畳ベッド

畳ベッドでどうなの?

そうお考えの方に、ベッドメーカーに勤めていた筆者が畳ベッドについて、徹底解説します。

この記事の前半では畳ベッドの特徴や選ぶポイントをお伝えし、後半でおすすめ商品をご紹介させていただきます。

「早くおすすめのベッドを見たい」という方は下記ボタンを押すとジャンプします。ご参考いただけますと幸いです。

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この記事を書いた人

管理人の椚大輔椚 大輔(ベッド・マットレス専門家)
ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。2020年に株式会社悠デザインを設立し、ベッド関連に特化したサービスを展開。ベッド・マットレスの専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。

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畳ベッドとは

畳ベッドとは、ベッドフレームの床板部分が畳で出来ているベッドのことを言います。

畳は乾燥させたワラで作られた芯材に、い草などで作られたゴザ(畳表)を貼った日本独自の床材です。

畳ベッドはマットレスには不向き

最初にお伝えしたいのが、畳ベッドでマットレスを使うのはおすすめできないということです。

畳とマットレス

マットレスは基本的に敷きっぱなしにすることが多いため、畳ならではの吸湿性によりカビが発生するリスクが高まります。

更にマットレスは布団より通気性が良いので、汗などの湿気が畳に伝わりやすいです。

もちろん、マットレスを頻繁にベッドから降ろして換気するのであれば使っても問題ありません。

しかし、マットレスで寝た場合、畳ベッドならではの「クッション性」や「保温性」「防音性」といったメリットを享受しづらく、さらに畳ベッドは一般的なベッドフレームよりも高価格のため、あえて畳ベッドを選ぶメリットが少ないのです。

基本的に畳ベッドは敷き布団(和布団)と組み合わせて使うことで最もメリットを感じられます

マットレスで寝るなら畳以外のベッドフレームをおすすめします。ベッドフレーム全般の選び方については以下の記事で詳しくご紹介しています。

畳ベッドが敷き布団におすすめの理由

「マットレスでなく、敷き布団を使いたい」とお考えの方は、畳ベッドがおすすめです。

なぜかというと、畳には適度なクッション性があるからです。

理想的な敷き寝具はどのようなものか?と考えた場合、人間工学の視点では「弾性の三層構造」という考えがあります。

弾性の三層構造とは、快適に眠るための寝具には硬さが違う3つの層が必要という考えです。

「弾性の三層構造」のコンセプト
「弾性の三層構造」のコンセプト

簡単に言うと一番上のA層は体にあたる部分なので柔らかく、真ん中のB層はかなり硬めで寝姿勢を保ち、一番下のC層はB層を平らに支えることが理想的な敷き寝具であると言われています。参考:インテリアの人間工学 (GAIA BOOKS)

畳はフローリングと違い、適度な硬さとクッション性があるので、敷き布団で寝た場合、畳がB層とC層の役割を果たします。

つまり、布団と畳を合わせてひとつの寝具と考えられるということです。

これが「敷き布団はフローリングや(畳ベッド以外の)ベッドに合わない」理由です。

別の表現をすると「敷き布団は畳の上に敷くことが最適」と言えるでしょう。

畳ベッドのメリット

畳

畳ならではのメリットと、ベッドフレームを使うことによるメリットをご紹介します。

畳ならではのメリット4つ

専門家専門家

畳ならではの機能的なメリットは以下の4つです。

  1. 湿度を調節してくれる
  2. 保温性がある
  3. 部屋が静かになる
  4. リラックスできる香り

詳しくご紹介します。

1. 湿度を調節してくれる

い草やワラなどの天然植物素材を中心として作られた畳は湿度を吸収・放出する機能が優れています。

多湿環境では吸湿し、乾燥環境では水分を放出するので、部屋を適度な湿度に保つというメリットがあります。

2. 保温性がある

畳は、い草などを編み込んで作られているため、空気を多く含んだ構造をしています。空気は熱を伝えにくいため、温度を保ってくれる特徴があります。つまり、夏は涼しく、冬は暖かく感じやすいということです。

3. 部屋が静かになる

畳には空気を多く含まれているので、音が伝わりづらく、防音性に優れています

寝返りや起き上がりなどの衝撃音に加えて日常的な音も吸収してくれるので、静けさを感じられる部屋になるでしょう。

4. リラックスできる香り

い草には消臭効果もあり、いやな臭いを抑えることができます。

また、い草独特の良い香りにはリラックス効果があり、日本人はどこか懐かしく感じて心が静かになるでしょう。

ベッドならではのメリット3つ

専門家専門家

床に直接寝るのでなく、ベッドフレームを使って寝ることによるメリットは以下の3つです。

  1. 立ち座りがしやすい
  2. ホコリを感じにくい
  3. 収納タイプが選べる

詳しくご紹介します。

1. 立ち座りがしやすい

ベッドの良いところは床から適度に高さがあるため、立ち座りがしやすいことです。

一般的なベッドの高さは40~50cm程度で、これは食卓の椅子と同じくらいの高さです。

寝たり立ち上がったりすることにご苦労がある高齢の方、足腰が悪い方で、「マットレスじゃなくて布団で寝たい」という場合、畳ベッドはとてもおすすめです。

2. ホコリを感じにくい

一般的な高さのベッドフレームを使った場合、床から40~50cm程度離れるので、ハウスダストを感じにくいです。

ベッドフレームを使わずに布団を床に敷いた場合、どうしてもホコリの滞留ゾーン(床から30cm付近まで)で寝ることになるため、ハウスダストによる症状が出る危険もあります。

更に夜は空気の動きがなくなるため、日中に舞い上がったハウスダストがゆっくり床が落ちてくるので、床の近くで寝ることはあまりおすすめできません。

3. 収納タイプが選べる

ベッドの下に引き出しや収納スペースがあるタイプの畳ベッドも選べます。

部屋の押し入れやクローゼットに荷物が収まり切らないという人は収納タイプの畳ベッドがおすすめです。

畳ベッドのデメリット

畳ならではのデメリットと、ベッドフレームを使うことによるデメリットをご紹介します。

畳ならではのデメリット3つ

専門家専門家

畳素材ならではの気になる点・デメリットは以下の3つです。

  1. カビやすい
  2. 劣化が早い
  3. 価格が高い

詳しくご紹介します。

1. カビやすい

畳の上に布団を年中敷きっぱなしにすると、放出性能が発揮されず、逆に湿気を溜め込んでしまいます。そして湿度が高い状態が続くことで、カビが発生しやすくなります。

1日1回は敷き布団をたたんで換気することがおすすめです。

2. 劣化が早い

畳表は摩擦によって擦り減ったり、色あせが発生します。

使い方によって変わりますが、畳表の寿命は3~5年と言われています。

3. 価格が高い

床面に畳を使用したベッドは、一般的なベッドフレームよりも数千円~1万円ほど価格が高めです(商品によります)。

どうしても敷き布団を使って寝たいけれど、低価格なベッドフレームが良いという人は、すのこベッドがおすすめです。

敷き布団は下方向へ湿気が逃げますが、すのこベッドの床面は通気性が良いため、敷き布団でも快適に使うことができます。

ただし、すべてのすのこベッドの商品が敷き布団で使えるわけではなく、すのこの間隔が狭いことや、耐荷重が高いことなどが必要です。敷き布団でも使えるかどうかは販売ページに記載があるので、よくチェックしてみてください。

ベッドならではのデメリット2つ

専門家専門家

床に布団を敷いて寝る場合と比較してベッドフレームを使うデメリットは以下の2つです。

  1. 移動しにくい
  2. 落下の危険がある

詳しくご紹介します。

1. 移動しにくい

ベッドフレームは一度設置すると、簡単に動かすことができません。

また、移動する際にも横揺れに弱い商品が多い(組立工数が多い商品がこの傾向に多い)ので、無理して移動すると耐久性を損ねたり、破損の原因にもあります。

基本的にベッドは設置したらそのまま使うため、狭い部屋だと圧迫感を感じやすい点もデメリットと言えます。

2. 落下の危険がある

一般的なベッドフレームの場合、床からある程度の高さがあるため、転落によってケガをする可能性があります。

寝相が悪い人は転落防止用のベッドガードなどもあるので、ご検討ください。

畳ベッドは「小上がり」としても使える

小上がり

小上がりとは、部屋の中で一段上に作られた空間のことです。料亭などで靴を脱いで上にあがるような座敷がありますが、あれも小上がりです。

畳ベッドなら、ベッドの床板(つまり、畳)に座ってくつろげるため、ベッドを小上がりとして使うことができます。

小上がりは部屋の中で別空間として使えたり、腰掛けやすいなどのメリットもあります。詳しくは以下の記事をご参考ください。

畳ベッドのメンテナンス方法

専門家専門家

畳ベッドは一般的なベッドに比べて床面(畳表)のメンテナンスに気を配る必要があります。その方法を以下で詳しくご紹介します。

普段は「掃除機&乾拭き」

畳表にはホコリや汚れが溜りやすいので、定期的に掃除機と乾拭きで清潔に保ちましょう。

掃除機や乾拭きをする際には、畳の目に沿ってかけるように気を付けてください。

年2回は「天日干し」

畳は使い続けると湿気がたまり、調湿機能が十分に発揮できず、カビが発生するリスクが高まります。

そのため、畳をしっかりと乾燥させる目的で、年2回程度は天日干しするのが理想です。湿気が少ない春や秋の晴れた日に行うのがおすすめです。干すときは畳表が日光に直接当たらないようにご注意ください。

ベッドに畳が固定されていて天日干しができない場合は、窓を開けて風を通すだけでも効果的です。

なお、天日干しによってダニを死滅させる効果はありません。

ダニが死ぬには50度以上の熱が必要なので、天日干しをしたからと言って、基本的にダニは死なないのです。

ダニの駆除は殺ダニスプレーなどを使って、掃除機で吸うのが正しい方法です。

色あせや目立つ汚れには「ワックス」

畳は使っていくうちに色あせてきます。

畳の色あせは畳専用のワックスを使うと、畳の色を蘇らせることができます。

使い方はワックスの使用方法をご確認ください。

畳にカビが生えた場合は「消毒エタノール」

畳にカビが生えた場合、消毒用エタノールを使って掃除することがおすすめです。消毒用エタノールはドラックストアやAmazon楽天などでも手に入ります。

掃除の手順は以下の通りです。

  1. 消毒用アルコール(エタノール)をスプレー式容器に入れて、カビ全体に吹きつけます。そのまま15分ほど放置します。
  2. 小分け容器に入れた消毒用アルコールに浸したブラシで、畳の目に沿って、カビをかき出します。
  3. かき出したカビをすくって、小分け容器に入れた消毒用アルコールの中で洗います。
  4. 畳についているカビが取れるまで、(2)と(3)を繰り返します。

引用:ダスキン(公式)

詳しくはお掃除サービスのダスキン(公式)をご参考ください。

畳ベッドの選び方

選ぶポイント

「収納あり」か「収納なし」か

ベッドフレームのかたちは様々なありますが、大きくは収納ありタイプか収納なしタイプにわかれます。

収納あり収納なし
収納ありタイプ収納なしタイプ

ベッドは大きい家具なので、畳ベッド自体が収納家具として使えるのは荷物が多い人にとって大きなメリットです。しかし、収納容量が増えれば増えるだけベッドの高さが高くなり圧迫感を感じます。

荷物が少ない(あるいはクローゼットなどの部屋の収納スペースが充実している)人は収納がないタイプを選ぶとスッキリとした印象になります。

「い草」か「化学繊維」か

一般的な畳表は「い草」で作られています。い草は自然の風合いが魅力ですが、ダニやカビにやや弱いことがデメリットです。

最近では、ダニやカビが発生しづらい化学繊維で作られた「化学床」の畳表を選べるベッドも出てきました。

い草化学床
い草化学床

衛生面にこだわる人は「化学床」を選べるベッドがおすすめです。

「日本製」か「中国製」か

畳表の生産国が日本製か中国製の商品があります。

低価格に買いたい人は中国製の畳表を使用した畳ベッドがおすすめです。しかし、国産の畳表に比べて剥げやすく、生産工程によって割れや異臭が出るものもあります。

長期間使っても劣化しにくい美しい畳表が良い人は日本製がおすすめです。

サイズはどれがおすすめ?

畳ベッドのサイズはシングル・セミダブル・ダブルが中心です。

ベッドのサイズ(シングル・セミダブル・ダブル)

一人用で考えているならシングルかセミダブルです。狭い部屋ならシングル睡眠の質を高めたいならセミダブルがおすすめです(寝返りを打つ幅は肩幅の2.5~3倍と言われているので、セミダブルが理想)。

ダブルサイズは二人でぴったり寝れる大きさです。二人でゆったり眠りたい人はシングル×2台を並べて使うのもおすすめです。(畳ベッドのクイーンサイズ以上はほとんどありません)

サイズの選び方については以下の記事で詳しくご紹介しています。

【厳選】おすすめの畳ベッド 7選

専門家専門家

コストパフォーマンスに優れたおすすめの畳ベッドをご紹介します。

1. 島根県産ひのきを使用した畳ベッド

源ベッド「島根県産高知四万十産ひのき畳ベッド」

天然素材で癒される

島根県産・高知県産のひのきを贅沢に使用した畳ベッド。ひのきには防虫・防ダニ・殺菌効果があり、香りも豊かで森林浴の気分を味わえます。ヘッドボードには棚とコンセントが付いているので使い勝手も良好です。

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2. BED STYLE「 シンプルモダン畳チェストベッド」

BED STYLE「 シンプルモダン畳チェストベッド」

細々したものが収納しやすい

大容量収納タイプのチェストベッドタイプの畳ベッド。整理整頓しやすい5杯の引き出しに加えて床板下に長物収納スペースがあり、押し入れ1個分の収納量があります。安価な畳ベッドは中国産の畳を使用していることが多いですが、こちらの商品は国産の畳も選べます。

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3. 床下大容量収納の畳ベッド

床下大容量収納の畳ベッド

大きなものがたくさん入る

床板下がまるまる収納スペースになっている畳ベッド。普段使わない大きい荷物を収納することができるので、季節用品などをしまうことにおすすめです。安心の日本製なのに価格はリーズナブル。

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4. BED STYLE「日本製棚付きガス圧式跳ね上げ畳ベッド」

日本製棚付きガス圧式跳ね上げ畳ベッド

ガス圧の力で楽らく開け閉め

大容量収納の跳ね上げ式ベッド。床板をバネで跳ね上げるため「跳ね上げ式ベッド」と呼ばれています。収納機構にガス圧ダンパーを搭載しているため、マットレスや布団を乗せたままでも軽々開け閉めができます。国産畳か中国産畳を選べます。

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5. 手すり付きの畳ベッド

手すり付きの畳ベッド

転落しにくく立ち座りしやすい

国産い草を使用した畳ベッド。手すりが付いているため、足腰の悪い人でも立ち座りがしやすいです。布団のずり落ちや寝返りによる落下も防いでくれます。引き出し収納タイプのフレームも選べます。

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6. 国産檜すのこローベッド

ファミリータイプの畳ベッド

国産のひのき材を贅沢に使った連結タイプのローベッド。2台を連結させたつくりのため、広大なベッドスペースが実現でき、家族で寝るのにおすすめです。

ひのきは耐久性が高く、建築材としても人気な木材。虫や菌にも強く、良い匂いを発するのでリラックス効果もあります。寝返りが多いお子様に安心のサイドガード付き(取り外し可能)です。

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7. 折りたたみ畳ベッド

折りたたみ畳ベッド

折りたためば布団干しにもなる

真ん中で折りたためる畳ベッド。普段使わないときにはコンパクトにできるので狭い部屋にもおすすめです。山型にも折りたためるので布団干しにも最適です。畳はダニやカビの発生を抑える化学床(黒炭畳)も選択可能。

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【厳選】畳ベッドが買えるおすすめベッドショップ 3選

おすすめショップ

専門家専門家

最後に魅力的な畳ベッドを販売しているショップをご紹介します。

ベッドを買うならネットショップがお得です。

ネットショップは人件費や店舗家賃などのコストをカットできるので、格安価格でベッドが買える傾向があります。

コストパフォーマンスを重視する方はぜひご参考くださいね。

1. neruco(ネルコ)


neruco
参照:neruco

豊富な種類・抜群のコスパ

株式会社インテリアオフィスワンが運営するベッド通販サイト。圧倒的な種類の豊富さが人気の理由。取り扱っているマットレスのブランドが幅広く、サータやフランスベッドなどこだわりのマットレスを選びたい人におすすめです。

オリジナル商品のコスパが良く、丁寧に企画開発されています。

ネルコを見てみる

2. BED STYLE


BED STYLE
参照:BED STYLE

ユニークな商品が魅力

商品数が3,000点以上の日本最大級のベッド専門店。ニッチなカテゴリーも豊富に取り扱っていて、ファミリーベッドチェストベッド跳ね上げ式ベッドは群を抜いています。

また、他ショップにない「本棚付き」や「照明付き」などのユニークな商品がある点も魅力です。

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3. 源(みなもと)ベッド


源ベッド
参照:源ベッド

国産ベッドが安い

源(みなもと)ベッドは、広島県のベッドメーカー株式会社チヨダコーポレーションが運営するメーカー直販によるベッド専門ショップです。

チヨダコーポレーションは、1965年に創業した老舗の日本製ベッドメーカーで、特にポケットコイルマットレスの製造技術が高いことが強み。さらに国産メーカーとしては最安値レベルなので、「国産で安いベッドが欲しい」という人にぴったりです。※海外製の商品も一部取り扱っています

また、ベッドの引き取りサービスを実施している点もポイント。有料(9,900円)ですが業界最安値レベルで引き取ってくれるので、「気軽にベッドを買い替えたい」という人にもおすすめです。

源ベッドはこちら

まとめ

いかがでしたか。

畳ベッドの特徴やおすすめ商品をご紹介しました。

畳ベッドはマットレスでも布団でも使えますが、やはり「布団が使えるベッド」ということが最大のメリットですね。

逆に言えば、マットレスと合わせるにはデメリット面が多いため、正直あまりおすすめできません(さらに価格も高めです)。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。