蒸れにくいハイブレッドマットレス
この記事ではエマ・スリープの「エマ・プレミアムV2」をご紹介します。
実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ぜひご参考くださいね。
当サイトではレビュー記事を作成するにあたり、撮影スタジオを作り、セットの中で商品を徹底的に体験・検証しています。一般的な家の雰囲気と異なるのはそのためです。
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目次
【最新】エマ・スリープのセール情報(11/25まで)
現在、セールで最大60%OFFです。
セール期間 | 11月19日(水)午前0時~11月25日(月)午後11時59分 |
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割引率 | 割引適用商品:
|
メーカーの「エマ・スリープ」とは
エマ・スリープは、ドイツ発のマットレスブランド。基幹モデルはウレタンマットレスの「エマ・マットレス」です。
エマ・マットレスは2015年に欧州で発売され、今ではシリーズ全体で600万人のユーザーが愛用している世界的なマットレスブランドに成長しています。
そして、本記事で取り上げる「エマ・プレミアム V2」は、6つ目の新商品です。
エマ・スリープのマットレスシリーズ(5つ)の違いは?
エマ・スリープのベッドマットレスは以下の種類があります。
モデル | 画像 | タイプ |
---|---|---|
①オリジナルV2 | ハードウレタン×ポケットコイル | |
②ハイブリッドV2 | 3層ウレタン×ポケットコイル | |
③プレミアム | 低反発ウレタン×ポケットコイル | |
④プレミアムV2 | 4層ウレタン×ポケットコイル | |
⑤ラグジュアリー | ポリマー×多層ウレタン×ポケットコイル |
エマ・プレミアム V2は、上から2番目の上位グレードです。
エマ・プレミアム V2の基本情報
メーカー | エマ・スリープ |
---|---|
サイズ | シングル~キング |
クッション材 | ポケットコイル&ウレタンフォーム |
硬さ | ややソフト |
重さ(Sサイズ) | 21.4 kg |
価格(Sサイズ) | 198,400円 |
保証期間 | 10年 |
通常モデル「エマ・プレミアム(V2なし)」との違い
※エマ・プレミアムの正式名称は「エマ・マットレス プレミアム」です
通常モデル「エマ・プレミアム(V2なし)」との違いは以下のとおりです。
モデル | プレミアム(V2なし) | プレミアム V2 |
---|---|---|
画像 | ||
芯材 |
|
|
放熱技術 | Diamond Degree | Thermosync |
価格 | 198,400円~ | |
リンク | 公式サイト | 公式サイト |
「V2」とネーミングされていますが、寝心地の方向性(内部構造)がかなり違うため、まったくの別モデルとして考えた方が良いです。
プレミアム(V2なし) | プレミアム V2 |
---|---|
→ いわゆる低反発マットレス | → 多層ウレタンによるハイブリッドタイプ |
低反発特有のフィット感やホールド感が好きな人は「プレミアム(通常モデル)」がおすすめです。
一方、プレミアムV2は、高反発×低反発がMixされた奥行きがある寝心地です。
通常モデルの特徴である「低反発らしい寝心地」はほとんど感じられず、絶妙なバランスで構成されていて、おそらく多くの人に合いやすいのはV2の方だと思います。
なお、「プレミアム」としての共通点としては、マットレスの蒸れを軽減する放熱性能(Diamond Degree・Thermosync)です。
Diamond Degree(プレミアム) | Thermosync(プレミアム V2) |
---|---|
両方とも、表層のウレタンに、放熱性が高い炭素材(グラファイト・カーボン)を混ぜた技術で、上の画像の黒い点が炭素材です。
見た感じだと、プレミアム(通常モデル)の方が、炭素材が多く練り込まれているようでしたが、両モデルの反発性(フィット感)の違いもあり、実際の蒸れにくさは、両モデルでそこまで差はありませんでした。
通常モデルかV2は、寝心地の好みで選びましょう。
どちらか迷ったら、V2の方が失敗しにくいと思います。
エマ・プレミアム V2とプラスの違いは?(セール対象かどうかで決めよう)
2024年10月から「エマ・プレミアム V2 プラス」という新商品が追加されました。
従来の「エマ・プレミアム V2」との違いはカバーのみです。
「エマ・プレミアム V2 プラス」は、従来よりも通気性と冷却効果が高いカバーを使用していて、価格が+1,000円高いです。
モデル | プレミアム V2 | プレミアム V2 プラス |
---|---|---|
画像 | ||
カバー性能 | 吸湿性 | さらに通気性と冷却効果が向上 |
価格 | 198,400円 | 199,400円 |
カバーデザインは、ほとんど同じなので、見分けがつきにくいレベルです。
なお、ポケットコイルや詰め物仕様は全く同じなので、寝心地は同じです。
+1,000円でを通気性や冷却性を高めるなら、V2プラスを選んでも良いと思いますが、基本的にマットレスにはシーツをかけて使うため、カバーの差はあまり気にしなくても良いでしょう。(そもそもプレミアムV2はウレタンフォーム自体に熱吸収性が高い素材を使用しています)
むしろ、時期によって、セール対象か非対象かがあるので、その時にセール対象かどうかで決めて良いと思います。
【まず結論】エマ・プレミアム V2の評価は?
当記事では以下のような項目をチェックし、商品を評価しております。
- 寝姿勢による寝心地は?(仰向き・横向き)
- 寝返りのしやすさは?
- 通気性が良いか?(ムレを感じないか)
- クッション材の品質はどうか?
- 詰め物の質感・ボリュームはどうか?
- 底付きや圧迫感がないか?
- 価格相応の寝心地と言えるか?(総合評価)
体験を通じエマ・プレミアム V2を以下のように評価しました。
▼ エマ・プレミアムV2の評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.40 ※セール時は3.59 |
仰向き寝 | 4.0 |
横向き寝 | 4.0 |
端の沈み込み | 3.0 |
通気性 | 4.0 |
寝返り | 3.5 |
底付きのなさ | 4.5 |
バネ当たりのなさ | 5.0 |
耐久性 | 3.0 |
衛生面 | 3.0 |
取り扱いやすさ | 3.0 |
価格 | 1.32 ※セール時は2.04 |
※目安は「3.50」以上が高評価です
※セールは50%OFF想定
【総評】ハイブリッドV2と似た「奥行きがある寝心地」が魅力
すぐ上で、通常モデルのプレミアムとの違いをご紹介しましたが、実は、プレミアムV2の寝心地は、エマ・ハイブリッド V2に最も近く、本当に比較すべきはハイブリッドV2です。
構造の違いは以下のとおりです。
モデル | プレミアムV2 | ハイブリッドV2 |
---|---|---|
画像 | ||
詰め物 |
|
|
価格 (Sサイズ) | 198,400円 | 133,000円 |
上記のとおり、単純に言うと、プレミアムV2は、ハイブリッドV2に炭素材入りのウレタンを追加した直系上位モデルと言えるでしょう。
寝心地の違いとしては、プレミアムV2の方が、ウレタンやスプリングの硬さが少し柔らかく、詰め物(層)も多いため、よりふんわりと衝撃吸収性が高いです。
しかしながら、「ストロークがなめらかな奥行きがある寝心地」という点では、ハイブリッドV2と似た方向性のため、以下のとおり、お好みでご検討いただくのが良いでしょう。
プレミアムV2 | ハイブリッドV2 |
---|---|
詰め物主体のふんわりとした寝心地で、衝撃吸収性が高め(さらに炭素材によって蒸れにくい) | スプリングの弾力を感じ、反発力が高め |
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エマ・プレミアム V2の特徴&メリット
1. 「4層ウレタン×ポケットコイル」のハイブリッドタイプ
エマ・プレミアムV2は、ウレタンフォームとポケットコイルの異素材をMixさせたハイブリッドタイプです。
ウレタンフォームならではの高い弾力性・衝撃吸収性に加え、ポケットコイルならではの荷重分散・寝姿勢保持の良さを兼ね備えた「ハイブリッドな寝心地」が味わえます。
なお、ウレタンフォームは以下のとおり、4層構造になっています。
層 | 1層目 | 2層目 | 3層目 | 4層目 |
---|---|---|---|---|
種別 | レギュラー(Thermosync) | 高反発 | 低反発 | レギュラー |
厚さ | 1.5cm | 1.5cm | 1.5cm | 2.0cm |
硬さ | 60N | 60N | 60N | 120N |
体に近い1層目はThermosync技術(炭素材入り)によって、熱吸収性を高め、蒸れにくいです。
続いて、高反発(2層)の「寝姿勢保持性」、低反発(3層)ならではの「衝撃吸収性」「フィット性」を、硬めのウレタン(4層)で支えつつ、荷重をポケットコイルでふんわりと受け止めるという素晴らしいバランスで作り上げられています。
特徴が異なる素材たちをうまく融合させたハイブリッド仕様です!
2. ポケットコイル
エマ・プレミアムV2はクッション材にポケットコイルを使用した「ポケットコイルマットレス」です。
ポケットコイルは、スプリング(バネ)をひとつひとつ不織布で包んでいる構造をしています。
ひとつひとつのコイルが独立した動きができるため、振動が伝わりづらいことや、体のラインに細かくフィットすることで寝姿勢が整いやすく、体圧分散性も高いです。
「静かな寝心地」と評され、特に日本人はポケットコイルの寝心地が好きと言われています。
ポケットコイルを詳しく解説本当におすすめのポケットコイルマットレス13選 | コスパ抜群モデルや人気メーカー商品もご紹介
3. 「NanoCarbon 粒子」を配合
1層は、ThermoSync テクノロジーといって、「NanoCarbon 粒子(炭素材)」が混ぜられたウレタンフォームを使っています。
NanoCarbon 粒子は熱伝導率が高い素材のため、入眠時の体からの放熱や発汗による熱を逃します。
睡眠を始めると深部体温(脳や臓器などの体内部の温度)が低下しますが、近年の睡眠学では、深部体温がスムーズに低下することで、深い睡眠量が増加することが明らかになりました。
要するに、熱放出性が高いマットレスは深い睡眠が得やすいので「快眠しやすいマットレス」と言えるでしょう。
なお、従来のエマ・プレミアム(通常モデル)よりも、「22%涼しく眠れる」と公式サイトでは書いてあります。
4. ゾーニング仕様
エマ・プレミアムV2のポケットコイルは、線径(バネの太さ)を2種類(1.8mmと2.0mm)使い、場所によって硬さを変える「ゾーニング仕様」です。
当サイトで調査したところ、以下のとおり9か所のゾーニングが確認できました。
エマ・プレミアム V2のゾーニングは、仰向きでも横向きでも寝やすいよう配列していることが特徴です。
仰向き | 横向き |
---|---|
仰向きでは特に背中やお尻が沈み込みやすいですが、その部分には硬めのコイルが当たります。
一方、横向きでは、肩部分が深く沈み込むことで圧迫感が生まれますが、やわらかいコイルで、しっかりと沈み込んで痛みを感じにくいようにしています。
また、どちらの姿勢でも腰(くびれ)部分は、深く沈み込まず、敏感に感じる部分でもあるので、ピンポイントでやわらかいコイルで支えます。
以上のことから、エマ・プレミアムV2は、仰向き・横向き、両方の姿勢で寝る人に合いやすいでしょう。
5. シンプルな返品システム(100日お試し期間付き)
エマ・プレミアムV2は購入してから100日間のお試し期間があります。
自分に合ったマットレス選びというのは本当に難しいものですが、これだけ長い期間試せるなら安心して購入することができるでしょう。
しかも、返品の仕組みはすごくシンプル、且つ良心的です。
返品手順は以下の通りです。
- サポートに連絡
- 製品の回収
- 全額返金(手数料なし)
お試し期間つきのマットレスはそこまで珍しくありませんが、メーカーによっては隠れた手数料があったり、自分で梱包して業者を手配しないといけない場合もあります。
その点、エマは手数料がかからず、基本的にサポートに連絡するだけで、あとはメーカー側で手配し回収に来てもらえるという、かなりシンプルな返品システムが大きな魅力と言えるでしょう。
回収(返品)当日の様子については以下の動画でご紹介しているのでご参考くださいね。※音声あり
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エマ・プレミアム V2のデメリット・注意点
1. 価格
エマ・プレミアムV2の価格はシングルサイズで194,800円です。
これは、老舗ブランド(シモンズやフランスベッドなど)のスタンダードモデルが買えるレベルの価格です。
また、仕様を考えると、正直、定価は割高に感じるので、買うならセールを狙いましょう。
2. ポケットコイル自体は低価格帯レベル
ポケットコイルの仕様(圧縮率や巻き数など)を確認しましたが、品質や耐久性としては低価格帯(1~3万円くらい)で使われているものとあまり変わりません。
本気でポケットコイルで勝負しているマットレスなら、巻き数や圧縮率、線種などのこだわりを発揮していますが、エマ・プレミアムV2はそういうタイプ(本気のポケットコイルマットレス)ではないとお考えください。
エマ・プレミアムV2(というより、エマ・スリープ自体)は、どちらかというとウレタンフォームの技術と組み合わせが強みです。
よって、純粋なポケットコイルマットレスメーカーではなく、あくまで、ハイブリッドタイプ(ウレタン×ポケットコイル)での総合的な寝心地で勝負しています。
そして、総合的には寝心地や耐久性などを含めて、良い仕上がりになっていると思うので、安心できるレベルと評価します。
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【体験レビュー】エマ・プレミアム V2を実際に試してみた
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などをレビューします。
開梱・設置
こちらはシングルサイズです。
取扱説明書はなく、段ボールにマニュアルページ(オンライン)を読み込むQRコードが印刷されています。
マットレスはロール状に圧縮され、段ボールに入っています。
中身はマットレス本体のみです。
マットレスの重さは21.4kgなので、「ほどほどに重い」です。
マットレスには開封用のカッターが同封されていました。
ビニールをカッターに挟むようにして、開封していきます。
開封の様子は以下の動画をご参考ください。(音声なし・4倍速)
上の動画のとおり、ビニールが切れると膨張が始まり、元の形への復元されます。
外観のチェック
開封直後のエマ・プレミアム V2はこちら。
開封直後からほとんど元の状態まで復元されています。
マニュアルページでは『開封後、数分で元のサイズに膨らみます。』とあったので、日経過した状態と比較したアニメーションを作りました。
このとおり、開封直後でほぼ復元されています。
マットレスの厚さはこのくらいです。
公表値どおり約27cmの厚さが確認できました。
マットレスの外観をご紹介します。
表生地はポリエステル100%のサラッとした触り心地です。
伸縮性が高めなので、フィット感や寝返りサポート性も高まります。
生地のアップはこんな感じです。
側面生地もサラッとしたポリエステル仕様です。
カバー側面には取っ手がついています。
取っ手があることでマットレスの移動などがしやすく便利ですね。
取っ手の近くにエマ・スリープのロゴ(タグ)が付いています。
裏面はこちら。
カバー裏面は少量のポリプロピレンが配合されていて、ゴムのような感触があります。
滑り止めのような構造をしているので、ベッドフレームに置いた時にズレにくいです。(エマ・スリープ共通仕様です)
品質表示は以下のとおりです。
内部構造
芯材はファスナー付きのカバーで閉じられています。
ファスナーを開けて、内部構造をチェックします。
カバーは上下で分離できる仕様です。
分離できることで「汚れやすい表面カバーのみを洗濯する」といったことも可能なので便利ですね。
芯材を詳しくチェックしていきます。
芯材を覆っている保護カバーにはファスナーがないため、取り出せない仕組みになっていますが、芯材の様子を詳しく見るために、ハサミで切ります。
取り出した芯材はこちら。
内部構造をさらに詳しくご紹介するため、ウレタンフォームを裁断します。
こちらがエマ・プレミアム V2の断面です。
構造は以下のとおりです。
- Thermosync層(ウレタン)
- Hypersoft層(ウレタン)
- Visco Memory層(ウレタン)
- Comfort層(ウレタン)
- AeroFlexポケットコイルスプリング層
以下のとおり、公表値と厚さが少し違うようです。
層 | 公表値 | 本当はこっち |
---|---|---|
Thermosync層 | 2.0cm | 1.5cm |
Hypersoft層 | 1.5cm | 1.5cm |
Visco Memory層 | 1.5cm | 1.5cm |
Comfort層 | 1.5cm | 2.0cm |
あああ
なお、エマ・プレミアムV2のポケットコイルは、場所によって硬さが異なる「ゾーニング仕様」です。
仰向き寝と横向き寝、両方の寝姿勢にスムーズに対応できるようなゾーニングの仕様です。
ポケットコイルの仕様(読み飛ばしてもOKです)
ポケットコイルの仕様は商品によって異なります。
細かい話なので、詳しく知りたい人はご参考ください。(よって、ご興味なければ読み飛ばしてOKです)
- 密度(コイル数)
- 配列(並行か交互か)
- 線種
- 線径(バネの太さ)
- 巻き数
- コイル高と圧縮率
エマ・プレミアム V2のポケットコイルの仕様は公式サイトでは非公開ですが、当サイトによる調査の結果は以下のとおりです。
▼ エマ・プレミアム V2の仕様 | |
---|---|
密度 | 480個/S |
配列 | 並行配列 |
線径 | 1.8mm/2.0mm(9ゾーニング) |
線種 | 不明(非公表) |
巻き数 | 5.2巻き |
コイル高/圧縮率 | 約21cm/約8% |
なお、これらの仕様は基本的に優劣ではなく、そのマットレスが表現したい寝心地を作るためものです。
密度(480個/S)
ポケットコイルマットレスにおける密度とは「コイルの量」です。
エマ・プレミアムV2はシングルサイズあたり「480個」の密度です。
密度のレベルの違いを大雑把にまとめると以下のとおりです。
密度 | 意味合い |
---|---|
300個台 | 低密度(耐久性が不安&バネ当たりも感じやすいので避けた方が良い) |
400~600個台 ★本商品 | 中密度(バネの動きが出やすく寝返りサポート性が得られる) |
700~1,000個 | 高密度(線径が細く、コイル高も高くなるので、ふんわりとした寝心地) |
1,000個以上 | 超高密度(ジェル的で静かな寝心地・バネを感じにくい) |
基本的にポケットコイルマットレスは、密度が低いほどコイルひとつあたりにかかる負荷が高くなるため、特に300個レベルの低密度タイプでは耐久性に支障が出る可能性も高くなります。
とはいえ高密度であるほど良いというわけではなく、耐久性の適切なレベルは450個以上です。
よって、基本的に密度は寝心地の違いを表現するものとお考えください。
エマ・プレミアムV2の密度(480個/S)は、耐久性的に問題ないレベルで、コイルの動きが出やすいような中密度仕様です。
配列の特徴は?
ポケットコイルマットレスの配列は「並行配列」か「交互配列(「千鳥配列」とも言います)」のどちらかです。
配列 | 並行配列 | 交互配列 |
---|---|---|
画像 | ||
硬さの傾向 | ソフト | ハード |
跳ね感 | 強い | 弱い |
特徴 | 寝返りがしやすい | 静かな寝心地 |
耐久性 | △ (部分的には弱め) | 〇 |
価格 | 安価に作りやすい | 高価になりやすい |
エマ・プレミアムV2は「並行配列」を採用しています。
並行配列はバネの動きが出やすいため、寝返りのサポート性があり、比較的ふんわりとソフトな感触が特徴です。
なお、エマ・プレミアムV2のような圧縮梱包のポケットコイルマットレスは、基本的に並行配列です。(交互配列は圧縮しにくい仕様のため)
線径とは?
線径とは「バネの太さ」のことです。
線径とは「バネの太さ」のことです。
太いほど反発力が高まり、しっかりとした寝心地になります。逆に細いほど荷重に対してしなやかに反応するという特徴があります。
寝心地の目安としては以下のとおりです。
線径と寝心地(目安)
- 線径1.9mm以下:しなやかな寝心地
- 線径2.0mm以上:しっかりとした寝心地
エマ・プレミアムV2は9ゾーニング仕様で、場所によって線径1.8mmと2.0mmを使用しています。
1.8mm | 2.0mm |
---|---|
線種は?
線種とは、スプリング(バネ)自体の仕様・品質を現す「記号」のことです。
ポケットコイルのバネは硬鋼線(こうこうせん)と呼ばれる素材で作られ、その仕様はメーカーや商品によって差があります。
エマ・プレミアムV2の硬鋼線の線種は非公表です。
なお、線種表示は以下のように解釈します。
表示例 | 意味 |
---|---|
SWRH | マットレスのコイルは基本的に硬鋼線(SWRH)を使用 |
72(反発性) | 数値が高くなればなるほど反発性の継続する力が強い |
B(耐久性) | マンガン含有量(AよりもBが多く、耐久性がある) |
C(強度) | A<B<Cの順で強度が高い |
ちなみに、2017年に品質表示法の改正があり、線種の表示義務はなくなりました。これは「バネの品質は実際の寝心地や耐久性を知るうえでそこまで重要な情報ではない」ということが示されたと言えます。
ただし、バネそのものが高品質であればそれだけ長持ちしやすいですし、シモンズやサータ等の有名メーカーもバネの品質には相当こだわりをもっているので、依然としてポケットコイルマットレスを選ぶ上で気に留めておくべきポイントとも考えられます。
基本的にエマ・スリープのような海外ブランドは線種を公開していません。
巻き数(5.2巻き)
エマ・プレミアムV2は「5.2巻き」です。
「巻き数」は、多くなるほどストロークがなめらかになり、クッション性が高い寝心地になります。
一方、少ない場合は、コイルが潰れるときにテンションが強くかかりやすいため、反発力を感じやすくなります。
多い巻き | 少ない巻き |
---|---|
クッション性が高い寝心地 | 反発力を感じやすい寝心地 |
よって、巻き数の違いも「優劣」ではなく「特徴」です。
しかしながら、高級なポケットコイルマットレスほど、巻き数が多くなる傾向があり、それは「高級ホテルのようなクッション性が豊かなふんわりとした寝心地」を目指して作られているからです。(巻き数が多いスプリングは、原料を多く使うので低価格帯にマットレスには採用されにくいこともひとつの理由です)
エマ・プレミアムV2は、低価格帯のマットレスに多いレベルの巻き数です。
コイル高と圧縮率
「コイル高」は高くなるほどふんわりとした感触になり、「圧縮率」は高くなるほど耐久性にプラスに働きます。
エマ・プレミアム V2の仕様は以下のとおりです。
仕様 | 高さ | 圧縮率 |
---|---|---|
コイル | 約21cm | – |
バネ | 約22.5cm | 約8% |
この仕様は、
- コイル高は「高め」
- 圧縮率は「かなり低め」
です。
要するに、引っ張ったバネをほとんど圧縮していないため、コイルが高くなっている仕様です。※これは低価格帯のポケットコイルマットレスに多い傾向です
なお、一般的な圧縮率は20%前後くらいが多く、ある程度圧縮しないと耐久性として心配が増えます。(特に中密度タイプの場合)
よって、エマ・プレミアムV2は、バネをほとんど圧縮していないため、「やわらかい寝心地に感じやすいが、コイルの耐久性としては不安が残る仕様」とお考えください。
ただし、エマ・プレミアムV2はコイル上の詰め物(ウレタン)の性能が良いので、マットレス全体の耐久性としてはあまり不安に感じなくても良いと思います。
読み飛ばしOKなのはここまで!
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【詳細解説】エマ・プレミアムV2の評価について
この記事の冒頭で星付けして評価した以下のポイントをここでは詳しくご紹介します。
▼ エマ・プレミアムV2の評価 | |
---|---|
総合評価 | 3.40 ※セール時は3.59 |
仰向き寝 | 4.0 |
横向き寝 | 4.0 |
端の沈み込み | 3.0 |
通気性 | 4.0 |
寝返り | 3.5 |
底付きのなさ | 4.5 |
バネ当たりのなさ | 5.0 |
耐久性 | 3.0 |
衛生面 | 3.0 |
取り扱いやすさ | 3.0 |
価格 | 1.32 ※セール時は2.04 |
※目安は「3.50」以上が高評価です
※セールは50%OFF想定
1. 仰向き寝は?(底付き・バネ当たりもチェック)
仰向き寝は沈み込みが少なく接触面積が広いという特徴があるので、満遍なく荷重を受け止め、体圧を分散させることが重要です。また、寝返りに力が必要なので、寝返りサポート性も大切です。
なお、日本人の約60%が仰向き寝と言われているので、最もオーソドックスな寝姿勢と言えます。
評価は「4.0」。
仕様(反発性や硬さ)が異なる4層ウレタンフォームによって、奥行きがある寝心地を感じられます。
特に高反発・低反発・ハードウレタンがMixされることによって、それぞれの層で、寝返りサポート・体圧分散・寝姿勢保持といったマットレスに求める性能をしっかりと発揮されている感じです。
プレミアムならではの、熱吸収性(1層目のThermosync技術)によって、ウレタンフォームを多用しているマットレスにありがちな蒸れを感じません。
ポケットコイルは、最後にふんわりと支え・緩やかに荷重を分散し、メインというよりはサポート的な役割を担っている感じです。
総合して、バランスが良く、寝心地も満足できるものでした。
2. 横向き寝は?(底付き・バネ当たりもチェック)
横向きの寝姿勢は肩や臀部の沈み込みが深くなることと、接触面積が少なく、荷重が集中しやすいため、底付きなどを感じやすいという特徴があります。
つまり、深く沈み込んでも無理のない寝姿勢になることと、荷重による圧迫・底付きを感じないようなクッション性が大切です。また、不安定な寝姿勢でもあるので、揺れ過ぎないような衝撃吸収性もポイントです。
評価は「4.0」。
低反発フォームによる安定感と、9ゾーンのポケットコイルによって、沈み込みが深い肩あたりも圧迫感なく、ストレスない寝姿勢が実現されています。
ちなみに、ポケットコイルのゾーニングに多いセンターハード(真ん中が硬い仕様)などの場合、横向きに寝ると脇腹あたりに圧迫感が生まれる場合はありますが、エマ・プレミアムV2のような体のラインに沿ったゾーニングでは、そういったストレスは感じません。
エマ・プレミアムV2のゾーニングは、仰向きでも横向きでも寝やすいように設計されています。
3. 寝返りのしやすさは?
クッション材や詰め物で使われている反発性によって、体の動きやすさが変わってきます。少ない力で寝返りを打てた方がストレスは感じにくいですが、寝返りがしやすい=良い寝心地とは限りません。
寝返りの大変さにストレスを感じている人は高反発タイプなどの寝返りしやすいマットレスが良いですが、逆に寝返りが多すぎることで中途覚醒が多い人は、逆に寝返りの回数を抑えるような低反発タイプを選ぶと良いでしょう。
評価は「3.5」。
比較的やわらかめで体の沈み込んで支えるタイプのマットレスのため、簡単にコロコロと寝返りが打てるような感じではありません。
しかし、多層ウレタンによる寝姿勢保持性の良さ(体の中心線がまっすぐになりやすいこと)と、一部に高反発ウレタンフォームを使っていることから、寝返りにはストレスがないレベルです。
衝撃吸収性が高いので、寝返りを打った後の安定感も高いです。
4. 端の沈み込みは?
一般的にマットレスの端部分はそれ以上荷重を分散できないので落ち込みやすいです。端部分の落ち込みが少ないマットレスは全面を目いっぱいに使えるので、それだけで使用感が良いものになります。
なお、高級モデルなどでは落ち込みを解消するように端部分にワイヤーを入れたり、コイルを硬めにしたりすることもあります。
評価は「3.0」。
エマ・スリープのマットレス全般のデメリットとも言えるのが、端の沈み込みやすさです。
外周強化はなく、圧縮率が低く、コイル高が高いポケットコイルを使っているため、荷重への反応が大きいため、端では大きく歪みやすいです。
さらに線径(バネの太さ)も1.8~2.0mmの太くないタイプです。
とはいえ、寝姿勢時には、低反発フォームやハードウレタンによって支えられるので、端部分でもある程度の安定感が生まれ、寝られなくもないです。
余裕がある人は、ワンサイズ上の大きさを選ぶのがおすすめです。
5. 通気性は?
睡眠中は汗や体温を放出するので、蒸れやすいマットレスはストレスを感じることも。メッシュ生地や、側面から排気できる構造など、通気性に工夫があるかどうかをチェックします。
なお、スプリングコイルならポケットコイルよりもオープンコイル(ボンネル・高密連続スプリング)の方が通気性が優れていると言われますが、実用上そこまで変わりません。
評価は「4.0」。
通気性というよりも、Thermosync層(炭素材入りのウレタンフォーム)による放熱性の高さによって、蒸れを感じにくいタイプのマットレスでした。
ウレタンを多用、しかも特に蒸れやすい低反発フォームが入っている仕様にもかかわらず、この蒸れの少なさは大きなメリットのひとつと言えるでしょう。
6. 耐久性は?
保証期間や耐久試験をベースにチェックします。また両面仕様で表裏のローテーションが可能な商品は加点します。一方、詰め物が多い商品は減点します(詰め物で多く使われてる綿やウレタンフォームはクッション材よりも早くヘタリやすいため)。
評価は「3.0」。
耐久試験の結果・スプリングの線種・ウレタンフォームの復元率などの情報は非公表です。
また、片面仕様なので表裏のローテーションができないという点はデメリットですが、保証期間が10年も付いているのは品質への自信とも考えられます。
とはいえ、判断が難しいため、3.0(ふつう)程度と評価します。
7. 衛生面は?
抗菌防臭や防ダニなどの加工の有無やそのレベルなど、衛生面に工夫があるかどうかをチェックします。
評価は「3.0」。
生地や素材に衛生加工(抗菌防臭や防ダニ等)はされていませんが、カバーは洗濯可能です。
カバーは上下で2分割になり、コンパクトに折りたためるため、ご家庭でも洗濯しやすいでしょう。
マットレスのカバーはなかなか乾きにくいこともあり、上下分割仕様はメンテナンスしやすい工夫と言えます。
8. 取り扱いやすさは?
持ち運びしやすいか、市販のボックスシーツ(多いのは30cmマチ)が入るサイズ感か、お届け時の梱包状態はどうか、捨てやすいかなどをチェックします。
特に力の弱い人は、厚すぎるマットレスを選んでしまうと移動するときに苦労することも多いです。
評価は「3.0」。
エマ・プレミアムV2の重量はシングルサイズで約21.4kg。一般的なマットレスの中では「やや重い」くらいです。
しかしながら、カバーに取っ手が付いているという気配りが素晴らしく、取り扱いのストレスが少ないです。
ただし、捨てやすさについては、スプリングコイルを使用しているため、基本的には粗大ゴミ扱いなので、捨てにくいです。
9. 価格は?
絶対的な価格と、マットレス市場の全体的な相場からチェックします。価格に応じた寝心地が実現されているかも大切なポイントで総合評価値につながります。
評価は「1.32」。
エマ・プレミアム V2はシングルサイズで194,800円で、これはマットレス市場全体で考えると「かなり高い」の価格帯です。
寝心地は良いですが、仕様を考えると、正直この価格は高めだと思います。
とはいえ、エマ・スリープでは大幅な割引セールを行うことがあるので、例えば50%OFFなどで買える場合、コストパフォーマンスとしても満足できる価格帯になるでしょう。
10. 硬さは?
ウレタンフォームのN(ニュートン)数、綿のボリューム感、ポケットコイルの線径・巻き数等の仕様から客観的な硬さと、実際に寝たときに感じた主観的な硬さをお伝えします。
エマ・プレミアムV2は「ややソフト」くらいの寝心地です。
その理由は、以下の構造(硬さ)のためです。
層(厚さ) | 素材 | 硬さ |
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1層(1.5cm) | ウレタン | ソフト(60N) |
2層(1.5cm) | 高反発ウレタン | ソフト(60N) |
3層(1.5cm) | 低反発ウレタン | ソフト(60N) |
4層(2cm) | ウレタン | ふつう(120N) |
5層(約21cm) | ポケットコイル | ふつう |
1~3層目のウレタンフォームは60Nなので「ソフト」の寝心地です。
4層目は他の層より硬めのウレタンフォームを使用し、深く沈み込み過ぎることないように調節されています。
5層目のポケットコイルは、線径1.8~2.0mm・コイル高約21cm・圧縮率約8%という仕様のため、ふんわりとした感触で、どちらかと言えばやわらかめと評価できますが、一般的には「ふつうレベル」の硬さです。
総合的には、「ややソフト」くらいの寝心地に落ち着きます。
主観的な硬さの評価としては10段階中(10が最も硬いとして)、4くらいの硬さだと感じました。
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似た仕様のマットレスとの比較
エマ・プレミアムV2と仕様が近く、兄弟・姉妹的なモデルとして比較するのにぴったりなのが、エマ・ハイブリッドV2と、エマ・ラグジュアリーです。
モデル | ①プレミアムV2 | ②ハイブリッドV2 | ③ラグジュアリー |
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画像 | |||
硬さ | ややソフト | ふつう | ソフト |
重量 | 21.4 kg | 18.4 kg | 25.22kg |
厚さ | 約27cm | 25cm | 約25.5cm |
構造 |
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コイル数 | 480個 | ||
線径 | 1.8mm・2.0mm | ||
価格 | 198,400円 | 133,000円 | 280,000円 |
リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※重量・コイル数・価格はシングルサイズ
大きな違いは、1層目の素材です。
わかりやすく言うと、ハイブリッドV2がベースになっています。
ハイブリッドV2に、
といった感じです。
ハイブリッドV2 | プレミアムV2 | ラグジュアリー |
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★これがベース | →炭素材入りウレタンを追加 | →グリッド入りウレタンを追加 |
※ウレタンの硬さ(N)なども異なります
ラグジュアリーはエマ・スリープの最高峰モデルですが、最近増え始めているグリッド素材(TPE=超高弾性ポリマー)を使った先進的なマットレスに仕上がっています。
TPE素材は、水を主原料とした安全性が高い素材で、ゴムのような弾力性と、グリッドならではの体圧分散性・通気性の高さがある優秀な素材です。
デメリットとしては重いことくらいですが、エマ・ラグジュアリーは、マットレスの一部に採用しているだけなので、取り扱いやすさも考えられています。
寝心地としても、エマ・スリープの最高峰と言えますが、価格が28万円~とグッと高くなります。
正直、コストパフォーマンス(寝心地対価格)という点で評価すると、ハイブリッドV2や、プレミアムV2の方が優れていると感じます。
他メーカーで比較すべきモデルは?
モデル | ①プレミアムV2 | ②NELLマットレス | ③咲夜レアル |
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画像 | |||
メーカー | エマ・スリープ | Morght | 源ベッド |
硬さ | ややソフト | ふつう | やや硬め |
重量 | 21.4 kg | 約19kg | 約29kg |
厚さ | 27cm | 21cm | 26cm |
構造 |
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お試し期間 | 100日 | 120日 | なし |
保証 | 10年 | 最長5年 | |
価格 | 198,400円 | 75,000円 | 44,990円 |
リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
NELLマットレスとの比較
「トライアル付きのポケットコイルマットレス」という条件ならNELLマットレスが競合に当たるでしょう。
NELLマットレスは、超高密度タイプのポケットコイルマットレスで、詰め物にはそこまで頼らず、スプリングの動きをしっかりと感じられる寝心地です。
一方、エマ・プレミアムV2は、多層ウレタン×ポケットコイルのハイブリッドタイプなので、ウレタンフォームのならではの寝心地を強めに感じることが特徴的な違いです。
単純に言えば、ウレタンの品質はエマ・プレミアムV2、ポケットコイルの品質はNELLマットレスが優れています。
源ベッド「咲夜レアル」との比較
トライアルが必須でなければ、源ベッド「咲夜レアルマットレス」が当サイトの中で評価No.1のポケットコイルマットレスなので、併せてご検討ください。
咲夜レアルは、4万円台という低価格帯では、非常に珍しい8.5巻き・6.7インチのポケットコイル(高級ホテル仕様)を使用しています。
NELLマットレスよりもさらに詰め物に頼らないスプリングの性能の良さを活かし「これこそポケットコイル!」という寝心地が得られます。
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【実際の流れ】エマ・スリープの返品はどんな感じ?
当サイトでは実際にエマ・スリープ(エマ・マットレス)の返品体験を行いましたが、結論、すごく簡単でした。
エマ・スリープの返品手順は以下のとおりです。
手順 | 方法 |
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①返品依頼 | メール(公式サイト) |
②アンケートへの回答 | フォーム |
③回収業者との日程調節 | メール |
④回収当日 | 玄関先でマットレスを引き渡し |
⑤返金(終了) | メールで案内 |
回収当日の様子については以下の動画でご紹介しています。
返品に関する一連の流れは、以下の記事をご参考くださいね。
まとめ
いかがでしたか。
エマ・スリープの「エマ・プレミアムV2」をご紹介しました。
従来のエマ・マットレス プレミアムを大幅にリニューアルしたマットレスです。
従来モデルと比べて寝心地の方向性が大幅に違うのでリニューアルというより、まったくの別モデルと考えた方が良いでしょう。
4層ウレタン×ポケットコイルのハイブリッドタイプで、いろいろ特徴を持つ素材をMixしているため、奥行きがある寝心地が楽しめます。
プレミアムV2は、エマ・スリープのマットレスシリーズの中では、上位(上から2番目)のグレードで、売れ筋のハイブリッドV2(真ん中くらいのグレード)の直系上位モデルという位置づけです。
ハイブリッドV2に、さらに衝撃吸収性と熱吸収性を高めた寝心地なので、予算がある人はぜひご検討いただければと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。