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マットレス選びの完全ガイド

業界歴10年以上のマットレス専門家が、実際の体験と評価付けを元に「本当におすすめのマットレス」と「マットレスの選び方」をご紹介します。ぜひご参考にしてくださいね。

運営者情報

椚大輔椚 大輔(くぬぎ だいすけ)
ベッド・マットレス専門家。ベッドメーカーに勤務後、当サイトを開設。国内・海外メーカーへの取材を重ね、100商品以上のレビューを続ける。専門家としてTBS「ラヴィット!」、ビジネス誌「プレジデント」、楽天市場「マットレスの選び方」などの出演・監修も行う。株式会社悠デザイン 代表取締役。

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【公平性について】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。ただし、おすすめ商品および掲載位置はメーカーの関与はなく、当サイト独自の評価方法を基に決めています。

目次

【総合評価No.1と予算別】本当におすすめのマットレスはコレ(8選)

マットレスの検証風景

この記事は約30,000字の情報量となっています。

マットレス選びを徹底的に解説しているため、できればすべて読んで頂いたほうが失敗は少ないでしょう。

マットレスの構造
内部構造についても徹底解説

ですが、

  • すべて読むのは時間がない
  • 早くおすすめのマットレスを知りたい

という方も多いと思いますので、まず始めに私がこれまで経験した中で、特におすすめできるマットレスたちをご紹介します。

椚大輔椚大輔

100商品以上をレビュー(評価)したうえで、厳選した8モデルです。まずは総合評価No.1をどうぞ!

総合評価 No.1 咲夜レアルマットレス

咲夜レアルマットレス

これ以上のコスパの高さは、たぶんない。

咲夜(さくや)レアルマットレスは、広島県の老舗メーカー「源ベッド(チヨダコーポレーション)」の国産ポケットコイルマットレスです。

同社人気モデル「夜香ハイグレード2」を超えるマットレスとして開発され、高級ホテルにも採用される巻き数の多い「8.5巻き(6.7インチ)のスプリング」が搭載されました。

咲夜レアルと夜香ハイグレードのポケットコイル
咲夜レアル(左)と夜香ハイグレード2(右)

高級仕様にも関わらず、4万円台からというとんでもないコストパフォーマンスで、実際に寝た瞬間に「本当にこれが4万円台で買えるの?」と驚きを隠せませんでした。

椚大輔椚大輔

とにかくスプリングの性能が良いので、幅広い体型や好みにも合いやすいと思います。マットレス選びに迷っていたら、ぜひ一度チェックして欲しいイチオシモデルです。

総合評価 4.09(総合No.1)
メーカー 源ベッド(チヨダコーポレーション)
サイズ シングル~クイーン
硬さ フィット(ソフト)、ジャスト(レギュラー)、キープ(ハード)※選べる
推奨の寝姿勢 横向き:フィット、ジャスト
仰向き:ジャスト、フィット
価格
(Sサイズ)
44,990円
その他 6.7インチポケットコイル(高級ホテル仕様)、国産

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続いて、予算別のおすすめNo.1マットレスをご紹介します。

1万円台のおすすめNo.1 バリューポケットコイルマットレス

neruco「バリューポケットコイルマットレス」

1万円台とは思えない豊かなクッション性

ベッド専門店「neruco(ネルコ)」のオリジナルマットレス。クッション性が豊かなふんわりとした寝心地が特徴のポケットコイルマットレスです。側面はすべてメッシュ構造になっているので通気性も高いです。

この寝心地で「シングルサイズで約1万円」は利益が取れているか心配になるほどのコストパフォーマンスの高さを感じました。

椚大輔椚大輔

サイズバリエーションが豊富で、ショート・ロングサイズが選べることもメリットです。

neruco「バリューポケットコイル」の体験
この価格では考えられないクッション性の豊かさが魅力
総合評価 3.61
メーカー ネルコンシェルジュ neruco
サイズ セミシングル~キング
※ショート・ロングあり
硬さ ふつう
推奨の寝姿勢 どちらかというと横向き寝
価格
(Sサイズ)
12,990円
その他

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3万円台のおすすめNo1 夜香ハイグレード2

源ベッド「日本製ポケットコイルマットレス(夜香ハイグレード2)」

ロングセラーのスタンダードマットレス

当サイト総合評価No.1の咲夜レアルのスタンダードモデルという位置付けの源ベッドのロングセラーマットレス。咲夜レアルよりも「しっかり硬めの寝心地」が特徴です。

「国産×ハイスペックで3万円台から」というのは数あるマットレスの中でトップレベルのコストパフォーマンスを誇ります。

椚大輔椚大輔

ワンランク上のプレミアムタイプや、抗ウイルス加工のデオファクタータイプもおすすめですよ。

夜香ハイグレード2(旧モデルと新モデルの比較)
【2022年4月リニューアル】仕様・寝心地がパワーアップし、さらにおすすめできるマットレスに進化した ※右が新モデル
総合評価 3.96
メーカー 源ベッド(チヨダコーポレーション)
サイズ セミシングル~キング
※ショート・ロングあり
硬さ ソフト、レギュラー、ハード※選べる
推奨の寝姿勢 横向き:ソフト
仰向き:レギュラー、ハード
価格
(Sサイズ)
33,990円
その他 高圧縮ポケットコイル、国産

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5万円台のおすすめNo.1 快眠タイムズ マットレス

快眠タイムズ マットレス

抜群のバランス感!失敗しにくい寝心地

株式会社篠原化学(愛知県)が展開する寝具ブランド「快眠タイムズ」の基幹マットレス。3層構造のウレタンフォーム+高機能カバーによる寝心地・使用感は多くの人に合いやすいでしょう。

芯材のウレタンフォームは低反発と高反発を組み合わせて、ふんわりと包まれつつ、沈み込んだらグッと押し返す絶妙な寝心地です。

椚大輔椚大輔

生地に「羊毛」がブレンドされているので調湿性が高いです。睡眠時の蒸れが気になる人にもおすすめですよ。

快眠タイムズマットレスの体験
低反発×高反発をミックスした「ふわふわもちもち」な寝心地ながら沈み込み過ぎないバラン感が素晴らしい
総合評価 3.72
メーカー 篠原化学(快眠タイムズ)
サイズ シングル~クイーン
硬さ ややソフト
推奨の寝姿勢 仰向き、横向き
価格
(Sサイズ)
50,000円 →  クーポン「202505」利用で10%OFF
その他 60日お試し期間付き(手数料あり)

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7万円台のおすすめNo.1 NELLマットレス

NELLマットレス

超高密度コイル×お試し期間付き

NELLマットレスは、日本のベンチャー企業「株式会社Morght」が福岡県大川市にある老舗マットレス設計会社と共同開発したマットレスです。

シングルサイズあたり約1,200個ものコイルを搭載した超高密度タイプのポケットコイルマットレスで、腰部分と端を強化したゾーニング仕様が特徴。寝返りのしやすさと端の落ち込みを軽減させる工夫を凝らしています。

椚大輔椚大輔

この価格で超密度コイルならではの寝心地がしっかりと実現されているのが素晴らしいポイントですね。

NELLマットレスの体験
超高密度によるフィット感と、ゾーニング(中央・外周強化)によるサポート力が絶妙なバランス
総合評価 3.79
メーカー NELL(Morght)
サイズ シングル~キング
硬さ ふつう
推奨の寝姿勢 どちらかといえば仰向き
価格
(Sサイズ)
75,000円 → クーポン「bed205」で10%OFF
その他 120日のお試し期間付き

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当サイト特別クーポンあり(使い方)

10万円前後のおすすめNo.1】 コアラマットレスプラス PLUS

コアラマットレスプラス PLUS

寝心地と機能性を高めたNEWスタンダード

2015年にオーストラリアで創業した「コアラ®」の新しいスタンダードマットレス。人気モデル「コアラマットレス KORE」をさらに寝心地と機能性を高めたモデルです。

従来の硬さ調節機能に加え、リバーシブルカバー(夏・冬)、中間層の追加(寝心地アップ)、取っ手が付き、グレードアップしました。しかも、価格は据え置きなので、コストパフォーマンスは明らかに向上しています

椚大輔椚大輔

コアラ®といえば「トライアル付きマットレス」の火付け役ですね。トライアルの条件もシンプルなので、気軽に試せることもメリットです。

人気モデルの寝心地と機能性をさらに進化
人気モデルの寝心地と機能性をさらに進化
総合評価 3.75
メーカー コアラスリープ
サイズ シングル~キング
硬さ ふつう
推奨の寝姿勢 どちらかといえば仰向き
価格
(Sサイズ)
99,900円ニュースレター新規登録で10%OFF
その他 120日お試し期間付き

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20万円以上のおすすめNo.1】 日本ベッド「シルキーシフォン」

シルキーシフォン

本気で寝心地にこだわりたい人にぜひおすすめしたい逸品

仕立ての良さの評判が高い老舗メーカー「日本ベッド」が展開するシルキーポケットの中のハイグレードモデル。超高密度コイル×高密度ウレタンによって「モチっとした弾力性」が特徴です。

芯材のシルキーポケットコイルは「フレックスアセンブリ」という、接着剤を使わずに職人さんがコイルを配列する方法を採用しています(こんな配列方法はどこにもありません)。結果、コイルの動きが非常に良く、まさに唯一無二なポケットコイルマットレスと言えるでしょう。

椚大輔椚大輔

日本ベッドのマットレスは、迎賓館赤坂離宮や、帝国ホテル・星野リゾートなど有名ホテル・旅館への納入実績も豊富です。

シルキーシフォンの構造
シルキーシフォンの構造(超高密度コイル×高密度ウレタン)
総合評価 3.79
メーカー 日本ベッド
サイズ シングル~キング
硬さ ふつう
推奨の寝姿勢 仰向き、横向き(どんな寝姿勢でもOK)
価格
(Sサイズ)
231,000円
その他 超高密度ポケットコイル、高密度・高反発ウレタン

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薄型タイプのおすすめNo.1】 SOMRESTAマットレスPREMIUM

ソムレスタマットレス

グッドデザイン賞受賞・抜群の耐久性と反発性

寝具・インテリア業界に20年ほど精通したプロが満を持して立ち上げた高品質ウレタンマットレスブランド。超高密度のウレタンフォームを使用し、従来の3倍(240,000回)の圧縮テストでも復元率99.6%を誇る抜群の耐久性が特長です。

高い反発性があるので寝返りもしやすいく、カバーは抗菌性が高い生地を使用し、取り外して洗えるので、汗をかきやすい人にもおすすめです。なお、折りたたんで収納もできます。

椚大輔椚大輔

SOMRESTAといえば高品質なウレタンフォームです。弾力がすごくて、質が良い筋肉の塊のような感触をしています。

SOMRSTAマットレスPREMIUMの体験
耐久性×反発力×薄型という条件ではズバ抜けておすすめできる逸品
    総合評価 3.82(薄型部門 No.1)
    メーカー リフレーションジャパン
    サイズ シングル~ワイドダブル
    硬さ 硬め
    推奨の寝姿勢 仰向き
    価格
    (Sサイズ)
    59,800円
    その他 高品質ウレタンフォーム、2020年グッドデザイン賞受賞

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    椚大輔椚大輔

    予算別の選び方は以下の記事をご参考にしてださいね。

    以下より、マットレスの役割や種類、選び方などを徹底的にご紹介します。

    マットレスの役割

    マットレス

    マットレスとはベッドフレームや床の上に敷く、厚い弾力性の敷物のことです。寝心地はマットレスの性能に大きく関係します。

    マットレスの主な役割は以下の2点です。

    マットレスの主な役割

    1. 寝姿勢を支える(寝姿勢保持)
    2. 圧力を分散させる(体圧分散性)

    1. 寝姿勢を支える(寝姿勢保持)

    寝姿勢保持

    マットレスの1つめの重要な役割は、寝姿勢を支えること。専門用語で「寝姿勢保持(ねしせいほじ)」と言います。

    理想的な寝姿勢保持とは、立っている時と同じような背骨のS字カーブをキープできることです。

    沈み込み過ぎるマットレスには要注意

    要するに沈み込み過ぎないことが大切で、「適度な硬さと豊かな反発力」がマットレスに求められます。

    一方、沈み込み過ぎてしまうマットレスは、「柔らかすぎ、かつ、反発力が乏しい」商品に多いです。

    寝姿勢保持
    柔らかすぎて反発力が乏しい場合、体が深く沈み込みS字カーブ(生理湾曲)を維持しづらい

    上の画像のとおり、重いブロック(腰や背中)が沈み込み過ぎてしまうと、S字カーブ(生理湾曲)が変わろうとします。

    そうなると睡眠中でも背骨周辺の筋肉が緊張したままになり、起きたときに体が痛くなる原因につながるため注意が必要です。

    椚大輔椚大輔

    寝姿勢保持性が良いマットレスとは、沈み込み過ぎず、体を支えられる硬さと反発力を感じられるマットレスです。

    2. 圧力を分散させる(体圧分散性)

    体圧分散

    2つめの重要な役割は、圧力を分散させること。いわゆる体圧分散性(たいあつぶんさんせい)です。

    体圧と体圧分散
    体圧と体圧分散

    「体圧」とは、寝ているときに「マットレスから体にかかる圧力」のことを言います。

    ポイントは体圧分散性は低くすぎても高すぎても良くないということです。

    「体圧分散性の高さ」はメリットではない

    『体圧分散性が高いマットレスを選びましょう』といった表現を見たり聞いたりした人も多いのではないでしょうか。実は、それは間違いです。

    そもそも体圧分散性の高さ(低さ)は、メリット・デメリットを語るものではありません。

    もちろん、体圧分散性が低すぎると圧力で体が痛くなりますが、高すぎる体圧分散性も問題です。

    高すぎる体圧分散性の問題点

    体圧分散性が高すぎるマットレスとは「体のすべてが同じ圧力に感じる」ということです。

    しかし、人間の体は場所によって敏感・鈍感があり、こうした感覚の差を無視すると、寝心地は気持ち悪く感じます。

    また、そのようなマットレスは、体が沈み込み過ぎて寝姿勢が崩れることが多いです。

    要するに「高すぎる体圧分散性=体圧分散の悪平等」なので、体圧分散性の高さを求めてマットレスを探すのはおすすめできません。

    本当に良いマットレスとは「あなたの体圧を適度に分散できるマットレス」ということを覚えておきましょう。

    椚大輔椚大輔

    体圧分散性はマットレスの「硬さ」と最も関係が深いです。よって、やわらかすぎず、硬すぎないマットレスが失敗しにくいでしょう。

    また、もし迷ったら「自分が思うよりも少し硬め」のマットレスがおすすめです。なぜなら、もし硬すぎた場合、敷きパッドやマットレストッパーなどで、やわらかく調節しやすいからです。(一方、やわらかいマットレスを硬くするのは困難です)

    布団とマットレスどっちが良い?

    マットレスと布団

    寝心地の好みは千差万別なので一概にどちらが良いとは言えませんが、構造としては布団よりマットレスの方が優れています

    なぜなら、マットレスは理想的な「層構造」を作りやすいからです。

    寝心地が良いマットレスの条件「弾性の三層構造」とは

    人間工学において、寝心地が良い敷き寝具を作るための「弾性の三層構造」と考え方があります。

    体に一番近いA層はソフトに、真ん中のB層はかなり硬めに、一番下のC層(クッション層)は衝撃をふんわり受け止めるというコンセプトです。

    弾性の三層構造

    こうしたコンセプトで作られたマットレスは、「体当たりはふんわりして心地よく、沈み込み過ぎず寝姿勢を支える」という理想的な寝心地を提供してくれます。

    フランスベッド製マットレスの断面
    老舗メーカー「フランスベッド」でも同様の三層構造(柔・硬・軟)を用いてマットレスを作っている
    椚大輔椚大輔

    特に老舗の高級メーカーのスプリングコイルマットレスはこのような三層構造で作られていることが多いです。

    おすすめのマットレスの種類は?

    マットレスの種類

    マットレスの大きな違いは「クッション層(C層)」に現れます。

    一般的なマットレスの構造は上から

    • 側地(A層)
    • 詰め物(A層+B層)
    • クッション層(C層)

    と続きます。※呼び方はメーカーで異なります

    スプリングコイルマットレスの構造
    スプリングコイルマットレスの構造

    マットレスはこれらの層によって寝心地を高めます。

    マットレスの命はクッション層

    ポケットコイルマットレスのクッション層

    マットレスで一番大切なのは「クッション層」です。

    クッションは体を支えます。体を支えられないマットレスは寝姿勢が崩れます。

    すぐにヘタらず、しっかり&なめらかなクッション層を持つマットレスが良いマットレスです。

    クッション層の違い

    マットレスはクッション層の違いによって様々な種類に分かれます。

    代表的な2つの種類「コイル系」と「ノンコイル系」のマットレスの特徴について見ていきましょう。

    主なコイル系マットレスメーカー

    ボンネルコイル ポケットコイル 高密度連続スプリング®
    ボンネルコイル ポケットコイル 高密度連続スプリング
    • シーリー
    • シモンズ
    • サータ
    • 日本ベッド
    • フランスベッド

    主なノンコイル系マットレスメーカー

    ウレタンフォーム ファイバー その他(ゲル、ラテックス等)
    ウレタンフォーム ファイバー ゲル
    • マニフレックス
    • テンピュール®
    • エアウィーヴ
    • 東洋紡
    • モーブル
    • ASLEEP
    • センベラ(販売中止)

    コイルマットレスの特徴

    スプリングコイル(ポケットコイル)

    コイルマットレスとは、クッション層が硬鋼線(こうこうせん)やピアノ線などのバネを使用したマットレスのことです。

    コイルマットレスの種類は以下の3つです。

    コイルマットレスの種類

    1. ボンネルコイル
    2. ポケットコイル
    3. 高密度連続スプリング®

    1. ボンネルコイル

    ボンネルコイル

    ボンネルコイルとは、バネ同士を鉄線(ヘリカル線)で連結させた構造のコイルのこと。体を面で支え、布団に似たような寝心地を感じられます。

    部分的な耐久性は比較的高めで、コイルの量や原材料が少なく作れるため安価な商品に多いです。クッション層が空洞の多い「オープンコイル構造」なので通気性の高さもメリットです。

    オープンコイル構造
    ボンネルコイルは空洞が多いので、通気性が抜群(オープンコイル構造)

    デメリットはコイルが連結しているため、振動が伝わりやすく揺れやすいこと。要するに「バインバイン」とした感触です。劣化するとコイル同士が擦れ、ギシギシ鳴ることもあります。

    バネ感が強いボンネルコイルは欧米で好まれる傾向がありますが、日本人はやや苦手な寝心地とも言われます。よって、日本市場では廉価モデルという位置づけのことが多いです。

    ボンネルコイルの特徴

    耐久性が高め(部分的に)
    通気性が高い
    比較的安価
    振動が伝わりやすい
    きしみやすい

    2. ポケットコイル

    ポケットコイル

    ポケットコイルとは、バネをひとつずつ不織布(ポケット)で包み、接着剤などで繋げた構造のコイルのこと。

    体を点で支え、荷重に応じてコイルの深さが変化するので、寝姿勢保持性が良く、フィット感・体圧分散性も高めです。

    また、コイルが独立しているため、振動が伝わりにくく、二人で寝るのにおすすめです。

    ポケットコイル
    ポケットコイルは「点」で荷重を受け止めるため、衝撃が周辺に伝わりにくい(揺れにくい)

    部分的な耐久性は低い傾向ですが、仕立ての技術力によって耐久性は変わります。(たとえばシルキーポケットで有名な日本ベッドのコイルは耐久性が非常に高く、30年~50年使えるとも言われています)

    構造的にボンネルコイルより通気性が悪いと評価されることもありますが、実用上そこまで気にする必要はないでしょう。価格帯はボンネルコイルより高めです。

    ポケットコイルの特徴

    振動が伝わりにくい
    寝姿勢保持性が良い
    体圧分散性が高い
    部分的な耐久性が低い
    やや高価

    椚大輔椚大輔

    高級メーカーのサータ(Serta)は日本ではポケットコイルを主軸に商品を展開していますが、その理由は「日本人にはポケットコイルが好まれる」からだそうです。

    3. 高密度連続スプリング®

    高密度連続スプリング®

    高密度連続スプリング®は、1本のバネを列の端から端までひと繋ぎで作る構造をしています。なお、ボンネルコイルと見た目は似ていますが、まったく違う作りです。

    高密度連続スプリング® ボンネルコイル
    高密度連続スプリング® ボンネルコイル

    一列を一本のバネで作るため、上記の画像(左)のようにアメフトで例えると「スクラムを組む」ような構造となり、耐久性が非常に高いことが特徴。体格ががっしりとした男性に圧倒的な人気があります。特に体重が重かったり、体が大きい人におすすめです。

    オープンコイル構造なので、通気性が良く、高密度で作れるため寝返りしやすいこともメリットです。一方、デメリットは少し揺れやすいことです(ボンネルコイルよりは揺れにくいです)。

    高密度連続スプリング®の特徴

    耐久性が最も優れている
    通気性が高い
    寝返りしやすい
    少し揺れやすい
    高価

    椚大輔椚大輔

    日本では高密度連続スプリング®の製造ライセンスをフランスベッドが独占しています。よって、高密度連続スプリング®マットレスはフランスベッド製しかありません。

    コイルマットレスの参考動画

    コイルマットレスの感触や違いを知りたい方のために、動画をご用意しました。(すべて音は出ません)。

    まずは、ポケットコイル(左)とボンネルコイル(右)の揺れ方の違いがわかる動画です。※音声なし

    【揺れ方比較】ポケットコイルとボンネルコイル

    明らかにポケットコイル(左)の方が振動が伝わっていないことがわかるかと思います。

    続いて、高密度連続スプリング®(左)とポケットコイル(右)の揺れ方を比較した動画です。

    【揺れ方比較】高密度連続スプリング®とポケットコイル

    高密度連続スプリング®(左)はボンネルコイルほどの揺れはありませんが、ポケットコイル(右)の方が揺れが少ないです。

    椚大輔椚大輔

    つまり、振動の伝わりにくさの順番は以下のとおりです。

    1. ポケットコイル(最も揺れない
    2. 高密度連続スプリング®
    3. ボンネルコイル(最も揺れる

    ノンコイルマットレスの特徴

    ノンコイルマットレス

    ノンコイルマットレスとは、クッション層がスプリングコイル以外の素材で作られるマットレスの総称です。

    代表的なノンコイル素材

    1. ウレタンフォーム
    2. ファイバー
    3. その他(ゲル・ラテックスなど)

    1. ウレタンフォーム

    ウレタンフォーム

    ウレタンフォームは石油を発泡させた素材で、ノンコイルマットレスで使われている最もベーシックな素材です。

    ウレタンマットレスは比較的軽量で取り扱いやすく、手で細かくちぎれば家庭ごみとして捨てられるため、手軽にマットレスを買いたい人におすすめです。

    ウレタンマットレスの分解
    ウレタンマットレスは手でちぎれるため家庭ごみとして捨てやすい

    マットレスのウレタンフォームは、衝撃吸収材をもとに発展していることもあり、最も振動が伝わりにくい素材です。(よって、二人で使うのにもおすすめです)

    一方、湿気や紫外線、酸化などによって経年劣化が早いというデメリットがあるので、耐久試験結果から導き出された寿命よりも短くなってしまう可能性もあります。

    また、商品によってはウレタン独特の薬品っぽい刺激臭が強い場合もあります。

    メーカーやモデルによってウレタンの品質に大きなバラつきがあるため、選ぶのが難しいマットレスと言えるでしょう。

    ウレタンフォームの特徴

    安価
    軽い
    振動が伝わりにくい
    経年劣化しやすい
    異臭がすることもある
    選ぶのが難しい(品質のバラつき)

    2. ファイバー(ポリエチレン・ポリエステル)

    ファイバー

    ファイバーとは、ポリエチレンやポリエステルを水の中で編み込んで固めた素材のこと。釣り糸の製造技術を応用しています。

    さまざまな方向に反発力が働くため、寝返りがしやすいです。

    ファイバー素材の反発性
    ファイバー素材は多方向に反発するので寝返りしやすい

    ほとんど空気の層でできているので通気性が圧倒的に高く、蒸れにくいことも特長。商品によっては洗えるというメリットもあります。

    一方、基本的には熱には強くないので、電気毛布などの使用や、天日干しはNGの場合が多いです。

    耐久性の特徴は、ヘタリやすい(復元率が低い)というデメリットと、硬さが変わりにくい(硬さ保持率が高い)というメリットがあります。

    なお、寝心地は基本的に「硬め」です。※ファイバーにおいては、耐久性を維持するために、ある程度の硬さが必要だからです

    ファイバー素材の特徴

    洗える
    反発性が高い
    硬さが変わりにくい
    ヘタりやすい
    熱に弱い
    高価

    3. その他(ゲル、ラテックス等)

    少数ですが、他のノンコイル素材の中でポピュラーなのが「ゲル」と「ラテックス」です。

    椚大輔椚大輔

    ゲルとラテックスは選択肢が少ないため、予備知識程度にご覧ください(読み飛ばしても大丈夫です)。

    ゲル

    ゲル

    ゲルは特殊な樹脂で作られたプニプニした素材です。

    体圧分散性が高く、どちらかというと柔らかめな寝心地が特徴。体へのフィット感が高く適度な反発性もあります。

    ゲルといえばASLEEP(旧トヨタベッド)。ASLEEPのゲル素材(ファインレボ)は耐久性が高く30年使える素材とされています。

    ラテックス

    ラテックス

    ラテックスは、ゴムの木の樹液を使った素材です。

    ゴムならでは高い弾力性が特長で、体当たりはやわらかいながら、スプリングコイルのような跳ね感を得られます。

    見た目はウレタンフォームに似ていますが、ゴムのように多方向への反発力が働くため、寝返りのしやすさは抜群です。一方、ゴムならではの振動が伝わりやすい点がデメリット。また、ゴムアレルギーがある人は使用できません。

    優秀な素材ですが、近年はウレタンマットレスにシェアを奪われ、ラテックスマットレスの代名詞ともいえる「センベラ」も販売終了するなど下火気味です。(原材料の不足・価格高騰が主な原因です)

    NEW! 注目素材「ポリマー」

    ポリマー

    2022年くらいから、ポリマー素材を使ったマットレスが少しずつ増えてきました。

    ポリマー素材は「超高弾性ポリマー(ハイパーエラスティックポリマー)」と呼ばれることもあるとおり、ゴムのような高い弾力が特徴。素材自体の耐久性が非常に高く、10年以上の耐用年数があることもメリットです。

    ポリマーを使ったマットレスの例
    ポリマーを使ったマットレスの例(商品はエマ・ラグジュアリー

    なお、ウレタン等の化学物質を使った素材と違い、ポリマー素材は水(ジェル)を主成分とし、食器などにも利用される安全性が高い素材です。

    唯一のデメリットは重いことですが、反発性・通気性・耐久性・体圧分散性などが高いレベルで実現できる優れた素材として今後注目です。

    ノンコイル素材の参考動画

    ノンコイルマットレスの感触等を知りたい方のために、動画をご用意しました。(すべて音は出ません)。

    まずは、ウレタンフォームにおける低反発(左)と高反発(右)の反発性の違いです。

    ウレタンフォーム(低反発・高反発)

    明らかに低反発の形状が戻るスピードが遅いことがわかると思います。

    続いてファイバー素材。高反発ウレタンフォームほどピタッとした素早い反発スピードはないにせよ、三次元に絡まったファイバーがいろいろな方向に戻っていくことで寝返りがしやすいという特徴が生まれます。

    ファイバー素材

    続いてゲル素材(ファインレボ)。もっちりとした衝撃吸収性があり、点で支えつつ、沈み込んだら面になる(ゲルが押しつぶされることで横のゲルとくっつく)ことがわかると思います。

    ゲル素材

    続いてラテックス。ゴムならではの弾力性の高さ(反発性の高さ)と、しなやかな感触が特徴です。落下した鉄球が多方向に反発していることがわかります。横揺れは大きめです。

    ラテックス素材

    最後はポリマー。グリッド構造ならではの「点」で支える体圧分散性の高さと振動の伝わりづらさ、そしてゴムのような弾力性が特徴です。寝返りの打ちやすさ・通気性は抜群です。

    ポリマー素材

    コイルとノンコイルどっちが良い?

    コイル・ノンコイル

    マットレスはメーカーの技術力や、素材のグレードなどによって寝心地・耐久性が変わるので、コイルとノンコイルどちらが良いとは一概には言えません。

    強いて言えば、ノンコイルで使われている素材(ポリウレタンやポリエチレンなど)よりも、硬鋼線(鋼鉄)を使用しているスプリングコイルマットレスの方が耐久性は高い傾向があります。

    ただし、繰り返しますが、クッション層(コイル・ノンコイル)だけの評価でマットレスの良し悪しを決めることはできません。

    「納入実績」がひとつの参考

    高級ホテルのベッドルーム

    信頼がおける良いマットレスを選ぶにあたり、ひとつの参考になるのはホテルや旅館などの納入実績です。

    ホテルや旅館にとってマットレスは顧客満足度につながる大切なポイントなので、とても慎重に選びます。

    特にシモンズサータシーリー日本ベッドフランスベッドは有名なホテル・施設への導入実績が豊富です。

    知っておきたい!高級マットレスメーカー 8選

    有名メーカーのマットレス

    マットレスを選ぶうえで知っておきたい、有名な高級マットレスメーカーをご紹介します。

    高級メーカーは高級ホテルなどへの納入実績も豊富で、信頼性が高いです。

    椚大輔椚大輔

    マットレスメーカーの種類や特徴については以下の記事で「より詳しく」ご紹介しているので、ご興味ありましたらご参考くださいね。

    1. SIMMONS(シモンズ)


    simons
    参照:シモンズ

    高品質なポケットコイルが特長の伝統メーカー

    シモンズは1870年創業した老舗マットレスメーカー。世界で初めてポケットコイルマットレスの商業化に成功したことで有名です。

    シモンズのポケットコイル
    シモンズのポケットコイル

    シモンズのポケットコイルはピアノ線と同等の高級素材「超硬鋼線」を使用しています。通常のコイルより耐久性が高く、長く使えるポケットコイルマットレスが特徴です。

    ちなみに、クイーンサイズ・キングサイズのマットレスを初めて作ったのもシモンズです。

    椚大輔椚大輔

    マットレスにおける国産のバネ素材のなんと約75%はシモンズで使われているそうです。

    ココがポイント

    • 超老舗ブランド
    • 最高品質のポケットコイル

    > シモンズ(公式)を見る

    2. Sealy(シーリー)


    sealy
    参照:シーリー

    睡眠を科学的に捉えたマットレス

    世界の一流ホテルへの納入実績も豊富な老舗ベッドメーカー(1881年創業)。整形外科医の協力のもと、科学的なアプローチから開発に力を入れている点が特徴です。

    薄型マットレス
    海外ブランドでは珍しく「薄型マットレス(シーリーフトン)」の取り扱いもある

    米国家具業界専門誌「Furniture Today(ファニチャートゥデイ)」によるとシーリーは2019~2020年の全米No1のセールスを獲得しました。(2011~2018年の全米No1はサータでした)

    他のメーカーに比べ、詰め物のボリュームが多い傾向があり、詰め物部分で体圧分散性を高め、睡眠の質を高める工夫がなされています。

    椚大輔椚大輔

    老舗のスプリングコイルマットレスブランドの中では、低価格に買いやすく、コストパフォーマンスも良好です。

    ココがポイント

    • ふっくらとした寝心地が多い
    • ボリュームがある詰め物
    • ボンネルタイプのスプリング

    > シーリー(公式)を見る

    3. Serta(サータ)


    sarta
    参照:サータ

    8年連続で全米売上No.1

    全米売上ランキング(ファニチャートゥデイ誌)にて、8年連続で全米売上No.1を獲得。一流ホテルにも多く納入さていて信頼の証とも言えるでしょう。※2020年以降はシーリーが全米No1を獲得

    サータのマットレスは「ファイヤーブロッカー」という燃えにくい特殊素材を標準で搭載しています。

    ファイヤーブロッカー
    ファイヤーブロッカー(詰め物内)

    ますます高齢化を迎える日本では火災のリスクが増しています。ファイヤーブロッカーは火災が拡大するリスクを減らせる珍しい素材なので、防災意識が高い人におすすめです。

    椚大輔椚大輔

    世界初のBOXトップ(ピロートップ)マットレスを作ったのはサータです。よって、「サータといえばBOXトップ」というイメージが強いですね。

    ここがポイント

    • 8年連続で全米売上No.1ブランド
    • 難燃素材を使用
    • 日本ではポケットコイルがメイン

    > サータ(公式)を見る

    4. マニフレックス


    マニフレックス
    参照:マニフレックス

    高反発マットレスの先駆者

    マニフレックスはイタリアのマットレスメーカー。世界約100カ国に輸出され、3,500万人以上のユーザーに使われている世界最大級の寝具ブランドです。

    マニフレックスのマットレスは「エリオセル®」という特許素材(高反発フォーム)を使用しています。

    エリオセル®
    エリオセル®

    一般的なウレタンフォームを作る際には、フロンガスで発泡しますが、エリオセル®は水で発泡します。

    よって、焼却時に有毒な物質が出ません。このように「環境問題への意識の高さ」がブランドとしての大きな特徴です。

    椚大輔椚大輔

    創業者のマニ氏は、伝説的なサイクリストとしても有名。創業当時から環境を意識した地球にやさしいものづくりを貫いています。(先見性の高さが素晴らしい)

    ここがポイント

    • 特許素材「エリオセル®」を使ったマットレス
    • 環境への取り組みが素晴らしい
    • 老舗ブランドの中ではコスパが優れている

    > マニフレックス(公式)を見る

    5. TEMPUR® (テンピュール® )


    テンピュール®
    参照:テンピュール®

    NASA公認の高品質な低反発マットレス

    テンピュール® はNASA(米国航空宇宙局)がロケット打ち上げ時に、宇宙飛行士にかかる重力を緩和するための衝撃吸収素材として開発されました。

    その高機能な素材(テンピュール®)をマットレスに応用させたのがテンピュール®のマットレスです。

    テンピュール®の衝撃吸収テストサンプル
    テンピュール®素材(真ん中)

    テンピュール®マットレスは「無重力のような寝心地」と評され、入眠時に感じる心地よさが人気を呼び、瞬く間にヒットしました。

    ファンも多く、元メジャーリーガーの松井秀喜さんは、テンピュール®とアンバサダー契約する以前よりテンピュール®を愛用していたことも有名です。

    椚大輔椚大輔

    今やいろいろなメーカーから低反発マットレスは出ていますが、テンピュール®の品質には及びません。本格的・正統派の低反発マットレスが欲しい人はぜひチェックしてください。

    ここがポイント

    • 反発弾性率が約3%という驚異的な衝撃吸収性
    • フィット感が高く「宙に浮いたような寝心地」

    > テンピュール® (公式)を見る

    6. フランスベッド


    フランスベッド
    参照:フランスベッド

    国内販売シェアNo.1の日本企業

    フランスベッドはフランス企業でなく日本企業です。

    日本人に好まれる寝心地や、日本独特の住居環境に合った商品開発が強みで、国内において最も資本力と商品ラインナップが豊富なメーカーです。

    最大の特徴は日本で唯一「高密度連続スプリング®」を製造・販売できるライセンスを持っていること。

    高密度連続スプリング®
    高密度連続スプリング® ※バネが連続してスプリングを作っている(上の画像は横方向にジグザグと連続)

    高密度連続スプリング®は、耐久性が非常に高く、がっしりとした体格の人から圧倒的に支持されています。

    椚大輔椚大輔

    最近のフランスベッドといえば、「高衛生マットレス」です。除菌糸(アグリーザ)を使った生地が標準搭載されていることが多く、衛生面(抗菌防臭性)にこだわる人におすすめです。

    ここがポイント

    • 最大級の国内メーカー
    • 日本で唯一、高密度連続スプリング®を選べる
    • 高い衛生機能付きのマットレス

    > フランスベッド(公式)を見る

    7. 日本ベッド


    nihonbed
    参照:日本ベッド

    職人の技術力が高い

    日本ベッドは仕立ての良さに高い評判があるマットレスメーカー。帝国ホテル星のや軽井沢などの一流ホテルへの納入実績も豊富です。

    日本ベッドといえば「シルキーポケットシリーズ」が有名。シルキーポケットとは超高密度の交互配列式ポケットコイルで、とろける絹のような寝心地からネーミングされたマットレスです。

    シルキーポケットの超高密度ポケットコイル
    シルキーポケットの超高密度ポケットコイル

    『バネに直接寝られるマットレス』というコンセプトで出来上がった商品なだけあって、そのとろけるような寝心地は唯一無二です。

    椚大輔椚大輔

    シルキーポケットは、ポケットコイルを接着剤を使わずに、職人の手で高密度に敷き詰めます。(こんな製法はどこ探してもありません)

    よって、コイルの動きがとても良いのです。

    ここがポイント

    • 仕立ての良さが評判
    • 高級旅館などへの採用実績が豊富
    • バネを感じない静かな寝心地(シルキーポケット)

    > 日本ベッド(公式)を見る

    8. エアウィーヴ


    airweave
    参照:エアウィーヴ

    スポーツ選手を起用した広告で有名

    エアウィーヴは、ポリエチレン樹脂を使った「ファイバーマットレス」を中心に展開している寝具ブランドです。

    エアファイバー®
    エアウィーヴの芯材「エアファイバー®」

    有名スケート選手などを起用した広告で一気に認知度を高め、マットレス市場全体の客単価を高めたと言われています。

    創業は2004年なので、他のメーカーに比べると新しい企業です。

    椚大輔椚大輔

    エアウィーヴの前身は、釣り糸や漁網を作る機械のメーカーでした。

    釣り糸などに使われている素材(ポリエチレン)を網目状に固めたときの反発性・復元性・通気性などに着目し、エアウィーヴが完成したとのことです。

    ここがポイント

    • 反発性が高く、寝返りが楽
    • 洗える
    • アスリートにファンが多い

    > エアウィーヴ(公式)を見る

    高級メーカーのマットレスを選ぶコツ(まずは「スタンダードモデル」がおすすめ)

    高級メーカーで最初に検討すべきマットレスはコレ

    高級メーカーは商品数が多いこともあり、どのように選んだらいいか戸惑うこともあるでしょう。

    そこで『高級メーカーのマットレスを選びたい』と考えている人は、まずはスタンダードモデルを検討するのがおすすめです。

    メーカーには、すべてのマットレスの基準(スタンダード)となるモデルがあります。

    そして、スタンダードモデルは多くの人に合いやすい寝心地を狙って作られることが多いため、最も失敗しにくいモデルなのです。

    椚大輔椚大輔

    もし、スタンダードモデルが気に入らなかった場合、そこを基準に好みや条件をプラス・マイナスしていくと、最短距離であなたにぴったりなマットレスが選びやすいです。

    上記でご紹介した高級メーカーにおけるスタンダードモデルは以下のとおりです。

    シモンズ「ゴールデンバリュー」

    シモンズ永遠のスタンダードモデルと言われ、最も人気があるマットレス。平均的な日本人体型によく合い、幅広い人に受け入れられる「やや硬め」の寝心地です。シモンズのマットレスの入門編としてもおすすめです。

    このマットレスを見てみる >

    シーリー「レスポンス エッセンシャルズ™ PT」

    シーリーのスタンダードシリーズ。体圧に合わせて反発力が変化するポスチャーテックコイルと、厚みがある詰め物(ピロートップ)を採用した程よい硬さと柔らかさを実現したモデルです。

    このマットレスを見てみる >

    サータ「ライトブリーズ 5.8(#09)」

    サータを全米No.1に押し上げたと言われる「i series(アイシリーズ)」。その中で最も人気モデルの後継商品です。ブレスフォート(低反発フォーム)×ポケットコイルの組み合わせに加え、銀イオンによる抗菌加工も魅力。

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    マニフレックス「モデル246」

    マニフレックスの芯材「エリオセル®」を100%使用した高反発マットレス。エリオセル®ならではのしっかりとした反発性を存分に味わえつつ、シングルサイズで5万円という低価格で買えることも魅力です。

    このマットレスを見てみる >

    テンピュール®「プロ プラス(ふつうのかたさ)」

    テンピュール®マットレスの原点となる最も人気のモデル。テンピュール ®素材の特徴が最もよく表現されていて、宙に浮いた静かな寝心地が得られます。プログレードは硬さが4つから選べますが、「ふつうのかたさ」が最もスタンダードな寝心地です。

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    フランスベッド「ライフトリートメント LT-5000」

    基幹シリーズ「ライフトリートメント」はフランスベッドの中でも選びやすさを目指して立ち上げられました。スタンダードモデルはLT-5000というモデルですが、フランスベッドの特徴的な機能性(ブレスエアー®やプロ・ウォール®など)を搭載したLT-7700 PW-MON 以上がおすすめです。

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    日本ベッド「シルキーポケットレギュラー」

    日本ベッドの代名詞とも言えるポケットコイルマットレスの傑作。高品質のバネを使用したコイルを超高密度に敷き詰め「バネに直接寝られる」レベルで作られています。バネ当たりがない静かな寝心地と、耐久性の高さが特徴です。

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    エアウィーヴ「S03」

    表と裏で寝心地が異なるエアファイバーを搭載したモデル。エアファイバーは3分割になっているので、体の部位ごとに寝心地を柔らかくしたり硬くしたりできます。

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    ココが大事!失敗しないマットレス選びの最重要ポイント4つ

    選ぶポイント

    椚大輔椚大輔

    失敗しないマットレス選びのコツは、まずは以下の4つのポイントを抑えることです。

    マットレス選びの最重要ポイント

    1. 硬さ
    2. 耐久性
    3. 反発性
    4. サイズ

    1. マットレスの硬さの選び方

    マットレスの硬さの選び方

    最重要ポイントと言えるのが「硬さ」です。

    硬さが合わないと、どんなに優れたマットレスでも寝心地にストレスを感じます。

      硬さ選びのポイント
      1. 硬さの目安は「寝姿勢」と「体型(性別)」
      2. 「好み」や「慣れ」も重要
      3. 迷ったら「少し硬め」のマットレスがおすすめ

      a. 寝姿勢と体型(性別)

      寝姿勢と体型(性別)によって、合う硬さの目安は以下のとおりです。

      条件 硬めが合う やわらかめが合う
      寝姿勢 仰向き 横向き
      体型(性別) 男性的 女性的
      傾向 日本人に多い(仰向け寝が多く、平坦な体型) 欧米人に多い(横向き寝が多く、ボリューミーな体型)

      ポイントは「体のライン」です。

      体のラインが平ら(仰向き・男性的)の場合は、沈み込み過ぎないように硬めが合いやすいです。

      仰向き寝
      仰向き寝(体のラインが平坦)

      逆に、体のラインがハッキリ(横向き・女性的)の場合は、フィットしやすいようにやわらかめ寝心地が合いやすいです。

      横向き寝
      横向き寝(肩や臀部が深く沈み込む)

      ただし、これはあくまで目安です。

      例えば「男性×仰向き」といった、同じ条件(この場合「硬めが合う」)に当てはまる場合は、ミスマッチは少ないと思います。

      しかし、「男性×横向き」「女性×仰向き」といった組み合わせの場合は、どちらを優先させるかは個別(個人)の問題になります。

      b. 硬さ選びは「好み」や「慣れ」も重要

      硬さ選びには自分自身の「好み」や「慣れ」も重要です。

      やわらかめのマットレス
      今まで使ってきた寝具と向き合うことも大切

      要するに、今まで使ってきた寝具の寝心地が好きであれば、似た傾向の硬さを選ぶのが失敗が少ないです。

      c. 迷ったら「少し硬め」のマットレスがおすすめ

      自分の好みがハッキリしている人は別ですが、マットレス選びに不安がある人は「少し硬め」くらいの寝心地がおすすめです。

      なぜなら、あとから調節しやすいからです。

      もし買ったあとに「自分には硬すぎるな」と思ったら、敷きパッドやマットレストッパーなどで、やわらかく調整すれば良いのです。

      マットレストッパー
      マットレストッパー(上の白い敷物)

      逆にやわらかいマットレスは硬く調整することが困難です。また、硬すぎても調節しきれない場合もあります。

      よって、「迷ったら少し硬め」がマットレスを選びの鉄則です。

      椚大輔椚大輔

      硬さ選びについての関連記事は以下のとおりです(気になる人は目を通してください)。

      2. 耐久性が高いマットレスの選び方

      耐久性が高いマットレスの選び方

      耐久性はマットレスを長く使う上で大切なポイントです。

      マットレスの耐久性は、「価格帯」と「素材」でチェックしましょう。

      耐久性のチェックポイント
      1. 価格帯
      2. コイルマットレスの場合
      3. ウレタンマットレスの場合
      4. ファイバーマットレスの場合

      a. マットレスの価格帯と耐久性

      マットレス

      基本的にマットレスは価格に応じて耐久性が高まります。

      以降で、耐久性の判断基準もご紹介しますが、価格で判断するのが最もシンプルでしょう。

      結論から言うと、安心できるレベルとして「最低で3万円前後・無難で5万円前後」がおすすめです。

      価格帯と耐久性の関係はざっくりと以下のような感じです。

      価格帯 価格帯(返品保証付き) 耐久性の目安
      1万円以下 3万円以下 数か月~3年
      3万円前後 5万円前後 3年~7年
      5万円前後 7万円前後 7~10年
      8万円以上 10万円以上 10年前後
      高級ブランド 10~30年

      ※当サイトの基準です

      ちなみに、返品保証付きのマットレスは、1~3万円くらいの返品コストを負担するとお考えください。(要するに適正価格より1~3万円くらい高いです)

      お試し期間(返品保証)付きマットレスの仕組み
      お試し期間(返品保証)付きマットレスの仕組み
      椚大輔椚大輔

      『とにかく安いマットレスが良い!』という人は、激安モデルならではのデメリットや特徴を知っておいた方がミスマッチは少ないと思いますので、以下の記事をご参考ください。

      b. コイルマットレスの耐久仕様

      高密度連続スプリング®

      コイルマットレスは様々な要素(仕様)が複雑に絡み合っているため、最も耐久性の判断が難しいです。

      なので、結論から言うと、特にコイルマットレスは「価格=耐久性」がシンプル・イズ・ベストな考え方です。

      参考までに、コイルマットレスの耐久性に関係する仕様(と意味)は以下のとおりです。

      仕様 意味
      芯種 芯材の種類(ボンネル・ポケット・高密度連続スプリング®)
      線種 JISで定めるバネ素材の品質(「SWRH 72 B C」など)
      密度 コイルの数(約450個/S以上であれば耐久性に差は出ない)
      スプリング圧縮率 ポケット(不織布)に入れる際にどれほど圧縮したか ※ポケットコイルのみ
      仕立ての技術力 コイルの配列のズレや接着の丁寧さなど

      芯種(芯材の種類)では、高密度連続スプリング®が最も耐久性が高いです。

      高密度連続スプリング®の構造
      高密度連続スプリング®の構造(1本の鋼線で1列を編み込むため超高耐久)

      ただし、他の仕様によって、耐久性の優劣が変わります。

      線種 密度
      線種が意味するもの ポケットコイルの密度
      スプリング圧縮率 仕立ての技術力
      圧縮率の違い ポケットコイルのズレ

      これらを極めるのは現実的ではない(寝心地のバランスも考えると迷宮入りする)ので、上でお伝えしたとおり、価格の高さ=耐久性の高さと考えてもそこまで差し支えないと思います。

      もちろん、メーカーによってコストパフォーマンスの良さは変わりますが、「無難なラインで5万円前後以上」くらいが耐久性として安心できるレベルです。

      c. ウレタンマットレスの耐久仕様

      ウレタンマットレス

      ウレタンマットレスは、耐久性の判断がシンプルです。

      ウレタンマットレスの耐久性は「復元率」と「密度」で決まります。

      仕様 意味
      復元率 8万回圧縮後、どれほど形状が元に戻っているか(表示義務あり)
      密度(D) ウレタンフォームの重さ(重いほど耐久性が高い)

      密度と復元率における耐用年数の目安は以下のとおりです。

      復元率 密度 寿命
      90~95% 20D前後 ~1年
      95~96% 25D前後 数か月~3年
      96~98% 30~36D前後 3~5年
      98~99%以上 40D前後 5~7年
      50D前後 10年前後

      ※当サイトの基準です

      安心できるレベルとしては、「復元率96%(理想は98%以上)」がおすすめです。

      復元率
      復元率

      なお、密度は詐称できたりするので、密度が高くても復元率(JISのテスト結果)が悪い商品は、「低品質な高密度ウレタンマットレス」とお考えください。

      よって、最も信頼できるのは復元率です。

      椚大輔椚大輔

      実は、JISの8万回テストでは差があまり出ない(高止まりしている)こともあるので、例えば2倍(16万回)や、3倍(24万回)など回数を増やして復元率をテストしている商品は特に耐久性が安心できます。

      d. ファイバーマットレスの耐久仕様

      ブレスエアーエクストラシルキー®

      ファイバーマットレスも比較的シンプルです。

      ファイバーマットレスは、「復元率」と「硬さ保持率」で耐久性を比較できます。

      仕様 意味
      復元率 8万回圧縮後、どれほど形状が元に戻っているか
      硬さ保持率 8万回圧縮後、どれほど硬さが劣化しないか

      ただし、両方ともJIS規格で計測しますが、ファイバーマットレスは表示義務がありません。

      よって、すべてのファイバーマットレスで、復元率・硬さ保持率を表示しているわけではないため、比較するのが難しいことも多いです。

      なお、ファイバーマットレスは、復元率が低めで、硬さ保持率が高めなことが特徴です。

      要するに、ヘタリやすい(形状が劣化しやすい)ですが、硬さは変わりにくい(やわらかくなりにくい)ということです。

      椚大輔椚大輔

      ファイバーマットレスは、同等の価格帯で比較した場合、他の芯材(コイル・ウレタン)よりも耐久性は低めです。

      よって、「耐久性対価格」というコストパフォーマンスで考えると、ファイバーマットレスは最も良くないです。

      3. マットレスの反発性の選び方(低反発と高反発どちらが良い?)

      低反発と高反発

      反発性(反発弾性)とは、跳ね返す力のことです。

      なお、ウレタンフォームのみ、JIS規格の「反発弾性率(はんぱつだんせいりつ)」によって反発性は分類されます。

      反発弾性率 反発性の分類
      15%未満 低反発
      15~49% 一般(レギュラー)
      50%以上 高反発(高弾性)

      一方、スプリングコイルやファイバーなどの素材には、そもそも反発性の分類(規格)がありません。

      よって、厳密には「低反発」や「高反発」といった言葉はウレタンフォームに関するものとお考えください。

      椚大輔椚大輔

      ちなみに「高反発=硬い、低反発=やわらかい」とお考えの方もいるかもしれませんが、反発性と硬さは別の話です。(やわらかい高反発もあります)

      a. 低反発マットレスの特徴とおすすめの人

      低反発フォーム

      低反発はこんな人におすすめ

      • 静かな寝心地が好きな人
      • 圧迫感を軽減したい人
      • フィット感がある寝心地が好きな人

        低反発は、押して離すとゆっくり形状が戻る素材です。

        衝撃吸収性が高く、揺れにくい寝心地が特長で、二人で寝る人や、静かな寝心地が好きな人におすすめです。

        なお、低反発マットレスは、宇宙船(NASA)の一部に使われる衝撃吸収材として開発されたテンピュール®素材をマットレスに応用したことを起源とします。

        フィット感が強いことで、蒸れやすさ寝返りが打ちにくいというデメリットもありますが、低反発だから実現できる「雲のような寝心地」は入眠時においては最も気持ちよく感じる素材でしょう。

        椚大輔椚大輔

        実は「低反発」という言葉は造語で、正しくは「メモリーフォーム(形状記憶素材)」と言います。

        b. 高反発マットレスの特徴とおすすめの人

        高反発フォーム

        高反発はこんな人におすすめ

        • 寝返りを打ちやすくしたい人
        • 沈み込みが気になる人
        • 寝苦しく感じている人

        高反発は、押して離すと勢いよく形状が元に戻る素材です。

        低反発のデメリットである「蒸れやすさ(沈み込みやすさ)」や「寝返りのしにくさ」を改善する目的で開発されました。

        高反発は元に戻る力が強いため、沈み込みが少なく、人間が立っている状態と近い骨格を支えられます。(=寝姿勢保持性が良い)

        低反発に比べるとフィット感や衝撃吸収性は低めですが、反発力が高いため、体の動きへのサポート力があり、寝返りしやすいことも特長です。

        なお、反発力的には、スプリングコイルやファイバー、ラテックスなどの素材も「高反発」と呼べる性質があります。

        椚大輔椚大輔

        「高反発」という言葉を世界で初めて使ったのは、イタリアの寝具ブランド「マニレックス」です。

        4. マットレスのサイズの選び方

        マットレスのサイズ一覧

        サイズはマットレス選びにとても大事なポイントです。

        サイズを間違えてしまうと快適な睡眠・住居環境を得られません。

        マットレスのサイズ一覧

        サイズ横幅人数シーン
        セミシングル80cm1人小柄な人
        シングル97cm前後1人1人でジャスト
        セミダブル120cm1~2人1人で余裕
        ダブル140cm2人2人でジャスト
        クイーン160cm2人2人で余裕
        キング180cm2人以上夫婦+子ども

        ※メーカー・商品によって多少差あり

        なお、マットレスの縦幅は約195cmです。

        続いて各サイズの特徴をご紹介します。

        セミシングル(SS)

        セミシングルのサイズ感

        横幅が約80cmの最もコンパクトなサイズ。小柄な女性や子どもが寝るのにおすすめで、狭い部屋にも置きやすいです。ただし、コンパクトすぎて、平均的な体型の人は窮屈に感じるでしょう。

        シングル(S)

        シングルサイズのサイズ感

        横幅が97cm前後のサイズで、大人1人でぴったりな大きさです。シングルサイズのベッドは特に流通量が多いので、豊富な種類から選べます。小柄な女性ならゆったり寝られますが、体格が大きい男性は窮屈に感じるサイズです。

        セミダブル(SD)

        セミダブルのサイズ感(一人で寝た場合)

        横幅が約120cmの大きさで、一人でゆったり寝られるサイズです。一人暮らしを始めるならセミダブルがおすすめです。パートナーが出来ても、ギリギリ二人でも寝られる広さなので、しばらくはベッドを買い替える必要がないサイズです。

        ダブル(D)

        ダブルサイズのサイズ感

        横幅が約140cmの大きさで、二人でも快適に寝られるサイズです。よく「二人で寝るならクイーンサイズがおすすめ」と聞きますが、日本人の平均的な体型ならダブルサイズでもそこまでストレスを感じないと思います。

        クイーンサイズ以上になるとベッドシーツなどのアクセサリーの種類が極端に減るので、ダブルサイズは使い勝手が良い大きいサイズと言えます。

        クイーン(Q)

        クイーンサイズのサイズ感

        横幅が約160cmの大きさ。二人でゆったり寝たいならクイーンサイズがおすすめです。ただし、ベッドシーツなどの品ぞろえはクイーンサイズ以上になると少なくなります。

        商品によってはマットレスが分割されている場合もあります。分割の場合、中央の分かれている部分の寝心地が悪くなりますが、お互いの振動が伝わりにくくなるメリットもあります。

        キング(K)

        キングサイズのサイズ感

        横幅が約180cmの大きさ。広大なため二人で贅沢に寝られます。また、子どもと一緒に3人で寝ることもできるサイズです。

        クイーンサイズと同様、マットレスが分割されているパターンがあります。分割マットレスの場合、シングル(97cm)×2か、シングル(97cm)+セミシングル(80cm)となるので、将来マットレスを子ども部屋用に分割し使い続けることもできます。

        おすすめのマットレスのサイズは?

        一人ならセミダブル二人ならダブルサイズ以上のマットレスがおすすめです。

        基本的にマットレスは大きいサイズの方が快適に眠れます。

        人は肩幅の2~3倍ほど寝返りを打つと言われ、一人の場合でも快適に眠るためには横幅120cm(セミダブル)は必要です。※人の肩幅は平均40cmほどです

        参考までに筆者(身長170cm、体重58kg)が寝たサイズ感は以下のとおりです。

        シングル セミダブル
        シングルサイズのマットレス セミダブルのマットレス

        部屋の広さとの相談ですが、出来る限り大きいサイズのマットレスがおすすめです。

        マットレスの縦幅の違い(ショート丈・ロング丈)

        身長差

        以上でご紹介したサイズは横幅(Wide)の話でしたが、商品によっては縦幅(丈(たけ)=Length)を選べるマットレスもあります。

        通常のマットレスの縦幅は195cmですが、それよりも短いサイズを「ショート丈」、長いサイズを「ロング丈」と言います。

        長さ(丈)の違い
        長さ(丈)の違い

        ただし、ショート丈・ロング丈が選べるマットレスはとても少ないので、探している人は下記でご紹介している「関連記事」をご参考ください。

        ショート丈(縦幅180cm)

        通常丈とショート丈の比較

        ショート丈の長さは約180cm。通常の長さと比べて、およそ15cm短いです。

        ショート丈は身長160cm以下の人なら快適に寝られます。省スペースで設置できるので狭い部屋に住んでいる人にもおすすめです。

        ロング丈(縦幅205~215cm)

        通常丈とロング丈

        ロング丈の長さは205~215cm。通常の長さと比べて、およそ10~25cm長いです。

        身長が180cm以上になると、通常丈のマットレスでは窮屈に感じやすいので、ロング丈を選ぶとゆったりと寝られます。

        なお、ロング丈はメーカーや商品によって規格(長さ)が異なることが多いので、よく確認しましょう。

        椚大輔椚大輔

        快適に眠れるマットレスの長さは「身長×1.05+15cm」とされています。

        この式に当てはめると身長175cm以上の人は、通常のマットレスの丈(195cm)では短すぎるのです。

        とはいえ、脚を開いたり横向きで寝たりすることを考えると身長180cm未満の人は通常のマットレスの長さでも問題ないでしょう。

        こんなところも?さらに失敗しないマットレス選びのチェックポイント10個

        椚大輔椚大輔

        すぐ上でご紹介した「最重要ポイント4つ」よりも重要度は少し低くなりますが、マットレス選びに失敗しないために抑えておきたい情報をご紹介します。

        抑えておきたい10個のポイント

        1. 通気性
        2. 揺れにくさ
        3. ゾーニング
        4. お届け時に梱包状態
        5. 軽量すぎるのは要注意
        6. 捨てやすさ
        7. 返金保証付き(お試し期間)
        8. レンタルサービス
        9. 高衛生
        10. 環境への配慮

        1. 蒸れが気になる人は「通気性」

        通気性が高いウレタンマットレス

        通気性の良し悪しもマットレスによって異なります。

        基本的には芯材の空洞が多いほど通気性が高まるので、睡眠時の蒸れが気になる人は、ファイバーマットレスや、オープンコイルマットレス(高密度連続スプリング®やボンネルコイル)がおすすめです。

        しかし、芯材以外にも詰め物やカバー等の仕様によって通気性は変わるので、商品ごとに通気構造をチェックしましょう。

        2. 二人で寝る人は「揺れにくさ」

        マットレスの衝撃吸収性

        特に二人で同じマットレスに寝る人は、お互いの振動が伝わりにくい(揺れにくい)マットレスを選ぶのがおすすめです。

        揺れにくさはクッション材の種類によって変わります。

        結論から言うと「ウレタンマットレス」と「ポケットコイルマットレス」が揺れにくいマットレスの種類です。

        3. マットレスのゾーニングのあり・なし

        ゾーニングとは簡単に言うと「場所によって硬さや寝心地を変えること」です。

        ゾーニングの主な目的(種類)は以下の3つです。

        沈み込み防止(センターハード) 外周強化(エッジサポート) 圧力分散(プレッシャーリリーフ)
        センターハード プロ・ウォール® 肩部分がしっかり沈み込む

        この中で特におすすめなのは外周強化(エッジサポート)です。

        プロ・ウォール®
        エッジサポート(フランスベッドの「プロ・ウォール®」)

        端が沈み込みにくいマットレスは、ワンサイズ上の使用感が得られ、2台ならべても使いやすい・腰掛けやすいといったメリットが多く、外周のみのゾーニングのため、寝心地面でデメリットはほぼありません

        要するにエッジサポートは「あるに越したことはない仕様」と言えるでしょう。

        4. 配送と梱包状態

        左:圧縮タイプ、右:非圧縮タイプ

        マットレスの配送方法は以下の2パターンに分かれます。

        マットレスの配送方法

        1. 大型配送便(非圧縮タイプ)
        2. 宅配便(圧縮タイプ)

        伝統的なスプリングコイルマットレス(高級ブランドなど)では、マットレスそのままの形で梱包する「非圧縮タイプ」が多いです。

        一方、最近では物流費の高騰から、特に低価格帯のマットレスでは押しつぶしてロール状に梱包する「圧縮タイプ(ベッド・イン・ボックス)」が増えてきています。

        タイプ 非圧縮 圧縮
        画像 非圧縮 圧縮
        配送方法 大型配送便 宅配便
        納期  2~3週間  最短で2~3日
        日時指定 NG  OK
        再配達 有料が多い  基本的に無料
        搬入のしやすさ  〇

        以上のとおり、大型配送便(非圧縮タイプ)は、配送のデメリットが多いですが、圧縮できないパーツを搭載できるので、寝心地を追求しやすいことはメリットです。

        5. 「軽すぎる」マットレスには要注意

        軽いマットレス

        マットレスを選ぶ際に「軽いこと」を重視する人もいるかもしれませんが、軽すぎるマットレスにはご注意ください。

        特に体積に対して軽すぎる商品は耐久性が低い(スカスカな低密度仕様のため軽くなっている)可能性があります。

        どうしても軽量なマットレスが良い場合は「薄型の高密度タイプのウレタンマットレス」を選ぶのがおすすめです。

        6. 見落としがちの「捨てやすさ」

        ゴミ袋に入ったマットレス

        マットレスは重いものでシングルサイズあたり30kg以上の商品もあります。さらに大きいセミダブル・ダブルのサイズになると持ち運びに苦労するでしょう。

        特に力が弱い人や、他の人に手伝ってもらうことができない環境の人は、廃棄するときのことを考えて、「捨てやすさ」という視点で選ぶのもおすすめです。

        結論から言えば「薄型のウレタンマットレス」が最も捨てやすいマットレスです。

        薄型のウレタンマットレス
        薄型のウレタンマットレス

        スプリングマットレスなどを捨てる場合、基本的に粗大ごみ扱いとなりますが、ウレタンマットレス(ウレタンフォーム)はハサミや手で裁断ができ、細かくちぎれば家庭ごみとして捨てることができます。

        ウレタンフォームはちぎりやすい
        ウレタンフォームはちぎりやすい

        お住いの地域によってゴミ出しのルールは異なるので、必ず各自治体のホームページなどをご確認ください。

        7. それでも迷ったら「返金・返品保証付きマットレス」

        気に入らなかった時に安心の「返金・返品保証」

        できるだけ失敗したくない人は「返金・返品保証付き」のマットレスを選ぶのもおすすめです。

        返金・返品保証とは、マットレスを購入後、一定期間まで返品・返金の保証が受けられるサービスのことです。

        ただし、基本的に定価(販売価格)は、マットレス本体の適正価格よりも2~3万円くらいの返品コストが上乗せされた価格に設定されているので、「寝心地対価格」で考えると割高感はあります。

        しかし、マットレス選びが失敗しにくい手段として考えると、非常に優れたサービスです。

        8. 期間限定で使いたい人は「レンタルサービス」

        家具レンタルサービス「かして!どっとこむ」のトラック

        『期間限定でマットレスを使いたい』『引越しなどの初期費用をできるだけ抑えたい』という人は、レンタルサービスを利用するのも手です。

        最安で月額1,000円程度で借りられるサービスもあるので、気軽にマットレスを使えます。

        ただし、基本的にレンタルサービスのマットレスは中古品のことが多く、人が使ったマットレスで寝るのに抵抗がある人はおすすめできません。

        レンタルサービスのマットレス&ベッドフレームの例
        レンタルサービスのマットレス&ベッドフレームの例(かして!どっとこむ

        実際に筆者も中古品を体験しましたが、独特なニオイもあり、正直新品を買った方が良いと思いました。

        ただし、レンタルサービスによっては新品を選べる(リクエストできる)会社もあるので、ご興味ある方は比較検討いただければと思います。

        9. 最近のトレンド「高衛生マットレス」とは?

        抗菌加工されているマットレスの生地

        以前から、軽度の抗菌性(抗菌防臭加工)がある商品もありましたが、より抗菌性が高い「制菌」や、「抗ウイルス」等の衛生機能を高めたマットレスが続々と開発されています。

        機能綿
        機能綿の一種(緑色の綿には消臭性・防ダニ性がある)

        衛生技術については各社各様で、期待できる効果も多種多様です。

        通常のマットレスよりも価格は少し高くなりますが、衛生面を気にされる方におすすめです。

        10. 環境への配慮

        分解できるポケットコイルマットレス(源ベッド「夜香スタンダード」)

        最近では「サステナブル」や「SDGs」といった言葉が注目され、マットレスにおいても各メーカーで環境に対する取り組みが盛んになってきました。

        特にスプリングコイルマットレスは、廃棄時の問題(捨てにくい・粗大ごみでも回収できない自治体がある など)があるため、「分解しやすい構造」をフランスベッドや源ベッドでは独自に開発しています。

        他にも、原料や安全性などを工夫している商品もあり、『なるべく環境に配慮したマットレスを選びたい』という人におすすめです。

        見るべきは低評価!マットレスの口コミ(レビュー)を読むコツ

        レビューの集計

        口コミ(ユーザーレビュー)の評価の高さで、マットレスを決める人もいるのではないでしょうか。

        実は、レビューを見るとき、本当に参考にすべきは高評価ではなく低評価です。

        なぜなら、高評価では主観的・感覚的な「寝心地の良さ」が大多数を占めるのに対して、低評価では具体的な弱点が言及されていることが多く、マットレスの特徴だけでなく、品質も把握しやすいためです。

        低評価の集計例
        低評価の内容をExcelなどで集計し、比較してみるのもおすすめです

        レビューを見るコツは以下の3つです。

        見るべきポイント 目的
        不満足度の比較 低評価(星3以下)の割合の高さを比較する
        不満足の内容と傾向 低評価コメントの具体的な内容を確認し、傾向を知る
        直近の傾向 直近で低評価が多い場合は要注意&過去の一時的な問題による低評価が総合評価を低くしている可能性を確認

        特に、特徴が似たマットレス同士を比較・検討する際に上記のチェックポイントは役に立ちます。

        なぜなら、マットレスの特徴が似ているほど、購買しているユーザーの属性も近くなると考えられるからです。

        【体験・レビュー済み】マットレスの評価ランキング(全119商品)

        体験・検証の様子

        当サイトでは、実際の体験が特に大切と考えており、しっかりと体験・検証したうえで「本当に良い!」と思ったマットレスを中心におすすめ商品をご紹介しています。

        以下の表では、今まで体験レビュー記事を書き、評価付けをしたマットレスをまとめています。※見切れる場合、横スクロールしてください

        順位総合得点商品(リンクはレビュー記事)メーカー価格(Sサイズ)タイプ
        14.09咲夜レアル源ベッド¥44,990ポケットコイル
        24.01咲夜No Way!源ベッド¥69,990ポケットコイル
        33.97夜香 ハイグレード源ベッド¥30,900ポケットコイル
        43.93夜香 プレミアム源ベッド¥36,900ポケットコイル
        53.91夜香 ハイグレード デオファクター源ベッド¥38,900ポケットコイル
        63.90(トッパー)VIROBLOCKトッパーマニフレックス¥24,200エリオセルMF®
        73.88夜香 プレミアム デオファクター源ベッド¥44,900ポケットコイル
        83.87咲夜ハイフィール源ベッド¥39,900高反発ウレタン
        93.82SOMRESTAマットレスPREMIUMリフレーションジャパン¥59,800高反発ウレタン
        103.82NELLマットレスモート¥75,000ポケットコイル
        113.80サステナブルウイングマニフレックス¥38,500エリオセル®
        123.79シルキーシフォン日本ベッド¥231,000高密度ポケットコイル
        133.75夜香 クラシック源ベッド¥44,900ポケットコイル
        143.75コアラマットレスプラスPLUSコアラ®¥99,900多層ウレタンマットレス
        153.74ゼロギャップ®リフレーションジャパン¥39,800高反発ウレタン
        163.73シルキーポケット日本ベッド¥172,000ポケットコイル
        173.72ゼロギャップ®&リッチリフレーションジャパン¥52,800高反発ウレタン
        183.72快眠タイムズ マットレス快眠タイムズ¥50,000高反発+低反発ウレタン
        193.72デラックス マットレス源ベッド¥49,900ポケットコイル
        203.72SOMRESTAマットレスEvoリフレーションジャパン¥98,000高反発ウレタン
        213.72モデル246マニフレックス¥50,600エリオセル®
        223.71LT-7700(ハード)フランスベッド¥231,000高密度連続スプリング®
        233.69エマ・プレミアムV2エマ・スリープ¥194,800ポケットコイル+ウレタン
        243.69スリーピー・いなり眠豆腐¥39,800ウレタン+EPE
        253.68コアラマットレスシュプリームSUPREMEコアラ®¥149,900多層ウレタンマットレス
        263.67コアラフトン OASISコアラ・スリープ¥49,900高反発ウレタン
        273.66IWONUマットレスIWONU(北沢)¥77,000低反発ウレタン
        283.64ウェクセルマットレスウェクセル¥95,000ポケットコイル
        293.64(トッパー)SOMRESTAリフレーションジャパン¥29,800高反発ウレタン
        303.63バリューポケットコイルネルコンシェルジュ¥12,990ポケットコイル
        313.63エマ・マットレス ハイブリッドエマ・スリープ¥145,000ポケットコイル+ウレタン
        323.62cocoil(ココイル)双日九州¥98,0002層ポケットコイル
        333.61オアシス敷布団快眠タイムズ¥24,000高反発ウレタン
        343.60(トッパー)クールトッパーマニフレックス¥37,400エリオセルMF®
        353.60(トッパー)スウィートドリーム快眠タイムズ¥25,300高反発ウレタン
        363.60コアラマットレス BASIC MK-1コアラ・スリープ¥49,900ウレタン
        373.60リーフ・マットレスNELPANDA(ネルパンダ)¥48,800高反発ウレタン
        383.59NEWコアラBREEZEコアラ・スリープ¥122,000ウレタン
        393.58スマートグリッド リュクス マットレスザ・スリープカンパニー¥66,400超高弾性ポリマー
        403.58LT-7700(ミディアムソフト)フランスベッド¥231,000高密度連続スプリング®
        413.58ゼロギャップ®SEリフレーションジャパン¥29,800高反発ウレタン
        423.57イエローシープMINIMA¥49,800ポケットコイル
        433.56Green Tea 低反発マットレスZINUS(ジヌス)¥10,990低反発ウレタン
        443.56NEWコアラBAMBOOコアラ・スリープ¥168,000ウレタン
        453.56ホテルマットレス HEC-250フランスベッド¥88,000高密度連続スプリング®
        463.56国産ポケットコイルマットレスビーナスベッド¥44,800ポケットコイル
        473.56夜香 スタンダード源ベッド¥27,900ポケットコイル
        483.56ララパンダマットレス(スプリング)ララパンダ¥24,800ポケットコイル
        493.56キュリエスAG(Ag-MH-055α)フランスベッド¥100,000高密度連続スプリング®
        503.55フレアベル プレミアムアキレス¥71,280ウレタン
        513.54IFM-002フランスベッド¥39,900高密度連続スプリング®
        523.54guguマットレスグーグースリープ¥78,000高反発+低反発ウレタン
        533.54ムアツマットレス(20年ムアツ X)昭和西川¥143,0003層ウレタンフォーム
        543.53薄型ポケットコイルマットレスネルコンシェルジュ¥11,490ポケットコイル
        553.53HOLLOWエアリゾーム¥19,990ポケットコイル
        563.52エッセンシャル・マットレスエコサ¥24,000ポケットコイル
        573.51ムアツふとん昭和西川¥41,800ウレタン
        583.51オリジナルコアラコアラ・スリープ¥69,000ウレタン
        593.51スリーピー・とうふ眠豆腐¥79,800ポケットコイル+ウレタン
        603.50ふわふかマットレスネルコンシェルジュ¥19,900ポケットコイル
        613.47(トッパー)エコラテ6cm快眠タイムズ¥9,990ウレタン
        623.47AQUA-RESTコイズミファニテック¥80,0002層ポケットコイル
        633.47GOKUMINプレミアムスプリングマットレスGOKUMIN¥16,980ポケットコイル
        643.47腰肩安眠ココスリープ¥70,1803層ウレタンフォーム
        653.46(トッパー)エアロクレイドルファインテン¥49,500ファイバー
        663.45エマ・マットレス ラグジュアリーエマ・スリープ¥280,000TPE×ウレタン×ポケットコイル
        673.43モットングリボー¥39,800高反発ウレタン
        683.43バローレネルコンシェルジュ¥38,000高反発ウレタン
        693.43エコサ・マットレスエコサ¥42,000ウレタン
        703.42ATHLETEリテリー¥81,800ファイバー
        713.41シープ(PMTS25N)アイリスオーヤマ¥27,800ラテックス+ポケットコイル
        723.40エコラテ3つ折り快眠タイムズ¥16,990ウレタン
        733.37シーリーフトン プレミアムSealy(シーリー)¥80,000ウレタン&ラテックス
        743.37ホテルマットレス HEC-360フランスベッド¥297,000高密度連続スプリング®ダブルデッキ
        753.37ハイグレード2層ポケットベストバリュースタイル¥34,980ポケットコイル
        763.36DORMIRA 高密度ポケットコイルモダンデコ¥25,999ポケットコイル
        773.36ヒツジのいらないマットレス太陽¥66,000TPE×高密度ファイバー
        783.36東京ベッド×neruco東京ベッド¥39,900ポケットコイル
        793.35エアーSI西川¥104,500ウレタン
        803.35プロプラステンピュール®¥264,000低反発ウレタン
        813.33NEWコアラマットレスコアラ・スリープ¥82,000ウレタン
        823.32高反発マットレス(三つ折り・10cm)モダンデコ¥6,999ウレタン
        833.32エマ・マットレスエマ・スリープ¥108,000ウレタン
        843.29エマ・マットレス プレミアムエマ・スリープ¥129,000ポケットコイル+ウレタン
        853.28純高反発マットレス(三つ折り)タンスのゲン¥6,999ウレタン
        863.28SOERUマットレス錦之堂インターナショナル¥115,000ポケットコイル
        873.28(ふるさと納税モデル)ゼロギャップ®Type-Jリフレーションジャパン¥177,000高反発ウレタン
        883.28シーリーフトン デラックスSealy(シーリー)¥60,000ウレタン&ラテックス
        893.26エイプマンパッド310ふとんキング¥15,950ウレタン
        903.25エアー 01西川¥49,500ウレタン
        913.25(トッパー)トゥルースリーパープレミアリッチショップジャパン¥29,800ウレタン
        923.24横寝ケア「スリープクリニック」西川¥29,700ウレタン
        933.23RemonマットレスαRemon SLEEP(エムール)¥88,000高反発ウレタン
        943.23エマ・敷布団 プレミアムエマ・スリープ¥97,000ウレタン(三つ折り)
        953.22Atela(アテラ)ブルーブラッド¥22,000特殊形状ウレタン
        963.22エマ・トッパーエマ・スリープ¥50,000ウレタン
        973.20Model HNELL¥350,000ポケットコイル
        983.18圧縮ロールポケットコイルマットレス(厚さ20cm)アイリスオーヤマ¥9,380ポケットコイル
        993.18トゥルースリーパー プレミアベッドマットレスショップジャパン¥67,000ウレタン
        1003.17InofiaクラシックマットレスInofia¥15,500ポケットコイル
        1013.16(トッパー)スリープエンリッチ ノアールライフェンリッチ¥59,800ファイバー
        1023.16Zマットレスネルコンシェルジュ¥10,490ポケットコイル
        1033.15(トッパー)トゥルースリーパーエアフリーショップジャパン¥29,800ウレタン
        1043.15RemonマットレスβRemon SLEEP(エムール)¥132,000低反発ウレタン
        1053.13IWONUマットレスプレミアムIWONU(北沢)¥77,000ウレタン
        1063.12(トッパー)ON CHARGEムーンムーン¥19,800ウレタン
        1073.12シーリーフトン スタンダードSealy(シーリー)¥40,000ウレタン&ラテックス
        1083.09ゼロキューブ新陽トレーディング¥46,980ウレタン
        1093.06ブレインスリープ フロートマットレスブレインスリープ¥88,000ファイバー
        1103.04雲のやすらぎマットレスイッティ¥39,800ウレタン
        1113.02快眠ポケットコイルベストバリュースタイル¥12,800ポケットコイル
        1123.01雲のやすらぎ敷布団イッティ¥39,800ウレタン
        1133.00ボンネルコイルマットレス(17cm)タンスのゲン¥6,999ボンネルコイル
        1142.97Deluxe 10ソフテックス¥139,700ウレタン
        1152.96ポケットコイルマットレス(3Dメッシュ・厚さ22cm)タンスのゲン¥6,999ポケットコイル
        1162.92エマ・オリジナルV2エマ・スリープ¥99,000ポケットコイル
        1172.88LIMNE the mattressリムネ¥79,900ウレタン
        1182.78MyeFoam(Amazonベストセラー)祺勝實業¥5,980ウレタン
        1192.72(トッパー)トゥルースリーパープレミアケアショップジャパン¥27,800ウレタン
        椚大輔椚大輔

        評価の方法や傾向などは、以下の記事をご参考にしてください。

        まとめ

        マットレスの使用イメージ

        いかがでしたか。

        良いマットレスの条件、マットレスの構造、そして価格帯別に厳選したおすすめのマットレスをご紹介しました。

        本気で睡眠にこだわるなら、マットレスだけで15~30万円くらいの予算は必要です。このくらいの予算を出せば、まず間違いない品質のマットレスを手に入れられるでしょう。

        しかし、若い人などは生活環境が変わりやすいので、「せっかく高価なマットレスを買ったのに買い替えないといけない」ということになりやすいです。

        そうした人は、そこまで有名でないメーカーやオンライン限定モデルもぜひ検討ください。

        最もコストパフォーマンスに優れているのは、実店舗を持たないオンライン限定メーカー・ショップです。

        『コストパフォーマンスにこだわってマットレスを選びたい』という方のために、当サイトでは実際に体験・検証をし、レビューを行っており、その中でも本当におすすめできるマットレスをこの記事の冒頭「超厳選の8選」でまとめました。

        最後までお読みいただき誠にありがとうございました。