ファブリックベッドの選び方&おすすめ商品を徹底解説
この記事ではファブリック(布地)で出来たベッドフレームの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ファブリックベッドは肌触りがよく、やさしい部屋の雰囲気になります。クッション性も高いので「ヘッドボードにもたれて読書をしたい」といったシーンにもぴったりです。
この記事の前半で、ファブリック製ベッドの種類や特徴をお伝えし、後半でおすすめ商品をご紹介しています。
「早くおすすめ商品が知りたい」という人は、下のボタンを押すとその場所へジャンプするのでご参考くださいね。
この記事を書いた人
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれ、発生した広告収入をサイトの運営費に充てています
目次
ベッドフレームとは
一般的に「ベッド」とはマットレスとベッドフレームを合わせた家具のことを言います。そして、「ベッドフレーム」とはマットレスを乗せるための台です。
ベッドフレームを使わずにマットレスを床に直置きしてしまうと湿気が下に溜まり、カビが発生する危険もあります。
そして、そもそもマットレスはベッドフレームの上に乗せる前提として作られているので、ベッドフレームは揃えましょう。
ベッドフレームで使われるファブリックとは
ファブリックという言葉は、「織物・布地・繊維製品」を意味します。
ファブリックベッドとは、木製フレームの上に布地を貼ったベッドフレームのことです。
一般的にはポリエステルを使用することが多いですが、商品によってはコーデュロイ(綿やウールが原料)などを採用しているベッドもあったりします。
ファブリックベッドのメリット
部屋がやさしい雰囲気になる
ファブリックベッドは木製ベッドに比べて、やわらかい印象があります。
「優しく上品な雰囲気の寝室にしたい」
という人におすすめです。
肌触りが良い
衣類でも使われるファブリックは、なめらかな肌触りです。
感触もソフトなので、小さいお子様にも安心です。
クッション性がある
ファブリックベッドは布地の下にフェルトやウレタンフォームなどを入れて、クッション性を高めていることが多いです。
「ヘッドボードにもたれてゆったりとした時間を過ごしたい」
という人におすすめです。
ファブリックベッドのデメリット
汚れやすい
木製やレザーのベッドの場合、ちょっとした汚れなら乾拭きで簡単にきれいになります。ファブリック(布地)の場合は汚れやすく、簡単に汚れを落とすことが難しいです。また、ホコリも付きやすいです。
ベッド周りを清潔に保つ自信がない人は木製やレザーフレームを選んだほうが無難でしょう。
種類が少ない
一般的にベッドフレームと言えば木製が中心です。
ベッドフレームは機能性やデザイン性の違いで数多くの種類がありますが、ほとんどが木製のため、ファブリックベッドは選択肢がかなり狭められます。
たとえば、大容量収納タイプ(チェストベッド・跳ね上げ式ベッド)や、ローベッドなどのファブリックタイプはほぼありません。
ファブリックベッドのメンテナンス方法
日頃は掃除機でホコリや汚れを吸いましょう。布団クリーナー付きの掃除機ならダニの死骸や皮脂など、微細なハウスダストも取れるのでおすすめです。
なお、掃除機の先端にはブラシ付きノズルを付けてください。プラスチックノズルだと、生地を傷めてしまう可能性があります。
シミが出来てしまったら?
もし、ファブリックベッドに強い汚れやシミが出来てしまった場合の掃除方法をご紹介します。
1. 薄めた洗剤液を作る
衣類用の中性洗剤をぬるま湯で3~5%程度に薄めた液体を作ります。
2. 布にしみ込ませ、たたく
1の洗剤液を含ませた布を絞り、汚れの上からやさしくたたきます。強くこすると布地が痛んでしまうのでご注意ください。
3. 洗剤液をふき取る
ぬるま湯で硬く絞った布で、洗剤液をふき取って完成です。
なお、色落ちする可能性があるので、まずは目立たないところで試してみることをおすすめします。
ファブリックベッドの選び方
カラーや素材
ファブリックならでは素材感やカラーバリーションが豊富な商品もあります。木製品では味わえない雰囲気なので、自分のしっくりくる素材感・カラーを選びましょう。
基本的にはさらっとしたポリエステル製が多いですが、商品によってはベロアやコーデュロイ等の独特な布地を採用しているベッドもあります。
ヘッドボードデザイン
ファブリックベッドのヘッドボードはフラットなタイプから、ボダン止めされたようなデザインや、ステッチが施されたデザインがあります。
ヘッドボードにもたれたい人はクッション性が高いタイプを選ぶのがおすすめです。
洗濯可能か
商品によっては、布地部分が取り外せ、洗濯できるタイプもあります。清潔に保ちたい人におすすめです。
・
・
・
迷ったらコレ!おすすめのファブリックベッド 12選
数ある商品の中で、特におすすめのファブリックベッドをご紹介します。
1. コアラスリープ「コアラファブリックベッドフレーム」
120日のお試し期間付き
コアラマットレスで有名なオーストラリアの寝具メーカー「コアラスリープ」のオリジナルベッドフレーム。グッドデザイン賞・ソーシャルプロダクツアワードという2つのアワードを受賞した注目の商品です。
工具なしで完成できるので、組み立てが苦手な人におすすめ。また、再組立てもしやすいため引越しなどにも対応でき、長期間使うのに適しています。
また、ベッドフレームには珍しい「お試し期間付き」なので、気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
サイズ | シングル~クイーン |
---|---|
素材 | ファブリック・天然木 |
価格 | 70,000円~ |
2. エマ・スリープ「エマ・ベッドフレーム」
100日のお試し期間付き
エマ・マットレスで有名ドイツの寝具メーカー「エマ・スリープ」のオリジナルベッドフレーム。まるでラグジュアリーホテルのような高級感あふれるデザインが魅力です。
床板が珍しくウッドスプリング仕様なので、荷重分散・体圧分散・通気性などが優れています。基本的に分厚いマットレスと合わせて使いたいベッドフレームです。
ひとつ上のコアラスリープ同様、ベッドフレームには珍しい「お試し期間付き」なので、気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
サイズ | シングル~キング |
---|---|
素材 | ファブリック・木脚・スチール |
価格 | 105,000円~ |
3. ネルコ「ヴィスコンテ」
高級感あふれるデザインなのに2万円台
ベッド専門店「ネルコ」のオリジナルファブリックベッド。ボタン&ステッチが特徴のヘッドボードは高さが高めのハイバックタイプで、背もたれとしても優雅に使えます。少しくすみがかったピンクカラーも素敵で、甘くなりすぎない大人っぽい部屋にぴったり。床板はすのこ仕様なので通気性も抜群です。この見た目・仕様で2万円台で買えるのはコストパフォーマンスが優れています。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
素材 | ファブリック |
価格 | 29,900円~ |
4. ビーナスベッド「BLANC」
ソファーのくつろぎを追求
ふっくらとしたクッションが付いたヘッドボードが特徴のファブリックベッド。大きなクッションは取り外し可能です。脚を取り外すとローベッドにもなるので、シーンに合わせて使いやすいでしょう。カバーリングなので洗濯もできます。7色から選べる豊富なカラーバリエーションも魅力。ダブルサイズからのサイズ展開なので大きいベッドを探している人におすすめです。
サイズ | ダブル~キング |
---|---|
素材 | ファブリック |
価格 | 121,000円~ |
5. ネルコ「CORDY」
ソファーとベッドが合体
コーデュロイ生地を使ったファブリックベッド。ヘッドボードにはひじ掛けが付いていて、まるでソファーとベッドが合体したようなユニークなデザインが特徴です。ヘッドボード以外はファブリックではなく、スチールフレームです。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
素材 | コーデュロイ |
価格 | 29,990円~ |
6. ネルコ「JANIS」
低価格ながら優雅なデザイン
「クラシカルとコンテンポラリー(現代性)の融合」というコンセプトで作られたファブリックベッド。ヘッドボードの高さが高く、重厚な雰囲気で、シャープな木脚がスマートさを演出しています。これだけ立派なデザインで4万円台から買える低価格も魅力。優雅で豪華な雰囲気をリーズナブルに味わいたい人におすすめです。
サイズ | セミダブル~ダブル |
---|---|
素材 | ポリエステル |
価格 | 約40,000円~ |
7. BED STYLE「ホテルデザイン ダブルクッションベッド」
高級ホテルの寝心地
フレーム内にスプリングを搭載したボックススプリングベッドフレーム。マットレスからの荷重をさらに分散させるため、マットレスが長持ちしやすいことが特徴。寝心地としてはクッション性が増すため、よりソフトになります。高級ホテルのベッドルームはボックススプリングを採用していることが多いです。
サイズ | セミシングル~セミダブル |
---|---|
素材 | ポリエステル |
価格 | 8万円台~ |
8. インテリアMINT「ファブリックベッド」
シンプルでやさしいデザイン
ベージュカラーでやさしい雰囲気が特徴のファブリックベッド。癖のないデザインのためどんな部屋にも合わせやすいです。リーズナブルな価格も魅力。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
素材 | ポリエステル |
価格 | 約30,000円~ |
9. IDEE「オレイエ ベッド」
ヘッドボードにもたれやすい
無印良品グループの北欧家具ブランド「IDEE(イデー)」のファブリックベッド。商品名にある「オレイエ(OREILLER)」とはフランス語で「枕」を表す言葉です。ヘッドボードが布で覆われ枕のように背を預けることができます。サイドフレームとフットボードは無垢材(タモ)を使用し、温かみがあるおしゃれなデザインが魅力。
サイズ | シングル |
---|---|
主な素材 | ファブリック、タモ無垢材 |
価格帯 | 約8万円~ |
10. ネルコ「ロンドン」
クラシカルな雰囲気が好きならコレ
ヨーロッパスタイルのデザインが特徴のファブリックベッド。ヘッドボードの縁には小さなスタッズ(留めボタン)が細かく並べられた丁寧なつくりです。厚めのマットレスでも置きやすいように床板はサイドフレームよりも低めに設計されています。3万円台から買えるのでエレガントな雰囲気を低価格に楽しむことができます。
サイズ | シングル~ダブル |
---|---|
素材 | ファブリック |
価格 | 32,900円~ |
11. ビーナスベッド「NOWAL」
リクライニング+カバーリング仕様
ボリューム感があるヘッドボードが特長のファブリックベッド。リクライニング可能なヘッドボードは4段階の角度が変えられるので、自分の好きな体勢でリラックスできます。布地は取り外し可能のカバーリング仕様。洗濯できて清潔に保つことができます。
サイズ | セミダブル~クイーン |
---|---|
素材 | ポリエステル |
価格 | 約16万円~ |
12. 日本ベッド「ラフィア」
安心の日本ベッド製
高級ホテルや老舗旅館からの信頼が厚い「日本ベッド」製のファブリックベッド。どんなシーンでも合わせやすいシンプルなデザインです。布地はカバーリング仕様で選択可能。
サイズ | シングル~クイーン |
---|---|
素材 | アクリル・ウール(カバーリング) |
価格 | 約12万円~ |
・
・
・
失敗しない!マットレスの選び方
寝心地はほとんどマットレスで決まると言っても過言ではありません。
できるだけ体と予算に合ったマットレスを選びたいところ。
そこで当サイトでは有名マットレスメーカーへの取材・調査を行い、マットレス選びの決定版の記事を作りました。本当におすすめのマットレスを選びたい人は以下の記事をご参考ください。
一度は見てほしい!ファブリックベッドのおすすめショップ
最後に、魅力的なファブリックベッドが売っているベッドショップをご紹介します。
ビーナスベッド
参照:ビーナスベッド
組立設置が無料
ビーナスベッドは創業50年の岡山県にあるベッド専門店です。温もりを感じられる木製フレームと高品質なポケットコイルマットレスが魅力。組立設置が無料サービスとなっていることも評価が高いポイントです。オリジナルのマットレスや有名海外ブランドの取り扱いがあり、特にサータのマットレスが豊富にあります。
・
・
・
いかがでしたでしょうか。
ファブリックベッドの選び方やおすすめ商品・ショップをご紹介させていただきました。
ファブリックで出来たベッドは肌触りが良く、優しい雰囲気になることが魅力です。
木製ベッドフレームに比べると、ややニッチな商品で種類は少ないですが、デザインや素材・カラーなど様々な商品があるので、ぜひあなたに合ったベッドを見つけていただければと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。