
ベッドの買い替え時に知っておきたいこと
この記事では、ベッドの「引き取りサービス」についてご紹介します。ベッドの買い替えを検討している人はぜひご参考にしてくださいね。
椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら目次
ベッドの引き取りサービスとは?

引き取りサービスとは、商品の購入を条件に、今使っているベッドやマットレスを有償または無償で回収して(引き取って)くれるサービスのことです。
すべてのショップで実施されているわけではないので、引き取りサービスを利用したい人は商品を選ぶ際に「どこで買うか」から考えると良いでしょう。
また、ショップによって引き取りサービスの条件が異なるので注意が必要です。
- 費用
- 購入商品の金額・配送形態
- 解体が必要か
- 対象地域
1. 費用
無料か有料か、ショップによって異なります。また、無料であっても「ある程度高価な商品を買った場合のみ対象」ということもあります。
2. 購入商品の金額・配送形態
基本的に引き取りサービスは「新しい商品の購入」が条件ですが、メーカー(ショップ)によって、購入商品の金額(下限)や、その商品の配送形態(大型配送便のみ対象 など)の指定がある場合があります。
3. 解体が必要か
引き取ってほしい商品を「自分で解体して、玄関まで移動しておくこと」が条件の場合もあります。特に組み立てが複雑なベッドフレームや、重いマットレスなどを持っている人はご注意ください。
4. 対象地域
お住まいの地域によって、引き取りサービスの対象外になる場合もあります。
引き取りサービスを利用する際の注意点
搬出経路を確認
階段や廊下などが通過できるかご確認ください。特に圧縮梱包のマットレスをお使いの場合、お届け時にはコンパクトに配送されているため、現在(開封後)の大きさで搬出が可能かどうか、しっかりと確認しましょう。

圧縮梱包のマットレス ※再圧縮はできません
なお、もし搬出できない場合は、引き取りができなかったり、別途費用が発生する可能性もあります。
時間指定やキャンセル・変更がしにくい
引き取りサービスを利用する場合、宅配便ではなく、特殊な大型便で配送・回収を行うことが多いです。
大型便は、時間指定ができないことが多く、さらに直前のキャンセル・変更は別途費用が発生する場合があるのでご注意ください。
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「引き取りサービスあり」おすすめのベッド通販サイト 4つ
| メーカー | 費用 | 購入金額 | 解体 | 対象地域 |
|---|---|---|---|---|
| ニトリ | 4,400円 | なし | 不要 | 全国 |
| 源ベッド | 9,900円 | なし | 必要 | 全国 |
| コアラ | 9,900円 | なし | 必要 | 首都圏のみ |
| ベルメゾン | 無料 | 41,800円以上(+大型送料) | 不要 | 全国 |
1. ニトリ

オリジナルマットレスのコスパが良い
ニトリは1967年に地方の家具店から始まった日本で最大級の家具小売店です。インテリア製品総合を取り扱っていて、ベッドフレームもマットレスも豊富な品ぞろえがあります。
特に、ニトリの理想の眠りを追求したというのがオリジナルブランドの「Nスリープシリーズ」です。「Nスリープ プレミアム」ではポケットコイルが2層になっているダブルクッションタイプが格安でラインナップされています。
| サービスの概要 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 4,400円 |
| 購入金額 | なし(同等品、同数のみ) |
| 解体 | 不要 |
| 対象地域 | 全国(一部地域のぞく) |
2. 源ベッド

国産ベッドが安い
源(みなもと)ベッドは、広島県のベッドメーカー株式会社チヨダコーポレーションが運営するメーカー直販によるベッド専門ショップです。
チヨダコーポレーションは、1965年に創業した老舗の日本製ベッドメーカーで、特にポケットコイルマットレスの製造技術が高いことが強み。さらに国産メーカーとしては最安値レベルなので、「国産で安いベッドが欲しい」という人にぴったりです。※海外製の商品も一部取り扱っています
ベッドフレームは檜(ひのき)などの天然木を使用したすのこベッドが豊富にあり、ナチュラルな雰囲気が好きな人にもおすすめです。
| サービスの概要 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 9,900円 |
| 購入金額 | ベッドフレームもしくはマットレスとの同時購入が必要 |
| 解体 | 必要 |
| 対象地域 | 全国(一部地域のぞく) |
3. コアラ®

お試し期間付きの寝具メーカー
コアラ®は2015年にオーストラリアで創業した寝具メーカーです。
代表商品のコアラマットレスは、販売開始後あっという間にオーストラリアのマットレス市場において最高評価を得るまでに成長し、2017年10月に日本市場へ参入しました。
コアラ®は当初マットレスのみの展開でしたが、最近ではベッドフレームや布団、ソファーなど、家具・寝具を総合的に取り扱っています。
| サービスの概要 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 9,990円 |
| 購入金額 | なし(同等品、同数のみ) |
| 解体 | 必要 |
| 対象地域 | 東京全域、神奈川県(横浜市/川崎市)、大阪府(大阪市/堺市)、兵庫県(神戸市、宝塚市、西宮市、芦屋市、尼崎市) |
4. ベルメゾン
通販初心者におすすめ
「ベルメゾン(BELLE MAISON)」は大手総合通販会社の千趣会が運営する通販サイトです。大手ならではのサポートの厚さと安心感があります。
特にすのこベッドの種類が豊富なので一人暮らしの人は必見です。プライベートブランドの「BELLE MAISON DAYS」は低価格なのにデザイン性も優れています。フレームだけ安く買いたい人にもおすすめなショップです。
| サービスの概要 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料 |
| 購入金額 | 販売価格41,800円以上かつ、大型商品送料7,150円の商品 |
| 解体 | 不要 |
| 対象地域 | 全国(一部地域のぞく) |
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【廃棄方法の比較】不要になったベッドはどうしたらいい?

引き取りサービスを利用する以外のベッドの廃棄方法は以下のとおりです。
- 粗大ごみ
- リサイクルショップ買い取り
- オークション出品
- 家庭ごみ ※一部商品なら可能
1. 粗大ごみ

ベッドを廃棄する場合、粗大ごみとして出すのが一般的な方法と言えるでしょう。粗大ごみを回収してもらう手順は以下の通りです。
- 自治体のホームページから回収日を申し込む
- 粗大ごみシールをコンビニなどで買う
- 回収日に指定された近所のごみ捨て場に粗大ごみ(ベッドなど)を置いておく
- 回収される
※参考の回収費用:ベッドフレーム:1,000円、スプリングマットレス:2,200円(神奈川県横浜市の場合)
以上のとおり、申し込みとコンビニなどでシールを買って貼るだけなので、あまり手間がかからないです。
一方、デメリットは、自治体が決めた日にしか回収ができないので、計画性が必要です。また、回収場所(近所のゴミ捨て場等)へ自分で持っていく必要があります。
2. リサイクルショップで買い取り

リサイクルショップなどでの買い取りができる場合もあります。ただし、ベッドフレームやマットレスにおいては「単品NG」の場合が多いです。
つまり、ベッドフレーム+マットレスのセットであれば、買い取り対象になる場合があるということです。(理由について店舗スタッフに確認したところ、「すぐに使用できる状態の需要が多いため、セットでの買い取りとなることが多い」との説明でした)
参考までに、代表的なリサイクルショップにおけるベッドの取り扱い状況は以下のとおりです(2026年2月時点)。
| リサイクルショップ | ベッドの買い取り |
|---|---|
| セカンドストリート | × |
| トレジャーファクトリー | 〇(単品NG) |
| ブックオフ グループ | × |
3. オークションサイトで売る

ヤフオクやメルカリなどのオークションサイトで出品するという手段もあります。
ただし、ベッドフレームやマットレスは大きいので、基本的に送料が多くかかります。参考までに、メルカリ(梱包発送たのメル便)、ヤフオク(おまかせ配送)を利用した場合、送料は約2.5万円~3.5万円くらいです。
また、いつ売れるかもわからないため、予定が立てにくいことも懸念点です。
4. 家庭ごみ ※一部商品なら可能
自身で細かく分解が可能であれば、粗大ごみではなく「家庭ごみ」として捨てることも可能です。
たとえば、三つ折りなどの薄型のウレタンマットレスであれば、中材はウレタンフォーム(スポンジ)なので、手でもちぎりやすく、横浜市の場合は一番長い辺が50cm以下にすれば家庭ごみでも回収が可能です。

ウレタンマットレスの廃棄(家庭ごみ)
ただし、金属を使ったスプリングコイルマットレスは、基本的に自分で分解が難しく、ベッドフレームにおいても、基本的に長い辺が50cm以上になる場合が多いので、家庭ごみで捨てるのはあまり現実的ではないでしょう。
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まとめ
以上、ベッドの引き取りサービスと廃棄方法についてご紹介しました。
引き取りサービスとは、新しいベッドの購入時を条件に利用できる回収サービスです。
ベッドの買い替え時に、今まで使っていたベッドをそのまま回収(引き取り)してくれることで、体力的にも負荷が少なく、さらに基本的に納品日に回収をするので、スムーズに新しいベッドを使い始めることが可能です。
ベッドを購入する時に、「引き取りが必須」という人は、引き取りサービスがあるメーカーから選ぶのがおすすめです。
ただし、メーカー(ショップ)によって条件がバラバラなので、新しい商品の選定を含め、よく比較しましょう。おすすめのベッドフレームとマットレスについては、以下の記事でまとめているので、ご参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
※当サイトに掲載されている情報は記事更新時点での情報です。回収の条件等は変更がある可能性があるので、必ず遷移先のページでご確認ください。



