ファイテン エアロクレイドルを徹底解説

抜群の耐久性とリラックス効果

この記事ではファイテンの人気マットレス【エアロクレイドル】について、ベッドメーカーに勤めていた筆者が徹底解説します。

エアロクレイドル
エアロクレイドル

「ファイテンってマットレスも作っているの?」

そう思う人も多いのではないでしょうか。

ファイテン(phiten)と言えば、RAKUWAネックなど、ボディケア商品が有名で、多くのアスリートのファンがいるメーカーですね。

RAKUWAネック
RAKUWAネック

実は、ファイテンではそうしたボディケアの観点で開発したオリジナルマットレスを販売しています。それが今回ご紹介する【星のやすらぎ エアロクレイドル】です。

この記事を作成するにあたり、ファイテン株式会社様に取材のご協力をいただきました。

ファイテンの社員の方
ファイテン株式会社 くらしプロジェクト大河内様

マットレスの寝心地の体験も含めて詳しくご紹介しますのでご参考いただけますと幸いです。

なお、当記事はファイテン商品のPRを目的としたものではありません。

しかし、結論から言うとエアロクレイドルは、他にはないユニークな特長があり、体のケアを考える人におすすめできるマットレスだと感じました。

この記事を書いた人

管理人当サイトの管理人。ベッドメーカーに7年ほど勤めた後、ベッド専門情報サイト(当サイト)を運営。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。

> プロフィールはこちら

ファイテンとは?

ロゴ

ファイテンと言えば、ボディケア商品が有名です。

1983年創業以来、「健康」をキーワードに革新的な技術を開発し、世界各国で特許を取得しています。

なかでも、決して水に溶けないと言われていたチタンを水溶化させることに成功したことが有名です。それがアクアチタン技術です。

アクアチタン技術により、金属素材を繊維の一本一本までに浸み込ませることができ、ウェアやサポーターなどにファイテンの技術が搭載されることになりました。

各種金属の特性によって、人が持っている自然な力を引き出し、「体を本来のリラックス状態に導く」ということで、健康を意識する多くのユーザーに支持を得ています。

このアクアチタン技術をマットレスに応用した商品が今回ご紹介する【星のやすらぎ エアロクレイドル】です。

エアロクレイドルの特長

実際の体験を踏まえて、エアロクレイドルの特長と感じた点をまとめると以下の通りです。

エアロクレイドルの特長

  1. 高反発
  2. 洗えて清潔
  3. 通気性が抜群
  4. 軽い
  5. 耐久性が高い
  6. アクアチタン技術によってリラックス効果を得られる

以下、詳しくご紹介します。

1. 高反発

エアロクレイドルの反発性

エアロクレイドルは高反発マットレスです。

ファイバー素材による「立体網状構造」のため、かかる方向に対してすべて跳ね返す高い反発力が特長。

(動画は音がでません)

高い反発力によって、無理な力を入れることなく簡単に寝返りがしやすいです。

寝返りは睡眠中に体の非対象を元に戻す効果あり、適度な寝返りをスムーズに打てることは、良いマットレスのひとつの条件とも言えます。

2. 洗えて清潔

洗える素材

中材が丸洗いでき、アルコール消毒も可能です。

エアロクレイドルの中材はポリエチレンで出来たファイバー素材です。ポリエチレンファイバーはもともと釣り糸と同じ素材のため、水に強く、洗えることが特長。

こうした釣り糸が進化したような素材は、他社製(エアウィーヴブレスエアー)などでもお馴染みですが、エアロクレイドルの素材が優れている点は、熱に強いことです。

エアロクレイドルの中材は70℃まで耐えられます。

そのため、熱めのシャワーでしっかりと汗や皮脂などの汚れを落としやすく、他メーカー製に比べて清潔な状態にしやすいと言えるでしょう。

さらにアルコール消毒が可能な点もメリット。

マットレスに飲み物をこぼしたり、おもらしをしてしまったりしたときも、洗って乾かした後、市販の除菌スプレーなどを使い清潔にすることができます。

ちなみに他社製のマットレスではアルコール消毒が非推奨の場合もあるそうです。

3. 通気性が抜群

通気性

中材に空気層が多いため、通気性が抜群に良いです。湿気がたまりにくく、ダニやカビが好む環境を作りません。

空洞が多く、体の蒸れを逃がし、暑い夏場も快適です。

また、空気を多く含む構造のため、冬場も暖かいです。※敷きパッドを使うことでより暖かさをキープしてくれます

4. 軽い

軽いからカバーの取り付けも楽
軽いからカバーの取り付けも楽ちん

シングルサイズで重さが4.5kgのため、軽々と持ち運びが可能。腰や膝が悪い人でも簡単に片づけることができます。

持ち運びしやすいため、アスリートが遠征先で使ったり、出張が多い人にも人気です。

ファイテンファイテン

以前のファイテン製マットレスは低反発が主軸でしたが、重いことや蒸れやすいことなどのデメリットを改善するかたちで今の【エアロクレイドル】ができました。

5. 耐久性が高い

実は耐久性こそ、他の似たマットレスと比べてエアロクレイドルが優れている点です。少し細かいところですが大事な点ですので詳しくご紹介します。

裂け防止のために、両サイドを固める

マットレスの両サイドは立ち座りによって部分的な荷重が大きくかかり、ヘタリやすい場所です。

ファイバー系のマットレスの弱点は、端の素材から切れやすく(裂けやすく)、それが全体の寝心地を悪化してしまうことです。

エアロクレイドルはその弱点を克服するために、両サイド(端)を固める製法を採用しています。

ちなみに、競合商品であるエアウィーヴは端を固める加工をしていません。エアウィーヴの中材を作る工程は、ひとつの大きな素材を作り、それを裁断して個別の商品にあてているため、両サイドが切りっぱなしの断面になっているのです。

一方、エアロクレイドルは各サイズ(シングル・セミダブル・ダブル)毎の長さに合わせて作られます。そして、素材を編み込んでいく時に、両サイドだけスピードを調整して固めているそうです。

フラット構造

製造工程の中で、フラットにすることでクッション性を増しています。

そして、最後の生産工程で70℃のお湯に入れることによって、70℃に耐えられる素材になります。さらに素材が引き締まることによって、よりクッション性を高め、耐久性も増す工夫がなされています。

8万回の押圧試験で「復元率」「硬さの低下率」ともに合格

60kgの重さを8万回押圧させ、耐久性を確認しています。

「60kg」は日本人の平均体重で、「8万回」は10年でする寝返りの数として想定し、「標準的な人が10年使った場合、どれだけヘタるか」のテストということです。

結果は以下の通りです。

エアロクレイドルの試験結果

  • 復元率:90%以上
  • 硬さの低下率:良判定

ちなみに、他社製の似たマットレスと比べると、復元率はどれも同じくらいですが、硬さの低下率(クッション性)は圧倒的にエアロクレイドルが優れた結果を残しています。

硬さの低下率において、他社製品はエアロクレイドルの4~5割以下の結果です。つまり、エアロクレイドルが10年使えるとしたら、他社製品は半分以下で寝心地が変わってしまうということです。

6. 「アクアゴールド」「メタックス」でリラックス効果が期待

ファイテンの強みであるアクアチタン技術によって、エアロクレイドルは水溶化金属が溶け込んだ素材を使っています。

アクアゴールド(中材)

エアロクレイドルの中材にはアクアゴールドという金(ゴールド)を水溶化した素材が練り込まれています。

金は「電気の通りを整えて安定・定着させる」という性質があります。

人体の中の電気は神経伝達です。

つまり、アクアゴールドは神経の乱れた流れを元の状態に戻し、安定・定着させ、自律神経がリラックスした状態をキープするという効果があります。

なお、中材のピンク色は着色していない、アクアゴールド本来の色です。

真ん中がアクアゴールドの飲料水(無着色)
真ん中がアクアゴールドの飲料水(無着色)

ちなみにファイテンではアクアゴールドの飲料水も販売しています。このピンク色の水はもちろん無着色でアクアゴールド本来の色です。金はもともと漢方に使われている素材としても有名です。

コラム:自律神経とは?

自律神経とは交感神経と副交感神経を合わせたものです。

  • 交感神経:緊張・集中など活動的になる
  • 副交感神経:エネルギーを温存し、体を回復させる

人間本来のベストコンディションを実現する自律神経の標準範囲というものがあります。その標準範囲の真ん中に交感神経があり、副交感神経は交感神経に対して15%くらいプラスした状態がベストと言われています。

このバランスが崩れるとストレス状態に陥ります。

ファイテンファイテン

人間は自然と自律神経のバランスを元に戻そうとするのですが、現代人は睡眠不足だったり、ストレスを受けやすい生活をしているため、なかなか元に戻せないのが実情です。

アクアゴールドは自律神経をリラックスさせる作用があるため、血流を妨げられることが減り、疲労が抜けてリフレッシュできるのです。
※過剰な興奮状態(交感神経優位)の場合はバランスを元に戻す時間がかかるため効果は感じにくいです

メタックス(カバー表地)

エアロクレイドルのカバー表地にはファイテン独自素材「メタックス」が搭載されています。

メタックスとはメタルミックスの意味で、いろいろな水溶化金属をブレンドした素材のこと。

ファイテンはチタンから始まり、ゴールド、シルバー、パラジウム、プラチナなどいろいろな水溶化金属をつくっていて、商品に合わせてブレンドしているのがメタックスです。

柄の部分にメタックスが塗り込まれている
柄の部分にメタックスが練り込まれている

つまり、いろいろな種類のメタックスがあり、エアロクレイドルで搭載されているのは寝具に適したメタックスです。

エアロクレイドルでは、睡眠によって回復を促すような素材をブレンドされています。

例えば、ゴールドとパラジウムなどを入れて循環機能を正常化へ促進するような狙いや、筋肉などへのリラクゼーション効果もあります。

ファイテンファイテン

眠りに悩みを持つ人に対して、「本来の眠りに近づけてあげる」というのがメタックス素材です。

エアロクレイドルのラインアップ

エアロクレイドルには以下の2つのラインアップがあります。

  1. 星のやすらぎ エアロクレイドル(初代)
  2. 星のやすらぎ エアロクレイドルⅡ

違いはカバーのみで、基本的な性能は変わりません。

1. 星のやすらぎ エアロクレイドル(初代)

エアロクレイドル(初代)

エアロクレイドルの初代スタンダードモデル。ファイテンのブランドカラーであるブルーを基調としたスポーティなデザインと、通気性が良いメッシュ生地が特長。さらっとした肌触りです。

サイズ

価格(税込)
シングル:49,500円
セミダブル:60,500円
ダブル:71,500円
カバー表地メッシュ生地(ポリエステル100%)
技術メタックス、アクアゴールドシリカ

>>>このマットレスを詳しく見る

2. 星のやすらぎ エアロクレイドルⅡ

エアロクレイドル2

パイル生地のカバーのエアロクレイドル。やさしい肌触りが特長です。初代エアロクレイドルがかなりスポーティな見た目だったため、「女性にも選びやすいデザイン」を作ろうと開発された新モデルです。

サイズ

価格(税込)
シングル:49,500円
セミダブル:60,500円
ダブル:71,500円
カバー表地パイル生地(綿100%)
地糸(ポリエステル100%)
技術メタックス、アクアゴールドシリカ

>>>このマットレスを詳しく見る

エアウィーヴとの比較

同じポリエチレンファイバー素材を使った他社製品「エアウィーヴ(スタンダードモデル)」と比較します。

エアロクレイドルエアウィーヴ
(スタンダード)
画像マットレスパッド「エアウィーヴ」
サイズ

価格(税込)
シングル:49,500円
セミダブル:60,500円
ダブル:71,500円
シングル:66,000円
セミダブル:79,200円
ダブル:92,400円
重さ(シングル)4.5kg7kg
中材の厚さ2.5㎝3.5cm
特長
  • 70℃のお湯で洗える
  • サイド面を固める製法
  • メタックス、アクアゴールドシリカ
  • 硬さのゾーニング
  • 両面仕様のカバー(夏・冬)
商品リンク詳細はこちら詳細はこちら

価格はエアロクレイドルの方が1万円以上安いですが、中材の厚さ(重さ)が異なります。

エアウィーヴは部分によって中材の硬さを変えるゾーニング仕様や、カバーが両面仕様で表裏でCool面(夏向け)・Warm面(冬向け)となっています。

耐久性としては、硬さの復元率の点でエアロクレイドルの方が安心感があり、中材が70℃のお湯でも洗えるのでメンテンナンス性も優れています。そしてアクアチタン技術による体のリフレッシュ効果が期待できます。

【体験】エアロクレイドルに寝てみた

実際にエアロクレイドルに寝てみた感想をレポートします。なお、筆者の体型は以下の通りです。

筆者の体型

  • 性別:男性
  • 身長:171cm
  • 体重:57kg
  • 年齢:30歳台

硬いけど痛くない、絶妙な寝心地

横向き寝でも違和感はない
横向き寝でも違和感はない

強い圧力でプレスして耐久性を高めた素材と聞いていたため、体験する前は「硬いのかな?」と思っていました。

しかし、実際に寝てみると硬めではありますが、硬すぎず適度な体圧分散性があり、心地よく感じました。

沈み込みが深い横向き寝もしっかりサポートされていると思います。

寝返りがしやすい

(動画は音がでません)

全方向の高反発素材によって、スムーズに寝返りが打てます。

詳しくは上の動画をご参考いただきたいのですが、全然力を入れずに体を回転できました。

カバーが気持ちいい

エアロクレイドル(初代)のメッシュ素材
エアロクレイドル(初代)のメッシュ素材

エアロクレイドル(初代)のカバー表地はメッシュ素材です。さらさらっとした触り心地が気持ちよく、通気性も抜群です。

エアロクレイドルⅡのパイル素材
エアロクレイドルⅡのパイル素材

エアロクレイドルⅡのカバー表地はパイル素材です。タオルのようにふんわりしていて、肌触りがやさしいです。

その他仕様

カバー裏地
カバー裏地

カバー裏地は通気性・クッション性にすぐれたダブルラッセル生地を採用。しっかりした作りです。

かっこいいメッシュデザイン
かっこいいメッシュデザイン

初代モデルでは、カバー表地の一部で中材が見える透けたメッシュになっています。特に機能的な意味はないとのことですが、かっこいいデザインです。

ファスナー部分
ファスナー部分

カバー側面にファスナーがあります。洗濯時などにはここから中材を出し入れします。中材は軽いのでセッティングも楽々です。

エアロクレイドルのデメリット

単体使用はNG

エアロクレイドルはオーバレイタイプのマットレス(マットレストッパー)のため、単体のマットレスとしては使えません。

使用する際には比較的硬めの和布団やミディアム~ハードタイプのマットレスの上に敷きます。

なお、単体で使用した場合は底付きを感じてしまいます。

また、柔らかい寝具の上に敷いて使ってしまうと、沈み込みすぎてしまい、せっかくの高反発が活かされなかったり、部分的な荷重がかかることで早くヘタりやすいです。

その他エアロクレイドルの情報(Q&A)

メタックスの効果はシーツやパッドなどを付けても変わらない?

はい、変わりません。

アクアゴールドやメタックスは電気エネルギーなので、基本的に物体を貫通するため、シーツやパッドを通り抜けて人体に届きます。
※唯一遮断するのは60cm以上の鉛の板とのことです

メタックスは効果は減る?

アクアゴールドやメタックスの効果は一生持続します。洗ったりしても流れ出ません。

カバーの上に直接寝ていいの?

カバーに直接寝ることもできますが、パットを敷くことを推奨しています。

理由は、擦れによって穴が開いてしまう可能性があるからです。これはどのマットレスに対しても同じことが言えます。

電気毛布は使える?

電気毛布を入れたまま使うのはNGです。

熱がかかってプレスしてしまうとヘタる原因になってしまいます。
温めた状態で寝る間際に電源を切るならOKです。

洗濯はどうやってやるの?

カバーはネットに入れて洗濯してください。

中材はお風呂場などで、水(70℃までのお湯)洗いできます。
中材で使われているポリエチレンは基本的に熱に弱いので直射日光ではなく、陰干しで乾かしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ファイテンの人気マットレス【星のやすらぎ エアロクレイドル】をご紹介させていただきました。

パッと見ただけではエアウィーヴやブレスエアーと似たようなマットレスと思いますが、中身はファイテン独自の技術が詰まっていて、他にはない特長を備えています。

その代表がファイテンの特許技術である水溶化金属を、中材・カバーに搭載していることです。

金属は体の自律神経をリラックスさせる効果もあり、ファイテン製品はボディケアを大切に考える多くの一流アスリートに支持をされています。

特に現代はストレス社会と言われ、睡眠負債・睡眠不足など、睡眠に関する意識も高まっています。

筋肉や神経をリラックスさせる効果が期待できる金属(アクアゴールドシリカ・メタックス)を搭載している【エアロクレイドル】は、まさに今注目すべきマットレスと言えるでしょう。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

エアロクレイドル

公式サイトはこちら