
この記事では、ベッド業界歴15年以上の私が、中学生におすすめのベッドの選び方をご紹介します。
中学生になると、体格の成長に加えて、教科書・部活用品・趣味の道具など持ち物も増えてきます。男子・女子を問わず、子供部屋の広さや使い方に合わせて、ベッドとマットレスを選ぶことが大切です。ぜひ参考にしてくださいね。
椚 大輔(くぬぎ だいすけ) ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。> プロフィールはこちら目次
まずはサイズ選びが重要

中学生のベッド選びで、まず大切なのはサイズです。
なお、ベッドにおけるサイズは「マットレスのサイズ」を指します。※ベッドフレームは商品によって寸法が異なるため
おすすめの考え方は「シングルが基準、睡眠重視ならセミダブル」
一人用サイズで考えると、セミシングル・シングル・セミダブルのいずれかが基本です。
| セミシングル(幅80cm) | シングル(幅97cm) | セミダブル(幅120cm) |
|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
中学生用のベッドはシングルサイズ(幅97cm)を基準に考えましょう。1人用として選びやすく、商品の選択肢も多いサイズです。
一方、快適性を重視するならセミダブル(幅120cm)も検討しましょう。寝返りがしやすく、体が大きくなってきた男子や、ゆったり眠りたい女子にも向いています。
反対に、子供部屋が狭く、できるだけコンパクトに置きたい場合はセミシングル(幅80cm前後)も選択肢です。
身長によっては「ロング丈」「ショート丈」も検討
| ショート丈 | 通常丈 | ロング丈 |
|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
また、ベッド(マットレス)の通常の長さは195cmですが、身長が高い(今後伸びそうな)お子様の場合は、長さ205cm以上のロング丈も検討すると良いでしょう。
反対に、小柄なお子様や部屋を広く使いたい場合は、長さ約180cmのショート丈も選択肢になります。
ベッドの種類とおすすめ

マットレスは直置きでも使えなくはありませんが、基本的にはベッドフレームに載せて使うことをおすすめします。
理由は、通気性・ホコリ対策・使い勝手・見た目の面でメリットがあるからです。
特に床から30cm程度まではホコリが滞留しやすいゾーンとも言われているため、衛生面を考えると、子供用マットレスはベッドフレームの上で使う方が良いでしょう。
中学生におすすめのベッドの種類は、主に以下の3つです。
1. 収納付きベッド

中学生になると、教科書・参考書・制服・部活用品・趣味の道具など、子供部屋に置くものが一気に増えます。そのため、ベッド下を収納スペースとして使える引き出し収納ベッドは、部屋をすっきり見せやすいことが魅力です。
また、チェストベッドは、引き出しの数や容量が多く、長物収納スペースを備えた商品もあります。荷物が多いお子様や、クローゼットが小さい子供部屋には特に合いやすいでしょう。
| 引き出し収納ベッド | チェストベッド(大容量収納ベッド) |
|---|---|
![]() |
![]() |
ただし、収納付きベッドは構造が複雑になりやすく、商品によっては組み立てが大変です。
また、床板下に空間が少ないため、すのこベッドに比べると通気性は落ちやすい傾向があります。汗をかきやすいお子様の場合は、マットレスの湿気対策も併せて考えましょう。
2. すのこベッド

できるだけシンプルで、価格を抑えたい場合はすのこベッドがおすすめです。
すのこベッドとは、マットレスを置く床板部分が、隙間のある「すのこ状」になっているベッドのことです。床板に隙間があることで、寝ている間に発生する汗や水蒸気を逃がしやすく、マットレスの湿気対策に役立ちます。
また、引き出しなどの機能がない分、構造がシンプルで、低価格な商品が多いこともメリットです。デザインもすっきりしたものが多いため、男子・女子どちらの子供部屋にも合わせやすいでしょう。
一方で、収納力は基本的にありません。荷物が多い場合は、ベッド下に収納ケースを置ける脚高タイプを選ぶか、別途チェストやラックを用意するのがおすすめです。
3. ロフトベッド

子供部屋のスペースを有効活用したいなら、ロフトベッドも選択肢に挙がります。
ロフトベッドは、寝床を高い位置に上げることで、ベッド下のスペースを活用できるベッドです。
中学生になると、勉強机・本棚・部活用品・趣味の道具など、部屋に置きたいものが増えると思います。そのため、ロフトベッドは「寝る場所」と「生活スペース」を分けたい場合に有効な選択肢と言えるでしょう。
ただし、ロフトベッドは安全上の理由で、厚めのマットレスが置きにくい(厚さ10cm以下が推奨されることが多い)ため、寝心地を追求しにくいです。また、高さがあることで、揺れやきしみを感じやすいことも懸念点です。
ベッドフレームの種類はいろいろあるので、以下の記事もご参考にしてくださいね。
・
・
・
中学生におすすめのマットレスの選び方

ベッドフレームも大切ですが、睡眠に大きな影響を与えるのはマットレスです。
そのため、見た目や収納力だけでベッドを選ぶのではなく、マットレスの寝心地や硬さも重視しましょう。
コストパフォーマンスを考えると、中学生にはポケットコイルマットレスまたはウレタンマットレスがおすすめです。
| ポケットコイルマットレス | ウレタンマットレス |
|---|---|
![]() |
![]() |
ポケットコイルマットレスは、コイルがひとつずつ独立して体を支える構造です。体のラインに沿いやすく、寝返りもしやすい傾向があります。また、コイル構造のため通気性を確保しやすく、汗っかきのお子様には比較的選びやすいタイプです。
一方、ウレタンマットレスは、軽量で扱いやすい商品が多く、寝心地のバリエーションも豊富です。ただし、商品によっては蒸れやすいものもあるため、汗をかきやすい中学生の場合は、通気性やカバーの洗濯可否を確認しましょう。
硬さについては、基本的に柔らかすぎるマットレスは避けた方が無難です。体が沈み込みすぎると寝姿勢が崩れやすくなるため、成長期のお子様には、適度な反発力があり、寝返りしやすい硬さを選ぶと良いでしょう。
なお、男子・女子で必ず硬さを分ける必要はありません。体格・体重・寝姿勢・好みで合う硬さは変わります。迷った場合は、「少し硬め」くらいを基準に考えるのがおすすめです。
中学生におすすめのベッド 5つ
中学生用のベッドを選ぶ際は、ベッドフレームとマットレスをセット購入するのもおすすめです。
セットモデルは、メーカー側でベッドフレームとマットレスの相性を確認していることが多く、失敗しにくいことがメリットです。また、配送やアフターサービスもスムーズになりやすいです。
ただし、セットで選べるマットレスは標準的なものに限られることもあります。寝心地を追求したい場合は、ベッドフレームとマットレスを別々に選ぶのも良いでしょう。
1. neruco「USBポート付 引き出し収納ベッド ZESTO」
| メーカー | ネルコンシェルジュ neruco |
|---|---|
| ベッドタイプ | 引き出し収納ベッド |
| サイズ | セミシングル~キング |
| 価格 (シングル) |
21,990円 |
格安収納付きベッドの決定版
ZESTOは、nerucoと当サイト(椚大輔のベッド選び)が共同開発した収納ベッドです。
中学生におすすめしやすいポイントは、収納力・デザイン・使いやすさのバランスです。ベッド下に引き出し収納があるため、荷物を整理しやすく、子供部屋をすっきり使いやすくなります。
また、収納付きベッドでありながら、すのこ床板を採用している点も魅力です。一般的な収納ベッドは通気性が弱点になりやすいですが、ZESTOは湿気対策にも配慮された構造なので、汗をかきやすい中学生にも選びやすいでしょう。
デザインはシンプルでカラーバリエーションも豊富なので、男子部屋にも女子部屋にも合わせやすいと思います。さらに、サイズも豊富で、ショートサイズやロングサイズも選べるので身長に応じてご検討ください。
合わせるマットレスは「バリューポケットコイル」がおすすめ
ZESTOに合わせるなら、セットで選べる「バリューポケットコイル(厚さ20cm)」がおすすめです。

バリューポケットコイル
厚さ20cmのポケットコイルマットレスで、価格を抑えながらも豊かなクッション性を感じられる寝心地です。側面はメッシュ仕様のため、通気性にも配慮されています。
中学生用としては、十分な厚みがあり、日常使いしやすいことがメリットです。硬さは「ふつう」程度なので、極端に硬い・柔らかい寝心地が苦手なお子様にも合わせやすいでしょう。
2. 源ベッド「国産ひのきすのこベッド TCB233」

| メーカー | 源ベッド |
|---|---|
| タイプ | すのこベッド |
| サイズ | シングル~ダブル |
| 価格 (シングル) |
44,900円 |
国産の安心感が欲しい人におすすめ
源ベッド「TCB233」は、国産ひのきを使ったすのこベッドです。(価格は4万円台~)
中学生におすすめできる理由は、シンプルで長く使いやすいことです。ひのき素材の落ち着いた雰囲気は、高校生・大学生以降の部屋にも合わせやすいでしょう。
すのこ構造のため通気性が良く、湿気がこもりにくい点も魅力です。一方、収納付きではないため、収納力を重視する場合は別途収納ケースなどが必要です。
合わせるマットレスは「夜香ハイグレード2」がおすすめ
TCB233に合わせるなら、セットで選べる源ベッドの「夜香ハイグレード2」がおすすめです。

夜香ハイグレード2
夜香ハイグレード2は、国産ポケットコイルマットレスで、硬さをソフト・レギュラー・ハードの3種類から選べることが特徴です。レギュラーは「やや硬め」程度の寝心地で、多くの人に合わせやすいバランスです。
中学生用としては、基本的にレギュラーを基準に考えると良いでしょう。体が小柄で横向き寝が多い女子ならソフト、大柄な男子や硬めの寝心地が好きなお子様ならハードも選択肢です。
レビュー記事はこちら
3. neruco「すのこベッドBanon」
| メーカー | ネルコンシェルジュ neruco |
|---|---|
| ベッドタイプ | すのこベッド |
| サイズ | セミシングル~キング |
| 価格 (シングル) |
16,990円 |
シンプルで使い勝手よし!耐久性も抜群
Banon(バノン)は、シンプル・頑丈・低価格が魅力のすのこベッドです。
中学生におすすめしやすいポイントは、頑丈さと扱いやすさです。すのこ下に極太の板を追加した構造で、耐荷重は350kgと高めに設計されています。成長期の男子や、体格がしっかりしてきたお子様にも選びやすいでしょう。
また、ヘッドボードや引き出しがないシンプルなデザインなので、子供部屋に置いても圧迫感が少なく、男子・女子どちらの部屋にも合わせやすいです。高さ調節も可能で、ベッド下を収納スペースとして使ったり、低めにして部屋を広く見せたりできます。
一方で、棚やコンセント、引き出し収納はありません。スマホや目覚まし時計を置きたい場合は、サイドテーブルを別途用意すると使いやすいでしょう。
合わせるマットレスは「バリューポケットコイル」
Banonに合わせるマットレスとしても、セットで選べる「バリューポケットコイル(厚さ20cm)」は相性が良いです。

Banonに設置したバリューポケットコイル
Banonは床板がすのこ仕様で通気性が良いため、ポケットコイルマットレスと組み合わせることで、湿気対策をしやすいベッド環境になります。
レビュー記事はこちら
4. コアラ「ミライカスタムベッドフレーム」

| メーカー | コアラスリープ |
|---|---|
| ベッドタイプ | すのこベッド |
| サイズ | シングル~キング |
| 価格 (シングル) |
49,900円 |
120日のお試し期間付き
コアラの「ミライカスタムベッドフレーム」は、ライフステージに合わせて使いやすいシンプルなすのこベッドです。なお、コアラといえば120日のお試し期間付きで、マットレス・ベッドフレームなど寝具一式(一部商品除く)をリスク少なく試すことが可能です。
特徴は、3段階の高さ調節ができることです。低めにすれば圧迫感を抑えやすく、高めにすればベッド下を収納スペースとして活用できます。
また、角が丸く加工されているため、見た目もやさしく、ぶつかったときのケガのリスクを抑えやすい点も魅力です。子供部屋に置くベッドとして、安心感のあるデザインと言えるでしょう。
さらに、工具なしで組み立てられる点も大きなメリットです。引っ越しや模様替えの際にも扱いやすく、中学生から高校生以降まで長く使いやすいベッドです。
合わせるマットレスは「コアラマットレスプラス PLUS」がおすすめ
ミライカスタムベッドフレームに合わせるなら、「コアラマットレスプラス PLUS」がおすすめです。

コアラマットレスプラス PLUS
コアラマットレスプラス PLUSは、トッパーを入れ替えることで硬さ調節ができる点が特徴です。さらに、カバーは洗濯可能で、夏・冬で使い分けられるリバーシブル仕様です。
中学生は成長によって体格や寝心地の好みが変わることがあります。その点、硬さを調節できるマットレスは、長く使いやすい選択肢です。
また、一般的にウレタンマットレスは湿気がこもりやすいですが、コアラマットレスプラス PLUSは蒸れ対策として冷感素材「PolarBands」を選べる点もメリットです。
5. RASIK「日本製 引き出し5杯大容量ベッド」

| ショップ | RASIK(ラシク) |
|---|---|
| ベッドタイプ | チェストベッド (大容量収納ベッド) |
| サイズ | セミシングル~セミダブル |
| 価格 (シングル) |
66,980円(組立設置付き) ※12%OFFクーポンでさらにお得 |
国産チェストで素晴らしいコスパ
RASIKの「日本製 引き出し5杯大容量ベッド」は、収納力を重視したい中学生におすすめのチェストベッドです。
浅型4杯+深型1杯の引き出し収納に加えて、長物収納スペースも備えているため、子供部屋の荷物をしっかり整理しやすい構造です。
また、日本製で丁寧なつくりであること、組立設置サービスが付いていることもメリットです。チェストベッドはパーツが重く、組み立てが大変になりやすいので、設置まで任せられるのは大きな安心材料です。
ただし、チェストベッドは床面が高くなりやすいため、厚すぎるマットレスを合わせにくい点には注意しましょう。
合わせるマットレスは「日本製薄型ポケットコイルマットレス」がおすすめ
このベッドに合わせるなら、セットで選べる「日本製薄型ポケットコイルマットレス」がおすすめです。(このマットレスは私は実物を試したことはないので、あくまで仕様上の話です)
厚さ12cmの薄型タイプなので、チェストベッドと組み合わせても寝床が高くなりすぎにくいことがメリットです。また、マット内部の蒸れを防ぐ通気孔が付いているため、汗をかきやすい中学生にも使いやすいでしょう。
ただし、厚さ12cmの薄型マットレスは、20cm以上の本格的なマットレスに比べるとクッション性や底付き感の面で差が出ることがあります。寝心地をより重視したい場合は、必要に応じてマットレストッパーなどで調整するのもおすすめです。
| ショップ | RASIK(ラシク) |
|---|---|
| ベッドタイプ | チェストベッド (大容量収納ベッド) |
| サイズ | セミシングル~セミダブル |
| 価格 (シングル) |
66,980円(組立設置付き) ※12%OFFクーポンでさらにお得 |
・
・
・
シーツやパッドを使ってメンテナンス性を高めることも重要

中学生のベッド・マットレス選びでは、寝心地だけでなく清潔に使いやすいことも大切です。
特に汗をかきやすいお子様は、マットレスが不衛生になりやすいため、敷パッドやシーツを活用しましょう。こまめに洗濯でき、吸湿性・調湿性の高い素材なら蒸れ対策にもつながります。
さらに、防水シーツやマットレスプロテクターを併用すると、汗や皮脂、飲み物のこぼれなどがマットレス内部に浸透するリスクを抑えやすいです。ただし、防水性が高いものは蒸れやすい場合もあるため、透湿性や肌触りも確認して選ぶと良いでしょう。
まとめ

以上、中学生におすすめのベッド・マットレスの選び方をご紹介しました。
中学生のベッドは、まずシングルサイズを基準に、快適性を重視するならセミダブル、部屋を広く使いたいならセミシングルやショート丈も検討しましょう。
ベッドの種類は、荷物が多いなら収納付きベッド、通気性や価格を重視するならすのこベッド、省スペース性を重視するならロフトベッドがおすすめです。
また、睡眠に直結するのはマットレスです。硬さ・通気性・寝返りのしやすさを確認し、汗をかきやすいお子様にはポケットコイルマットレスを中心に検討すると良いでしょう。
男子・女子を問わず、子供部屋の広さ、体格、荷物の量、将来の使い方まで考えて選ぶことが大切です。さらに、敷パッドやシーツ、防水シーツなどを活用し、清潔に使いやすい環境を整えることもご検討ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。














