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高反発マットレス選びの完全ガイド
この記事では「高反発マットレス」について、徹底解説します。
当サイトはベッド・マットレス専門情報サイトです。(2016年より運営)
サイト開設より、様々なマットレスメーカー様のご協力のもと、レビューや、ショールームの訪問を繰り返し、体験したマットレスは軽く100台を超えました。
そんな実体験を踏まえて、この記事では高反発マットレスの選び方と本当におすすめできる商品をご紹介します。
『早くおすすめ商品が知りたい』という人は、下のボタンを押すとその場所へジャンプするので、ご参考くださいね。
おすすめ高反発マットレス 12選※
(このページ下へジャンプ)
※マットレス8選・トッパー4選の計12選
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
この記事を書いた人
【公平性について】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。ただし、おすすめ商品および掲載位置はメーカーの関与はなく、当サイト独自の評価方法を基に決めているのでご安心ください。
目次
高反発マットレスとは?
高反発マットレスとは、文字通り「高い反発性があるマットレス」のこと。
わかりやすく言うと、跳ね返す力が強いマットレスです。
高反発マットレスの主なメリットは以下の2点です。
- 寝姿勢保持性が良い
- 寝返りしやすい
1. 寝姿勢保持性が良い
高反発は沈み込みにくく、人間が立っている状態と近い骨格を支えられます。これを専門用語で「寝姿勢保持性が良い」と言います。
寝姿勢保持の目的は、人体のS字カーブ「生理湾曲」を維持することです。
腰が沈み込みすぎるとカーブ(生理湾曲)が変わろうとし、周囲の筋肉も緊張したままのため、起きたら体が痛くなることもあります。
これは特に低反発マットレスで寝た時に感じるデメリットです。
一方、高反発マットレスは沈み込みにくいため、「その人がもっている生理湾曲を維持しやすい寝姿勢になる」ことが大きなメリットなのです。
2. 寝返りしやすい
高反発マットレスは、元に戻ろうとする力が強いため、体の動きをサポートします。
簡単に体が動かしやすいので寝返りがスムーズに打てます。
人は一晩のうちに約20回ほどの寝返りを繰り返します。
寝返りは、血液の循環を良くしたり、温度調節・蒸れを解消するために必要な動作です。
つまり、適度な回数の寝返りをストレスなく打てることが、快適な睡眠に繋がります。
高反発マットレスはこんな人におすすめ
仰向き寝が中心の人
高反発マットレスのメリットのひとつ「寝姿勢保持」とは、基本的に仰向きの寝姿勢が前提です。
別の言い方をすると「立っている姿勢のような状態を作るには、仰向きになる必要がある」ということです。※横向きの寝姿勢では、背骨のカーブ(生理湾曲)を保持するのは難しいです
要するに、高反発のメリットを最大限享受できるのは仰向きの寝姿勢と言えるでしょう。
寝苦しく感じている人
今使っている寝具(敷き布団・マットレス)で、思うように寝返りが打てずに、寝苦しく感じている人は高反発マットレスがおすすめです。
高い反発性によってストレスなく寝返りが打てることで、温度や蒸れの調節がスムーズになり、快適な睡眠に繋がります。
一般的な日本人体型の人
高反発は、低反発よりもフィット感が少ない寝心地です。
低反発は、体にじんわりとフィットするため、体のラインがハッキリしている人に合いやすいです。(欧米人に多い)
ですが、日本人は仰向き寝が多く、平坦な体つきをしている傾向があるため、体にフィットする寝心地よりも、寝姿勢をしっかり支える寝心地が合いやすいと言えます。
高反発マットレスの代表メーカーは?
高反発マットレスと言えば、世界的には「マニフレックス」、日本市場では「エアウィーヴ」が有名です。
1. マニフレックス
参照:マニフレックス
高反発マットレスの先駆者
マニフレックスはイタリアのマットレスメーカー。世界約100カ国に輸出され、3,500万人以上のユーザーに使われている世界最大級の寝具ブランドです。
マニフレックスのマットレスは「エリオセル®」という特許素材(高反発フォーム)を使用しています。
また、一般的なウレタンフォームを作る際には、フロンガスで発泡しますが、エリオセル®は水で発泡します。
よって、焼却時にも有毒な物質が出ません。このように環境問題へ意識の高さという点がブランドとしての大きな特徴です。
エリオセル®の反発弾性率は約40%(当サイト測定値)なので、JIS規定上では「高反発」に分類されませんが、「戻るスピード」よりも「戻る力」を重視した高反発素材です。よって、寝返りサポート性よりも、寝姿勢保持性が優れていることが特徴です。
2. エアウィーヴ
参照:エアウィーヴ
スポーツ選手を起用した広告で有名
エアウィーヴは、ポリエチレン樹脂を使ったファイバーマットレスを中心に展開している寝具ブランドです。
有名スケート選手などを起用した広告で一気に認知度を高め、ベッド市場全体の客単価を高めたと言われています。創業は2004年なので、他のベッドメーカーに比べるとかなり新しい企業です。
エアファイバーは3次元構造なので、反発力(エアウィーヴ社の表現だと「復元性」)が多方向に作用することで、寝返りがしやすいという特徴があります。
高反発と低反発の違いは?
高反発マットレスの反対に位置するのが「低反発マットレス」です。
低反発マットレスとは、押して離すとゆっくり形状が戻る素材を使ったマットレスのこと。
最大の特徴は衝撃吸収性の高さ。要するに「揺れにくいタイプ」です。
また、フィット感が強く、体圧分散性も高いです。
下の動画は高反発フォーム(左)と低反発フォーム(右)との反発力の違いです。※音は出ません
上の動画のとおり、
- 高反発(左)は「跳ね返す力」
- 低反発(右)は「吸収する力」
が強いのです。
なお「反発弾性率(はんぱつだんせいりつ)」によって低反発(15%未満)と高反発(50%以上)に分けられます。
素材が持つ反発性を測る数値。反発弾性率を調べる方法として、JISが定めるテスト方法(JIS K 6400-3)があり、簡単に言うと「高さ50cmから鉄球を落として、反発した高さと割ったのが反発弾性率」ということです。
分類 | 低反発 | 高反発 |
---|---|---|
画像 | ||
反発弾性率 | 15%未満 | 50%以上 |
特長 | 衝撃吸収性が高く、静かな寝心地が実現でき、体にフィットし安定感がある | 寝姿勢保持性が良く、体の動きに対する反発力があり、寝返りをサポートする |
合いやすい人 | 横向き寝 欧米人体型 | 仰向き寝 日本人体型 |
有名な低反発マットレスメーカーは?
低反発マットレスといえば、テンピュール®やトゥルースリーパーが有名です。
低反発フォームは、正式には「メモリーフォーム(形状記憶素材)」と言います。
メモリーフォームは衝撃吸収性が高く、特にテンピュール®は宇宙飛行士の椅子に使われ、「NASAが認めた素材」としても有名になりました。
下記はテンピュール®のショールームで撮影した動画です。※音は出ません
(左:普通の低反発素材、真ん中:テンピュール®、右:ファイバー高反発素材)この動画を見ればテンピュール®の衝撃吸収性がいかにすごいかお分かりいただけると思います。
高反発マットレスが人気な理由
メモリーフォーム(低反発)マットレスは、テンピュール®が宇宙船の椅子に使ったウレタン素材を一般用途向けに発展させ、1991年にマットレスとして製品化・発売したのが始まりです。
以降、そのふんわりとした寝心地から「無重力状態のような寝心地」と評され、大ヒットしました。
しかし、低反発マットレスの弱点は、フィット感が強いあまりの蒸れやすさや、沈み込むため寝姿勢が崩れやすいことです。
そうした理由で、『低反発マットレスは確かに気持ちいいけど、なんか寝苦しく感じる』と思う人も増えてきました。
エアウィーヴの創業者である高岡氏がファイバー素材を使った高反発マットレス(エアウィーヴ)を開発したきっかけもそうした体験からと聞いたことがあります。
このような時代の流れで、日本においては低反発よりも蒸れにくく、沈み込みにくい高反発マットレスが増えてきているのです。
低反発マットレスが合いやすい人は?
上記のデメリット(蒸れやすい・沈み込みやすい)があるから「低反発が悪い」というわけではありません。
フィット感がある寝心地が好きな人や、横向き寝が中心(不安定な寝姿勢)の人は、体圧分散性が高く、安定感が優れた低反発フォームが合いやすいでしょう。
また、寝返りの多さによって体力が奪われている感覚がある人は、低反発にすることで余計な寝返りの回数が抑えられることもあります。
【要注意】高反発マットレスに関する3つの誤解
1. 実は「偽物の高反発」も多い
JIS規格では、反発弾性率50%以上で「高反発(高弾性)ウレタン」としています。
そして、反発弾性率の違いによって、以下のとおりに分類されます。
分類 | 低反発 | 一般 | 高反発(高弾性) |
---|---|---|---|
画像 | |||
反発弾性率 | 15%未満 | 15~49% | 50%以上 |
特徴 | 衝撃吸収性が優れ、静かな寝心地が実現できる | ごく一般的なウレタンフォーム | グッと押し返す弾力性によって、寝姿勢が整い、寝返りしやすい |
そして、誤解のひとつ「偽物の高反発」とは、一般ウレタン(15~49%)でも、「高反発マットレス」として販売されている場合があることです。
細かい話ですが、「生産可能な最低密度」もそれぞれ異なり、原料の種類と配合も違います。
なぜ、「偽物の高反発」が販売されているかというと、以下の2つが理由だと考えられます。
- 高反発(高弾性)ウレタンと一般ウレタンの見分けがつきづらいこと
- バイヤー・MDの知識不足(高反発=硬いマットレスという誤った認識)をもとにした商品開発
こうした背景によって『低反発(反発弾性率15%未満)でないから高反発!』という間違った情報が、日本市場において既成事実となってしまいました。
そして、結果的に高反発じゃないのに「高反発マットレス」として販売されてしまっていることが多いのです。(真面目に高反発マットレスを作っているメーカーさんにとって歯がゆい思いだとお察しします)
当サイトでは商品レビュー時にマットレスの反発性を確かめるために、反発弾性率のテストを行っております。
2. 「高反発マットレス=硬い」ではない
(すぐ上でも少し触れましたが)「高反発マットレス=硬い」というイメージがあるかもしれませんが、反発力と硬さは別の話です。
高反発でも柔らかい寝心地の商品もあります。
なお、ウレタンマットレスの硬さはニュートン(N)という単位で記しますが、ニュートン数(硬さ)と反発力は関係ないので、ご注意ください。
3. 高反発マットレスは腰痛が改善する?
腰痛改善を目的として高反発マットレスを探している方も多いのではないでしょうか。
ですが、万人の腰痛を改善できるマットレスはありません。
腰痛の原因は人それぞれですし、お医者さんもあえて寝具については言及しないことが多いです。
高反発マットレスの販売ページでは『腰痛が楽になった』などの体験談が掲載されていることが多いですが、あくまで個人的な体験談なので、ご注意ください。
高反発が「腰痛に良い」と思われる理由
なぜ、高反発マットレスに腰痛改善の印象があるかというと、荷重が多くかかる臀部(おしり)などが沈み込みにくいという特徴があるからでしょう。
特に低反発マットレスにありがちな「体が沈み込みすぎる寝心地」の場合、腰が浮き、無理な寝姿勢になることで、体へ負担がかかることもあります。
高反発マットレスは「部分的な落ち込みを減らし、S字カーブ(生理湾曲)を保持する」という、体の負担を減らす目的で作られたので、『高反発=腰に良さそう』というイメージができたのだと思います。
高反発マットレスとスプリングマットレスの違い
スプリングマットレスとは、クッション材にバネ(硬鋼線やピアノ線)を使ったマットレスのこと。
よく聞く「ポケットコイル」や「ボンネルコイル」はスプリングマットレスです。
ポケットコイル | ボンネルコイル |
---|---|
スプリングマットレスには、高反発もあれば低反発もあり、様々な寝心地の商品があります。
つまり、スプリングマットレスの中にも高反発タイプ(高反発マットレス)があるということです。
「詰め物」によって反発性が変わる
スプリングマットレスのクッション材「スプリングコイル(ポケットコイル等)」は荷重分散・衝撃吸収が主な役割です。
スプリング自体はバネなので反発力が強いですが、スプリングの上の「詰め物」の素材によって、マットレス全体として感じられる反発力が変わります。
よって、スプリングマットレスにおいては、詰め物がどのような素材か?という点に注意しましょう。
例えば、反発力が強いスプリングの上に低反発の詰め物を施すと、寝心地自体は低反発マットレスに近くなります。
反発性を重視する人は、スプリングマットレスの場合、詰め物の素材に着目しましょう。
高反発マットレスの素材(4つ)
高反発マットレスは、基本的に以下の素材のいずれかを使用しています。
- 高反発ウレタン
- ファイバー
- ラテックス
- ポリマー
1. 高反発ウレタンフォーム
ウレタンフォームは高反発マットレスで最も多く使われているベーシックな素材です。
安価で軽量なため、手軽にマットレスを買いたい人におすすめです。
一方、湿気や紫外線、酸化などによって経年劣化が早いというデメリットがあります。特に安価すぎるウレタンマットレスには要注意です。
さらに、基本的に通気性はよくない(そして洗えない)ので、寝汗を多くかく人はベッドパッドなどを敷くことをおすすめします。
注意したいのはメーカーや商品によって、ウレタンの品質が大きく異なるため、寝心地に差が出やすいこと。
高品質(高密度・高弾性)のウレタンマットレスは、滑らかさと優れた反発性があり、心地よい眠りが実現できるでしょう。
2. ファイバー
細い繊維(ポリエチレンやポリエステル樹脂)を網目状に固めた素材。釣り糸の製造技術を応用していて、エアウィーヴなどでお馴染みの素材です。
三次元状にファイバーが絡み合っているため、様々な方向から体を支えられ、寝返りが楽にできることが特長。
空洞が多い素材なので、通気性が圧倒的に良く、蒸れにくいです。商品によっては洗えるというメリットもあります。
デメリットはヘタリやすい(復元率が低い)こと。また、ポリエチレン樹脂のファイバーは熱に弱いので、電気毛布などの使用や、天日干しはおすすめできません。
また、基本的な寝心地はかなり硬めなので、圧迫感を感じやすいです。
3. ラテックス
天然のゴムの木の樹液を使った素材。ゴムならでは高い弾力性が特長で、体当たりはやわらかいながら、スプリングコイルに似たバネ感を得られます。
見た目はウレタンフォームに似ていますが、ゴムの特性を生かし、多方向への反発力が働くため、寝返りのしやすさは抜群です。一方、ゴムのため揺れやすい点がデメリット。
優秀な素材ですが、近年は原料費高騰の影響からウレタンマットレスにシェアを多く奪われ、ラテックスマットレスの代名詞ともいえる「センベラ(ドイツ)」も販売終了するなど、選べる商品が少ないです。また、ゴムアレルギーがある人は使用できません。
4. ポリマー
2022年くらいから、ポリマー素材を使ったマットレスが少しずつ増えてきました。
ポリマーという言葉自体は「重合体」という意味ですが、マットレスの素材におけるポリマーとは「ゴムのような樹脂素材」とお考え下さい。よって、ラテックスの後継素材とも言えるでしょう。
ポリマー素材は「超高弾性ポリマー(ハイパーエラスティックポリマー)」と呼ばれることもあるとおり、ゴムのような高い弾力が特徴。素材自体の耐久性が非常に高く、10年以上の耐用年数があることもメリットです。
なお、ウレタン等の化学物質を使った素材と違い、ポリマー素材は水(ジェル)を主成分とし、食器などにも利用されることがある安全性が高い素材です。
唯一のデメリットは重いことですが、反発性・通気性・耐久性・体圧分散性などが高いレベルで実現できる優れた素材として今後注目しています。
【素材別】高反発マットレスの仕様を見極めるコツ
高反発マットレスの代表的な素材「ウレタン」「ファイバー」「ポリマー」について、仕様を見極めるコツをご紹介します。
ウレタンマットレスの場合
- 密度(耐久性)
- 復元率(耐久性)
- 平面or凹凸(寝心地)
- ニュートン数(硬さ)
密度(D)
耐久性は密度によって決まります。より長い期間使いたいなら、高密度なウレタンマットレスがおすすめです。
なお、ウレタンマットレスの販売ページでは「30D」などと表記されていますが、この「D」とは密度(Density)の意味です。
ウレタンマットレスは20~40Dの商品が多いですが、それぞれの耐久性(寿命)の目安は以下の通りです。
密度 | 耐久性(寿命) |
---|---|
20D前後 | ~1年 |
25D前後 | 3~5年 |
30D前後 | 5~8年 |
40D前後 | 8年以上 |
50D以上 | 10年以上 |
密度が低くなるにつれて価格は安くなる傾向があるので、自分が使いたい期間と予算に応じて、ご検討ください。
復元率
復元率とは「一定回数マットレスを圧縮した結果、どのくらい元に形状に復元されているか」という数値です。
基本的なマットレスの圧縮試験は80,000回の圧縮です。これは一晩にする寝返りの回数などを考慮して「標準的な人が10年使った場合」を想定した圧縮回数です。
ただし、実際の使用環境では、もっと部分的な荷重がかかったり、素材の経年劣化もあるので、このテスト結果はあくまで理論値です。
メーカーや商品によって圧縮試験の内容が違うことがありますが、本来はJIS規定によってきちんと測定し表示する義務があるので、JISによる検査を実施していて、且つ96%以上の復元率がある商品を選ぶのが安心です。
「密度」である程度の耐久性は判断できますが、困ったことに密度を詐称するために、ウレタンフォームに砂などを混ぜて重量を重くしている商品もあります。
数値上は高密度でも復元率が低い商品は、低品質なウレタンフォームを使っている可能性が高いとお考え下さい。
よって、密度だけでなく、JIS規定の測定によって高い復元率(最低96%以上)が確認できている商品がおすすめです。
平面か凹凸(プロファイル)加工か
マットレスの表面が平ら(平面)になっているか、凹凸があるプロファイル加工が施されているかで寝心地が変わります。
平面タイプ | プロファイル加工 |
---|---|
一般的には、プロファイル加工の方が寝心地としてはソフトに感じます。
また、点で支える構造のため、通気性や体圧分散性が高まるというメリットもあります。
しかし、プロファイル加工は、基本的に片面仕様のため表裏のローテーションができないことや、人によっては凹凸の存在感が気になってしまうというデメリットもあります。
ニュートン(硬さ)
ニュートン(N)とはマットレスの硬さを示す単位のこと。ニュートンの値が高くなるほど硬く感じます。
なお、消費者庁が定めるウレタンマットレスの硬さの表示ルールは以下の通りです。
▼消費者庁による表示ルール | |
---|---|
区分 | 用語(表示名) |
110N以上 | かため |
75~110N | ふつう |
75N | やわらかめ |
ただし、構造や厚さによって、実際に感じる硬さが大きく違うこともあるため、正直、ニュートンはそこまで参考にならない情報です。
ファイバーマットレスの場合
- 耐熱性(耐久性)
- 硬さの低下率(耐久性)
- 製法(耐久性)
耐熱性
ファイバーマットレスで最も差が出るのが耐熱性です。
ファイバーマットレスの原料は、基本的にポリエチレンかポリエステルですが、ポリエチレンは熱に弱く、ポリエステルは熱に強いです。
よって、電気毛布などを使いたい人はポリエステル製のファイバーマットレスを選びましょう。
ポリエステル系 (熱に強い) | ポリエチレン系 (熱に弱い) |
---|---|
ブレスエアー(東洋紡) | エアウィーヴ、エアロクレイドル(ファイテン) |
硬さの低下率
基本的にファイバー素材はウレタンフォームよりも復元率が低いため、形状がヘタリやすいです。
しかし、ファイバー素材はウレタンフォームよりも硬さが変わりづらい(硬さの低下率が少ない)というメリットがあり、商品によっては硬さの低下率を公表している例もあります。
よって、「硬さの低下率(硬さ保持率)」を比較して、耐久性がより高い商品を選ぶのも良いでしょう。
目安は「硬さの低下率が20%未満(または、硬さ保持率が80%以上)」だと耐久性が優れた仕様です。
製造方法
ファイバー系のマットレスの弱点は、端の素材から切れやすく、それが全体の寝心地を悪化させることですが、製造工程を工夫することによって、その弱点を克服している商品もあります。
代表例がファイテンの「エアロクレイドル」です。
エアロクレイドルは商品のサイズに合わせて製造ラインが組まれているので、端を固める加工を施すことができ、弱点を克服しています。
なお、ファイバーは、基本的にどのマットレスも同じくらいの硬さ(かなり硬め)です。
これは密度で硬さを作っているためです。
要するに、やわらかく作る(低密度で作る)と耐久性が低くなるため、基本的に硬めなのです。
ポリマーマットレスの場合
ポリマー素材自体は、反発性や耐久性など、どの商品でもそこまで差はありません。
ただし、ポリマーマットレスは、すべてポリマー素材で出来ているわけではなく、異素材(ウレタンやファイバー)と組み合わされた構造となっています。
そしてポリマー素材の厚さはだいたい3cmくらいが多いため、沈み込みや荷重が下層に到達します。
要するに、ポリマー以外の素材(下層)の仕様によって、寝心地や耐久性が変わるのでご注意ください。
【5つのポイント】高反発マットレス選びはココも注目!
1. 層構造
人間工学の観点からも、敷き寝具はいくつかの層構造を持ったマットレスの方が、体への負担が少なく、快適な睡眠が実現しやすいと言われています。
快適に眠るには、体へ直接触れる層はやわらかく、沈み込んだときにはしっかりと支える硬い層が必要です。
この観点から考えると、多層構造タイプは最もリッチな寝心地が得られると言えます。
特に「弾性の三層構造」で作られたマットレスは寝心地が抜群です。
2. 洗いやすいか
マットレスには汗や皮脂などの汚れが溜まりやすく、清潔に保つには定期的に掃除・洗濯しましょう。
よって、マットレスのカバーが簡単に脱着でき、家庭洗濯できるかなどのメンテナンス性もチェックしてみてください。
カバーについては、表裏が分離可能な商品の方が「汚れが気になる表面だけを洗濯できる」というメリットもあります。
表裏の分離OK | 表裏の分離NG |
---|---|
分離OKのタイプは、洗濯物が乾きにくい時期などのメンテナンスに便利です。
また、特に大量の汗をかく人は、芯材が洗えるファイバーマットレスがおすすめです。(ウレタンマットレスは芯材が洗えません)
3. 厚み(単体利用できるか)
高反発マットレスとして販売されている商品の中には、厳密には「マットレストッパー」として使うべき商品もあります。
トッパーとはマットレスの上に敷いて寝心地を調節する寝具のこと。
トッパー単体では薄すぎるため、底付きを感じてまともに眠れません。
気になった商品が単体利用できるか、しっかり販売ページでチェックしましょう。
基本的に10cm前後以上のマットレスなら底付きを感じず、単品利用ができると思います(もちろん構造・品質によります)。
4. お試し期間があるか
マットレスこそ長時間使ってみないと自分の体に合うかどうかわからないものです。
実は店舗やショールームで試し寝して選んだ商品でも、家で寝てみたら『なんか違った』ということも結構多いです。
なぜなら、店舗と家では就寝環境も異なりますし、人間の体圧分布は、ちょっとしたことで変わってしまうからです。
お試し期間(返金保証)があるマットレスは、もし自分に合わなかった場合に返品できるので安心して購入できます。
5. 折りたたみのメリット・デメリット
高反発マットレスには、3つや4つのブロックに分かれた「折りたたみタイプ」も多いです。
折りたたみタイプは収納しやすく便利ですが、寝たときの支持面が分断されているため、寝心地の悪さ・耐久性の低さというデメリットがあります。
どうしても折りたたんで収納・移動などをしたい人以外は、1枚もののマットレスを選ぶことをおすすめします。
こんなところも!失敗しないマットレス選びのコツ
マットレスを選ぶにあたり、他にもチェックしておいた方が良い項目は以下の通りです。
- 耐久性
- 反発性
- サイズ
- 通気性
- 揺れにくさ
- 配送・梱包状態
- 捨てやすさ
- 返金・返品保証やレンタルサービス
- 衛生加工
上記の項目を、細かくご紹介したら相当なボリュームになってしまうので、この記事では割愛しますが、より失敗したくない人は、以下の記事で詳しくご紹介しているのでご参考くださいね。
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迷ったらコレ!本当におすすめの高反発マットレス 8選
実際の体験・検証を踏まえ、数ある商品の中で特におすすめの高反発マットレスをご紹介します。
1. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」
グッドデザイン賞受賞の高耐久マットレス
寝具・インテリア業界に20年ほど精通したプロが満を持して立ち上げた高品質ウレタンマットレス。超高密度で作られているため耐久性が高いことが特長。JIS規格の3倍(240,000回)もの押圧試験にもクリアしています。
反発弾性率は60%なので、厳密な高反発(高弾性)フォームの中でもかなり高めの反発力があり、寝返りのしやすさは抜群です。
カバーは抗菌活性値5.9(強い効果が認められるレベル)の抗菌性がある生地を使用。1枚タイプにも関わらず三つ折りできるので、使わないときに畳んでおけることも便利です。以上のとおり、寝心地・耐久性・衛生面が優れたおすすめの逸品です。
密度 | 超高密度(推定52D ※非公開) |
---|---|
反発弾性率 | 60%(高反発) |
硬さ(N) | 154N(やや硬め) |
復元率 | 240,000回で99.6% |
その他 | 両面仕様、抗菌防臭・防ダニ、三つ折り可能 |
サイズ | シングル~ワイドダブル |
---|---|
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 49,800円~ |
SOMRESTAの三つ折りタイプ「ゼロギャップ®」もおすすめです!
2. 源ベッド×悠デザイン「咲夜ハイフィール」
薄型タイプとは思えない寝心地・感触の良さ
当サイト(運営:株式会社悠デザイン)と、国産ベッドメーカー「源ベッド」が共同開発した薄型マットレス。
『薄型マットレスとは思えない至高の寝心地』を目指し、薄型タイプでは珍しい3層構造、表層には超高密度・高反発フォームを採用しています。
3層構造ならではの体圧分散・寝姿勢保持・荷重分散のバランスの良さと、高反発ならではの寝返りサポート性が高い寝心地が実現されていて、約4万円から買えるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
密度 | 1層目:48D 2層目:30D 3層目:33D |
---|---|
反発弾性率 | 60% ※1層目 |
硬さ(N) | (ふつう) 1層目:110N 2層目:230N 3層目:190N |
復元率 | 80,000回で98.6%(JIS) |
その他 | 薄型・軽量、抗菌防臭・防ダニ |
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 | 39,900円~ |
3. マニフレックス「サステナブルウイング」
環境への配慮が素晴らしい
マニフレックスの三つ折りマットレス。「サステナブルウイング」と名づけられているとおり、マニフレックスの中でも特に環境面に配慮していることが特徴です。
圧縮ロールパッケージでお届け(輸送時の温室効果ガスを削減)するだけではなく、梱包材のポリエチレン紙が従来の1/10(ゴミ削減)、バイオマスインク(カーボンニュートラル)を使用するといった工夫が散りばめられています。
さらに、芯材のエリオセル®は水で発泡しているため燃やしても有毒ガスを発生させません。
これだけ環境を意識したマットレスは他には見当たらないでしょう。
肝心の寝心地も、マニフレックスならではの高反発らしい寝姿勢をしっかり支えるサポート力や、寝返りの打ちやすさといった特徴も実現され、満足感が高い仕上がりです。
密度 | 31D |
---|---|
反発弾性率 | 約40% |
硬さ(N) | 170N(硬め) |
復元率 | 非公表 |
その他 | 7年保証 |
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
クッション材 | エリオセル® |
価格 | 38,500円~ |
4. 快眠タイムズ マットレス
抜群のバランス感!失敗しにくい寝心地
愛知県に本社がある株式会社篠原化学が展開する寝具ブランド「快眠タイムズ」の基幹マットレス。寝具のプロによって計算されつくされた3層構造のウレタンフォーム+機能カバーによる寝心地・使用感は多くの人に合いやすいでしょう。
芯材のウレタンフォームは低反発+高反発(反発弾性率60%)仕様。沈み込んだらグッと押し返し、滑らかな寝返りが打てます。通気性も抜群なので、睡眠時の蒸れが気になる人にもおすすめ。さらに60日のお試し期間付きです。この仕様で5万円台~はコスパが優秀です。
密度 | 1・2層目:45D 3層目:32D |
---|---|
反発弾性率 | 1層目:12%(低反発) 2層目:60%(高反発) 3層目:45% |
硬さ(N) | (やや柔らかめ) 1層目:40N 2層目:60N 3層目:160N |
復元率 | 80,000回で99%(JIS) |
その他 | 60日のお試し期間 |
サイズ | シングル~クイーン |
---|---|
クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 | 50,000円~ |
5. エマ・スリープ「エマ・マットレス」
世界中で600万人が愛用
エマ・マットレスはドイツ発の海外マットレスブランド。2015年に欧州で発売以降、数々のアワード(表彰)を獲得していて、世界的な高評価を得ています。2021年よりついに日本でも販売開始されました。
反発弾性率は約60%(当サイト調べ)とかなり高い反発性があり、寝返りがしやすく、クッション材のウレタンフォームにいつくもの空洞がある特殊構造により、高いフィット感と、体圧分散性があり「体当たりはやわらかで、沈み込んだらグッと押し返す」という理想的な寝心地を作っています。
100日間のお試し期間があり、「返送費無料・梱包不要」と、かなりシンプルな返品・返金システムなので気軽に試しやすい点も魅力です。
密度 | 43D(推定・平均) |
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反発弾性率 | 60%(高反発)※当サイト調べ |
硬さ(N) | 第1層やわらかめ (70N)、 第2層かため (150N)、 第3層かため(120N) |
復元率 | 96% |
その他 | 100日のお試し期間(返送費不要) |
サイズ | シングル~キング |
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クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 | 99,000円~ |
予算が許す人は、新モデル「エマ・ハイブリッドV2」もおすすめです。
ポケットコイル×ウレタンフォームのハイブリッド構造で、さらに寝心地が良く、エマ・マットレスのハイグレードモデルです。
6. モットン
日本製の高反発ウレタン
モットンは株式会社グリボーという日本のベンチャー企業が販売しているマットレス。高い反発力で寝返りが打ちやすく「腰対策」として開発されました。
カバーが薄めでウレタンフォームの反発性をダイレクトに感じやすいので、わかりやすい高反発マットレスを探している人におすすめです。
他のメーカーでは中国製が多い中、モットンのウレタンフォームは日本製で作られている点も安心感が高いです。90日間のお試し期間もあるので、腰で悩んでいる人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
密度 | 30D |
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反発弾性率 | 約55%(高反発)※当サイト調べ |
硬さ(N) | 140N/170N/280N (選べる) |
復元率 | 80,000回で96% |
その他 | 90日のお試し期間 |
サイズ | シングル~ダブル |
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クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 39,800円~ |
7. 昭和西川「ムアツ マットレス(20年ムアツ X)」
大ヒット寝具のリニューアル
「ムアツ」は日本の老舗寝具メーカー【昭和西川】の代表寝具ブランド。凹凸加工が施されたプロファイルウレタンのパイオニアで、旧モデルの「ムアツふとん」は1971年に発売を開始し、2015年には累計販売数400万台を達成した大ヒットロングセラー商品として有名です。
ムアツふとんは2023年3月にフルリニューアルされ、商品名が「ムアツ マットレス」として生まれ変わりました。ムアツマットレスにはいくつか種類がありますが、特におすすめは「20年ムアツ X」というモデルです。
20年ムアツ Xはムアツブランドが持つ大きな特徴「耐久性・反発力・通気性・衛生加工」を存分に味わえます。価格はやや高めですが、薄型の三つ折りマットレスというジャンルにおいては、選んで間違いない逸品と言える仕上がりです。
密度 | 非公表 |
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反発弾性率 | 50% |
硬さ(N) | 上層:200N 中層:260N 下層:230N |
復元率 | 80,000回で98% |
その他 | 抗菌防臭(ポリジン加工)・防ダニ、三つ折り |
サイズ | シングル~ダブル |
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クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 143,000円~ |
8. エアウィーヴ「S03」
エアウィーブで選ぶならコレ
表と裏で寝心地が異なるエアファイバーを搭載したモデル。エアファイバーは3分割になっているので、体の部位ごとに寝心地を柔らかくしたり硬くしたりできます。
エアウィーヴのマットレスは一般的なマットレスに比べてやや硬めの寝心地なので、柔らかく微調整できるという点は大きなメリットでしょう。
硬さ | ふつう~硬め (調節可能) |
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反発弾性率 | 非公表 |
復元率 | 非公表 |
耐熱性 | △(ポリエチレン) |
その他 | 丸洗い可能 |
サイズ | シングル~クイーン |
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クッション材 | ファイバー(ポリエチレン) |
価格 | 198,000円~ |
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手軽に寝心地UP!高反発マットレストッパー4選
今使っているマットレスや敷き布団の上に敷いて使うオーバーレイタイプのおすすめマットレストッパーをご紹介します。
1. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレストッパー」
高品質・高衛生・高耐久
マットレス部門でもご紹介したSOMRESTAのトッパータイプ。マットレスタイプ(SOMRESTAマットレスPREMIUM)と同じウレタンフォームと搭載し、反発性や耐久性は抜群に高いです。
さらにカバーも同様に抗菌活性値5.9(強い効果が認められるレベル)の抗菌性がある生地を使用。
「高品質な高反発ウレタン=SOMRESTA」と言える存在で、この価格では考えられない間違いない品質が実現されています。
サイズ | シングル~ダブル |
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硬さ | やや硬め |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 29,800円~ |
その他 | 両面仕様、高反発、高密度、抗菌防臭・防ダニ、三つ折り |
2. 快眠タイムズ「スウィートドリーム ピロートップ」
薄くても荷重をしっかり支える
「快眠タイムズ」が海外ブランドを日本向けにリデザインしたオリジナルトッパー。芯材には密度50D・復元率99.5%という高品質・高耐久なウレタンフォームを使用しています。
人体の荷重を支えるために複雑なキルトデザイン(ヒューマノイドキルト)を施し、沈み込みにくい優れた体圧分散性を実現。さらに反発弾性率63%というかなり高い反発性があるので、寝返りのしやすさも抜群です。厚さ2.5cmという超薄型タイプなので手軽に取り入れられる点も魅力。
密度 | 50D |
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反発弾性率 | 63% |
硬さ(N) | 非公表(ふつう) |
復元率 | 99.5% |
その他 | ゴムバンド付き |
サイズ | シングル~クイーン |
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クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 25,300円~ |
3. ファイテン「エアロクレイドル」
高い耐久性とリラックス効果
ボディケア商品が有名なファイテン製のオリジナルマットレストッパー。高反発ファイバー素材をクッション層に用いています。
ファイバー系のマットレスの中では抜群の耐久性があり、熱にも強いので熱め(70℃まで)のお湯で汚れを洗い流せます。ファイテン独自の【アクアチタン技術】によって、ゴールドなどの金属を素材に練り込んであり、自律神経をリラックスさせる効果を得られることが特長です。
硬さ | やや硬め |
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反発弾性率 | 非公表 |
復元率 | 非公表 |
耐熱性 | △(ポリエチレン) |
その他 | 洗える素材、アクアチタン技術、ちぎれにくい加工 |
サイズ | シングル~ダブル |
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クッション材 | ファイバー(ポリエチレン) |
価格 | 49,500円~ |
4. 西川「AiR [エアー] SI」
有名アスリート御用達
プロ野球の大谷翔平選手を起用したCMで有名な西川のAiR[エアー]。多くのアスリートから支持されているマットレスです。
ポコポコした凹凸があるウレタンが点で体を支え、適度な体圧分散性で寝姿勢をサポートしてくれます。通気性も良好です。床に敷くマットレスタイプとベッドで使うベッドマットレスタイプがあるので、用途によって選びましょう。
密度 | 非公表 |
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反発弾性率 | 非公表 |
硬さ(N) | 140N |
復元率 | 非公表 |
その他 | プロファイル加工 |
サイズ | シングル~ダブル |
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クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 104,500円~ |
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「体圧分散性」は参考程度に
マットレスを探していると必ずと言っていいほど「体圧分散(たいあつぶんさん)」という言葉を見かけると思います。
そして、『体圧分散性が高いから良いマットレスです』とアピールするお店が多いですが、これは間違ったセールストークなので注意が必要です。
体圧分散とは、マットレスから体にかかる圧力(体圧)を分散することですが、体圧分散性が高いからと言って良いわけではありません。
高すぎる体圧分散性はむしろ寝心地としては気持ち悪く感じます。
そもそも体圧は人によって異なりますし、同じ人(自分自身)でも精神状態や疲れ等によって日々刻刻と変わるものです。
大切なのは「あなたにとって適切な体圧分散性があるかどうか」です。
体圧分散性については以下の記事で詳しくご紹介しています。
よって、マットレス選びに不安がある人は、まずお試し期間があるマットレスを試してみて、もし合わなかったらそれを基準に次のマットレスを検討するのもひとつの方法です。
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まとめ
いかがでしたか。
高反発マットレスの選び方やおすすめ商品をご紹介しました。
今寝ている布団やマットレスが寝苦しく感じている方は、思うように寝返りができないことによって、疲労の回復が不十分になっている可能性もあります。
そんなときには高反発マットレスを試してみることをおすすめします。
いきなり高価なマットレスを買い替えるのは不安だと思う人は、お試し期間がある商品(モットンや、エマ・マットレスなど)もあるので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか?
モットン | エマ・マットレス |
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最後までお読みいただき誠にありがとうございました。