コアラBREEZEの徹底解説(体験レビュー付き)

通気性を高めたコアラマットレス

この記事ではコアラマットレス BREEZE(ブリーズ)をご紹介します。

なお、今回はメーカーさんから体験レビュー用に商品をご提供いただきました。> PRポリシーについて

実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ぜひご参考くださいね。

商品名変更のお知らせ

2024年9月24日から「NEW コアラマットレス BREEZE」から「コアラマットレス BREEZE」に商品名が変更(「NEW」が削除)されました。なお仕様は従来と同じです。

販売先変更のお知らせ

2024年10月7日からコアラマットレス BREEZEは公式サイトで取り扱いが終了しました。(Amazon、楽天市場、ビックカメラでのみ購入可能です)

こんな環境で作っています

体験・検証用の撮影スタジオ当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。

この記事を書いた人

管理人の椚大輔椚 大輔(くぬぎ だいすけ)
ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。2020年に株式会社悠デザインを設立し、ベッド関連に特化したサービスを展開。ベッド・マットレスの専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。

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コアラマットレスBREEZEとは?

椚大輔椚大輔

まずは、コアラマットレスBREEZEの特徴を超ざっくりとご紹介し、どんな人に合うかをお伝えします。

コアラマットレスBREEZE

【15秒で分かる!】BREEZEの特徴
  • コアラマットレスシリーズの中で上から2番目のモデル(12万円台~)
  • 最大の特徴は「通気性の良さ」
  • 硬さ調節も可能(調節レベルは「ややソフト・ふつう」)
  • 端が沈み込みづらい「エッジサポート」
BREEZEはこんな人におすすめ
  • 硬さ選びに不安がある
  • 寝心地にこだわりたい(ワンランク上の寝心地)
  • 蒸れにくいマットレスが良い
  • 二人で同じマットレスで寝たい(端まで優雅に使える)

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それでは、以下よりコアラマットレスBREEZEの特徴を詳しくご紹介します。

コアラマットレスとは?

コアラ(ロゴ)

コアラマットレスは2015年にオーストラリアで創業した「コアラスリープ」という寝具メーカーのマットレスです。

販売開始後あっという間にオーストラリアのマットレス市場において最高評価を得るまでに成長し、2017年10月に日本市場へ参入しました。今ではSNSなどでも話題にのぼり、TVCMなどのメディア露出も活発にされていて、人気が高まってきています。

創業者の2名はオーストラリア人の元ラグビープレイヤーとのこと。

激しいラグビー漬けの日々を送る中、体を回復させる睡眠の質が大切だと感じて「手頃に買える良いマットレスがないから自分たちで作ってしまおう!」と始まったビジネスだそうです。

コアラマットレスシリーズ(計5つ)

現在販売されているコアラマットレスシリーズは以下のとおりです。

モデルオリジナルプラスシュプリームKOREBREEZE
画像オリジナルコアラマットレスコアラマットレスプラスコアラマットレスシュプリームコアラマットレス KOREコアラマットレス BREEZE
発売年201720242021
販売公式サイトAmazon、楽天
厚さ21cm23cm28cm23cm27cm
重量15.8 kg~19.48kg~22.87kg~19.4kg~23.45kg~
硬さ調節×
リバーシブルカバー×××
硬さふつうやや硬めややソフトやや硬めややソフト
エッジサポート×××
カバー洗濯×××
取っ手×××
価格69,000円99,900円149,900円99,900円129,900円
リンク①公式サイト公式サイト公式サイトAmazon楽天市場Amazon楽天市場
リンク②レビュー記事レビュー記事レビュー記事レビュー記事レビュー記事

※重量と価格はシングルサイズです

以上のとおり、本記事で紹介するBREEZEとKOREは、公式サイトでの取り扱いがありません。

椚大輔椚大輔

コアラマットレスのすべてのマットレスの特徴や違い・選び方については、以下の記事で詳しくまとめているので、ご参考くださいね。

コアラマットレスBREEZEの基本情報

コアラマットレスBREEZE

コアラマットレスBREEZEのサイズや価格等の情報は以下の通りです。

サイズシングル~キング
クッション材ウレタンフォーム
硬さややソフト(調節可能)
密度50D(上層)
30D(下層)
重量23.45kg~
価格129,900円

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外観を詳しく知りたい方は、以下の動画もご参考くださいね。(音声なし)

【まず結論】コアラマットレス BREEZEの評価は?

コアラマットレスBREEZE

当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。

  • 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
  • 寝返りのしやすさは?
  • 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
  • クッション材の品質はどうか?
  • 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
  • 底付きや圧迫感がないか?
  • 価格相応の寝心地と言えるか?(総合評価)

体験を通じコアラマットレス BREEZEを以下のように評価させていただきました。

▼ コアラマットレス BREEZEの評価
総合評価3.59
仰向き寝4.0
横向き寝4.0
端の沈み込み4.0
通気性4.0
寝返り4.0
底付のなさ5.0
素材の品質3.5
耐久性4.0
衛生面3.5
取り扱いやすさ3.0
価格1.85

※目安は「3.50」以上が高評価です

>>>点数の付け方について

(総評)価格が少し高いが、寝心地は抜群!

価格は少し高いですが、ハイグレードモデルだけあって、かなり寝心地は良いと思います。

体に当たる表層の詰め物には下位グレードにはない「ポリエステル綿」と「キルティングカバー」が施され、よりリッチな寝心地が得られます。

BREEZEのカバー
BREEZEのカバー(ポリエステル綿×キルティングでふっくらリッチな寝心地)

厚さ27cmの極厚タイプなので底付きも全くありません

高めの反発性があるため寝返りもしやすく、総じてバランス感が優れた商品だと思います。10万円以上の予算でもご検討いただける方にはおすすめです。

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それでは、以下よりコアラマットレスBREEZEの特徴・評価について詳しくご紹介します。

コアラマットレス BREEZEの特徴

硬さが変えられる

コンフォートレイヤー

新しくリニューアルされたコアラマットレス(KOREとBREEZE)の最大の特徴は、コンフォートレイヤー(上層フォーム)の表裏が異なる硬さになっていて、それを「ひっくり返すことで寝心地が変えられる」という点です。

上層と下層のフォームが分離し、さらに上層(コンフォートレイヤー)の表裏の硬さが違うという仕様は、数あるマットレスの中でもかなり珍しいです。

上層のコンフォートレイヤー(左)と下層のアダプティブコア(右)
上層のコンフォートレイヤー(左)と下層フォーム(右)

コンフォートレイヤーはファスナーで簡単に着脱できます。

コンフォートレイヤーの取り外し

このようにカバーに「ふつう」「かため」と書いてあるので。どちらを上にしているかがわかりやすいです。

硬さ表示

コンフォートレイヤーの中身は硬さが異なるウレタンフォームが2層になっている構造をしています。

コンフォートレイヤーのウレタンフォーム
上の薄いフォームが「かため」、下の厚いフォームが「ふつう」

硬さの差は、ふつう面「80N」・かため面「100N」なので、20N(ニュートン)ほどの差です。この差は、体表面の感触が少し異なる程度です。

通気性が良い

BREEZEの通気構造

BREEZEならではの最大の特徴は、通気性の良さです。

BREEZEでは、中間層に「ゾーニングレイヤー」というウレタンフォームを入れることによって、側面方向の通気性が強化されています。

3つのゾーニングレイヤーと下層フォーム
左:ゾーニングレイヤー、右:下層フォーム

ゾーニングレイヤーの溝(空洞)があることで、上層からの湿気を側面方向に通気を促します。

ゾーニングレイヤー
ゾーニングレイヤーの波状の溝(空洞)で通気性アップ

ちなみに「BREEZE」とは「そよ風」という意味なので、まさに商品名のBREEZEたらしめる理由はこのゾーニングレイヤーということになりますね。

「COOL MAX」で清涼感アップ

BREEZEのカバー

BREEZEのカバー表面は「COOL MAX®(クールマックス®)」という吸水・速乾性が優れた特殊繊維を使用しています。

これにより、ウレタンマットレス特有の蒸れやすさをより解消でき、汗をかきやすい夏場などでも快適です。

120日のトライアル付き

コアラマットレスBREEZEの寝心地

コアラマットレスは購入してから120日トライアルがあります。

お試し期間を設けていることはそこまで珍しくありませんが、120日間という期間はかなり長いです。

120日間は約4か月ですよね。例えば4月に買ったら7月まで返品できます。つまり、季節をまたいで試せるということです。

季節によって求める寝心地も変わったりするので、このくらい長い期間試し寝ができるのは大きなメリットです。通販(オンライン)で買うことに抵抗がある人にもおすすめできます。

余談ですが、ショールームでしっかり寝心地を確かめて買ったのに「やっぱり違った」という失敗、結構多いです。

実はショールームと家では睡眠環境が異なるので、短時間の試し寝はあまり参考になりません。

また、人間の体圧分布というのは簡単に変わってしまうので買った時点でベストだと思っても、実際寝たら「なんか違うな。。」ということも十分にあり得る話です。

よって、お試し期間が長いというのは本当におすすめです。

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【体験レビュー】コアラマットレス BREEZEを実際に試してみた

コアラマットレスBREEZE

椚大輔椚大輔

実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。

開梱・設置

こちらはシングルサイズです。

梱包状態(サイズ)

段ボールにメッセージがちりばめられています。

「一晩中ぐっすり眠ってね」というメッセージ

こういうポップな路線がコアラマットレスならではですね。

「良い夢を!」というメッセージ

梱包状態の重さは、公表値で29.14kg(シングル)でしたが、当サイトで計測したところ26.80kgと、2kgほど軽かったです。

梱包状態の重さ
梱包状態の重さ

一人で持ち運ぶのは「重いながらなんとかOK」といったところ。

とはいえ、マットレスの中では重たいタイプの商品なので、力が弱い人は助けを借りた方が良いかもしれません。

段ボールを開封していきます。

開梱

コアラのぬいぐるみが同封されていました。

内容物(マットレス・コアラのぬいぐるみ)

コアラのぬいぐるみは初代コアラマットレスから同封されていたのですが、一時終了していたはずが復活したようですね。

しかし、底面に入っていたため、押しつぶされてしまっていました。

コアラのぬいぐるみ

顔面が押しつぶされて、ちょっとかわいそうな状態。。

コアラのぬいぐるみ

このぺしゃんこ状態は元に戻らないのでコアラのぬいぐるみはあまり期待しない方が良いでしょう。

コアラのぬいぐるみ

なお、ぬいぐるみは数量限定の可能性もあります。

続いて、マットレス本体を開封していきます。

開封の様子は以下の動画をご参考ください。(音声なし・4倍速)

上の動画のとおり、ロール状に圧縮されてビニールに巻かれて届きます。ビニールにハサミを入れると膨張が始まり、元の形への復元されます。

外観のチェック

コアラマットレスBREEZE(開封直後)

開封直後は歪みが大きいですが、とりあえず寝ることはできるレベルです(底付きなどはありませんでした)。

コアラ公式によると「マットレスが完全に形を取り戻すのに72時間ほどかかる」とのことで、開封直後と72時間経過したマットレスを比較したアニメーションを作りました。

開封直後と72時間経過

このアニメーションのとおり、ボリューム感が復元されていることがわかると思います。

マットレスの厚さはこのくらいです。

マットレスの厚さ

公表値どおり、27cmの厚みが確認できました。

厚さの計測

カバー表面はクールマックス®入りのポリエステル100%のサラッとした触り心地です。

カバー

キルティングが施されているので、立体感によって通気性が高まります

側生地はやわらかく伸縮性があるので、体へのフィット感が優れます。

カバーの伸縮性

マチ部分は少しぽわぽわしたガーゼのような質感で、コアラマットレスのロゴがワンポイントで入っていておしゃれです。

ワンポイントのロゴ(側面)

裏側はポリエステル100%で、ドット状の無数の滑り止めが付いています。

マットレス裏面

滑り止めのドットには、PVC(合皮)加工が施されているので、ベッドフレームに置いたときにズレにくいです。

滑り止め

上層と下層は、ファスナーでくっついています。

ファスナー

コアラマットレス BREEZEは上層(コンフォートレイヤー)の表裏をひっくり返すことで硬さが変えられます。

硬さ調節の様子

硬さ調節方法は以下の動画をご参考ください。(4倍速・音声なし)

なお、ファスナー部分は少し変わっていて、留め具がマグネット式になっています。

マグネット式の留め具

ファスナーを取り付けるときには、まずこの丸い留め具(マグネット)を組み合わせます。

ファスナーの留め方

あとはゆっくりとファスナー引っ張るだけです。これはすごく簡単でした。

ファスナーを引く

こうした工夫は日常の些細な使い勝手が向上するので素晴らしいと思います。

上層と下層は完全に分割可能です。

上層(コンフォートレイヤー)と下層フォーム

カバーも脱着可能ですが、コアラ公式によると「カバーは取らないでください」とのことです。

コンフォートレイヤーのカバー脱着
カバーは取っちゃダメ

カバーの脱着による破損が多いようで、マットレスで寝る際には専用の保護カバーを使用することが推奨されています(保護カバーは洗濯可能)。

内部構造のチェック

椚大輔椚大輔

この記事では、芯材のウレタンフォームの状態を確認するため、あえてカバーを外して検証を進めます。

こちらが上層の芯材(ウレタンフォーム)です。

コンフォートレイヤーのウレタンフォーム

内部のウレタンフォームの様子を詳しく見るため、覆っているメッシュ生地も切っていきます。

内部構造のチェック(メッシュ生地を裁断)

こちらが芯材のウレタンフォームです。

コンフォートレイヤーのウレタンフォーム

同様に、下層の内部を取り出します。

下層フォーム

芯材が見えてきました。

下層フォーム(カバーを取る)

ウレタンフォームの様子を見るためにチョキチョキします。

下層フォームのメッシュ生地を裁断

こちらが下層のウレタンフォームです。

下層フォームのウレタンフォーム

ウレタンフォームのチェック

続いて、ウレタンフォームの様子を詳しく見ていきます。

まずはコンフォートレイヤー(上層)から。

コンフォートレイヤーのウレタンフォーム

厚さはこのくらい。

厚さのチェック

公表値は5cmでしたが、実測は5.3cmと少しだけ厚みがありました。個体差だと思います。

厚さの計測

なお、ふつう面とかため面では、色味が若干異なります。

コンフォートレイヤーの断面

薄い(1.5cm)が「かため面」、厚い(3.5cm)が「ふつう面」です。

コンフォートレイヤーの断面

続いて、下層フォームです。

下層のウレタンフォーム

下層フォームは3つのウレタンフォーム(下の画像での③ゾーニングレイヤー④アダプティブコア⑤エッジサポート)で構成されています。

コアラマットレスBREEZEの層構造
コアラマットレスBREEZEの層構造(公式サイトより)

③ゾーニングレイヤーは体の部位によってサポート力が変わります。

ゾーニングレイヤー
ゾーニングレイヤー(腰部分が沈み込み過ぎないように硬めになっている)

波の間隔が広くなるほど硬めの感触になるので、BREEZEは沈み込みやすい臀部(おしり)あたりがしっかりとサポートされるような工夫がされています。

椚大輔椚大輔

このように、体の場所によってサポート性が変わる仕様を「ゾーニング」と言います。

④アダプティブコアと⑤エッジサポートを詳しく見るために、ウレタンフォームを剥がします(接着剤でくっついています)。

下層のウレタンフォームを分解する

こちらが⑤のエッジサポート。

エッジサポート

中芯材(④アダプティブコア)よりも少しだけ硬めの感触になっていて、沈み込みやすい端部分でも快適に寝られるようになっています。

④アダプティブコアはこちら。

アダプティブコア

19個の大小の空洞が、体の荷重バランスに適応し、サポートします。

アダプティブコア(側面)

さらに、スリットが入っているので通気性も良好です。

③ゾーニングレイヤーと④アダプティブコアによる2重のゾーニング仕様となっているので、特に横向き寝や体のラインがハッキリとした人には合いやすいです。

ゾーニングレイヤーとアダプティブコアの上での寝姿勢

下の画像のとおり、上層(コンフォートレイヤー)と合わせると、空洞による通気性の良さがわかると思います。

3層ウレタンフォームの通気構造(寝姿勢あり)

このように、ゾーニングレイヤーとアダプティブコアによって2重の通気構造となっているのです。

3層ウレタンフォームの通気構造

多層構造タイプのウレタンマットレスは多いですが、2重の通気孔があるマットレスはかなり珍しいです(初めて見ました)。

カバーのチェック

カバーを取る

カバーに付いていた品質表示ラベルです。

上のラベルのとおり、BREEZEはカバー内部にもウレタンフォームが入っているという、一般的なウレタンマットレスに比べると少し珍しい構造をしています。

ということで、中身が気になったのでカバーも裁断してみました。

カバーの裁断

こちらが生地付きのウレタンフォーム(1cm)です。

高密度ウレタンフォーム

このウレタンフォームはカバーの表・裏にそれぞれ入っていて、ふつう面・かため面に合わせた硬さになっています。(ふつう面:80N、かため面:100N)

カバーの内部構造を詳しくご紹介します。

カバーの内部構造

表層の側生地(ポリエステル100%)はサラッとした触り心地。

側生地

側生地の下には「ポリエステル綿」が比較的厚めに入っています。

ポリエステル綿

BREEZEならではのふんわりとした体の当たりのやさしさはこのポリエステル綿が強く影響していると思います。※下位モデル(KOREやオリジナル)にはこのポリエステル綿はありません

その下には厚さ1cmの高密度ウレタンフォーム(コンフォートレイヤーと同素材)があります。

高密度ウレタンフォーム(厚さ1cm)

最下層には不織布です。

不織布

キルティングが側生地から不織布まで貫通して裁縫されているので、詰め物(ポリエステル綿・ウレタンフォーム)のズレや偏りが起きる心配はありません。

14層構造で通気性も抜群!

上層(9層)下層(5層)
多層構造のカバー多層構造の下層フォーム

コアラBREEZEは、カバー両面に詰め物が施されているので、要するに上層(カバー&コンフォートウレタン)だけで9層構造となっています。

上層の断面構造(上から)
  1. 側生地
  2. ポリエステル綿
  3. 高密度ウレタンフォーム:1cm
  4. 不織布
  5. (コンフォートレイヤー芯材:5cm)※中心
  6. 不織布
  7. 高密度ウレタンフォーム:1cm
  8. ポリエステル綿
  9. 側生地

    さらに、その下にも多層構造(5層)のフォームが来るので、BREEZEは計14層構造(9+5)になっているのです。

    下層の断面構造(上から)
    1. 側生地
    2. ゾーニングレイヤー
    3. アダプティブコア
    4. エッジサポート
    5. 側生地

      基本的な考え方として、層が多いほど側面への通気が促されるので、通気性が優れた構造と言えます。さすが「BREEZE(そよ風)」というネーミングなだけありますね。

      反発性のチェック

      反発弾性率テスト

      ウレタンマットレスでは、反発性の違いによって「低反発マットレス」「高反発マットレス」などと呼んだりします。

      コアラマットレス BREEZEは、どちらかと言えば高反発マットレスのような寝心地です。

      それぞれの特徴は以下の通りです。

      低反発高反発
      画像低反発フォーム高反発フォーム
      特徴衝撃吸収性が優れ、静かな寝心地が実現できる体の動きに対する反発力があり、寝返りをサポートする

      なお、反発性とは「押し返す力」のことで、反発弾性率によって以下の通りに分類されます。

      反発弾性率ウレタン分類
      15%未満低反発ウレタン
      15~49%一般ウレタン
      50%以上高弾性(高反発)ウレタン
      反発弾性率とは?

      素材が持つ反発性を測る数値。反発弾性率を調べる方法として、JISが定めるテスト方法(JIS K 6400-3)があり、簡単に言うと「高さ50cmから鉄球を落として、反発した高さと割ったのが反発弾性率」ということです。

      コアラマットレスBREEZEの反発弾性率は?

      カバーの弾力性

      コアラマットレス BREEZEの反発弾性率は公式によると「37%」とされています。

      念のため、当サイトでもそれぞれの層の反発弾性率をテストしたところ、以下の結果になりました。

      反発弾性率分類
      上層・コンフォートレイヤー約40%一般ウレタン
      下層・アダプティブコア約40%一般ウレタン

      検証動画は以下の通りです。

      ↓上層・コンフォートレイヤー

      ↓下層・アダプティブコア(KORE・BREEZE共通)

      要するに、コアラマットレスBREEZEのウレタンフォームは厳密な高反発フォームではありませんが、比較的高めの反発性があるので、寝返りしやすいです。

      椚大輔椚大輔

      BREEZEのウレタンフォームは低反発でも高反発でもない「一般ウレタン」です。

      【詳細解説】コアラマットレスBREEZEの評価について

      コアラマットレスBREEZE

      この記事の冒頭で星付けして評価させていただいた以下のポイントをここでは詳しくご紹介します。

      ▼ コアラマットレス BREEZEの評価
      総合評価3.55
      仰向き寝4.0
      横向き寝4.0
      端の沈み込み4.0
      通気性4.0
      寝返り4.0
      底付のなさ5.0
      素材の品質3.5
      耐久性4.0
      衛生面3.5
      取り扱いやすさ3.0
      価格1.85

      ※目安は「3.50」以上が高評価です

      それでは以下より主な評価項目をレビューさせていただきます。

      1. 仰向き寝は?

      仰向き寝

      ココをチェック

      仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。また、寝返りに力が必要なので、寝返りサポート性も大切です。

      なお、日本人の60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。

      評価は「星4.0」。

      ふんわりとしたキルティングによって、適度にフィット感があり、心地よい体圧分散性を感じました。

      隙間が出来やすい腰回りもしっかりとフィットしてくれるので、負担が少なく感じました。

      比較的ソフトな感触ですが、高めの反発性を持つコンフォートレイヤーによって沈み込んだらグッと押し返される感じです。

      さらにその下のゾーニングレイヤーでより沈み込みやすい臀部が持ち上げられるので、ストレスない寝姿勢を維持してくれます。

      簡単に言えば「やわらかすぎず・硬すぎず」ですが、こうした相反する条件をうまくバランスとるのはなかなか難しく、それが実現できているコアラBREEZEは素晴らしいと思います。

      2. 横向き寝は?

      横向き寝

      ココをチェック

      横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。

      つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような衝撃吸収性もポイントです。

      評価は「星4.0」。

      他のコアラの下位モデルよりも表層の詰め物(綿)のボリューム感があり、さらに中間層にゾーニングレイヤーを設けていて、シリーズ中最もやわらかい寝心地となっています。

      やわらかめのマットレスは、適度に沈み込むため横向き寝にぴったりです。

      横向き寝
      横向き寝は特に肩回りが深く沈み込む必要があるが、ゾーニングレイヤー+アダプティブコアによってストレスない寝心地が実現されている

      ただし、「やわらめ」といっても、一般的なマットレスの中では「ふつう」レベルの硬さなので、やわらかすぎることはないと思います。

      3. 端の沈み込みは?

      端の沈み込み(座姿勢)

      ココをチェック

      一般的にマットレスの端部分はそれ以上荷重を分散できないので落ち込みやすいです。端部分の落ち込みが少ないマットレスは全面を目いっぱいに使えるので、それだけで使用感が良いものになります。

      なお、高級モデルなどでは落ち込みを解消するように端部分にワイヤーを入れたり、コイルを硬めにしたりすることもあります。

      評価は「星4.0」。

      マットレス外周に「エッジサポート」という硬めのウレタンフォームを使用し、端の沈み込みを軽減させる工夫がされています。

      エッジサポート
      エッジサポート(硬めのウレタンフォームで外周を囲んだ構造)

      ただし、エッジサポートは180Nというそこまでハードな硬さでないため、座るなどの集中的な荷重においては、かなり沈み込みます。

      180Nでは座るとかなり沈み込んでしまう
      180Nでは座るとかなり沈み込んでしまう

      ですが、一般的な寝姿勢では端分が沈み込みにくく、マットレス全面を優雅に使って眠れます

      寝姿勢では沈み込みづらい
      寝姿勢では沈み込みづらい

      4. 寝返りのしやすさは?

      寝返り

      ココをチェック

      クッション材や詰め物で使われている反発性によって、体の動きやすさが変わってきます。少ない力で寝返りを打てた方がストレスは感じにくいですが、寝返りがしやすい=良い寝心地とは限りません。

      寝返りの大変さにストレスを感じている人は高反発タイプなどの寝返りしやすいマットレスが良いですが、寝返りが多すぎることで中途覚醒が多い人は、逆に寝返りの回数を抑えるような低反発タイプを選ぶと良いでしょう。

      評価は「星4.0」。

      BREEZEのコンフォートレイヤーで使用しているウレタンフォームの反発弾性率の最大値はおよそ40%(当サイト計測)で、高めの反発性を持っています。

      実際に寝返りを打ってみてもスムーズでした。

      ただし、詰め物ボリューム感が多いため、ダイレクトな反発性は感じません。(このあたりは好みで、筆者個人としてはBREEZEくらいのさりげない反発サポート性が好きです)

      5. 通気性は?

      通気構造

      ココをチェック

      睡眠中は汗や体温を放出するので、蒸れやすいマットレスはストレスを感じることも。メッシュ生地や、側面から排気できる構造など、通気性に工夫があるかどうかをチェックします。

      評価は「星4.0」。

      芯材のウレタンフォームはもともと通気性があまり良くないため、蒸れやすい素材と言えます。

      しかし、本商品は上層でクラウドセルという通気性が良いウレタンフォームを採用し、下層の空洞で排気するという睡眠中の湿気を外に逃がしやすい工夫された仕様となっています。

      実際に寝てみた感想としても、蒸れや暑さに大きなストレスはありませんでした。

      6. 耐久性は?

      耐久性

      ココをチェック

      密度や耐久試験(復元率)をベースにチェックします。また両面仕様で表裏のローテーションが可能な商品は加点します。

      評価は「星4.0」。

      ウレタンマットレスの耐久性を知るにはウレタンフォームの「密度」と「復元率」という情報が必要です。

      本商品の密度と復元率は以下の通りです。

      密度復元率
      上層:50D
      下層:30D
      非公表

      芯材のウレタンフォームの密度・復元率が高くなればなるほど耐久性は高くなります。(密度・復元率についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています)

      コアラマットレスBREEZEの密度は上層と下層で異なります。

      上層(コンフォートレイヤー)の50Dはなかなか高い数値で10年以上は持つレベルです。

      注意したいのは下層の30Dという密度です。

      30D程度の密度は、1万円台以下の激安マットレスでも採用されることが多いレベルで、耐久年数としては5~8年程度と言われています。

      また、すべてのコアラマットレスシリーズは復元率が非公表です(本来、復元率は品質表示法により、表示しなければならない情報です)

      ただし、体の荷重をダイレクトに受ける上層(コンフォートレイヤー)がかなりの高密度のため、評価としては4.0(優れている)としています。

      7. 素材の品質は?

      ウレタンフォームの歪み

      ココをチェック

      ここでは工場レベルの品質管理レベルをチェック。いくら素材のスペックが良いからと言って作りが粗雑だと良質な寝心地・使用感を得られません。

      ウレタンフォームの品質の良し悪しは「形成のきれいさ」に現れます。歪みが大きいと(素材が持つ本来の性能が発揮されにくいという点で)寝心地やヘタリにも影響があるので、歪みがなく、ピシッときれいな形状が望ましいです。

      評価は「星3.5」。

      全体的には大きな歪みはありませんでしたが、部分的に歪みが確認できました。

      復元率(の低さ)が影響していると思われるのですが、スペック上は密度50Dのコンフォートレイヤーでさえ、反りが見られるのは少し心配です。

      上層フォーム
      (コンフォートレイヤー)
      下層フォーム
      上層フォーム(ヘッド・フット面)下層フォーム(ヘッド・フット面)
      上層フォーム(サイド面)下層フォーム(サイド面)

      ただし、歪みによる寝心地の悪さは全く感じないのでご安心ください。あくまで耐久性として少しの不安を感じるというレベルとお考えください。

      8. 衛生面は?

      マットレス全体

      ココをチェック

      抗菌防臭や防ダニなどの加工の有無やそのレベルなど、衛生面に工夫があるかどうかをチェックします。

      評価は「星3.5」。

      コアラマットレスのすべてのフォームには抗菌加工が施されています。

      さらに、Certi-PURという検査を通過していて、有害な化学物質が使用されていないことが確認されてます。

      ただし、体に最も近いカバーには抗菌防臭等の衛生加工は施されていません。また、カバーは脱着可能ですが、洗濯不可なので、使用する際は必ずシーツを付けましょう。

      9. 価格は?

      コアラマットレスBREEZE

      ココをチェック

      絶対的な価格と、マットレス市場の全体的な相場からチェックします。価格に応じた寝心地が実現されているかも大切なポイントで、総合評価へつながります。

      評価は「星1.85」。

      シングルサイズで129,900円という価格は、マットレス市場全体から考えると「高いレベル」の価格帯です。

      とはいえ、硬さ調節・高通気構造・高密度ウレタンフォーム使用など、価格相応の仕様と言えるので、決してコストパフォーマンスは悪くないと思います。

      口コミ・評判のまとめ

      コアラマットレスBREEZE

      コアラマットレスBREEZEの口コミをまとめると以下のような意見が見られました。(公式サイトにて確認)

      良い口コミ悪い口コミ
      • 睡眠の質が良くなった
      • 寝返りが楽
      • 横向き寝の寝心地が良い
      • 返品できるのが良い
      • 匂いがきつい
      • チャックが壊れていた

      口コミに関する解説

      公式サイトにおける口コミ全体は5点満点で4.3の高評価です。(記事公開時点)

      コアラマットレス全体に言えることですが、睡眠の質が良くなったと実感されている人が多いようです。

      リニューアルしてさらに「寝返りしやすい」

      また、今回リニューアルされたKOREとBREEZEにおいては、高反発マットレスに近い反発弾性があるウレタンフォームを使用しているので、寝返りのしやすさを評価されているユーザーの方が多い点も特徴です。

      ただし「振動の伝わりづらさ」は落ちている

      一方、従来モデル(オリジナルコアラ)では、逆に反発弾性が低い(低反発的な)寝心地だったため、振動の伝わりづらさや衝撃吸収性においては、オリジナルの方に軍配が上がります。

      椚大輔椚大輔

      コアラマットレスを一躍有名にしたワインチャレンジ(ワイングラスを置き、近くで飛び跳ねても倒れないというパフォーマンス)は、KOREやBREEZEでは困難だと思われます。

      BREEZEは特に「横向き寝」におすすめ

      横向き寝でのストレスのなさを評価されているユーザーの方もいました。

      この記事の評価項目でも書いたように、BREEZEはコアラシリーズ中、最もソフトな寝心地のため、沈み込みが必要な横向き寝に適しています。

      高価格だから「返品可能」はうれしい

      すべてのコアラマットレスには120日のトライアル期間が付いていますが、特にBREEZEのレビューで返品可能なことを評価されているユーザーの割合が多い印象です。

      BREEZEは10万円以上する高価格帯のマットレスなので、やはり特に失敗したくないという心情の表れかと思います。

      「臭いがきつい」も多数

      デメリットの中心は「臭いのきつさ」です。コアラマットレス(全シリーズ)はウレタンマットレスで、使用しているウレタンフォームという素材は石油を発泡させた化学素材のため、独特の臭いを発します。

      鼻がツーンとするような薬品臭さがあるので、人によっては不快に感じやすいのですが、開封後1週間ほどすれば、気にならないレベルに落ち着いてくることがほとんどです。

      なお、今回届いた商品ではそこまで気になりませんでした。(もっと臭いマットレスはたくさんあります)

      「ファスナーの取っ手がないこと」について

      少数ですが「チャックが壊れていた」というレビューも見られました。

      これはおそらく下層フォームのカバーについてだと思われますが、そもそもKORE・BREEZEでは、あえてファスナーに取っ手がない仕様になっています。

      あえて取っ手が付いていないファスナー
      あえて取っ手が付いていないファスナー

      当サイトでも同様の現象を確認し、コアラ社員の方に質問したところ「カバーを脱着することで破損の原因となるのであえて取っ手はつけていない」という回答をいただきました。

      なお、KORE・BREEZEではそもそもカバーは洗濯NGなので、別売りのシーツやパッドを使って寝ましょう。

      >>>公式サイトで口コミを見る

      似ている商品との比較

      コアラマットレスBREEZE

      コアラBREEZEの特徴である「高通気構造」「吸水速乾素材(クールマックス)「高反発ウレタンフォーム」というコンセプトの競合商品は見当たりません

      椚大輔椚大輔

      以前、マニクレックスに「モデルEX-II」という高反発×クールマックス仕様の商品があったのですが、廃盤になりました。

      よって、似た寝心地で検討するなら、同じウレタンフォームを使ったコアラマットレスKORE(下位グレード)と比較検討するのがよいでしょう。

      モデルKOREBREEZE
      画像コアラマットレス KOREBREEZE
      硬さ調節
      アダプティブコア
      (3ゾーニング)
      キルティングカバー×
      エッジサポート×
      ゾーニングレイヤー×
      通気性
      冷却機能〇(COOL MAX®)
      価格
      (Sサイズ)
      99,900円129,900円

      KOREとBREEZEの主な違いは?

      NEWとBREEZE

      要点だけ言うと、KOREは「ザ・高反発マットレス」といった感じなので、体を持ち上げてくれる力が強めです。(反発弾性率テストでは約40%でしたが、下層フォームとの掛け合わせによって体感としては50~60%くらいの高弾性さに感じました)

      よって(沈み込みが160Nのアダプティブコアに到達することもあり)、感触としては硬めに感じやすく、仰向き寝が中心の人や、寝返りのしやすさを求める人におすすめです。また、価格が3万円ほど安いのでなるべく低価格に買いたい人にもおすすめです。

      コアラマットレス KORE
      コアラマットレス KORE

      一方、BREEZEは仰向き・横向きどちらの姿勢でも寝やすく、エッジサポートがあるためマットレス全面を優雅に使いたい人におすすめ。もちろん、通気性はBREEZEの方が優れているので、蒸れやすい人にもおすすめです。

      BREEZE
      BREEZE

      まとめると以下の通りです。

      KOREBREEZE
      NEWでの寝姿勢(仰向き)BREEZEでの寝姿勢(仰向き)
      • 仰向き寝におすすめ
      • 寝返りがしやすい
      • 低価格(4万円安い)
      • 仰向き・横向きOK
      • 端まで優雅に使える
      • 通気性抜群

      ※以上はあくまで筆者の主観です

      サイズと価格

      コアラBREEZEのサイズ展開と価格は下記の通りです。

      サイズ横幅価格(税込)シーン
      シングル97cm129,900円1人でぴったり
      セミダブル120cm149,900円1人でゆったり
      ダブル140cm169,900円2人でぴったり
      クイーン160cm189,900円2人でゆったり
      キング180cm199,900円2人でさらにゆったり

      コアラマットレスは二人で眠る目的で購入されることが多いため、ダブルサイズが人気ですが、筆者としては二人で寝るならクイーン・キングサイズをおすすめします。

      1人の人間が熟睡できる最低幅が70cmと言われていて、ダブルサイズとは「最低幅×2人分=140cm」から由来しているサイズ名称です。

      しかし、睡眠中は寝返りを打ったり姿勢も変化していくため、二人で眠るにはダブルサイズでは窮屈に感じる場合もあります。

      部屋と予算に余裕があるようでしたらクイーン・キングサイズがおすすめです。

      コアラマットレスの返品ってどんな感じ?

      マットレスの回収(業者さん)

      コアラマットレスでは120日のトライアルを設けていますが、トライアル時の返品の流れは以下のとおりです。

      手順方法
      ①返品依頼公式サイトより
      (電話・メール・チャット)
      ②アンケートへの回答メールが来るので専用フォームで回答(返品理由や回収希望日)
      ③回収日時の確定メールにて連絡(回収業者の準備が整い次第)
      ④回収当日玄関先でマットレスを引き渡し
      ⑤返金(終了)メールで案内

      当サイトでは、メーカーさんのご協力のもと、実際の返品も体験させていただきました。詳しくは以下の記事でまとめているのでご参考くださいね。

      コアラBREEZEはどこで買うのがお得?

      コアラマットレスBREEZE

      コアラBREEZEはAmazon楽天市場ビックカメラで購入が可能です。

      まとめ

      コアラマットレスBREEZE

      いかがでしたか。

      コアラマットレスBREEZEについてご紹介させていただきました。

      通気性の良さ」をコンセプトに作られたコアラマットレスシリーズのハイグレードモデルです。

      14層にも及ぶ多層構造のうえ、ゾーニングレイヤーとアダプディブコアの2層のウレタンフォームに通気孔が設けられいて、通気性は抜群です。

      他にも生地に「クールマックス®」という吸湿・速乾素材を使ったり、マットレス外周を硬めにする「エッジサポート」機能もあり、充実した仕様になっています。

      価格がシングルサイズで約12万円と高めではあるのですが、ひとつのマットレスとして完成度が高い逸品です。

      公式サイトによると下位グレードの「コアラマットレス KORE」の方が人気があるようですが、筆者としては、寝心地・使用感ともBREEZEの方が良く感じました。(価格が高いので当然かもしれませんが 笑)

      10万円以上の予算がある人はご検討をおすすめします。

      最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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