薄型マットレスの選び方を徹底解説
この記事では寝具業界15年以上の私が「薄型マットレス」について、選び方・注意点をご紹介します。ぜひご参考にしてくださいね。※おすすめの9選を見たい人はこちら(ページ下へジャンプします)
著者情報
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目次
薄型マットレスとは
一般的なマットレスに比べて厚さが薄いタイプが「薄型マットレス」です。
厚さが何cmだと薄型と呼ぶかという決まりはありませんが、目安として約10cm前後の厚さであれば薄型マットレスとお考えください。
一般的なマットレス | 薄型マットレス |
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薄型マットレスのメリット
1. 取り扱いやすい
薄型マットレスは、一般的なマットレスより薄くて軽量なため、移動や持ち運びに便利です。
さらに、折りたたみ可能なマットレスなら、収納性も高まるので、より取り扱いやすいです。

なお「持ち運びがしやすい」ことは引っ越し・模様替え時にも大きなメリットとして感じられるでしょう。

軽量な薄型マットレスなら、搬入・設置時にも苦労は少ないです。
2. ベッドの高さを抑えられる
薄型マットレスを使うことで、寝床の高さが低くできるため、立ち座りがしやすくなったり、部屋の圧迫感などを抑えることができます。
特に、脚が長いベッドフレームや、大容量の収納ベッド(チェストベッドや跳ね上げ式ベッド)などに合わせるのに適しています。
3. 転落時のケガの心配が少ない
折りたたみタイプの薄型マットレスの場合、床に直接敷いて使うことで、寝床が低くなります。
薄型マットレス(床に直置き) | 一般的なベッドフレーム&マットレス |
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寝返りなどによってマットレスから落ちてしまったとしても、一般的なベッドに比べてケガの心配は少ないでしょう。
4. ロフトベッド・二段ベッドにも置きやすい
二段ベッドやロフトベッドでは、安全面の理由から厚さ10cm前後以下のマットレスの使用を指定される場合が多いです。
二段ベッドやロフトベッドを使いたい人は、「薄型マットレス」というジャンルからお気に入りのマットレスを探しましょう。
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薄型マットレスのデメリット・注意点
1. 寝心地を追求しにくい
厚さが薄いため、奥行き感があるリッチな寝心地が作りにくいです。
薄いことで、寝心地を高める層構造が追求しにくいため、体圧分散や寝姿勢保持などのバランス感(要するに寝心地の良さ)を高めにくいというのが「厚さの制約」とも言えるでしょう。
要するに、「高級ホテルのような贅沢さ」といった寝心地は薄型マットレスには期待できません。
2. 硬めの寝心地が中心(やわらかい寝心地が少ない)
薄型マットレスは、基本的に硬めの寝心地が中心です。なぜなら、やわらかい寝心地を作るには、深く沈み込むための厚さが必要になるからです。
別の言い方をすると、薄型マットレスでやわらかい寝心地を作ろうとすると、体の沈み込みが床付近まで到達することで底付きを感じてしまうため、基本的に沈み込みにくい硬めの寝心地で作られるのです。
硬い寝心地が好きな人にとってはデメリットではありませんが、やわらかめのマットレスの選択肢が少ないという点は、一般的なマットレスと比べるとマイナスと言えるでしょう。
3. トッパータイプにご注意
薄型マットレスとして販売している商品の中には、厳密にはマットレスではなく「マットレストッパー」の場合があります。

トッパーとは、敷き布団やマットレスの上に置いて寝心地を調節する寝具のことです。つまり、トッパーは単品利用ができません。
トッパーを単品では、薄すぎて底付きがあり、十分な寝心地を得られないからです。

目安として、厚さ6cm以下のマットレスは、トッパーだと思っていただいて良いと思います。
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【6つのポイント】失敗しない薄型マットレスの選び方
- 折りたたみか1枚か
- クッション材の種類
- 硬さ
- 反発性の違い
- 軽さ
- 耐久性と予算
1. 折りたたみか、1枚か
薄型マットレスには、折りたたみタイプ(芯材がいくつかのブロックに分かれているタイプ)か、1枚タイプ(ブロックに分かれていないタイプ)があります。
タイプ | 折りたたみ | 1枚 |
---|---|---|
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収納性 | 〇 | △ |
持ち運び | 〇 | △ |
耐久性 | △ | 〇 |
寝心地 | △ | 〇 |
- 収納や移動のしやすさが優先なら「折りたたみ」
- 寝心地の良さが優先なら「1枚」
といった感じで選ぶのがおすすめです。
なお、折りたたみタイプは、芯材の分割部分(スキマ)の寝心地や耐久性が落ちることがデメリットです。しかし、商品によって品質の差が大きいので一概には言えません。

折りたたみマットレスについては以下の記事で詳しくまとめています。
2. クッション材の種類
マットレスはクッション材によって寝心地や使用感が変わります。そして、薄型マットレスで使われるクッション材は主に次の3つです。
ウレタンフォーム | スプリングコイル | ファイバー |
---|---|---|
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ウレタンフォームは、軽量で移動もしやすく、細かくちぎれば家庭ごみとしても捨てられるため、取り扱いやすい傾向があります。
スプリングコイルは、耐久性が高く、ふんわりとしたクッション性も感じられる商品が多いです。
ファイバーは、通気性と反発力の高さが特長で、硬めの寝心地が多いです。

クッション材の違いは、以下の記事で詳しくまとめています。
3. 硬さの選び方
硬さが合わないと、どんなに高級なマットレスでも寝心地にストレスを感じます。
- 硬さの目安は「寝姿勢」と「体型(体重・性別)」
- 「好み」や「慣れ」も重要
- 迷ったら「少し硬め」のマットレスがおすすめ
以下の表で、当てはまるところが多い寝心地(硬め・やわらかめ)を選ぶと失敗は少ないでしょう。
条件 | 硬めが合う | やわらかめが合う | 影響度 |
---|---|---|---|
寝姿勢 | 仰向き・うつぶせ | 横向き | 強 |
体重 | 重め | 軽め | 中 |
性別 | 男性 | 女性 | 中 |
体質 | 暑がり | 寒がり | 低 |
好みや慣れ | 今までの寝具や好みを考慮して選ぶ | 強 |
また、マットレスの硬さ選びに不安がある人は「少し硬め」くらいの寝心地がおすすめです。理由は、あとから調節しやすいからです。

なお、すでにご紹介したとおり、薄型マットレスは硬めの寝心地が中心です(底付きを避けるために硬めの寝心地を作っていることが多いため)。
4. 反発性の違い(高反発と低反発)
主にウレタンマットレスにおいて、高反発と低反発という反発性の違いがあります。高反発は跳ね返す力が強く、低反発は衝撃を吸収する性質が強いことが大きな違いです。
- 高反発が合う人:沈み込み過ぎる寝心地が苦手で、寝返りを簡単に打ちたい
- 低反発が合う人:包み込まれるようなフィット感が好き
といった感じで選ぶと良いでしょう。

高反発ウレタンでも低反発ウレタンでもない「一般ウレタン」を使ったマットレスも多いです。特に低価格帯(1万円台以下)の場合は、「高反発」と書かれていても、実際は一般ウレタン(偽物の高反発)のことが多いのでご注意ください。
5. 軽さ(持ち運びしやすいか)
頻繁に持ち運んだり移動したい人は、重すぎるマットレスを選ぶとストレスに感じることもあります。
私の感覚では「重さ10kg以下で厚さ10cm前後以下」というのが、持ち運びにストレスを感じにくい重量の目安です。

マットレスは軽ければ良いというわけではありません。むしろ軽すぎるマットレスは耐久性が低い傾向があるのでご注意ください。
6. 耐久性と予算
基本的にマットレスは価格に応じて耐久性は高まります。なぜなら、使っている素材の品質や密度が高くなる傾向があるからです。
最もわかりやすいのはウレタンマットレスで、ウレタンフォームの仕様(密度や復元率)が良くなるほど、耐久性は高まり、価格も高くなります。目安は以下のとおりです。
寿命 | ウレタン密度 | 復元率 |
---|---|---|
~1年 | 20D前後 | 90~95% |
数か月~3年 | 25D前後 | 95~96% |
3~5年 | 30~36D前後 | 96~98% |
5~7年 | 40D前後 | 98~99%以上 |
10年前後 | 50D前後 |
以上のことから、なるべく長期間使い続けたい人は、密度40D以上、復元率98%以上(8年以上の耐久性)が確認できている商品を選ぶことがおすすめです。

価格に関しては、メーカーの基準によってバラバラなので、一概に言えませんが、ざっくりとは3万円以上の薄型マットレスであれば、耐久性が高く、安心して使い続けられると思います。
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迷ったらコレ!本当におすすめの薄型マットレス 9選

すべて体験・検証済みの「自信を持っておすすめできる薄型マットレス」です。
1. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」
フルスペックの薄型マットレス
寝具業界に20年ほど精通したプロが立ち上げた高品質ウレタンマットレスブランド。超高密度のウレタンフォームを使用し、従来の3倍(24万回)の圧縮テストでも復元率99.6%を誇る抜群の耐久性が特長です。
高い反発性によって寝返りしやすく、カバーの衛生性も優れ、折りたたんで収納できる機能性の高さも魅力です。なお、2020年グッドデザイン賞を受賞しました。
カバーは抗菌活性値5.9(強い効果が認められるレベル)の抗菌性がある生地を使用し、寝心地・衛生面とも優れた逸品です。
サイズ | シングル~ワイドダブル |
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タイプ | 1枚タイプ(折りたたみも可能) |
クッション材 | ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
反発弾性率 | 60%(高反発) |
重さ (Sサイズ) |
約9.6kg |
耐久性 | 密度50D・復元率99.6%(24万回圧縮) |
価格 (Sサイズ) |
49,900円 |

折りたたみタイプが良い人は同ブランドの「ゼロギャップ®」がおすすめです。三つ折りですがスキマを感じにくい素晴らしい寝心地が実現されています。
2. 源ベッド「咲夜ハイフィール」
3層構造による寝心地の良さを追求
当サイト(運営:株式会社悠デザイン)と、国産ベッドメーカー「源ベッド」が共同開発した薄型マットレス。
『薄型マットレスとは思えない至高の寝心地』を目指し、薄型タイプでは珍しい3層構造、表層には超高密度・高反発フォームを採用しています。
3層構造ならではの体圧分散・寝姿勢保持・荷重分散のバランスの良さと、高反発ならではの寝返りサポート性が高い寝心地が実現されていて、約4万円から買えるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
サイズ | シングル~ダブル |
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タイプ | 1枚タイプ(折りたたみ不可) |
クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
硬さ | ふつう |
反発弾性率 | 60%(高反発) |
重さ (Sサイズ) |
約7.5kg |
耐久性 | 1層目:48D 2層目:30D 3層目:33D 復元率:98.6% |
価格 (Sサイズ) |
39,900円 |
3. neruco「オリジナル薄型ポケットコイルマットレス」
格安タイプで選ぶならコレ
線径1.9mmのバネを使用した、しなやかな弾力性を持つ薄型ポケットコイルマットレス。仰向きでの寝姿勢保持性も良く、圧迫感が生まれやすい横向きでも寝やすいです。
やや硬めの寝心地に仕上げているため、寝返りしやすく、カバーがメッシュ生地なので通気性も抜群です。約1万円という格安価格ながら満足感がある逸品です。
サイズ | セミシングル~ダブル ※ショート丈あり |
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タイプ | 1枚(折りたたみ不可) |
クッション材 | ポケットコイル |
硬さ | やや硬め |
反発性 | -(感触としては高反発系) |
重さ (Sサイズ) |
約17kg |
耐久性 | 5年程度(想定) |
価格 (Sサイズ) |
11,490円 |
4. マニフレックス「サステナブルウイング」
高反発の折りたたみマットレスと言えばコレ
マニフレックスの中で特に人気の三つ折りマットレス。「サステナブル」とあるとおり、環境問題を意識した商品です。芯材のエリオセル®(高反発フォーム)は水で発泡しているため燃やしても有毒ガスを発生させません。

肝心の寝心地も、マニフレックスならではの高反発らしい寝姿勢をしっかり支えるサポート力や、寝返りの打ちやすさといった特徴も実現され、満足感が高い仕上がりです。
サイズ | セミシングル~ダブル |
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タイプ | 三つ折り |
クッション材 | エリオセル® |
硬さ | 硬め |
反発性 | 高反発 |
重さ (Sサイズ) |
約6.3kg |
耐久性 | 非公表 |
価格 (Sサイズ) |
38,500円 |
5. ネルパンダ「リーフ・マットレス」
優等生タイプの三つ折りマットレス
リーフ・マットレスは、人気なマットレスの仕様・条件をぎゅっとまとめて仕上げた「隙のない優等生タイプ」です。
「高密度」「高反発」「多層構造」「衛生加工」「お試し期間付き」といった売れる構成とも言える仕様・条件と「手が届きやすい価格」をパッケージにして、マットレスの中で特に市場が大きい「三つ折り」というジャンルにぶつけてきた、といった印象を受けます。

50Dの超高密度・高反発ウレタンフォームの包み込まれつつ押し返してくれる弾力性や、スリット入りのハードレギュラーフォームが体をグッと支えるサポート性など、非常に心地よく感じます。
サイズ | セミシングル~ダブル |
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タイプ | 三つ折り |
クッション材 | 2層ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
反発性 | 高反発 |
重さ (Sサイズ) |
約8.3kg |
耐久性 | 密度50D(1層目) |
価格 (Sサイズ) |
48,800円 |
6. エマ・スリープ「エマ・敷布団 プレミアム」
低反発なのに蒸れにくい
ドイツ発の寝具ブランド「エマ・スリープ」の三つ折りマットレス。芯材の低反発フォームにはグラファイト(石墨)を混ぜた「Diamond Degree(ダイアモンド・ディグリー)技術」が特徴。

グラファイトは熱伝導性が高い物質のため、低反発でありがちな蒸れを感じにくい素晴らしい寝心地を提供してくれます。低価格にも関わらず、100日のお試し期間があるのも魅力です。
サイズ | シングルのみ |
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タイプ | 三つ折り |
クッション材 | 2層ウレタンフォーム |
硬さ | ふつう |
反発性 | 低反発 |
重さ (Sサイズ) |
8.61kg |
耐久性 | 復元率:96% |
価格 (Sサイズ) |
29,000円 |
7. 快眠タイムズ「エコラテエリート 10cm三つ折りマットレス」
1万円台にも関わらずトライアル付き
寝具メーカーの篠原化学(愛知県)が運営する「快眠タイムズ」のオリジナル折りたたみマットレス。
凹凸構造のウレタンフォームによって、体当たりはふんわりとしつつ、沈み込んだらグッと押し返す反発性も兼ね備えています。

密度32D&復元率98%という仕様なので、1万円台で買える格安モデルとしては耐久性はかなり優れていると言え、さらに3か月のトライアル付きなので気軽に試せることもうれしいポイントです。
サイズ | シングル~クイーン |
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タイプ | 三つ折り |
クッション材 | ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
反発性 | レギュラー(一般) |
重さ (Sサイズ) |
約7kg |
耐久性 | 密度32D、復元率:98% |
価格 (Sサイズ) |
19,990円 |
8. 眠豆腐「スリーピー・いなり」
特殊3層構造によるリッチな寝心地
台湾の寝具ブランド「SLEEPY TOFU(眠豆腐)」の三つ折りマットレス。基幹ベッドマットレスのスリーピー・とうふは、年間の販売枚数が10,000枚に到達するなど、台湾現地で人気を呼び、2021年1月についに日本に上陸しました。
スリーピー・いなりは2層のウレタンフォームを重ねて、最下層にEPE(発泡ポリエチレン)という特殊素材を使った3層構造を採用しています。

上層の2層は、硬さ・反発性が異なるウレタンフォームなので、奥行きがある寝心地が楽しめ、3層目のEPE(発泡ポリエチレン)は軽量ながら沈み込みにくいため、底付きがありません。100日のトライアルも付いていることもうれしいポイントです。
サイズ | シングル~セミダブル |
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タイプ | 三つ折り |
クッション材 | ウレタンフォーム+EPE緩衝材 |
硬さ | やや硬め |
反発性 | レギュラー(一般) |
重さ (Sサイズ) |
約7kg |
耐久性 | 非公表 |
価格 (Sサイズ) |
39,800円 |
9. コアラスリープ「コアラフトン OASIS」
寝心地の調節機能が魅力
オーストラリア発の寝具ブランド「コアラ®」の三つ折りマットレス。芯材とカバーの組み合わせがよくできていて、3分割タイプにもかかわらず、耐久性や寝心地が満足いくレベルに仕上がっています。
さらに、芯材の硬さが表裏で異なり、カバーもリバーシブル(夏・冬仕様)なので、お好みによって寝心地をカスタマイズできることも魅力です。

三つ折りならでは使い勝手の良さを得つつ、寝心地にもこだわりたい人におすすめの逸品。120日のお試し期間付きなので気軽に試せることも魅力です。
サイズ | シングルのみ |
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タイプ | 三つ折り |
クッション材 | 2層ウレタンフォーム |
硬さ | やや硬め |
反発性 | 高反発 |
重さ (Sサイズ) |
9.7kg |
耐久性 | 減圧比(復元率):97% |
価格 (Sサイズ) |
49,900円 |
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その他、薄型マットレスに関する質問
1. メンテナンス方法は?
マットレス(特に芯材)に汗などの水分が直接行かないように、シーツやパッドなどは掛けて使いましょう。
また、マットレスのカバーが簡単に脱着でき、丸洗いできるかなどのメンテナンス性もチェックしてみてください。
2. ヘタらない方法は?
マットレスを長持ちさせるには3カ月に1回程度、ローテーションさせることがおすすめです。ローテーションとはマットレスの表裏・上下を入れ替えることです。

マットレスは強い荷重がかかる所(背中や臀部)がヘタりやすくなるので、ローテーションすることでヘタりが分散され寝心地が長持ちします。
なお、折りたたみマットレスの場合、芯材のブロックを入れ替えることで、よりヘタリをならしやすいです。

しかし、仕様によっては、ローテーションができないマットレスもあります。
3. 破棄方法は?
マットレスは大きいので粗大ごみとして捨てるのが一般的です。
しかし、ウレタンフォーム(ウレタンマットレス)なら手でちぎりやすく、細かくすれば家庭ごみとして処理できます。※ごみ捨てのルールはお住まいの自治体にご確認ください

一方、スプリングコイルマットレスは、自治体によっては粗大ごみでも廃棄できず、ご自身で解体して焼却施設に持っていく場合もあるので、ご注意ください。
よって、「捨てやすさ」を大切に考える場合、ウレタンマットレスがおすすめです。
4. 寝心地を高めるには?
薄型マットレスは硬めの寝心地が多く、人によっては圧力を強く感じる場合もあります。
そうした場合、トッパー(特に体圧分散タイプ)を合わせることで、圧力が軽減され、快適な寝心地に調整することも可能です。

個人的には薄型マットレスにはトッパーはぜひ合わせて欲しいアイテムです。ちなみに私のおすすめはマニフレックスの「VIROBLOCK トッパー」です。
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まとめ
薄型マットレスについて、選び方やおすすめ商品をご紹介しました。
『取り扱いやすいマットレスが良い』『二段ベッドやロフトベッドで使いたい』という人は薄型タイプのマットレスがおすすめです。
一方、『寝心地にこだわりたい』という人は、通常の厚さのマットレスの方がコストパフォーマンスという点では満足できる商品を選びやすいと思います。
マットレス全般の選び方・おすすめ商品については、以下の記事で詳しくご紹介しているので、ご参考いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。