【体験レビュー】エマ・マットレス ハイブリッドV2の徹底解説

「エマの自信作」の進化版

この記事ではエマ・スリープの「エマ・ハイブリッドV2」をご紹介します。

なお、今回はメーカーさんから体験レビュー用に商品をご提供いただきました。> PRポリシーについて

実際の体験・検証・調査を踏まえて、良いところだけでなく、悪いと思ったところも素直に書いているので、ぜひご参考くださいね。

著者情報 椚大輔 椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら
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エマ・スリープのクーポン情報

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メーカーの「エマ・スリープ」とは

エマ・マットレス

エマ・スリープは、ドイツ発のマットレスブランド。基幹モデルはウレタンマットレスの「エマ・マットレス」です。

エマ・マットレス(芯材)

基幹モデルの「エマ・マットレス」(現在は終売)

エマ・マットレスは2015年に欧州で発売され、ついに2020年から日本での販売が開始しました。

今ではシリーズ全体で600万人のユーザーが愛用している世界的なマットレスブランドに成長しています。

エマ・スリープのマットレスシリーズ(5つ)の違いは?

エマ・スリープのベッドマットレスは以下の種類があります。

モデル 画像 タイプ
①オリジナルV2 エマ・オリジナルV2 ハードウレタン×ポケットコイル
②ハイブリッドV2 ハイブリッドV2 3層ウレタン×ポケットコイル
③プレミアム エマ・マットレス プレミアム 低反発ウレタン×ポケットコイル
④プレミアムV2 エマ・プレミアム V2 4層ウレタン×ポケットコイル
⑤ラグジュアリー エマ・マットレス ラグジュアリー ポリマー×多層ウレタン×ポケットコイル

当サイトではすべてのモデルの体験・検証をしております。

特におすすめはこの記事でご紹介する「エマ・ハイブリッド V2」です。

椚大輔
椚大輔
各モデルの違いは以下の記事をご参考くださいね。

エマ・ハイブリッドV2の基本情報

エマ・マットレス ハイブリッド V2

メーカー エマ・スリープ
サイズ シングル~キング
クッション材 ポケットコイル&ウレタンフォーム
硬さ ややソフト
重さ(Sサイズ) 18.4 kg
価格(Sサイズ) 74,900円
保証期間 10年

公式サイトはこちら

エマ・ハイブリッド V2とプラスの違いは?(セール対象かどうかで決めよう)

エマ・ハイブリッド V2

2024年6月から「エマ・ハイブリッド V2 プラス」という新商品が追加されました。

従来の「エマ・ハイブリッド V2」との違いはカバーのみです。

エマ・ハイブリッド V2

エマ・ハイブリッド V2 プラス(ファスナー部分が青色 ※通常はグレー)

「エマ・ハイブリッド V2 プラス」は、従来よりもさらに吸湿性を高めたカバーを使用していて、価格がなぜか約7,000円安いです。

モデル ハイブリッド V2 ハイブリッド V2 プラス
カバー性能 吸湿性 さらに吸湿性を向上
価格 70,900円 63,800円

プラスの実物も体験しましたが、カバーの吸湿性については、正直、違いがわかりませんでした。

V2 V2プラス
V2 V2プラス

カバーデザインもほとんど同じなので、見分けがつきにくいレベルです。

なお、ポケットコイルや詰め物仕様は全く同じなので、寝心地は同じです。

椚大輔
椚大輔
基本的にマットレスにはシーツをかけて使うため、カバーの差はあまり気にしなくても良いでしょう。(実際に使うシーツの吸湿性に大きく影響されます)

「ハイブリッド V2n」とは

エマ・ハイブリッドグレードは、リニューアルを繰り返していますが、最新モデルは、詰め物にフェルトを追加し、商品名の最後に「n」が付くようになりました。

フェルト

フェルト(画像は別メーカー品)

椚大輔
椚大輔
フェルト層(0.5mm)の追加によって、より安定感が高まったそうです。(この記事でレビューしているモデルは「フェルトなし」ですが、基本的な特徴や寝心地は同じなので、引き続きご参考いただける内容になっています)

【まず結論】エマ・ハイブリッドV2の評価は?

エマ・マットレス ハイブリッド V2

▼ エマ・ハイブリッドV2の評価
総合評価 3.63
仰向き寝 4.0
横向き寝 3.5
端の沈み込み 2.5
通気性 3.5
寝返り 3.5
底付きのなさ 4.5
バネ当たりのなさ 4.5
耐久性 3.5
衛生面 3.0
取り扱いやすさ 3.0
価格 2.86

※目安は「3.50」以上が高評価です

>>>点数の付け方について

【総評】「高反発ウレタン×低反発ウレタン×ポケットコイル」で作られた奥行きがある寝心地

エマ・マットレス ハイブリッド V2

エマ・スリープの自信作と謳われた「エマ・マットレス ハイブリッド」のリニューアルモデルです。

ウレタンマットレスとポケットコイルマットレスが融合された「ハイブリッド仕様」が特徴。

芯材にクッション性が豊かな約20cmのポケットコイルを使用し、詰め物にエマ・スリープが得意とする3層のウレタンフォームが入った豪華な仕様となっています。

エマ・マットレス ハイブリッド V2の構造

エマ・ハイブリッドV2の構造(3層ウレタン×ポケットコイル)

1層目は、高反発ウレタンを使用し、自然な背骨のS字カーブを保持します。(寝姿勢保持)

続いて2層目は、低反発ウレタンならではの衝撃吸収性によって保持された寝姿勢をつぶれることなくサポートします。

椚大輔
椚大輔
上の動画のとおり、2層目が潰れずに寝姿勢を保持しつつ、低反発ならではのフィット感によって、体圧も分散されます。

3層目は硬めのウレタンフォームを使っていて、上層で保たれた寝姿勢をさらにサポートし、下層のポケットコイルに荷重を受け渡します。

ポケットコイルは体の部位によって硬さが異なる「7ゾーニング仕様」で、上半身が落ち込みにくく、かつ、腰当たりのくびれにしっかりとフィットするようなサポート性を発揮します。

7ゾーニング仕様

7ゾーニング仕様 ※コイルの太さ(線径)で硬さを変えている

こうしたバランスによって、「ふんわりとフィット感がありつつも沈み込みにくい」という理想的な寝心地を提供してくれるのがエマ・ハイブリッドV2の特徴です。

一方、外周が強化された仕様でない(コイル線径も太くない)ため、端の沈み込みが深いことがデメリットなので、できればワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめです。

公式サイトで見る

椚大輔
椚大輔
エマ・スリープと言えば、100日のお試し期間が付いていることも特徴です。返品方法や回収当日の様子は以下の記事でまとめているので、ぜひご参考にしてくださいね。

【体験レビュー】エマ・ハイブリッドV2を実際に試してみた

エマ・マットレス ハイブリッド V2の使用イメージ

椚大輔
椚大輔
実際のお届け時の様子や具体的な使用感などレビューします。

開梱・設置

こちらはシングルサイズです。

梱包状態(サイズ)

開梱します。

開梱

取扱説明書などの同封はなく、段ボールにマニュアルページ(オンライン)を読み込むQRコードが印刷されています。

段ボールに印刷してあるQRコード

マットレスはロール状に圧縮し梱包されています。

ロール状のマットレスと段ボール

中身はマットレス本体のみです。

マットレスの持ち運び

マットレスの重さは約18.4kgなので、やや重めです。

マットレスには開封用のカッターが同封されていました。

付属のカッター

開封時にマットレスが傷つきにくいカッターなので、親切ですね。

付属のカッター(拡大)

ビニールをカッターに挟むようにして、開封していきます。

ビニールを切る

開封の様子は以下の動画をご参考ください。(音声なし・4倍速)

上の動画のとおり、ビニールが切れると膨張が始まり、元の形へ復元されます。

外観のチェック

開封直後のエマ・マットレス ハイブリッド V2

開封直後からほとんど元の状態まで復元されています。

マニュアルページでは「開封後、数分で元のサイズに膨らみます。」とあったので、約3日経過した状態と比較したアニメーションを作りました。

開封直後と3日後のアニメーション

このとおり、約3日経過すると完全に元のボリュームに復元されました。

マットレスの厚さはこのくらいです。

マットレスの厚さ

公表値どおり約25cmの厚さが確認できました。

厚さの計測

マットレスの外観をご紹介します。

カバー表面はシンプルなドット状のデザインです。

エマ・マットレス ハイブリッド V2の外観

ポリエステルを主原料としたサラリとした触り心地です。

カバーの触り心地

適度に伸縮性もあるので、体へのフィット感や寝返りサポート性も高いです。

カバーの伸縮性

生地のアップはこんな感じです。

生地アップ

マチ部分はサラッとしたポリエステル仕様で、タグ(ロゴ)があります。

タグ

サイド面に取っ手がついています。

取っ手を握る

取っ手があることでマットレスの移動などがしやすく便利ですね。

取っ手を持ってマットレスを持ち上げる

裏面はこちら。

マットレス裏面

カバー裏面は少量のポリプロピレンが配合されていて、ゴムのような感触があります。

裏面の滑り止め

滑り止めのような構造をしているので、ベッドフレームに置いた時にズレにくいです。(エマ・スリープ共通仕様です)

滑り止め

芯材はファスナー付きのカバーで閉じられています。

ファスナー

カバーは上下の分離が可能です。

ファスナーを開ける

なお、カバーは洗濯可能なので、例えば「汚れやすい上面カバーのみを洗濯する」ということもでき、便利です。

内部構造

内部構造をチェックしていきましょう。

カバーと取る

芯材(ポケットコイル×ウレタンフォーム)がこちら。

芯材(ポケットコイル×ウレタンフォーム)

芯材は保護カバーで覆われています。

カバー(上・下)と芯材です。

マットレスのパーツ展開図

芯材を詳しくチェックしていきましょう。

芯材

芯材を覆っている保護カバーにはファスナーがないため、取り出せない仕組みになっていますが、芯材の様子を詳しく見るために、ハサミで切ります。

芯材の保護カバーを切る

取り出した芯材はこちら。

保護カバーを取った芯材

上から、

  1. Point-elastic Airgocell フォーム(高反発)
  2. Halo Memory フォーム(低反発)
  3. Comfort HRX フォーム
  4. フェルト層(新モデル「V2n」で搭載)
  5. 不織布
  6. ポケットコイル(7ゾーン)
  7. 不織布

という構造です。

芯材の断面

1層目の高反発ウレタンフォームです。

高反発フォーム

高反発らしいモチモチした弾力性があります。

2層目(Halo Memory フォーム)は、低反発フォームのため、沈み込んだ寝姿勢にフィットする形で下層に荷重を受け流します。

ウレタンフォームのアップ

3層目(Comfort HRXフォーム)は150Nという比較的しっかりとした硬さがあるため、この部分で寝姿勢をしっかりと整えて、ポケットコイルに荷重を受け渡します。

ポケットコイルの構造を見るために、一部ウレタンフォームを裁断します。

芯材の裁断

こちらが芯材のポケットコイルです。

芯材のポケットコイルで

旧ハイブリッドは、ポケットコイルをウレタンフォームで囲う構造をしていましたが、新ハイブリッド(V2)では、外周・下層のウレタンフォームを取っ払うことで、より高さがあるコイルが採用でき、さらに通気性も改善されました。

旧ハイブリッド 新ハイブリッド(V2)
旧ハイブリッドの芯材 新ハイブリッド(V2)の芯材

ウレタンフォームの厚さは各1.5cm×3層の計4.5cmです。

ウレタンの厚さ計測

ウレタンフォームは以下のとおり、3層構造になっています。

1層目 2層目 3層目
素材 高反発ウレタン 低反発ウレタン 一般ウレタン
厚さ 1.5cm 1.5cm 1.5cm
硬さ 60N(やわらかめ) 100N(ふつう) 150N(ややかため)

これだけの厚みがあると、ポケットコイルまで体の沈み込みは到達しにくいです。

横向き寝(芯材)

沈み込みが深い「横向き寝」でも、体はポケットコイルに到達せずにウレタンフォームで受け止められる(よってバネ当たりや底付きは感じない)

なお、エマ・ハイブリッドV2のポケットコイルは、場所によって硬さが異なる「ゾーニング仕様」です。

エマ・マットレス ハイブリッド V2のゾーニング(7か所)

エマ・ハイブリッドV2のゾーニング(7か所)

以上のように、コイルの太さ(線径)を変えて、7か所で体をサポートします。

ポケットコイルの仕様(参考までに)

ポケットコイルの仕様

ポケットコイルの仕様も詳しくご紹介します(マニアックな話なので、飛ばしていただいても大丈夫です)。

前提として、仕様を分解して比較してもあまり意味はありません。(寝心地は総合的なバランスで作るものです)

しかし、メーカーの販売ページなどでは、仕様をアピールしていることが多いので、参考程度にエマ・ハイブリッド V2の仕様をまとめておきます。

▼ エマ・ハイブリッド V2の仕様 意味合い
線材 不明 -
密度 480個前後/S 中密度(コイルの動きが出やすい)
配列 並行配列 バネの動きが出やすい
線径 1.9mm/2.0mm(7ゾーニング) 細い(しなやかな寝心地)
巻き数 5.5巻き 少ない
コイル高 約20cm 高め
圧縮率 12% 低め

特徴的な仕様は「線径(ゾーニング)」です。エマ・ハイブリッド V2は体の荷重に応じて線径の太さを変えて、体を支える仕様です。

7ゾーニング仕様

7ゾーニング仕様 ※コイルの太さ(線径)で硬さを変えている

一方、その他の仕様(密度や巻き数等)に関しては、低価格帯のポケットコイルマットレスと同等程度なので、コイル自体の品質はそこまで高くはありません。

【詳細解説】エマ・ハイブリッドV2の評価について

エマ・マットレス ハイブリッド V2の使用イメージ

この記事の冒頭で星付けして評価した以下のポイントをここでは詳しくご紹介します。

▼ エマ・ハイブリッドV2の評価
総合評価 3.63
仰向き寝 4.0
横向き寝 3.5
端の沈み込み 2.5
通気性 3.5
寝返り 3.5
底付きのなさ 4.5
バネ当たりのなさ 4.5
耐久性 3.5
衛生面 3.0
取り扱いやすさ 3.0
価格 2.86

※目安は「3.50」以上が高評価です
(参考)スプリングコイルマットレスの評価方法

1. 仰向き寝は?(底付き・バネ当たりもチェック)

仰向き寝

評価は「4.0」。

仰向き寝こそ、ハイブリッドの良質な寝心地を素直に感じられるでしょう。

3層のウレタンフォーム(4.5cm)のグラデーションを存分に活かして、荷重を受け止めます。

この時、特に背中から腰あたりの背骨のS字ラインがある場所に、しっかりとフィットし、心地よい体圧分散性が感じられます。

ただし、腰からお尻にかけては、ポケットコイルがやわらかくなっているため、腰のサポート力は、他のモデルより劣ります。

なお、腰のサポート力を求めるならエマ・マットレス(現在終売)がおすすめです。

エマ・マットレス(スタンダードモデル)

エマ・マットレス(現在終売)※特に腰から臀部にかけて硬めの寝心地なので、グッと押し返されるサポート力を感じられる

ハイブリッド V2は、体全体をふんわりと受け止め、感覚的に圧力が均等に感じるような寝心地が特徴で、しかも高反発フォームを使っているため、寝姿勢保持性も良いです。

エマ・マットレス ハイブリッド V2

エマ・ハイブリッドV2(体のラインにフィットしつつ、寝姿勢も崩れにくいバランス)

よって、ハイブリッド V2の最大のメリットは、エマ・マットレスシリーズの中で、最も体圧分散性・寝姿勢保持性のバランスが良いという点だと評価します。(そして、このバランスはとても大切です)

底付きやバネ当たりも感じられませんでした。

バネ当たりのチェック

バネ当たりは感じられない

2. 横向き寝は?(底付き・バネ当たりもチェック)

横向き寝

評価は「3.5」。

ハイブリッド V2は、2層目に衝撃吸収性が高い低反発ウレタンフォームを採用しています。

さらに、3層のウレタンフォームによって、バランスよく荷重が分散されていくため、圧迫感を感じやすい肩回りも快適です。

エマ・マットレス ハイブリッド V2

エマ・ハイブリッドV2(3層ウレタンフォームのおかげでポケットコイルまで沈み込みが到達しない)

また、中心(腰~おしりあたり)が適度に沈み込むので、脇下~くびれ部分にしっかりフィットし、圧迫感が薄く、快適でした。

底付きやバネ当たりも感じられませんでした。

バネ当たりのチェック

肩部分のバネ当たりは感じられない

3. 寝返りのしやすさは?

寝返り

評価は「3.5」。

1層目に高反発フォームを使用していますが、2層目の低反発フォームの影響もあり、寝返りは少しだけ「もったり」した感じはあります。

とはいえ、寝姿勢保持性が良いため、体の中心線がまっすぐになりやすい点で、ストレスなく寝返りは打てます。

4. 端の沈み込みは?

端の沈み込み

評価は「2.5」。

ハイブリッド V2の最も残念な点が「端の沈み込みやすさ」です。

外周強化はなく、圧縮率が低く、コイル高が高いポケットコイルを使っているため、荷重にしなやかに反応する分、端では大きく歪みやすいです。

沈み込みやすいので腰掛けにくい

沈み込みやすいので腰掛けにくい

さらに線径(バネの太さ)も1.9~2.0mmの太くないタイプです。

寝返りによって落ちそうになることもありましたので、ワンサイズ上の大きさを選ぶのがおすすめです。

5. 通気性は?

通気構造

評価は「3.5」。

ハイブリッド V2は通気性が配慮された構造をしています。

一般的にウレタンフォームは蒸れやすい素材ですが、ハイブリッド V2の1層目・2層目のウレタンは膜が大きく、通気性が高い仕様となっています。

3層ウレタンフォーム

3層ウレタンフォーム(特に1・2層の通気性が良い)

体の近くにある表層の通気性が良いと、蒸れを感じにくいです。

6. 耐久性は?

耐久性(マットレスを手で押す)

評価は「3.5」。

耐久試験の結果・スプリングの線種・ウレタンフォームの密度などの情報は非公表です。

また、片面仕様なので表裏のローテーションができないという点はデメリットですが、保証期間が10年も付いているのは品質への自信とも考えられます。

7. 衛生面は?

カバー

評価は「3.0」。

生地や素材に衛生加工(抗菌防臭や防ダニ等)はされていませんが、カバーは洗濯可能です。

上下で2分割になるので、コンパクトに折りたためるため、ご家庭でも洗濯しやすいでしょう。

なお、上下で2分割されることは、体に近い上のカバーのみ洗濯できる点も魅力です。

マットレスのカバーはなかなか乾きにくいこともあり、上下分割仕様はメンテナンスしやすい工夫と言えます。

8. 取り扱いやすさは?

マットレスのハンドリング

評価は「3.0」。

本商品の重量はシングルサイズで約18kg。一般的なマットレスの中では「やや重い」くらいです。

しかしながら、カバーに取っ手が付いているという気配りが素晴らしく、重いながら取り扱いのストレスが少ないと言えるでしょう。

ただし、捨てやすさについては、スプリングコイルを使用しているため、基本的には粗大ゴミ扱いなので、捨てにくいです。

9. 価格は?

エマ・マットレス ハイブリッド V2の使用イメージ

評価は「2.86」。

本商品の価格はシングルサイズで74,900円で、マットレス市場全体から考えると「安すぎず・高すぎず」の価格帯です。

ただし、ハイブリッド仕様で、長期お試し期間付きということを考えるとコストパフォーマンスは高いと思います。

10. 硬さは?

硬さのチェック

エマ・ハイブリッドV2は「ややソフト」くらいの寝心地です。

その理由は、以下の構造(硬さ)のためです。

層(厚さ) 素材 硬さ
1層(1.5cm) 高反発ウレタン ソフト(60N)
2層(1.5cm) 低反発ウレタン ややソフト(100N)
3層(1.5cm) レギュラーウレタン ハード(150N)
4層(約20cm) ポケットコイル ややソフト

1層目・2層目としては、かなりやわらかい寝心地です。

そして3層目のハードウレタンでグッと支えられ、寝姿勢が保持されます。

クッション材のポケットコイルは約20cmの高さがあるタイプで、線径(1.9~2.0mm)、圧縮率(約12%)という仕様のため、「ふんわりやわらかめ」です。

高反発フォーム(1層目)による体の押し上げと、ハードウレタン(3層目)による沈み込みの抑制という仕様もあるため、結果的には「やや柔らかめ」くらいの感触に落ち着きます。

主観的な硬さの評価としては10段階中(10が最も硬いとして)、4.5くらいの硬さだと感じました。

似ている商品との比較

エマ・マットレス ハイブリッド V2の使用イメージ

エマ・ハイブリッドV2の特徴である「高反発ウレタン×ポケットコイルマットレス」という仕様を持つ2つのモデルと比較します。

モデル ①エマ・ハイブリッドV2 ②夜香プレミアム2 ③プレミアムスプリングマットレス
画像 エマ・マットレス ハイブリッド V2の使用イメージ 夜香プレミアム2 日本製ポケットコイルマットレス GOKUMINプレミアムスプリングマットレス(厚さ20cm)
メーカー
(ブランド)
エマ・スリープ 源ベッド GOKUMIN
寝心地 ややソフト ふつう 硬め
厚さ 25cm 26cm 20cm
エッジサポート ×
両面仕様 × ×
ゾーニング ×
カバー洗濯 ×
保証 10年 最大3年 8年
お試し期間 100日 なし
サイズ S~K S~WD SS~Q
価格
(Sサイズ)
74,900円 36,900円 約19,000円
リンク 公式HP 公式HP Amazon

比較商品② 源ベッド「夜香プレミアム2」とは

夜香プレミアム2 日本製ポケットコイルマットレス

②は広島県の老舗ベッドメーカー「源ベッド(運営会社:チヨダコーポレーション)」のオリジナルマットレス。基幹ブランド「夜香(やこう)」のプレミアムグレードの商品です。

最大の特徴は、詰め物に高反発プロファイルウレタンを使用していること。

夜香プレミアム2の断面

夜香プレミアムの断面 ※オレンジの部分が高反発プロファイルウレタン

「プロファイル」とは、凹凸加工のことで、点によって支える構造のため、体圧分散性が高く、寝姿勢安定性も良い感触です。

また、芯材のポケットコイルこそ源ベッドの強みで、JIS基準最高クラスの硬鋼線を使用し、自社の国内工場でバネから作り上げるこだわりです。

夜香プレミアム2の体験

純国産×この寝心地が3万円台で買えるのは素晴らしいコスパ

さらに、ポケットコイルの圧縮率が高く(耐久性も高く)、外周強化のみコイル線径を太くしたエッジサポートもあり、芯材レベルでは3商品の中でも最もハイグレードな仕様と言えるでしょう。実際の寝心地も素晴らしいです。

お試し期間がないのがデメリットですが、この価格では考えられない仕様・寝心地が実現された逸品だと評価しています。

>>>源ベッド公式で見る

比較商品③ GOKUMIN「プレミアムスプリングマットレス」とは

GOKUMINプレミアムスプリングマットレス(厚さ20cm)

③GOKUMINは株式会社KURUKURUという日本企業のオリジナルマットレスブランドです。

このモデル(プレミアムスプリングマットレス)はAmazon内でかなり人気(レビュー数5,000件以上のポケットコイルマットレスなので、一度目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。※レビュー数は記事公開時点の情報

低価格のわりに詰め物の品質が高く、密度32Dの高反発ウレタンを使用していることが特徴。

GOKUMIN商品の断面

GOKUMINの断面※白い詰め物層が高反発ウレタン

ただし、実際の寝心地としては、そこまで反発性の高さを感じず(当サイト計測値では反発弾性率45%)、接着剤を多用している作りのせいか、ポケットコイルならではの滑らかなフィット感や揺れにくさなどはいまひとつでした。

GOKUMIN「プレミアムスプリングマットレス」の体験

ポケットコイルらしさは乏しいが、なるべく安く買いたい人・しっかり硬めの寝心地が好きな人には合うだろう

ですが、1万円台という価格を考えると致し方ないことで、逆に「1万円台でよくこの仕様を搭載できたな」という評価もできます。

かなりハードな寝心地なので、『硬めのマットレスが好き』という人は一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

>>>Amazonで見る

椚大輔
椚大輔
エマ・ハイブリッドV2は寝心地も良いですが、何といっても100日のトライアルが魅力ですね。やはりマットレスは体に合う・合わないが出やすいものなので、これだけ長期間にわたって試せるのは、多少価格が高くても納得感はあります。

まとめ

エマ・マットレス ハイブリッド V2

以上、「エマ・ハイブリッドV2」をご紹介しました。

旧モデルは「高反発フォーム×ポケットコイル」でしたが、今回のリニューアルで低反発フォームも加えられ、トリプルハイブリッド(高反発×低反発×ポケットコイル)と言える仕様に生まれ変わりました。

さらに、ポケットコイルの周りを囲っていたウレタンフォームを取っ払い、通気性が格段に高まっていることもメリット。

一方、コイルが高い(約20cm)ポケットコイルらしい「ふんわりしたクッション」性を感じられますが、外周強化をしていないため、端が沈み込みやすいことが懸念点です。

よって、寝返りを多く打つ人は、ワンサイズ上の大きさを選ぶのがおすすめです。

マットレスは合う・合わないが出やすいですが、エマ・スリープなら100日のお試し期間があるので、気軽に試せることも大きな魅力です。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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