- 『やわらかいマットレスが欲しい』
- 『おすすめのマットレスはどれかな?』
そうお考えの人に、この記事ではやわらかめのマットレスの選び方をご紹介します。
『早くおすすめのマットレスを知りたい』
という人は、下のボタンを押すとその場所へジャンプするのでご参考くださいね。
この記事を書いた人
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目次
- 硬さ選びのポイントは?
- やわらかいマットレスが合う人は?
- やわらかめのマットレスが合わない人は?
- やわらかいマットレスのデメリットは?
- 【硬さ選びに悩んだら】寝姿勢測定機を試してみよう
- 【素材別】硬さ選びのコツ
- 【見るだけでわかる】こんな仕様のマットレスはやわらかい
- 部分的に硬さが変わる「ゾーニング仕様」とは
- よくある間違い!「低反発=やわらかい」ではない
- 「体圧分散性」とやわらかさの関係
- やわらかいマットレスは価格が高い?
- こんなところも!失敗しないマットレス選びのコツ
- 迷ったらコレ!本当におすすめの「ふつう~やわらかめ」マットレス 10選
- ボックススプリングとは?ベッドフレームでさらに寝心地をやわらかくする方法
- まとめ
硬さ選びのポイントは?
マットレスは硬さ選びが最も重要と言っても過言ではありません。
すでに自分に合う硬さがわかっている人は別ですが、『なんとなくやわらかめが良いかな?』とお考えの方は、まず自分がどんな硬さが合いやすいか考えてみましょう。
硬さ選びのポイントは、体のライン(凹凸)です。
マットレスに接地する体のラインが平坦の場合は「硬め」が合いやすく、逆に体のラインがハッキリしている場合は「やわらかめ」が合いやすいです。
- 硬め:体のラインが平坦(男性・仰向き)
- やわらめ:体のラインがハッキリ(女性・横向き)
要するに、やわらかめのマットレスが合いやすい人の条件は、
- 横向き寝
- 女性的な体型
です。
やわらかいマットレスが合う人は?
すぐ上でも触れましたが、一般的に、やわらかめのマットレスが合いやすい人は以下のとおりです。
- 「女性的」な体型の人
- 基本の寝姿勢が「横向き」の人
- 寝返りの数を抑えたい人
- 今まで「慣れ親しんだ寝心地がやわらかめ」の人
1. 女性(的な体型)
一般的に男性より女性の方が体のラインがハッキリしている傾向があります。
体のラインがハッキリしている人は、深い沈み込みが必要なため、やわらかめの寝心地が合いやすいです。
特にくびれが大きい人は、しっかりと沈み込まないと腰部分が支えられないため、比較的やわらかめの寝心地が合いやすいです。
2. 横向き寝
横向きで快適に寝るには、特に肩あたりがしっかりと沈み込む必要があります。
硬い寝心地の場合、肩や腰部分に圧迫感を感じやすいため、やわらかめのマットレスの方が寝姿勢が整いやすいです。
実は、横向き寝はいびき対策に有効です。
いびきは主に仰向きの寝姿勢によって、舌などが落ち込み気道を塞ぐことによって発生します。
一方、横向きで寝た場合は、舌などが横にズレるだけで気道を塞ぐことはなく、結果的にいびき対策として有効と言われています。
いびきで悩んでいる人は、横向きの寝姿勢を試してみてはいかがでしょうか。
3. 寝返りの数を抑えたい人
多すぎる寝返りは睡眠の妨げになり、結果として日中のパフォーマンスが落ちる原因になります。
『寝返りが多い』『寝返りによって目が覚める』という自覚症状がある人は、やわらかめのマットレスを選ぶことで、余計な寝返りが減らせるため、睡眠の質を改善できる可能性があります。
特に低反発タイプの素材を使ったやわらかめのマットレスの場合、寝姿勢にフィットするため、余計な寝返りを減らすことにつながります。
4. やわらかめが好きな人
自分が快適に寝られるか?という点においては、「自分の好み」も大きく影響されます。
よって、今までやわらかめのマットレスに慣れ親しんでいる人は、上記の条件(女性・横向き寝 など)が合わなくても、やわらかい寝心地を選んだほうが良いでしょう。
今まで使っていた寝具と大きく寝心地が違う商品を選んでしまうと違和感を感じるのでご注意ください。
やわらかめのマットレスが合わない人は?
やわらかめのマットレスが合わない人は、すぐ上でご紹介した特徴と真逆の人です。
1. 平坦な体つきの人
上記と逆の理由で、平坦な体つきをしている人は、深い沈み込が必要ないため、硬めのマットレスが合いやすいです。
一般的には、「男性」や「平均的な日本人体型の人」は硬めのマットレスの方が合いやすいでしょう。
2. 仰向き寝
同様に、横向き寝に比べて仰向き寝の方が深い沈みが必要なく、硬めの寝心地の方が寝姿勢が整いやすいです。
3. 寝苦しく(暑苦しく)感じている人
今寝ている寝具がやわらかすぎて、寝苦しく感じている人は硬めのマットレス(特に高反発マットレス)にすることで、寝返りがしやすくなり、寝苦しさ・暑苦しさを改善できる可能性があります。
以上の項目に当てはまる人は、やわらかめのマットレスよりも硬めのマットレスが合いやすい可能性が高いと思われます。
やわらかいマットレスのデメリットは?
やわらかめのマットレスの主なデメリットは以下の3点です。
- 硬く調節できない
- ヘタりやすい場合もある
- 重い・分厚い
1. 硬く調節できない
やわらかいマットレスの場合、後から寝心地を硬くすることは困難です。
逆に硬めマットレスは、マットレスの上にパッドやマットレストッパーなどを敷くことで、寝心地をやわらかく調整できます。
2. ヘタりやすい場合もある
主にウレタンフォームや綿(わた)などの詰め物でやわらかさを作っている場合、ヘタリやすいです。
また、スプリングコイル系の芯材においても、同等の密度であれば、やわらかい(線径が細い)方が、耐久性は低くなり、結果的にヘタリやすくなります。
とはいえ、マットレスは基本的に芯材よりも詰め物の方が早くヘタるため、線径の太さはあまり気にしないでも良いでしょう。
別の言い方をすると、やわらかい寝心地を詰め物中心で作っている場合、劣化(ヘタリ)は早く訪れるとお考え下さい。
3. 重い・分厚い
やわらかくて満足がいく寝心地を作る場合、硬めのマットレスよりも素材(詰め物や芯材)をたくさん使う場合が多いです。
やわらかめマットレスの例 | 硬めマットレスの例 |
---|---|
結果的に、マットレスが分厚く、重くなるので、持ち運びなどの移動がしにくいこともあります。
やわらかめのマットレスはしっかりと沈み込む必要があるため、薄すぎると底付きにつながります。
一方、硬めのマットレスは、沈み込みが浅く済むので、薄い商品も多いです。(三つ折りなど薄型マットレスは、だいたい寝心地が硬めです)
【硬さ選びに悩んだら】寝姿勢測定機を試してみよう
『どうしても自分に合う硬さがわからない』
という人に、硬さ選びの極意(裏技)的な手段をご紹介します。
それは、フランスベッドやシモンズのショールームに置いてある「寝姿勢測定機」で測定することです。※シモンズは一部店舗のみ
寝姿勢測定機は5分ほどで測定が終わり、自分の体型に合ったマットレスの寝心地(硬め~やわらかめ)を知ることができます。
特にフランスベッドは全国各地にショールームを構えているので、お近くにショールームがある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、筆者は男性(171cm・58kg)ですが、フランスベッドの寝姿勢測定機のテストによると「やわらかめ」の寝心地が合うと診断されました。男性にしては体のラインがハッキリしているみたいです。
つまり、必ずしも男性=硬めが合うというわけではないのです。
【素材別】硬さ選びのコツ
マットレスの素材には「スプリングコイル」や「ウレタンフォーム」など、いろいろな種類があります。
スプリングコイル | ウレタンフォーム | ファイバー |
---|---|---|
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そして、種類によって硬さを見極めるポイントが異なるので、以下では芯材ごとの硬さの見極め方をご紹介します。
1. スプリングコイルマットレスの場合
スプリングコイルマットレスは硬鋼線やピアノ線などの鉄線をクッション材に使用したマットレスのこと。種類は以下の3つがあります。
- ボンネルコイル
- ポケットコイル
- 高密度連続スプリング®
スプリングコイルマットレスの種類や特徴については以下の記事で詳しくご紹介しています。
この記事では「やわらかいスプリングコイルマットレスはどれか」ということに絞ってご紹介します。
結論から言うと、スプリングコイルマットレスの芯材ベースで考えた場合、ポケットコイル、特に「並行配列タイプのポケットコイル」がやわらかい仕様です。
並行配列 | 交互配列 |
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コイルを並行に配置することで、コイル同士の隙間ができるため、比較的ソフトな寝心地になりやすい。 | コイルを隙間なく交互に配列するため、比較的ハード(硬めな)寝心地になりやすい。 |
ただし、詰め物の量や質、コイルの線径(太さ)や密度(量)のバランスなども、硬さ(やわらかさ)に大きく影響されるので、スプリングコイルマットレスは、仕様で読み解くのが難しいです。
よって、スプリングコイルマットレスでは、基本的にメーカー(販売ページ)が訴求している硬さ・やわらかさを手掛かりに検討しましょう。
やわらかいコイルマットレスの選び方
- 詰め物のボリュームが多め
- ポケットコイル(特に並行配列タイプ・線径1.9mm以下・密度500個/S以下 など)
2. ウレタンマットレスの場合
ウレタンマットレスはウレタンフォーム(石油を発泡させた素材)をクッション材に使用したマットレスです。
ウレタンマットレスの硬さは「N(ニュートン)」という数値で表され、N数が高くなるほど硬くなります。
やわらかめが好きなら、80N前後以下のウレタンマットレスがおすすめです。
N数 | 硬さの目安 |
---|---|
40~80N | やわらかめ(このあたりがおすすめ) |
90~150N | ふつう |
160~200N | 硬め |
210N以上 | かなり硬め |
ただし、80N以下の単層ウレタンマットレスはほぼありません。
なぜなら、沈み込み過ぎることで蒸れやすくなったり、寝姿勢が崩れやすいからです。
要するに、やわらかめのウレタンマットレスが良い場合、ほぼ必然的に「多層タイプ」を選ぶことになります。
多層タイプのウレタンマットレスにおいては、ざっくりですが、表層(最上層)の3~5cmくらいが80N以下の仕様であれば、やわらかく感じやすいです。
単層より多層タイプの方が寝心地は良い傾向があります。
なぜなら、硬さや反発性が異なる層を組み合わせることによって、体圧分散・寝姿勢保持といったマットレスに必要な機能性をしっかりと果たしやすいからです。(人間工学的にも推奨されています)
やわらかいウレタンマットレスの選び方
- 多層タイプで、表層3~5cmくらいが80N以下の仕様(ざっくりした目安です)
3. ファイバータイプの場合
ファイバーマットレスは樹脂(主にポリエチレン・ポリエステル)を網目状に固めた素材をクッション材に使用したマットレスです。
三次元状にファイバーが絡み合っているため、様々な方向から体を支えることができ、寝返りが楽にできることが特長です。
また、空洞が多い素材なので通気性が圧倒的に良く、蒸れにくいです。
ファイバーマットレスの寝心地は基本的に硬めだとお考えください。ファイバーは、素材の密度(編み方や太さ)で硬さを作るので、やわらかくしすぎてしまうと低密度になり、ヘタリやすくなってしまうからです。
つまり、ある程度の耐久性を実現するために、ある程度の硬さ(密度)が必要になるということです。
また、エアウィーヴなどの一部商品では、表面・裏面の硬さが異なり、それをひっくり返して硬さ調節ができるという仕様の商品もあります。
ファイバー系はやわらかめのマットレスを探している人にはミスマッチが置きやすいと思うので、積極的にはおすすめしません。
どうしてもファイバーマットレスが良い人は、硬さ調節ができる商品を選びましょう。
やわらかいファイバーマットレスの選び方
- 基本的には硬めなので、選ぶとしたら「硬さ調節」できるもの
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【見るだけでわかる】こんな仕様のマットレスはやわらかい
1. ピロートップ
ピロートップとは、マットレスの詰め物部分を独立して分けている構造体のことです。
簡単に言うとマットレスとベッドパッドが一体化された仕様のため、詰め物がふんだんに入っていることで、体圧分散性が高いやわらかい寝心地を作る商品が多いです。
なお、ピロートップは有名マットレスブランドではハイグレードシリーズに採用される傾向があり、高級ホテルに導入されていることも多いです。
2. コイル・オン・コイル
コイル・オン・コイルとは、スプリングコイルを上下に重ねる仕様のこと。
上層のコイルで、体圧分散性を高め、下のコイルで衝撃をふんわりと受け止めるため、やわらかい寝心地を目指して作る商品が多いです。
なお、コイル・オン・コイルモデルは、メーカーの中でもハイランクモデルでよく採用されます。
3. ジャンプキルト
ジャンプキルトとはマットレスの表地部分のキルト(縫い目)が連続したキルトではなく、不連続(ジャンプ)したキルト仕様のことです。
ジャンプキルト | 連続キルト |
---|---|
ジャンプキルトにすることで、詰め物のボリュームを感じやすくなるため、体圧分散性が向上し、体を包み込むようなふっくらとした寝心地になります。
以上の「ピロートップ」「コイル・オン・コイル」「ジャンプキルト」は、やわらめの寝心地を作りやすいですが、とはいえ、他の仕様によって、最終的な硬さは変わります。
よって、これら(ピロートップなど)の仕様においては、「かなり硬いマットレスには採用されにくい」といった具合にお考えください。
部分的に硬さが変わる「ゾーニング仕様」とは
ゾーニングとは、場所によって硬さや寝心地を変えることです。
- 『肩あたりの圧迫感を軽減したい』
- 『端の沈み込みを軽減したい』
といった、ピンポイントなやわらかさ(硬さ)を求めている人は、ゾーニング仕様のマットレスがおすすめです。
ゾーニングの主な目的(種類)は以下のとおりです。
- 沈み込み防止(センターハード)
- 外周強化(エッジサポート)
- 体圧分散性の向上(プレッシャーリリーフ)
やわらかめのマットレスを探している人は「3. 体圧分散性の向上(プレッシャーリリーフ)」のゾーニングを施しているマットレスが特に合いやすいでしょう。
よくある間違い!「低反発=やわらかい」ではない
主にウレタンマットレスの話ですが、ウレタンフォームには「高反発」や「低反発」など、反発性(反発弾性率)が異なるタイプがあります。
一般的には「高反発は硬い」「低反発はやわらかい」といった印象が多いと思いますが、実は反発性と硬さは無関係です。
高反発でもやわらかいマットレスもありますし、逆に低反発でも硬いマットレスもあります。
種類 | 低反発 | 高反発 |
---|---|---|
画像 | ||
反発弾性率 | 15%未満 | 50%以上 |
特長 | 衝撃吸収性が優れ、振動が伝わりづらく、静かな寝心地が実現できる | 体が沈み込みづらく、寝姿勢が整いやすく、高い反発力によって寝返りもしやすい |
低反発や高反発は勘違いが多いので、まとめサイトや販売ページでも注意が必要です。
メーカーのバイヤーさんでも「高反発だから硬い」という認識を持っている人もいるほどなので、一般ユーザーの方はなおさらですよね。
特に日本では本当は高反発と呼べない反発性(反発弾性率50%未満)なのに「高反発マットレス」として販売されてしまっている商品も多く、闇が深い話なのです。
低反発・高反発の正しい特徴とおすすめ商品は以下の記事でご紹介しているので、興味がありましたらご参考くださいね。
「体圧分散性」とやわらかさの関係
「体圧分散」とは、マットレスから体にかかる圧力を分散すること。マットレスを探していると必ずと言っていいほど見かける言葉ですね。
基本的な考え方としては、寝心地がやわらかくなるほど体圧分散性は高くなります。
しかし、注意して欲しいのが、体圧分散性の高さと寝心地の良さは無関係ということです。
世間では、『体圧分散=良いもの』という認識が広がっていますが、体圧分散性がどれほどだと睡眠に良いというエビデンスはありません。
むしろ、高すぎる体圧分散性は、圧力の悪平等を生み、寝心地が悪く感じやすいです。
よって、体圧分布図の比較画像(「このマットレスで寝たらこれだけ体圧が分散されました」的なやつ)は無視していただいて構いません。
やわらかいマットレスは価格が高い?
やわらかいマットレスは硬めのマットレスよりも、価格が高い傾向があります。
なぜなら、やわらかくて満足いく寝心地を作るには、素材を高密度にしたり、詰め物の量を増やしたり、カバーをジャンプキルトやピロートップにすることが多く、硬めのマットレスよりも加工費や材料費がかかりやすいからです。
基本的に有名メーカーの最高級モデルと言えば、最もやわらかい寝心地のモデルとなることが多いです。
こんなところも!失敗しないマットレス選びのコツ
マットレスを選ぶにあたり、他にもチェックしておいた方が良い項目は以下の通りです。
- 耐久性
- 反発性
- サイズ
- 通気性
- 揺れにくさ
- 配送・梱包状態
- 捨てやすさ
- 返金・返品保証やレンタルサービス
- 衛生加工
上記の項目を細かくご紹介してしまうと、相当なボリュームになってしまうので、この記事では割愛します。
より失敗したくない人は、以下の記事で詳しくご紹介しているのでご参考くださいね。
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迷ったらコレ!本当におすすめの「ふつう~やわらかめ」マットレス 10選
100を超えるマットレスを試してきた経験を踏まえて、ふかふかの寝心地が好きな人にぴったりの「ふつう~ソフト(やわらかい)」おすすめマットレスをご紹介します。
1. neruco「バリューポケットコイルマットレス」
1万円台で選ぶならコレ
ベッド専門店「neruco(ネルコ)」のオリジナルマットレス。高密度仕様で豊かなクッション性が魅力のポケットコイルタイプです。マットレスの側面はすべてメッシュ構造になっているので通気性も抜群。
どちらかというとソフトな寝心地で特に女性におすすめですが、男性の筆者も心地よく感じた逸品。この優れた寝心地でシングルサイズ1万円台は利益が取れているか心配になるほどのコストパフォーマンスの良さを感じました。
サイズ | セミシングル~キング ※ショート丈あり |
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硬さ | ふつう |
クッション材 | 高密度ポケットコイル |
価格 | 12,990円~ |
その他 | 片面仕様、メッシュ構造 |
2. エアリゾーム「ピロートップ HOLLOW」
格安だけど高級ホテル仕様
インテリアショップ「エアリゾーム」のオリジナルピロートップマットレス。ピロートップとはマットレスの上にクッションがついている仕様のことで、マットレスの体圧分散性を向上させます。高級ホテルにもピロートップタイプのマットレスは採用されていることも多いです。
左右一列のスプリングの線径を太くして端部分を強化しているため、沈み込みにくく、寝返りなどでも落下しにくい仕様となっています。ピロートップとしては格安価格。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ややソフト |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 | 21,990円~ |
その他 | 片面仕様、ピロートップ、ゾーニング |
3. ニトリ「Nスリープ プレミアム」
格安のコイル・オン・コイル
ニトリのオリジナルブランド「Nスリープ」のコイル・オン・コイルモデル。体圧分散性が高く、ふっくらした寝心地が特長です。コイル・オン・コイルはシモンズなどの高級メーカーで有名ですが、この価格帯ではなかなか買えません。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ややソフト |
クッション材 | ポケットコイル(コイル・オン・コイル) |
価格 | 49,900円~ |
その他 | 片面仕様、ダブルスプリング、防ダニ、抗菌防臭 |
4. 快眠タイムズ マットレス【イチオシ】
抜群のバランス感!失敗しにくい寝心地
愛知県に本社がある株式会社篠原化学が展開する寝具ブランド「快眠タイムズ」の基幹マットレス。寝具のプロによって計算されつくされた3層構造のウレタンフォーム+機能カバーによる寝心地・使用感は多くの人に合いやすいでしょう。
芯材のウレタンフォームは低反発+高反発(反発弾性率60%)仕様。沈み込んだらグッと押し返し、滑らかな寝返りが打てます。通気性も抜群なので、睡眠時の蒸れが気になる人にもおすすめ。さらに60日のお試し期間付きです。この仕様で5万円台~はコスパが優秀です。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ややソフト |
クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 | 50,000円~ |
その他 | 片面仕様、トライアル期間付き |
5. IWONU(イウォーヌ)【イチオシ】
日本企画のイタリア製ウレタンマットレス
IWONUは、寝具メーカーの北沢株式会社(大阪府)のオリジナルマットレスブランドです。
北沢は1953年創業の老舗企業で、羽毛布団やカバー、枕などの製造・卸売などの事業を行っていますが、2021年に新しくメーカー直販のマットレスブランドを立ち上げました。それが「IWONU」です。
芯材が3ブロックに分かれ、表裏で硬さが違うため、ひっくり返したり入れ替えたりすることで、硬さを調節できることが特徴。カバーには、やわらかめの低反発ウレタン×ジャンプキルトという仕様なので、フィット感が高くやわらかめの寝心地が実現されています。
サイズ | セミシングル~クイーン |
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硬さ | やわらかめ~硬め(調節可能) |
クッション材 | 3層ウレタンフォーム+低反発ウレタン(トッパー) |
価格 | 77,000円~ |
その他 | 両面仕様、120日のお試し付き |
6. NEWコアラマットレス BAMBOO
最高グレードのコアラマットレス
コアラマットレスは2015年にオーストラリアで創業した「コアラスリープ」という寝具メーカーのマットレス。最近ではTVCMを放映したり、SNSでも話題になっているので聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
コアラマットレスにはいくつかのモデルがありますが、このBAMBOO(バンブー)は最高グレードモデルです。カバーに搭載されたPCMマイクロカプセルによって自動温度調節が可能、竹炭のウレタンフォームによる消臭機能が特徴。
さらにNEWコアラマットレスシリーズでは上層フォームをひっくりかえすことで硬さが変えられるという珍しい機能があるので、硬さ選びに悩んでいる人にもおすすめです。10万円を余裕で超える高価格帯モデルですが、120日のトライアル期間付きなので気軽に試してみはいかがでしょうか。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ソフト |
反発性 | 高反発+低反発 |
クッション材 | ウレタンフォーム |
価格 | 168,000円~ |
その他 | 片面仕様、ゾーニング、硬さ調節・温度調節、消臭・抗菌、トライアル付き |
7. サータ「ライトブリーズ 5.8(#08)」
人気マットレスの後継モデル
サータを8年連続全米No.1に押し上げた「i series(アイシリーズ)ノーマルボックストップ」の後継モデル。人間の体の中で一番荷重がかかる腰臀部に少し太めの線径2.0mmコイルを配置し補強することでバランスの良い荷重分散と耐久性アップを実現。
ボックストップ(詰め物)内にはブレスフォートという低反発素材を搭載し、体をやさしく包みながら底付き感のない安定した寝姿勢を保ちます。
サータのマットレスは「ファイヤーブロッカー」という難燃素材(燃えにくい素材)が入っているので、防災意識が高い人にもおすすめです。
サイズ | シングル~キング |
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硬さ | ふつう |
反発性 | 低反発 |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 | 180,000円前後~ |
その他 | 両面仕様、ゾーニング、難燃素材、抗菌加工(銀イオン) |
8. 日本ベッド「シルキーパフ」
高級旅館も認めた寝心地
仕立ての良さに定評がある日本ベッドの基幹ブランド「シルキーポケットシリーズ」。その中でも最も肌触りが柔らかいのがこの「シルキーパフ」です。
上層のエステル綿によって体を受け止め、下層の超高密度ポケットコイルによって荷重を分散する構造をしています。入眠直後からふんわりとやわらかい寝心地が特徴です。
日本ベッドは星野リゾートや帝国ホテル、迎賓館赤坂離宮などの高級旅館・ホテルへの納入実績も豊富で、業界内にファンが多いメーカーです。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ソフト |
クッション材 | 超高密度ポケットコイル |
価格 | 198,000円前後~ |
その他 | 両面仕様 |
9. テンピュール®「プロ プラス(やわらかめ)」
低反発マットレスの原点、そして最高峰
低反発マットレスのパイオニア「テンピュール®」の中心的なモデル。従来から20%も体圧分散性を向上させた「テンピュール®アドバンスト素材」を使い、圧力を感じないまるで無重力な寝心地が得られます。
テンピュール®アドバンスト素材は、温度によって形状が変化し、寝ころんだ瞬間からウレタンが溶けるように体にフィットすることが特徴。そうした寝心地を当サイトでは「入眠時の心地よさは、すべてのマットレスの中でトップレベル」と評価しています。
なお、高級マットレスですが、公式サイトや対象店舗で100日のお試しプログラムが利用できます。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | 4つ(やわらかめ・ふつう・ややかため・かため) |
クッション材 | テンピュール素材(超高密度ウレタンフォーム) |
価格 | 264,000円~ |
その他 | 10年保証 |
10. シモンズ「カスタムロイヤル」
耐久性が高いポケットコイル
シモンズは世界で初めてポケットコイルマットレスの商業化に成功した有名老舗メーカーとして有名で、そのポケットコイルはピアノ線と同等の高級素材「超硬鋼線」を使用し、耐久性が高いことが特長です。
この「カスタムロイヤル」というモデルは、シモンズのスタンダードモデル「ゴールデンバリュー」よりもコイルの高さがあり、よりクッション性に優れ、ソフトながらしっかりと体をサポートしてくれます。
価格はやや高めですが、ゴールデンバリューのプレミアム仕様といった位置づけの贅沢な寝心地が特徴です。
サイズ | シングル~キング |
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硬さ | ソフト |
クッション材 | 高品質ポケットコイル |
価格 | 約300,000円~ |
その他 | 両面仕様、超硬鋼線 |
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ボックススプリングとは?ベッドフレームでさらに寝心地をやわらかくする方法
さらに寝心地をやわらかくしたい人は、「ボックススプリング」のベッドフレームがおすすめです。
ボックススプリングとは、スプリングを内蔵したベッドフレームのこと。
マットレスをクッション性のあるボックススプリングの上に乗せることで、更に体圧分散性や荷重分散性を高め、寝心地やマットレスの耐久性を向上する効果があります。
なお、高級ホテルのベッドはボックススプリングを使用して、ダブルクッション(マットレス+ボックススプリング)になっていることが多いです。
おすすめのボックススプリング
BED STYLE「ホテルデザイン ダブルクッションベッド」
手軽に高級ホテルの寝心地
2.5mmのボンネルコイルスプリングを内蔵したボックススプリングベッド。フレーム表面にはファブリックを貼り、上品で高級感があるデザインが特徴。日本製にも関わらず5万円台から買えるコストパフォーマンスの良さも魅力です。
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まとめ
いかがでしたか。
寝心地がやわらかめのマットレスの選び方・おすすめ商品をご紹介しました。
『やわらかめの寝心地が自分に合う』と分かっている人は別ですが、マットレスは購入する頻度が少ないので、自分にぴったりの寝心地を知っている人は少数でしょう。
また、ショールームで試し寝をして選んでも、実際に家で使ってみたら『なんか違った』ということもよく聞く話です。
なぜなら、人の体圧分布はちょっとしたことで変わったり、そもそもショールームと家での就寝環境が異なるからです。
さらに、やわらかい寝心地のマットレスはあとから硬く調節することが困難なので選ぶのに特に勇気がいると思います。
『自分に合うマットレスの硬さがわからない』と不安をお持ちの方は、お試し期間がある商品で一度試してみることもおすすめです。コアラマットレスやテンピュールなどが実施しています。(記事公開時点の情報なので、実施しているかどうかは必ず販売ページでご確認ください)
お試し期間付きのソフトマットレス 4選 | |
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メーカー | リンク |
コアラマットレス | 公式サイト |
テンピュール | 公式サイト |
快眠タイムズ マットレス | 公式サイト |
IWONU(イウォーヌ) | 公式サイト |
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。