小上がりにもなるベッドの特集
この記事では小上がりとして使えるベッドをご紹介します。
『部屋に小上がりを作りたいけど、大変そうだなぁ』
とお考えの人は、小上がりにもなるベッド(小上がりベッド)がおすすめです。
小上がりベッドは、組み立てて設置するだけで簡単に小上がりスペースを作れることがメリットです。
この記事の前半では、小上がり(および小上がりベッド)の特徴や選び方をお伝えし、後半でおすすめ商品をご紹介しています。
「早くおすすめ商品が知りたい」という人は、下のボタンを押すとその場所へジャンプするのでご参考くださいね。
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目次
小上がりとは
小上がりとは、部屋の中で一段上に作られた空間のことです。
料亭などで靴を脱いで上にあがるような座敷がありますが、あれも小上がりです。
小上がりベッドとは
小上がりベッドとは「小上がりとしても使えるベッドフレーム」のことです。
小上がり対応のベッドフレームの条件
小上がり対応のベッドフレームの条件は以下の2点です。
小上がりベッドの条件
- マットレス無しでも乗れる
- ヘッドボードがない
なお、一般的なベッドフレームはあくまでマットレスを乗せて使うことを想定した構造のため、小上がりとしては使えません。
通常、マットレスによって荷重が分散されますが、マットレスを使わないでベッドフレームに直接乗った場合、部分的・集中的に荷重がかかり、破損の原因になります。
つまり、小上がり対応のベッドフレームとは、マットレス無しでも乗れる構造をしているでのです。
小上がり対応のベッドフレームは耐荷重が高く設計されていて、頑丈な商品が中心です。
また、基本的にヘッドボードはありません。小上がりとして使う場合、ヘッドボードが邪魔になるからです。
小上がりのメリット
別空間として使える
部屋の一部に小上がりを作る場合、一段上げることによって、別の空間として使いやすいです。
たとえば、子供が遊ぶ場所(キッズスペース)や、お茶をする場所、くつろぐ場所など、専用のスペースとして使えます。特にキッズスペースとして使う場合など、広さが決まっているので、それ以上散らかりづらいという点もメリットと言えます。
腰掛けやすい
小上がりの段差は地べたに座るよりも楽に腰掛けて座ることができます。
小上がりの高さは商品によって異なるので、『楽に腰掛けたい』とお考えの方はある程度高さ※がある小上がりを選ぶと良いでしょう。※40cm程度の高さが一般的に腰掛けやすいです
収納スペースを確保できる
小上がりの床板下は収納場所として活用できることも多く、大量の荷物が収納できます。
『荷物が多くて収納場所が少ない』という人にも小上がりはおすすめです。
ほこりが入りにくい
家の中では低ければ低い位置ほどホコリが溜まります。
小上がりにすることで床に溜まったホコリが入りづらいので、清潔な環境を保ちやすいです。(とはいえ小上がりにもホコリは溜まります)
寝床として使える
床に布団を敷いて眠るより、小上がりの上で寝たほうがホコリを感じにくいです。
家族で使うのはもちろん、来客用の就寝スペースとしても小上がりは活用できます。この記事の下ではベッドにもなるおすすめの小上がりをご紹介しています。
小上がりのデメリット
部屋が狭く見える
部屋の一部に小上がりを作る場合、段差が生まれることで部屋全体がやや狭く感じてしまいます。
また、小上がりの上での生活は天井が近く感じるので、開放感が薄まります。
転落の危険がある
高さがある小上がりの場合、転落によってケガをする心配もあります。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭は注意が必要です。
掃除しにくい
段差があるため、掃除機がしづらいです。また、お掃除ロボットは入ることができません。
失敗しない!小上がりベッドの選び方
用途やシーンに合わせて、以下のチェック項目をよく検討すれば、失敗は少ないでしょう。
収納容量
商品によって、高さが異なります。小上がりベッドにおいては、高さ=収納容量なので、『たくさんの荷物を収納したい』という人は高さがある小上がりベッドを選びましょう。
高さ
腰掛けやすい高さが良いなら、なるべく高めの小上がりベッドがおすすめです。一方、部屋の圧迫感を少なくしたい人は、なるべく低めの小上がりベッドがおすすめです。
サイズ
小上がりベッドは一般的なベッドフレームと同じサイズ展開をしている商品も多いです。
つまり、シングルサイズ~ダブルサイズなどの展開があります。各サイズの特徴は以下の記事でご紹介しています。
一体型かユニット型か
ひとつの塊の一体型と、いくつかのブロックに分かれたユニット型があります。
一体型はベッドフレームとしての規格になっているため、マットレスが置きやすく、主にベッドとして使いたいという人におすすめです。
ユニット型はベッド以外にも掘りごたつやちょっとした腰掛けなどといろいろな用途で使うことができます。
木か畳か
床板の素材は木製パネルか畳が中心です。
木製パネルはフローリング調のデザインもあり、洋室との相性が良いです。
畳は和っぽい雰囲気にしたい人におすすめです。また、畳の方がクッション性が高いので、布団で寝たい人・座布団を使いたい人に向いています。
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【厳選】おすすめの小上がりベッド 4選
1. インテローグ「フローリング調小上がり収納ベッド」
格安ならコレ
1万円台から買える格安の小上がりベッド。床板が木製でフローリング調のカラーバリエーションがあり、洋室にもぴったりです。引き出しありと引出しなしタイプが選べます。床板下の全面が収納スペースとして使えない点がマイナスポイントですが、低予算で小上がりを作りたい人におすすめです。
2. BED STYLE「布団が収納できる・美草・小上がり畳ベッド」
広大な小上がりスペース
最大幅280cm(ダブルサイズ×2台)にもなる連結ファミリーベッドタイプの小上がり。2台のベッドのヘッドボードとフットボード部分をネジでがっちり固定することで隙間やズレなくくっつけることができます。床下全面が収納スペースになっているので、大量の荷物をしまいたい人にもおすすめです。高さがハイタイプ(42cm)とロータイプ(29cm)から選べる点もメリット。
3. こうひん「畳寝具 フォルティナ」
高品質な国産品
畳タイプの小上がりベッド。大正5年創業の老舗国内工場でひとつひとつ丁寧に作られています。畳の種類が4種類から選べる点も特長。たとえば和紙製畳は、一般的なイ草で作られている畳に比べて、ダニやカビが発生する心配がほとんどなく、耐久性が優れています。やや価格は高めですが、品質にこだわりたい人におすすめです。
4. KAGUYA HONPO「小上がり 高床式ユニット畳ベッド」
様々な組み合わせが選べる
畳ベッドタイプのユニット式小上がり。ユニット式なので、様々なアレンジが可能です。単品売りもしているので、作りたい小上がりの大きさによって買い足すことも可能です。高さはハイタイプ(45cm)とロータイプ(31.5cm)から選べます。
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まとめ
いかがでしたか。
小上がりベッドの特徴・選び方・おすすめ商品をご紹介させていただきました。
『小上がりを作りたい』と思ったとき、一から自分でDIYして作るという選択肢もありますが、得意でない人にとってはとても労力がかかります。
そして、小上がりは人が乗って生活する場所なので、壊れないことが大切です。DIYの場合、耐荷重などを考えて作らないと『せっかく作ったのにすぐ壊れた』ということも。最悪ケガをする心配もあるでしょう。
そこで手軽に小上がりを作る方法として「小上がりベッド」を取り入れてみることがおすすめです。
小上がりベッドは一般的なベッドフレームに比べて耐荷重が高く、小上がりとして耐えうる構造をしています。
ご参考いただけたら幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。