NELL コイルフトンの体験レビュー

この記事では「NELL コイルフトン」をご紹介します。

実際に体験し、検証した内容をもとに、率直な感想をまとめました。ぜひご参考にしてくださいね。

著者情報 椚大輔 椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら
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NELL コイルフトンの基本情報

NELL コイルフトン

ブランド NELL
サイズ シングル~ダブル
クッション材 ポケットコイル
価格
(シングルサイズ)
72,000円

公式サイトはこちら

椚大輔
椚大輔
当サイトをご覧の方のために、メーカーさんからクーポンを頂きましたので、ぜひご利用くださいね。
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※公式サイトのみ対象

【まず結論】NELL コイルフトンの評価は?

NELL コイルフトンの体験

▼ NELL コイルフトンの評価
総合評価 3.43
仰向き寝 4.0
横向き寝 2.5
端の沈み込み 3.0
通気性 4.0
寝返り 4.0
底付き・圧迫のなさ 3.0
バネ当たりのなさ 4.0
耐久性 3.5
衛生面 4.0
取り扱いやすさ 4.5
価格 2.56

※目安は「3.50」以上が高評価です
(参考)点数の付け方について
(参考)スプリングコイルマットレスの評価方法

【総評】「軽さ」と「寝心地」をギリギリまで攻めた折りたたみマットレス

NELL コイルフトンの使用イメージ

今回、NELL コイルフトンを検証していく中で、ひしひしと伝わってきたのが、「寝心地の良いポケットコイルマットレスを、なるべく軽量で作る」といったメーカーさんの意気込みです。

「いかに軽量化するか」がカギ

私の勝手な推測ですが、おそらく「シングルサイズで10kg以下」という重量の目標(制約)があり、その重量内で「いかにNELLらしい寝心地の良さを感じられる三つ折りマットレスを作れるか?」というのがNELL コイルフトンのミッションだと思います。

要するに、「軽量化」が大きなポイントです。

NELLコイルフトンの軽量化の工夫
  • あし(脚)ブロックは、線径1.1mmという極細コイル
  • NELLマットレスよりも低密度化(1,173個/S → 840個/S)
  • 詰め物(ウレタン)をできるだけ減らし、さらに片面仕様(裏面では寝られない仕様)
  • 薄型タイプの中でもかなり薄い「厚さ約8.5cm」

そもそもNELLマットレスの重要なエッセンスである「超高密度ポケットコイル」というのは、重量が重くなりやすく、薄型化(フトン化)に向かない仕様です。

それを上記のような工夫で、NELLらしい寝心地を保ちつつ軽量化し、取り扱いやすい三つ折りマットレスを作るというのがNELLコイルフトンの仕様に現れています。

ギリギリな寝心地を攻めた薄さ(ゆえに、合わない人もいるだろう)

NELLコイルフトンの寝心地は良いです。「しなやかな高密度ポケットコイル仕様」で、重さを9.8kg(シングル)で仕上げたのはさすがだと思いました。

ただし、コイルの沈み込みはかなりギリギリを攻めていて、私の体型(171cm・60kg)で、少しでも荷重を集中させると、底付きのニュアンスを感じられるまでコイルが潰れます。

薄さ(8.5cm)

かなり攻めた薄さ(8.5cm)

特に横向き中心で寝る人は、肩や臀部に圧力がかかりやすいので、注意が必要です。また、体重が重い人にも合いにくいと思います。

よって、NELLコイルフトンは、「仰向け寝中心」で「標準体型以下」の人におすすめできる三つ折りマットレスだと思いました。

超高密度コイルならではの「濃密なフィット感」は表現できず

NELLコイルフトンの寝心地は良いですが、厳密に評価するとNELLマットレス(超高密度ポケットコイル)らしい「ジェル的で濃密なフィット感」は感じられません。

NELLマットレス NELLコイルフトン
NELL コイルフトンのポケットコイル

NELLコイルフトンは、仕様(圧縮率や巻き数など)の影響で反発力が強く、いわゆる「高反発マットレス」のような押し上げるサポート力を感じる寝心地です。

寝心地の違い
  • NELLマットレス(オリジナル):ジェル的なフィット感があり、体の曲線に沿って濃密にサポートする
  • NELL コイルフトン:グッと押し上げる反発力が強い寝心地

ただし、NELL コイルフトンは、NELLマットレス(オリジナル)と同じエッセンスで作ろうとしていない可能性もありますし、シンプルに三つ折りマットレスとして評価した場合は、十分に満足感を得られる寝心地だと思います。

圧迫感が気になる人は「マットレストッパー」を活用しよう

もし、圧迫感などを感じた時におすすめの方法が、マットレストッパーを使うことです。特に体圧分散性が高いマットレストッパーを使うことで、寝心地を改善できることもあります。

マットレストッパー

マットレストッパーを装着したNELLコイルフトン(私のおすすめはマニフレックスの「VIROBLOCKトッパー」)

また、そもそも薄型のマットレスは横向き寝や体重が重い人には合いにくいので、ベッドマットレスタイプのNELLマットレス(オリジナル)や、NELLマットレス スイートも検討してみましょう。

椚大輔
椚大輔
【まとめ】NELLコイルフトンは取り扱いやすい重量(シングルで10kg以下)で、可能な限り寝心地にこだわったポケットコイルタイプの三つ折りマットレスです。

ただし、薄さとしなやかさゆえに、荷重が集中すると圧迫感(底付き感)を感じやすいので、特に「仰向き寝中心」と「標準体型以下」の人におすすめです。

公式サイトはこちら

NELL コイルフトンの特徴

1. 薄型の三つ折りタイプ

三つ折りタイプ

商品名が「NELL コイルフトン(敷布団)」ですが、ジャンルとしては「薄型の三つ折りマットレス」です。

厚さが10cm以下なので、折りたたみ時にもコンパクトに収納できるので、取り扱いやすいことが魅力です。

2. 硬さが3ブロックで異なる

3ブロックの芯材

個人的にNELL コイルフトンで「これは良い!」と一番唸ったポイントです。

NELLコイルフトンの芯材は3つに分かれていますが、以下のとおり、すべて硬さが異なります。

場所 線径 硬さ
あたま(頭) 1.2mm ふつう
こし(腰) 1.3mm かため
あし(脚) 1.1mm やわらかめ
この中で「あし(脚)」がポイントで、最も柔らかい「線径1.1mm」というポケットコイルを使っています。
ブロックの位置ラベル

ブロックには位置ラベル(あたま・こし・あし)が付いています

「あし」ブロックには、圧力がかかりやすい踵(かかと)や、フィットしにくい足首などがありますが、この極細のコイルによって、非常にふんわりとやさしく支えてくれます(軽量化がもたらした恩恵とも言えますね)。

この感触がとても気持ちよく、浮遊感がある寝心地を演出してくれるのです。

3. 120日トライアル付き

NELL コイルフトンの体験

NELLのマットレスは120日のお試し期間が付いています。自宅でゆっくり試せることは大きなメリットと言えるでしょう。

お試し期間付き(トライアル付き)のマットレスは他社でも多くありますが、その中でもNELLは条件がやさしい方なので、気軽に試せることが魅力です。

NELL コイルフトンのデメリットと注意点

1. 価格が高め

「シングルサイズで72,000円」という価格は、三つ折りマットレスにしてはかなり高めです。

仕様や寝心地の良さを考えると納得感がある価格帯ですが、約8,000円追加するだけでベッドマットレスのNELLマットレス(オリジナル)が買えるので、よく検討されるのが良いと思います。

また、7万円くらいの予算があれば、他メーカーでも寝心地が良いベッドマットレスを選ぶことも可能です。

とはいえ、

  • スペースの制約でベッドは置けないが、寝心地には妥協したくない
  • ミニマルに暮らしたいが、 睡眠の質も重視したい

といった条件において、「本格的な寝心地が味わえる三つ折りマットレス」という点で、NELLコイルフトンは、バランスの取れた選択肢とも言えるでしょう。

2. 横向き、体重が重い人には合わないかも

【総評】でもお伝えしましたが、しなやかな寝心地という特徴がある一方で、荷重が多くかかった場合、床からの圧力を感じやすいです。

よって、横向き寝が中心の人や、体重が重い人には合わない可能性があります。

【体験レビュー】NELL コイルフトンを実際に試してみた

NELL コイルフトンの体験

椚大輔
椚大輔
お届け時の様子や、仕様などをレビューします。

開梱・設置

こちらはシングルです。

梱包状態

マットレスはロール状に圧縮されています。

段ボールの開封

内容物は、マットレス本体のみです。

マットレス本体

シングルサイズで約9.8kgなので、三つ折りマットレスの中では「やや重いタイプ」のマットレスですが、持ち運びにはそこまで苦労しないと思います。

マットレスの持ち運び

マットレスを包んでいる外側ビニールを丁寧にハサミで切って開封をします。

ビニールを切る

この時、マットレス本体に傷がつかないように注意しましょう。

開封の様子は以下の動画をご参考にしてください。(音声なし4倍速)

上の動画のとおり、まず外側のビニールを切り、次に内側のビニールを切り込みを入れるとマットレスが膨張します。最後にビニールと保護カバーを取って開封完了です。

外観

開封直後のNELL コイルフトンです。

開封直後のNELLコイルフトン

ヨレが少し残っていますが、開封直後から寝られるのでご安心ください。

なお、公式サイトによると『生地やコイルが完全に元の状態に戻り、安定した寝心地になるまでには最大24時間ほどかかります。』とあります。

参考までに開封直後と約2日後(約40時間後)の復元状態の違いは以下のとおりです。

開封直後と2日後(アニメーション)

このとおり、約2日経過すると完全に元の状態に復元されました

マットレスの厚さはこれくらいです。

マットレスの厚さ

厚さの公表値は8.5cmですが、一番膨らんでいるところで約9.5cmの厚さが確認できました。

厚さの計測

外観をチェックしていきます。

NELLコイルフトンの外観

カバーの生地はポリエステル100%のしっとりした肌触りです。

生地の感触

ニット生地なので伸縮性があり、体へのフィット感が高い寝心地です。

生地の伸縮性

生地のアップはこんな感じです。

生地アップ

マチには、「NELL」のラベルがあります。

ロゴ

このラベルの裏には「あし(FOOT)」という表示があり、「このブロックを足側にして寝てね」という印です。※NELLコイルフトンは、ブロックによって硬さが異なる仕様のため

「あし(FOOT)」という表示

三つ折りマットレスは、「分割部分の隙間の広さ」によって寝心地が悪くなることがあります。

分割部分の隙間の広さ

以上のとおり、NELLコイルフトンではそこまで大きな隙間が生まれないため、寝心地にもマイナスの影響が少ないです。

NELLコイルフトンは表面でのみ寝られる「片面仕様」です。

表面 裏面
表面 裏面

裏面に滑り止めなどはありませんが、ある程度の重さがあるため、床に敷いてもズレにくかったです。

裏面カバー

裏面カバーの素材もポリエステル100%です。

裏面カバーのアップ

カバーはファスナーで脱着が可能です。

ファスナー

内部構造

内部構造を確認するために、カバーを取ります。

カバーを取る

ファスナーは「L字」で開封する仕組みで、芯材(ポケットコイル)に保護カバーがついていることもあり、出し入れは比較的簡単でした。

「L字」で開封する仕組み

カバーの内部に品質表示ラベルが付いているので、お手入れの際には確認しましょう。

品質表示ラベル

なお、上の画像(品質表示)にあるように、外装カバーは洗濯が可能です。

カバーと芯材

芯材(ポケットコイル)は3ブロックに分かれています。

3ブロックの芯材(ポケットコイル)

NELL コイルフトンでは、ブロックごとにポケットコイルの線径(コイルの太さ)が異なり、硬さを変えています。

場所 線径 硬さ
あたま 1.2mm ふつう
こし 1.3mm かため
あし 1.1mm やわらかめ

「あたま」「こし」「あし」のラベル

以上のとおり、「あたま」「こし」「あし」というラベルがあるので、外装カバーに戻すときは必ず参考にしてください。

芯材の様子を詳しく見るために、保護カバーをハサミで切ります。

保護カバーをハサミで切る

芯材は、ポケットコイルの上にウレタンフォームが乗っている構造でした。

芯材の構造

約1.5mmのウレタンフォームによって、バネ当たり(寝ていてバネの当たる感じがすること)が軽減される仕組みです。

約1.5mmのウレタンフォーム

外装カバーの中にも詰め物(綿)が入っています。

外装カバーを切る

この綿は抗菌防臭・防ダニ効果がある「マイティトップ®Ⅱ ECO」です。

マイティトップ®Ⅱ ECO

ポケットコイルの仕様(参考までに)

バネとポケットコイル

ポケットコイルの仕様も詳しくご紹介します(マニアックな話なので、飛ばしていただいても大丈夫です)。

前提として、仕様を分解して比較してもあまり意味はありません。(寝心地は総合的なバランスで作るものです)

しかし、メーカーの販売ページなどでは、仕様をアピールしていることが多いので、参考程度にNELL コイルフトン仕様をまとめておきます。

▼ NELL コイルフトンの仕様 意味合い
線材 SWRH 72 B C 硬鋼線(耐久性が高めの仕様)
密度 840個/S 高密度(フィット感が高い)
配列 並行配列 バネの動きが出やすい
線径 1.1~1.3mm 細い(しなやかな寝心地)
巻き数 4.5巻き 少ない
コイル高 約6.5cm 低い
圧縮率 約36% 高い

まず、特徴的なことは「圧縮率の高さ」です。

圧縮率の計測

ポケットコイルは圧縮率が高いほど、反発力が強くなります。(そもそも薄型のポケットコイルマットレスを作る場合、圧縮率をある程度高くしないと底付きにつながります)

NELLマットレスシリーズ全体的に「寝返りの打ちやすさ」をコンセプトにしていますが、NELL コイルフトンは、その中でも特に反発力が強い寝心地です。

また、ブロックによって、線径(コイルの太さ)を変えていることも特徴です。

コイルの線径

左:あたま(1.2mm)、真ん中:こし(1.3mm)、右:あし(1.1mm)

ちなみに、線径が異なるコイルでも、圧縮率(バネの高さ)はほとんど同じなので、どのブロックでも同じような反発力の強さを感じられます。

バネの高さ

左:あたま(1.2mm)、真ん中:こし(1.3mm)、右:あし(1.1mm)

【詳細解説】NELL コイルフトンの評価について

NELL コイルフトンの使用イメージ

記事の冒頭で評価した以下のポイントを詳しくご紹介します。

▼ NELL コイルフトンの評価
総合評価 3.43
仰向き寝 4.0
横向き寝 2.5
端の沈み込み 3.0
通気性 4.0
寝返り 4.0
底付き・圧迫のなさ 3.0
バネ当たりのなさ 4.0
耐久性 3.5
衛生面 4.0
取り扱いやすさ 4.5
価格 2.56

※目安は「3.50」以上が高評価です
(参考)点数の付け方について
(参考)スプリングコイルマットレスの評価方法

体験者の体型について

寝心地の感じ方には好みや習慣、体型などによって多少変わる点はご了承ください。なお、筆者は男性で身長171cm・体重60kg±1kg程度です。

1. 仰向き寝は?

仰向き寝

評価は「4.0」。

繊細なフィット感があり、きめ細やかに体をサポートされています。

ブロックによって硬さが異なる仕様ですが、特に脚ブロックをやわらかめにすることで、踵が圧力を感じにくく、足首のフィット感も高まり、ふわっと浮き上がるような寝心地に感じます。

ただし、コイルの仕様(線径の細さと密度のバランス)的に、しなやかな反面、ある程度沈み込みやすいため、床からの圧力は背中・臀部あたりには感じます。

底付き感(床の存在を感じる)というわけではないですが、裏面に詰め物がないこともあり、コイルがグッと圧縮されやすく、結果的に少しの圧迫感は生まれます。

とはいえ、この薄さとは思えない「しなやかさ」と「フィット感の良さ」が、NELLコイルフトンの大きな魅力といえるでしょう。

2. 横向き寝は?

横向き寝

評価は「2.5」。

NELLコイルフトンは、横向きにはあまり適しません。

すぐ上(仰向きの評価)でもお伝えしましたが、NELLコイルフトンはしなやかな寝心地ですが、横向きの寝姿勢の場合、肩や腰骨あたりが深く沈み込むことで、今度は底付きのニュアンスが出てくるレベルの圧力を感じます。

よって、横向き中心で寝る人は、ベッドマットレスタイプのNELLマットレス(オリジナル)か、マットレストッパーなどを使って寝心地を調整することがおすすめです。

3. 寝返りのしやすさは?

寝返り

評価は「4.0」。

高圧縮のポケットコイルによって、グッと押し返す反発力を感じます。結果的に、体の動きをアシストしてくれるため、寝返りが打ちやすいタイプのマットレスといえます。

4. 端の沈み込みは?

端の沈み込み

評価は「3.0」。

端を強化した仕様ではないので、沈み込みやすいです。とはいえ、薄型タイプなので沈み込みは深くはなく、寝姿勢時には大きなストレスは感じないレベルです。

5. 通気性は?

ポケットコイル

評価は「4.0」。

スプリングコイル(ポケットコイル)中心で寝心地を作ってるため、空気感があり、軽やかな印象で、寝ていて蒸れなどは感じませんでした。

6. 耐久性は?

耐久性(マットレスを手で押す)

評価は「3.5」。

NELL コイルフトンは5~8年程度の耐久性が期待できると思います。

圧縮率が高いコイルは、耐久性も高まります。

ただし、ポケットコイル以外の構成が綿(わた)と、一般的なウレタンフォーム(1.5mm)という「へたりやすい仕様」なので、経年劣化によって、バネ当たりや寝心地の低下の心配もあります。

また、裏側にも詰め物がないので、荷重分散性も低く、コイルの高さを考えても、負荷がかかりやすい構造と言えるでしょう。

あくまで私の感覚ですが、この程度の仕様の場合、4~5年くらいから寝心地が落ち始め、パッドやトッパーなどで改善を行いつつ、8年くらいで買い替えを検討するようなイメージです。

なお、NELL コイルフトンには10年保証が付いていますが、その条件が「他部分のコイルと比較して3cm以上のコイルの沈み込みが確認できるもの」です。NELL コイルフトンのコイル高は約6cmなので、半分程度もヘタリが確認できないと保証(交換)ができないため、あまり現実的ではない保証条件とも言えます。

7. 衛生面は?

マイティトップ2

評価は「4.0」。

詰め物に、抗菌防臭・防ダニ加工のマイティトップ®ⅡECO綿が使われています。

なお、「抗菌防臭」とは「イヤな臭いを発生しにくくすること」で、「防ダニ」は「ダニが寄り付かない機能を持たせること」を意味します。

8. 取り扱いやすさは?

マットレスの持ち運び

評価は「4.5」。

NELL コイルフトンは、「三つ折り可能」「薄型」「カバー洗濯可能」という条件を備えているため、かなり取り扱いやすいタイプのマットレスです。

なお、重量はシングルサイズで約9.8kgで、折りたたみマットレスの中では比較的重めですが、移動や持ち運びにはそこまでストレスがないレベルだと思います。

廃棄については、スプリングコイルを使用しているため、基本的には粗大ごみで捨てることになります。(ただし、自治体によってはスプリングコイルは粗大ごみで捨てられないこともあり、その場合、自身で解体して焼却施設に持っていく必要があります)

9. 価格は?

NELL コイルフトンの使用イメージ

評価は「2.56」。

NELL コイルフトンは、シングルサイズで72,000円です。これは折りたたみマットレスの中では「高め」です。

とはいえ、寝心地の良さと120日のトライアル付きを考えると納得感はあります。

さらに、当サイトのクーポン(10%OFF)を使用すると6万円台から買えるので、このくらいの価格であればコストパフォーマンスとして満足できるのではないでしょうか。

10. 硬さは?

硬さのチェック

NELL コイルフトンの硬さは10段階中(10が最も硬いとして)「6.0くらい」の硬さだと感じました。

コイルの圧縮率の高さによって、反発力が強めですが、線径1.1mm~1.3mmという細いコイルと密度(コイル数)で、かなりしなやかな寝心地が感じられます。

NELLマットレスとの違い

NELLマットレスとNELL コイルフトン

スタンダードモデルの「NELLマットレス」との違いをまとめると以下のとおりです。

モデル NELLマットレス NELL コイルフトン
画像 NELLマットレス NELL コイルフトン
タイプ ベッドマットレス 折りたたみマットレス
厚さ 21cm 8.5cm
コイル数 1,173個/S 840個/S
線径 1.2mm
(端:1.3mm)
あたま:1.2mm
こし:1.3mm
あし:1.1mm
仕様 両面 片面
重量 約22kg~ 約9.8kg~
価格 79,900円~ 72,000円
リンク 公式サイト 公式サイト

最大の違いは「折りたたみの可否」と「厚さ」です。使用感が大きく変わるので、ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。

NELLマットレス NELL コイルフトン
NELLマットレス NELL コイルフトン
超高密度(コイル数1,000個/S以上)によるピタッとしたジェル的な寝心地 圧縮率が高く、コイルの弾力・動きを感じる寝心地

記事の前半(総評)でお伝えしたとおり、寝心地の違いは以下のとおりです。

寝心地の違い
  • NELLマットレス(オリジナル):ジェル的なフィット感があり、体の曲線に沿って濃密にサポートする
  • NELL コイルフトン:グッと押し上げる反発力が強い寝心地

細かい表現では、NELLコイルフトンの方が、コイルの動きをより感じられるようなイメージです。

一方、NELLマットレス(オリジナル)の方が、厚さがあるベッドマットレスタイプなので、横向きでも寝やすく、急な硬さを感じにくいため、安定感がある寝心地が得られます。

椚大輔
椚大輔
両方の商品とも120日フリートライアルの対象商品なので、予算と部屋のスペースに余裕がある人は、まとめて購入し、どちらかを返品するのも良いと思います。※返品規定は必ず事前にご確認ください

似ている商品との比較(他メーカー製の2モデル)

NELL コイルフトンの使用イメージ

「お試し期間付きのマットレス」ということで、NELLと比較されることが多いのが、コアラ®エマ・スリープです。ブランドの中の「フトン(折りたたみ)モデル」で比較します。

商品 ①NELLコイルフトン ②コアラフトン PLUS ③エマ・敷布団 プレミアム
画像 NELLコイルフトン コアラフトン PLUS エマ・敷布団 プレミアム
ブランド NELL コアラ® エマ・スリープ
サイズ S~D S~SD Sのみ
厚さ 8.5cm 11cm 8cm
硬さ調節 × ×
タイプ ポケットコイル 高反発ウレタン 低反発ウレタン
トライアル 120日 120日 100日
重量
(Sサイズ)
約9.8kg 約12.15kg 約8.6kg
価格
(Sサイズ)
72,000円 69,900円 29,990円
リンク 公式サイト 公式サイト 公式サイト
椚大輔
椚大輔
以下のような感じで選ぶと良いと思います。
モデル 合う人
NELLコイルフトン スプリングコイル(ポケットコイル)の寝心地が好きな人、蒸れにくいマットレスが良い人
コアラフトン PLUS 仰向け・横向きなど、幅広い姿勢で心地よく寝たい人
エマ・敷布団 プレミアム 低反発特有のピタッとしたフィット感や静かな寝心地が好きな人

比較商品② コアラ®「コアラフトンPLUS」

コアラフトン PLUS

まるでベッドマットレスのような寝心地

オーストラリア発の寝具ブランド「コアラ®」の三つ折りマットレス。5ゾーン構成のウレタンフォームを芯材に使用し、トッパーの詰め物に高密度ウレタンフォームを搭載した「まるでベッドマットレスのような仕様」が最大の特徴です。

コアラフトンPLUSの芯材

コアラフトンPLUSの芯材(5ゾーンのウレタンフォーム)

三つ折りタイプの中では価格は高めですが、寝心地にこだわりたい人はぜひチェックしてみると良いでしょう。

メーカー コアラ®
サイズ シングル~セミダブル
価格
(Sサイズ)
69,900円 ※120日トライアル付き

比較商品③ エマ・スリープ「エマ・敷布団 プレミアム」

エマ・敷布団 プレミアム

低反発なのに蒸れにくい

ドイツ発の寝具ブランド「エマ・スリープ」の三つ折りマットレス。芯材の低反発フォームにはグラファイト(石墨)を混ぜた「Diamond Degree(ダイアモンド・ディグリー)技術」が特徴。

芯材のウレタンフォーム

グラファイト(石墨)入りのウレタンフォーム

グラファイトは熱伝導性が高い物質のため、低反発でありがちな蒸れを感じにくい素晴らしい寝心地を提供してくれます。

メーカー エマ・スリープ
サイズ シングルのみ
価格
(Sサイズ)
29,000円 ※100日お試し期間つき

NELL コイルフトンはどこで買える?

NELLコイルフトン

NELLのマットレスは公式サイトと、ビックカメラなどの一部店舗にて購入が可能です。

なお、公式サイトで使える「10%OFFのクーポン」があるので、ぜひ使ってくださいね。

公式サイトはこちら

まとめ

NELL コイルフトンの使用イメージ

以上、NELL コイルフトンをご紹介しました。

「軽さ」と「寝心地の良さ」のギリギリを攻めた薄型の折りたたみマットレスです。

硬さの異なる3ブロック構造が採用され、特に足部分のふんわりしたサポート性は、仰向き時にはとても快適な寝心地に感じました。

一方、8.5cmという薄さで、しなやかな寝心地を作っていることもあり、重く集中した荷重には深く沈み込みます。よって、「横向きの寝姿勢」や「体重が重い人」といった条件での使用は、圧迫(底付きのニュアンスがある)を感じることが最大のデメリットです。

とはいえ、この薄さでこれだけしなやかな寝心地が実現されたマットレスはなかなか見当たらないので、それだけでも検討する価値がある商品とも言えるでしょう。

NELL コイルフトンには120日のお試し期間があるので、気になったらぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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