コイル高180mmはかなり高さがあるタイプと言えます。
コイルは高さがあるほど、クッション性が高くなる傾向があります。
寝心地
ピロートップならではの、ふかふかした雲のような感触です。
もっちりとした弾力感があり、ふんわりと荷重を受け止めつつ、ポケットコイルでしっかりと支えてくれる絶妙な寝心地。
「あ、これは良いマットレスだ」と寝た瞬間から感じました。
実際の弾力や寝返りの感じは以下の動画をご参考ください(音は出ません)。
続いて仰向き寝の寝心地をチェックします。
仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。また、寝返りに力が必要なので、寝返りサポート性も大切です。
なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。
HOLLOWは感触こそかなり柔らかめな印象ですが、沈み込んだときに極端な落ち込みを感じず、自然な寝姿勢をキープしてくれました。
体のラインがまっすぐになるというよりは、体の自然なカーブをやさしくサポートしてくれるという寝心地です。
深く沈み込む臀部(おしり)の下に手を入れてもバネの存在感を感じることなく快適です。
ソフトタイプのマットレスは沈み込みやすいので寝返りがしにくい傾向がありますが、HOLLOWは並行配列のポケットコイルならではの動きの良さによって、ストレスを感じなかったです。
ただし、寝返りのしやすさをアピールしている高反発系のマットレスに比べるとやはり多少力が必要だと思います。
続いて、横向き寝をチェックします。
横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。
つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような衝撃吸収性もポイントです。
上の画像のとおり、ピロートップのおかげで肩や臀部がしっかりと沈み込むことができるので、横向き寝の寝姿勢はとても自然です。圧迫・底付きも感じません。
生地のキルティングによるフィット感のおかげで、安定感もあります。
最後は腰を掛けたときの感触です。
一般的にマットレスの端部分はそれ以上荷重を分散できないので落ち込みやすいです。
高級モデルなどでは、そうした落ち込みを解消するように端部分にワイヤーを入れたり、コイルを硬めにしたりすることもあります。
HOLLOWはマットレスの端1列のみ線径2.3mmの硬めのスプリングを使用しているゾーニング仕様です。
そのため、落ち込みが軽減でき、マットレスの端から端まで優雅に使えます。
実際に使ってみてよかったところ
仰向き・横向きでバランスの良い寝心地
ピロートップならではのやわらかめの寝心地による高い体圧分散性と高いフィット感は、特に横向き寝でその真価が発揮され、体に痛みを感じることはありませんでした。
一方、そうしたやわらかめのマットレスにありがちなトレードオフとも言えるデメリットは、沈み込みが深いことによって仰向き寝に向きづらいということです。
しかし、HOLLOWは沈み込んだときに下層のポケットコイルにグッと支えられる感覚があり、沈み込み過ぎず寝姿勢をサポートしてくれます。
詰めものやスプリングのボリューム・内容を計算しつくして辿り着いた良質なバランス感だと思いました。
ワンサイズ上の使用感
就寝中は寝返りを打ちますが、寝相が悪い人だとそうした動きでマットレスの端から端まで使います。そして端部分は落ち込みやすいので落下してしまうおそれもあります。
HOLLOWは左右の端一列を硬めのスプリングで作られていて、実際に寝返りや、端ギリギリで寝てみたりしましたが、落ち込むことはなく、端部分でも安定感がある寝姿勢が実現できました。
マットレスは基本的に大きければ大きいほど(シングルよりもダブルサイズの方が)ストレスなく優雅に眠れるので、結果的に睡眠の質が高まりやすいです。
しかし、限られた部屋のスペースでなかなか大きいサイズのマットレスを置くのが難しい場合もあるでしょう。
HOLLOWの場合、端から端までストレスなく使えることでワンサイズ上の寝心地を実現できます。つまり、シングルサイズでもセミダブルレベルの使用感が得られると言えるでしょう。
実際に使ってみて気になったところ
少し暑い(ムレを感じる)
HOLLOWは体へのフィット感が高めなので、包まれているような寝心地です。
よって、体への接地面が多いため、よく言えばあたたかく感じます。
しかし、しばらく寝ていると、特に荷重がかかる背中や臀部は蒸れてくる感じもあるので、暑がりな人にはやや不向きだと思います。
詰め物のヘタリ
ピロートップマットレスの宿命とも言えますが、詰め物部分で多く使われているウレタンフォームや綿はヘタリやすい素材です。
ウレタンフォームは形成後からすぐに加水分解が始まるので、劣化が早めです。そして綿に関しては睡眠中の湿気や体温による加熱のもとで使い続けると次第につぶれていきます(せんべい布団化)。
HOLLOWの特徴的な「ふんわりと雲のような寝心地」の多くはピロートップによるものなので、ピロートップ(詰め物)がヘタると寝心地自体も大きく変わってしまうでしょう。
逆に言えば、詰め物にそこまで頼らず、スプリングを中心に寝心地を作っているマットレスはヘタリに強いです。
口コミ・評判のまとめ
HOLLOWの口コミをまとめると以下のような内容が見られました。
良い口コミ | 悪い口コミ |
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口コミに関する解説
口コミ全体は5点満点で4.8の高評価です。※公式サイトのSサイズの商品ページ参考
特に「ふかふかの寝心地が気持ちいい」という良い口コミが多く見られました。
やわらかめの寝心地のマットレスは入眠時に気持ちよく感じやすいので、高い満足感を得ている人が多いようですね。
しかし、硬さ・柔らかさの評価は人によってバラバラです。「思ったよりも硬かった」という声もあれば、「柔らかすぎて寝心地が良くない」という評価もありました。これは致し方ないことでしょう。
また、HOLLOWのピロートップで使われている詰め物はウレタンフォームと綿なので、この記事の上でも触れたようにヘタリやすい素材です。
使用環境によって寿命は変わってきますが、「ある程度時間が経過してから寝心地が悪くなった」という趣旨の評価があるのはそのためかと思われます。
ただし、3年経っても寝心地に満足しているという人もいるので、定期的にローテーションを行い、ヘタリをならしていく工夫をすることをおすすめします。
似ている商品との比較
HOLLOWと同様の「ピロートップ仕様のマットレス」において似た商品と仕様を比較してみます。
商品名(メーカー) | HOLLOW(エアリゾーム) | DORMIRA極厚(モダンデコ) | Nスリープ L1-02MF(ニトリ) |
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画像 | |||
厚さ | 公表値:23cm 計測値:26cm | 25cm | 33cm |
コイル数 (Sサイズ) | 465個 | 558個 | 974個 (2層) |
端強化 | 左右1列 | 外側1周 | × |
配列 | 並行配列 | 交互配列 | |
保証期間 | 3か月 | 3年 | 30年 |
価格 (Sサイズ) | 21,990円 | 26,990円 | 69,900円 |
リンク | 商品リンク | 商品リンク | 商品リンク |
ピロートップマットレスは使われている素材が大きく異なることが多く、寝心地には差が生まれやすいので正直比較しづらいです。
仕様だけを考えるとNスリープは優れていると言えるでしょう。ただ価格がかなり高くなります。
純粋にHOLLOWと似たモデルで考えるとモダンデコのDORMIRAと言えそうです。こちらもいずれレビューしたいと考えています。
【厳選】HOLLOWと併せて買いたいベッドフレーム 2選
HOLLOWは厚みがあり、重量もあるマットレスなので立ち座りしやすく、耐久性があるベッドフレームがおすすめです。
1. 北欧風シンプルすのこベッド「Banon」
安心の頑丈設計
どんな部屋にも合わせやすいシンプルデザインのすのこベッド。フレームに極太の板を補強した耐荷重350kgの強靭な耐久性が特徴で、きしみや揺れの心配がなく、安心して眠れます。
4段階の高さ調節ができるので自分の好きな高さで使えます。さらにパーツが少なく組み立ても簡単です(15分くらいで完成できます)。
サイズ | セミシングル~ダブル (ショート丈あり) |
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カラー | ナチュラル、ブラウン、ホワイト |
価格 (Sサイズ) | 17,990円 |
2. ステージベッド「STACEY」
オール天然木なのに格安
天然木を贅沢に使用しているのに2万円台で買えるコストパフォーマンスが優れたローベッド。使われている桐材は湿度調節機能が優れていてカビにくいです。
ヘッドボードの高さは床板から約45cmあるので、厚さ26cmのHOLLOWを置いても余裕があります。
サイズ | セミシングル~キング |
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カラー | ダークブラン、ナチュラル |
価格 | 2万円台~ |
HOLLOWの廃棄方法は?
スプリングコイルマットレスのため、自分で裁断が難しく、基本的に粗大ゴミに出すことになります。
参考までに神奈川県横浜市の場合、スプリングコイルマットレスの粗大ゴミ廃棄費用は2,200円です。
まとめ
いかがでしたか。
エアリゾームのオリジナルマットレス「HOLLOW」をご紹介させていただきました。
高級ホテルにもよく採用されているピロートップ仕様のマットレスが2万円台から買えるコストパフォーマンスが優れた商品です。
ピロートップならではのふんわり包み込まれる「雲のような寝心地」が特徴で入眠時にはとても気持ちよく感じました。
あえてデメリットを言えば、包み込まれることによる暑さ・蒸れですが、冬場など寒い季節には逆にメリットとも取れます。
表面はやわらかいですが、沈み込んだらグッと押し返すポケットコイルの感じも良く、バランスが良い寝心地だと感じました。
特に体のラインがはっきりとした女性的な体型の人や、沈み込みが深い横向き寝を中心とした寝姿勢の人におすすめです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。