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なるべく安くベッドを買いたい人、必見!
新しい生活を始める時は引越し費用など色々とお金がかかりますよね。
この記事ではベッドメーカーに勤めていた筆者が1万円台以下から買える格安ベッド(フレーム&マットレス)を特集します。
前半では安く買うコツをお伝えし、後半でおすすめの格安ベッドやマットレスをご紹介しています。
『早くおすすめのベッドを知りたい』という方は下記ボタンを押すとその場所にジャンプするのでご参考くださいね。
特に2022年以降は価格高騰がずっと続いている状態です。よって、なるべく安く買いたい人は早めのご検討をおすすめします。
この記事を書いた人
【公平性について】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。ただし、おすすめ商品および掲載位置はメーカーの関与はなく、当サイト独自の評価方法を基に決めているのでご安心ください。
目次
- 【お得】当サイト限定クーポン
- 安いベッドと高級ベッド、その違いは?
- 安いベッドフレームの種類は?
- 1万円で買えないベッドの種類は?
- 【厳選】1万円台以下で買えるおすすめの格安ベッドフレーム 10選
- 1. neruco「USBポート付き収納ベッド ZESTO」※当サイト特別モデル
- 2. RASIK(ラシク)「一枚板ヘッドボードのフロアベッド」
- 3. neruco「北欧風シンプルすのこベッド Banon」
- 4. RASIK(ラシク)「棚付きロータイプすのこベッド Etany」
- 5. RASIK「パイン材すのこベッド Aerus アエラス」
- 6. RASIK「アイアンベッド『Linique リニーク』」
- 7. LOWYA「ロースタイルすのこベッド」
- 8. エアリゾーム「異素材Mixベッド REC」
- 9. neruco「省スペース北欧テイスト収納ベッドTIINA 2」
- 10. RASIK(ラシク)「大容量640L収納ベッド」
- 安いマットレスの特徴とは?
- 【厳選】1万円台で買えるおすすめの格安マットレス 3選
- 安く買いたいならネット通販がおすすめ
- 【厳選】格安ベッドが買えるおすすめネットショップ 2選
- シングル?ダブル?おすすめのサイズとは
- まとめ
【お得】当サイト限定クーポン
当サイトをご覧になっていただいた方のために、複数のメーカーさんから特別クーポンをご提供いただきました。よろしければご活用くださいね。詳しくは以下のページをご確認ください。
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その中で、1万円台以下の格安ベッドを探している方におすすめなのは「RASIK(ラシク)」です。
メーカー直営店のため、一般的な価格設定よりも安い商品も多く、シンプルで飽きの来ない使い勝手が良いデザインが魅力です。ぜひご検討くださいね。
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安いベッドと高級ベッド、その違いは?
もちろん、格安ベッドと高級ベッドでは作りが同じわけではありません。
ベッドフレームの仕様で、差が出るのは主に以下の2点です。
- 素材
- 塗装
です。
1. 素材の違い
例えば木製ベッドフレームでいうと高級品は本物の天然木を使っていることが多いです。
一方、格安ベッドは木の質感に似せたプリント紙を使っていたりします。
プリント紙化粧繊維板 | 天然木(無垢材) |
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木の種類によっても価格は変わります。たとえば同じ天然木でもパインとウォールナットでは価格が全然違います。(ウォールナットの方が高い)
2. 塗装の違い
高級品はヘッドボードの裏まで塗装(背面化粧)することがほとんど。
一方、格安ベッドは見えないところを塗装していなかったりします。
背面が無塗装(格安) | 背面化粧(高級) |
---|---|
低価格ベッドの場合は、ほとんど壁付けが前提に作られているので、ご注意ください。
でも、実用上の大きな差はない
素材感にどこまでこだわるかは人それぞれですが、最近はプリント紙だからと言ってすぐ剥がれるような素材は使っていません。
また、ベッドは壁付けすることがほとんどですので、ヘッドボードの裏まで塗装していなくても実用上問題ありません。むしろ余計な塗装費用分、価格が安くなる方がよっぽどメリットがあるでしょう。
しかし、あまりにも安すぎるベッドと高級メーカーのベッドでは耐久性に差が出るので、本当にしっかりしたベッドを買いたいなら有名なベッドメーカーで買うことをおすすめします。
高級ベッドの特徴については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
安いベッドフレームの種類は?
ベッドフレームはいろいろな種類があります。
その中で1万円台でも買いやすいのは、すのこベッド、ローベッド、パイプベッド、収納付きベッド(完全組立品)などです。
1万円台でも買いやすいベッドの種類 | |
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①すのこベッド | ②ローベッド |
③パイプベッド | ④収納付きベッド |
⑤脚付きマットレス | ⑥ソファーベッド |
安いベッド① すのこベッド(レッグベッド)
すのこベッドとは「床板がすのこ仕様のベッド」のこと。通気性の良さと使い勝手の良さ(和布団でも合わせやすい など)が魅力です。
いろいろなタイプがありますが、上の画像のような脚付きタイプが一般的なので「レッグベッド(脚付きベッド)」と呼ばれることもあります。
すのこベッド(レッグベッド)は、比較的パーツが大きく組み立てがシンプルな傾向があるため、低価格で買いやすいです。
日本は高温多湿の環境のため、通気性が高いすのこベッドはまさに日本に適したベッドと言えるでしょう。
安いベッド② ローベッド(フロアベッド)
ローベッドとは「高さが低いベッド」のこと。床に近いところで寝るため「フロアベッド」とも呼ばれることがあります。
低いことによって、開放感が得られ、狭い部屋でも置きやすいことがメリットです。
ローベッドは脚や収納(引き出しなど)がないため、パーツがかなり少なく、原材料費や運送費が抑えられることで、低価格に買いやすいベッドです。
低い=安定感があるため、揺れにくく、きしみも感じにくいです。
安いベッド③ パイプベッド(スチールベッド)
パイプベッドとは「鉄製のベッド」のこと。「スチールベッド」「アイアンベッド」とも呼ばれることもあります。
軽量なわりに頑丈なことがメリット。一方、鉄のため揺れやすく、きしみやすい点がデメリットです。
原料の鉄鉱石は地球質量の30%とも言われ、たくさん採れるので材料費が安いので、低価格に買える傾向があります。
パイプベッドは特にメンズライクの部屋にぴったりです。
安いベッド④ 収納付きベッド(完全組立品)
収納付きベッドとは「引き出しなどの収納機能があるベッド」のこと。
ベッドが収納家具として使えるため、荷物が多い人におすすめです。
上記のベッド(すのこベッド・ローベッド・パイプベッド)よりも価格は高めですが、完全組立品の場合はギリギリ1万円台で買える商品もあります。
「完全組立」とは、ヘッドボードや引き出しのひとつひとつに至るまで、すべて組み立てが必要な構造のことで、コンパクトで配送できるため価格が安めですが、収納ベッドの場合は組み立てがかなり大変な点に注意が必要です。
収納付きベッドで1万円台から買える商品は、基本的に組み立てが大変(まるまる1日かかることもある)とお考え下さい。
安いベッド⑤ 脚付きマットレスベッド
脚付きマットレスベッドとは、名前のとおり「マットレスに脚を付けただけのシンプルなベッド」のこと。シンプルさが魅力です。
ただし、マットレスの自由度が低く(高品質なマットレスを選びにくい)ことや、マットレスの寿命=ベッドの寿命となる点に注意が必要です。
要するに、寝心地を追求しづらいことがデメリット。ですが、フレーム+マットレスが1万円台から揃えられると考えればコスパは抜群に良いです。
安いベッド⑥ ソファーベッド
ソファーベッドとは「ベッドに変形するソファー」のこと。
ソファーとベッドの両方の機能を兼ね備えた家具なので、『部屋が狭いけどソファーもベッドも置きたい』という人にぴったりです。
ただし、ベッドとしての寝心地は及第点(合格ライン)に満たない商品が多く、はっきり言ってしまうと、寝ることに関してはおすすめしにくいベッドです。
ソファー兼用は不衛生になりやすい点もデメリットです。あくまで来客などの臨時的な用途で使うことをおすすめします。
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1万円で買えないベッドの種類は?
一方、ベッドフレームの中で高価格帯な種類は、大型収納ベッド(チェストベッド・跳ね上げ式ベッド)や、ロフトベッド・二段ベッドなどです。
1万台では買えないベッドの種類 | |
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チェストベッド (大型収納) | 跳ね上げ式ベッド (大型収納) |
ロフトベッド | 二段ベッド |
高いベッド① チェストベッド(大型収納)
チェストベッドとは、引き出しが4~6杯ほどある大型収納タイプのベッドのこと。なお、「チェスト」とは「タンス」という意味なので、まさにタンスとベッドがくっついたような商品です。
大量の引き出しがあることで、荷物を細かく分けたり。整理整頓がしやすい点が魅力。
木材を大量に使うことや、引き出し部分がひとつの家具(BOX構造)になっている商品が多いため、価格は高めです。
チェストベッドの価格は、安い商品で4~5万円前後が相場です。
高いベッド② 跳ね上げ式ベッド(大型収納)
跳ね上げ式ベッドとは、床板を跳ね上げて収納スペースとして使えるベッドのこと。
引き出し付きの収納ベッドと異なり、引き出すスペースが必要ないため、狭い部屋でも置きやすい点が魅力です。
基本的に跳ね上げ機構がガス圧シリンダーを使っていることや、床板が大きいなどの理由で価格は高めです。
また、1人で組み立てができないため、業者による組立サービスをつけることがおすすめですが、そうしたオプションを付けることでより高価格になります。
跳ね上げ式ベッドの価格は、安い商品で6~7万円前後が相場です。
高いベッド③ ロフトベッド(システムベッド)
ロフトベッドとは、寝床の下に空間を設けたベッドのこと。なお、「ロフト(loft)」とは「屋根裏」という意味です。
ロフト下は勉強スペースや収納スペースとして活用でき、狭めの部屋でもたくさんの家具を置きたい人におすすめです。
大きいパーツが多く、さらに材料の量も多いため、価格は高めです。
ロフトベッドの価格は、安い商品で5万円前後が相場です。
高いベッド④ 二段ベッド
二段ベッドとは上下に連結するタイプのベッドです。兄弟・姉妹などで使うことが多いですね。
分割できるタイプも多いので、子どもの成長に合わせて部屋にレイアウトできます。学生寮や社員寮などにも人気です。
二段ベッドはロフトベッドと同じ理由(大きいパーツ・材料の量)で、価格は高めです。
二段ベッドの価格は、安い商品で5万円前後が相場です。
他にも「電動ベッド」や「連結ファミリーベッド」などは1万円台では買えません。
ベッドフレームの種類(メリット・デメリット)については、以下の記事で詳しくご紹介しているのでご参考くださいね。
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【厳選】1万円台以下で買えるおすすめの格安ベッドフレーム 10選
コストパフォーマンスが優れたおすすめの格安ベッドフレームをご紹介します。
※1万円台で買えるのはシングルサイズが中心です。セミダブルサイズ以上で1万円台のベッドは少ないです。
1. neruco「USBポート付き収納ベッド ZESTO」※当サイト特別モデル
「理想の低価格収納ベッド」を追求
ベッド専門店「neruco」さんと当サイトが共同開発したオリジナル収納ベッド。理想の収納ベッドを作ろう!という企画で、今回は「なるべく低価格、だけど使用感にこだわる」というコンセプトで完成したベッドです。
USBポート付きのコンセントがある使い勝手が良いヘッドボードが特徴で、価格はセミシングルサイズで19,990円からという引出し収納付きベッドとしては最安値レベルを実現。手前味噌ですが、相当コストパフォーマンスは優れていると思います。
サイズ | セミシングル~クイーン |
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カラー | ブラック、ホワイト |
価格 | 19,990円~ |
2. RASIK(ラシク)「一枚板ヘッドボードのフロアベッド」
最安値レベルのローベッド
無駄なものをそぎ落としたシンプルデザインのローベッド。ウォールナット柄がおしゃれです。ヘッドボードにコンセントなどがなく機能性はほとんどありませんが、パーツがかなり少ないため組立が簡単です。
サイズ | シングル~ダブル |
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カラー | ウォルナットブラウン、ナチュラル |
価格 | 10,980円~ |
3. neruco「北欧風シンプルすのこベッド Banon」
安くても安定感がある
フレームに極太の板を補強し、強靭な耐久性があるすのこベッド。きしみや揺れの心配がなく、安心して眠ることができます。高さ調節が4段階できることも魅力。サイズバリエーションが豊富で、コストパフォーマンスに優れたおすすめの逸品です。
サイズ | セミシングル~ダブル ※ショート丈あり |
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カラー | ナチュラル/ブラウン/ホワイト |
価格(税込) | 16,990円~ |
4. RASIK(ラシク)「棚付きロータイプすのこベッド Etany」
棚・コンセント付きで最安値レベル
シンプルデザインのローベッド。棚・コンセント付きのヘッドボードは使い勝手が良く、床面はすのこなので通気性が良いことも魅力です。
安価なローベッドでありがちなフレームのたわみを抑える「開き止めバー」も搭載。細かなところまで仕様にこだわりつつ、棚付きローベッドとしては最安値レベルのコスパ抜群の逸品です。
サイズ | シングル~ダブル |
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カラー | ブラック、ブラウン、ナチュラル、ホワイト、グレージュ |
価格(税込) | 14,980円~ |
5. RASIK「パイン材すのこベッド Aerus アエラス」
多機能×ハイコスパ
棚・コンセント付のすのこベッド。さらにサイドシェルフ(本棚)付き&2段階の高さ調節が可能で1万円台という、この仕様では破格とも言えるコストパフォーマンスの良さが光ります。
見た目もスタイリッシュなので、手軽にかっこいい部屋にしたい人におすすめの逸品です。
サイズ | シングル~ダブル |
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カラー | ブラック/ホワイト/ナチュラル/ブラウン |
価格 | 15,980 円 |
6. RASIK「アイアンベッド『Linique リニーク』」
ひと目惚れするデザイン性
ヴィンテージテイストたっぷりのおしゃれなパイプベッド。好きな人にはたまらないデザインでしょう。すのこには強度があるLVL(単板積層材)を使用し、ダブルサイズで耐荷重が200kgという頑丈さも魅力です。
サイズ | シングル~クイーン |
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カラー | ブラック |
価格 | 14,980円~ |
7. LOWYA「ロースタイルすのこベッド」
余白を楽しむすのこベッド
超ロースタイルのすのこベッド。サイドとフットの片面ずつに余白があるデザインで、小物などを置けておしゃれです。シンプルな構造のため超格安です。
サイズ | シングルのみ |
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カラー | ナチュラル(パイン) |
価格 | 7,990円 |
8. エアリゾーム「異素材Mixベッド REC」
おしゃれでイマドキ
木とスチールの組み合わせで少しヴィンテージっぽいテイストのベッド。床板はパイプ仕様なので通気性が良いです。木製部分は天然木パイン突板を使用し、自然な風合いも魅力。見た目がおしゃれでかっこよく、男女兼用で使えるデザインです。
サイズ | シングルのみ |
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カラー | ナチュラル/ブラウン |
価格 | 15,990円 |
9. neruco「省スペース北欧テイスト収納ベッドTIINA 2」
最安値レベルの収納ベッド
日本の住環境を考えてヘッドボードを薄くした収納ベッド。薄型のヘッドボードにはスマホやタブレットが立てかけやすく、コンセントも付いているので便利です。2杯の引き出し収納付きベッドの中では最安値レベル。
サイズ | シングル~ダブル |
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カラー | ブラウン/ホワイト |
価格 | 19,900円~ |
10. RASIK(ラシク)「大容量640L収納ベッド」
格安×大容量収納ならコレ
ベッド下が全面収納庫になった大型収納ベッド。引き出しタイプではないので、荷物がやや取り出しづらいですが、その分、大容量収納ベッドが低価格で買える点は大きなメリットです。「荷物が多いけど、ベッドに予算をかけられない」という人におすすめの逸品。
サイズ | シングルのみ |
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カラー | ブラウン/ホワイト/ナチュラル/ブラウン |
価格 | 22,980円~ ※15%クーポン「BED21」で19,533円~ |
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安いマットレスの特徴とは?
マットレスの安さにも理由があります。
安さの理由を知っておくことで、購入後のイメージ違いは少なくなると思いますので、安いマットレスの特徴をご紹介します。
安いマットレスの特徴
- 片面仕様
- 圧縮梱包
- 端が沈み込みやすい
- 詰め物が少なめ
1. 片面仕様
片面仕様とは、マットレスの表面にしか寝れない仕様のことです。
片面仕様のマットレスは詰め物を裏面に施していないので、その分低価格にしやすいのです。
ただし、表裏のローテーションができないことと、芯材(スプリング)にかかる荷重を分散しにくいという点で両面仕様よりも耐久性は劣ります。
2. 圧縮梱包
近年は物流費の高騰が激しく、マットレスのような大きい物体をそのまま輸送するとなるとかなり送料が高くなってしまいます。
そこで、低価格帯のマットレスでは、マットレスを圧縮させて梱包することで、梱包サイズを小さくして送料をカットして商品価格を下げるという工夫がされています。
3. 端が沈み込みやすい
主にスプリングコイルマットレスの話ですが、圧縮梱包にするために、マットレスの外周のワイヤーが搭載できなくなり、結果的に端部分が沈み込みやすくなることが多いです。
なお、この「沈み込みやすさ」を改善するために、外周のコイルのみ太めの線径(硬め)で構成している圧縮マットレスもあります。
4. 詰め物が少なめ
詰め物とは、マットレスの芯材(スプリング等)とカバー(側生地)の間に施されるウレタンフォームや綿のことです。
特に低価格帯のスプリングコイルマットレスは詰め物の量が少なかったり、品質が高くない場合もあり、そうした商品はバネ当たり(押すとバネの存在を感じること)があったりします。
バネ当たりが気になったら、厚手のパッドやマットレストッパーを使うことで寝心地は改善できます。
【注意】数千円は避けた方が良い
当サイトではいろいろなマットレスを検証してきましたが、基本的に数千円で買えるマットレスは避けた方が良いと思っています。
数千円くらいの商品は、特にバネ当たり・底付き感があり、快適に眠るための仕様を犠牲にされていることが多いと感じるからです。
どんなに安くても1万円前後からご検討いただき、安心できるレベルとしては2万円後半くらいからというのが実感値です。
格安価格のマットレスは、寝心地や耐久性において懸念点も多いです。
格安マットレスの選び方やおすすめ商品は、以下の記事で詳しくご紹介しているので、ご参考くださいね。
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【厳選】1万円台で買えるおすすめの格安マットレス 3選
睡眠の質はマットレスでほぼ決まります。できるだけ質の良いマットレスで眠りたいところです。
ここでは格安な価格帯で抜群のコストパフォーマンスを誇るマットレスをご紹介します。
1. neruco「バリューポケットコイルマットレス」(イチオシ)
コスパで選ぶならコレ
ベッド専門店「neruco(ネルコ)」のオリジナルマットレス。格安価格帯では珍しい高密度コイル(512個/S)仕様です。
しっかりとした詰め物が施されているのでバネ当たりがなく、豊かなクッション性が魅力。マットレスの側面はすべてメッシュ構造になっているので通気性も抜群です。
実際に寝てみた感想としては、ふんわりと支えられる感じで、どちらかというとソフトな寝心地のため特に女性に合いやすいですが、男性の筆者も心地よく感じました。
この優れた寝心地でシングルサイズで1万円台は利益が取れているか心配になるほどのコストパフォーマンスの良さを感じた逸品です。
サイズ | セミシングル~キング ※ショート丈・ロング丈あり |
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硬さ | ふつう |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 | 12,990円~ |
2. エアリゾーム「HOLLOW」(ピロートップ)
とくに女性におすすめ
インテリアショップ「エアリゾーム」のオリジナルピロートップマットレス。
ピロートップとはマットレスの上にクッションがついている仕様のことで、マットレスの体圧分散性を向上させます。高級ホテルにもピロートップタイプのマットレスは採用されていることも多いです。
左右一列のスプリングの線径を太くして端部分を強化しているため、沈み込みにくく、寝返りなどでも落下しにくい仕様となっています。寝心地はやわらかいのでどちらかというと女性におすすめです。ピロートップとしては格安価格。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | ややソフト |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 | 19,990円~ |
3. 快眠タイムズ「エコラテエリート 10cm三つ折りマットレス」
ウレタンマットレスで選ぶならコレ
寝具メーカーの篠原化学(愛知県)が運営する「快眠タイムズ」のオリジナル折りたたみマットレス。
凹凸構造のウレタンフォームによって、体当たりはふんわりとしつつ、沈み込んだらグッと押し返す反発性も兼ね備えています。
密度32D&復元率98%という仕様なので、1万円台で買える格安モデルとしては耐久性はかなり優れていると言え、さらに3か月のトライアル付きなので気軽に試せることもうれしいポイントです。
サイズ | シングル~クイーン |
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硬さ | やや硬め |
クッション材 | ポケットコイル |
価格 | 19,990円~ |
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安く買いたいならネット通販がおすすめ
ベッドを買うならネット通販(オンラインショップ)がおすすめです。
その理由は「安くて、種類が豊富」だからです。
よって、この記事でご紹介しているおすすめ商品はオンライン限定モデルが中心なのです。
通販は安いけど不安?
なんとなく「通販は安いけど不安」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実は通販で売っているベッドの品質は、店舗に売っている商品と大差はありません。
通販はその特徴上、価格を安くしやすいので低価格な商品が多いのです。
以下より、通販の安さの理由をご紹介します。
通販が安い理由とは?
通販の安さの主な理由は以下の3つです。
通販が安い理由
- 店舗家賃がかからない
- 人件費が少ない
- 中間業者をカットしている
1. 店舗家賃がない
実店舗の場合、必ずお店の家賃がかかりますが、通販は店舗家賃はかかりません。
店舗家賃がかからない分、商品の価格を下げることができるので、実店舗に比べて通販の方が価格が安くなりやすいのです。
2. 人件費が少ない
実店舗では店員さんを雇う必要があるため、人件費がかかります。
一方、通販では接客のための人件費がかかりません。
よって、通販会社は人件費が抑えられることで、商品の価格を安くできる傾向があるのです。
3. 中間業者をカットしている
家具業界は旧態依然としている所が多く、実際に商品を販売するまでに、色々な中間業者が介入します。
しかし、特にネット通販では問屋などの業者をカット(中間マージンを中抜き)していることが多いため、低価格で販売しやすいのです。
「通販=安い=粗悪品」ではないことがご理解いただけたかと思います。
「ネット限定」は特に安い
「通販」という業態でも、紙(カタログ)とインターネット(Web)でさらにコスト構造が変わります。
そして、インターネット限定で展開しているオンラインショップのコストパフォーマンスは特に優れている傾向があるのです。
カタログ通販(ニッセンさんやディノスさん等)は、カタログの発行費用が商品価格に上乗せされます。
一方、ネット通販の場合、Web関係のシステム利用料等はかかるにせよ、カタログ発行に比べれば微々たる費用のため、より商品価格を下げやすいのです。
最近ではカタログだけの通販会社は珍しく、カタログを発行している通販会社でもオンラインでのショッピングサイトを設けていることがほとんどです。
しかし、カタログの発行が伴う以上、どうしてもその発行費用(かなりの額)が商品価格に上乗せされるので、コストパフォーマンスを発揮しやすいのはカタログ通販よりもネット通販(ネット限定のオンラインショップ)と言えるでしょう。
ネット通販は「種類が豊富」
特にネット通販はベッドの品ぞろえがとても豊富です。
ベッドは大きい家具なので、実店舗はなかなか売り場に置けません。
一方、ネット通販の場合は売り場面積という概念がありません。
つまり、ネット通販は制限なくベッドの品揃えを増やすことができるのです。
実際に、数千種類のベッドを売っているネットショップも存在します。
知ってた?ニトリのネット限定商品
家具店の代表格「ニトリ」も、実店舗には多くても数十台くらいしかベッドは置けません。
しかし、実はニトリはネット限定の商品が多数存在します。
そして、ネット限定商品は店舗商品より格安価格で買えることが多いです。
ネット限定で販売することで、その商品にかかるコストを下げているため、ネット限定商品は低価格が実現できます。
ネット限定商品と店舗商品の違いをニトリさんに直接聞いてみたところ「ネット限定商品はメーカーからお客様に直送する商品が多く、低価格が実現できる」と答えて頂きました。つまり「保管費用等が掛からないから低価格が実現できる」ということです。
通販の品質は大丈夫なの?
結論から言うと、概ね大丈夫だと思います。というより、実店舗で売っているベッドとあまり変わりません。
品質評価機構のチェック済み
通販で売っているベッドのほとんどは、外部の品質評価機構に出し、しっかりと検査を行っています。
品質評価機構の代表例がボーケンさんです。筆者が以前勤めていた家具メーカーでも、こちらの検査にお世話になっていました。
商品が原因の事故によって、会社の信用が一気に奈落の底に落ちてしまう例を見かけることがありますよね。
特にベッドなどの大型家具における欠陥は重大な事故につながりやすいです。
よって、小さなメーカーでもベッドの品質管理はすごく慎重に考えます。
そのため通販の低価格ベッドであっても、しっかり検査をしている商品がほとんどなのです。
【厳選】格安ベッドが買えるおすすめネットショップ 2選
ベッドを売っているサイト(ネットショップ)は結構たくさんあります。
その中で筆者が特におすすめする通販サイトを下記にまとめましたので、ご参考頂ければ幸いです。
1. neruco (ネルコ)
参照:neruco
豊富な種類・抜群のコスパ
株式会社インテリアオフィスワンが運営するベッド通販サイト。圧倒的な種類の豊富さが人気の理由。
取り扱っているマットレスのブランドが幅広く、サータやフランスベッドなどこだわりのマットレスを選びたい人にもおすすめです。
セールやキャンペーンも頻繁に行っているので、お得に買いたい人は必見です。
2. RASIK(ラシク)※旧ベストバリュースタイル
参照:RASIK(ラシク)
シンプルデザイン×格安価格
RASIK(ラシク)は商材の仕入れサイト「株式会社もしも」が直営するベッド専門販売サイト。メーカー直販なので、最安値レベルの価格設定で買えることが魅力です。
ブランドコンセプトは「シンプルモダン」ということで、どんな部屋にも合いやすい長く使えるベッドデザインが特長。
【ご紹介】お得な当サイト限定クーポン
運営会社の株式会社もしも様より、当サイトをご覧になった方限定の特別クーポンをいただきました。15%OFFが適用されるかなりお得な内容です。(期限の定めはありません)
BED21
内容「全品15%OFF」
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「もっと違うショップも見てみたい!」
という人は『【毎月発表!】おすすめベッド販サイトランキングBEST10&選び方のコツ』をご参考ください。
当サイト経由の販売実績やコストパフォーマンスの良さ、取り扱っている種類、サービスなどを総合して順位をつけています。
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シングル?ダブル?おすすめのサイズとは
サイズ | 横幅 | 人数 | シーン |
---|---|---|---|
セミシングル | 80cm | 1人 | 小柄な人 |
シングル | 97cm前後 | 1人 | 1人でジャスト |
セミダブル | 120cm | 1~2人 | 1人で余裕 |
ダブル | 140cm | 2人 | 2人でジャスト |
クイーン | 160cm | 2人 | 2人で余裕 |
キング | 180cm | 2人以上 | 夫婦+子ども |
ベッドのサイズは、一人用ならセミシングル~セミダブル、二人用ならダブル~キングが一般的です。
それでは、どのサイズを選べば良いでしょうか?
睡眠の質を優先するなら「セミダブル」
一人の場合、快適に眠りたいなら「セミダブル」がおすすめです。
理由は寝返りです。
寝返りを打つ幅は肩幅の2~3倍と言われています。大人の肩幅の平均が40cm程なので、一人当たりセミダブル(横幅120cm)以上の横幅があるほうが快適に眠れると言えます。
また、セミダブルサイズであれば、二人でも何とか眠れる大きさなので、恋人やパートナーができた際にも柔軟に使用できます。
ただし、セミダブルはシングルやセミシングルといったより小さいサイズに比べて価格が高くなりがちです。
「どうしても低価格でベッドを買いたい」という人は、シングルやセミシングルの小さいサイズがおすすめです。
部屋が狭い場合は「シングル」
狭い部屋でベッド以外の家具を置きたい人は、シングルサイズがおすすめです。
寝返りの幅を考えると、やや窮屈ですが、寝相が良い人や平均的な体型の人はそこまでストレスを感じない広さだと思います。
シングルサイズは最もポピュラーなサイズなので、ベッドフレームやマットレスが幅広い種類から選べる点もメリットです。また流通量が多いこともあり、価格が安めです。
小柄な人なら「セミシングル」
より小さいベッドが欲しくて小柄な人ならセミシングルがおすすめです。
人が熟睡できる最低幅は70cmと言われ、横幅80cmのセミシングルはギリギリ快適に眠れると言えます。
ただし、一般的な体型(特に男性)では、かなり窮屈に感じるので、小柄な女性や子供におすすめです。
ダブルサイズ以上は価格が高め
基本的にベッド(マットレス)はサイズが大きくなるほど価格は高くなります。特にベッドフレームはサイズによって梱包サイズが大きく変わることもあり、運搬費用・保管費用が価格に上乗せされる場合もあります。
よって、基本的にダブルサイズ以上で1万円台で買えるベッドはほぼありません。
ダブルサイズなら5万円台以下というのが低価格商品のボーダーラインとお考え下さい。格安でおすすめのダブルベッドをお探しの方は以下の記事をご参考いただければと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
格安ベッドの特徴やおすすめ商品をご紹介させていただきました。
1万円台くらいの予算でご検討されているなら、通販、特にネットショップがおすすめです。
固定費や流通マージンをカットしやすい業界構造となっているので、コストパフォーマンスにこだわる方はぜひご検討ください。
また、1万円くらいでベッドフレームとマットレス両方を揃えるのは、なかなか難しいので、なるべく低予算で考えたい方は思い切ってマットレスに予算を集中して、フレームは超簡易的な「すのこマット」などご利用されるのもおすすめです。
すのこマットは安い商品で3千円台くらいで買える場合もあります。
あくまで寝心地はマットレスでほぼ決まるので、睡眠時間を大切に考える人は、マットレス選びこそ慎重にご検討ください。
マットレス全般の選び方については以下の記事で詳しくご紹介しているのでご興味がある方はぜひご覧くださいね。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。