ファイバーマットレス

よく分かる!ファイバーマットレスの徹底解説

この記事ではマットレスの種類のひとつ「ファイバーマットレス」についてご紹介します。

前半ではファイバーマットレスの特徴や選び方をお伝えし、後半でおすすめのマットレスをご紹介しています。

「早くおすすめのマットレスを知りたい」という方は下記ボタンを押せばその場所にスクロールするのでご参考くださいね。

おすすめのマットレス 6選
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この記事を書いた人

管理人の椚大輔椚 大輔(ベッド・マットレス専門家)
ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、レビューしたベッド&マットレスは100商品を超える。2020年に株式会社悠デザインを設立し、ベッド関連に特化したサービスを展開。ベッド・マットレスの専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。

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ファイバーマットレスとは?

ファイバーマットレス

ファイバーマットレスとは、マットレスの芯材(クッション層)に樹脂製の「三次元構造体」を使用したマットレスのこと。

ファイバー素材のアップ

ファイバー素材(三次元構造体)はポリエチレンやポリエステルなどの樹脂を水の中に垂らして固めて作られた素材で、釣り糸を作る技術を応用しています。

ファイバーマットレスと言えばエアウィーヴが有名ですね。エアウィーヴは2004年に設立されましたが、実はその前身となる会社は釣り糸や漁網を作る機械メーカーでした。

エアウィーヴの大ヒット以降、ファイバー素材を使ったマットレスが他社からも多く発売され、今では「スプリングコイル(ポケットコイル・ボンネルコイル等)」や「ウレタンフォーム」と肩を並べるポピュラーなマットレスの芯材のひとつになりました。

スプリングコイルウレタンフォーム
スプリングコイルウレタンフォーム

ファイバーマットレスの特長(メリット)

ファイバーマットレスの特徴を箇条書きすると以下の通りです。

  • ファイバーマットレスの特徴(メリット)通気性が抜群
  • 寝返りが楽
  • 体圧分散性が高い
  • 水洗い可能
  • 硬さが変わりにくい

通気性が抜群

ファイバー素材

ファイバーは樹脂を網目状に固めた素材なので空洞が多く、数ある芯材の中で最も通気性が高いです。

「空洞が多い=空気の通り道が多い」ということなので、通気性の良さにつながります。

通気性が良いマットレスは、睡眠中の湿気や熱を放出するため、夏場などの暑い時期も蒸れにくく快適に眠れます。

また、空気の層をカバーで閉じ込めるため冬場は暖かいことも特徴。ダウンジャケットのようなイメージです。

寝返りが楽

寝返り

スプリングコイルやウレタンフォームの場合、基本的に1方向(上)のみに動きますが、ファイバー素材の場合は、多方向に反発します。

スプリングコイルとファイバー素材の反発方向性
スプリングコイルとファイバー素材の反発方向性

これが「ファイバー素材は寝返りが楽」と言われる理由です。体の動きに対して様々な方向からサポートするので、寝返りがスムーズに打ちやすいのです。

体圧分散性が高い

ファイバー素材の体圧分散性

体圧分散とは、マットレスから体にかかる圧力を分散することです。

体圧分散が十分でないマットレスは、圧迫感によって体に痛みを感じます。

三次元構造のファイバー素材は、様々な方向から体を支えるため、体圧の分散も多方向に働き、結果的に「体圧分散性が高い」というメリットを生むのです。

水洗い可能

水洗い可能なファイバー素材

ファイバーは釣り糸を応用した素材ということもあり、水洗いが可能です。

芯材まで洗えるというのは、他のマットレスにはない特徴です。(スプリングコイルやウレタンフォームは基本的に洗えません)

ただし、ファイバーマットレスでも、メーカーや商品によって素材の耐熱温度などが異なり「水はOKだけどお湯はNG」という場合もあるので販売ページなどで必ずチェックしましょう。

硬さが変わりにくい

ファイバー素材

マットレスの耐久性を測る方法のひとつに「圧縮試験」があります。

圧縮試験はマットレスを80,000回ほど繰り返し圧縮した後に「復元率(どれくらい元の形状に戻るか)」と「硬さの保持率(元の硬さと変わらないか)」を計測します。

ファイバーマットレスは特に「硬さの保持率」が高い傾向があり、要するに硬さが変わりにくいという特徴があるのです。

逆にウレタンフォーム(ウレタンマットレス)は硬さの保持率が低く、使用し続けると当初の硬さがどんどんと柔らかくなっていくというデメリットがあります。

参考までに、安価な高反発ウレタンマットレスに多い「30D」という密度の商品の場合、硬さの保持率はおよそ60%台が多いですが、ファイバーマットレスの「エアリーマットレス(アイリスオーヤマ)」などの硬さの保持率は85%と公表されています。

購入時の硬さをなるべく維持したいという人はファイバーマットレスがおすすめです。

ファイバーマットレスのデメリット

一方、ファイバーマットレスのデメリットは以下の通りです。

ファイバーマットレスのデメリット

  • ヘタリやすい
  • やわらかい寝心地が少ない

ヘタリやすい

メリットのところで少し触れましたが、マットレスの圧縮試験では「復元率」と「硬さの保持率」が分かります。

ファイバーは「硬さの保持率」は優秀ですが、「復元率」においてはウレタンフォームよりも劣る傾向があります。

「復元率」とは、マットレスを80,000回の圧縮後に、どれだけ形状が元に戻っているかの数値で「ヘタリやすさ」がわかる情報です。

参考までに、ファイバーマットレスで「耐久性が高い」と訴求されている商品の復元率は93%前後です。一方、ウレタンマットレスの耐久性が高い商品は99%台にもなります。(復元率93%台のウレタンマットレスはほぼありません)

要するに、

  • ファイバーマットレスは「ヘタリやすいが、硬さは変わりにくい
  • ウレタンマットレスは「硬さが変わりやすいが、ヘタリにくい

という違いがあるのです。

専門家専門家

もちろん、復元率・密度とも低い「低品質なウレタンマットレス」は、一般的なファイバーマットレスよりも早くヘタる場合もあります。

ウレタンマットレスを選ぶ際にはできるだけ高密度(できれば40D以上・20D台は避ける)で高復元率(最低96%以上)がおすすめです。

やわらかい寝心地が少ない

ファイバーマットレスの寝心地は基本的に硬めです。

ファイバーは素材の密度(編み方や太さ)で硬さを作るので、やわらかくしすぎてしまうと低密度になり、ヘタリやすくなってしまうからです。

よって、ファイバーマットレスで柔らかめの寝心地を探している人は、ファイバー素材以外の詰めものなどでやわらかい素材が使われているかなどをチェックしましょう。

失敗しない!ファイバーマットレスの選び方

専門家専門家

ファイバーマットレスはメーカー・商品によって素材や仕様が異なります。

以下では押さえておきたい特徴の違いについてご紹介します。

ココをチェック

  • 硬さ調節の有無
  • 熱への耐性
  • ちぎれにくさ
  • 分割か1枚か
  • 衛生加工の有無
  • 詰め物もチェック

硬さ調節の有無

ファイバーマットレスは、基本的に硬めの寝心地が多く、人によっては「硬すぎる」と感じる場合もあります。

そのため、硬さ調節できる商品を選んだ方がミスマッチは少ないと言えるでしょう。

エアウィーヴ「S03」の硬さ調節方法
エアウィーヴ「S03」の硬さ調節方法(公式サイトより)

上の画像のとおり、ファイバーマットレスはいくつかのブロックに分かれている場合が多いですが、硬さ調節可能なモデルは、ブロックをひっくり返す・入れ替えるなどによって、硬さが変えらます。

特に「初めてファイバーマットレスを購入する」という人は、エアウィーヴ「S03」など、硬さ調節機能があるモデルがおすすめです。

熱への耐性

ファイバー素材は、主にポリエチレンかポリエステルで作られています。

一般的にはポリエチレンよりもポリエステルの方が熱に強いので、電気毛布などを使いたい人はポリエステル製のファイバーマットレスを選んだ方が無難です。

ただし、ポリエステル製でも電気毛布NGの商品もあったり、逆にポリエチレン製のエアファイバー®(エアウィーヴ)は電気毛布が使えたりすることもあるので、最終的には公式サイトのFAQなどで確認しましょう。

ちぎれにくさ

ファイバー素材は端から切れやすく、それが劣化の原因になります。

ファイバー素材
端から切れやすいファイバー素材の例

しかし、商品によっては端部分をしっかりと固める加工を施し、ちぎれにくい工夫をしている場合があります。

当サイトで検証した中ではエアロクレイドル(ファイテン)や、ブレインスリープなどはそうした加工が施されていました。

ファイテン「エアロクレイドル」
端を固める加工(ファイテン「エアロクレイドル」)

「ちぎれにくい=耐久性が高い」と言えるので、気になった商品があったら、公式サイトで仕様をチェックしてみてください。

分割か1枚か

上記で「ファイバー素材はいくつかのブロックに分かれていることが多い」と書きましたが、1枚もののファイバーマットレスもあります。

いつくかのブロックに分かれている場合、基本的に分割部分の寝心地や耐久性は悪くなりがちです。

分割マットレス
分割部分の寝心地は悪くなりがち(3分割マットレス)

さらにファイバー素材の場合は「端からちぎれやすい」という特徴もあるため、複数のブロック構造の場合、辺が多くなってしまうことで、より耐久面にマイナスとなります。

よって、寝心地・耐久面を気にする人は、1枚(ブロックに分かれていない)タイプか、分割タイプでも直接的に芯材に荷重がかからないよう詰め物やパッドを内蔵している商品がおすすめです。

衛生加工の有無

最近はマットレスに衛生加工を施している商品も多くなりました。

ファイバーマットレスにおいても、芯材に抗菌防臭・防ダニ等の衛生加工が施されている商品もあるので、衛生面が気になる人はチェックしてみてください。

詰め物もチェック

今までお話してきたのは芯材(ファイバー素材)のことでしたが、商品によってはカバー内にウレタンフォームや綿(ワタ)などの詰め物を搭載したものもあります。

カバー内の詰め物
カバー内の詰め物(ワタ)

ファイバーだけでは、やわらかさやフィット感の高い寝心地を作るのに限界があります。

そこで、綿(ワタ)やウレタンフォームなどの体当たりがやわらかい素材を使用することで、体圧分散性・寝姿勢保持性などをより高められるのです。

ただし、詰め物が多すぎるとファイバーならでは通気性の良さや反発性の高さが体感しにくくなるので注意しましょう。

ファイバーマットレスのメンテナンス方法は?

ファイバー素材の洗い方

一般的なファイバーマットレスは「芯材(ファイバー)+カバー」という構成をしています。

芯材とカバー
左:芯材、右:カバー

カバーは基本的に洗濯機OKです。詳しくはカバーに付いている品質表示ラベル等を確認してください。

品質表示ラベル
品質表示ラベル(このカバーの場合、40度までの水温で洗える)

芯材(ファイバー)は「40℃以下のぬるま湯のシャワーで洗い流してから、陰干しする」というメンテナンス方法が多いです。

専門家専門家

ファイバー素材は基本的に熱に弱いので天日干しはNGです。

ただし、メーカーや商品によって推奨のメンテナンス方法が異なる場合があるので、必ず販売ページでご確認ください。

ファイバーマットレスの寿命は?

エアウィーヴ公式によると使用期限(寿命)の目安はおよそ7年とのことです。

寿命はメーカーや商品によって多少異なりますが、素材的に大きな差はないでしょう。

なお、およそ7年という寿命はウレタンマットレスで考えると「密度40D前後・復元率97%前後」くらいのスペックです。

この程度のスペックのウレタンマットレスは5~8万円くらいでよく見るので、コストパフォーマンス(寿命×価格)で考えた場合、ファイバーマットレスは少し割高な感じはします。※スプリングコイルマットレスは仕様で耐用年数を測るのは難しいですが、商品によって3万円前後で7年以上の寿命を期待できる商品もあります

ただし、上でご紹介した「硬さが変わりにくい」というのは長期使用におけるメリットなので、総合的には「7年間程度は満足して使える」と言えるでしょう。

長持ちするには「ローテーション」が必要

ローテーションとは、定期的にマットレスの上下や表裏を回転させてマットレスの寝心地を長持ちさせる方法です。

マットレスのローテーションの方法
マットレスのローテーションの方法

寿命を全うするにはローテーションは必須です。

頻度は3か月に1回くらいがおすすめ。ブロック(分割)タイプのファイバーマットレスはブロックを入れ替えてローテーションしましょう。

ファイバーマットレスの捨て方は?

マットレスの捨て方

芯材のファイバー(ポリエチレンやポリエステル)は細かく裁断すれば家庭ごみとして捨てることが可能です。ハサミでちょきちょきと切れます。

ファイバー素材はハサミで簡単に切れる
ファイバー素材はハサミで簡単に切れる

基本的には「燃やせるごみ」として捨てられますが、お住いの地域のごみ捨てルールに従って捨ててください。

なお、細かく裁断するのが面倒だと感じる人は、粗大ごみでも捨てられます。参考までに神奈川県横浜市の場合、マットレス(スプリングなし)の粗大ごみ廃棄費用は1,000円です。

トッパーとマットレスの違い

マットレストッパー

薄型のファイバーマットレスは「トッパー」として使うことが適している商品も多いです。

トッパーとは、マットレスの上に敷いて寝心地を調節するもので、薄いため単体利用には向きません。(トッパーを単体利用すると底付きを感じたり、硬すぎたりします)

トッパーとマットレス
トッパー(白い敷物)

そうした商品は「トッパー」や「オーバーレイ」「パッド」といった名称を付けられていますが、特に表記がない場合、目安として厚さ5cm未満のマットレスは基本的にトッパーと考えても差支えないでしょう。

ファイバーマットレスの有名メーカーは?

専門家専門家

ファイバー素材の開発をしている有名メーカーは、以下の3つです。

  • エアウィーヴ
  • 東洋紡(素材メーカー)
  • モーブル

以下より、詳しくご紹介します。

1. エアウィーヴ

ファイバー素材の知名度を一気に高めた存在としてあまりにも有名なメーカー。有名スケート選手などを起用した広告で一気に認知度を高め、ベッド市場全体の客単価を高めたと言われています。

創業は2004年なので、老舗マットレスメーカーに比べると新しい企業ですが、今や有名メーカーのひとつとして数えられる急成長ぶりです。

エアウィーヴの芯材は「エアファイバー®」と言い、基本的に自社ブランドのみの展開です。

2007年に国立スポーツ科学センター(JISS)の宿泊施設にエアウィーヴのマットレスパッドが試験的に導入されて以降、アスリートやトレーナーからの反響が大きく、結果的に現在でもスポーツ関係者にファンが多いです。

素材名エアファイバー®
材料ポリエチレン
自社ブランドエアウィーヴ
素材提供なし
復元率非公開
硬さ保持率非公開

>>>エアウィーヴ公式はこちら

2. 東洋紡

東洋紡(とうようぼう)は1882年に実業家の渋沢栄一氏によって設立された会社を起源とする歴史ある日本の「高機能製品メーカー」です。

取り扱っている製品は多岐にわたり、例えばスナック菓子やレトルト食品の包装フィルムなども東洋紡製のものが多く使われていたりします。

そうした数多くの製品を取り扱う東洋紡の代表的なファイバー素材が「ブレスエアー®」です。ブレスエアーはポリエステルで作られているため熱に強いことが特徴。

なお、東洋紡は自社ブランドとしてマットレスを販売していないのでマットレスメーカーではありません。あくまでファイバー技術(主にブレスエアー®)をマットレスメーカー(例えばフランスベッド)に提供する素材メーカーです。

素材名ブレスエアー®
材料ポリエステル
自社ブランドなし
素材提供フランスベッド等
復元率93%
硬さ保持率85%

>>>東洋紡公式はこちら

3. モーブル(リテリー)

リテリー

モーブルは福岡県大川市に本社を構える高品質な家具メーカーです。大川と言えば家具の名産地で有名ですね。主な取扱商品はテーブルやテレビ台、ソファーなどの木製家具。特にテレビ台は有名で「テレビ台と言えばモーブル」と言われたほどです。

木製家具としてベッドフレームはかねてから取り扱っていたのですが「ベッドフレームだけでは理想の眠りを提供できない」ということで、新しくマットレス事業を立ち上げました。

そこで出会った芯材がファイバー(樹脂)使った素材「ライトウェーブ®」です。ライトウェーブ®は同社のマットレス以外にも他メーカー製のファイバーマットレスに搭載されることもあります。

なお、モーブルの自社マットレスブランドは「Literie(リテリー)」と言います。

素材名ライトウェーブ®
材料ポリエチレン
自社ブランドLiterie(リテリー)
素材提供ファイテン等
復元率93%
硬さ保持率非公開

>>>モーブル公式はこちら

専門家が選ぶ!本当におすすめのファイバーマットレス&トッパー 6選

専門家専門家

数ある商品の中で特におすすめのファイバーマットレス&トッパーをご紹介します!

1. エアウィーヴ「ベッドマットレスS03」

S03

エアウィーヴで選ぶならコレ

エアウィーヴの硬さ調節可能タイプにおけるスタンダードモデル。表と裏で寝心地が異なるエアファイバー®を搭載しています。

エアファイバー®は3分割になっているので、体の部位ごとに寝心地を調節できることが特徴。分割タイプですが、芯材の上にパッドが搭載されているので、寝心地・耐久面の心配も少ないです。ファイバーマットレスの基本とも言えるスタンダードな寝心地なので、初心者の人にもおすすめできます。

サイズシングル~ダブル
タイプベッドマットレス
1枚orブロック3ブロック
芯材エアファイバー®(ポリエチレン)
電気毛布
硬さ調節
価格
(Sサイズ)
176,000円
備考パッド内蔵、3年保証(芯材のみ)

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2. Literie(リテリー)「ATHLETE」

Literie(リテリー)「ATHLETE」

コスパで選ぶならコレ

国産家具メーカー「モーブル」が展開するマットレスブランド「リテリー」の売れ筋人気モデル。硬さの異なるファイバー素材(ライトウェーブ®)の2層6ブロック構造で、好きな寝心地にアレンジ可能です。

ファイバー素材の上に凹凸ウレタンフォームを搭載することで、体圧分散性と寝姿勢保持性を高めています。さらにカバーも表裏で異なる素材(秋冬用のニット生地、春夏用のメッシュ生地)を使用。カスタマイズ性が高く使い勝手が良い逸品です。60日のお試し期間付きも魅力。

サイズシングル~ダブル
タイプベッドマットレス
1枚orブロック6ブロック
芯材ライトウェーブ®(ポリエチレン)
電気毛布×
硬さ調節
価格
(Sサイズ)
81,180円
備考ウレタンフォーム内蔵、3年保証(芯材のみ)、お試し期間あり

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3. ディノス「ブレスエアー®マットレスLUXE(リュクス)」

ふんわりした寝心地が好きな人に

芯材に東洋紡のブレスエアー®を搭載した通販大手「ディノス」のオリジナルマットレス。詰め物にある抗菌シートわたとサポートわたによって、ふんわりとしながらしっかりとした反発性を感じられます。

多層構造(7層)ならではのリッチな寝心地が得られるうえに、6万円台から買える価格設定はコストパフォーマンとしてはかなり良いと言えるでしょう。ふつう~やわらかめの寝心地が好きな人におすすめです。

サイズセミシングル~ダブル
タイプベッドマットレス
1枚orブロック1枚もの
芯材ブレスエアー®(ポリエステル)
電気毛布
硬さ調節×
価格
(Sサイズ)
65,890円
備考制菌加工

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4. アイリスオーヤマ「エアリーマットレス」

エアリーマットレス

衛生面が優れた薄型3つ折りタイプ

東洋紡のファイバー素材「エアロキューブ®」を使用したアイリスオーヤマのオリジナルマットレス。エアロキューブ®には抗菌防臭加工があるので、衛生面も優れています。

厚さ5cmの薄型タイプですが単体利用もOK。3つ折りタイプなので、移動しやすく収納にも便利です。ファイーバー素材のベッドマットレスタイプとしては最安値レベルなので「とにかく低価格で探している」という人にもおすすめです。

サイズシングル~ダブル
タイプベッドマットレス(トッパーとしても使用可能)
1枚orブロック3ブロック
芯材エアロキューブ®(ポリエステル)
電気毛布×
硬さ調節×
価格
(Sサイズ)
21,780円
備考抗菌防臭加工、最長2年保証、お試し期間あり

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5. エアウィーヴ「エアウィーヴ01」

マットレスパッド「エアウィーヴ」

肩回りがやわらかく、寝心地が良い

エアウィーヴの原点とも言われている人気のスタンダードモデルのトッパー。肩の部分が柔らかめに作られていて、より寝返りがしやすいように工夫を凝らしています。

カバーはCool面(夏用)、Warm面(冬用)と分かれた両面仕様で、一年を通して快適に使用できる点も魅力。「今使っているマットレスの寝心地を改善したい」とお考えの人にぴったりです。

サイズシングル~キング
タイプトッパー
1枚orブロック1枚もの
芯材エアファイバー®(ポリエチレン)
電気毛布
硬さ調節×
価格
(Sサイズ)
66,000円
備考ゾーニング仕様、カバー両面

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6. ファイテン「エアロクレイドル」

エアロクレイドル

高い耐久性とリラックス効果

ボディケア商品が有名なファイテン製のオリジナルマットレストッパー。ファイバー素材はモーブルのライトウェーブ®が採用されています。

ライトウェーブ®にファイテン独自の【アクアチタン技術】によって、ゴールドなどの金属を素材に練り込んであり、自律神経をリラックスさせる効果を得られることが特長です。

ファイバー系の芯材の中では抜群の耐久性があり、熱にも強いので熱め(70℃まで)のお湯で汚れを洗い流せます。さらにアルコール消毒も対応可能。

サイズシングル~ダブル
タイプトッパー
1枚orブロック1枚もの
芯材ライトウェーブ®(ポリエチレン)
電気毛布×
硬さ調節×
価格
(Sサイズ)
49,500円
備考アクアチタン搭載、端を固める加工(耐久性〇)、芯材のアルコール消毒OK

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ファイバーマットレスにおすすめのベッドフレームは?

ファイバー素材は通気性が抜群に良いので、逆に言えばベッドフレームでもしっかりと通気してあげないとベッドフレームの床板にカビが生えるリスクにもつながります。

よって、ベッドフレームも通気性が高いすのこベッドがおすすめです。

すのこベッド
すのこベッド

すのこベッドとは、床板がすのこ仕様のベッドフレームのことで、マットレスの下方向の通気がスムーズにできる点がメリットです。

すのこベッドは通気性を確保するために、床板下のスペースを開けているデザインが多く、よって組立がシンプルで安価に買える傾向があります(上の画像の商品のようなシンプルな構造の脚付きデザインが多い)。

おすすめのすのこベッドは以下の記事でご紹介してるのでご参考くださいね。

まとめ

ファイバー素材

いかがでしたでしょうか。

芯材に樹脂を使用した「ファイバーマットレス」についてご紹介させていただきました。

エアウィーヴの台頭から一気に市場が広がった印象があるファイバーマットレス。最近ではいろいろな商品から選べるようになりました。

ファイバーは、他の芯材に比べて圧倒的に通気性が高く、多方向へ反発することで寝返りがしやすい点が大きなメリットです。

実は、ファイバー素材はウレタンフォームと違って、密度や反発性の定義がなく、客観的に仕様の優劣がわかりづらいです。(ウレタンフォームは「密度(D)」によって耐久性が分かり、「反発弾性率」という数値によって反発性の高さが客観的に分かります)

要するに、ファイバーマットレスはスペックの比較が難しいので、現状では販売実績が豊富な商品を選ぶことが、まずは失敗しにくいコツだと思います。

よって、この記事ではファイバー素材の有名どころ「エアファイバー®(エアウィーヴ)」「ブレスエアー®(東洋紡)」「ライトウェーブ®(モーブル)」を中心におすすめ商品をご紹介させていただきました。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。