折りたたみできる「すのこマット」を厳選してご紹介
この記事ではすのこマットについて、選び方・おすすめ商品を徹底解説します。
前半ではすのこマットの特徴や種類・選び方をお伝えし、後半でおすすめ商品をご紹介させていただきます。
「早くおすすめの商品を知りたい」という方は下記ボタンを押せばその場所にスクロールします。
この記事を書いた人
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれ、発生した広告収入をサイトの運営費に充てています
目次
すのこマットとは
すのこでできたマット(敷き物)。高さが低く、硬いフレームがないので、小さいお子様でも安心です。
基本的に折りたたみ可能なので、使わないときはコンパクトにでき、価格がリーズナブルな点もメリットです。
すのこって何?
すのこは木(や樹脂など)を間隔をあけて並べた通気性が良い構造になっていることが特徴です。もともとすのこは、押し入れなどの湿気予防に使われていました。
すのこは寝ている時にかく汗や水蒸気を上手に発散するので、寝床に利用するのに適しています。
すのこのメリット・デメリットなどは以下の記事で詳しくご紹介しています。
【5つのシーン】こんな人におすすめ
続いて、すのこマットはどんな人におすすめかご紹介します。
1. 布団派の人
床の近くで寝ることが好きな布団派の人でも、布団を床に直置きするのではなく、すのこの上に布団を敷くことをおすすめします。
特に和布団は湿気が下に逃げるので、床に直置きすると湿気が溜まりやすいです。
すのこマットを使用することで床と布団の間にすきまができ、通気によってカビが発生するリスクを下げることができます。
2. 使わないときに収納したい人
寝具を部屋に置くには広い面積が必要です。
使わないときは押し入れなどに収納した方が部屋が広く使えるため、普段から寝具を収納する生活を送っている人には折りたたみタイプのすのこマットがおすすめです。
3. 小さいお子様がいるご家庭
すのこマットは高さが低く、フレームがないため、小さいお子様が落下や激突によってケガをする心配が少ないです。
2台並べて使いやすいので、家族そろって川の字に寝ることもできます。
4. なるべく布団やマットレスに予算をかけたい人
寝心地は敷き寝具(敷布団やマットレス)でほぼ決まると言っても過言ではありません。よって、敷き寝具はなるべく良いものを選んだほうが良いです。
すのこマットは安いもので3,000円台から買えるので、マットレスなどの敷き寝具に予算を多く割きたいという人におすすめです。
5. 組立が苦手な人
すのこマットは組立が簡単です。商品によっては梱包から出すだけですぐ使えるものもあります。
一方、収納付きベッドなどの一般的なベッドフレームは複雑な組み立てを必要とする商品も多く、ものによっては組立に丸一日以上かかることもあります。
【4つのポイント】すのこマットの選び方
1. 折りたたみ方の違いによる特徴
すのこマットは折れてコンパクトになる商品が多く、その折りたたみパターンもいくつか種類があり、それぞれの特徴をご紹介します。
2つ折り
真ん中を折りたたむタイプ。折りたたんだ時に最も厚みが抑えられるので、家具などのすき間に入れやすいです。
3つ折り
3つに折りたたむタイプ。2つ折りに比べて短くコンパクトに収納できますが、やや厚みが出ます。3つ折りマットレスとの相性が良く、折ったときにすのこの上にぴったり収まります。
4つ折り以上
4つ以上に折りたたむタイプ。折りたたんだ時に最も長さが短くなりコンパクトですが、最も厚みが出ます。布団干し機能がある場合、最も換気性が良いです。
ロールタイプ
巻いてたためるタイプ。すのこが一つずつ動くので、形状の自由度が高く、敷き布団などと一緒に折りたためることできます。ただし布団干し機能は基本的にありません。木製すのこマットの中では最も軽量なタイプです。
ジョイントタイプ
正方形に近いブロックを連結(ジョイント)することによってマットとして使うタイプ。細かく分割し、連結できるので、マット以外にもベランダや押し入れに敷くなどいろいろな使い方ができます。
2. 素材の違いによる特徴
すのこの使われる素材の特徴をご紹介します。
桐(木製)
桐が持つ調湿性がカビを生えづらくするため、木製のすのこは桐で作られていることが多いです。桐は熱伝導率が低いので、夏は熱くなりづらく、冬は冷たくなりづらいです。軽量なので持ち運びも楽です。
ひのき(木製)
耐久性が高く、建築材としてはお寺などを作るのに昔から用いられています。伐採してから200年間は強度が強くなり、その後1,000年くらいかけて伐採時の強度に戻ると言われています。虫や菌の耐性にも強いです。良い匂いを発するので気分を落ち着かせたり、消臭や防ダニ効果も期待できます。重量はやや重めです。
樹脂(プラスチック)
プラスチックなどの樹脂でできたすのこ。基本的に水に濡れても大丈夫なので、汗や湿気に強くお手入れも簡単。抗菌・防カビ加工を施すことが多く、カビにも強いです。
繊維素材
ポリエステルなどの繊維でできたマット。吸湿性が高い機能繊維を使ったタイプが多いです。さらに抗菌防臭や防ダニ加工を施した商品もあります。すのこというよりも分厚い吸湿パッドなので、重量がかなり軽く、基本的に折りたたむのではなく分割して収納します。
3. 立ち座りしやすいのは「ベッドタイプ」
すのこマットは、高さが低いので立ち座りがしにくく感じる人もいます。また、床からの距離が近いので人によってはホコリを感じやすいです。※床から30cmはホコリの滞留ゾーンと言われています
「立ち座りしやすく、ホコリを感じにくい方が良い」
という人は、ベッドフレームと合体したタイプがおすすめ。床から高さがあるので、立ち座りがしやすく、ホコリを感じにくいです。
ただしベッドタイプは、折りたたんでもコンパクトになりづらいことや価格が高いことがデメリットです。
なお、折りたたみタイプのすのこベッドは基本的に脚にキャスターが付いているので、移動が楽です。
4. 布団が干しやすいか
すのこマットは、折りたたんだときに布団が干しやすいように固定できる商品が多いです。「布団を干したい」という人におすすめです。
特に2つ折りか4つ折りタイプは、布団と床の距離がひらくので、通気性が良いです。
逆に3つ折りタイプは布団の1/3程度が床から離れないので通気性が悪いです。
【気を付けよう】すのこマットの注意点
大きさがバラバラ
すのこマットはベッドフレームのようにサイズが統一されていなく、マットレスや敷き布団を置くと余白が出たり長さが足りなかったりすることがあります。
必ず販売ページで細かい寸法を確認しましょう。
なお、マットレスのサイズについは以下の記事をご参考ください。
1点の荷重に弱い
すのこは隙間がある構造のため、下が空洞の部分に集中的に荷重を乗せると折れてしまう可能性があります。つまり、直接すのこの上に乗らないように気を付けてください。
乗る場合は必ずマットレスや布団を敷いてください。しかし、薄い和布団では十分に荷重分散ができないので、できればマットレスの利用がおすすめです。
木製すのこは湿気に注意
木製のすのこは湿気に弱いため、特に和布団で使う場合には頻繁に乾燥させることをおすすめします。乾燥させることで湿気によるカビが発生するリスクを減らせます。
なお、マットレスを使った場合はあまり頻繁に乾燥させなくても良いです。特にスプリングマットレスは側面からの通気ができるので、和布団に比べてカビが発生するリスクも少ないです。
マットレスの特徴やおすすめ商品については以下の記事で詳しくご紹介しています。
【厳選】おすすめの折りたたみ式すのこマット 7選
各タイプの中で特におすすめの折りたたみ式すのこマット(一部ベッドタイプあり)をご紹介します。
1. 桐すのこマット(2つ折り)
凹凸形状で通気性アップ
桐を使用した2つ折りタイプのすのこマット。すのこ部分は凹凸構造になっていて、一般的な商品に比べて通気性が優れた構造が特長です。すのこ板の枚数が多く、密度が高いので、布団で寝たときに底付きを感じても嫌な寝心地にはなりにくいです。布団干しも可能です。
サイズ | シングル |
---|---|
素材 | 桐 |
タイプ | マット (二つ折り) |
布団干し | 〇 |
重量 | 約6kg(Sサイズ) |
価格帯 | 5,499円~ |
2. 桐すのこマット(4つ折り)
縦並びすのこの頑丈設計
桐を使用した4つ折りタイプのすのこマット。すのこの並びが「縦」になっているため、横並びに比べて脚の数が多く、耐久性が高いことが特長です。角が丸くなる面取り加工を施しているので、小さいお子様にも安心です。布団干しも可能です。
サイズ | シングル~セミダブル |
---|---|
素材 | 桐 |
タイプ | マット (4つ折り) |
布団干し | 〇 |
重量 | 約5.5kg(Sサイズ) |
価格帯 | 4,499円~ |
3. ひのきすのこマット(4つ折り)
耐久性に優れたひのきマット
ひのきを使用した4つ折りタイプのすのこマット。国産のひのきを使用しています。日本のひのきは外国産よりも香りが良いとされています。さらにひのきは伐採後200年は強度が上がる木材なので、長く安心して使いたい人におすすめです。布団干しも可能です。
サイズ | シングル |
---|---|
素材 | 桐 |
タイプ | マット (4つ折り) |
布団干し | 〇 |
重量 | 約9.5kg(Sサイズ) |
価格帯 | 6,999円~ |
4. 桐すのこマット(ロール式)
軽くて安いならコレ
桐を使用したロールタイプのすのこマット。ロールタイプ×桐材は木製すのこマットの中で最も重量が軽くなる組み合わせです。本商品はシングルサイズで5kg以下なので、持ち運びも簡単。すのこの角は面取り加工がされているので布団がひっかかりにくい設計になっています。
サイズ | シングル |
---|---|
素材 | 桐 |
タイプ | マット (ロール式) |
布団干し | × |
重量 | 約4.3kg(Sサイズ) |
価格帯 | 3,980円~ |
5. 樹脂製すのこマット(6つ折り)
手入れが楽
樹脂タイプのすのこマット。6つ折れて布団が干せます。樹脂(ポリプロピレン)は木製に比べて汚れに強く、雑菌やカビが繁殖しづらいです。4色のカラーバリエーションから選べます。重量が約5kgなので持ち運びも楽です。
サイズ | シングル |
---|---|
素材 | 樹脂 |
タイプ | マット (6つ折り) |
布団干し | 〇 |
重量 | 約5kg |
価格 | 9,990円 |
6. ひのきの折りたたみすのこベッド
狭い部屋でも置きやすい
ひのきを使用した折りたたみ式すのこベッド。キャスター付きなので移動も簡単です。使っていないときは折りたたんで別の部屋に持っていったりできるので狭い部屋でも置きやすいです。
サイズ | シングル~ワイドシングル |
---|---|
素材 | ひのき(木製) |
タイプ | ベッドタイプ (2つ折り・キャスター付き) |
布団干し | 〇 |
価格帯 | 3万円台~ |
7. 折り畳み桐すのこベッド
USBポート付きのコンセント付き
天然の調湿性能が高い桐(きり)をすのこに使った折りたたみベッド。すのこにはスリット加工が施さているので通気性も優れています。ヘッドボードには2口のコンセントに加えてUSBポートも付いているので、ガジェット類が多い人にもおすすめ。マットレスセットも選べることも魅力です。
サイズ | セミシングル~シングル ※ショートサイズあり |
---|---|
素材 | 木製(桐すのこ) |
タイプ | ベッドタイプ (2つ折り・キャスター付き) |
布団干し | 〇 |
価格帯 | 15,400円~ |
【大きめ】ダブルサイズ以上が選べる折りたたみ式すのこマット 4選
ダブルサイズ(横幅140cm)以上の大きいサイズが選べるおすすめの折りたたみ式すのこマットをご紹介します。
1. 断熱・吸湿すのこマット(繊維素材)
抗菌防臭・防ダニ
繊維素材を使ったジョイントタイプのすのこマット。機能繊維「INEXIT®(東洋紡)」と、「フィルハーモニィ®」を使用し、湿気と臭いを吸収し、抗菌防臭・防ダニ機能がある衛生面が優れた仕様です。折りたたむのではなくブロックを分割して(重ねて)収納します。
サイズ | シングル・ダブル |
---|---|
素材 | 繊維素材 |
タイプ | マットタイプ |
布団干し | × |
価格帯 | 1万円前後~ |
2. ひのきすのこマット(4つ折り)
厚さ25mmの頑丈なひのきすのこ
ひのきを使用した4つ折りタイプのすのこマット。最大25mmの厚さがあり、ひのき自体の頑丈さと相まって耐久性が優れた構造をしています。ダブルサイズは2枚のすのこマットを固定用バンドでつなげて使うので、折りたたんで収納するときにはコンパクトになります。布団干しも可能です。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
素材 | ひのき |
タイプ | マット (4つ折り) |
布団干し | 〇 |
価格帯 | 11,180円(ダブルサイズ) |
3. 桐すのこマット(ロール式)
家族で川の字に寝られる
桐を使用したロールタイプのすのこマット。すのこマットはフレームがない分、落下やぶつかったときなどにケガしにくいため小さいお子様がいるご家庭にもおすすめです。ロール状に収納できるので、和布団(敷き布団)派の人にもぴったり。サイズバリエーションはセミシングル・シングル・セミダブル・ダブルの中から選ぶことができます。
サイズ | セミシングル~ダブル |
---|---|
素材 | 桐 |
タイプ | マット (ロール式) |
布団干し | × |
価格帯 | 9,900円~ |
4. 樹脂すのこマット(ジョイント式)
12個のブロックを連結
樹脂タイプのジョイント式すのこマット。およそ50×50cmのブロックをパズルのように連結して使います。ダブルサイズはブロックが12枚セットになっていて、横幅が約150cmのため、マットレスのダブルサイズを置くと10cmほど余白が生まれます。分割・連結が自由なのでマット以外にもいろいろな用途で使うことができます。
サイズ | シングル(8枚)~ダブル(12枚) |
---|---|
素材 | 樹脂 |
タイプ | マット (ジョイント式) |
布団干し | × |
価格帯 | 10,083円~ |
・
・
・
まとめ
いかがでしたでしょうか。
すのこマットの特徴や選び方、おすすめ商品をご紹介させていただきました。
すのこマットは価格が安く、組み立ても簡単(組立しなくても良い)ので、手軽に買える点がメリットです。
さらに高さが抑えられること、フレームがないことで小さいお子様がいるご家庭でも安心して使うことができるでしょう。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。