ロータイプのロフトベッド

『低いロフトベッドを探している』

そうお考えの方に、この記事では高さが低いロータイプ(ミドルタイプ)のロフトベッド・システムベッドの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

『早くおすすめ商品が知りたい』という人は、下のボタンを押すとその場所へジャンプするのでご参考くださいね。

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この記事を書いた人

管理人の椚大輔椚 大輔(ベッド・マットレス専門家)
ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。2020年に株式会社悠デザインを設立し、ベッド関連に特化したサービスを展開。ベッド・マットレスの専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。

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ロフトベッド・システムベッドとは

ロフトベッド

ロフトベッドとは「寝床の下に空間を設けたベッド」のことを言い、システムベッドはロフトベッドにデスクや収納・ラックなどを付けた「ロフトベッドの多機能版」というような位置づけです。

ロフトベッドとシステムベッドの違い

ロフトベッド・システムベッドの特徴・メリット・デメリットなどは以下の記事で詳しくご紹介しています。

高さが低いロフトベッドの特徴

ロフトベッドは商品によって高さが異なります。

高さが低い「ロータイプのロフトベッド」として販売されている場合、140cm以下の高さの商品が多いです。

なお、高さが低いロフトベッドは「ミドルベッド」と呼ばれることもあります。これはローベッド(フロアベッド)との混合を避けるためでもあります。

ローベッドミドルベッド(ロータイプのロフトベッド)
ローベッドロータイプのロフトベッド

ロータイプ(ミドルタイプ)のロフトベッドの高さはおよそ140cm120cm100cmのいずれかの場合が多いです。

以下で、参考までに身長160cmのモデル(イラスト)とそれぞれの高さを比較した図をご紹介します。※一般的な天井高は240cmくらいが多いので、天井までの高さのイメージもご参考ください

140cmのロフトベッド

140cmのロータイプロフトベッド

寝顔が横から見えるくらいの高さ。ロフト下のスペースが広いので荷物が多い人におすすめです。

120cmのロフトベッド

120cmのロータイプロフトベッド

寝顔を見下ろせるくらいの高さ。コンパクトさとロフト下のスペースとのバランスが良いです。いわゆるロータイプはこのくらいの高さが多いです。

100cmのロフトベッド

100cmのロータイプロフトベッド

最も低い高さ。落下による大けがの心配も少なくなります。

高さが低いロフトベッドのメリット

布団の上げ下げがしやすい

寝具には汗や皮脂など汚れが溜まりやすいため、布団カバーやシーツはこまめに洗濯した方が衛生的ですね。

ロータイプのロフトベッドならはしごを使わずに布団やマットレスの上げ下げができるので、手軽にメンテナンスができます。

圧迫感が少ない

狭い部屋にロフトベッドを置いた場合、圧迫感を強く感じることも。ロータイプなら通常タイプに比べて、圧迫感を抑えることができます。

さらに天井までの空間が開くので、寝ているときに感じる圧迫感も少なくなり、起き上がりに頭を天井にぶつける心配もありません。

暑くも寒くもなりづらい

暖かい空気は上に溜まる(冷たい空気は下に溜まる)性質があるので、ハイタイプのロフトベッドは夏場に蒸し暑く感じることもあります。

ロータイプのロフトベッドは床と天井の中間くらいが寝床になるので、暑くも寒くもなりづらいです。

子どもの顔が見やすい

お子様用にロフトベッドを使う場合、ロータイプなら子どもの寝顔が見やすいです。身長が低めの親御さんにもおすすめです。

高さが低いロフトベッドのデメリット

ロフト下の空間が活用しにくい

ロータイプの最大にして唯一のデメリットは、ロフト下の空間が狭いことによって、そのスペースを活用しにくいことです。

基本的にソファーやデスクなどを置くことはできないので、収納スペースとして活用することが多いです。

高さが低いロフトベッドを選ぶ 5つのポイント

1. ロフト下に何を置くかを考える

すぐ上でも書きましたが、ロータイプはロフト下の空間が狭いので、置けるものが限られます。

基本的には収納スペースとして活用することが多いですが、手持ちの収納ケースやキャビネットを置きたいなら、ロフト下の高さをしっかり計算した上で商品を選びましょう。

2. 天井の高さとのバランスを考える

住居の一般的な天井高は240~250cmのことが多いです。

なんとなく「高さが低いロフトベッドの方が天井に頭がぶつからなさそうで良いかな」とお考えの場合、意外にハイタイプのロフトベッドでも、天井との距離に余裕はあったります。実際の部屋に置いたときの寸法を事前に確認しましょう。

3. 素材の選び方

おおむねロフトベッドの素材はスチール製木製かでできています。

スチールの特徴

スチールは重量が軽く、耐久性が高いことが特徴。また、原材料の関係で価格が安い傾向があります。しかし、部分的な荷重に弱かったり、きしむこともあります。

スチールタイプ
スチールタイプ

木製の特徴

木製のベッドは価格が高い傾向がありますが、きしみや揺れはスチールより少ないです。

木製タイプ
木製タイプ

4. 効率重視なら「システムベッド」もおすすめ

ロータイプはロフト下の空間が狭いので、効率よくスペースを活用したいなら、専用のキャビネットやデスクなどがついたシステムベッドタイプがおすすめです。

システムベッド
システムベッド

システムベッドなら同じテイストで家具をそろえることができます。

5. 組立設置サービスを利用する

数あるベッドフレームの種類の中で、ロフトベッドは組立が大変なベッドフレームです。基本的に2人以上で組み立てる必要があり、商品によっては組み立てに丸1日以上かかることもあります。

特に大量のパーツがあるシステムベッドタイプは組み立てが複雑で難しいことが多いので、専門の業者による組立設置サービスを利用することがおすすめです。組立設置サービスについては以下の記事をご参考ください。

【厳選】高さが低いロフトベッドおすすめ 6選

専門家専門家

ロフトベッドの品ぞろえが特に多いショップ以下の3つです。

その中で特におすすめのロータイプ(ミドルタイプ)のロフトベッドを6つご紹介します。

1. neruco「システムベッド RAUM(ラウム)」

ネルコ 【RAUM(ラウム)】

最も高さが低いタイプ

ベッド下にぴったりとはまる大容量の収納シェルフが付いたロフトベッド。高さが100cm弱と、ロータイプのロフトベッドの中でも特に高さ低いことが特徴です。付属のシェルフには引き出しや可動棚がついていて収納家具としても使い勝手が良いです。よく使うフットボードや階段が面取りされて丸みがあり、お子様でも安心です。

高さ95.3cm
素材プリント化粧板

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2. LOWYA「階段・ミドルタイプの天然木ロフトベッド」

階段・ミドルタイプの天然木ロフトベッド

上り下りしやすい階段

高さが低い階段タイプのロフトベッド。緩やかな傾斜でひとつひとつの段の距離が短いので、上り下りしやすい仕様です。カントリー調のナチュラルな雰囲気で大人からや子ども部屋まで幅広く合いやすいでしょう。

高さ118cm
素材天然木パイン材

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3. LOWYA「子供用システムベッド3点セット」

子供用システムベッド3点セット

広めのデスクがついている

デスクとキャビネットが付いたシステムベッド。デスクは一般的な学習机と同じくらいのゆったりサイズなので子供部屋にもぴったりです。高さが低くコンパクトな設計のため狭い部屋に置きやすい点も魅力です。

高さ115cm
素材木・スチール

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4. neruco「木製ロフトベッド ラルーチェ」

ネルコ「木製ロフトベッド ラルーチェ」

かわいいカントリー調

ヘッドボードが羽目板調のカントリーテイストのベッド。甘すぎないデザインなので子供から大人まで幅広く使いやすいでしょう。セミダブルサイズが選べることも魅力です。低価格でデザイン性が高い人気商品。

高さ126.5cm
素材天然木パイン材

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5. わくわくランド「Oise」

耐荷重700kgの頑丈ロフトベッド

安定感を求めるならコレ

上り下りがしやすい階段タイプのロフトベッド。ベッド部分は静止物耐荷重700kgの試験を合格している頑丈設計が特長です。低ホルムアルデヒドなのでお子さまにも安心。シングルベッドとしても利用可能です。3色のカラーバリエーションから選べます。

高さ111.5cm
素材ラバーウッド集成材

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6. neruco「アイアンロフトベッド edith(エディス)」

アイアンロフトベッド edith(エディス)

かっこいいヴィンテージテイスト

天然木ラバーウッド×アイアン(スチール)の異素材ミックスがかっこいいロフトベッド。スマートな見た目で圧迫感が少ないです。ベッド単体売りのほか、同シリーズのデスクやシェルフは別売り・セット購入できるので、統一感があるおしゃれな部屋にできることも魅力。高さはハイタイプとミドルタイプが選べます。

高さ140.3cm(ミドル)
素材木・スチール

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【ロフトベッドに最適】薄型マットレスおすすめ 4選

専門家専門家

ロフトベッドやシステムベッドでは、安全性の点から薄型のマットレスを使用することが推奨されています。

実際の体験も踏まえ、特におすすめの薄型マットレスを4つご紹介します。

1. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」

ソムレスタマットレス

フルスペックの薄型マットレス

寝具・インテリア業界に20年ほど精通したプロが満を持して立ち上げた高品質ウレタンマットレスブランド。超高密度なウレタンフォームを使用し、従来の3倍(240,000回)の圧縮テストでも復元率99.6%を誇る抜群の耐久性が特長。高い反発性があるので寝返りもしやすいです。

カバーは抗菌活性値5.9(強い効果が認められるレベル)の抗菌性がある生地を使用。取り外して洗えるので、汗をかきやすい人にもおすすめです。薄型タイプのため、ロフトベッド・二段ベッドにもぴったり。使わないときには折りたたみも可能という、寝心地・使い勝手・衛生面の三拍子揃ったまさにフルスペックの薄型マットレスと言える仕様です。

サイズシングル~ワイドダブル
硬さやや硬め
クッション材ウレタンフォーム
価格49,800円
その他両面仕様、高反発、高密度、抗菌防臭・防ダニ

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2. ネルコ「オリジナル薄型ポケットコイルマットレス」

ネルコ「オリジナル薄型ポケットコイルマットレス」

格安&定番ならコレ

線径1.9mmのバネを使用した、しなやかな弾力性を持つ薄型ポケットコイルマットレス。全周メッシュ構造なので通気性に優れています。お届け時にはロール状の圧縮梱包で配送されるので、通路が狭い家でも安心です。

サイズセミシングル~シングル
※ショート丈あり
硬さふつう
クッション材ポケットコイル
価格9,480円
その他片面仕様、メッシュ構造

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3. 快眠タイムズ「エコラテエリート 10cm三つ折りマットレス」

エコラテエリート10cm三つ折りマットレス

高品質&トライアル付き

寝具メーカーの篠原化学(愛知県)が運営する「快眠タイムズ」のオリジナル折りたたみマットレス。

凹凸構造のウレタンフォームによって、体当たりはふんわりとしつつ、沈み込んだらグッと押し返す反発性も兼ね備えています。

密度32D復元率98%という仕様なので、1万円台で買える格安モデルとしては耐久性はかなり優れていると言え、さらに60日のトライアル付きなので気軽に試せることもうれしいポイントです。

サイズシングル~クイーン
硬さふつう
クッション材ウレタンフォーム
価格19,990円
その他高耐久、60日のトライアル付き

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4. フランスベッド「FOLD AIR™」

フランスベッド「FOLD AIR™」

耐久性が抜群

老舗のマットレスメーカー「フランスベッド」のロフトベッド用マットレス。フランスベッドの特徴である高密度連続スプリングを使用していて、耐久性に優れしっかりした寝心地が好きな人におすすめの逸品です。仰向き寝の人に合いやすいです。スプリングコイルマットレスなのに三つ折り可能なので、上げ下げもしやすく便利です。

サイズシングル
硬さやや硬め
クッション材高密度連続スプリング
価格32,780円
その他片面仕様、抗菌防臭・防ダニ、三つ折り

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専門家専門家

薄型マットレスの特徴・選び方などは以下の記事で詳しくご紹介しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

高さが低いロータイプのロフトベッドの種類・選び方・おすすめ商品をご紹介させていただきました。

ロフトベッドは一般的なベッドに比べて高さがあるので、特に狭い部屋に置いたときに圧迫感を感じやすいです。

ロータイプのロフトベッドなら、ロフト下の空間を活用しつつ、狭い部屋でも置きやすいです。特に「荷物が多いけど部屋に収納スペースが少ない」という人におすすめです。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。