3モーターの電動リクライニングベッド(13万円前後~)

10万円台以下で選ぶ、おすすめ介護向け電動ベッド

この記事ではベッドメーカーで勤めいた筆者が「介護向けの電動ベッド」をご紹介します。

前半では電動ベッドの特徴や種類、メリット・デメリット、選び方などをお伝えし、後半でおすすめの商品をご紹介しています。

「早くおすすめのベッドを知りたい」という方は下記ボタンを押せばその場所にスクロールします。

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電動ベッドとは

電動ベッド使用イメージ

電動ベッドとは電気の力で背もたれや脚部分がリクライニングしたり、ベッド自体の高さが上下するベッドのことです。

介護や高齢者向けのベッドとして人気です。

電動ベッドのメリット

要介護者が自分でできることを増やせる

介護の負担を軽減する一番の方法は、「要介護者が自分自身でできることを増やすこと」です。

普通の布団やベッドの場合、座ったり起き上がったりする動作は介護する側もされる側も体に負担がかかります。

しかし、電動ベッドならリクライニング機能高さ調節機能手すりなどが付いているので要介護者が自分で立ち上がれるサポートをしてくれます。

介護は長期にわたることが多いので、なるべく介護する側の人の負担を軽くすることが大切です。

ベッドの上で快適に過ごせる

背もたれや脚部がリライニングできる電動ベッドなら、睡眠以外にも読書や団らんなどベッドの上に居ながら快適にできます。

リライニングの角度が微調整できるので、自分の楽な体制に調節できることもうれしい点です。

布団に比べて清潔に保てる

電動ベッドを使う要介護者は、基本的にベッドの上で過ごす時間が長いでしょう。

ベッド(マットレス)は布団に比べて通気性が高く、カビにくいです。

また、床からの高さがあるため、ホコリを感じにくく清潔な状態を保ちやすいです。

電動ベッドのデメリット

普通のベッドに比べて高価

電動ベッドは介護に役に立つ様々な機能がついているため普通のベッドよりどうしても価格が高いです。

20万円以上する電動ベッドも多いです。

大きいサイズが少ない

介護向けの電動ベッドは基本的にシングルサイズ(横幅97cm前後)です。

小柄~標準体型の人なら問題ありませんが、体格が大きい人だとシングルサイズはやや窮屈に感じます。

ゆったり眠りたい人は数は少ないですがセミダブルサイズ以上の電動ベッドもあるので、ご検討ください。

管理人管理人

なぜシングルサイズが多いかというと、非課税対象の介護ベッドの規定が横幅100cm以下だからです。

備考:非課税対象ベッドと課税対象ベッドの違い

介護向けの電動ベッドには非課税対象の商品があります。

これは厚生労働省が定めた「福祉用具」の中に介護ベッドがあり、その規格どおりであれば非課税(消費税がかからない)扱いとなるためです。

↓非課税対象の介護ベッドの条件


身体に障害を有する者が家庭において使用する寝台であって、身体に障害を有する 者の頭部及び脚部の傾斜角度が調整できる機能を有するもので、次に掲げる条件の全てを満たすものに限る。

イ:本体の側板の外縁と側板の外縁との幅が百センチメートル以下のもの

ロ:サイドレールが取り付けてあるもの又は取り付け可能なもの

ハ:キャスターを装着していないもの

引用:厚生労働省

電動ベッドの選び方

ここがポイント
・介護レベルによって「モータータイプ」「折りたたみ機能の有無」を選ぶ
・マットレスは低反発以外が無難

①モータータイプの種類

モーターコントローラー

電動ベッドのリクライニング機能や昇降機能はモーターの数の違いによって制限があります。

1モーター

1モーター(背上げのみ) or 1モーター(背&脚上げ)

ひとつのモーターの駆動による電動ベッドで、最も価格が安いタイプ。

ひとつのモーターのため、背もたれだけのリクライニングだけか背もたれと脚部が同時にリクライニングします。

背と脚は独立して調整できません。

ベッドの高さは変えられません。

2モーター

2モーター
※別々の調整可能

2つのモーターの駆動による電動ベッド。

背もたれと脚部が独立して調整可能です。

ベッドの高さは変えられません。

3モーター

3モーター

3つのモーターの駆動による電動ベッド。

電動ベッドの中で最も機能性が高いタイプで、背もたれと脚部の独立調整とベッドの高さの調整も可能です。

管理人管理人

立ち座りの介護が必要なら、ベッドの高さを変えられる方が良いので、3モータータイプがおすすめです。

②折りたたみ機能の有り無し

折りたたみ

真ん中を折りたためるベッドフレームもあります。

折りたたみできると使わないときに収納しやすく、上の画像のように布団を干せる商品もあります。

一日中ベッドの上で生活する必要がない場合はご検討いただければと思います。

③マットレスタイプの種類

マットレス

コイルタイプ

コイルタイプ
コイルタイプ

マットレスのクッション層にバネ(硬鋼線)を使ったタイプです。

代表的な種類はポケットコイルやボンネルコイルなど。

やや高価ですが反発力があり、寝返りが打ちやすいです。

ノンコイルタイプ

ノンコイルタイプ
ノンコイルタイプ

マットレスのクッション層にウレタン等の素材を使ったタイプです。

比較的安価ですが、ヘタりやすく耐久性が低い傾向があります。

おすすめはポケットコイルマットレス

ポケットコイルがおすすめ
ポケットコイル

ポケットコイルはコイルひとつひとつが独立した構造をしていて、体を点で支えます。

体圧分散性が高く、寝返りも打ちやすいため体が痛くなりにくいです。

▲おすすめしないのは低反発マットレス

低反発タイプは寝返りが打ちづらい
低反発タイプ

低反発マットレスは主にノンコイルタイプに多いです。

低反発マットレスの特徴は体にピタッとフィットしモチっとした寝心地になります。

入眠時の寝心地は良いのですが、反発性がないため寝返りが打ちづらく、起きた時に体が痛くなることもあります。

特にベッド上で過ごす時間が多い人は、寝返りを適度に打たないと床ずれを発生させてしまう可能性があります。軽い力で寝返りが打てるようにマットレスにある程度の反発力がある方が好ましいので、低反発マットレスは避けた方が無難です。

また、低反発マットレスは体にフィットしすぎるため、蒸れやすく汗が蒸発しにくいというデメリットもあります。

【厳選】おすすめの介護向け電動ベッド 9選

上記ポイントを踏まえ、おすすめの介護向け電動ベッドをご紹介します。

管理人管理人

電動ベッドは20万円を超える高価格な商品が多いですが、まずは10万円以内~15万円くらいまでのコストパフォーマンスが良いベッドを中心にピックアップします。

1. 折りたたみ式電動ベッド(4万円前後)

折りたたみ式電動ベッド(3万円台)

低価格で買いたい人におすすめ

最安値レベルの電動ベッド。ウレタンマットレスは高反発なので寝返りも打ちやすいです。キャスター付きで動かしやすく、折りたたみ式なのでコンパクトに収納できます。軽度の介護用ベッドとしておすすめです。

モーターマットレス折りたたみ
1高反発ウレタン

この電動ベッドを見てみる

2. 電動リクライニングベッド(4万円台~)

4万円台から買える電動リクライニングベッド

2モーターで格安

プロファイルウレタンを使用し、体圧分散性が高いマットレスで体が痛くなりにくいです。折りたたみもできます。モーターは2種類から選べます。

モーターマットレス折りたたみ
1・2
(選べる)
高反発ウレタン

この電動ベッドを見てみる

3. 組立不要 ポケットコイルが選べる電動ベッド(5万円前後)

組立不要 マットが選べる電動ベッド

寝心地にこだわりたい人におすすめ

ポケットコイルマットレス付きの電動ベッドが5万円前後で買える高コスパ商品。組立不要の完成品で届くので簡単に設置することができます。

モーターマットレス折りたたみ
1・ボンネルコイル
・ポケットコイル
(選べる)

この電動ベッドを見る

4. ひのき木製電動ベッド(7万円前後)

ひのき木製電動ベッド(7万円前後)

布団派の人におすすめ

ひのきを使用したすのこタイプの電動ベッド。ひのきの香りはリラックス効果もあります。すのこベッドなので布団が使えます。ボリュームタイプの敷布団と併せて使うことがおすすめ。マットレスより布団派の人に向けた電動ベッド。

モーターマットレス折りたたみ
1なし

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5. シンプル電動リクライニングベッド(8万円前後~)

シンプル電動リクライニングベッド(8万円前後~)

安全性が高い

「誤作動防止スイッチ付き」の電動ベッド。マットレスの下に手などが挟まりそうな時に自動で止まるので安心です。マットレスはウレタンとポケットコイルが選べます。予算に余裕があるならポケットコイルがおすすめです。

モーターマットレス折りたたみ
2・高反発ウレタン
・ポケットコイル
(選べる)
なし

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6. 宮付き電動リクライニングベッド(9万円前後~)

宮付き電動リクライニングベッド(9万円前後)

ヘッドボードが充実

使い勝手が良いヘッドボード付きの電動ベッド。ヘッドボードにはコンセント・照明・棚が付いているので、スマホの充電や小物を置いたりすることに便利です。フットボードはつかみやすいように空洞が設けられています。

モーターマットレス折りたたみ
2・高反発ウレタン
・ポケットコイル
(選べる)
なし

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7. 3モーターの電動リクライニングベッド(13万円前後~)

3モーターの電動リクライニングベッド(13万円前後~)

3モーターで最安値

最安値レベルの3モーター電動ベッド。3モーターはベッドを上下に昇降できるので、自分で立ち上がることや座ることが困難で介護が必要な人におすすめです。

モーターマットレス折りたたみ
3・高反発ウレタン
・ポケットコイル
(選べる)
なし

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管理人管理人

続いて、価格が高くなりますが、より安心安全を求める人のために有名メーカーの電動ベッドをご紹介します。

8. サータ「MOTION PERFECT」(18万円前後)※フレームのみ

サータ「MOTION PERFECT」

全米No1ブランド

サータといえば毎年発表される全米売上ランキング(ファニチャートゥデイ誌)にて、7年連続で全米売上No.1を獲得しています。一流ホテルにも多く納入さていて信頼の実績とも言えるでしょう。世界が認めた確かな寝心地を得たい人におすすめす。この商品はフレームのみですが、できればマットレスもサータでそろえることをおすすめします。(サータの電動向け用マットレスはこちら

モーターマットレス折りたたみ
2フレームのみ
(マットレス単品はこちら
なし

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9. フランスベッド 3モーターベッド(50万円前後)

フランスベッド 3モーターベッド

耐久性が高いフランスベッド製

日本屈指の老舗ベッドメーカー「フランスベッド」の3モーター電動ベッド。フランスベッドは介護事業にも力を入れています。フランスベッドの強みである「高密度連続スプリング」を使用したマットレスを使用し耐久性が抜群に良いです。長い期間介護が必要な人におすすめの電動ベッド。

モーターマットレス折りたたみ
3高密度連続スプリングなし

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介護ベッドおすすめメーカー&ショップ 3選

管理人管理人

最後におすすめの電動ベッドメーカーとショップをご紹介します

1. フランスベッド(メーカー)

francebed
参照:フランスベッド

国内販売シェアNo.1の日本企業

フランスベッドは1956年に創立した日本のベッドメーカーです。「日本人に合ったものづくり、日本の風土にあったものづくり」というコンセプトで商品を展開しています。介護事業にも積極的で、電動ベッドの種類も他のベッドメーカーに比べて圧倒的に豊富です。
マットレスは高品質なので、寝心地やベッドの上で過ごす時間を快適にしたい人は間違いなくフランスベッドの電動ベッドがおすすめです。

フランスベッドを見てみる(ネルコ)

2. ネルコ(ショップ)


neruco
参照:neruco

マットレスの取り扱いが豊富

ネルコはベッド専門の通販サイトです。常時5,000点以上の品ぞろえがあり幅広いラインナップから商品を選べることが特徴。価格は通販サイトの中でもトップクラスに安いです。
有名ベッドメーカーの商品の取り扱いも豊富で、フランスベッドの商品も取り扱っています。

ネルコを見てみる

3. ベルメゾン(ショップ)


bellemaison
参照:BELLE MAISON

大手で安心、サポート充実

ベルメゾンは大手カタログ通販会社の千趣会が運営する通販サイトです。総合通販という位置づけでベッド以外もインテリア全般、アパレル、日用品等とても幅広い種類の商品を扱っています。大手ならではのサポート体制が良く、はじめて通販サイトを利用する人にとてもおすすめのショップです。家具引き取りサービスがあるので、ベッドを買い替える人にもおすすめです。

ベルメゾン(公式)を見てみる

いかがでしたでしょうか。

電動介護ベッドの選び方、おすすめ商品についてご紹介させていただきました。

介護は体力的にも精神的にも金銭的にもできるだけ負担がないようにしたいところ。

あなたの生活にぴったりあった電動ベッドが見つかったらうれしいです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。