
高反発マットレスを徹底解説
実は、高反発マットレスは間違った認識や解説も多いので、選ぶのに注意が必要なマットレスです。
この記事ではマットレス業界歴15年以上の私が、高反発マットレスについて正しい知識と選び方をご紹介します。ぜひご参考にしてくださいね。※おすすめ高反発マットレスはこちら(ページ内)
著者情報
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目次
高反発マットレスとは?
高反発マットレスとは、跳ね返す力が強いマットレスです。
高反発マットレスの主なメリットは以下の2点です。
- 寝姿勢保持性が良い
- 寝返りしやすい
1. 寝姿勢保持性が良い
高反発は沈み込みにくいので、人間が立っている状態と近い骨格を支えられます。これを専門用語で「寝姿勢保持(ねしせいほじ)」と言います。
寝姿勢保持の目的は、人体のS字カーブ「生理湾曲」を維持することです。
腰が沈み込みすぎるとカーブ(生理湾曲)が変わろうとし、周囲の筋肉も緊張したままのため、起きたら体が痛くなることもあります。

なお、これは特に低反発マットレスで寝た時に感じるデメリットで、高反発マットレスは低反発のデメリットを解消するコンセプトで作られています。
2. 寝返りしやすい
高反発マットレスは、元に戻ろうとする力が強いため、体の動きをサポートします。簡単に体が動かしやすいので寝返りをスムーズに打てることが特長です。

人は一晩のうちに約20回ほどの寝返りを繰り返します。寝返りは、血液の循環を良くしたり、温度調節や蒸れを解消するために必要な動作です。
高反発マットレスはこんな人におすすめ
仰向き寝が中心の人
高反発マットレスのメリットのひとつ「寝姿勢保持」とは、基本的に仰向きの寝姿勢が前提です。
別の言い方をすると「立っている姿勢のような状態を作るには、仰向きになる必要がある」ということです。※横向きの寝姿勢では、背骨のカーブを保持するのは難しいです
要するに、高反発のメリットを最大限享受できるのは仰向きの寝姿勢と言えるでしょう。
寝苦しく感じている人
今使っている寝具(敷き布団・マットレス)で、思うように寝返りが打てずに、寝苦しく感じている人は高反発マットレスがおすすめです。
高い反発性によってストレスなく寝返りが打てることで、温度や蒸れの調節がスムーズになり、快適な睡眠に繋がります。
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高反発マットレスの代表メーカーは?
高反発マットレスと言えば、世界的には「マニフレックス」、日本市場では「エアウィーヴ」が有名です。
1. マニフレックス
マニフレックスは約100カ国に輸出され、3,500万人以上のユーザーに使われている世界最大級のイタリアの寝具ブランドです。
「高反発」という言葉を初めて使ったことでも有名で、マニフレックスのマットレスは「エリオセル®」という高反発フォームを使用しています。

一般的なウレタンフォームを作る際には、フロンガスで発泡しますが、エリオセル®は水で発泡するので、焼却時に有毒な物質が出ません。このように「環境問題への意識の高さ」がブランドとしての大きな特徴です。
2. エアウィーヴ
エアウィーヴは「ファイバーマットレス」を中心に展開している日本の寝具ブランドです。創業は2004年なので、他のメーカーに比べると新しい企業です。

有名スポーツ選手などを起用した広告で認知度を高め、マットレス市場全体の客単価を高めたと言われています。
エアウィーヴの前身は、釣り糸や漁網を作る機械のメーカーでした。釣り糸などに使われている素材(ポリエチレン)を網目状に固めたときの反発性・通気性などに着目し、エアウィーヴが完成したとのことです。
高反発マットレスの素材
「高反発マットレス」と呼ばれている商品は、基本的に以下の素材のいずれかを使用しています。
- 高反発ウレタン
- ファイバー
1. 高反発ウレタンフォーム
高反発といえば「高反発(高弾性)ウレタンフォーム」です。
絶妙な硬さ(やわらかさ)が調節しやすく、後述するファイバー素材よりも体圧分散性・寝姿勢保持性の性能が優れていることが多いです。
一方、蒸れやすさという点はファイバーよりも劣っています。
また、メーカーや商品によって、ウレタンの品質が大きく異なるため、寝心地に差が出やすいことも要注意です。

高反発ウレタンフォームは、JIS規格(JIS K 6400-3)で定められていることもあり、高反発の主役のような存在です。
2. ファイバー
ファイバーは、ポリエチレンやポリエステルを水の中で編み込んで固めた素材です。さまざまな方向に反発力が働くため、寝返りがしやすいです。

ほとんど空気の層でできているので通気性が圧倒的に高く、商品によっては洗える場合もあります。
一方、基本的には熱には強くないので、電気毛布などの使用や天日干しはNGの場合が多いです。なお、寝心地は基本的に「硬め」です。

ファイバーは復元率が低いのでヘタリやすいですが、硬さが変わりにくいというメリットがあります。
高反発ウレタンとファイバーの反発性の違い
高反発ウレタンフォームはフォーム全体で押し上げるのに対して、ファイバーは細かな繊維ひとつひとつが別の方向に押し上げるので、反発性の感じ方が違います。
結果的に、高反発ウレタンフォームは寝姿勢保持に強く、ファイバーは寝返りサポートに強い傾向があります。
素材 | 高反発ウレタン | ファイバー |
---|---|---|
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得意 | 寝姿勢保持 | 寝返りサポート |
以上を踏まえ、それぞれの特性の傾向をまとめると以下のような感じです。
素材 | 高反発ウレタン | ファイバー |
---|---|---|
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体圧分散 | 〇~◎ (硬さによる) |
△ |
寝姿勢保持 | ◎ | 〇 |
寝返りサポート | 〇 | ◎ |
通気性 | △ | ◎ |
耐久性 | 〇 | △ |
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高反発と低反発の違い
高反発マットレスの対極にあるのが、低反発マットレスです。
高反発は跳ね返す力が強く、低反発は跳ね返す力が弱い(衝撃を吸収する性質が強い)ことが大きな違いです。
特徴を簡単にまとめると以下のとおりです。
タイプ | 高反発 | 低反発 |
---|---|---|
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特性 | 跳ね返す力が強い | 衝撃を吸収する |
寝姿勢保持 | 〇 | △ |
寝返りサポート | 〇 | △ |
衝撃吸収性 | △ | 〇 |
フィット感の高さ | △ | 〇 |
推奨の寝姿勢 | 仰向き | 横向き |
推奨の体重 | ふつう~重め | 軽め~ふつう |
高反発と低反発、どっちが良い?
迷ったら高反発の方が失敗は少ないと思います。
なぜなら、高反発は、低反発の「沈み込みやすい」というデメリットを解消する目的で生まれた素材だからです。
体が沈み込み過ぎると寝姿勢が崩れたり、寝返りが打ちづらい、蒸れやすいなど、いろいろなマイナスの影響が生まれます。
しかしながら、低反発ならではのじんわりしたフィット感や体圧分散性の高さに心地よさを感じる人もいるので、最終的には好みの問題になります。

高反発と低反発の違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
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高反発マットレスを選ぶポイント(5つ)
- 偽物の高反発ウレタンに注意
- 硬さ
- 耐久性
- 厚さ
- 折りたたみの必要性
1. 偽物の高反発ウレタンに注意(反発弾性率50%以上を選ぶ)
いきなり小難しい話で恐縮ですが、大事なポイントです。
高反発ウレタンフォームは、JIS規格では反発弾性率50%以上で「高反発(高弾性)ウレタン」としています。
そして、反発弾性率の違いによって、以下のとおりに分類されます。
分類 | 低反発 | 一般 | 高反発(高弾性) |
---|---|---|---|
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反発弾性率 | 15%未満 | 15~49% | 50%以上 |
特徴 | 衝撃吸収性が優れ、静かな寝心地が実現できる | ごく一般的なウレタンフォーム(ここに注意) | グッと押し返す弾力性によって、寝姿勢が整い、寝返りしやすい |
そして、注意して欲しいのが、一般ウレタン(15~49%)でも、「高反発マットレス」として販売されている場合があるということです。

なぜ、「偽物の高反発」が販売されているかというと、以下の2つが理由だと考えられます。
- 高反発(高弾性)ウレタンと一般ウレタンの見分けがつきづらいこと
- バイヤー・MDの知識不足(高反発=硬いマットレスという誤った認識)をもとにした商品開発
こうした背景によって『低反発(反発弾性率15%未満)でないから高反発!』という間違った情報が、日本市場において既成事実となってしまいました。
そして、結果的に高反発じゃないのに「高反発マットレス」として販売されてしまっていることが多いのです。

一般ウレタンと高反発ウレタンでは寝心地がかなり違います。
「高反発」という言葉を使っているマットレスは、しっかりと反発弾性率(50%以上か)を調べましょう。
2. 硬さの選び方
マットレス選びは硬さが重要です。
ちなみに「高反発マットレス=硬い」というイメージがあるかもしれませんが、反発力と硬さは別の話です。高反発でも柔らかい寝心地の商品もあります。
なお、ウレタンマットレスの硬さはニュートン(N)という単位で記しますが、ニュートン数(硬さ)と反発力は関係ないので、ご注意ください。
硬さを選ぶ目安としては、以下をご参考にしてください。
硬さ | ニュートン(高反発ウレタン) |
---|---|
硬め | 180N以上 |
やや硬め | 160N前後 |
ふつう | 140N前後 |
やや柔らかめ | 120N前後 |
柔らかめ | 100N以下 |
なお、ファイバーは基本的に「硬め」です。ただし、商品によって部分的にやわらかく作ったりしているので、個別の判断となります。

迷ったら、150N~170Nくらいの少し硬めくらいの寝心地を選ぶと失敗は少ないでしょう。
3. 耐久性の選び方
ウレタンマットレスなら復元率や密度で耐久性が判断できますが、より正確なのは復元率です。
ウレタン仕様 | 意味と目安 |
---|---|
復元率 | 8万回圧縮後の形状の劣化テスト(96%以上が目安) |
密度 | ウレタンフォームの重量(30D以上が目安) |
ファイバーも耐久試験で復元率や硬さ低下率で測りますが、表示義務がないせいか、公表していない商品も多いです。
他には、耐熱性、端の加工などによっても耐久性が参考になります。
ファイバー仕様 | 意味と目安 |
---|---|
復元率 | 8万回圧縮後の形状劣化(90%以上が目安) |
硬さ低下率 | 8万回圧縮後の硬さのキープ率(80%以上が目安) |
耐熱性 | 熱に強いか(電気毛布などの使用が可能か) |
端の加工 | ファイバーは端から千切れやすいので、端が固められた加工がある方が耐久性は高い |

これらの項目を、耐久性を比較する際のチェックポイントにしてみてくださいね。
4. 厚さの選び方
高反発マットレスとして販売されている商品の中には、厳密には「マットレストッパー」として使うべき商品もあります。

トッパーとはマットレスの上に敷いて寝心地を調節する寝具のことで、トッパー単体では薄すぎるため、底付きを感じてまともに寝られません。
気になった商品が単体利用できるか、しっかり販売ページでチェックしましょう。

基本的に10cm前後以上のマットレスなら底付きを感じず、単品で利用できます。(もちろん構造・品質によります)。
5. 折りたたみの必要性
高反発マットレスには、3つや4つのブロックに分かれた「折りたたみタイプ」も多いです。
折りたたみタイプは収納しやすく便利ですが、寝たときの支持面が分断されているため、寝心地の悪さ・耐久性の低さというデメリットがあります。
どうしても折りたたんで収納・移動などをしたい人以外は、1枚もののマットレスを選ぶことをおすすめします。
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迷ったらコレ!本当におすすめの高反発マットレス 5つ

これぞ高反発マットレス!という寝心地のおすすめ商品を集めました。
1. リフレーションジャパン「SOMRESTAマットレスPREMIUM」
グッドデザイン賞受賞・抜群の耐久性と反発性
寝具業界に20年ほど精通したプロが立ち上げた高品質ウレタンマットレスブランド。超高密度のウレタンフォームを使用し、従来の3倍(24万回)の圧縮テストでも復元率99.6%を誇る抜群の耐久性が特長です。
高い反発性によって寝返りしやすく、カバーの衛生性も優れ、折りたたんで収納できる機能性の高さも魅力です。なお、2020年グッドデザイン賞を受賞しました。

SOMRESTAといえば高品質なウレタンフォームです。弾力がすごくて、質が良い筋肉の塊のような感触をしています。
反発弾性率 | 60% |
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硬さ(N) | 154N(やや硬め) |
復元率 | 24万回で99.6% |
その他 | 両面仕様、抗菌防臭・防ダニ |
サイズ | シングル~ワイドダブル |
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クッション材 | 高反発ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) |
59,800円 |
2. 源ベッド「咲夜ハイフィール」
寝心地・感触の良さを追求
当サイト(運営:株式会社悠デザイン)と、国産ベッドメーカー「源ベッド」が共同開発した薄型マットレス。
『薄型マットレスとは思えない至高の寝心地』を目指し、薄型タイプでは珍しい3層構造を採用し、表層には超高密度・高反発フォームを使用しています。

薄いのにベッドマットレス(厚さ25cmレベル)のような奥行きを感じられる寝心地です。
反発弾性率 | 60% ※1層目 |
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硬さ | ふつう |
復元率 | 80,000回で98.6%(JIS) |
その他 | 抗菌防臭・防ダニ |
サイズ | シングル~ダブル |
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クッション材 | 3層ウレタンフォーム |
価格 (Sサイズ) |
39,900円 |
3. マニフレックス「サステナブルウイング」
定番の三つ折りマットレス
マニフレックスの中で特に人気の三つ折りマットレス。「サステナブル」とあるとおり、環境問題を意識した商品です。芯材のエリオセル®(高反発フォーム)は水で発泡しているため燃やしても有毒ガスを発生させません。
肝心の寝心地も、マニフレックスならではの高反発らしい寝姿勢をしっかり支えるサポート力や、寝返りの打ちやすさといった特徴も実現され、満足感が高い仕上がりです。

そのままでも十分寝られる寝心地ですが、トッパー(特にクールトッパー)を敷くことで完成度がグッと高まるマットレスだと思います。
エリオセル®の反発弾性率は約40%(当サイト測定値)なので、JIS規定上では「高反発」に分類されませんが、「戻るスピード」よりも「戻る力」を重視した高反発素材です。よって、寝返りサポート性よりも、寝姿勢保持性が優れていることが特徴です。
反発弾性率 | 約40% |
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硬さ(N) | 硬め(170N) |
復元率 | 非公表(密度31D) |
その他 | 7年保証 |
サイズ | シングル~ダブル |
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クッション材 | エリオセル® |
価格 (Sサイズ) |
38,500円 |
4. エアウィーヴ「S03」
エアウィーヴで選ぶならコレ
表と裏で寝心地が異なるエアファイバーを搭載したマットレス。エアファイバーが3分割になっているので、体の部位ごとに寝心地を調整できます。
エアウィーヴのマットレスは一般的なマットレスに比べてやや硬めの寝心地なので、柔らかく微調整できるという点は大きなメリットでしょう。

ファイバーらしい寝心地を存分に味わえるマットレスです。
硬さ | 硬め |
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反発弾性率 | 非公表 |
復元率 | 非公表 |
耐熱性 | △(ポリエチレン) |
サイズ | シングル~クイーン |
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クッション材 | ファイバー(ポリエチレン) |
価格 (Sサイズ) |
198,000円 |
5. フランスベッド「LT-7700」
ファイバー×スプリングコイル
フランスベッドの基幹マットレスシリーズ「ライフトリートメント(LT)」の中のハイグレードモデル。
ただでさえ寝返りが打ちやすい高密度連続スプリング®にファイバー素材「ブレスエアー®」を詰め物に搭載し、高い反発力と寝姿勢保持性の良さが発揮されています。

他にも、高衛生な除菌糸(アグリーザ®)を使用した生地に加え、プロ・ウォール®(両端が落ち込みにくい構造)など、フランスベッドが持ち合わせている機能性を集約した代表的なマットレスです。
硬さ | やや硬め |
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反発弾性率 | 非公表 |
復元率 | 非公表 |
耐熱性 | 〇(ポリエチレンファイバー) |
サイズ | セミシングル~クイーン ※ロングサイズあり |
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クッション材 | 高密度連続スプリング® |
価格 (Sサイズ) |
231,000円 →クーポン利用で10%OFF |
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その他、高反発マットレスの情報
1. 単層か多層、どっちが良い?
単層(1層) | 多層(3層) |
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人間工学において、「弾性の三層構造」という考え方があり、簡単に言うと「多層構造によって寝心地が高められる」といった主旨です。※参考:インテリアの人間工学(小原二郎)
まさにその通りで、基本的には多層構造の方がバランスが良い寝心地を作りやすいですが、高反発マットレスにおいては、せっかくの反発性を感じにくくなることもあるのでご注意ください。
例えば、1層目で高反発フォーム、2層目で低反発フォームと構造の場合、いわゆる高反発らしい跳ね返りの強さが感じにくくなります。(低反発フォームの影響により)
しかしながら、この辺りは好みの問題です。寝心地のバランスの良さという点では、多層構造の方が実現はしやすいです。

「寝心地のバランス」とは、寝姿勢保持・体圧分散・寝返りサポート・衝撃吸収といったマットレスの基本性能のことを言っています。
高反発素材は、寝姿勢保持、寝返りサポートは得意ですが、低反発フォームなどの方が、体圧分散、衝撃吸収は得意な傾向があります。
2. 高反発マットレスとスプリングマットレスの違い
スプリングマットレスとは、クッション材にバネを使ったマットレスのことです。
スプリングマットレスの反発性は詰め物の素材によって変わります。つまり、スプリングマットレスの中にも高反発マットレスがあるということです。


基本的にスプリング(バネ)は、反発性が高めなので、低反発フォームなどを詰め物に使っていない限り、スプリングコイル=高反発マットレスと言ってもそこまで差し支えないでしょう。
3. 低価格の高反発マットレスには要注意
本物の高反発ウレタンマットレスは、どんなに安くてもシングルサイズで3万円くらいはします。
しかし世の中では、数千円で買える高反発マットレスとして販売されている商品がとても多いです。
その理由は、この記事ですでにご紹介したとおり「偽物の高反発問題」で、一般ウレタンを『低反発じゃないから高反発と呼んで売ってしまおう』というメーカーの誤り(もしくは策略)です。

もちろん、「一般ウレタン=悪い」というわけではありませんが、高反発ウレタンのような反発力は感じられないのでご注意ください。
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まとめ
高反発マットレスをご紹介しました。
高反発マットレスとは、跳ね返す力が強いマットレスのことで、高反発ウレタンフォーム(反発弾性率50%以上)や、ファイバーなどの素材を使用していることが特徴です。
体が沈み込んでから押し上げる力が強いため、寝姿勢保持性が良く、体の動きへの反応も良いので、寝返りをサポートしてくれることがメリットです。
大きなデメリットはありませんが、人によっては硬く感じる場合もあるでしょう。(反発性と硬さは関係ありませんが、押し上げる力によって圧力を感じる場合もあります)
特に今寝ているマットレスが沈み込みやすかったり、寝苦しく感じる人は高反発マットレスをご検討いただくと良いと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

マットレス選びに迷ったら、よろしければお気軽にお問い合わせくださいね。